稲妻「社奉行」神里家の令嬢。
端正で聡慧な人物。
人と接する姿は誠実で、優しく、皆に慕われる彼女は「白鷺の姫君」と呼ばれている。—公式サイトより抜粋[1]
性格[]
稲妻「社奉行」神里家の令嬢。容姿端麗で品行方正な人物。
—ゲーム内のキャラクターステータスとプロフィールページの紹介文
心優しい性格で、礼儀正しく礼儀正しく接することができる。稲妻の人々を大切に思っており、社奉行のメンバーである以上、人々の期待に応えなければならないと、自ら進んであらゆることに手を貸している。完璧主義者で、真面目な性格。そのひたむきな姿に感動する人も多く、親しい人からは「白鷺の姫君」と呼ばれている。近隣の人たちは、いつも彼女を心から尊敬して話している。
綾華の心は、優れた育ちの影響もあって、氷晶の如く美しい心を持っている。冬に舞う氷晶は色鮮やかな光を反射し、綾華の心もまた然り。稲妻の人々から愛される一方で、その生い立ちから友達が少ないことも有名で、旅人と出会うまではトーマが唯一の友達であった。また、元々自由な時間が少ないほど多忙なため、人と交わることが苦手。仕事が忙しくないときは、やさしくてかわいい一面もある。
しかし、天にも至る心をとらえるには、雲へと登る実力が必要だ。つまり、綾華は偉業を成し遂げる人と付き合いたいのだ。彼女にとって良き友は、自分が氷の華であり、刃先の閃光であり、そして運命に導かれたかけがえのない存在なのだから[2]。
容姿[]
綾華は中背の女性モデルを使用している。色白の肌、薄いシルバーブルーの瞳にスカイブルーの瞳孔、腰まである薄いブルーの髪を前下がりの姫カットにしている。左目の下に小さなほくろがある。
公式紹介[]
綾華さまは神里家のお嬢様ですが、いつも私たちを心にかけてくださるのです。どんなに面倒なこともご自分でなさって、この目で見てなかったら、世にこんなお嬢様がいるとは信じませんでしたよ!
—花見坂の商人
稲妻「社奉行」神里家の令嬢。容姿端麗で品行方正な人物。
当主である兄の神里綾人と共に、一族を管理している。兄妹で役割を分担し、兄は政務を、妹は一族内外の事務を取り仕切っている。
綾華は善良な心の持ち主であり、人に対して礼儀正しく、常に自ら進んで民間の事務を処理してきた。そのため、民たちの間では高い評価を得ている。真面目な彼女はすべての事務を完璧にこなそうとする。その心に感銘を受けた人々は、彼女のことを慕い、親しみを込めて「白鷺の姫君」という名を贈り、そう呼ぶようになった。町で彼女のことが噂される時、それはどれも賞賛する言葉に違いないだろう。
良家に相応しい家訓を守ってきた綾華は、氷晶の如く美しい心を持っている。冬に舞う氷晶は色鮮やかな光を反射し、それはまさに綾華の心のようなのだ。華麗で慎み深い一面だけでなく、彼女の心の奥底には人に知られていない優しさと愛らしさが秘められている。
しかし、その天にも至る心に触れるには、雲へと登る実力を備えていなければならない。そのような者がいれば、綾華は喜んで友となるだろう——良き友は彼女にとって、氷の華であり、刃先の閃光であり、そして運命に導かれたかけがえのない存在なのだから。
キャラクターストーリー[]
キャラクター詳細
稲妻城で最も崇高なる三大名門の一つ——神里家を受け継いだのは、二人の兄妹である。
兄の綾人は「当主」として政務を取り仕切り、妹の綾華は「姫君」として家の事務を担当している。
綾華はよく社交場に現れるため、民衆との交流も多い。結果、人々により知られている彼女の方が兄よりも名声が高く、「白鷺の姫君」として親しまれている。
周知のように、神里家の令嬢である綾華さまは、容姿端麗で品行方正な人物であり、人々から深く慕われている。
キャラクターストーリー1
好感度Lv. 2
稲妻では、雷電将軍のところまで届かぬ事務は、そのほとんどが「評定所」によって処理される。
「評定所」の議事権利は三家に分かれており、三奉行と呼ばれている。すなわち——「社奉行」、「天領奉行」、「勘定奉行」である。
この3つの奉行権利を有する一族の名が、神里、九条、そして、柊。稲妻で知らない人などいないほど有名な御三家である。
そして神里綾華は、まさに社奉行神里家の令嬢、かの有名な「白鷺の姫君」だ。
なぜ彼女が白鷺の姫君と呼ばれているか、稲妻人はそれぞれ違った解釈を持っている——
「綾華さまは白鷺のように優雅で高貴な方です。見てください、あの澄んだ美しいお姿、知的で丁寧な言葉遣い。まさにお姫様ではないでしょうか?」
「綾華さまは、身分が高いとはいえ、私たちにも礼儀正しく、親身に接してくれるんです。彼女は優しくて寛大で、人々に手を貸すことを惜しみません。知ってますか?周りの反対を押し切って、庶民であるトーマさんを引き取ったのも彼女なんですよ。」
数々の意見があるが、「白鷺の姫君」の名の由来について、正確に言える者は誰もいない。
ただ、綾華が人々に慕われていることだけは、一目瞭然だろう。
キャラクターストーリー2
好感度Lv. 3
社奉行神里家の娘として、綾華は常に公家同士の権力争いに気を配らなければならない。
彼女は若くして天下に名を馳せた。そのため、時に、神里家兄妹に嫉妬する名門の子息たちに挑発されることもある。
公共へと向けた印象を作ることは、本来は形式主義である。だが神里家の場合は、その地位から、そのように無意味な慣習でも社会的な重要性を持っている。
稲妻の関係網に参加しなければ、社奉行の地位が揺らいでしまう。そのため、兄妹はあることに対して合意に達した。
兄の綾人は政務で忙しく、顔をあまり出さない。神里家の公共の場での印象は、上品で社交的な妹の綾華に任せている。
控えめでおしとやか、礼儀正しく優雅な綾華は、社交的な場での地位を確立している。潜在的な仕事相手との交渉も、気難しい貴族とのやり取りも、彼女は上手にこなし、非の打ち所がない。
また、お家の内部の事柄も、ほとんど綾華が管理している。彼女がいなければ、家はとっくに混乱に陥っているだろう。
キャラクターストーリー3
好感度Lv. 4
ある秋の午後。綾華が用事を済ませて家に帰る途中、偶然にも古い屋敷の中から年老いた歌声を聞いた。
屋内に住んでいたのは失明した老婦人だった。やせ細った指で弦をつま弾き、木製の琴から出る音はまるで水の流れのようだった。
耳が良かったからか、老人は足音に気付くと、門の外の人が誰なのか尋ねた。綾華は彼女に迷惑をかけたくないと思い、自分はただの迷子で、誤ってここに入ってしまった近所の住民だと告げた。
社奉行として、綾華は民をよく知っている。一目見てすぐ、この子供のいない老人が、よく晴れた日に路上で弾き語りをして稼いでいる人だと気付いた。
古くて時代遅れの曲、歌も然り。目が見えない老人は、すでに他人とは随分遅れている。永遠を追求する国にすら、このような苦労をして生きている人がいるのだ。
好意から、綾華は自身の身分を隠して老人と話をした。老人は彼女を普通の少女だと思い、琴の作り方や弾き方を教え、さらには自分が集めていた茶葉を分けた。
神里家に常備されている極上の茶葉と比べ、この粗茶は草の葉程度のものだろう。しかし綾華はそれを大事に受け取り、何度も老人に礼を言った。
この日、彼女は何度も両親のことを思い出していた。もしまだ両親が生きていたら、このように歳を取っていたのだろう。
家に帰った綾華はこのことを兄の綾人に告げ、老人から贈られた粗茶を二人で飲んだ。
その後、綾華は一定の期間ごとに老人に会いに行った。依然として付近の住民の名義で、彼女のために平民が愛用する生活必需品を贈っていた。
「町の緋櫻が咲きました。」綾華は微笑みながら老人に言う。「貴方の琴の音と同じように、美しく。」
キャラクターストーリー4
好感度Lv. 5
一般的な想像では、武家の生活は庶民とは桁違いのものだと思われているだろう。ならばきっと、高貴な神里綾華も、極めて贅沢な生活を送っているに違いない。
しかし、その考えは半分しか合っていない。
形から見れば、綾華の生活は確かに普通の民より凝っている。
普段は華道、茶道、名茶の試飲、珍しい花の鑑賞など、多くの費用がかかる。しかし、それは武家の令嬢として備えておくべきスキルであり、「放漫」というわけではない。
真に綾華を笑顔にすることができるのは、まさに庶民でも楽しめる普通のことだ。
お菓子を作ったり、池で金魚すくいで遊んだり、隠れて八重堂の最新小説を読んだり…どれも些細なことである。
そのような時の彼女は、人々に慕われる白鷺の姫君でも、神里家の屋敷を取り仕切る綾華さまでもなく、ただの「少女綾華」なのだ。
厳かなイメージを脇に置き、気ままに自身を表すこと。「少女綾華」として居る時だけ、重責を下ろすことができる。
深夜にお腹が空けば、使用人を避けながらこっそり厨房へ行き、歌を口ずさみながらお茶漬けを作る。茶道の授業の時、こっそりと茶葉の形で恋愛運を占う…などなど。
これまで誰にも言ったことはないが、綾華は自身が普通の少女でいる時間をとても大切にしている。なぜなら、このような自由な時間は滅多にないからである。
キャラクターストーリー5
好感度Lv. 6
様々な技能で綾華を指導している先生方は、みな、満足そうに言う——茶道、剣道、棋道、それらのいずれにおいても、綾華は完全に習得していると。
彼女は文武両道で、容姿端麗な武家の令嬢なのだ。そんな学生を指導できるのは、指導者としても嬉しいことに違いない。
しかし…本当に後悔はないのだろうか?綾華は静かにそのことについて考える。
茶の心、和敬清寂な正の心。
剣の心、鋭く勢いのある武の心。
棋の心、状況を判断する慧の心。
茶の心、剣の心、棋の心、すべて彼女の心である。それに加え、友人に対する真心も持っている。
綾華は彼女と同等に接し、肩を並べられる友人が現れることをずっと待っている。
その者は彼女を「社奉行」や「白鷺の姫君」とは見ず、礼儀や地位に制約されることもない。さらには数々の知識を知っていて、数々の物事を見てきた経験があり…時には、彼女に物語を聞かせるだろう。
そのような者こそ、彼女の親友になれるのだ。
「難しいことではないと思いますが…このようなお方は、いったいどこにいるのでしょうか?」
杜若丸
好感度Lv. 4
「あんたがたどこさ」
「稲妻さ、稲妻どこさ」
「神櫻さ、神櫻どこさ」
「影向さ」
「影向山には手まりがあってさ」
「それをみんなで遊んで取ってさ」
「見てさ、持ってさ、投げてさ」
「それを綾華ちゃんのもとへ」
これが幼少期の綾華が最も好きだった童謡である。
当時の彼女は最も気に入っていた手まりに「杜若丸」という名を付けていた。毎日色彩鮮やかな杜若丸を叩いて遊んでは、童謡を歌っていた。
綾華の歌声を聞くと、父と兄は思わず微笑む、彼女の遊びに参加する時もある。家族みんなで輪になり、順番に手まりを投げる。
しかしそれはすでに遠い昔のことだ。今の綾華はもう手まりで遊ぶことはない。
彼女は今や、一人前の大物だ。子供時代を象徴し、貴重な思い出が詰まった杜若丸も、綾華のたんすの中に仕舞われている。
神の目
好感度Lv. 6
何年も前、一族に大きな変化が起こり、兄の綾人に重責がのしかかった。その時、綾華はまだ今のように大人びておらず、能力もなかった。
彼女は元々、遊びが好きな子供であり、一族の責任などは知らず、様々な人物とやり取りをする技能も経験も不足していた。
しかし、病床の母と疲労した兄を見て、綾華は思ったのだ——一人前に成長しなければ。
そして彼女は、長い間やっていなかった剣術や詩と再び接した。これは武家としての基本的な教養であり、この二つを習得できれば、彼女はきちんとした神里家の令嬢として見なされ、兄の代わりに祭典などの場に出席することが可能になる。そうすれば、兄の負担も多少なりとも肩代わりできるだろう。
綾華は並外れた才能を持っているわけではない。かつては詩を覚えられず、字が綺麗に書けず、剣術も上手く繰り出せないことで悩んでいたほどだ。
しかし彼女が動揺したことは一度たりともない——一回で覚えられなければ五十回覚え、一回で上手く書けない字は五十回書き、一回で上手く繰り出せない剣術は五十回練習する。
「何千回も磨かれた素振りを止められる者はいない。」——それが、母が言った言葉であった。
母が亡くなってから、彼女は子供の綾華ではなくなった。今の彼女は、神里綾華。将軍の下にある三家の一つ、社奉行神里家の令嬢なのだ。
剣術の訓練はすでに日常生活の一環となっていて、始めた日から今まで、途切れたことはない。
何日目だろうか、綾華はついに敵を一撃で倒すことができるようになった。その瞬間、氷の花が道場内に咲き乱れ、道場の中心にいた彼女の刀の先には、氷のように明るい「神の目」がぶら下がっていた。
何千回も磨かれた素振りを止められる者はいない。それは、神さえ動かすことのできるものかもしれない。
名刺の飾り紋[]
神里綾華・扇子 | |
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入手: 神里綾華の好感度がLv.10に到達後獲得。 |
説明: 綾華はよく扇子を変える。彼女に贈る場合、夏扇や投扇ではなく、舞扇と茶扇の方がいいかもしれない。 |
命ノ星座[]
雪鶴座 | ||
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伝説の章: 雪鶴 意味: 雪の鶴 |
任務とイベント[]
魔神任務
伝説任務
- 雪鶴の章 (神里綾華)
- 第一幕「鶴と白兎はかく語りき」
イベント
Webイベント
キャラお試し[]
イベント
腕試しイベント
- 神里綾華、凝光、重雲、煙緋 — 2021-07-21
- 神里綾華、レザー、ロサリア、早柚 — 2022-04-19
キャラクターの紹介[]
キャラストーリー
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キャラボイス
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メール
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豆知識[]
- 2019年のクローズドβテスト1、クローズドβテスト22ではプレイアブルだったが、『原神』では2021年7月に発売されたバージョン2.0までリリースされなかった。
- 彼女は以前、公式サイトのモンドコーナーに掲載されていましたが、すぐに削除されました。彼女の昔の説明文は: The princess of the Kamisato Clan. She occasionally practices swordsmanship so that she can pass time by slicing every falling snowflake floating around her on a snowy day.
- 通常、キャラクターは武器を縦に持ち運ぶが、綾華は斜めに持ち運ぶ。これは、太刀を縦ではなく斜めに持っているためと思われる。
- 綾華は、原神のリリースである9月28日と誕生日が同じ。
- 綾華には、こんな別名や称号がある。
- 白鷺の姫君
- 稲妻神里流太刀術免許皆伝
- 雪中刀 (ゼロ・アワー召喚中)
- 調度品の説明には神里綾華は記載されていない。
語源[]
- 神里は「神の里」を意味し、綾華は「絹の花」を意味する。また、神里は広義には「神の起源」を意味し、これは「原神」という言葉が「元の神」「神の起源」を意味するのと同様である。
- 彼女の星座、はラテン語で「雪の鶴」を意味する。これは、実在する星座つる (Grus)の別名「鷺」にちなんだもので、神里綾華のバナー名「白鷺氷華 (Frostflake Heron)」も彼女の星座の訳として成立することになる。
- 称号の「白鷺の姫君」とは、「白鷺姫という意味である。サギ(原作ではツル)が乙女に変身する「鷺娘(さぎむすめ)」という日本の民話にちなんでいるのだろう。歌舞伎にも同じ名前の踊りがある。
詩[]
- 『雪の日…』の日本語ボイスでは、彼女は短歌タイプの詩(5-7-5-7-7音節のルール)を詠んでいる: (古典日本語: 此雪之、消遺時尓 去来歸、山橘之、實の光毛将見)
- また、山上憶良の大倉が作曲した『突破した感想・結』の日本語ボイスでは、第五集805詩を朗読している。
その他の言語[]
キャラクター称号:白鷺氷華[]
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
---|---|---|
日本語 | 白鷺氷華 Shirasagi Hyouka[!][!] | Icepetal Heron |
中国語 (簡体字) | 白鹭霜华 Báilù Shuānghuá | |
中国語 (繁体字) | 白鷺霜華 Báilù Shuānghuá | |
英語 | Frostflake Heron | — |
韓国語 | 눈꽃의 백로 Nunkkot-ui Baek'ro | White Heron of Snowflakes |
スペイン語 | La Garza de la Escarcha | The Frost Heron |
フランス語 | Héron de givre | Heron of Frost |
ロシア語 | Инеевая цапля Ineyevaya tsaplya | Frost Heron |
タイ語 | กระเรียนขาวกลางหิมะ | |
ベトナム語 | Bạch Hạc Sương Hoa | Snowflake White Heron |
ドイツ語 | Eisnebelreiher | Ice Mist Heron |
インドネシア語 | Frostflake Heron | — |
ポルトガル語 | Garça da Geada | Frost Heron |
トルコ語 | Buz Balıkçılı | |
イタリア語 | Airone dei ghiacci | Heron of the Ice |
脚注[]
- ↑ 原神公式サイト: 神里綾華
- ↑ HoYoLAB: キャラクター紹介 神里綾華
ナビゲーション[]
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