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鬼斧神工[]

ゲーム内の任務の説明

璃月港の冒険者協会のキャサリンが、あなたを探しているようだ…
(キャサリンと会話する)
キャサリン: ちょうどいいところに来てくれました。旅人さんに最適だと思う依頼がありまして、ぜひ引き受けてください。
危険な依頼なの?
難しい内容なの?
キャサリン: これは、未知なる秘境に関する依頼です。
キャサリン: その秘境について、協会は長期にわたる調査を行いましたが、まだ価値のある情報を得られていません。
キャサリン: 今回の調査を担当する宏朗さんは、臨機応変ができる凄腕冒険者を探していまして…
キャサリン: そこで旅人さんを思いついてのです。
どんな秘境なんだろう…
キャサリン: 宏朗さんはその秘境の入り口にいます。手伝っていただけるのなら、詳しい内容は彼に直接聞いてください。
キャサリン: ではお願いしますね、旅人さん。

(宏朗と会話する)
宏朗: この秘境、一体どういうことなんだ…
依頼について…
宏朗: おや?待てよ…君がキャサリンが言っていた冒険者なのか?
宏朗: 臨機応変ができて、冒険経験が豊富で、優れた腕前…
その通り。
そ、その通りかも…
宏朗: 良かった、手伝ってくれるのか。とていも心強いよ…
それにしても、この秘境はいったい…
宏朗: あ、そうだ…君にはまだ状況を説明していなかったな…
宏朗: 事の経緯はこうだ。少し前、協会の冒険者小隊が野外で奇妙な扉を発見した…今俺の隣にあるこの扉だ。
宏朗: 冒険者小隊は扉を潜り抜けると、なんと未知の秘境に到着したんだ。
宏朗: 最初に入った冒険者たちによると、そこは「空っぽの家」のような状態だったらしい。
どういう意味?
空っぽの…家?
宏朗: それはただの例え。正確に言うと「立幅約五十二歩、横幅五十二歩、高さ不明」のエリアなんだ。
宏朗: 五十二歩までは、石のタイルが敷かれていて、ごく普通のエリアにしか見えない。だが、五十二歩を超えたあたりから濃霧のようなものが充満しているんだ。
宏朗: しかも、エリアから出ようと境界線を越えたやつは…
宏朗: なんと訳も分からずに振り向いて、反対側へ進み始めたり…突然消えて、みんなの後ろに現れたりしたんだ。
宏朗: つまり、どんな方法を使っても、五十二歩を超えた場所にはたどり着けなかった。
道具とかを使ってみたら?
宏朗: もちろん試したよ。でも、何か投げても元の場所に返ってくるし、たいまつの光もその先を照らすことができなかった。
パイモン: だから、その秘境を探索してほしいんだ。
宏朗: その通り。でも…君たちに頼みたいのは、「探索」だけじゃないんだ。
宏朗: ここで説明してもしょうがないから、とりあえず秘境に入ろう。

(秘境内の宏朗と会話する)
パイモン: ここは…
パイモン: ここかおまえが言った、「空っぽの家」みたいな秘境なのか?
どう見てもただの普通の秘境…
見慣れた場所…
パイモン: そうだぞ!オイラたちがいつも探索する遺跡とかもこんな感じだよな?
宏朗: 間違ってなんかない。ここが俺たちを困らせた秘境だ。
宏朗: この秘境が今に見た目に変化したのは…
宏朗: 最近の出来事だ。
パイモン: えっ?
今の見た目に「変化」した?
宏朗: ああその通り。この秘境は…人の心境と共に変化する。
宏朗: 当時の冒険者小隊のリーダーによると、彼らはあの濃霧に覆われた秘境の中で、随分と手こずっていた。みんな我慢の限界に来ていたらしい。
宏朗: その時、小隊の一人が泣き言を言い始めた。
宏朗: 「普通の遺跡だったら、探索はとっくに終わっているはずだ。」
宏朗: 飢饉と眠気に襲われたみんなは、彼の意見に賛同した。
宏朗: そして、この意見に賛同する人が段々と増え、気が付くと冒険者小隊がいる場所は「普通の遺跡」になっていた。
宏朗: その「普通の遺跡」にはからくり、通路や宝箱があり…たいまつも燃えていた。
宏朗: 冒険者小隊は自らでは対応できないと判断し、すぐに協会に戻り報告したんだ。
宏朗: 我々はすぐさま人手を増やし、この秘境の徹底調査を開始した。
宏朗: しかし恥ずかしながら、今はこの秘境が人の心によって変化することだけしか分かっていない。
宏朗: 同時に複数の人が秘境に入れば、最も強烈な思いによって変化する。
パイモン: そんなにすごいのか!じゃあ璃月港をもう一つ作れたりして!
宏朗: それはもう試したが、失敗に終わった…恐らく璃月港を作ろうという願いが足りなかったのだろう。
宏朗: とにかく、俺たちは冒険者たちを募って、思うがままに秘境に変化を起こしてほしいんだ。
宏朗: そして、その変化の裏にある規則や原理を理解し、答えを導き出したい。
じゃあどうすればいい?
なにか特別な方法を使う必要は?
宏朗: そこに装置があるのは分かるか?それが俺たちが配置した「トリガー」だ。とある冒険者が考えた方法なんだ。
宏朗: 分かりやすく言うと、「このトリガーに触れて初めて、秘境を変化させることができる」というのが、彼の願ったことだ。
宏朗: その時、秘境は彼の願いに応えたが、装置が消えないように、定期的に彼を連れてこなければいけない…
そんな方法があったなんて…
宏朗: これもとっさに思いついた方法に過ぎない。そうしないと、この秘境は変化し続けるかもな…
宏朗: でもこの秘境は、あらゆる装置や地形を思いのままに変化させることができる。だから冒険者を鍛えるには、とても適しているんだ。
宏朗: 話しているだけじゃ理解できないと思うから、自分で試してみてよ。
宏朗: あそこの「冒険コイン」は見えるか?それも俺たちの思いで作り出したものだ。
宏朗: 旅人、まずはその「冒険コイン」を手に入れてみてよ。
(宏朗と再び会話する)
宏朗: 旅人、まずはその「冒険コイン」を手に入れてみて
(冒険コイン入手後、宏朗に話しかける)
宏朗: おお、さすがだ!秘境の操作方法をこんな速く理解するとは。
宏朗: じゃあ君に任せたよ。想像力を働かせて、この秘境を思いっきり変えてみて。
宏朗: はぁ…秘境の変化の裏にある規則を、早く見つけられるといいな…