菫庭の風雅な盛会は、イベント「華やぐ紫苑の庭」の中で行われる華彩紫庭真説の第一幕「酔いどれ翠庵の怪しき事件」の前編。
手順[]
会話[]
- (キャサリンと会話する)
- パイモン: キャサリン、新しい依頼があるって聞いたんだけど、本当か?
- キャサリン: はい。ただいま入っているお仕事ですが、依頼人はあなた方をご指名です。
- パイモン: 「指名」?なんだか緊張するな…どんな仕事なんだ?
- 光華容彩祭」という盛大な祭典が開かれようとしています。 キャサリン: ふふ、ご安心ください、危険な仕事ではございません。お二人もご存じかと思いますが、もうすぐ稲妻では「
- パイモン: おお!お祭り!そういえばオイラたち、まだ稲妻のお祭りには参加したことがなかったな。
- 社奉行と八重神子様によって取り仕切られています。そして今回あなた方に依頼なさったのも、他でもない八重様なのです。 キャサリン: この祭典は、
依頼人は神子だったんだ。
- パイモン: えへへ、神子はへんてこりんなアイデアをたくさん持ってるから、きっと面白い祭りになるだろうな。
- パイモン: 鳴神大社に行って、どんな依頼か確認してこようぜ。
- 花見坂の八重堂にいらっしゃいます。あなた方をご案内するよう言伝を頼まれていたんです。 キャサリン: それほど遠くまで行く必要はありません。八重様なら今、
- パイモン: そうだったのか、じゃあ早速行こうぜ。
任務の説明の更新
神子からの依頼なので、詳しくは本人に聞いてみよう。彼女は八重堂の近くにいるそうだ。- (八重堂に近づく)
- 八重神子: 荒谷、黒田、そちらの状況はどうじゃ?
- 荒谷: ご報告いたします。八重堂の書籍、並びに個人の委託による印刷物、すべて昨日の午後に製本と発送を完了いたしました。
- 村田の方はどうなっておる? 八重神子: うむ、悪くない。
- 天井屋とセーリングブリーズから連絡があった、『雷電将軍に転生したら、天下無敵になった』と『お願いっ!私の仙狐宮司』の関連資料についてもすでに準備が整っております! 村田:
- 小野寺はどうじゃ? 八重神子: よかろう。
- 小野寺: ……
- 八重神子: 小—野—寺—
- 小野寺: あっ、は、はい…ご報告いたします…!新刊即売会の準備はすべて予定通り進行中です!
- 八重神子: 小野寺、此度の即売会の企画は汝が立てたもの。言い換えれば汝は妾たちの「大将」なんじゃ。もっと自信を持たんか。
- 八重神子: 心配せずとも、この企画は必ず成功する。妾のお墨付きじゃ。
- 八重神子: そうじゃな…特別に二日間の休暇をやろう。この機にしっかりと休むがよい。即売会当日は忙しくなるからの。
- 小野寺: 八重様…ありがとうございます…!
- 八重神子: さて、皆やるべきことがいっぱいじゃ。時間は待ってはくれぬぞ、すぐに取りかかるがよい。解散!
- 八重神子: 元気にしておったか、童たち。その様子じゃと、すでに妾の依頼を引き受けたようじゃな?
- パイモン: おいおい神子、もうすぐ祭りだってのに、鳴神大社に戻らなくていいのか?こんなところで、娯楽小説にかかりっきりで…
- パイモン: あっ、オイラたちを呼んだのって、もしかして祭りの準備を丸投げするためなのか…?ふんっ!そんな依頼、引き受けてやらないぞ!
そうだそうだ、引き受けない!
- 八重神子: シクシク、なんと嘆かわしいことか。妾は祭りのためにこれだけ苦労をしておるというのに、まるでサボっておるかのようなその言い草…
- 八重神子: 童よ、祭りが鳴神大社と関係しているなどと、いったい誰が言ったのじゃ?
- パイモン: えっ、そうじゃないのか?だってここは稲妻だろ。
- 八重神子: 確かにそうじゃの。じゃが、鎖国令が解かれた今の稲妻は、もう昔のような不変を渇望する国ではなくなった。
- 社奉行と共に決めたんじゃ。稲妻の風格を保ちつつ、国際的な文化振興の会を開くつもりでおる。 八重神子: それゆえ、従来の仕来たりに基づいた伝統的な祭りではなく、一味違ったものにしようと、
国際的な…
文化振興の会?
- 八重神子: ふふっ、どうやら容彩祭の由緒から説明しなければならぬようじゃの。
- 五歌仙」と呼んでおった。 八重神子: 伝説によると、古代の稲妻には、かつて詩歌の達者な五人の歌人がいたそうじゃ。人々は彼らを「
- 将軍に献上しておったんじゃ。このことは当時の人々の間でも雅な話じゃと語り継がれておった。 八重神子: 毎年、彼らは五歌仙の中から一人を派遣して、五人で作って編纂した歌集を
- 八重神子: 彼らのおかげで、稲妻の文化も、当時はとても栄えていたんじゃ。
- 八重神子: 後に人々は彼らを題材に、様々な様式で五歌仙の物語を作った。その物語から「容彩祭」が生まれ、創作が生活にもたらす喜びを祝うようになったんじゃ。
- パイモン: やっぱり文化的な色がすごく濃いお祭りだったんだな。
- 八重神子: うむ。古い言葉で言うなら「風雅」というものじゃな。しかし残念ながら、時が経つにつれ、五歌仙もこの祭りも人々の記憶から消し去られていった。
- 八重神子: じゃから今回は、容彩祭の復興に向けて——
- 八重神子: 娯楽小説の創作を中心とした文化交流展を開く!
- パイモン: えっ、ちょっと待て…娯楽小説!?
「風雅」はどこに行ったの?
- 八重神子: そんな、信じられぬというような目で見るでない。古く、詩歌は流行の媒体じゃった。その流行は今や、「娯楽小説」となっておる。ただそれだけのことじゃ。
- 八重神子: 重要なのは形式ではなく、「創作」であることなんじゃ。過去ばかりを気にして形式や内容に拘っていては良い作品も生み出されぬ。
- 八重神子: それに、「今を大切にする」という観念は、今の稲妻にぴったりじゃと思わぬか?
- 八重神子: これを機に、娯楽小説を通してテイワットに稲妻を再認識してもらうこともできて、一石二鳥じゃ。
これが俗に言う…
真剣な顔で、またそんなデタラメを…
- パイモン: うわ、危なかったぞ…おまえが注意してくれなかったら、オイラも神子に騙されてたところだ!
- パイモン: ふんっ、オイラたちを騙そうたってそうはいかないぞ!おまえのことだから、どうせ個人的な趣味で決めたんだろ!
- 八重神子: ふふっ、妾の趣味でもあることは否定せんがの。じゃが、小説でも祭りでも、新たな着想で大衆の興味を引く必要がある。
- 八重神子: どうじゃ、容彩祭でどんな面白いものが見られるのか…汝らは気にならぬのか?
- パイモン: うぅ…気になる…!正直、すっごく気になるぞ!
- 八重神子: ふふっ、それなら妾について来るんじゃな。離島の会場へ行けば、目新しいものが見られるぞ。
- 八重神子: それにあそこには、今回の任務について説明してくれる者もおる。
任務の説明の更新
神子は容彩祭のことを簡単に教えてくれた。彼女と共に離島の会場に行ってみよう。
- (お祭り会場に近づく)
- 遠国監察一帯は娯楽小説の主な展示会場となる予定じゃ。 八重神子: 容彩祭が開かれる間、
- 八重神子: 多数の商業作品や同人作品が頒布されるだけでなく、限定特典や抽選会、新刊即売会といったイベントも豊富に行われる予定じゃ。
- 万国商会の前にあるこの小さな広場は祭りの期間中「五歌仙広場」と呼ばれる。近くの店舗には、娯楽小説に関連した特別商品も売り出されるゆえ、決して見逃すでないぞ。 八重神子:
- パイモン: わぁ…なんて言うか、随分と変わった祭りって言うか、違った次元のすごさを感じるぜ…
娯楽小説みが強いね。
- パイモン: あれ?神子、広場の中心にある真っ白い板は、なにをするためのものなんだ?
- 八重神子: うむ、それは…
- 神里綾人: 八重様から頼りになる助っ人が来てくださると伺っていましたが、やはり貴方がたでしたか。
- 神里綾人: 旅人さん、パイモンさん、お久しぶりですね。元気にしていましたか?
-
- (プレイヤーが神里綾人にまだ会っていない場合、紹介文が画面に表示される)
- 神里綾人 - 磐祭葉守
- 若く有能な社奉行神里家の現当主。穏やかで礼儀正しく、物事をそつなく処理する。
- 表面上、彼の立ち振る舞いは謙虚で優雅なものだ。人前に現れることは滅多になく、その才を表に出すこともほとんどない。
- だが、神里綾人という人物をよく知る者は、決して彼を軽んじないという——かつて前任の社奉行が病に倒れ、神里家が傾きかけた時、情勢を安定させたのは他でもなく、若き彼であったからだ。
- 彼の並外れた手腕と胸のうちにしまい込んだ深慮なくしては、今の地位を得ることなどできなかっただろう。だが、その隙のない微笑みの裏には、何か闇が隠されているのかもしれない。
- 綾人!今回の容彩祭には、綾人も直々に出るのか。でも、おまえってすごく忙しいんじゃないのか? パイモン:
- 神里綾人: 祭りの準備は社奉行の義務なのです。それに八重様ご自身が、容彩祭のために心血を注いでいらっしゃるのですから、私が出向かない訳にもいかないでしょう。
- 八重神子: ふふっ、綾人、妾たちの仲じゃ。そんなに畏まるでない。
- 八重神子: 今ちょうど、ここの展示板について話しておったところじゃ。これは童たちの任務とも関係がある。汝が詳しく説明してやれ。
- 神里綾人: すでにお二方は、容彩祭が五歌仙の伝説に基づいたものであるとお聞きになったことでしょう。この五つの展示板は、彼らの姿を描くためのものなのです。
- 神里綾人: この容彩祭は、稲妻の鎖国令が解除されて以来、初の大型祭典となります。それだけでなく、文化や芸術に関連した祭りでもある。
- 神里綾人: ですから社奉行では他国の文化人を何名か稲妻にご招待しました。
- 神里綾人: 例えば、こちらの肖像画については、遥々モンドから画家をお招きして描いていただく予定です。
- 神里綾人: 客人方の稲妻における食事や宿泊の手配は、我々社奉行がお手伝いします。しかし異郷の地では、どうしても慣れないことがあるかもしれません。
- テイワットの他国にも通じる方に案内をお願いできれば、こちらとしても大助かりなのですが… 神里綾人: そんな時、稲妻に詳しく、
分かった。
これが(俺俺/
私私)たちの任務だね。 - 神里綾人: はい。お二方には港口から客人を万国商会まで招いていただき、彼らの希望に沿った手助けをして差し上げてほしいのです。
- 神里綾人: 客人方の乗る船の詳しい情報については、この「到着時刻表」に記載されています。ここに載っている時間通りに波止場へ向かってください。
- 八重神子: さて、もうこんな時間じゃ。妾は編集たちとの会議があるゆえ、先に行かせてもらうぞ。
- 八重神子: 祭り期間中、八重堂の編集はほとんどが遠国監察の近くにおる。何か用事があれば、直接訪ねるがよい。
- 三奉行協同でことに当たっており、対処しなければならない事が山積みなのです。ですので私もこれで失礼いたします。客人のこと、どうかよろしくお願いします。 神里綾人: 今回の祭りは
- (
到着時刻表を入手)
- パイモン: 綾人がくれた時刻表に、船の詳しい情報が載ってるみたいだぞ。
- パイモン: よく確認して、時間になったらお客さんたちを迎えに行こうぜ。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
---|---|---|
日本語 | 菫庭の風雅な盛会 Kintei no Fuuga-na Seikai[!][!] | Violet Garden's Elegant Successful Meeting |
中国語 (簡体字) | 堇庭风雅盛会 Jǐn Tíng Fēngyǎ Shènghuì | Violet Garden's Elegant Grand Meeting |
中国語 (繁体字) | 堇庭風雅盛會 Jǐn Tíng Fēngyǎ Shènghuì | |
英語 | Festive Elegance | — |
韓国語 | 자색 정원의 축제 Jasek Jeongwon-ui Chukje | Violet Garden's Festival |
スペイン語 | Elegancia festiva | Festive Elegance |
フランス語 | Élégance festive | Festive Elegance |
ロシア語 | Праздничная элегантность Prazdnichnaya elegantnost' | Festive Elegance |
タイ語 | งานเลี้ยงอันงามงดแห่งสวนม่วง | |
ベトナム語 | Buổi Tiệc Phong Nhã | |
ドイツ語 | Festliche Eleganz | Festive Elegance |
インドネシア語 | Keanggunan Festival | Elegance of Festival |
ポルトガル語 | Elegância Festiva do Jardim Violeta |