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調律師のノート・下[]
…かつてアウレリウスは事象を四つに分類した。すなわち実体、徴体、質体と結合体である。諸君も知っての通り、その中で最も重要なのは質体で、一般に「四質」とも呼ばれる記憶、願い、霊魂、人格である…
…己に精通するとは、自身の音律を奏で、実体と質体を完全に理解し、さらに自分の意志を徹底的に制御し、凡霊の音律を普遍の音律のように奏でることである…
…しかし、凡人と神々の音律はもろい運命にある…張りつめた細い弦が、たとえ自分の身を切っても、管楽器に勝る大きな音を奏でられはしないように…従って、従僕に命じて声楽を演奏するときに、道徳を損なう曲を演奏しないよう楽器の割合を調整しなければならないのと同じように、凡人の音律を統合して配置してこそ、フォルトゥナに対抗するに足る楽章を編み出すことができる。これが我々の言う「フォボス」だ…
…フォボスを奏でなければ、すべてがたちどころに瓦解してしまうと想像できるだろう…凡人と神々はフォルトゥナに征服され、夢なき夢に沈む運命にある…自分の音の軌道をどんなに変えても、最終的には予定の音符に到着する。諸君は楽師として、最後の音節が変わらなければ、音律自体も…自分で自分の楽章は書けないことを知っておくべきだ。これは死よりも恐ろしい結末である…
…言い換えれば、凡人にとって、フォボス離れは裏切りを意味する…彼らの音律が高らかであればあるほど、彼らの願いが確固たるものであればあるほど、フォルトゥナの秩序も強固になり…誰も抜け出せなくなる…
…従って、彼らを我々と同じ人間と見なすべきではない。彼らの選択は自分の意思ではなく、フォルトゥナの軌道に乗っているだけ…彼らに決断の自由はなく、すでに書かれた休止符に向かって奏でるだけ…
…道徳と理性に基づいて、我々ができる唯一の選択は土地と水源からそれらを取り除くことだ。ちょうど疫病を撲滅し、野火を消し止めるように…さもなくば、フォルトゥナの楽章は耳をつんざくばかりにますます大きくなるだろう。それ以外の可能性はなく、もはや反逆の可能性もなくなるまで…
……
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | 諧律院 Kairitsuin |
中国語 (簡体字) | 谐律院 Xié Lù Yuàn |
中国語 (繁体字) | 諧律院 Xié Lù Yuàn |
英語 | Collegium Phonascorum |
韓国語 | 조화원 Johwawon |
スペイン語 | Conservatorio |
フランス語 | Collegium phonascorum |
ロシア語 | Двор гармонии Dvor garmonii |
タイ語 | Collegium Phonascorum |
ベトナム語 | Viện Phonascorum |
ドイツ語 | Collegium Phonascorum |
インドネシア語 | Collegium Phonascorum |
ポルトガル語 | Corte da Harmonia |
トルコ語 | Ahenk Akademisi |
イタリア語 | Collegium Phonascorum |
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脚注[]
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