突破とステータス[]
突破段階 | レベル | 基礎 攻撃力 | 会心率会心率 | ||
---|---|---|---|---|---|
✦0 | 1/20 | 44 | 4% | ||
20/20 | 119 | 7.1% | |||
突破費用 (0 → 1) | |||||
✦1 | 20/40 | 144 | 7.1% | ||
40/40 | 226 | 10.3% | |||
突破費用 (1 → 2) | |||||
✦2 | 40/50 | 252 | 10.3% | ||
50/50 | 293 | 11.9% | |||
突破費用 (2 → 3) | |||||
✦3 | 50/60 | 319 | 11.9% | ||
60/60 | 361 | 13.5% | |||
突破費用 (3 → 4) | |||||
✦4 | 60/70 | 387 | 13.5% | ||
70/70 | 429 | 15.1% | |||
突破費用 (4 → 5) | |||||
✦5 | 70/80 | 455 | 15.1% | ||
80/80 | 497 | 16.8% | |||
突破費用 (5 → 6) | |||||
✦6 | 80/90 | 523 | 16.8% | ||
90/90 | 565 | 18.4% |







ストーリー[]
テノッチが燃える野原を眺めると、空の果てから濁った黒い潮流[Note 1]が押し寄せてきた。
そこで彼は青銅のラッパを吹き、ずしりと重い黒曜石の棒を肩に担いだ。
「今まさに危機が近づいているのに、部族の族長たちは言い争いをやめない。」
「テノッチが『話死合い棒』を持って、みんなの仲裁をしよう。」
「テノッチはもうどこの部族にも属さないけど、怒りの炎はまだ燃えているから。」
こうして、孤独なテノッチはずしりと重い黒曜石の棒を肩に担いで、
恐竜が駆け回る野原を、温泉と熔岩だらけの険しい地を通り抜けた。
最初に英雄テノッチを迎えに来たのは、情熱的なワンジルとその騒々しい相棒のケウクだった。
彼女のどす黒い肌には英雄とともに冒険した証拠が残っており、深い傷跡がはっきり見える。
大部族と互いに争って疲れ果てていたが、彼女はテノッチに招かれて再び気力を奮い起こした。
ナタの灼熱の大地のため激戦に身を投じようとしているのに、ワンジルと部族の者に断る理由などあろうものか?
二番目に英雄テノッチと抱擁を交わしたのは、勇猛なメネリクとその忠実な相棒のンゴウボウだった。
「さあ、ゆこう!たとえ諸部族がお前を追放したとしても、たとえ俺たちの仲がいつも悪くとも!」
「メネリクから見れば、棒を持ったテノッチは勇士の中の勇士であり、兄弟の中の兄弟だ。」
三番目に英雄テノッチが訪ねたのは、狡猾なサンハジェ・コンポレと掴みどころのない相棒のマハンバだった。
サンハジェは過去に「話死合い棒」に説得されたことがある。英雄が戦利品を譲ることを承諾して、やっと戦士の隊列に加わった。
コンポレはテノッチと自分の壮絶な結末と、その後「燼寂海」と呼ばれる地がどのように誕生するかを予見した。
「だが構わん、毒蛇のように抜け目なく名声を得た悪党が、英雄を気取る日が来るかもしれん。」
四番目に自ら進んで英雄テノッチに追随したのは、若いブルキナとその無謀な相棒のコンガマトーだった。
ブルキナはテノッチとの苦戦を経験したことはないが、雄壮な黒曜石の棒が彼を危険な前途に導いた。
戦いによりテノッチの体に残された無数の傷跡を見て、ブルキナは自分がこのあと通る道を確信した…
変革はそもそも若者の運命である。燃え盛る正義のために血を流すのも、寝台で怠惰に過ごして腐るよりいい。
五番目に英雄テノッチに説得されたのは、鉱山の長であるスンジャタとその穏やかな相棒のムフルだった。
「その昔、諸部族の安定のために、争いが再び起きないよう、炎神にお前を追放する投票を求めたことがある。」
「今なお、血みどろの戦いをあきらめないとは…まあよい、これが我々の世代にとって最後の戦いになるかもしれん。」
「お前が自分の考えを曲げないなら、わしも付き合うが、部族の者を巻き込むな。」
六番目に英雄テノッチと同行したのは、若い頃に不倶戴天の敵であった巨人のトゥパク。その巨体を騎乗させられるものはいなかった。
テノッチが大きな棒を持ってトゥパクの住処を訪ねたとき、彼は挑戦者がその身に残した傷跡を細かく数えているところだった。
「傷跡が三百ヶ所以上、骨折が二十ヶ所以上。それに黒曜石の破片が百個ほど皮膚の奥深くに食い込んでいて、宝石をちりばめたようだ。」
「軽傷は二百カ所余り。肋骨が二本砕け、片目はもう遠近が分からない。お前が残してくれた戦利品も同じくらい豪華だ。」
かつての敵同士は大笑いして、それから握手した。
こうして、テノッチは六大部族から盟友を集め、
明るく輝く野火のように、黒い山岳と激突した…
ギャラリー[]
入手の可能性[]
豆知識[]
- 話死合い棒のデザインは、黒曜石の刃が埋め込まれたメソアメリカのクラブ、macuahuitlを彷彿とさせる。
- Tenochの名は、テノチティトラン(現在のメキシコシティ)の創始者とされる伝説的なメキシカの首長Tenochを指していると思われる。
- ワンジルの名前は、ケニアの神話に登場する人物にちなんでいるのかもしれない。彼女はキクユの民話に登場し、村に雨を降らせるために生け贄に捧げられる[1]。また、別の民話にも登場し、鬼に嫁がされるが、食べられる前に逃げ出すことに成功する[2]。
- 彼女の仲間であるケウクの名前は、コンゴ民主共和国とアンゴラに生息するクリプトイドを指しているのかもしれない。人間に非常に似ており、独自の言語を持っているらしい[3]。
- メネリクの名は、エチオピアの伝説的な初代皇帝メネリク1世を指しているのかもしれない。
- 彼の仲間であるンゴウボウの名前は、カメルーンで目撃されたとされるサイに似た生き物を指しているのかもしれない[4]
- サンハジェ・コンポレの名前は、アフリカ北部の部族連合であるSanhaja族を指しているのかもしれない。コンポレは、ブルキナファソやコンゴ民主共和国で見られるブレーズ・コンパオレやコンポーレ姓を指しているのかもしれない[5]。
- 彼の仲間であるマハンバの名前は、コンゴで目撃されたという巨大なワニの隠語を指しているのかもしれない[6]。
- ブルキナという名前は、西アフリカのブルキナファソを指しているのかもしれない。
- 彼の仲間であるコンガマトーの名前は、カオンデ族の民話に登場する空飛ぶ生き物を指しているのかもしれない[7]。
- スンジャタの名前は、マリ帝国の創始者であるスンジャタ・ケイタを指しているのかもしれない。
- 彼の仲間のムフルの名前は、ケニアで目撃されたとされる爬虫類のクリプトイドを指しているのかもしれない[8]。
- トゥパクの名前は、インカ帝国最後の皇帝トゥパク・アマルを指しているのかもしれない。
注釈[]
その他の言語[]
話死合い棒
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
---|---|---|
日本語 | 話死合い棒 Hanashiai-bou | Death-scussion Stick[• 1] |
中国語 (簡体字) | 聊聊棒 Liáoliáo-bàng | Chatting Stick |
中国語 (繁体字) | 聊聊棒 Liáoliáo-bàng | |
英語 | Talking Stick | — |
韓国語 | 대화봉 Daehwabong | Conversation Stick |
スペイン語 | Garrote del Diálogo | Dialogue Stick |
フランス語 | Bâton bavard | Talkative Stick |
ロシア語 | Говорящая палица Govoryashchaya palitsa | Talking Club |
タイ語 | Talking Stick | — |
ベトナム語 | Gậy Đàm Phán | |
ドイツ語 | Lass uns reden | Let us talk |
インドネシア語 | Talking Stick | — |
ポルトガル語 | Diálogo | Dialogue |
トルコ語 | Konuşma Çubuğu | Talking Stick |
イタリア語 | Bastone parlante |
「口八丁」
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
---|---|---|
日本語 | 「口八丁」 "Kuchihacchou" | |
中国語 (簡体字) | 「伶牙俐齿」 "Língyálìchǐ" | "The Sharp Tongue" |
中国語 (繁体字) | 「伶牙俐齒」 "Língyálìchǐ" | |
英語 | "The Silver Tongue" | — |
韓国語 | 「설득력」 "Seoldeungnyeok" | Persuasion Power |
スペイン語 | Elocuencia | Eloquence |
フランス語 | « Don du bagou » | "Gift of the Gab" |
ロシア語 | «Острый язык» "Ostryy yazyk" | "The Sharp Tongue" |
タイ語 | "The Silver Tongue" | — |
ベトナム語 | "Miệng Mồm Lanh Lợi" | |
ドイツ語 | „Wortgewandtheit“ | "Eloquence" |
インドネシア語 | "The Silver Tongue" | — |
ポルトガル語 | "Bom de Papo" | |
トルコ語 | "Tatlı Dil" | "Sweet Tongue"[• 2] |
イタリア語 | Lingua sciolta |
変更履歴[]
脚注[]
ナビゲーション[]
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