終に訪れし花神誕祭は、テイワットストーリーの魔神任務、第三章・第二幕「黎明を告げる千の薔薇」の第1話である。
手順[]
- スメールシティに行く
- ドニアザードを探す
- ドニアザードが準備した宿に向かう
- パイモンと会話する
- 約束の場所でドニアザードと会話する
- ドニアザードについて行く
- ドニアザードと会話する
- 占い材料をキミヤに渡す
- キミヤと会話する
- ドニアザードについて行く
- ドニアザードと会話する
- 宿の近くに戻る
- エルマイト旅団のメンバーと会話する
- マルチプレイはこの手順中は無効になる
- 制限時間内に逃げる
- ドニアザードと会話する
- ドニアザードを近くで休ませる
- ドニアザードを近くで休ませる
- グランドバザールへ行き花神の舞を見る
- 宿に戻って休む
- パイモンと会話する
ゲームプレイメモ[]
- 時間は、スメールシティ付近またはスメールシティ内では変更できない。
対話[]
- (スメールシティに入る)
- パイモン: 花神誕祭…見逃すわけには行かないよな。
- グランドバザールの近くにいるはずだ。 パイモン: 早くドニアザードを探しに行こうぜ。たぶん…この前案内してくれた、
- (ドニアザードに近づく)
- パイモン: やっぱりいた!ドニアザード、帰ってきたぞ。
- クラクサナリデビ様の誕生日を祝えるわね。 ドニアザード: 旅人とパイモン!約束、守ってくれたのね。これで一緒に
間に合ったみたいだね。
大切なお祭りだからね。
- ドニアザード: へへっ、そうだね。お祭りは明日開かれるのよ。あれだけ準備したからか、少し緊張してきちゃったわ。
- パイモン: 緊張するな!クラクサナリデビはきっと、みんなの思いを感じ取ってくれると思うぞ!
- ドニアザード: うん、ありがとう、パイモン。花神誕祭に来てくれたみんなには、楽しい時間を過ごしてもらいたいわ。
- オルモス港には行った?何か発見はあった…? ドニアザード: そうそう、
- パイモン: もちろん行ったぞ。しかも、色んな出来事があって…
クラクサナリデビの手がかりはまだないけど…
むしろ、謎は深まるばかりだった…
- ドニアザード: そうだったの。また羨ましい冒険をしたのね…
- ドニアザード: …もしまた機会があれば、私も…
- ディシア: はぁ、お嬢様、その健康状態でまだオルモス港に行きたいって言うんですか?あたしに迷惑をかけるだけじゃあ済まないですよ。
- ディシア!おまえ盗み聞きしてたのか! パイモン:
- ディシア: おい、これは「影の護衛」ってやつだよ!雇用主を取り巻くあらゆる情報を把握することも、職務の一部なんだぞ。
- ドニアザード: ディシア、もういいの。さっき私は「行きたい」って言っただけ。自分のことくらいはっきり分かってるから、安心して。
- ドニアザード: 明日は祭りなんだから、ディシアも少しリラックスして欲しいわ。ずっと迷惑をかけてばかりだけど、私はもう平気だから。
- ディシア: …うっ、ドニアザードお嬢様にそう言われましても…
- ドニアザード: 安心してったら、私の守護騎士さん。
- ディシア: 分かりました、今夜だけですよ。明日こそ本番——悪意を持ったやつらが祭りの日を選んでやってくるでしょうから。
- パイモン: ふわぁ…
- ドニアザード: あ、港から駆け足で街に戻ってきたから、二人は疲れていたのね。ごめんなさい、今気づいたわ。
- ドニアザード: あなたたちに、休憩用の部屋を用意しておいたの。ついてきて。
- パイモン: うわぁ、おまえっていいやつだな!行く行く!
- (マークされたエリアに近づく)
- ドニアザード: ここよ。一番近くにある私の仮住まいからも近いの。
- パイモン: すごくいい感じだぞ!
ドニアザードには迷惑をかけちゃったね。
- ドニアザード: ふふっ、そんなことないわ。お礼はいいから、その代わり…また機会があれば、もっと冒険の話を聞かせて。
- パイモン: それ、オイラ得意だぞ!次はオイラが教えてやるよ!
明日の予定について…
- ドニアザード: あ、もしよかったら、明日は一緒にお散歩しない?
- ドニアザード: 友達はみんな祭りで仕事があるし、ディシアは私のことを「影」で護衛すると思うから…
- パイモン: そうだな…特にディシアなんか、ずっと疑心暗鬼でいたら、ピリピリした空気になっちゃうもんな。
決まりだね。
(君君/
あなたあなた)と一緒なら情報も入りやすい。 - ドニアザード: じゃあ明日の朝、近くの市場で待ち合わせしましょ。二人とも、早めに休んでね。
- パイモン: おう!おやすみ、ドニアザード!
- ドニアザード: 興奮して眠れなくなっちゃいそう。それじゃあまた明日。
- パイモン: オイラもワクワクしてきたぞ。花神誕祭にはおいしい料理があるのかな?
- パイモン: ダメだ、想像するとお腹が減って眠れなくなっちゃうぜ…早く寝ないと。旅人、中に入ろうぜ。
- (場面転換が起こる)
- パイモン: ふぁあ——ちょっと寝坊しちゃったかな?
- パイモン: 早くドニアザードと合流しようぜ。
- (ドニアザードに近づく)
- ドニアザード: 旅人、パイモン!待っていたわ。
- パイモン: おはよう、ドニアザード。オイラたち、ちょっと寝坊しちゃったみたいだな、へへっ。
- ドニアザード: そんなことないわ、私が早く来ちゃっただけだから。
- ドニアザード: ふぅ——ついにこの日がやってきたのね!一分一秒を金のように大切にしないと。
- パイモン: ドニアザードはこの日のために頑張ってきたもんな。思いっきり楽しもうぜ!
- ドニアザード: ふふっ、そうね!でも夕べはあまり眠れなかったから、最後まで体がもってくれるといいけど。
- ドニアザード: じゃあ、行きましょうか。まずはあそこの屋台から見てみましょう。
- (ドニアザードについて行く)
- ドニアザード: 花神誕祭日では、補助金の受け取りを断って自主的に出店する業者も多いの。まずは、その人たちの応援に行きましょう。
- パイモン: 補助金を断るなんて…出店する人たちって、お金目当てのやつばっかじゃないんだな。
- ドニアザード: クラクサナリデビ様の誕生を祝える貴重な機会だから、お金よりも雰囲気が大事ってその人たちは言っていたわ。
- パイモン: おっ!あそこに美味しそうなもんが売ってるぞ!見に行ってみようぜ!
- (アマールの屋台に近づく)
- ドニアザード: ここは…「ハフト·スィーン」で使う料理を売っている屋台ね。
- アマール: おっ、見る目があるね。これを知ってる人は、もうだいぶ少なくなってきてると思ったのに。
- パイモン: キノコ、花、それから色んな果物…って、肉はないのか。ちょっと残念…
- パイモン: で、さっき言ってた「ハフト·スィーン」ってなんなんだ?
- ドニアザード: 花神誕祭の伝統行事よ。昔の人たちは、七種の料理を食卓に並べる習慣があったらしいの…
- ルッカデヴァータダケ、サウマラタ蓮、ローズ、夕暮れの実、カルパラタ蓮、ハッラの実、ザイトゥン桃などね。 ドニアザード: 一般的によく見られるのが、
- パイモン: 花神誕祭って精進料理を食べる日なのか…
- ドニアザード: ふふっ…そういうわけじゃなくて、その七つの料理は、あくまでスメールの神が持つ七つの美徳を象徴しているの。
- パイモン: えっと、じゃあ…精進料理が草の国であるスメールの神を象徴するものなら…
- パイモン: 炎の国のお祭りだったら焼き鳥、焼き肉団子、ステーキとかばっかになるんじゃないか…
- ナタに行こうぜ! パイモン: 旅人、オイラたち予定よりも早く
- ドニアザード: ふふふっ…願いが叶うといいわね。
- パイモン: よし。じゃあ、他の屋台も回ってみようぜ?
- キミヤ: 君たち、「錬金占い」を試してみないかい?
- パイモン: 「錬金占い」?なんだか変な組み合わせだな。
- キミヤ: だろ?これに初めて巡り会った時、僕もそう思ったよ。伝説ではクラクサナリデビ様が発明したらしく、謎に満ちたものなんだ。
- パイモン: それで…具体的になにをすればいいんだ?
- キミヤ: やり方は簡単さ。お客さんの持ってる物の中から、錬金術の材料になるものを無作為に二つ選んでもらい、僕が錬金術を行うんだ。
- パイモン: ずいぶん適当だな。そんなの、失敗するに決まってるだろ?
- キミヤ: いや、失敗するのが正解なんだ。この占いは、錬金が失敗した後の粉塵を読み解くものなんだよ。
なんだか…怪しい。
最初から最後まで、適当すぎる。
- ドニアザード: えっと…クラクサナリデビ様によると、万物は互いに関係し合っていて、すべてのものが「運命」を指し示すことができるそうよ。これもある種の古代の知恵なのかもしれないわね。
- パイモン: ドニアザードの説明を聞くと、なんだかそれっぽく感じてきたな。まさかおまえら、グルなんじゃないよな?
- キミヤ: そんな深い意味があったのか。君は博識なんだね。どう、やってみたくなった?
じゃあ、試してみる。
- (アイテムメニューを開く)
- (プレイヤーがアイテムメニューを抜けて再びキミヤに話しかけた場合)
-
- キミヤ: どう?試してみる?
- キミヤ: よし、少し待ってね…ううん…「月」が見えてきた。
- パイモン: オイラにも見せてくれ…そうか?なんだか、一口かじったパイみたいだけど。
- キミヤ: そうだね…「月」となると、つまり…つまり…ちょっと待ってね…
- パイモン: こいつ、こっそり本で調べてるぞ…
- キミヤ: ああ、そうだった!これは「虚幻」と「嘘」を意味しているんだ。
- ドニアザード: 「虚幻」と「嘘」…あまりいい結果ではなさそうね…
- キミヤ: まあでも、自分の直感を信じ、心の中の恐怖を克服すれば、太陽は必ずや昇るだろう、って本には書いてあるよ。
- パイモン: 本で調べたってことはもう隠す気ないんだな。
- ドニアザード: …やっぱり、運命は表面を見せてくれるだけで、「結末」を迎えるには自分を頼らないといけないのかもね。ふふっ、ありがとう、参考になったわ。
- キミヤ: ああ、いやいや…実は僕もまだ勉強中の身なんだ、は…ははっ…
- パイモン: なかなか面白かったな。よし、次の場所に行こうぜ。
- (もう一度キミヤと話す)
- キミヤ: 錬金占いは過程よりも解釈を重視する。本を参考にしたほうが君たちのためになるんだよ。
- (もう一度アマールと話す)
- アマール: 昨日、森で採ってきたばかりだ。鮮度は保証するぜ!
- (ドニアザードについて行く)
- ドニアザード: そういえば、もう遥か昔のことなんだけど、花神誕祭はとても賑やかな祭りだったそうよ。
- ドニアザード: 特大のフロート車が街中を巡り、人々は花やお菓子を振り撒き、お酒を掛け合いながら、オルモス港へと向かったの…
- パイモン: ドニアザードの目が輝いているぞ。
- ニィロウの花神の舞も、きっとそれに引けを取らないはずよ。 ドニアザード: あははっ、ちょっと憧れてるの。でも
- (ヴィハルの屋台に近づく)
- ファーリス!ファーリス! 子供たち:
- ヴィハル: やあ、兵士諸君。ご褒美のヤルダーキャンディをもらうには、しっかりと隊列を組むんだぞ。
- (子どもたちはすぐに手を差し出して隊列を作り、ヴィハルを驚かせる)
- パイモン: ヘンな帽子をかぶった、ヘンなやつがいるぞ。
- 子供たち: あっ、ドニアザード姉さんだ!
- ヴィハル: はははっ…子供たちにとって、ドニアザードさんの魅力はヤルダーキャンディ以上なんですね。
- ヴィハル: 花神誕祭の準備をした数日間で、子供たちはすっかりあなたのことを好きになったようです。
- ドニアザード: コホン…あら、神聖なる花の騎士、私の名を存じていただいているなんて、光栄ですわ。
- ヴィハル: あっ…コホン、当然だとも。花の騎士ファーリスの名において、偉大なる花神誕日に貢献したことを称えよう。
- ヴィハル: さあ、小さな兵士たちよ、ご褒美のヤルダーキャンディは持ったかい。それじゃあ、クラクサナリデビ様に忠誠を誓って、解散ッ!
- 子供たち: はい!ファーリス騎士!
- (3人の子供のうち2人が離れる)
- パイモン: なんだ、この小芝居…
- ドニアザード: ふふっ、花の騎士ファーリスも花神誕祭を象徴するものなの。昔はフロート車に花の騎士を演じる人が座っていて、子供たちから大人気だったそうよ。
- ヴィハル: ドニアザードお嬢様のおかげで、子供たちはこのような楽しい思い出を作ることができるのです。
- ヴィハル。 ドニアザード: ええ、あなたもご苦労様でした、
- ヴィハル: いえいえ。そうだ、ヤルダーキャンディはいかがですか?これも祭りの目玉みたいなものでして、ちょうどキャンディの箱をいくつか用意してあるんです。どうぞ選んでみてください。
- パイモン: 選ぶって…これ、ぜんぶ同じものじゃないのか?
- スミレウリ味、ハッラの実味、夕暮れの実味… ヴィハル: はははっ、そこがこれの面白いところなんですよ。箱の中のキャンディは味がランダムに入っていて、何が出てくるかは運次第。味は
- パイモン: おいしそうだな…
- トカゲのしっぽ味やオニカブトムシ味。 ヴィハル: …それから、
- パイモン: おい!なんなんだよ、その二つは!
- ドニアザード: オニカブトムシ味のヤルダーキャンディは、トカゲのしっぽ味よりも若干辛いのよ。
- パイモン: まさか、ドニアザードはぜんぶ食べたことあるのか!うーん…じゃあ、旅人が選んでくれ。オイラが欲しいのは夕暮れの実味だ!
手伝ったからって必ず当たるわけじゃない…
ハズレても責めないでね。
- パイモン: 大丈夫だ、オイラはおまえを信じてるぜ!
- ドニアザード: 私も旅人はこういうのが得意な気がするわ、ふふっ。
- ヴィハル: さあ~!キャンディの箱は左から順に5つの数字が振ってあります。何番にしますか?
- (選択肢を選ぶ)
1番。
1番にする。
- (ヴィハルが箱を開けると、残った子供が顔を覆う)
- ヴィハル: ああ、残念。トカゲのしっぽ味でした。
- (間違った選択肢の対話に進む)
もう少し考える。
- (選択肢の選択に戻る)
2番。
2番にする。
- (ヴィハルが箱を開けると、残った子供が顔を覆う)
- ヴィハル: ああ、残念。ハッラの実味でした。
- (間違った選択肢の対話に進む)
もう少し考える。
- (選択肢の選択に戻る)
3番。
3番にする。
- (ヴィハルが箱を開けると、残った子供が顔を覆う)
- ヴィハル: ああ、残念。スミレウリ味でした。
- (間違った選択肢の対話に進む)
もう少し考える。
- (選択肢の選択に戻る)
4番。
4番にする。
- (ヴィハルが箱を開ける)
- ヴィハル: おお~!すごいですね、夕暮れの実味が当たりましたよ!
- (正しい選択対話に進む)
もう少し考える。
- (選択肢の選択に戻る)
5番。
5番にする。
- (ヴィハルが箱を開けると、残った子供が顔を覆う)
- ヴィハル: ああ、残念。オニカブトムシ味でした。
- (間違った選択肢の対話に進む)
もう少し考える。
- (選択肢の選択に戻る)
- (間違った選択をした場合)
-
- パイモン: うぅ…あれだけ大きな戦いを生き抜いてきたから、きっと運がいいもんだと思ってたけど、そんなことなかったんだな。
- ヴィハル: 夕暮れの実味のキャンディが入っていたのは、実は4番の箱でした。ただまあ、お祭りはみんなで楽しむことが重要ですので、このキャンディの箱は二つとも差し上げましょう!
- パイモン: ほんとにいいのか!ありがとな、キャンディの騎士!
- (正しい選択をした場合)
-
- パイモン: おまえは大きな戦いをいくつも乗り越えてきたからな、運がいいと思ってたぜ!
- ヴィハル: それではどうぞ、夕暮れの実味です。
- パイモン: へへっ、ありがとな、キャンディの騎士!
- ヴィハル: 花の騎士です!キャンディの騎士ではありません。
- ドニアザード: ふふふっ…パイモンはこのフロート車を持たない花の騎士にとどめを刺したようね。
- パイモン: キャンディも食べたし、そろそろ次の場所に行くか?
- ドニアザード: そうだ、忘れ物を思い出したんだけど、ちょうどあなたもいるし…
- ドニアザード: 一緒に取りに行ってくれないかしら?
問題ない。
いいよ。
- パイモン: きっと、ドニアザードは花神誕祭のことで頭がいっぱいだったから、家を出る時に忘れ物しちゃったんだな。
- ドニアザード: ふふっ、ごめんね。
- (もう一度ヴィハルと話す)
- ヴィハル: やあ、若き兵士諸君。入隊しに来たのですか?
- (マークされたエリアに近づく)
- バディス: …チッ、無駄足か、来るのが遅かったみたいだな。お嬢さまも随分と早起きなこった。
- イデール: そっすね…いや、待ってください、ボス、あいつじゃないっすか?
- バディス: おおっ、間違いねぇ!あっちからノコノコやって来るとは、運がいい!
- パイモン: エルマイト旅団の連中だ、悪いことを企んでるみたいだぞ…
- フーマイ家に雇われたわけじゃなさそうね? ドニアザード: …あなた、誰?
- バディス: はっ、確かにフーマイ家から金はもらってねぇが…お前をさらえば、フーマイ家が身代金をたんまり払ってくれるだろ?
- パイモン: 人さらいだったのか!旅人、ドニアザードを守るぞ!
安心して…
プロがとっくに来てる。
- ディシア: 考えたことなかったのか?あんたらじゃ敵わないような同業者が、すでにフーマイ家から金をいただいてるってことに。
- バディス: お前は…ディシアか!?「熾鬣の獅子」ディシア…どうりで傭兵界隈で長らく名を聞かなかったわけだ。まさか「鎖に繋がれてた」とはな。
- ドニアザード: 失礼な発言は慎んでもらえるかしら。ディシアは私たちフーマイ家に恩があって、協力してくれているのよ…
- ディシア: 大丈夫ですよ、ドニアザードお嬢様。ただの傭兵同士のちょっとした牙の見せ合いですので。剣を打ち合った瞬間、彼らは本性を現します。
- バディス: ふん、もう長いこと姿を見てなかったし、剣の腕も錆びきってるんじゃないか?過剰な自信は足をすくわれるぞ!
- ディシア: 旅人、ドニアザードお嬢様を連れて先に行け。
- パイモン: いや、相手は複数だ、オイラたちも残って手を貸すぞ!
いや、ここは安全とは限らない。
ディシアにとって、雇用主の安全が最優先。
- パイモン: そうか…たしかにそうだな。わ、わかった!
- ドニアザード: ディシア、くれぐれも気を付けて!
- ディシア: これがあたしの仕事です、問題ありません。それよりも、自分の身を守ってください。片付いたら、探しに行きますので。
- (60秒以内に脱出できなかった場合)
-
- (任務は「宿の近くに戻る」ステップにリセットされる)
- (宿の近くに戻る)
- ドニアザード: コホッ…コホッ…
- パイモン: ドニアザード、大丈夫か?体調が悪いみたいだけど…まさか、さっきので体がびっくりしちゃったのか?
- ドニアザード: 大丈夫…ちょっと激しく動きすぎただけよ。いつものことだから…
- パイモン: 本当に大丈夫かよ…
- ドニアザード: ふぅ…しばらく休めば大丈夫よ。それよりも、ディシアのことが心配だわ。私のわがままのせいで…
安心して、彼女は強い。
やり方を認めてるから、(君君/
あなたあなた)を守ってる。 - パイモン: そうだ、安心しろ!
- ドニアザードとその場でしばらく待った…
- ディシア: お嬢様、旅人、ここにいたのですね。
- パイモン: ディシア!もう終わったのか。
- ディシア: 周りに共犯者は?もしくは誰かにつけられなかったか?
いない、さっき確認した。
- ドニアザード: ディシア…あなた、腕が!
- ディシア: ああ、これでしたら大丈夫です、ただのかすり傷ですから。普段ならあんな連中の攻撃を食らわないのですが、新しい大剣にまだ慣れていなくって。
- ドニアザード: よく見せて…
- ディシア: いえ、問題ないので気にしないでください。傭兵はお嬢様が思っているほど、やわじゃありませんよ。
- ドニアザード: それに新しい大剣って?今まで使っていたものはどうしたの?
- ディシア: あっ…その…まぁ…ちょっと金欠で、売っちゃったんです。たまにあるんですよ、こういうの。
- ドニアザード: もしかして…最後の舞台を設置する時に使った、あの出所不明のお金って…
- ディシア: いや…ははっ…
- ドニアザード: ……
- ディシア: あっ、その、ドニアザードお嬢様を泣かすつもりはなかったんですよ。まさか雇用主を泣かせたからって、減給なんてことありませんよね?
- ドニアザード: …くす…ふふっ…雇い主を泣かせたところで、給料は減らないわよ。でも武器を無断で売ったり、私のためにケガを負ったりした点は、評価の参考にしないとね。
- ディシア: ははっ…それはあんまりですよ、お嬢様。
- ドニアザード: ふふっ…
- ドニアザード: …本当にありがとう、ディシア。
- ディシア: …いえ、そんなこと言わないでください。照れ性なんで、なんだか恥ずかしくなってくるじゃないですか。
- ドニアザード: コホッコホッ…
- パイモン: ドニアザード、また気分が悪くなったのか?
- ディシア: お嬢様、まさか具合が…旅人、しばらく彼女を休ませてあげてくれ。あたしは待ち伏せをしている共犯者がいないか、少し周囲を見てくる。
問題ない。
任せて。
- ドニアザード: みんな…迷惑かけてごめんね…
- (マークされたエリアに近づく)
- ドニアザード: すぅ——ふぅ——
- パイモン: ドニアザード、気分はどうだ?
- ドニアザード: ええ、だいぶ良くなったわ。もうしばらくここで休めば大丈夫そう。
体調の話になった途端、ディシアの表情が…
その病気、どれくらい深刻なの?
- ドニアザード: …私の病気を心配してくれるの?だったら、もうこれ以上隠すわけにもいかないわね。
- ドニアザード: 実は私…生まれつき魔鱗病なの。しかも、もう末期まで進行しているわ。
魔鱗病!
- パイモン: 魔鱗病、そんな…
- ドニアザード: あら?魔鱗病のことを知っているの?じゃあ、それがどれほど深刻なものなのかも知っているわよね。
- ドニアザード: 現在、スメールの技術でこの病気を完治させることはできない。自然療法で進行を遅らせるのが精一杯なの…
- パイモン: ドニアザード…
- ドニアザード: そんなに悲しまないで。私はずっとそれを覚悟して生きてきたんだから、もうとっくに受け入れているの。
- ドニアザード: ただ、魔鱗病に罹っている事実より、それによる生活への影響のほうが私は辛いわ。
- ドニアザード: 家族は私のことをとても愛してくれている。もっと長生きできるようにと、環境を整えることに最善を尽くしてくれているわ…それでも…いずれその日は、必ずやってきてしまう。
……
- ドニアザード: あのね、今回のように逃げ出すまで…屋敷の外の世界には、私の存在を知る人なんていなかった。
- ドニアザード: 幼い頃から、私はただ毎日ベッドの上に座って、窓の外をぼんやりと眺めていたわ。
- ドニアザード: 今回逃げ出したことで、きっと家族には心配をかけるし、失望もされると思う…でも私はただ、悔いを残したくなかったの。
- ドニアザード: 私には、人との出会いが必要だった。出会いそのものが、私にとってこの上なく美しいことだと気づいたから。
- ドニアザード: それに、花神誕祭の準備に携わった思い出はもちろん、参加してくれた人たちの笑顔、そして私を支えてくれた…ディシアやあなたたちのような友人。
- ドニアザード: そのことを思うと、たとえその日が来ても、そう悲しむ必要がないように思えてきたの。
- ドニアザード: 少なくとも、私の存在を覚えてくれている人は、この世にたくさんいるから。でしょ?
もちろん。(君君/
あなたあなた)のことは忘れない。 そんなこと言わずに、もっと思い出を作ろう。
- パイモン: お…おまえがオイラのことを忘れない限り、オイラもおまえを忘れないぞ!あっ…じゃなくて、たとえ忘れられても、オイラはおまえのこと忘れないからな!
- ドニアザード: ふふっ…二人ともありがとう。ごめんなさい、こんなしんみりした話しちゃって、私らしくなかったわね。
- ドニアザード: 実は、こういう風に勇気を持てたのも、クラクサナリデビ様のおかげなの。あの方の励ましがなかったら、この一歩を踏み出せなかったわ。
(君君/
あなたあなた)自身が病気に挫けなかった。 諦めなかっただけでもすごい。
- ドニアザード: …ええ、生きていれば必ず悩みは生まれる。でも私たちはみんな、悔いのないように生きているわ。そうでしょう?
その通り。
素晴らしい考え方だと思う。
- ドニアザード: あっ、そうだ!もうそろそろ時間じゃないかしら?
- パイモン: ん?どうしたんだ、この後なにかあるのか?
- ドニアザード: もうすぐ花神の舞が始まる時間でしょ?私、花神誕祭の中でもそれを一番楽しみにしていたの。
- ドニアザード: 神話の中の一幕を、ニィロウがとても優雅なダンスで再現するのよ。そして花神誕日は、その拍手と祝福の中で終わりを迎えるわ…
- ドニアザード: そうすれば、私の願いも…
- パイモン: じゃあ、ここで時間を潰してないで、早く舞台のとこに行こうぜ。
- ドニアザード: …ええ!今から行けばまだ間に合うと思うわ!
- (グランドバザールのステージに近づく)
- セタレ: …許可なくこういった類の演目を行うのは、法令で禁止されているのよ。まさか知らなかったの?
- パイモン: あれって…ニィロウが誰かに怒られてるみたいだぞ。
- ドニアザード: 教令院の大賢者みたい…どうして、わざわざこんなところに来ているのかしら。
- ニィロウ: でも、花神の舞は花神誕祭の定番だよ。もし披露できないとなると…
- セタレ: 大規模なイベントを密かに行うのは、花神誕祭では禁じられているわ。それに、主催権は教令院しか持っていない。
- セタレ: これ以上続けるのなら、花神誕祭の関係者全員を処罰することになるわ。
- セタレ: 既に大賢者も目をつぶっていらっしゃるの。状況をわきまえてちょうだい。
- ニィロウ: そ…そんな…
- ドニアザード: 花神誕祭はもともと教令院が開催すべきもので、その責務を長年放棄していたのはあっちなのに…どういうことか聞いてくるわ。
行かない方がいい、解釈権はあっちにある。
かえって怒らせてしまうかもしれない。
- ドニアザード: …見ていられないけど、あなたの言う通りね。確かに私が行っても、状況は変わらないわ。
- アザール: 芸術…ダンス…この知恵と理性の国で、こんなにも薄っぺらく、意味のないものを追い求めるなど、恥を知らんのか?
- アザール: すべての真実と真理を求める学者たちのために、神はスメールシティという楽園を創った…しかし君らのような人間は、それに泥を塗ろうとしている。
- ニィロウ: そんなことない。花神様が我々の神に舞を捧げたように、神も芸術を蔑ろにすることはないはず…
- アザール: お前のような学のないやつに、この私と議論する資格があると思っているのか?今お前がすべきことは、一刻も早くこの馬鹿げた舞台を撤去することだ。
- (アザールとセタレが歩き始める)
- ジュニャーナガルバの日」までにこのような公演を禁止する法令を書記官に作成させる。アーカーシャを通じて、民衆に通達しておけ。 アザール: 帰ったら、次の「
- セタレ: はい、すぐ手配いたします。
- アザール: ……
- アザール: 花神誕祭で…せいぜい神の生誕を祝うがいい。
- パイモン: ニィロウ、大丈夫か?
- ニィロウ: あっ…ドニアザード、今の見てたんだね。大賢者に公演を止められちゃった…
- ドニアザード: ええ…
- ニィロウ: どこか別の場所に行って、教令院に見つからないように続けようかな。あっ、でもお客さんにどうお知らせしたらいいんだろう…雰囲気作りや舞台セットの用意も必要だし…
- ニィロウ: それか公演を妨害する人を、誰かに止めてもらうとか…ううん…さっき処罰するって脅されちゃったし、もし発覚したら…
- ドニアザード: ニィロウ、私のことなら大丈夫よ。
- ニィロウ: でも、ドニアザードは花神の舞をずっと楽しみにしてたんでしょ?今回の花神誕祭はあなたにとってとても大事なものだし、後悔してほしくないの…
- ドニアザード: 気にしないで。ニィロウにそんな風に思ってもらえるだけで、もう十分幸せだから。
- ドニアザード: それに、この状況で花神誕祭を続けるのはさすがに危険すぎるわ。私、みんなをそういうのに巻き込みたくないの…
- ニィロウ: …うん。じゃあ、次もこっそり家から抜け出せるよね?次の花神誕祭は、絶対に成功させるから!
- ドニアザード: 次…
- ドニアザード: …ええ!約束ね!次は必ず成功するわ!
- パイモン: まさかこんなことになるなんて…あの賢者たち、風情の欠片もないな…
他に何かできることはないの?
他の方法を考えてみよう。
- ドニアザード: ううん、大丈夫。こうなったらもうしょうがないもの。
- ドニアザード: …でも、ニィロウの花神の舞を見られなかったのは、ちょっと残念かな。
- 残念なことに、花神誕祭は中止を余儀なくされた…
- パイモン: はぁ、今日は色んなことがあったな。しかも、あんな残念な結果になっちゃうなんて…
- パイモン: ニィロウは、来年の花神誕祭は成功させるってドニアザードと約束してたけど…あいつにはもう時間が…
ドニアザード自身が一番理解してるはず。
悔いが残ってしまうかもしれない。
- パイモン: そうだな…はぁ…
- パイモン: もう遅いし、今日は寝ようぜ。それに明日も早いだろ…
- ???: 「ピ——」
- ???: すべての接続を確認。最高レベルの安定性を保有するアーキテクチャを構築。
- ???: 「計画」は最終段階へ。「——」から力を導出する。
スメールシティから出ようとしている[]
この幕中、プレイヤーは街を出ることを妨げられることはないが、様々なメカニズムにより、出ることを強く勧められ、プレイヤーが街を出たときにどの任務ステップにいたのかによって、任務の進行がリセットされることがある。
以下の台詞は、終に訪れし花神誕祭期間中に旅人とパイモンが目覚めた後、この幕内の任務のうち、黎明を除くすべての任務に適用される:
- (街の出口を塞いでいる衛兵に話しかけるか、近づく)
- 衛兵: おい!止まれ!スメールシティはいま出入り禁止だ!
- (プレイヤーは数歩離れた街にワープされる)
パイモン: うぅ…なんなんだよ、もう!
- (街北西出口の衛兵付近にいる商人に話しかける)
- 商人: はぁ…ここから出られないなんて、どうやって商売すればいいんだ…
豆知識[]
- 本作に登場する任務の中国語名(結末を除く)は、日本のビジュアルノベル「STEINS;GATE」のサブタイトルに由来していると思われる:
任務名前 STEINS;GATE サブタイトル 日本語名 中国語名 終に訪れし花神誕祭 终将到来的花神诞祭
花神誕祭の到来始まりと終わりのプロローグ すでに訪れし花神誕祭 已然来临的花神诞祭
すでに到来している花神誕祭存在証明のパンドラ 流れ延びゆく花神誕祭 流转存续的花神诞祭
The Circulating Continuation of the Sabzeruz Festival亡失流転のソリチュード 意志を輪廻せし花神誕祭 轮回意志的花神诞祭
The Reincarnated Will of the Sabzeruz Festival循環座標のアルタイル 運命を因果せし花神誕祭 因果命运的花神诞祭
The Destined Causality of the Sabzeruz Festival因果律のメルト 空幻に響く花神誕祭 空幻回响的花神诞祭
The Void Echoes of the Sabzeruz Festival空理彷徨のランデヴー 終に終りし花神誕祭 终将结束的花神诞祭
The Eventual Ending of the Sabzeruz Festival終わりと始まりのプロローグ
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
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日本語 | 終に訪れし花神誕祭 Tsui ni Otozureshi Kashin Tansai |
中国語 (簡体字) | 终将到来的花神诞祭 Zhōngjiāng Dàolái de Huāshéndànjì |
中国語 (繁体字) | 終將到來的花神誕祭 Zhōngjiāng Dàolái de Huāshéndànjì |
英語 | The Coming of the Sabzeruz Festival |
韓国語 | 다가오는 화신 탄신 축제 Dagaoneun Hwasin Tansin Chukje |
スペイン語 | El esperado Festival Sabzeruz |
フランス語 | La venue du Festival Sabzeruz |
ロシア語 | Долгожданный Сабзеруз Dolgozhdannyy Sabzeruz |
タイ語 | เทศกาล Sabzeruz ที่กำลังจะมาเยือน |
ベトナム語 | Lễ Hội Sabzeruz Sắp Đến |
ドイツ語 | Das kommende Sabzeruz-Fest |
インドネシア語 | Festival Sabzeruz Telah Tiba |
ポルトガル語 | O Inevitável Festival Sabzeruz |
トルコ語 | Sabzeruz Festivalinin Yaklaşması |
イタリア語 | L'inizio del Festival del Sabzeruz |
変更履歴[]
ナビゲーション[]
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