原神 Wiki
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「万民堂」の新人シェフ兼給仕。料理に対して人一倍情熱を持っており、激辛料理を得意とする。
まだまだ若いが料理の腕はピカイチで、チ虎岩の食通たちの間では名が知れ渡っている。
彼女に試食を頼まれたら、安心して口にすると良い。きっと期待を裏切らないはずだ。

—公式サイトより抜粋[1]

性格

璃月出身で有名な若手料理人。料理に対して情熱があり、激辛料理が大の得意。

—ゲーム内のキャラクターステータスとプロフィールページの紹介文

父親から料理を教わり、料理が大好き。料理の種類にこだわることはなく、料理は実験的なものだと考えている。レシピに使う材料は何でもよく、他の人がびっくりするような型破りな材料も使う。香菱が使う奇妙な食材にはスライムやトカゲがある[2]。たとえ料理の一部が彼女の好みでなかったとしても、香菱はあきらめずに手を加えるかゼロからやり直すだけだ。

その型破りな料理は、モンドでも璃月でも高い評価を得ている。料理は栄養を与えるものであり、お客さんの笑顔があればそれで十分という、他の料理人とは異なる考えを持っている。また、特定の調理法に縛られることを嫌い、当たり障りのない料理しか作らないと考えている。また、自動化された料理は本物ではないと考え、手料理を好む[3]

料理以外では、翔陵は怖がらせやすく、よく胡桃にいたずらされる[4]。彼女のいたずらを嫌いながらも、香菱は時々彼女に大笑いさせたお返しにプレゼントを持ってくるので恨みはない[5]

容姿

香菱はミディアムの女性をモデルにしている。前髪はボブのように切りそろえ、後ろ髪の長さは不明、金色の瞳、青白い顔色の紺色の髪をしている。

公式紹介

霓裳花スイートフラワーを一緒に煮ると、味は非常に甘く、三日間歯が痛くなる。

—香菱のノートに書かれたある一文より。

璃月の名シェフ
ずば抜けた味覚センスの持ち主で、あらゆるものを食材にする戦闘技術も身につけている。

キャラクターストーリー

キャラクター詳細

「はいはい、豚肉の油炒め!それと、『モラミート』、それから特製大根の揚げ団子

璃月には「チ虎岩」という場所があり、「チ虎岩」には「万民堂」という食堂がある。

この賑わう街で、目的地にたどり着くには神経を全集中して進まなければならない。

初めてここを訪れる旅人は、少しでも気を緩めるとすぐに料理の匂いに釣られてしまう。または騒音に気を取られ、思わず店の中をのぞいてしまう。

そして、香菱はこの「万民堂」のホールスタッフ兼シェフだ。彼女は今、客に出来たての食事を運んでいる。

「空いてる場所に座って!菜譜にないものでも作れるから、なんでも言って!」

「万民堂」で働くスタッフにとって、相手が「万民堂」の常連かどうかを判断する方法は、顔を見る他にもう一つある。それは、店に入った後の一言だ。

メニューを見ずに直接注文するのは、少なくとも数回は来ている客。そして、「香菱は今日いるのか?」と聞いてくる客は、常連客に間違いないのだ。

キャラクターストーリー1

好感度Lv. 2


香菱がこれまでに壊した鍋は数えきれない。炎スライムの高温で溶けてしまったものもあれば、霧氷花の急速冷却に耐えきれず、ひび割れたものもある。爆発した後、変り果てた姿になったものも。

この凄惨さを目の当たりにしたことで、香菱の父親も娘に「キッチン出入り禁止令」を出すべきか考えに考えた。

「元々そそっかしい子だからな。それにあの子は溢れんばかりの想像力で、なにか『創作料理』を思いつくとすぐに作ろうとしてしまう。だがそれは決して悪いことではない」……父親はそう自分を慰めることにした。

こうして、「万民堂」の帳簿に鍋購入の項目が増えていくのだ。

キャラクターストーリー2

好感度Lv. 3


「料理にはたくさんのコツがあるが、一番大事なのは、料理を愛する心だ。」

香菱が料理を勉強すると決めた時、彼女の父親は自分が心血を注いだ「レシピノート」を彼女に渡した。ノートの扉ページには、その言葉がかかれていた。

見る人によれば、古臭いと文句を言うかもしれないが、香菱はその言葉を今でも大切にしている。

この信念があるからこそ、父親は「璃菜」と「月菜」の派閥の中で、今日までやり遂げてきたのだと香菱は考えていたのだ。

しかしある時、二つの菜系の闘争は白熱し、多くの食堂が圧力をかけられた。もちろん、「万民堂」も例外ではない。

「美食に身分の区別はないはずだよ!」

松茸カニなどの貴重な食材が独占されるのを見て、香菱は怒りを感じた。そして、彼女が行き着いた怒りを表現する方法は「万民堂」のシェフになることだった。

父の下で自分がこの状況を変えるのだ。

「どんな食材でも、絶品料理を作ってみせるんだから!」

キャラクターストーリー3

好感度Lv. 4


香菱の活躍は、絶雲の間にいるヒルチャールにとっては災難かもしれない。例えば、目覚めると戦闘用の木棒がなくなっているなど。

もちろん、荻花洲の花や草にも同じ不幸が降りかかる。

彼らの協力のおかげで「丘々木の焼き魚」、「馬尾もち米肉」などのレシピが生まれた。

先人たちが残したレシピを使うだけでは、新しい料理は作り出せない。常識を破って、自分だけのレシピを見つけないと。

やがて、香菱はようやく色も香りも味も自信作といえる「特製鳥肉の和え物」を作り出したが、試食した父親を二日も寝込ませてしまった。

ミントの葉っぱと清心花を一緒に食べると、腹を下す可能性がある…」

こうして、香菱のノートには貴重な情報が一つ増えた。

自分もたくさん食べたけど、なんで何ともなかったんだろう。香菱は少し申し訳ない気持ちになった。

それが香菱の生まれ持った体質なのか、それとも食べすぎて耐性がついたのか、誰も知らない。

キャラクターストーリー4

好感度Lv. 5


いつも香菱のそばにいる「謎の生物」について、客人たちから尋ねられる度に、香菱はこの話を彼らに教える。

あの日は大雨が降っていた。突如として降り始めた雨の中、それでも「琉璃袋」を求めた香菱は歩き続けていた。だが、疲れと空腹のあまり、おぼろげな頭で洞窟に入った。

洞窟の中には祠があった。祠のそばに座った彼女は、カバンからピリ辛蒸し饅頭を二つ取り出した。

一つを勢いよく平らげた後、少し休もうと思った彼女は、もう一つの蒸し饅頭を祠の前に置いて、そのまま眠ってしまった。

目覚めた時、置いてあったピリ辛蒸し饅頭は消え、代わりに「謎の生物」がすぐそばで彼女を見つめていた。

「美味しかった?」

謎の生物は頷いた。

「まだいる?」香菱がカバンから干し肉を取り出した。

謎の生物は頷いた。

こうして、香菱に新しい友達ができた。香菱の料理を気に入ったのか、香菱がどこに行っても彼女の後ろについてくる。

香菱は自分の大好物——「グゥオパァー」でその子の名前をつけた。

キャラクターストーリー5

好感度Lv. 6


璃月の様々な食材を食べたことで、香菱の料理の技術は目覚ましい進歩を遂げた。彼女の作った「激辛料理」は、二十数年料理人として働いた父親も褒めずにはいられなかった。

唐辛子を思い切り使った上で、フルーツやハーブで香りを付け、独特な味を実現したのだ。油と香りに重きを置く璃菜と、新鮮な魚介を使う月菜の特徴を融合した「黒背スズキの唐辛子煮込み」はこうして「万民堂」の看板メニューになった。

香菱のレシピをこっそり真似ようとした人もいたが、その味を再現することはできなかった。

「新鮮な琉璃袋を蜜で一晩漬け、次の日に粉状にして料理に入れるとより香りが立つ。」

これは何回も腹を下し、何回も膝を岩にぶつけかすり傷を作り、そしていくつもの鍋を犠牲にして得られた——

香菱だけのレシピなのである。

香菱の地図

好感度Lv. 4


このテイワットの地図には、香菱が行った場所とこれから行く場所が書かれている。

孤雲閣の浅海の貝類はすごくおいしい。怪獣が出没するという噂も?」

「怪獣のお肉は美味しい。今度は北斗姉さんを連れて行く。卵をかけて蒸し焼きにすると、もっと美味しくなるかな」

モンドがいる?よし!3日分の保存食が用意できたら出発だ。」

ヴァルベリー甘い!ここにいっぱいあるね。今度かごを持ってくる。木を丸ごと持ち帰りにしようか」

「このモンドのレストランが出す松茸のバター焼きは贅沢すぎるよ!松茸だけを売ってくれたらいいな。松茸の絶雲の唐辛子炒め、絶対美味しいよね。いっそうのこと明日、厨房を貸し切って作ってみる」

「龍はどこだろう。場所は合ってるのかな?」

……

神の目

好感度Lv. 6


「どんな食材でも美味しい料理にする」

この信念を貫いた香菱は「神の目」に認可された。彼女は全身全霊でずっとこの理想を徹底している。たとえ作った料理が「恐怖」級と言われても、彼女は動揺せずに様々な組み合わせを何度も試す。

「ぐっ…この清心の花とトカゲの炒めはちょっとまずいかも…今度からトカゲは岩焼きにしよう」

「スライム炒飯は良くも悪くもない。今度はスライムとキノコ炒めにする」

「魔神大乱闘」のような味に耐えられなかった友達に、やめようと遠回しに言われても、香菱の頭は、どうすればこの「特殊食材」を美味しくする方法しか考えていない。

単純で執念深い香菱にとって、毒がない限り、「食材」は皆平等だから。

彼女の「神の目」が正にその証明——神でさえもそれを認めているのだ。

名刺の飾り紋

香菱・出来上がり
入手:
香菱好感度がLv.10に到達後獲得。
説明:
早口で以下の言葉を正確に読んでください:「出来上がりグゥオパァー!」、「グゥオパァー出来上がり!」、「グゥオパァー出撃!」、「出撃グゥオパァー!」

命ノ星座

長杓座
伝説の章:
長杓
意味:
長い杓

任務とイベント

伝説任務

イベント

Webイベント

キャラお試し

秘境の難易度

任務秘境

イベント

腕試しイベント

キャラクター紹介

キャラストーリー

キャラクターストーリー

キャラボイス

キャラクターボイス

メール

送信者メール

メール

豆知識

  • 香菱がボイスで言う「師匠」とはピンばあやのことで、香菱は韶光撫月のイベント任務「一箸・二巡・三食堪能・四海名揚・五味完備」で師匠であることを明かしている。
  • 香菱の5番目のキャラクターストーリーと、岩港珍奇行紀のイベントでの鍾離の会話から、黒背スズキの唐辛子煮込みに琉璃袋を加えたのは、イベント時の対応イラストの表情から、父親も知らない香菱の秘密の一手であることがわかる。
  • 浮世浮生千岩間(魔神任務一章)の少し前の「鍾離のエピソード」での香菱の様子から、モンド美食の旅(伝説任務)の後に璃月の元に戻ったが、旅人が来る少し前に旅立ったようである。また、「清泉町のイノシシ料理」は、清泉町の料理大会でブロックに勝利した料理である可能性が高い。
  • 香菱のサイドポートレート(キャラクターメニューとバッグに表示)は、公式イラストやゲーム内モデルとデザインが異なっていました:彼女はヘッドバンドをしており、三つ編みの下のリボンは頭の高い位置にあり、衣装の襟は黒ではなく主に黄色でした。その後、1.4で修正された。
  • 香菱の伝説任務は、璃月出身でありながら、モンドが舞台となる唯一のキャラクターである。しかし、その任務の一環として、旅人はモンドと璃月の国境に赴き、「絶雲の唐辛子」を採取することになる。
    • また、万葉北斗のように、それぞれの地域以外で登場する数少ないキャラクターでもあ。
  • 香菱は依頼任務全能グルメチーム・ぶっ飛んだ発想)で初めて登場するプレイアブルキャラクターである
  • 香菱の祈願イラストでは白纓槍を振り回しているが、肖像画では不明の長柄武器を持っており、公式キャラクター実践紹介では匣中滅龍を使っている。
  • 香菱は以下の1点の調度品の説明で記載されている:

語源

  • Xianglingの中国語名は「 Xiānglíng、つまり「香りの良い水菱」という意味だ。
    • 彼女は、18世紀に書かれた中国の「四大古典小説」の1つである紅楼夢 (红楼梦/紅樓夢)の文学的な登場人物と同名である。この文学上の人物と原神のあるキャラクターとの関係は、現在のところ不明である。
  • 彼女の星座「Trulla」は、ラテン語で「小さな杓子」を意味する。
    • 星座名は以前は「Ladle」(英語表記)だったが、後のバージョンで訂正された。
  • グゥオパァー (中国語: 锅巴/鍋巴 Guōba)は「焦げた米」いう意味で、炊飯器の中でできた米の皮のことである。
  • 彼女は、日本名を音読み、訓読みではなく、中国語から直接音写した数少ない璃月出身者の一人である。

その他の言語

キャラ称号:万民百味

言語正式名称
日本語万民百味
Banmin Hyakumi
中国語
(簡体字)
万民百味
Wànmín Bǎiwèi
中国語
(繁体字)
萬民百味
Wànmín Bǎiwèi
英語Exquisite Delicacy
韓国語만민백미만민백미
Manmin-Baekmi
スペイン語La Maestra Culinaria de Liyue
フランス語Cordon-bleu du peuple
ロシア語Миллион вкусов
Million vkusov
タイ語สุดยอดนักทำอาหาร
Sutyot Nak Tham A-han
ベトナム語Vạn Dân Bách VịVạn Dân Bách Vị
ドイツ語Küchenfee des Volkes
インドネシア語Exquisite Delicacy
ポルトガル語Mestre de Culinária de Liyue
トルコ語Enfes Lezzet
イタリア語Maestra culinaria di Liyue

注釈

脚注

  1. 原神公式サイト: 香菱
  2. NPCの対話: 茶博士劉蘇
  3. 閑雲のボイス: 香菱について…
  4. 胡桃のボイス: 香菱について…
  5. 香菱のボイス: 胡桃について…

ナビゲーション

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