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翠緑の影は、★4★5の品質で入手できる聖遺物セットである。

ゲームプレイメモ[]

  • 4セット効果は、氷、雷、水、炎に対する敵の耐性を比較的容易に低下させることができる。
    • 耐性低下は拡散が発動した敵と、拡散のAoEダメージを受けている他の敵にも適用される。
    • デバフをかけながらダメージを与える他の多くの効果とは異なり、拡散はダメージを与える前に敵の耐性を下げるので、耐性低下を誘発する拡散はダメージも増加することになる。
    • 複数のオーラで拡散を発生させることで、複数の元素に対する敵の耐性を同時に低下させることができる[1]
    • 長続きする能力の場合、4セット効果を有効にするためには、キャスターが拡散反応を誘発するときに場にいることが重要である(キャスターが場外にいる間は効果が誘発しないため)。ただし、風元素でないキャラクターでも、セットを装着していれば、その攻撃によって拡散が発生した場合にボーナスを誘発させることができる(これには無相の風のような風元素オーラが必要である)[1]
    • 拡散DMGの60%上昇は、元素熟知による拡散DMGの上昇と加算される[1]

ストーリー[]

野花の記憶の草原

かつてある場所に咲いた野花、大地を離れ、狩人の胸につけられた。

かつて大地の至るところに茂った真っ白な野花。
枯れることなく、未だに清新な香りを放っている。

獲物が大地に無数に存在していた昔、魔物はまだ誕生していなかった。
狩人は今は名も知られていないこの野花を使って、自分の匂いを隠した。
この時代、こんな噂があった。もし無言で優しくて孤独な狩人に会いたいなら、
淡い野花の香りを追って、裸足で目を閉じたまま、林間と野原を歩けばいい。
狩人のように歩かないと、落ち葉を踏んでしまってすぐ狩人にバレるから。

もう一つ噂があった。やっと見つけた狩人は少年であった。
当時の古国災難が始まったばかりで、人々は塗炭の苦しみを味わっていた。

狩人の青緑色の矢羽

一瞬で獲物を貫通した矢羽、今でも綺麗に整えられている。

艶々した猛禽の羽根。矢羽の製作に最適な材料である。

昔、狩人は矢に射抜かれた獲物の命が大地に還るまで、
何度も何度も獲物を宥めていた。彼女は分かっていた。
獲物の還った場所に、自分もいずれ辿り着くことを。

優しい狩人は命の終わりに現実から目覚めて、
果てのない猟場で、もう会えない人たちと再会できると信じていた。

しかし彼女も分かっていた。少年を殺そうとした魔物を射抜いた後、
彼の願いを聞いた自分はもう、復讐のために、
他人の仇を取るために、苦痛のために、歪な魔物を狩っていると。
自分は既に、信じていた命の最後にある果てのない猟場に行く資格を失っていたと。

緑の狩人の決心

狩人が持ち歩いていた奇妙な機械、永遠に獲物を指す。

変わった構造をした小さな装置。方向と方位を教えてくれる。

伝説によると、狩人が裸足で野原を歩いていた時に、
足の下の草や、泥の中の根に聞いたこと、
木に止まっていた雀が見たことを彼女に教えてくれたらしい。

古国に災難が訪れてから、草木は喋れなくなった。
それは草木を司る神が災難で亡くなったから[Note 1]

以降、彼女はこの機器に頼って、大地での狩りを始めた。
少年に頼まれてから、彼女の獲物はもう鳥や獣ではなく、
古国から災いと苦痛をもたらす魔物であった。

緑の狩人の容器

緑の狩人が使用していた革水筒、中の空間は想像よりもずっと大きい。

非常に頑丈な容器で、密閉性に優れる。
伝説によると、狩人は篝火で休憩している時の内緒話をこの中に入れた。

狩人はかつて、深夜の野原で他人の匂いを嗅いだ。
狼の群れと魔物を相手にしても恐れなかった彼女だが、
他人の会話に参加する度胸はなかった。
あの時の狩人は既に人間の言葉の発音を忘れていた。

たとえ彼女が人に頼まれて、緑の魔物狩人になっても、
彼女の話すところを誰も見たことがない。彼女が行動の痕跡を一切残さないように。

……ある夜、彼女は自分の笑い声を革水筒に詰め込んだ。
時折、彼女は寂しいと感じると、必ずその笑い声に耳を傾ける。

緑の狩人の冠

かつて緑の狩人が使用していた自慢の冠、野原の風のような青緑色が特徴。

血に染まったことのない狩人の帽子。
無冠の狩人の王と呼ばれた者が所有していた。

狩人の基本は大地や森を敵に回すことではなく、
大自然に溶け込み、一体化することである。
かつて鳥がこの帽子に巣を作ったらしい。

誰も最も優秀な狩人に冠を授けることができない。
彼女より偉いのは自然の天地だけであった。

自然を象徴するこの帽子は、
やがて魔物に恐れられる光景となった。

豆知識[]

  • 蒼翠の狩猟弓のストーリーはこの聖遺物セットのストーリーと結びつき、ヴィリデセルンの物語に続いている。

翻訳注釈[]

  1. 中国語の原文では、「ever since disaster descended upon the ancient kingdom」とあり、英訳では除外されている。また、次の文章では、「草木を司る神」が「災厄とともに死んだ」とあり、災厄の間、「草木を司る神」が古代王国にいたことを暗示している。

関連[]

その他の言語[]

言語正式名称
日本語翠緑の影
Suiryoku no Kage
中国語
(簡体字)
翠绿之影
Cuìlǜ zhī Yǐng
中国語
(繁体字)
翠綠之影
Cuìlǜ zhī Yǐng
英語Viridescent Venerer
韓国語청록색 그림자
Cheongroksaek Geurimja
スペイン語Sombra Verde Esmeralda
フランス語Ombre de la Verte Chasseuse
ロシア語Изумрудная тень
Izumrudnaya ten'
タイ語Viridescent Venerer
ベトナム語Bóng Hình Màu Xanh
ドイツ語Grünlicher Schatten
インドネシア語Viridescent Venerer
ポルトガル語Sombra Verde
トルコ語Yeşil Gölge
イタリア語Cacciatrice smeraldo

変更履歴[]

脚注[]

  1. 1.0 1.1 1.2 KeqingMains Theorycrafting Library: Viridescent Venerer

ナビゲーション[]

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