赤髪の騎士は、旧モンドでデカラビアンに対する反乱の主要メンバーであった。詩人の少年、バルバトスとなる風の精霊、アモス[1][2]、無名の騎士(グンヒルドかもしれない)と友人であった[3]。
プロフィール[]
赤髪の騎士は放浪の旅[3]に出て、やがてデカラビアンの独裁政権下の旧モンドに住むようになった。神の統治に不満を持ち、烈風の神に対するレジスタンスをいち早く計画し、風花という秘密のサインを使って、同じ考えを持つ人々とコミュニケーションを取っていた[4]。
今から2600年程前[5]、グンヒルドとグンヒルド家の援助により、モンドで本格的な反乱が起きた[6]。名もなき吟遊詩人、風の精霊アモス、騎士と共にテロルを襲撃し、デカラビアンと直接対峙した[2][3]。その後の戦いでデカラビアンは殺害されたが、吟遊詩人とアモスも致命傷を負っており、老神の堕ちを目撃した吟遊詩人を騎士が支えた[1]。
魔神戦争のさなかに旧神が亡くなり、デカラビアンのライバルだったアンドリアスがその座を譲ることを選んだため、精霊は七神の一人に選ばれ、バルバトスの名と故吟遊詩人の姿になって神格化された。その後、理由は定かではないが、赤毛の戦士はバルバトスに背を向けた[4]。
ラグヴィンド家が彼の子孫であることは重々承知しているが[4]一族の名前は、赤毛の戦士と同じく旧モンド滅亡から1600年後に専制的貴族社会に対して反逆の旗を掲げたラグヴィンドから取ったものである。
外観[]
赤毛の戦士はディルックや他のラグヴィンドと類似しており、長い赤毛と毛皮のコート革のコート、アスコットに赤い宝石を付けている。小さな赤いあごひげを生やしている。
豆知識[]
- 少年とつむじ風もアモスの弓も反乱を起こした集団は4人しか描かれておらず、その中には特徴的な赤毛の者もいたため、プレイヤーは当初『アモスの弓』の騎士を赤毛の戦士と思い込んでいたのである。バージョン1.4では、風花の頌歌の説明文に赤髪の騎士と書かれていた。バージョン1.6では、蒼古なる自由への誓いで反乱軍は5人組となり、赤毛の戦士は騎士とは別のキャラクターとなり、騎士の正体は謎のままであった。グンヒルドの反乱への関与はこの時点までのグンヒルドの逸話でしか持ち出されていないことを考えると、後付けで仲間に加えられたのかもしれない。