遺跡巨像は、スメール、大赤砂海、千尋の砂漠、失脚の谷にある特定の地点である。
ここは、ダーリの谷とデーヴァーンタカ山にある遺跡巨像と並んで、スメール地域に存在する3体の遺跡巨像のうちの1体である。
他の2体の遺跡巨像とは異なり、この遺跡巨像は構造的にも機能的にもはるかに良い状態にある。当初は精鋼の砂丘にあったが、再活性化しても移動は可能で、世界任務『ビルキースの哀歌』の間に、プレイヤーはそれを「三運河の地」の北のエリアに移し、最後に失脚の谷に移した。
失脚の谷で地面に沈むと、遺跡巨像は永久に機動力とパンチ力を失うが、眼球砲はダーリの谷の遺跡巨像のように自由に操作できる。
対話可能[]
対話可能なものは、遺跡巨像が失脚の谷に沈んだ後、最後の場所にいるときのみ出現する。
教令院のマークがある契約書[]
教令院のマークがある契約書は、右腕の補助発電機室に通じるドアの前にある。
残された手紙[]
左腕の補助発電機室の東側エリアの床に「残された手紙」が置かれている。
- 【執筆者の手に力が入らなかったであろうことを裏付けるように、筆跡は乱れていてぼんやりしている。下記の内容がかろうじて読める…】
- …これはきっと、はっきりした意識でいられる最後のひと時になるだろう。四肢が冷たい…ボロボロの体から、血の温もりが少しずつ引いていくのを…感じる…
- …最近よく考える。後世の人は私たちの話をどのように語るだろう。彼らの言葉では、私たちは罪人だろうか、それとも英雄だろうか…
- …状況は非常にまずいが、元帥が何とかしてくれると、私は信じている…
- …不名誉な戦争を全力で阻止するために、私たちはここで勇ましく戦った。すべてが終わったら…必ずや、過去の輝きを取り戻せるだろう…
- …カーンルイアに…永遠の…栄光あれ…
巨大機械のエネルギーシステム復元図[]
巨大機械のエネルギーシステム復元図は、操縦室の真左にある。
- 【アザリクが操縦室に残した書類。どこからかコピーしたものなのか、筆跡はバラバラで、原本ではないようだ…】
- …文献の記載によると、この機械は一部の装置が破損していても戦闘が可能とのことだ。従って、主要統制室以外に、より精密な操作機能を備えている副次統制室があるかもしれない…
- …また、節目と通路をつなげて構成したエネルギー輸送システムの設計は相当に精巧だ。必要な時に、破損した部分を切断したり捨てたりすることで、巨大機械全体の機能が乱れることを防ぎ、主要部が破壊されていない状態なら本来の操作指令が実行できるよう保証されている…
- …以前の書類の記載とデーヴァーンタカ山の巨大遺跡機械についての調査によると、エネルギー通路の配置は図に示されている通りかもしれない…
- 【その下に巨大機械のエネルギー通路復元図が描かれている。横のメモはとても複雑で、下記のような内容がいっぱいに書かれている…】
- …主要統制室と三つ或いは四つの副次統制室の操作の連動…
- …基本となるエネルギー通路の実験結果…
- …エネルギー結晶体を通路の節目に分布させることについての研究…
- …ハハッ、わかったぞ。簡単だったな。この巨大機械のエネルギー通路と構造についてはすでに完璧な推測ができている。しかしこの図面には余白がないので、書けない。
ザンディクのノート[]
ザンディクのノートは右腕の補助発電機室の東側エリアにある歯車の上にあり、開けるには3つのエネルギーブロックが必要。
- 【研究ノートにあった一ページに見える。なぜか研究員はここに忘れていったようだ…】
- …やはり、この前巨大な機械の群れで見つけた部品は、この「ジュラバドのサンプル」に使える…
- …この巨像の主要武器システムは前の巨像よりも破損の程度が低い…
- …サイズと構造は前の記録内容と一致している。巨像はこの大きさにも関わらず、作りの精密性は相当に高いことが伺える…
- …このような巨像は設計段階からジャイロスコープの仕掛けが欠けているらしい。そのため、内部の構造は進行と共に傾いたり揺れたりする。30秒ほど試乗してみたところ、バランスが乱れて強い生理的反応が起きたため、試乗実験は中止せざるを得なかった…かつての操縦者は脳の平衡感覚に関わる改造をされたか、或いは特殊な吸着靴や手袋をしていたのだろう…
- …エネルギーシステムに関する書類が失われていたのは惜しかった。ゼロから研究をしている暇などない、もっと重要な任務を完遂しなければいけないのだから。そうでないと…
ザンディクのノートの場所
ザンディクのノートの背景