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蒼白の炎は、星4星5のレアリティで入手できる聖遺物セットである。

ゲームプレイメモ[]

  • 4セット効果時間は新しいスタックを獲得することでリフレッシュされるため、クールタイムが7秒以下の元素スキルを持つキャラクターはこの効果を最大限に活用できる。
  • 4セット効果はキャラクターを切り替えても持続する。
  • 4セット効果は発動したヒットにはバフをかけない。このバフが始まるタイミングはPingに依存し、Pingが高いほどバフが適用されるまでの時間は長くなる。
  • 4セットの攻撃力はフィールド上で着用者の元素スキルがヒットした時のみ発動し、着用者にのみ適用される。

ストーリー[]

無垢の花

決して枯れず色褪せない、青くて硬い造花。

「貴様は実に不思議な存在だ。人間の体で、それほどまでの力を背負うとは。」
「涙と血はもう流し尽くしたと言っていたが、炎で体を満たしただけであろう…」
「満身創痍になろうと、傷口と両目から流れるのは灼熱の炎のみ。」
「話が逸れたな。我輩が狼煙をたよりにここへ来たのは、貴様と交渉するためだ…」
「我らが『陛下』の恩恵で貴様の炎を飲み込もう。どうだ?」

一人目の愚者は命の炎が尽き果てようとする少女に「力」を授けた、
少女は「妄念」を通して穢れた過去と無垢な未来の境界を見た…

消え去った私の過去を堅氷で満たし、燃え続ける炎を消そう。
漆黒の闇、世界の痛み、人と獣の罪、それらすべてを沈黙の氷で浄化しよう。

それでも、蒼白で無垢なる炎は彼女の心の中で燃え続けていた…

「私とあんた、それにあんたの女皇とは、目的が一致している。」
「愚かな神々、漆黒のアビス——それら世界の歪みを生み出す根源を浄化する。」
「いいでしょう。その目的を実現するためなら、何をしてもかまわないわ。」
「だって私、白衣を着ていても、もうとっくに洗い落とせないほど死骸の油と灰に染まっているもの。」

良医の羽

非常に鋭いふちを持つ不吉な羽。異類の不羈を象徴しているのかもしれない。

「『人』とは、複雑なだけの機械に過ぎない。」
英知の畑で、ある少年はそう語った。
部位を取り外し、変更を加えれば、
その機械の性能は大幅な上昇を得る。
神の目、体格、武力に関係なく、
「最適化された人間」は常識を超えた力を持つだろう…

たとえ「外道」と蔑まれ、賢者の輪から永久に追放されたとしても、
少年は研究ノートの端に、自身の感想を書いた。
Ⅰ.予想通り、教令院のやり方では、研究に突破口は開けない。
Ⅱ.しかし、追放されたのは損失だ。良い研究環境がなくては。

「異端」のうわさを辿り、一人目の愚者は彼を見つけた…

『最適化された人間』か——貴国が十分な物資と時間を提供してくれるのなら、我輩は貴様たちが『神』と呼ぶものさえ作ることができる。どうだ?」
沙金が流れるような暑く眩い砂漠の中で、彼は冬国の使節に尋ねた。
お前も教令院の人たちみたいに俺を「怪物」や「狂人」と呼ぶのか。
それとも故郷の人たちみたいに、俺を追い払うのか…

しかし…
「よかろう。では、今から貴様は我らの仲間だ。」
「貴様の名は、そうだな——」
自身に付けられた名があまりにも皮肉めいたものであったため、少年は大声を上げて笑わずにはいられなかった。

停頓の時

ふたが開かない懐中時計。時間の経過と同時に、しっかりカチコチと音を立てる。

金銭が流通する軌跡は、世界の静脈を構成する。
ならば世界の中心とは、黄金の心臓とも言えよう。

認められることのないは、俗世の力を追求するしかない。
しかし、「彼ら」にとってなんの意味もない金銭も、
無数にある権能の一つとして、「神」の手中に収まっている。

もしかすれば、彼がかつて貧しかったが故に、金銭に対して病的なまでに執着しているのかもしれない。
もしくは、神の支持を得られなかったが故に、対抗の意志を燃やした…

金貨発祥の地の人々は、『契約』を重んじる。」
「金銭の名のもとに、『契約』を守ろう——」
「すべての手段を使い、世界を流通する金の心臓になる。」
「そして必要な時に、自らの意志でその心臓を止めるだけだ。」

超越の盃

何年もの歳月を経たか見た目からは全く見当がつかない精巧な盃。

誕生の時すでに至高の美を有していた「」は、
長い「時間」と空っぽの「意志」を持つ運命にあった。

が創造した超越者であるにもかかわらず、役立たずとして捨てられた。
未知なるエラーで「休眠」から目覚め、
天地と凡人の世界を渡り歩いた。

愚者が彼を見つけるまで、彼は数え切れないほどの年月の漂流から、
こんな経験を会得した。

僕はすべての人間を越える「人間」、
神でさえも僕の運命に干渉できない。
人も神も運命も僕を裁く権利はない。
どのように残りの寿命を過ごすかは、僕の自由だ。

仮面を被る彼らと一緒に行動するのは面白そうだ、
その仲間になってもいいだろう。

嗤笑の面

誰にも表情がわからないように顔を隠すことができるマスク。

同胞の身に染まった血が洗い流せないのなら、運命を嘲笑する「道化」を演じよう。
才と学が「賢者」に及ばず、先代王者の支持も得られず、
深くに眠った罪を掘り返し、神の怒りと破壊を招く彼らを阻止できなかった。
ならばいっそのこと不器用な「道化」となり、我輩の苦痛を理解する「陛下」に忠誠を誓おう…

我が名は「道化」のピエロ——

誇り高き愚人どもよ、怒りの炎と永遠の冷気を心に抱け。
我ら世界定理の不条理と無情を知見せし者、
世界を嘲笑う面を被り、天理を書き換えようではないか。

豆知識[]

  • この聖遺物セットの伝承は、11人のファトゥスのメンバーに関するもののようだ。
    • 「瞳笑の面」とは、ファトゥイ監督であり、ファトゥイ第一号であるピエロのこと。
    • 「良医の羽」の話は、名前に共通要素があること(「ドットーレ」はイタリア語で「医者」)、ドットーレがかつて遺跡機械の研究施設を持っていたことから、「博士」の話である可能性が最も高い。
    • 「停頓の時」の話は、スネージナヤの経済政策を担当しているパンタローネのことを指している可能性が高い。アンドレイはスネージナヤの経済が好調なのはパンタローネの努力のおかげだと述べており、パンタローネ自身もファデュイの一員となったことで莫大な富を手に入れたゲーテホテルを全て無期限に貸し出すだけの金をゲーテに渡したのだ。
    • 「超越の盃」の話は、八重神子が述べているように、傀儡の雷電将軍を作るための原型であり、その後ファデュイに出会うまで普通の人間の男性としてこの地をさまよっていたスカラマシュのことを指す可能性が最も高いと考えられる。
      • 幕切——傾奇の末のカットシーン(魔神任務 間章・第三幕「伽藍に落ちて」の第3話)で、スカラマシュが「価値のないものは残されない…」と語っている。
    • 「無垢の花」の話は、炎元素の能力を封印するために邪眼を与えられたシニョーラのことを指している可能性が高い。
      • シニョーラは伝説BOSS戦において、氷の繭のHPが少なくなった第一段階と第二段階の始めに2回「Pale Flame」と発言している。

関連[]

その他の言語[]

言語正式名称
日本語蒼白の炎
Souhaku no Honoo
中国語
(簡体字)
苍白之火
Cāngbái zhī Huǒ
中国語
(繁体字)
蒼白之火
Cāngbái zhī Huǒ
英語Pale Flame
韓国語창백의 화염
Changbaek-ui Hwayeom
スペイン語Llamas Albinas
フランス語Flamme blême
ロシア語Бледный огонь
Blednyy ogon'
タイ語Pale Flame
ベトナム語Lửa Trắng Xám
ドイツ語Fahle Flammen
インドネシア語Pale Flame
ポルトガル語Chama Pálida
トルコ語Sönük Alev
イタリア語Fiamma fioca

変更履歴[]

ナビゲーション[]

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