行方不明になったグラマパラは、テイワットストーリーの魔神任務、第三章・第四幕「赤砂の王と三人の巡礼者」の第1話である。
手順[]
- 現地の住民から情報を聞く
- セノの後をついて行く
- イザークについて行く
- セノと会話する
- 近くで手がかりを探す
- セノと会話する
- 村長の家に戻る
- キャラバン宿駅に行く
- ディシアと会話する
- ディシアの知り合いから情報を聞く
- ザキの言う場所に行く
- 過激派の人を倒す
宝盗団・斥候 ×3
エルマイト旅団・ベクドコルバン ×2
エルマイト旅団・ラインブレイカー ×1
- ディシアと会話する
- 翌日の朝まで待つ(6時~12時)
- ディシアと会話する
- キャンディスと会話する
- 村長の家の前に戻る
ゲームプレイメモ[]
- サバーフはこの任務に関与していないにもかかわらず、世界任務「追放者・芽生え」を開始し、クリアしていない場合、手順2の任務の進行を妨げる。
対話[]
ゲーム内の任務の説明
アアル村の住民のイザークの依頼を受けて、セノと一緒に村でグラマパラに関する手がかりを探すことになった…
- (カサンと会話する)
- パイモン: 聞きたいことがあるんだけど、失踪した学者がどこに行ったか知ってるか?
- グラマパラのことか?ふむ…そうだな… カサン:
- カサン: 何日か前に晩ご飯を食べてたとき、彼らのうちの一人が道端でキノコや木の根を食べる、とか言い出すのを見たがね…もちろん、軽い気持ちで口に入れていいものじゃない!
- パイモン: 他になにかなかったか?
- カサン: 他は…もうないと思う、すまないね。
- (シャニと会話する)
- セノ: 村で失踪した学者たちを見なかったか?
- シャニ: わぁ、なんて迫力のある目力!あ、あなた…とってもケンカが強い系の人でしょ!
- セノ: 話を逸らすな。
- シャニ: そ、そうだったね!グラマ…いや、狂学者か。最後にあの人たちを見たのは五日くらい前だったかも。あたし寝るのが早くて、夜のことはほとんど知らないんだよね。
- シャニ: でも、あの人たちのことは結構好きだよ。精神状態はちょっと変かもしれないけど、前に助けてくれたことがあるから。あの人たちがいなかったら、あたしの家も崩れてたかもしれない。
- イザーク: …おまえもおじいちゃんたちが良い人だって考えてるのか?
- シャニ: おじいちゃん?…ってあれ、イザークちゃんじゃん!それって亡くなったおじいちゃんによく似てるあのお年寄りのことだよね?
- シャニ: あははっ、実は家を守ってくれたの、その人なんだ!この目でちゃんと見てたから間違いないよ。あの日、あたしん家の近くにあの人がいて…地面を触りながら何かをしてた。
- シャニ: いま思い返してみても、ほんと不思議だなぁ。誰かにああいうのを教わったのかな?
- シャニ: 何はともあれ、ずっとあの人や他の人たちの心の中で「他人を守るように」って教えてきた人に感謝してる。だって…もしあたしがあんな風におかしくなったとしても、きっとああはできないから…
- イザーク: そっか!教えてくれてありがとう!
- (ジェバーリと会話する)
- イザーク: ジェバーリおじさん、おれのおじいちゃん見なかった?村でずっとボーっとしてた人なんだけど…
- ジェバーリ: おっ、イザークか。お前のじいちゃんは…ふむ、そういや長いこと見てないな。
- ジェバーリ: 前は道端でボーっとしてるのをよく見たんだ。嫁からは止められてたが、俺の作った料理を食べてみないかって誘ったこともある。分かるだろ?あいつらを怖がる人も少なくない。俺の嫁もそうだ。
- ジェバーリ: ていうかまあ、俺の嫁はいつも俺に甲斐性なしって文句を言ってくるんだ…だから俺が何をしたって気に障るのかもな…
- イザーク: 気にかけてくれて…ありがとう。
- ジェバーリ: ははっ、なんてことないさ!じいちゃんを探してるのか?まさか、どっか行っちまったのか?
- イザーク: うん…
- ジェバーリ: おいおい、なんてこった…もし見つかったら、今度は一緒にうちに来いな。また料理を作ってやるから。
- ジェバーリ: 俺はお前が幼い頃からずっと面倒を見てきたんだ。ここまで来たら半分家族みたいなもんさ。遠慮はするな。
- パイモン: いい人だな…
- イザーク: うん、ありがとう、ジェバーリおじさん!
- セノ: ……!
セノ?どうしたの?
- セノ: 今は話すな。
- セノ: ……。イザーク、ちょっとここにいてくれ。
- セノ: 俺たちはあっちだ。足音を立てるなよ。
- (マークされたエリアに近づく)
- セノ: …あいつらが何の話をしているのか聴こう。
- シャーカン: 聞いたか?オレたちの信じる偉大なる主、キングデシェレト様がもうすぐ復活するらしい!
- マカン: もちろんさ。キングデシェレト様はこの土地の主だ。俺は一回も他の神なんかを信用したことはないね。
- マカン: だが、もうすぐ復活するとは聞くが、暮らしには何の変化もない…何か根拠でもあるのか?
- シャーカン: あんた、気づいてないのか?村に送られてきた狂人が普段よりも多かっただろ!
- シャーカン: デリワーから聞いたんだけどな、キングデシェレト文明が崩壊する直前、地上には狂気に陥った人々が大勢現れたらしい。理由は分からないが、狂気はいつもキングデシェレト様と関係があった。
- シャーカン: あの狂った学者たちがいなくなったのも、もしかしたらキングデシェレト様と関連してるんじゃないか?オレが思うに、あいつらはキングデシェレト様復活の生贄になったに違いない!
- マカン: そう言われると、確かにそんな感じがしてきたな。ははっ、それはつまり、俺たちもいい暮らしができるようになるってことか?
- シャーカン: 当たり前よ。今に見てろよ、シティのやつら!ハハッ!
- セノ: 今の話、最初から詳しく教えてもらおうか。
- シャーカン: うげっ!?
- マカン: だ、誰だ!どこから現れた!
- セノ: 聞こえなかったか?俺はさほど辛抱強くないんだ。
- シャーカン: ひぃ——!お、おい…こいつ滅茶苦茶怖いぞ…いつでもオレたちを殺れるみたいなオーラだ…
- マカン: こ、こいつとやるのはよそう…勝てるはずがない…
- シャーカン: す、すんません!その…何を聞きたいので?
- セノ: キングデシェレトの復活、これはどういうことだ?
- シャーカン: その、こっちも人から聞いた話ですけど…ある日酒を飲んでたら、誰かがこういう噂を流してたんです——狂人は消え、キングデシェレトが復活し、再びこの地に君臨する。別に、作り話じゃないっすよ…
- セノ: ……
- マカン: 早く!全部言えって!
- シャーカン: 本当に本当なんですって!砂漠の民は前から教令院のやつらにはうんざりしてるんっす。狂ったやつらをこっちに送ってくるでしょ、オレたちだっていい暮らしができないし…
- シャーカン: もしあんただったら、こんな生活を受け入れられます?過激派はこのことを聞いてオレよりも喜んでましたよ。みんなキングデシェレト様が早く帰って来ることを願ってます。
- シャーカン: デリワーは、キングデシェレト様が復活すれば防砂壁の方の土地が攻め落とされるのも時間の問題だって言ってました。キングデシェレト様の下で戦功を立てようと、みんなやる気満々っす。
- セノ: …そうか。
- マカン: おい、まだ聞きたいみたいだぞ、もっと言った方がいい!
- シャーカン: お、おう!実はオレも、酒の席の話なんか信じられないと思ってたんっすよ。でも最近、ここに来てた狂学者が大勢失踪したでしょ…噂と完全に一致するんですよ。
- シャーカン: オレがその噂について話してたからって、手を出すのはおかしいっしょ!だってそれじゃ、この地にいる人間はみんな有罪ってことになります!みんなオレと同罪だ!
- パイモン: ここの人はみんなキングデシェレトを支持してて、草神を嫌ってるのか…
草神というより、教令院の勢力を嫌ってる。
- セノ: お前の言った過激派の者はどこにいる?
- シャーカン: ここ数日は見てませんけど、多分村にはいないと思いますよ。な、なあ、あんたは見たか?
- マカン: い、いや!俺たちは嘘なんかついたことがない。本当にここにはいないんだ。
- セノ: 聞いたところ、過激派はお前たちとあまり仲が深いわけではないようだな。
- マカン: もちろん!名前を知ってるってだけだ。
- セノ: いいか、お前らの口を閉ざす方法ならたくさんある。無論、垂れ込みをさせないようにする力もな。
- セノ: 大人しく家に戻り、また互いに連絡を取ろうなどとは決して考えるなよ。
- セノ: この件の調査が完全に終わるまでは、軽率な行動をとるな。さもなければ、キャンディスですらお前たちを守れないだろう。
- シャーカン: わ、分かりやした!しかと心に刻んどきます!
- パイモン: さっきはびっくりしたぞ!セノってすっごくこわいんだな…
敵じゃなくてよかった。
- セノ: ふむ。
- パイモン: まったく否定しないな…すごく慣れてるぞ。色んな人に言われてきたんじゃないか…?
だったら尚更怒らせないようにしないと…
- セノ: 聞こえてるぞ。
- パイモン: ごめん!
ごめん。
- セノ: …マハマトラの仕事と責務とはこういうものだ。
- セノ: さっきの噂は手がかりの一つになるだろう。だが、まだ多くの場所に行く必要がある。
学者の家に行ってみよう。
そこに手がかりがあると思う。
- セノ: いいだろう。
- パイモン: おーい、イザーク——!
- イザーク: うん、いるよ!
- セノ: お前の祖父の家はどこだ?
- イザーク: おれが案内するよ、みんなついて来て。
- (イザークを追いかけながら)
- イザーク: おじいちゃんは…いつも一人で、たまにボーっと空を見てたり、指で地面をいじったりしてたんだ…
- イザーク: たまに大声で叫び出したりするから、みんなおじいちゃんを怖がってた。でもおれは、いい人だって知ってる!おれの、ほんとのおじいちゃんみたいな存在なんだ。
- (イザークを追った後)
- イザーク: ここがおじいちゃんが普段住んでる場所だよ。
- パイモン: なんか、寂しい場所だな…
ん?この匂い…
セノ、お香の匂いがわかる?
- セノ: いや。
- パイモン: お香?あっ!もしかしてあの匂いか!
そう、あれ。
- パイモン: 大丈夫か!?頭がクラクラしてないか?具合はどうなんだ?
- セノ: 俺にすら分からない匂いが分かるのか…?
- パイモン: 前にもこれと同じようなお香の匂いを嗅いで、こいつ、気絶したんだ。その後ティナリに助けられて、長い特訓をしたんだけど…
- セノ: お前たちはティナリを知ってるのか。
- パイモン: えっ?おまえも知ってるのか?友達か?
- セノ: ああ。
- セノ: …精神を集中させると、確かに香の匂いがするな。
- パイモン: もしかしておまえもティナリのところで特訓したのか?
- セノ: いや。その必要はない。
この匂いは苦手…
- セノ: 前にティナリの家でこの匂いを嗅いだのか?
いや、森で修行してた学者のところで…
- セノ: 森…学者…
他の手がかりはあるかどうか…
二手に分かれて効率よく探そう。
- (イザークと会話する、オプション)
- イザーク: はぁ、おじいちゃん、どこにいるの…はやく戻ってきて…
- (テントを観察する、オプション)
- (旅人): (誰かずっとこの中に住んでいたようだ…)
- (商品を観察する、オプション)
- (旅人): (生活物資がある…)
- (洞窟を観察する、オプション)
- (旅人): (ここから登れないようだ…)
- (足跡を観察する、オプション)
- (旅人): (足跡ははっきりのようだ…)
- (セノが足跡に近づくのを待つ)
- セノ: ……
- パイモン: なにを探してるんだ?
- セノ: あった。
- セノ: これを見ろ。
- パイモン: うぅ…なんにも見えないぞ。
- セノ: 微かな痕跡だ。砂でほとんど隠れているが、足跡だよ。
- セノ: 恐らく成人男性の足跡だろう。この模様…この辺りでよく見かける靴のようだ。ということは…村人だな。
- セノ: 匂いも…とても薄くなっているが、まだ残ってる。この足跡は外に向かってるな。
誰かが来てたってこと?
- イザーク: でも、一体誰がおじいちゃんを探してるの?友達はいなかったと思うんだけど。
- セノ: それは、香を使ってお前の祖父を誘い出した者に直接聞くしかないだろう。
誘った…そうか!
- パイモン: えっ?匂いなんかで人を連れ出せるのか?
パイモンが美味しいものを嗅いだ時みたいに。
簡単に釣られると思う。
- パイモン: おいしい食べ物が好きでなにが悪いんだよ!みんな自分の好きなものがあるだろ!
- セノ: ああ。そして学者はほとんどが香の匂いを好む。噂では、こういう香りは心を落ち着かせ、知識の探求を助けてくれるらしい。
- セノ: この匂いに釣られたということは、たとえ狂気に陥っていても尚、知識を探求していた歳月を懐かしむくらいはできるんだろう。
- イザーク: うぅ…おじいちゃん…
- パイモン: そんな弱点を利用するなんて…でも、こんなことして犯人にどんなメリットがあるんだよ?
キングデシェレトの復活のため?
- パイモン: 噂は本当だったってことか?
これが現状、唯一関わりのある事件。
- パイモン: 狂った人をわざわざ連れて行くなんて…あの過激派となにか関係があったりしてな?
- セノ: 可能性は少なくないだろう。
- イザーク: おじいちゃんを助けて!悪いことなんて絶対してないんだ、お願いだから助けてあげて!
- パイモン: こうなったら、連れ戻しに行こうぜ!安心しろ、イザーク。悪いやつらはオイラたちがやっつけるからな。
- セノ: まずはアアル村に戻って、関係するやつらに報告してやってから、人探しに行こう。
- (村長の家に近づく)
- キャンディス: …そうですね、やっぱり色の濃い服のほうが綺麗です。私も欲しいですね…
- パイモン: 戻ってきたぞ!キャンディス、新しい報告があるんだ!
- キャンディス: おかえりなさい!
- ディシア: あんたら、もう仲良くなったのかよ。
- パイモン: ディシアもいたのか!
- ディシア: それで、順調なのか?
- セノ: ああ。
- ディシア: ん?アルハイゼンは一緒じゃないのか?
- パイモン: オイラたちも全然見かけなかったぞ。
- ディシア: ふむ、村の入り口であいつを見たから、てっきりあんたたちと一緒に行動してるもんだと…まさか単独で調査してるのか…?
- キャンディス: それで、収穫はあったのですか?
- 分かったことをキャンディスとディシアに告げた…
- キャンディス: なるほど。誰かがあるお香を使ってアアル村に追放されていた学者を連れ去った…
- ディシア: …キングデシェレトの復活?そんなこと、あたしは聞いたこともないけど。
- ディシア: あんたたちが言ったお香だが、あたしが知る限り、あれは防砂壁の向こう側だけで流行してるやつだ。
- ディシア: お香は普通、学者の愛用品なんだが…この近くにまともな学者なんてほとんどいないからな。良い値段じゃ売れないのさ。
- ディシア: しかも、お香はすごく綿密な製法じゃないと作れない。難しくて大変なのに儲からないような仕事、砂漠じゃ誰もやらねぇよ。
- ディシア: だからこの件は…きっと防砂壁の内部からの支持を得てるんだと思うぜ。
- セノ: 理にかなっているな。
- パイモン: うーん…じゃあオイラたちはどうすればいいんだ?教令院の近くに行って手がかりを探すか?
- ディシア: いつもなら、そういう展開になるかもしれないが——今日はあたしがいる。あんたたち、得したな。
- ディシア: さっき、この情報をあんたたちに告げたやつは、酒場でそのうわさを聞いたんだって言ったな?実はあたしも酒場で飲むのが好きで、過激派についてはまあまあ知ってるんだ。
- パイモン: たしか、過激派の代表はデリワーっていうやつだ。
- ディシア: 「丸目の肉屋」エンギル、「痘痕面の大強盗」デリワー、そして「髭のシャムシール」ジェバーリ。結構有名なやつらさ。
- (旅人): (ん?何か知ってる名前があるような…?)
- ディシア: こいつらの特徴は、みんな「金に困ってる」ってとこだ。暮らしがうまく行ってねぇやつほど、キングデシェレトを信仰する。やつらにとってキングデシェレト復活は、教令院を転覆できる唯一の機会なのさ。
- ディシア: スメールをメチャクチャにすることでしか、ここの生活を根本的に変えることはできない。やつらはそうやって考えたから、過激派になったんだろう。
- パイモン: ディシアってすごいな!ここの顔役みたいだ!
ディシア…
- (旅人): (あれ?ディシアがこっちに目配せしてる?もしかして…今は質問しない方がいい?)
- ディシア: ハハハッ、傭兵の仕事をやっていく上で、情報収集は必要不可欠なのさ。酒に費やした金は、少しも無駄になってないぜ。
- セノ: なら早速——
- ディシア: おっと、待て。セノ、あんたはアアル村に残れ。
- セノ: なぜ?
- ディシア: アアル村は小さな村だからな、外から来た者はすごく目立つ。すでに、あんたらに関するうわさが広まってるんだ。
- ディシア: 砂漠は環境が劣悪で、生活も厳しい。防砂壁の向こう側なんかとは比べ物にならない。そういうところで何かしたいときは、人脈に頼らざるを得ないだろ。
- ディシア: あんたに比べれば、あたしみたいな傭兵は三流の一兵卒に過ぎないし、戦闘力なんて取るに足らない。だけどこれは時に、信頼を得やすいってメリットにもなる。
- (旅人): (……?)
- ディシア: 人々に話を聞く時、あんたがいちゃ色々と説明しにくい場面が出て来るんだ。
- セノ: …分かった。
- ディシア: よし、なら決まりだな。旅人とパイモンはあたしと一緒にキャラバン宿駅に来てくれ。一刻も早く狂学者たちの行方を突き止めよう。セノは村に残って調査を進めてくれ。
- パイモン: おう!行こうぜ!
- (キャンディスまたはセノと話す)
- キャンディス: ディシアはとても知慮に富んでいますから、彼女の言ったことには何かしらの理由があるのでしょう。これもすべて問題解決のため。セノさん、あまりお気になさらないでくださいね。
- セノ: ああ、気にしてない。
- キャンディス: あら…ずっと遠くを見ているようでしたので、てっきりディシアの言葉を思い出しているのかと思いました。
- セノ: いや、違う。俺は元々こういう目で見られることは多いんだ。
- セノ: 力を恐れるのは至って普通のことだ。気にする必要はない。
任務の説明の更新
ディシアは手がかりを分析し、キャラバン宿駅で調査を続けることを主張した。どうやら彼女には考えがあるようだ、それをこれから実行しよう…
- (キャラバン宿駅の入り口に近づく)
- パイモン: またここに戻ってきたな。
- ディシア: すでによく知ってるみたいだな。
- パイモン: いつも防砂壁を見るたびに、なんでこの世にこんな高い壁があるんだろうって思うんだ…なんだか現実的じゃない、みたいな。
- ディシア: そうだな。あたしも小さい頃は、ここを通る度にあんたと同じ疑問を抱いてたよ。
- ディシア: この高い壁はなんのために存在してるのか。そもそも風砂なんか、本当に壁で防げるもんなのか。
……
- ディシア: 大人になってから分かったんだ。…防砂壁は風砂だけじゃなくて、あたしたちみたいな者も阻んでるってことに…
- ディシア: スメールは偉大なる賢者たちによって掌握されてる。あいつらにとって、砂漠の民なんかはどうでもいい存在で、必要な時にだけいればいい「道具」に過ぎないのさ。
- ディシア: 安い労働力、使い勝手の良い家畜…ただそれだけだ。
- ディシア: 砂漠の子供は、たとえアーカーシャ端末を手に入れ、知識申請を出しても、そのほとんどが拒絶される。教令院からしたら、あたしたちには資格がないんだろう。
- ディシア: セタレみてぇな百年に一人の天才は別として、普通の子供には全くチャンスがない…たとえあたしたちも同じ人間だと、やつらが本心では知っていてもな。
- パイモン: そんな…
- ディシア: …できることなら、この手でこの壁をぶち壊したいぜ。
(ディシアの気持ちは分かるけど…)
(ここで騒ぎを起こすのは困る…)
- パイモン: おい、ディシア。お、おまえ…怖いことをしようとかって考えてないよな?
- ディシア: いや、別に思ってないが。ただここを通ったから、それについて話しただけだ。
- ディシア: あたしたちはここで情報を探りに来たんじゃないか。
- パイモン: そうだな!あいつらを捕まえに…
- ディシア: シーッ!
- ディシア: キャラバン宿駅には人が多い…発言には気をつけろ。あたしたちの目的を知られちゃダメだ。
- ディシア: ここに着いた瞬間から、行動が始まったと思え。
- ディシア: さ。まずは酒場に行こう、あたしの知り合いがいるかもしれない。
- (酒場に近づくか、ザキと会話する)
- ディシア: ふむ…あいにく、あいつらはいないみたいだな。
- パイモン: えっ?いないのか?
- ???: ディシアか?ハハッ、奇遇だな、お前も酒を飲みに来たのか?
- ディシア: ザキ。よかった、やっとよく知ってる顔に会えたぜ。
- ザキ: ん、どうかしたのか?お、隣にいる二人は、外国から来たお客さんかい?
こんにちは。
- ザキ: おう!どうも、俺はザキだ。ディシアの…酒友って言うべきか?
- ディシア: ハハッ、何回か一緒に酒を飲んだことがあるんだ、よく知ってる友人さ。
- ディシア: 礼儀正しいやつらだろ?こんなに友好的で謙虚な異郷人は滅多に見かけないはずだ。
- ザキ: そうだな。防砂壁の向こう側のやつらより余程好感が持てるよ。それで、ディシアは人探しでもしてるのか?
- ディシア: 近頃、エンギルとデリワーとジェバーリを見かけなかったか?
- ザキ: ああ、見かけたよ。数日前、ここで一緒に酒を飲んだばかりさ。
- ディシア: 実は他国との香料取引が手元にあってな、デリワーたちに手伝ってほしいんだ。どこにいるか知ってるか?
- ザキ: そうだったのか、まったくお前はよく考えてるな。デリワーが最近金に困ってるから、助けてやろうってことだろ?
- ディシア: シーッ、これはあんまり大きな声じゃ言えねぇ取引なんだ。みんなキャラバン宿駅で一緒にやってる仲間なんだし、稼げるときは一緒にやるべきだろ?デリワーたちは体付きもいいし、貨物の護送にはぴったりだからな。
- ザキ: ハハハッ、ありがとな、ディシア。デリワーは俺の友達でもある。そんないい話があるなら、早くあいつのところに連れて行ってやらないとな。ほら、ついて来てくれ。
- (マークされた場所に近づく)
- ディシア: 着いたのか?
- ザキ: ああ、ここだ。
- ディシア: でも誰もいないみたいだが…あいつら、こんな所で何してるんだ?
- ザキ: ハハッ、聞くまでもないさ。それはもちろん…お前たちのようなカモを待ってたのさ!
- ディシア: ……!
- パイモン: しまった、待ち伏せだ!!
- ディシア: ザキ、どういうことだ?
- ザキ: おいおい、勘弁してくれよディシア。お前のアアル村での言葉が、俺たちの耳に届いてないとでも思ったのか?俺たちの仲間はこの異郷人が村に入ったときから情報を探ってたんだよ。
- ザキ: お前がデリワーを探してることも、お前の仲間に教令院のやつがいることも、お前たちが失踪した狂学者を調べてることも全部知ってるぜ。
- ディシア: どうやら、あたしたちは最初から目をつけられてたみたいだな。
- パイモン: そんな…こんなことになるなら、セノを村に残すんじゃなかった…
- ザキ: お前ら、一番強いやつを村に残したんだろ?今時商売をダシにして情報調査だなんて、自分が賢いとでも思ってんのか?
- ディシア: …チッ。
- ディシア: すると、あんたはデリワーの一味ってことか?
- ザキ: ハハッ…ディシア、お前みたいな傭兵は外で仕事することもあるから、情報を逃すのも無理はない。俺たちのようにいつも酒場にいる連中は、お前が思ってる以上に団結してるのさ。
- ザキ: まあ、お前も一つだけ正しいことを言ってたな。俺たちは確かに、スメールがメチャクチャになるのを望んでるんだ。何しろ、俺たちは誰よりも砂漠の民と教令院の立場が逆転することを願ってるんだからな!
- ディシア: デリワーへの印象からして、あいつはきっとこの大きなチャンスを見逃すつもりはないだろうな。
- ???: 正直、もしお前が村でやってたことを知らずに、さっきの防砂壁に対する言葉だけを聞いてたら、俺もお前が同志だと信じるところだったぜ。
- ディシア: デリワー、それに…エンギル。あんたもいたのか。
- エンギル: 久しぶりだな、傭兵の姉ちゃん。知ってるはずだ、俺たちキングデシェレト様の支持者は、誰よりも裏切り者を嫌う。
- デリワー: ディシア、お前は砂漠の民だから、キングデシェレト様が草神より優れていることを知ってると思ったんだがな。それがまさか…俺たちに加わる資格さえなかったとは。
- ディシア: あんたたちに加わってなんのメリットがある?過激派になって、関係もない学者をさらうことに加担しろってか?しかも、噂がまだ全く実証されていない段階で。
- デリワー: フン、やはり傭兵は信仰心など持ち合わせていないらしい。ただ金で動くだけか。かわいそうに、ネズミと同じだな。
- ディシア: ああ、確かに傭兵は金しかみない。雇い主こそ、あたしが唯一信仰する者だ。利益をくれるなら誰だってあたしの友人になれるぜ。
- ザキ: 戯言を…やっちまえ!
- ディシア: ふんっ、思ってた通りだったな。旅人、行くぜ!
- (敵を倒した後)
- ザキ: バカなッ!お、お前が…どうして…
- ディシア: 自分が情報通だとでも思ってたのか、ザキ?さっき…こう言ってたよな?「傭兵は外で仕事をするときもあるから、情報を見逃すのも無理はない」。
- ディシア: きっとあんたに情報を告げたやつは、あたしのことを取るに足らない雑魚だとでも言ったんだろう。何せ、そいつが聞いた話は実際にあたしの口から出たものだからな。
- ディシア: もちろんあんたはそれを信じる。ほとんど酒場にしかいないあんたたちは、あたしが傭兵であることしか知らず、実際に現場にいる姿は見たことがない。
- ディシア: たとえあたしたちが魔物退治に行った話を聞いても、きっと主な功績者はキャンディスで、他の者はお飾りだとでも思ってたんだろ?
- ディシア: 「何が熾鬣の獅子だ、そんなのハッタリに決まってる!あいつは自分の口で認めたんだ、あれは他のやつに近づくための決まり文句だってな。」
- ディシア: おおかたこんな感じか?
- ザキ: …村に俺たちの仲間がいることを知ってて、わざと偽の情報を流したのか…
- ディシア: 相変わらず頭が悪いな、ザキ。前に酒を飲んだ時にも思ったが、あんたらみたいに自分を賢いと思ってるやつが一番可哀想さ。
- ディシアは飛び蹴りをかまし、ザキを気絶させた…
- ディシア: よし、これで揃ったな。
- パイモン: うわぁ…ディシア、おまえはアアル村にいたときからこのために準備してたのか?
- ディシア: 準備なしで終わる仕事なんかないさ。あたしはただ、あんたたちが外で調査してる間、怪しげな二人を偶然見かけただけだ。
- パイモン: でもそいつらを捕まえるんじゃなく、情報を流すために利用するなんて…
- ディシア: 情報を流した二人はあくまでも手下に過ぎない。首謀者を暴くには長い糸を張り巡らす必要がある。
前に言った三人の名前は…
- パイモン: 村長の家で言ったすごい迫力の名前のことか?えっとたしか、丸目の肉屋に、痘痕面の大強盗…
- ディシア: あれは全部酒場で聞いた冗談さ。こいつら、酒を飲む時はいつも自慢話をしてるんだ。だから、自称「丸目の肉屋」エンギルに、自称「痘痕面の大強盗」デリワーと言ったほうが正しいな。
- ディシア: 人には、酔い始めると本音を喋るタイプがいる。エンギルとデリワーはいつも、キングデシェレトが優れてる、みてぇなことを口にしてたのさ。
- パイモン: ザキはどうなんだ?
- ディシア: 自分から釣られたただのバカだよ。ザキはやつらの中でも一番見つかりにくい位置にいたんだ。元の計画では、先にデリワーを見つけてからザキを探す予定だった。
じゃあ…「髭のシャムシール」は?
- ディシア: さっき村長の家で聞きたかったのはこれか?ジェバーリはあんたたちが声をかけた村人の一人…イザークとその祖父に料理を作るって言ってたやつだよ。
- パイモン: あいつも過激派だったのか!?
- ディシア: いや、あいつは違う。わざと間違った名前を出して、あたしが過去の印象から推測しているに過ぎないってあいつらに誤解させようとしたんだ。
- パイモン: ディシアって本当に色んな手段を持ってるんだな。さすが、凄腕の傭兵だ!
- ディシア: ハハッ、ちょっとしたコツに過ぎないさ。
- パイモン: それで…言ってたことは、全部本当なのか?
- ディシア: ん、どれのことだ?
- パイモン: 傭兵はお金しか見てなくて、利益さえあれば友達になれるって…
- ディシア: 気になるのか?
ディシアはそんな人じゃないと思う。
- ディシア: どうして?
雇い主がいなくても、行動してるから。
- ディシア: ……
- パイモン: ディシアも、他の砂漠の民みたいに草神が嫌いなのか?
- ディシア: …あんたたちは本当に鋭いな。だがあたしは何も、他の砂漠の民のように草神を嫌っているわけじゃない。
- ドニアザードお嬢様から、クラクサナリデビについて色々と良い話を聞いてる。お嬢様の敬虔な感謝の気持ちを、あたしはこの目で見てきた。 ディシア: あたしは
- ディシア: お嬢様はただの一般人に過ぎない。そんな一般人のために何度も行動するなんて、本当に人を愛する心がなくちゃできないだろうさ。
- ディシア: それに、最近起こってる色んなことを見て、全ての元凶は教令院の賢者だと思うようになった。過激派がキングデシェレトを妄信して草神を敵視するのだって、単に惑わされてるだけだろ。
- ディシア: あいつらのように悪さを何もしてないやつに矛先を向けるようなことは…できない。あたしはまだ正気だからな。
- パイモン: ディシア…
- (みんなでアアル村へ戻る)
ディシア: さて、ここでの件はこれで終わりだ。旅人、ちょっと手を貸してくれるか?こいつらを縛って村まで連れていこう。
- ディシア: 襲ってきた連中はこれで全部だ。あとはあんたに任せるぜ。
- キャンディス: 分かりました。終わり次第お伝えいたします。
- パイモン: キャンディス、手伝いはいるか?
- ディシア: キャンディスなら問題ないさ、信じて待てばいい。
- ディシア: それに、こいつは長年アアル村を守ってきたんだ。犯人を尋問するのにこれほど相応しいやつはいねぇよ。
- キャンディス: 私が結論を得るまで、皆さんはどうぞ近くでお暇つぶしでも。
- ディシア: 旅人。明日の朝、またここで集合しよう。
分かった。
- ディシア: こいつら…明日まで生きてられるといいんだがな。
- (玄関先で盗み聞き、オプション)
- キャンディス: 私の質問、聞こえたかしら?
- デリワー: ギャァアアア——!
- (ディシアと会話する、オプション)
- ディシア: キャンディスはこういうやつらの扱いが上手いんだ。良い知らせを期待しようぜ。
- (翌朝ディシアに近づく)
- パイモン: ディシア、来たぜ!
- ディシア: 時間ぴったりだな。
進捗は?
- ディシア: もうじき終わるはずだ。
- パイモン: 前から聞きたかったんだけど、ディシアってキャンディスをよく知ってるよな。昔からの友達なのか?
- ディシア: だいぶ長い付き合いだ。キャンディスはすごく面白いやつで、戦闘にも長けてる。強大な力を持ってはいるが、他者を謀るような真似は決してしない。
- パイモン: オイラ知ってるぜ!こういうの、璃月では「武徳がある」って言うんだ!
- ディシア: ああ、確かにそうとも言えるな。強い信念があるからこそ、キャンディスみたいなひたむきに責務を貫くやつになれるんだろう。
- ディシア: 毎日をただ生きてるだけのあたしたち傭兵とはまったく違う。
- パイモン: オイラはディシアもいいと思うぞ。
- ディシア: そうか?ありがとな。
- セノ: ……
- パイモン: セノもいたのか、ずいぶん早いな!
- セノ: ああ。昨日も来て、ちょっと手伝ったんだ。
- パイモン: 手伝い?なにをやったんだ?
- セノ: 拷問の手法を少しばかり共有した。
- パイモン: うぅ…それって、キャンディスにどうやって拷問するか教えたってことか?
- セノ: そうだ。
- キャンディス: 皆さん、お入りください。
- ディシア: 部屋に入ろう。
- (家に入る)
- パイモン: キャンディス、オイラたち…ってうわっ!なんかすごく怒ってるみたいだぞ!
- キャンディス: おや?隠しきれていませんでしたか?
- ディシア: 知ってるか、殺意ってのは目を隠しても口元から漏れ出すものなんだぜ。
- キャンディス: 私もまだまだ修行が足りませんね…
- キャンディス: しかし、私が怒るのも当然のことです。皆さんなら、分かって下さいますよね?
- デリワー: わ、わかってる…
- エンギル: もうぶたないでくれ、死んじまう…
- パイモン: セノの教えがよかったみたいだな…
もう一人前の弟子だね…
優れた師は優れた弟子を育てる…
- キャンディス: 自分は死を恐れるのに、平気で他人を危ない状況にさらしたと言うのですか?滑稽ですね。
- キャンディス: あなたたちの言う狂学者は、アアル村では「グラマパラ」と呼ばれています。彼らはアアル村の一部であり、家族のように思っている者もいる…
- キャンディス: その重要な村人をあなたたちは道具として利用した。…私は、あなたたちをどうすればいいのかしら?
- ザキ: ひぃっ!おやめください、どうかご慈悲を!
- ディシア: 自業自得だな。
- キャンディス: 同じ砂漠の民ではありますが、私はあなたたちよりもこの道理を知っています——キングデシェレトの復活は、戦争をもたらすのみであると…戦争を好む者など誰もいません。
- キャンディス: 本当の神が誰で、すべてを仕切っているのが誰か…そんなこと、ここに住む者たちは気にしていません。たとえ辛くとも苦しくとも、私たちは今の生活を維持したいと思っているだけ。
- キャンディス: 戦争は人々からすべてを奪い去ります。そしてそれは、到底背負いきれない責任となってあなたたちに覆いかぶさる。
- ザキ: ええ、分かりました!申し訳ございません…
- ザキ: 知っていることをすべて話します…どうかお許しを…
- キャンディス: 言いなさい。
- ザキ: 信じて頂けないかもしれませんが、それでも言わせてください…俺たちは決して自発的にこれをやろうとしたわけじゃありません。酒場で噂を流し、キングデシェレト様が復活することを俺たちに告げた者が確かにいたんです。
- ザキ: その謎の人物は、狂学者がキングデシェレト様復活の最適な「生贄」であると言いました。彼らの命を使えば、我々の願いが実現できる、と。
- セノ: 彼らのことは「グラマパラ」と呼べ。二度と間違った呼び名を聞かせるな。
- ザキ: はっ、はい!
- ザキ: その謎の人物は俺たちにキングデシェレト様復活の知らせを流し、手伝うよう言ってきたんです…見返りとして、キングデシェレト様の復活を約束すると…
グラマパラたちは今どこに?
- ザキ: わ、分かりません…
- セノ: 一。
- ザキ: えっ?どういう意味で…
- セノ: 俺の忍耐が擦り減った数だ。三つ数えたら、お前を殺す。
- ザキ: お待ちを!嘘はついていません!本当に知らないんです、あれは彼が…
- セノ: 二。
- ザキ: 彼が俺たちに、毎晩お香であの人たちを誘い出すよう言ってきたんです。そして村を出たら、決まった地点で引き渡す…そうすれば、謎の人物が彼らを連れ去るって!
- セノ: ……
- ザキ: 本当です、全部本当なんです!どうか信じてください!もちろん、他の二人に聞いてくださってもいい!
- セノ: 確かに本音のようだ。旅人、続けていい。
謎の人物が誰か分かる?
- ザキ: 信じてください。もしそいつを知ってるなら、さっきの時点でとっくに話してました。こんなリスクを背負ってまで隠すつもりは毛頭ありません!
- ザキ: そいつは、いつもマントを羽織っていて、顔も厳重に隠していて…それからキングデシェレト様の使者を名乗ってました。
- アンプおじさん: みんな、私に一つ推測がある。
- キャンディス: アンプおじさん?それはどのような…
- セノ: ……
- ほとんど一瞬で、セノは三人を気絶させた。
- ディシア: お見事!
- セノ: 続けろ。
- アンプおじさん: その謎の人物…もしかすると、教令院の者かもしれない。
- セノ: ……
- アンプおじさん: 昔、教令院の人がここに住むグラマパラたちを連れて行こうとしたことがあるんだ。その時は、グラマパラも村の一員であることを理由に断った。
- アンプおじさん: でも今思い出してみると…さっき出てきた謎の人物と、目的が似ているんだ。
- ディシア: そう言われてみれば、確かに教令院のやつが偽の情報を流し、過激派を騙してグラマパラを連れ出そうとしてるのかもな。
- ディシア: フンッ、自分勝手に人をこっちに送り込んで、また連れ戻そうだなんて…あいつらの好きにさせるもんかってんだ。
- セノ: …また教令院か。
スメールシティでセタレも言ってた…
「キングデシェレト復活の噂は教令院が…」
- ディシア: …やっぱりか。
- ディシア: でも、あいつらは一体何のためにグラマパラを連れて行こうとしてるんだ…?
- セノ: 教令院は昔から人を道具としてしか見ていない。動きにこういう変化があったのは、彼らに何らかの「用途」を見出したからだろうな。
- セノ: ……
- セノ: とにかく、今はグラマパラたちを探し出すのが最優先だ。
- キャンディス: そうですね、イザークも知らせを待っているでしょうし…
- ディシア: そろそろ行こう。村を出て、手がかりを探すぞ。
- セノ: ああ。少し片付けをしてから出発しよう。
- ディシア: よし、キャンディスは残ってこの過激派たちの処理をしてくれ。村の外のことはあたしたちに任せろ。
- キャンディス: はい、分かりました。
- (任務クリア)
パイモン: じゃあ、あとでここに集合しようぜ!
- (セノと会話する、オプション)
- セノ: 教令院…一体何を企んでいる?
- (アンプおじさんと会話する、オプション)
- アンプおじさん: はぁ…みんなが無事でいてくれることを願うよ。
- (ディシアまたはキャンディスと会話する、オプション)
- ディシア: 心配そうな顔だな。グラマパラたちのことを考えてるのか?
- キャンディス: ええ…できることなら、直接探しに行きたい。私にとっては彼らも大切な仲間で、村の一員ですから。
- ディシア: 相変わらず、ここに強い帰属意識を持ってるんだな。あたしはだめだ。傭兵なんざどこ行っても野良犬とおんなじさ。
- キャンディス: そんなこと言わないでください、ディシア。あなただっていつでもここの一員になっていいんですよ。
- ディシア: ハハッ、ありがとな。加わりたいと思った時には、きっと話すよ。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | 行方不明になったグラマパラ Yukue Fumei ni Natta Guramapara |
中国語 (簡体字) | 失踪的守村人 Shīzōng de Shǒucūn-rén |
中国語 (繁体字) | 失蹤的守村人 Shīzōng de Shǒucūn-rén |
英語 | The Missing Village Keepers |
韓国語 | 실종된 마을 지킴이 Siljongdoen Maeul Jikimi |
スペイン語 | El guardián desaparecido |
フランス語 | Le gardien du village disparu |
ロシア語 | Пропавшие хранители деревни Propavshiye khraniteli derevni |
タイ語 | ผู้พิทักษ์หมู่บ้านที่หายตัวไป |
ベトナム語 | Người Giữ Làng Mất Tích |
ドイツ語 | Der vermisste Dorfwächter ... |
インドネシア語 | Penjaga Desa yang Hilang |
ポルトガル語 | O Guardião da Vila Desaparecido |
トルコ語 | Kayıp Köy Korucuları |
イタリア語 | I Custodi scomparsi |
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