異郷人の懺悔録は、テイワットストーリーの魔神任務、第二章・第一幕「鳴神不動、恒常楽土」の第2話である。
手順[]
- トーマと一緒に審査所に行き登録する
- トーマと一緒に遠国監察に行って手続きを行う
- 万国商会に行って商会成員の状況を把握する
- 晶化骨髄を売っている商人を探す
- 情報についてトーマに助けを求める
- もう一度商人ヴェルナーと交渉する
- モンドの特産品と璃月の特産品をどれか1つずつ渡す。
- 足軽の慶次郎を見つける
- 慶次郎の尾行に成功するまで、マルチプレイはロックされている。
- 気付かれずに慶次郎について行く
- 慶次郎が悪事をした証拠を見つける
- 隠された帳簿を入手
- 事の経緯を万国商会に教える
- トーマと会話する
- 「木漏茶屋」の招待状を入手
ゲームプレイメモ[]
- この任務にはモンドの特産品1つと璃月の特産品1つが必要である。
- 慶次郎の後を追うと、プレイヤーはかがむモードになり、捕まらないようにしなければならない。
- 慶次郎が話しているときに気づかれると、セリフが中断され、再生できなくなる。
- 旅人が慶次郎に捕まると、慶次郎が旅人を呼び、任務が再開される。
- 旅人が慶次郎を見失うと、慶次郎は突然姿を消す。パイモンから「あまり騒がないように」というコメントがあり、任務が再開される。
対話[]
ゲーム内の任務の説明
稲妻の離島にたどり着き、待ち合わせ相手のトーマと会った。しかし離島では異郷人は嫌われているようだ…
遠国監察[]
- (蔭山と会話する)
- 蔭山: こんにちは、身分の証明と島へ上陸する目的を教えてください。あっ、もちろんトーマさんは結構です。
- 蔭山: 皆さん見ないお顔ですね…
- パイモン: うぅ…
- 蔭山: どうしたんですか?お二方の詳細と、荷物を持っているかどうかを…
(俺俺/
私私)たちは…お酒と鉱石の商売に… - 蔭山: そうなんですか?今は「万国商会」の商人のみがそういった類の貿易業務を許可されています。お二方は商会から許可を得ているのでしょうか?
(俺俺/
私私)たちは(兄兄/ 妹妹)を探しに… - 蔭山: うーん…規則に沿ったものではなく、そのような個人的な事情が理由ですと、原則として通すわけにはいきません。
- パイモン: あっ…オ、オイラたちは…
- 蔭山: すみません、やはりお二方には…
- トーマ: これが二人の上陸手続きの書類だ、確認してくれ。
- パイモン: おい!あるならもっと早くに出しとけよ!
- トーマ: アハハッ、君たちがどう対応するのか少し気になったんだ、悪い悪い。
- 蔭山: ふむ…そうでしたか。書類に問題はありません、離島へようこそ。
- パイモン: ふぅ…
- パイモン: これからどこに行けばいいんだ?
- トーマ: 「遠国監察」だ。
- トーマ: ここは上陸の可否を調べるだけなんだ。離島に滞在するなら、遠国監察で滞在手続きを行う必要がある。
- パイモン: うぅ…なんか聞いただけで厳しそうなとこだな。
- トーマ: 稲妻では、外国から来た人間を「外の人」と呼ぶほどだからね。
- 鎖国令によって封鎖されてる今の状態じゃ、外国人が簡単に受け入れられることはないんだ。 トーマ: この言葉からも分かると思うけど、
- トーマ: たとえそれが、「異邦人居留地」のあるこの離島でもね。
それなら仕方ない…
それでも進まなきゃ。
- トーマ: ハハッ、君の覚悟は気に入ったよ。オレたち気が合うんじゃないかな。
- トーマ: じゃあ行こう、遠国監察へ。
- (歩き回りながら)
- トーマ: これら規則のほとんどは、離島をずっと管理してきた——「勘定奉行」によって定められたものなんだ。
- パイモン: 「勘定奉行」?
- トーマ: 稲妻三奉行の一つで、主に国家の財産を管理したり、国に利益をもたらしたりするのを責務としている。あれ?聞いたことなかったかな?
- (百合華と会話する)
- 百合華: すでに上陸手続きは済ませてありますよね?では滞在手続きを行いましょう。そちらのお二人ですか?
- パイモン: そうだ!
- 百合華: はい、では手続料の200万モラをお支払いください。
- パイモン: 200万!?手続きだけで200万もするのか?
- 百合華: はい、お一人100万ですので。計算に間違いはありません、ご安心ください。
- パイモン: いや…間違いというかそういう問題じゃなくて…うぅ…
- トーマ: ハハッ…お嬢さん、この二人はオレの友達なんだ。ほら、オレって一応ここの顔なじみでもあるし…
- 百合華: あら、トーマさんのお連れ様でしたか。ではトーマさんの顔に免じて、40万モラにしましょう。
それでも高い…
いきなり安くなった!
- トーマ: 本当に感謝するよ、百合華さん。
- トーマ: でもオレから見たら、手続料なんて…600モラで十分じゃないか、ここはオレが代わりに出すよ。あとで君にメシを奢ってあげるからさ、どうかな?
- パイモン: そんな値切りの仕方があるのか!?いくらなんでもそれは…
- 百合華: 分かりました、それで手を打ちましょう。いま登録しますね。
- (百合華が三人を率いて館内へ。)
トーマ: ヘヘッ、まいど。
- 遠国監察で順調に滞在手続を行った…
- (トーマ、パイモン、旅人は遠国監察の入り口に向かう。)
- パイモン: ええっ!200万が600って…稲妻人の金銭感覚、おかしすぎだろ!
何か事情でもあるのかな?
金銭感覚がおかしな知り合いを思い出した…
- トーマ: ハハッ、そんなに驚くことじゃない。「手続料」自体が私的な要望なんだ。
- トーマ: 遠国監察では、手続料をいくら取ろうとも最後はすべて監察官の懐に入る。それが多いか少ないかってだけで、それ以外は重要じゃない。
- トーマ: もし、不幸にもここに滞在することになった外国の富豪商人が現れれば…
- パイモン: そいつからがっぽり稼げる!
- トーマ: そう、そんな時に現地の友達がいることの重要性、君たちにも分かるよね。
外国人をいじめてるだけじゃ…
誰も逆らわないの?
- トーマ: ああ、異郷の客人が鎖国中の稲妻に訪れているんだ。仕方ないと思うのが普通だろう。
- トーマ: 外国の商人ができることは、「仲間同士で助け合う」ことが関の山。
- トーマ: これが離島にある「万国商会」が発足した由来でもあるんだ。
- パイモン: 外国人が自分たちで立ち上げた商会か?
- トーマ: そうだ。商会は利益のため以外にも、組織の取り組みや管理などで稲妻に住む外国人の支援も行っている。
- トーマ: 商売の道と生存の道、その両方を担っている商会だ。
だったら…
雷電将軍に会う機会は…
- パイモン: なんか、外国人って稲妻で生きていくだけでも大変なんだな…
- トーマ: それが君たちの目的か。なるほど、君の立場を考えれば、確かにそれは「遠い」目標だろう。
- トーマ: 雷電将軍は、唯一無二なる高貴な存在。すべての生物が見上げるべき神なんだから。
それでも…
何か方法を考えなきゃ!
- トーマ: ……
- トーマ: この世の出会いは、いつも捉えどころのないものだと言いたかったけど…君たちならもしかすると、午後の散歩中にでも雷電将軍とばったり会えるかもね…
- パイモン: うぅ…そんなの、ありえないだろう…
- トーマ: 分かった、率直に言おう。君たちを雷電将軍のところまで導くすべはある。
- パイモン: ほんとか!離島の顔役にそんな権力があったなんて!
- トーマ: ハハッ、持てるすべてのコネを使えばなんとかなる。だがその前に…
- トーマ: 権力というのも、高く売り買いされているものだ、言っている意味が分かるかな?
- パイモン: おまえもかよ!
- トーマ: ハハハッ、オレの言う売り買いは、モラを払うことなんかじゃない。
- トーマ: それどころか、対価を払う必要すらないんだ。ただ…望むものを手にしたいのなら、人々の問題を解決してもらいたい。
- トーマ: すべての人が幸せになる方法を探す、それがオレのモットーなんだ。
- パイモン: かっこよく言ってるけどオイラにはわかる。おまえ、自分が人に恩を売りたいだけだろ!
道理でここの顔役に…
どうせ任務が始まるんでしょ?
- トーマ: おっと…なんだか君たちから悪者でも見るような視線を感じるが…まあ、それは一旦置いておこう。
- トーマ: 状況を説明しよう。さっきも言った通り、万国商会の会員はかねてより生き残りの厳しい状況に陥っている。
- トーマ: 最近はそれがますます加速しているんだ。君たちに何かできないか様子を見て来てほしい。
- 久利須という、オレの友達だ。オレはここで君たちからの吉報を待ってるよ。 トーマ: 商会の会長は
- (トーマともう一度会話する)
- トーマ: きっと久利須は今も散々な目に遭ってる、早く彼のところへ行ってきてくれ。
万国商会の問題[]
- (久利須と会話する)
- 久利須: おや、万国商会に助けを求めに来たのですか?もしや…遠国監察にモラを?
あと少しでそうなってた…
友達がいてよかった。
- 久利須: それならよかったです。…来てそうそう財産をすべて失うことにならないよう気を付けてくださいね。
- パイモン: 最近、商会で困ってることはないか?
- 久利須: 困ってること…至る所に困難があり過ぎて、もう慣れてしまいました。
- パイモン: 鎖国令って、外国から来た人にとっては大変なんだな。
- 久利須: 問題の根源は鎖国令ではありません。活動範囲が制限されるとはいえ、それでもそこそこやっていけました。
- 久利須: 実際に我々外国の商人を搾取しているのは…
- 久利須: …勘定奉行にいる強欲なヤツらなんです。
- パイモン: えっと、オイラ覚えてるぞ。三奉行の中で離島を管理してる奉行のことだよな。
- 久利須: はい、高額な税金徴収や不条理な規則、それだけならまだよかったのですが…
- 晶化骨髄」という物に変わりました。 久利須: 一番ひどいのはここ最近、新たな税収法令が出されたことです。上納する税金がモラから「
- パイモン: 「晶化骨髄」…?
- 久利須: その法令が出されるまで、商会にいるほとんどの商人が、そんな物を耳にしたことはありませんでした。
- スネージナヤへと運送したことのある一種の材料でした。 久利須: 最終的に、璃月から来た年配の商人がそれを知っていました。それは、彼が若い頃に
- 久利須: 皆さん嫌々ながらも、各地でその「晶化骨髄」を探して税金として納めたのです。
- 久利須: しかし、それはその場しのぎでしかありませんでした。上納する税金の要求が大きくなるにつれ、「晶化骨髄」の値段が益々上がっていったのです…
- 久利須: そして最後には、ある一人の商人の手にのみ残り、他では買えない代物となりました…
- パイモン: うーん…そういう状況って、独占っていうんだよな?
- 久利須: お詳しいんですね。その商人は値段をずっと上げ続けました。我々も法令の圧力から、それを買うしかなく…
- 久利須: そのような悪循環が続いた結果、今や税金の値段が我々の利益をも超えようとしています…このままでは…
ひどすぎる。
勘定奉行の人と相談すれば…
- 久利須: 勘定奉行と法令について相談しようと試みたのですが…
- 久利須: 雷鳴轟くこの国で、窮地に立たされた商人の声など誰が聞くというのでしょう…
- フォンテーヌよ、我が故郷が…懐かしい… 久利須: はぁ…
- パイモン: そんなひどいことが…そんなんじゃ生きていけないだろ。
- パイモン: (旅人)、おまえはどう思う?
勘定奉行を説得してみるしかない。
- パイモン: でも会長も試したんだよな…それにオイラたちだって異郷から来てるわけだし…
- 久利須: はい、それどころか…この窮地に立たせることこそ、彼らの目的かもしれません。
- パイモン: それを踏まえた上で考えると、問題を解決するカギは…
話に出てきた商人が怪しい。
- 久利須: あの商人ですか…
- 久利須: 以前は彼とも交流があったのですが、その後は我々との関係も途絶えてしまいました。彼の商品の供給元がどこなのかも分かりません…
- パイモン: うーん…たしかに怪しいな。そいつを探す方法はないか?なにか情報を聞き出せないか、オイラたちが探ってきてやるよ。
- 久利須: おぉ~!それは有り難い申し出。あなた方は外国から島に上陸したばかり、それに商会の者でもありません。彼もそこまで警戒はしないでしょう。
- 久利須: 彼を探すなら、居住区の海辺にある木の下へ行ってみてください。そこが普段我々と彼が待ち合わせに使っている場所になっています。
- パイモン: わかった、オイラたちに任せろ!
- (もう一度久利須と会話する)
- 久利須: 本当になんとお礼を申せばいいか。もしこの国で居場所がなくなってしまった際には、ぜひ我々「万国商会」へお越しください。
- (ヴェルナーと会話する)
- ヴェルナー: おや?見ない顔だが、新入りか?
さっき上陸したばかり。
(俺俺/
私私)が離島の顔役だけど、知らないの? - ヴェルナー: ハハッ、自分で自分のことを顔役っていうヤツがいるかよ。俺を騙そうたって百年早い。
- ヴェルナー: 言えよ、何しに来た?
商品の供給元のことだけど…
- ヴェルナー: チッ、あっち行った!そんなもん教えたら商売にならないだろ。
- ヴェルナー: 企業秘密だ、分かるか?企業秘密。
- パイモン: ひどい態度だな…
値段のことで…もう少し安くできない?
- ヴェルナー: 買うかどうかも決めてないのになぜ値段のことを?ほほう~、さては分かったぞ。お前たち久利須に言われて来たんだろ?
- ヴェルナー: へっ、あいつらには関係のないことだ。俺の利益を損なわないでほしいね。
- パイモン: なんでだよ!
- ヴェルナー: 行った行った!久利須のヤツに伝えておけ、売ってやってるだけ感謝しろってな。俺がいなきゃ、あいつら税金すら払えないんだから。
- パイモン: どうしよう、まったく話を聞いてくれない…
本物の顔役に頼むしか…
トーマが何か知らないか聞いてみよう…
- パイモン: そうだな、一度あいつに聞いてみるか。
- (もう一度ヴェルナーと会話する)
- ヴェルナー: フンッ、俺がいなかったら税金すら払えないっていうのに、値切るなんて何考えてんだ?
- (トーマと会話する)
- トーマ: おや?もう帰ってきたのか。問題は解決したのかい?
- パイモン: うぅ、それが…ちょっと困ったことに…
人に頼んだ以上、自分も何かやらないとね?
- トーマ: お?いいよ、できる限りのことは協力する。
- トーマ: 来たばかりの慣れない地で、いきなり問題を解決しろなんて確かに厳しすぎたね。
ヴェルナーの情報について…
- トーマ: あいつのことか、それなら調べたことがある。
- トーマ: 以前は砂浜で貝殻を拾って商売してた可哀想なやつだったが、なぜか最近、急に羽振りが良くなったらしい。
- トーマ: 万国商会を抜けたあと、新たな拠り所となる場所を見つけたのかもしれない。
- パイモン: え?あいつも昔は万国商会の一員だったのか?じゃあ、あいつも外国人?
- トーマ: 彼の髪の色と目の色には気づいたかい?
モンド人だよね。
現地の人じゃない。
- トーマ: そう、ヴェルナーはモンド出身で、璃月と稲妻の間で海運業をしていた。
- トーマ: 鎖国によって、彼は離島での滞在を余儀なくされた異郷人なんだよ。
- パイモン: そうだったのか…
- トーマ: もともと万国商会も彼にひどい扱いなんてしてなかったんだが、あとから出された数々の法令により、商会自身も立場が危うくなってね…
- パイモン: だから、あいつは商会をやめて恩知らずなやつに…
- トーマ: ハハッ、それは言い過ぎだよ。この世に根っからの恩知らずはいないし、永遠に冷酷で残忍なヤツもいないとオレはそう信じてる。
分かった。
もう一回彼に会ってみる。
- パイモン: えっ?もういいのか?
- トーマ: どうやら、「切り込む隙」を見つけたようだね。
- (もう一度トーマと会話する)
- トーマ: どうすれば解決できるのか、君の英知を持ってすればすぐ分かるよね?
- (ヴェルナーと会話する)
- ヴェルナー: 何しに来たんだ?確かに俺は暇だが、お前たちのために時間を費やしたくはないんだが。
うん、暇もある種の「自由」だね。
「風」の導きを辿って来た。
- ヴェルナー: あ?何を言って…
こんな日は、蒲公英酒が飲みたいな~
吟遊詩人に詩を歌ってもらえたらな~
- ヴェルナー: モンド…モンドのことを言ってるのか?
- (モンド地域の特産をヴェルナーに提出した後)
- ヴェルナー: …っ!お前の口からモンドのことが聞けるなんて。前に帰ったのはいつのことだったか、それすらも忘れちまった…
- ヴェルナー: なつかしい…モンド城の雰囲気…
風神のご加護があらんことを。
風の導くままに。
- ヴェルナー: 故郷に…はぁ、帰りたい…自由の都へ…
- パイモン: 効果があるみたいだぞ…
- ヴェルナー: ゴホンッ…感情を揺さぶろうたってそうはいかないからな。
目をつぶって…
- ヴェルナー: あ?今度は何だ?
- パイモン: いいから、目をつぶれって。
聞いて、懐かしいあの音を…
- ヴェルナー: …波の音か?
中原のもつ焼き、安くて美味しい!
新鮮なチ虎魚焼き!
- ヴェルナー: あっ!璃月港!俺の目の前に、波の音が、客引きの声が、璃月港の姿が浮かんでくる!
往古来今…
美徳の精神が続かんことを…
- 海灯祭だ!霄灯が昇っていくのが見えるぞ! ヴェルナー: 霄灯だ!
- パイモン: ぷっ、想像力が豊かすぎると言うべきか…璃月港のことが懐かしすぎるのか…
- ヴェルナー: はぁ…璃月、璃月よ…
- (璃月地域の特産を提出した後)
- ヴェルナー: これは…もういい…もう思い出させるな、俺の心はもう…
(君君/
あなたあなた)と同じ境遇の人が大勢いる。 (君君/
あなたあなた)を助けたことがある人もいる。 - ヴェルナー: 万国商会の人たちか。確かに…みんな俺と同じく故郷を離れた者たちだ。
- ヴェルナー: 俺はいつも、夜の海辺に来ては波の音を聞いてる。ふるさとから届いた音だと思いながらな。
- ヴェルナー: そんな時、いつも商会のヤツらがやって来る、でも俺は顔を隠しながら離れるしかなかった…
- ヴェルナー: はぁ、気晴らしにあいつらと一緒に話がしたいと何度思ったことか。俺だって、愚痴をこぼし合いたかった。
- パイモン: じゃあ、どうして…
- ヴェルナー: あいつらは心が強い。拠り所のなかった人たちが、一致団結して生きていくすべを探してるんだ…そんな真似、俺にはできない…
- ヴェルナー: 少しの利益と約束だけで、俺は…ヤツらの言いなりになっちまった…ふるさとの顔に泥を塗っちまった…
「ヤツら」って?
- ヴェルナー: いいだろう。言うよ、もうこんな葛藤はうんざりだ。
- パイモン: 大丈夫なのか?
万国商会が(君君/
あなたあなた)を守る。 商会の人たちとお酒でも飲んできて。
- ヴェルナー: だが俺はあいつらを裏切ったんだ…
- パイモン: 臆病なやつだな、間違ったことをやったらちゃんと償うべきだろ!
- パイモン: だから早く、いったいなにが起きたのか言ってみろよ?
- 慶次郎たちがやったことだ。 ヴェルナー: 税金徴収を任せられてる足軽、
- ヴェルナー: ヤツらが商人たちに告げた税率は、実際より高いものなんだ。それで余った「晶化骨髄」はヤツらが蓄えてる。
- ヴェルナー: そして商人たちが入手先に困った時、高値で売るよう俺は指示された。
- パイモン: そんな…なにもしないで儲けようとするなんて、卑怯だぞ。
- ヴェルナー: 俺はヤツらの操り人形になっていたが、その見返りは生活をギリギリ維持できるほど些細なものだった。
まだ証拠がいる。
- ヴェルナー: 証拠…証拠…そうだな、決定的な証拠がなければヤツは認めないだろう。
- ヴェルナー: そういえば、いつも俺が報告をしたあと、ヤツは毎回必ずどこかに行くんだ。いつも怪しいって思っててな…
- ヴェルナー: ついさっき慶次郎と会ったばかりだ、今から連れてってやるよ。
- パイモン: よし、じゃあ早く行こう!
慶次郎を尾行する[]
- (現地に到着後)
- ヴェルナー: ヤツだ!慶次郎だ!
- パイモン: 行くぞっ!
- (慶次郎に近づきすぎると)
- (慶次郎が君を見つけたら)
パイモン: 近い近い!見つかっちゃうぞ!
- 慶次郎: 出て来い、とっくに気づいてるぜ。
- 慶次郎: 誰だ?なぜ俺のあとをつけてきた。
- (開始位置に戻って、もう一度やり直してください)
パイモン: まずい、見つかっちゃったぞ…
- (慶次郎が行き過ぎたら)
- (慶次郎が見えなくなったら)
パイモン: あいつ、どんどん離れてくぞ。早く追いかけよう。
- パイモン: ん?あいつどこに行ったんだ?
- パイモン: さっきまで近くにいたのに…急にいなくなった!?
- (開始位置に戻って、もう一度やり直してください)
パイモン: もう少し気をつけないと…
- (涼子の露店まで慶次郎を追う)
- 慶次郎: よっ、涼子、調子はどうだ?
- 涼子: おかげさまで。よければ座っていって。
- 慶次郎: おう、ちょうどいま稼ぎがいいんだ…
- (慶次郎が屋台から立ち去る)
涼子: そう、税金の徴収お疲れ様。
- 慶次郎: ああ、まだ払ってないヤツは…
- (彼は逃げ出し、あなたは彼を追いかける)
慶次郎: そうだな…万国商会のヤツらを、もっとシバいておくべきか。
- 慶次郎: ん?今なんか聞こえたような…
- パイモン: シーッ…静かに!見つかっちゃうぞ!
- 慶次郎: 俺の聞き間違いか。おっと、長居しすぎた、そろそろ…
- (慶次郎は地面の何かを確認して立ち去る)
- ヴェルナー: こんな場所に何をしに…
- パイモン: なにか埋めたみたいだぞ!見てみようぜ~
- (慶次郎のいるところまで歩いた後)
- パイモン: うーん…これは…帳簿?
- パイモン: オイラはてっきりモラでも埋めたのかと思ったぞ、がっかり。
パイモンはそれが目的だったの?
たとえ見つけてもそれは商人のだよ。
- パイモン: えへっ?
- ヴェルナー: 見せてくれ、これは…
- ヴェルナー: 間違いない、これだ。取引の記録が一つ一つきれいに残ってる。これでヤツの罪を証明できるだろう。
- パイモン: 証拠も手に入れたことだし、まずは久利須会長にこのいい知らせを教えに行こうぜ?
- ヴェルナー: じゃ、じゃあ俺はここで。先に帰るよ。
- パイモン: えっ?一緒に行かないのか?
- ヴェルナー: 会長に会うのは…まだ少し時間がいる、すまない。
- パイモン: ヴェルナーってひねくれた性格だな。
慶次郎との対決[]
- (現地に到着すると)
- 久利須: もう本当にありません。このままでは商売も損するだけで、飢え死にしてしまいます…
- 慶次郎: 法令は法令、規則は規則。払うべきものは払ってもらう、言い訳は無駄だぞ?
規則を守ってないのはお前だ、慶次郎!
- 慶次郎: あん?誰だお前、商会の新入りか?
- パイモン: おまえの帳簿はもう手に入れた。それと隠してた物もな。転売して儲けてたことも、すべて公に晒してやる!
- 久利須: なんと?そうだったのですか?
- ハリソン: ずっと騙されてたのか!
- 慶次郎: あの…その…税金のことは…俺は…
- 久利須: 帳簿を見せていただけますでしょうか?
- 久利須は帳簿を丁寧に読んだ。
- 久利須: この帳簿にあるものと以前商会が納めた税金の額はすべて一致しています。間違いありません。
- 久利須: 慶次郎さん、もう何も言わなくて結構です。今はこのことをどう解決するかが先決…
- 慶次郎: ふんっ…お、俺の弱みを握れたなんて思わないことだ。俺はただ、ちょっとだけ利益に目がくらんだだけで…
- 久利須: そういえば、奉行武士は誉と名望を大変重んじると聞きました。奉行府からお咎めはなくとも、このことが露見すれば…
- 慶次郎: おい、聞き捨てならんぞ!脅しか!それは俺を脅してるのか!
- 久利須: いえいえ、ただあなたのような君子殿に、汚点が残ってしまうことを心配しているだけですよ。
- 慶次郎: くっ…じゃ、じゃあ…お前が正しいということにしよう。で、どう処理するつもりなんだ?
- 久利須: まだ、お手元に「晶化骨髄」をお持ちですよね?
- 久利須: それらを使いこれから先少しの間、税金を立て替えてください。我々商人には状況を立て直す時間が必要です。
- パイモン: それだけで…いいのか?
- 慶次郎: ふんっ、あれらは俺が一生懸命運んで大事に隠したものだ。それをみすみすと…ちっ、いいだろう。お前の顔に免じて、ただでやる。
- パイモン: 面の皮が厚すぎる…
- ハリソン: そんなんで納得がいくもんか!俺の店はもう何日も閉まってる、すべて友人の助けでつないでいる状態だ。この損失の責任はいったいどう取ってくれるんだ!
- 久利須: ハリソン!もういいんです、これ以上は…
- ハリソン: 搾取されるのはもううんざりだ、この件がそう簡単に終わると思うなよ!
- 久利須: ハリソンッ!
- 勝家: こんな場所で大声で叫ぶとは、法令に異でも唱えているのか?
- 慶次郎: お疲れ様です、勝家組長。
- 勝家: ああ、何を騒いでいる?
- 慶次郎: その…税金のことで少々。彼らの世話をしているというのに、恩を仇で返されまして。
- ハリソン: 何が世話だ!こんなの横領だ、必ず慎介様にもこのことを知らせてやる!
- 勝家: ほう?勘定奉行様の名を直接呼ぶとは。ふん、よそ者はこれだから規則というものを知らない。
- 勝家: この商人共を連れて行け!何か言いたいことがあるのなら奉行府で話してもらおう。
- パイモン: まずい…このままじゃ…
- トーマ: はぁ…まったく皆さん、そんなに深刻にならなくても。何か相談したいことがあるのなら、お酒でも飲みながらにしませんか。
- 慶次郎: 誰だお前?誰がお前なんかと酒を飲むか。
- パイモン: ここの顔役だぞ!
パイモン、普通に考えて…
彼らの前では通用しない…
- トーマ: 私の名刺をどうぞ…
- 勝家: ほう?これは…社奉行の者か?
- トーマ: シーッ…
- 勝家: ふん、ここは勘定奉行の縄張りだ。いくら社奉行の権能が高かろうと、離島のことに手を出す資格はない。
- トーマ: その通りですが、ここは我々のお嬢様の顔に免じていただきたく…
- トーマ: お二方も、将軍様にお渡しされる上奏の中で…ご自身の名前を見たくないでしょう?
- 勝家: その扇子は…白鷺の姫君?
- 勝家: …貴家の令嬢に御足労させるつもりはない。我々も余計なことは御免だ。すべて忘れよう。
- 慶次郎: 勝家組長、しかし…
- 勝家: 行くぞ!
- トーマ: いつか日を改めてお食事でも。その際は私の奢りですので、お二方ともどうかご遠慮なく。
- トーマ: うーん…無視された。はぁ、人付き合いに影響が出ることはしたくなかったんだけど…
- 久利須: ありがとうございます、トーマさん。しかし…我々のせいであなたと勘定奉行の間に亀裂が…
- (彼彼/
彼女彼女)が「形勢を変えるきっかけ」を与えたんだから。
トーマ: ハハッ、さっきのは冗談だよ。こんな代価、些細なことさ。礼ならこちらの旅人に言ってくれ、 - トーマ: 今後はあの足軽たちも少しは態度を改めると思うよ。
- パイモン: トーマ、おまえ…さっきいったい…
- トーマ: シーッ…ここは人が多い、場所を変えて話そう。
- (もう一度ハリソンと会話する)
- ハリソン: ひどい…ひどすぎる…
- (もう一度久利須と会話する)
- 久利須: 本当にありがとうございました。状況を立て直す時間ができただけでも幸いなことです…
- (トーマと会話する)
- トーマ: 勘定奉行はやはり骨の髄まで腐ってたか…
- トーマ: そうだ。そろそろ本題に入ろう、何が聞きたい?
「社奉行」について。
「白鷺の姫君」について。
- トーマ: アハハッ、いきなりそのことか。じゃあ改めて自己紹介しなきゃね。
- 鳴神島の社奉行神里家に属している。「白鷺の姫君」の側近だ。 トーマ: オレは
- パイモン: なんだって!本当の身分をオイラたちに隠してたのか!
- パイモン: その社奉行も三奉行の一つなのか?
- トーマ: ああ。社奉行の神里家は、祭祀活動や文化、芸術などを管理する家系だ。具体的な責務はオレにも分からないものが多い。
- 神里綾華の世話を任せられている。 トーマ: そしてオレは、ただ運よく神里家に迎え入れられ、「白鷺の姫君」という名誉を持つ神里家のご令嬢——
- パイモン: 「白鷺の姫君」…さっきの二人の反応からして、稲妻でけっこうな有名人みたいだな。
- トーマ: ハハ…もちろんさ、礼儀正しく優しいお心を持つお嬢は、かねてより稲妻の民に敬愛されている。
- トーマ: その名声は当代当主をも超えるほどだ。そう、彼女の兄——神里綾人よりもな。
- トーマ: お嬢はオレのような側近にさえ、友人のように平等に接してくれる。心の優しいお嬢がみんなから好かれているのも納得がいくだろう。
じゃあ、顔役っていうのはどういうこと?
全部神里さんの計画?
- トーマ: そこが重要な点だ。正直、君たちに隠し事はしたくない。
- トーマ: 顔役という身分は、偽装しようと思って出来るもんじゃない。オレは正真正銘1ヶ月もかけて、離島にいるすべての人と顔見知りになり、北斗の姉御と仲良くなったんだ。
- パイモン: たった1ヶ月で?凄すぎる!
- トーマ: ハハッ、少し才能があっただけだよ。それにこれもすべて、君たちをいち早く受け入れるためだったんだ。
- トーマ: 今は鎖国令が敷かれているが、君たちがモンドと璃月で活躍したことは稲妻にも伝わっている。
- トーマ: 君たちが稲妻への渡航を望んでいると知ったお嬢は、その到着をずっと気にしていたんだ。それと同時に——
- トーマ: ——君たちが噂通り、形勢を変える力があるかどうかもね。
- パイモン: 形勢を…変える?
- トーマ: さっきの「試練」では、最後にいくつか予想外なことが起きたが、それでも君たちは「形勢を変えるきっかけ」を与えることに成功した。
- トーマ: お嬢の期待通り、勢力の間に巧みに取り入り、人の心にある隙を突いた。
- トーマ: 君たちが協力してくれれば…「目狩り令」は…
協力するとは言ってない。
断る。
- トーマ: …えっ…
- トーマ: ふむ、予想外の展開だ。情報に間違いがあったか…
(俺俺/
私私)たちの目的は雷電将軍に会うこと。 - トーマ: …ふむ、そうか。それは理解しているよ。それにオレも君たちを導くって約束したしね。
- パイモン: あれ、トーマがあっさりと受け入れた…
- トーマ: まっ…とりあえず離島での任務は終わったんだ、暫しの別れといこうじゃないか。
- 木漏茶屋」に来てオレを訪ねてくれ。 トーマ: あっ、そうだ。この招待状を君に…鳴神島に来たら、ここに書いてある「
- トーマ: それじゃ、健闘を祈るよ。
- (トーマが去る)
- パイモン: トーマって実は結構いいやつなのかもな?オイラたちも先に進もう。
でも…
何かおかしい…
- パイモン: ん?どうした?
外国人は離島から離れられない。
- パイモン: あっ、そうだった!オイラなんでそんな大事なこと忘れてたんだ!?
- パイモン: トーマも忘れてたのかな?
違うかも…
これも「試練」なのかも。
- パイモン: うぅ…まったく!どうりであんなにあっさりと行ったわけだ!
- パイモン: 離島を離れたら「木漏茶屋」に行って、絶対にけりをつけてやる!
- パイモン: うぅ…とりあえず今は行動あるのみ…離島から出る関所に行ってみよう。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
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日本語 | 異郷人の懺悔録 Ikyoujin no Zangeroku[!][!] |
中国語 (簡体字) | 异乡人的忏悔录 Yìxiāng Rén de Chànhuǐ Lù |
中国語 (繁体字) | 異鄉人的懺悔錄 Yìxiāng Rén de Chànhuǐ Lù |
英語 | Confessions of an Outlander |
韓国語 | 이방인의 참회록 Ibang'in-ui Chamhoerok |
スペイン語 | Confesiones de un forastero |
フランス語 | Confessions d'un étranger |
ロシア語 | Исповедь чужестранца Ispoved' chuzhestrantsa |
タイ語 | บันทึกคำสารภาพของคนแปลกหน้า |
ベトナム語 | Lời Ăn Năn Của Kẻ Tha Hương |
ドイツ語 | Beichte eines Fremden |
インドネシア語 | Pengakuan Orang Asing |
ポルトガル語 | Confissões de um Forasteiro |
トルコ語 | Bir Yabancının İtirafları |
イタリア語 | Confessioni di (uno stranierouno straniero/ |
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