ストーリー[]
- (絵巻を広げる)
- ディシア: おはよう。お嬢様。昨夜はよく眠れましたか?今日は長旅になりますよ。
- ドニアザード: ええ、もう準備できたわ。出発しましょう!
- (自動スクロール)
- ドニアザード: 砂漠の景色がこんなに綺麗だなんて。
- ドニアザード: こんな環境で育った人はきっと、自由な一粒の砂になって…砂漠の熱風に乗って、はるか遠くへ旅したいって夢みることでしょうね。
- ディシア: だろう?わたしはどう考えたって、教令院の執務室に引きこもっていられるような人間じゃないんだ。
- (聖金虫と対話する)
- ドニアザード: これは?砂漠の虫なの?
- ディシア: ああ、こいつは聖金虫だ。
- ディシア: まったく忙しいやつらで、砂風に吹かれて高い坂の上から落とされちまったとしても、何度だって土の球を砂丘の上まで押して登っていく。
- ドニアザード: あら、根性のある虫さんね。
- (緩い砂の山と交流する)
-
- (緩い砂の山から2羽の草晶蝶が飛び出す)
- ドニアザード: 砂山の下にいたのは草晶蝶だったのね。でも、どうしてこんなところにいたのかしら?
- ディシア: 砂漠の環境は過酷だから、ここの生物も自分なりの生存法ってやつを身につけてるんだ。
- ディシア: 砂山の下には晶蝶だけじゃなく、キノコンやサソリだって隠れてるかもしうれないぜ。危ないから、好奇心をそそられたからって全部の砂山を確かめるような真似はしないほうがいいですよ。
- ドニアザード:サソリまで…えっと、も、もしサソリが出たら、ディシア、あなたに任せるわ。
- (タマリスクの木下のドニアザードとディシアまで続ける。)
- ディシア: お嬢様、疲れてませんか?駄獣に乗ってこの風景を堪能してみるのはいかがです。
- (ドニアザードは駄獣に乗る)
- ドニアザード: ディシア、交代しましょ?あなたも駄獣に乗って休憩して。
- ディシア: あたしのことなら心配ご無用。砂の上を散歩する感覚を楽しんでる最中だからさ。
- (ディシアがオアシス野営に止まるまで続ける)
- ドニアザード: 砂漠にこれほど美しいオアシスがあるなんて。野営にぴったりって感じがするわね。
- ディシア: じゃ、まず焚き火を起こすとしましょう。
- (ディシアが焚き火に火をつけ、二人とも火のそばの丸太に座る)
- ドニアザード: まさか絵本に描かれていたシーンを自分自身で体験できる日が来るなんて思わなかったわ。
- ディシア: 実際の風景には必ず描き切れない部分があると思うぜ。
- ディシア: さ、もう夜も遅い。ここらで休みましょう。
- (夜が過ぎる)
- ディシア: おはよう、お嬢様。荷物は大体片付けたから、アアル村にもどろうか。
- ドニアザード: ありがとう、ディシア。今回の砂漠旅行は本当に忘れられない旅になったわ。
- ディシア: ハハッ、礼なんていいよ、お嬢様。機会があれば、今度は他のところの風景も一緒に見にいこうぜ!
- (アアル村に戻る)
- ディシア: さて、あたしはこれから用事のためにスメールシティに行くつもりですが…お嬢様も一緒に帰りますか?でも、この砂漠の旅で、お嬢様もさぞ疲れただろうしーー
- ドニアザード: 私のことなら心配しないで、とりあえずここに残るから。
- ドニアザード: 家を失った子供たちを、陰でずっと支援してるって聞いたことあるわ。用事ってそのことなんじゃない?
- ドニアザード: ささやかだけど、力になりたいの。これも、その子たちへのプレゼントとして…一緒に持って行ってくれないかしら?
- ディシア: お、お嬢様…いただくよ。本当にありがとう!あいつら、大喜びするに
- ドニアザード: さあ、早く行ってあげて。気をつけていってらっしゃい!
- (ランバド酒場のディシアに場面転換)
- ディシア: ふぅ…本当に充実した旅だったな。
見聞[]
画像 | 題名 | 説明 |
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聖金虫 | 広大な砂海に生息している頑丈な甲虫 |
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草晶蝶 | 草晶蝶は生命の種だという伝説がある。 |
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ラクラク駄獣 | 駄獣は人類の友達。 |
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サムードオアシス | 砂海の上を宝石のように飾るオアシス |