素敵な時間は、カーヴェのデートイベント・第一幕「苦しみと幸せの振り子」の任務である。
手順[]
- ザハハディ教授を探す
- ティナリの言っていたところに行く
- 近くでザハハディと会話する
- 翌日の夕方まで待つ(16時以降)
- パルディスディアイの近くでティナリを探す
対話[]
ゲーム内の任務の説明
カーヴェは母の恩師に会いに行くことを提案した。妙論派の大物学者なら、何か知っているかもしれない…
鍵をかけられたメッセージ[]
- (マークされた場所に近づく)
- ティナリ: どうしようかな…まあ仕方ないや、戻ろう。
- カーヴェ: ティナリ?どうしてここに?
- ティナリ: やあ、君たち。久しぶりだね。
- ティナリ: 僕は実験材料をいくつか買いに来たんだ。ガンダルヴァー村に持って帰ろうと思って…
- ティナリ: それでこっちに来たら、ジュライセン先生の家の前に、誰かいることに気付いたんだ。ジュライセン先生は知ってるよね?かつて賢者だった人で、セノの養父でもある。
- ティナリ: 事情を聞きに行こうか悩んでたところなんだ。あそこのお婆さま…お年を召してる割に、ケンカの声はよく響くんだよね。
- カーヴェ: お婆さま?
- ティナリ: そう、あそこでね。後で見にいってみるといいよ。
- ティナリ: ところでカーヴェ…君、お酒飲んだ?
- カーヴェ: 少しだけ飲んだけど…臭うかな?
- ティナリ: 昼間からお酒なんて…酔いつぶれて、道端で植物みたいに日光浴するつもり?
- ティナリ: それに旅人も、止めてあげなかったの?
- カーヴェ: その…僕は…
- ティナリ: …どうかした?気分でも悪いの?
- ティナリ: そうだ。明日の夜、パルディスディアイで食事会を開くつもりなんだけど、一緒に来ない?
- カーヴェ: え?そんな急にか?えっと…うーん…暇なら行くと思うけど。
- ティナリ: よし、じゃあ二人の席を取っておくから。
- ティナリ: 僕はガンダルヴァー村に戻るよ。あっちの様子だと、言い争いはまだまだ続きそうだから。巻き込まれたくないしね。
- カーヴェ: このあたりに住んでるお婆さまといったら…ちょっと見に行ってみよう。
- (ザハハディに近づく)
- ザハハディ: ふん、ジュライセン、出てくる気はないってのね?いいわ。あんたが出てこないのなら、私もずっとここにいるんだから。どこにも行かないわよ!
- ザハハディ: 私のトマトはね、順調に育って、今年一番の大きさになるところだったんだよ。それをあんたときたら、勝手に摘むなんて!
- ジュライセン: ワシじゃないと言っとるじゃろ。あのトマトはまだ青かった、そんなん摘むわけなかろう?
- ジュライセン: つまるところ、全てにおいて「未熟」なんじゃからな。
- ザハハディ: ……
- ジュライセン: あのトマトが十分に熟していなかったというだけじゃないぞ。ワシらの関係もまた「成熟」したものではないということだ!
- ザハハディ: 頭でも打ったのかい、いいから出てきなさい!
- ジュライセン: 嫌じゃ!ワシをここから出したければ、マハマトラにでも頼むんじゃな。やれるもんならのう!
- ザハハディ: あんたってやつは——
この方がもしかして…
- カーヴェ: ザハハディ教授?
- ザハハディ: あんたは…おや!カーヴェじゃないか!
- ザハハディ: 久しぶりじゃのう、さあ、よく顔を見せとくれ…はあ、こんなに背が伸びたのかい。
- カーヴェ: 今のは…
- ザハハディ: 大したことじゃないさ。私たち学者は引退後、退屈しのぎに野菜栽培コンテストを催しとるんじゃ。負けた人が、皆の前で出し物をするという趣向でのう。
- ザハハディ: それが、ふん…私の勝ちは確実だったんじゃが…まさか、誰かさんがこれほど負けず嫌いだったとはねえ!
- ジュライセン: 後輩の前でワシに濡衣を着せようとするな。だいたい、君も色々小細工を弄してたじゃろ。いつかの夜、君がジャンナットの菜園に行くのを見たぞ——
- ザハハディ: コホンッ。もういい、今日は後輩が会いに来てくれたんだ。機嫌がいいから大目に見てやろう。
- ザハハディ: さあ、こんなのは無視して、場所を変えて話そうじゃないか。
- カーヴェ: は、はぁ…分かりました。
- (ジュライセンのドアをノックする、オプション)
- ジュライセン: それ以上叩くな、ザハハディ。ワシは出ていかんぞ!
- (マークされた場所に近づく)
- ファラナクは達者でやってるのかい? ザハハディ:
- カーヴェ: ええ。母はフォンテーヌで、新しい家庭を持っています。それでも、まだ建築関連の仕事をしているみたいですが。
- ザハハディ: それは聞いておるよ。…あの子を責めてるかい?
- カーヴェ: まさか。母は女手一つで僕を大人まで育ててくれたんです。それはとても大変なことだったはずだ。
- ザハハディ: それならいいんじゃが。その数年間、あんたの母親は確かに大変そうじゃった…新しく帰る場所を見つけられるのも、いいことと言えるじゃろう。
- ザハハディ: 今も時々思うんじゃが、人々はいつもあの子の外見にばかり惹かれて、あの繊細で敏感な心に気が付くのは、いつも後になってからじゃった。あの子が美しかったからかのう?
- ザハハディ: 私があんたの母親を教えていたとき、あの子はまだ若かったよ…寂しがりやで、単純で、髪はブロンドで、おしゃれで…世間知らずのお嬢様のようじゃった。
- ザハハディ: それが、あんたを大人まで育てるために、彼女は大きく変わらなければならなかった。
- ザハハディ: 教令院にいた頃から、ファラナクは自分を追い込むようなことをするのが好きじゃった。あの子が提出した課題の中に、私がいいと思うものがあっても、あの子自身は納得せず、頑なに描き直させてほしいとせがんできたもんじゃ。
- ザハハディ: その頃、あの子はいつも教室の最前列に座って授業を受けておった。あの子を慕う人は多かったから、前のいくつかの列はほぼ満席じゃった。私が他の教室で授業をしたときは、前の列なんて誰もいなかったんじゃぞ。
- ザハハディ: じゃが、ファラナクは見かけるたびに、いつも同じ姿勢でいた——額に片手を当て、もう片方には筆を握って、眉間にしわを寄せながら…目の前の設計図を見つめていたねえ。
- カーヴェ: 母の生活にも、いろいろな悩み事があったんでしょうか?そして母は、どうやってその苦痛を和らげていたんでしょう?
- ザハハディ: 私にも分からぬのじゃ。彼女はついぞ、それを打ち明けてくれなかったからのう。めったに人に心を開かない子じゃった。
- ザハハディ: じゃがある時、ファラナクが友達と喧嘩している声が聞こえてきたことがあった。あの子の言ったとある言葉が、とても印象的じゃったな。
- ザハハディ: 「本当の芸術は理解されないもの。だけど芸術家として、それを理解できる人がいて欲しい」とな。
- ザハハディ: これも、多くの天才が感じる苦しみの根源じゃろう。理解されるということは、けして容易なことではないからのう。
- カーヴェ: そうか。パスワードはまさか…
「認める」?
「理解」?
- カーヴェ: うーん…試してみたが、違ったみたいだ。
- ザハハディ: 何をやっとるんじゃ?
- カーヴェ: 実は、母が僕にノートを残してくれまして。開けるにはパスワードが必要なんです。ですから、母のことをもっと聞いて回ろうと思って…いろいろと教えてくれて、ありがとうございます。
- ザハハディ: 気にしないでおくれ。若者と喋れて、なんだか私も若返った気がするよ。あんたはファラナクに似たところがたくさんある、大きくなってますます顕著になったのう。あんたを見ていると、あの子のことを思い出すよ。
- ザハハディ: 細かなところまで見れば、きっと違いはあるんじゃろうが…頑固で、ややひねくれ者なところも似ておるのう。その二つが身についてしまうと、仕事がなかなか進まんじゃろう。
- ザハハディ: 私はたくさんの学生を指導してきたが…妙論派を卒業した一流の建築デザイナーたちは、たいていそこまで幸福ではなかった。
- ザハハディ: なぜなら、彼らには自分のこだわりがあり、表現したいことがある。じゃから、よく依頼人と揉めてしまう。
- ザハハディ: 彼らの考えを尊重し、あるいは彼らの評判に配慮して意見を言わない依頼人もおるが、それはスメールにおいてあくまでも少数派なんじゃ。
- ザハハディ: ファラナクが卒業したばかりの頃はほとんど毎日が口喧嘩で、いつもぷんぷんと怒っておった。それがいくらかましになったのは、あんたの父さんに出会ってからじゃな。
- カーヴェ: そうだったんですか。でも、父は明論派でしたよね。父は…母の設計した建築を理解できたんでしょうか?
- ザハハディ: まあ、できなかったんじゃないかね。じゃが、彼はあんたの母親に寄り添い、喜びに耳を傾け、苦しみを分かち合ってあげておった。
- ザハハディ: 多くの求愛の中から、ファラナクがあんたの父さんを選んだのは…それが理由じゃないかね。
- カーヴェ: 理解する必要はない、ただ「寄り添う」、か…
これが、彼女が伝えたかったことかも?
- カーヴェ: …本当に開いたぞ。
- ザハハディ: 開いたのかい?
- カーヴェ: はい。
- ザハハディ: それじゃあ、早く静かなところでも探して、見てみるといい。
- ザハハディ: ファラナクは不器用な子じゃったから、直接多くを伝えることはできなかったんじゃろう。じゃから、あの子は日記やメモといった形で、あんたに伝えることにしたのかもしれぬ。
- ザハハディ: いつか話がしたくなったら、またここに来ておくれ。建築学の問題で議論したいことがあっても、いつでも歓迎じゃぞ。
- カーヴェ: ありがとうございます。
- ザハハディ: なあに、いいんだよ。さて、私は菜園を見て回ってこようかね。
- カーヴェ: 母さんは…どんなことを書いたんだろう。
- カーヴェは、手元にあるノートを素早くめくった。綺麗な文字が紙の上に踊っている。
- ファラナク: 「ザハハディ先生の授業は難しいとみんな言うけど、私はそんなこともないと思う。建築構造の話は確かに嫌だったけど、歯をくいしばってなんとか耐えられた。」
- ファラナク: 「自分にとって、特別と思える人に出会えた。最初はなんとも思わなかったけど、今は一緒にいると楽しい気がする。」
- ファラナク: 「私たちの子供に、カーヴェという名前をつけることにした。昔の私は自分の影と夢の中だけに生きていた。誰かとこんなに親密な関係になるなんて、想像もしていなかった。」
- ファラナク: 「訃報が届いた。このことは数日かけても受け入れられなかった。目が腫れて前が見えないほど泣いた。彼らが嘘をついているのでは、これは悪夢なのではと疑った。」
- ファラナク: 「だけど、現実を受け入れなければいけない。私が面倒をみてあげないといけない人がいる。カーヴェは、私がちゃんと大人まで育てるわ。どんなことがあっても。」
- カーヴェ: ……
- カーヴェ: ん?これは…一枚の絵?母さんが描いたみたいだ。
- カーヴェ: この金髪の男の人は、恐らく僕の父だ…他の何人かは…ん?なんだか見覚えがあるぞ…
確かに。
- カーヴェ: 時期的に、これは三十年前のはずだ。僕がまだ生まれていない頃だな。
- カーヴェ: …僕らの気のせいかな。いや、ここにまだ何か書いてあるぞ!
- ファラナク: 「ホームパーティーを提案したのは、おしゃべりな女性だった。私たちを含めて3組の家族が来て、独りぼっちの人もいた。」
- ファラナク: 「おしゃべりな女性は、お互いの関係を早口で紹介した。早口すぎてよく覚えられなかったけど、聞き返す気にもならなかった。」
- ファラナク: 「夫と耳の長い男性は友達同士みたい。彼らの会話に加わることはできなかった。だから、私は隣に座って絵を描くことしかできなかった。」
- ファラナク: 「私は多分、この人たちとは友達になれないと思う。特にあの一見古風な夫婦とは。」
- ファラナク: 「旦那さんの方はハンサムだけど、話は時々脱線するし、かと思えば急に真面目になるし…彼の奥さんのほうがもう少しマシ。」
- ファラナク: 「もともとお互いのことをよく知らないし、今後も交流はないでしょう。だけど、このパーティーの雰囲気は意外に悪くないわ。人と交流すると、心が和む。」
- ファラナク: 「私たちの子供も、将来こうしたパーティーに参加するんでしょうね。あの子にはたくさん友達がいることを祈るわ。」
- カーヴェ: 母さんが若い頃、こんなパーティーに参加していたなんてな。あの人はいつも自分のことを話すのは得意だったけど、人の会話に混ざるのは苦手だったみたいだ。だから、横で絵を描いていたんだな。
- カーヴェ: 続きはまだあるぞ…えっと…ここからは僕へのメッセージのようだ。
- ファラナク: 「カーヴェ、あなたが妙論派へ進学すると知ったとき、私は嬉しい驚きと同時に、悲しみも覚えた。」
- ファラナク: 「あなたは才能のある子だから、きっとすばらしい建築デザイナーになるわ。だけど芸術を追求する過程では、才能のある人ほど苦痛に苛まれてしまう。」
- ファラナク: 「創作においては、誰も助けてはくれないの。でも、創作の外で人生を楽しむことを学んで、他人とつながりを持つことが、その苦痛を和らげる唯一の方法よ。」
- ファラナク: 「つらい時は、座って友達とお話して。長い年月に耐えるために…喜びと感動を積み重ねて。これだけは覚えていて、大切なのは、寄り添うことだと。」
- カーヴェ: なるほど…これが、母さんの用意してくれた答えだったんだ…あの人は、本当に色々と考えてくれていたんだな。
- カーヴェ: ってことは…ティナリの言葉に甘えて、パルディスディアイでの食事会に参加すべきかな?
断るつもりだったの?
- カーヴェ: うーん…まあ、それも少しだけ考えた。
- カーヴェ: みんなで集まって語らうのはいいことだが…自分の感情が他人に影響を与えるというのは、必ずしもいいことばかりじゃないはずだ。
- カーヴェ: 友達の間で一番怖いのは、お互いを助けられないことだ。そうだろ?だけど、僕は今まで自分が出会ったすべてのことに、ほとんど解決策を見つけることができていないんだ。
- カーヴェ: その上、僕は彼らの先輩なわけだし…頼もしく見えるようにしないと。
でも、ティナリは一目で察してくれた。
- カーヴェ: そうなんだよな…はぁ、まさかこんなところで彼に会うとは。それにしたって、彼の嗅覚は鋭すぎると思わないか?
- カーヴェ: こうなったら…やっぱり食事会に顔を出そう。まずいな、また彼にご馳走してもらうことに…
- カーヴェ: まあいい。とにかく明日の夜、パルディスディアイで会おう。
友達なんだから、お互いに助け合うべきだ。
- カーヴェ: それはそうだ。でも、僕は彼らに何も与えられていない気がする…
…カーヴェと話すと楽しい。
- (+1 ハート)
- カーヴェ: 本当か?君…僕のことをからかってないよな。
- カーヴェ: 遠回しな嫌味を散々聞いてきたせいで、ちょっと区別がつかなくなっているんだ。…待てよ?君の言う「楽しい」ってのは、まさか…
- カーヴェ: まあいい。とにかく明日の夜、パルディスディアイで会おう。
- (ザハハディを観察する、オプション)
- ザハハディを観察する: (ザハハディは相変わらず、ジュライセンとあれこれ言い争いをしている。でも本気で怒っているというよりは、お互い暇をつぶしているような感じだ。)
- (ザハハディのアイドルライン)
- ザハハディ: いつまでも隠れたままでいられると思ったら、大間違いだよ!
- (ザハハディを知るためにナヒーダの所聞遍計を使う、オプション)
- ザハハディ: (ジュライセン、あとであんたの菜園を見に行ってやるからね…!)
寄り添うことこそ、唯一の答え[]
- (セノを知るためにナヒーダの所聞遍計を使う、オプション)
- セノ: (昨日ひらめいたあのジョークは、食後にじっくり話すとしよう。)
- (ティナリを知るためにナヒーダの所聞遍計を使う、オプション)
- ティナリ: (コレイの勉強のこと、あとでちゃんと話し合おう…)
- (パルディスディアイでセノとティナリに近づく)
- ティナリ: 昨日、アルハイゼンも誘ったんだけど…彼、来るかな?
- カーヴェ: あいつか?あの男はこういうのにとんと興味がないからな。十中八九すっぽかすさ。
- ティナリ: 本当?…分かった、じゃあ彼を待たずに始めよう。
- カーヴェ: それがいい。…じゃなくて、違う違う。やっぱり待たないか?僕らだけで、少し話でもしてさ。
- ティナリ: 別にいいけど。
- カーヴェ: まだ聞いてなかったな。どうして急に、パルディスディアイで食事会をやることになったんだ?
- ティナリ: コレイの第一期のカリキュラムが無事終わったお祝いだよ。普段、あの子の授業を見てくれてありがとね。
- セノ: そのコレイはどうした?
- ティナリ: みんなに勉強の成果を見せたいからって、まだ家で復習してるよ。たぶん遅くなるんじゃないかな。
- ティナリ: だから先に始めてよう。はぁ…正直、第二期のカリキュラムにはあんまり自信ないんだ。
- ティナリ: 教えることが複雑になるから、あの子が無事に終えられるか心配だよ。コレイがまだ来ないうちに、一緒にいい方法を考えてくれない?
- カーヴェ: ただで奢ってくれるはずがないって、分かってたさ…アルハイゼンを誘ったのも、あいつにアイデアを出させるためなのか?
- ティナリ: そうだよ。人が増えれば、案も増える。でしょ?
- ティナリ: とりあえず、思い出してみてほしいんだけど…昔、君たちが分からない問題に遭遇した時や、プロジェクトが終わらなかったときは、どうやって解決した?
- セノ: そんなことはなかった。
- カーヴェ: 徹夜した。
- ティナリ: そう来ると思った…もっと参考になる答えはないの?
授業のスピードを落とすとか?
- カーヴェ: 確かに!一番大切なのは自信だ。自信をなくしてしまったら、勉強はどんどんうまくいかなくなる。
- ティナリ: それも一つの考えだね。読み書きの教材はもう作り直してあるんだ。ほんとは、アルハイゼンの考えも聞きたかったけど——
- アルハイゼン: ポイントは「どれだけ教えるか」じゃない、「どれだけ覚えられるか」だ。簡単な道理だ。
- カーヴェ: まさか本当に来るなんてな!君が食事会に顔を出す頻度がどれだけ低いか、わざわざ言うまでもないよな?
- アルハイゼン: 君の案が修正なしで通過する確率よりは、少し高い。
- カーヴェ: ふん、分かっていればいい。で…どうして今回は来る気になった?機嫌が悪くて、一緒に飲めるやつを探しているとか?
- アルハイゼン: それは君だろ。君の行動パターンを俺に当てはめないでくれ。
- カーヴェ: 本当にティナリに頼まれたからなのか?
- アルハイゼン: ああ。コレイの成長に伴って、彼女が直面する悩み事は増えていくだろうからな。
- カーヴェ: 先に言っておくが、コレイが教令院に入ったとしても、知論派は選ばせないぞ!妙論派のほうが彼女にぴったりだ。もう長いこと見習いレンジャーをやっているんだから、手先の器用さは十分なはずだ。
- セノ: 何を言ってる?コレイは素論派に行くべきだ。何故なら、俺が素論派出身だからだ。
- カーヴェ: その理屈でいえば生論派になるはずだろ?コレイの師匠は生論派を出てるんだから。
- アルハイゼン: 残る学派はあと二つだ、いっそ全部言ってみたらどうだ。
- カーヴェ: 君ねえ…!僕はちゃんとした推論があるからこう言ってるんだ、当てずっぽうでやってるわけじゃない!
- カーヴェ: 旅人、君はどの学院の卒業生でもない。君から見て、コレイはどの学院を受験するべきだと思う?
まず次のカリキュラムを乗り越えるべき。
- セノ: その通りだ。
- ティナリ: そうだよ。君たちを呼んだのは、それについて考えを聞きたいからなんだから。
- アルハイゼン: 第二期は、第一期より難しくて量が多いんだ。コレイには十分な準備をしてほしい。
- カーヴェ: 何をさせる気だ?あの子に、家中の難解な本を全部押し付けるつもりじゃないよな?
- アルハイゼン: 就職の手引きなら、手元に一冊あるが。
- カーヴェ: なら、最初のページに「デザイナーにはなるな」って書いとかないとな。
でも、カーヴェはデザインが好きでしょ?
- (+1 ハート)
- カーヴェ: ははっ、そうだけどさ。
- セノ: 第二期の次に、第三期はあるのか?これらの計画の要点はなんだ?卒業後も、教令院に残って働けるくらいにすると?
- ティナリ: その必要はないと思うよ。あっ、ちょっと待って…野菜が焼けたから後にしよう…
- 笑い声が響く中、みんなと夕食を堪能した…
- カーヴェ: みんな聞いてくれ、あの依頼人ときたら、なあーんにも分かってないんだ。僕のやることにいちいちケチをつけてさ!
(カーヴェ、酔うのが早い…)
- ティナリ: 依頼人を変えたら?
- カーヴェ: 誰に変えたって同じだ。僕はもう何ヶ月もゆっくり休んでないんだぞ。金持ちってそんなに偉いのか!モラがあれば、人に設計を何度やり直させたっていいのかよ!
- アルハイゼン: 転職するには遅すぎる。その苦しみを楽しむといい。
- アルハイゼン: それに依頼人が言わずとも、君は自ら夜中に設計案を修正するだろう。
- カーヴェ: 僕は…コホンッ…そんなことしてないぞ…
- セノ: そう悲観するな。新しいジョークを思いついたから、ひとつ話してやろう。
- ティナリ: 君のジョークは今日の目玉だからさ、あとにしない?うん、そうしよう。
- カーヴェ: 僕は…!まあいい、もう考えるのはやめだ。今日はとことん飲んで、酔うまで帰らないぞ!
エンディング: 小さな宴[]
小さな宴 | |
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空 | 蛍 |
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「長い年月に耐えるために…喜びと感動を積み重ねて。」 |
その他の言語[]
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
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フランス語 | Moment merveilleux | Wondrous Moment |
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ドイツ語 | Wundervolle Zeit | |
インドネシア語 | Masa-Masa Indah | Wonderful Times |
ポルトガル語 | Momentos Maravilhosos | |
トルコ語 | Muhteşem Zamanlar | |
イタリア語 | Momenti meravigliosi |