運命を因果せし花神誕祭は、テイワットストーリーの魔神任務、第三章・第二幕「黎明を告げる千の薔薇」の第5話である。
手順[]
ゲームプレイメモ[]
対話[]
ゲーム内の任務の説明
「花神誕日の輪廻」は今なお続いている。本当に真実へ向かって進めているのだろうか?
- パイモン: 結局また同じ日かよ!
そう簡単なことじゃなかったみたい。
- パイモン: ナヒーダ、おまえ本当は昨日の夜、「花神誕日の輪廻」がまだ続くって知ってたんだろ?なんで教えてくれなかったんだよ!
- ナヒーダ: 言ってどうなるっていうの。あなたたちは新たな不安に駆られながら夜を過ごすことになる。それでもなお、明日は訪れないのよ。
- ナヒーダ: だったらいっそ…その貴重な機会を利用して、束の間の希望の中、心身を休めたほうがいいでしょ。もしかしたらそのおかげで、思考がより明晰になるかもしれないし。。
- パイモン: たしかに…ナヒーダはオイラたちのことを考えてくれたんだな。
- ナヒーダ: 当然よ。少なくともこの日々が続く限りは、あなたたちが私のすべてなんだから。
- パイモン: ふぇ…急にそんな恥ずかしくなるようなこと言うなよ…
- ナヒーダ: ふふふっ…私が言いたいことはね——あなたたち二人に謎を解くようお願いしたのは私だけど、逆に私のことが見えて、私を感じることができるのもあなたたちだけなの。
- ナヒーダ: 言い換えれば、あなたたち二人がいなかったら、私は「存在しない」のと同じ。だから、あなたたちが私のすべてということよ、わかった?
- パイモン: なんか、ナヒーダがまたわけのわからないことを言い始めたぞ…
- ナヒーダ: 雑談はここまでにしましょう。旅人、昨日の新たな手がかりから、「現状」に対して何か違う見解は得られたかしら?
「時間の循環」は確かに間違った結論。
- パイモン: えっ、急に以前の考えを否定するなんて、どういうことだよ?
ディシアの武術が進歩してた。
ドニアザードの病状が悪化してた…
- パイモン: あっ、たしかにそうだな。前はそんなところまで見てなかったぜ。単なる時間の循環なら、体の状態も元に戻るはずだもんな…
- ナヒーダ: なら、新たな結論は何かしら?
- (旅人は に入る)
- (選択 - 錬金占いの結果)
- (旅人): 「月」、「虚幻」、「嘘」…これは何を意味しているんだろう?
- (選択 - 身体に刻まれた記憶)
- (旅人): 傭兵は身体に刻まれた記憶に頼ることが多い。だからディシアに、輪廻の中でケガをしない状況が発生した。
- (選択 - アーカーシャの音)
- (旅人): 「ピ——」という音は、アーカーシャを操作する時の音。たとえアーカーシャ端末を外していても、毎晩聞こえてくる。
- (選択 - アーカーシャの情報)
- (旅人): 「アーカーシャは神の心によって稼働していて、知恵の神の力を具現化した姿。すべての民の英知を束ね、人々に知識を授けている」。そうナヒーダは言っていた。
- (選択 - 花神誕日の輪廻)
- (旅人): もう何度も花神誕日を過ごしてる。まるで花神誕日が無限に繰り返されているかのように…
- (間違った結論を提出する)
- (旅人): いや違う…もう少し考えないと…
- (正しい関連付けを提出する - 身体に刻まれた記憶と共にアーカーシャの音)
- (選択 - 毎日削除される記憶)
- (旅人): 一日が終わる時、その日の記憶もすべて消去されるのなら、同じ日を過ごしていることに気がつかない。
- (結論を提出する)
- (次のセクションに進む)
- ナヒーダ: うん…
時間は循環していなかった…
こっちの記憶が毎日消去されてたんだ。
- パイモン: そっか!あの毎晩鳴るアーカーシャの音は、オイラたちのその日の記憶を消去してたんじゃないか…
- パイモン: だから目が覚めると、みんな花神誕祭を過ごしてないって勘違いするんだ。本当はもう「明日」が来てるのに、みんな「昨日」だって思い込んでる。
- パイモン: けど、身体に刻まれた記憶は消せない。だから、ディシアは新しい大剣を扱えた!これでぜんぶ辻褄が合うぞ!
- ナヒーダ: …とても巧妙な推論ね。
- パイモン: これが正解なんだよな、ナヒーダ!
- 晶蝶を、ホタルに見立てて照明に使っているようなものね。「感覚」にこだわり過ぎるがあまり、「本質」を見落としているわ。 ナヒーダ: 簡単に言うと、捕まえてきた炎元素の
- パイモン: ぜんぜん簡単じゃないぞ…
また間違った結論だったんだ…
- ナヒーダ: なんなら、ディシアともう一度話をしてみたらどうかしら。新たな収穫があるかもしれないわよ。
- パイモン: そうだな、元々手がかりはあいつから得られたんだし…行ってみようぜ!
- (もう一度ナヒーダと会話する)
- ナヒーダ: もう無為に過ごせるほど、花神誕祭を繰り返す猶予はないの。どうか早く真実を見つけてちょうだい。
- (ディシアと会話する)
- ディシア: …ここにいたのか、やっと見つけたぞ。
- パイモン: 今日のディシアも、やっぱりケガをしてないな。
- ディシア: ケガ?なんのケガだ?あたしを見くびらないでほしいな。
- パイモン: おまえのその新しい大剣、本当はまだ使うのに慣れてないんだろ…
- ディシア: ああ、実はあたしもおかしいと思っていたんだ。今日いきなり手に馴染むようになって…って待て、どうしてあたしが大剣を変えたことを知っている?言っていないはずだが…
- パイモン: えーっと…旅人、やっぱりおまえが説明してくれ。オイラもう説明するのに疲れちゃったぞ…
完全に理解してもらわなくても大丈夫。
直接本題に入ろう。
- パイモン: そうだな、そうしよう。
大剣が急に使いやすくなった理由は…
何回も花神誕日を過ごしてるから。
毎晩、その日の記憶を消されてるから。
- ディシア: …あたしがいない間に何があったんだ。変なやつに布教でもされたのか?
- パイモン: うぅ、そこは気にしないで、オイラたちの言ってることを信じてくれ。
- ディシア: …そうか。まあ、あんたたちの言いたいことは分かった。つまり、あたしの身体に刻まれている記憶はもうこの剣の扱いに慣れていて、あたしの脳はそのことを覚えていない。そういうことだな?
- パイモン: そう、毎日それを忘れちゃうんだ。
- ディシア: なら、反論させてもらおう。そんなことは、絶対にありえない。
- パイモン: ん?なんでだよ?
- ディシア: 仮に花神誕祭が何日も続いていて、あたしたちが覚えていないだけだとしよう。だったら、物資の消耗、使ったお金、食べたものなどはどう説明する?
- ディシア: 理屈で言えば、財布も空っぽになるはずだ。気づかないはずがないだろう?
それについては考えたことがある。
黒幕が賢者だったとして…
アーカーシャの情報とここの資源を使えば…
- パイモン: たしかに…アーカーシャですべての人の行動を記録して、それからここにある資源を使って一日の始まりに戻せば…
- パイモン: ありえないようなことだけど、可能性はあるぞ。
- ディシア: いや、ありえない。あたしには証拠がある。
- パイモン: 証拠?どこにあるんだ?
- ディシア: はぁ…あんたたちは本当に、こうも訳の分からない議論に本気なんだな。いいだろう、少し付き合ってやる。
- ディシア: あたしについて来い。それからドニアザードお嬢様も一緒に。今はまだ、周囲の安全を確保できていない。
- (対話の後)
- パイモン: まさか、今回はディシアがオイラたちに「証拠」を見せる番になるなんてな。前はオイラたちがディシアに見せたのに…
- (マークされたエリアに近づく)
- ディシア: これだ。
- パイモン: なんだこれ、おまえが剣の練習に使ってる木製のダミーか?これがどうしたんだよ?
- ディシア: これについている傷は分かるか?ここ数日のあたしの成果だ。
- ディシア: 賢者たちがこれを毎日取り換えない限り、とっくにボロボロになっているはずだろう?
- パイモン: そうだぞ、だから毎日変えてるんだろ?
- ディシア: だったら、賢者は毎回新しいダミーの上に、あたしが過去につけた剣の傷を複製しなければならない。
- ディシア: あたしも一人の武人だ。あたしが学んだ流派では、非常に細かい「コントロール」が要求される。
- ディシア: 剣の振り方、力、角度、切り込み点、そのすべてを入念にコントロールしているんだ。つまり、そこにあるすべての剣の傷、そしてその剣を振った時の心境さえもあたしは記憶している。
- ディシア: 武人の剣は唯一無二——こういった言葉があるように、完全に同じ剣筋を振ることは誰にもできない。あたしがつけた傷を完全にコピーするなんて、絶対に不可能なのさ。
- パイモン: そうか?なにか精密な機械で少しずつ「彫刻」してる可能性だってあるだろ?
- 写真機で撮った画像は、画家の描いた風景画に取って代わることは永遠にないと言われている。なぜなら、前者には魂がこもっていないからだ。 ディシア:
- ディシア: それはあたしも同じで、彫刻で作られた痕と武芸の修練によるものは…一目で見分ける自信がある。
…確かに。
この可能性は諦めるしかないのか…
- ディシア: ふぅ…これでもう、疑問に思うところはないだろう?ふむ、これは近ごろ学者たちの間で流行っているという「トンチ」ゲームか何かか?なかなか面白いな。
- ニィロウのところまで送ってくる。また今度な。 ディシア: それじゃ、これであたしは失礼するよ。もう時間も遅い、ドニアザードお嬢様を
- パイモン: はぁ…また壁にぶつかったな。「記憶消去」の理論は結局間違ってたってことか。
- パイモン: でも少なくとも、真実の一端は掴めたんじゃないか?
時間は循環していなかった。
(俺俺/
私私)たちは現実にいない。 - パイモン: おう、それは間違いなさそうだな。じゃあ、なにか新しい考えは思いついたか?
考えてみる…
ふいに「あること」がおかしいと気付いた…
- パイモン: おかしい?オイラからしたら、最近起きたことは全部おかしいけど…
(俺俺/
私私)たち…なんでシティから出ないんだろう? - パイモン: ん…?シティから出ない…本当だ!こんな簡単に思いつくこと、なんで今まで試してこなかったんだ。外の時間がここと同じ日になってるかどうか確かめれば、色んなことがわかるはずだよな。
- パイモン: でも本当に不思議だ…今まで一つの考えに固執しすぎてたのかな?それとも、疲れのせいで思いつかなかったのか…
本当におかしい。
もっと早く思いつくべきだった。
- パイモン: とりあえず戻ってナヒーダに聞いてみようぜ。シティから出ることについて、もしかしてオイラたちの忘れていることがあるかもしれない。
- (ナヒーダと会話する)
- パイモン: ナヒーダ、戻ってきたぞ。
- ナヒーダ: 今日は早かったのね。もしかして、何か新しい収穫があったのかしら。
- パイモン: おう、そんなところだ。オイラたち、時間が循環してないことも、ここが現実じゃないってこともわかったんだ…ただそれと同時に、新しい疑問も浮かび上がったけど…
シティの外に出たらどうなる?
(俺俺/
私私)たちは今まで外に行かなかったの? - ナヒーダ: 外…私の記憶では、あなたたちはシティの外へ行くことに関する計画を、二回口にしていたわ。
!?
- パイモン: オイラたち、そんなことを言ってたのか!全然覚えてないぞ…それで?その後はどうなったんだ?
- ナヒーダ: たしか…あなたたちは外へ行った結果を一度も話さなかった。いえ、正しくはその計画の夜、二回ともあなたたちは戻って来なかったわ。
- ナヒーダ: でも、他にもあなたたちが夜に「戻って来ない」ことが結構あったから、当時の私も変に思わなかったけど。
- パイモン: たしかに、色々調べてるとたまに時間を忘れて、そのまま二日目に入ることもあったな。でもおまえの言う外に行った日の記憶は、オイラたちにはないぞ。
- ナヒーダ: そう、それはちょっとおかしいわね。理論上、あなたたちの記憶はすべて呼び覚ましたはずよ。
明日もう一回試してみよう。
もしかしたら突破口はそこにある。
- パイモン: おう!絶対なにかおかしいぜ。明日になったら、徹底的に調べてやる!
- ???: 「ピ——」
スメールシティから出ようとしている[]
この幕中、プレイヤーは街を出ることを妨げられることはないが、様々なメカニズムにより、出ることを強く勧められ、プレイヤーが街を出たときにどの任務ステップにいたのかによって、任務の進行がリセットされることがある。
以下の台詞は、終に訪れし花神誕祭期間中に旅人とパイモンが目覚めた後、この幕内の任務のうち、黎明を除くすべての任務に適用される:
- (街の出口を塞いでいる衛兵に話しかけるか、近づく)
- 衛兵: おい!止まれ!スメールシティはいま出入り禁止だ!
- (プレイヤーは数歩離れた街にワープされる)
パイモン: うぅ…なんなんだよ、もう!
- (街北西出口の衛兵付近にいる商人に話しかける)
- 商人: はぁ…ここから出られないなんて、どうやって商売すればいいんだ…
以下のメッセージは、終に訪れし花神誕祭と黎明を除く本幕の全任務で表示される

The border
- (衛兵から離れてシティの境界に近づく)
-
- (オーバーレイメッセージ) このエリアを離れると、ストーリーが中断され、現在の任務の進行に影響を与える可能性があります。任務エリアを離れますか?
- (スメールシティ外のワープポイントへのワープを試みる)
-
- (メッセージボックス) このエリアを離れると、ストーリーが中断され、現在の任務の進行に影響を与える可能性があります。任務エリアを離れますか?
- OK キャンセル
豆知識[]
- 本作に登場する任務の中国語名(結末を除く)は、日本のビジュアルノベル「STEINS;GATE」のサブタイトルに由来していると思われる:
任務名前 STEINS;GATE サブタイトル 日本語名 中国語名 終に訪れし花神誕祭 终将到来的花神诞祭
花神誕祭の到来始まりと終わりのプロローグ すでに訪れし花神誕祭 已然来临的花神诞祭
すでに到来している花神誕祭存在証明のパンドラ 流れ延びゆく花神誕祭 流转存续的花神诞祭
The Circulating Continuation of the Sabzeruz Festival亡失流転のソリチュード 意志を輪廻せし花神誕祭 轮回意志的花神诞祭
The Reincarnated Will of the Sabzeruz Festival循環座標のアルタイル 運命を因果せし花神誕祭 因果命运的花神诞祭
The Destined Causality of the Sabzeruz Festival因果律のメルト 空幻に響く花神誕祭 空幻回响的花神诞祭
The Void Echoes of the Sabzeruz Festival空理彷徨のランデヴー 終に終りし花神誕祭 终将结束的花神诞祭
The Eventual Ending of the Sabzeruz Festival終わりと始まりのプロローグ
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | 運命を因果せし花神誕祭 Unmei wo Inga seshi Kashin Tansai |
中国語 (簡体字) | 因果命运的花神诞祭 Yīnguǒ Mìngyùn de Huāshéndànjì |
中国語 (繁体字) | 因果命運的花神誕祭 Yīnguǒ Mìngyùn de Huāshéndànjì |
英語 | The Causality of the Sabzeruz Festival |
韓国語 | 인과와 운명의 화신 탄신 축제 Ingwawa Unmyeong-ui Hwasin Tansin Chukje |
スペイン語 | Un festival sin fin |
フランス語 | La causalité du Festival Sabzeruz |
ロシア語 | Роковой Сабзеруз[• 1] Rokovoy Sabzeruz |
タイ語 | ชะตากรรมของเทศกาล Sabzeruz |
ベトナム語 | Lễ Hội Sabzeruz Định Mệnh |
ドイツ語 | Das vorbestimmte Sabzeruz-Fest |
インドネシア語 | Sebab dan Akibat dari Festival Sabzeruz |
ポルトガル語 | O Destino do Festival Sabzeruz |
トルコ語 | Sabzeruz Festivalinin Nedenselliği |
イタリア語 | La causalità del Festival del Sabzeruz |
- ↑ ロシア語: Роковой Rokovoyは「致命的な、致命的な」と「運命的な」の両方の意味を持つ。
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