無念無想、泡影を滅すは、魔神任務の第二章における第二幕である。この任務をアンロックするには、これまでの全ての魔神任務、神里綾華の伝説任務・第一幕、宵宮の伝説任務・第一幕を完了している必要がある。
任務[]
概要[]
- 審判の雷鳴の中で
鍋遊びの翌日、旅人は木漏茶屋に戻ることにした。トーマがまたイタズラをしていると思ったが、綾華が入ってきてトーマを見なかったかと聞かれ、イタズラでないことが判明する。「見ていない」と答える二人に、綾華は「天領奉行に連れて行かれたのでは」と心配する。そして、トーマは目狩り令の100人目の犠牲者になると説明する。綾華は自ら行こうとするが、そうすると自分と社奉行全員が雷電将軍の敵になってしまうと旅人とパイモンに止められる。そこで、二人はトーマを救うために自ら行くことを申し出る。
旅人は儀式に間に合い、トーマだけでなく、雷電将軍も直接見ることができる。雷電将軍はトーマの神の目を引き出すが、彼女が像にはめ込む前に旅人がそれを遮り、掴み、その間にトーマを拘束していた二人の衛兵を気絶させる。将軍は神の目なしで元素を操る能力に感心し、「検証」目的で彼らを異界に引きずり込んで戦わせる。
旅人の力とは裏腹に、将軍の圧倒的な強さに無力化され、周囲の領域が消滅してしまう。将軍は無想の一太刀で旅人を仕留めようとするが、その前にトーマが拘束を解いて近くにあった槍を投げつけ、攻撃を止め、巨大な突風を発生させて、旅人をトーマに飛ばし、トーマがそれを受け止めて逃亡する。衛兵たちは旅人の正体を知り、将軍は「次は旅人を二度討つ」と二人に懸賞令を発行する。
かなり離れた街で、トーマは旅人に、それなりの期間身を隠す必要があり、次の手段を自分たちで取らなければならないことを告げる。彼は海神軍を探すことを提案し、間もなく宣言される懸賞令から彼らを引き取るには彼らが最適であると考えたのだ。また、社奉行が抵抗軍と仲が悪いことも認めるが、異分子である旅人なら納得してくれるはずだ。抵抗軍がどこにいるのか分からないので、途中で情報収集することを提案し、幸運を祈る。
- 抵抗する者の名において
別れを惜しんだ旅人とパイモンは、たたら砂を起点に抵抗軍を捜すことにした。その途中、幕府軍の高山と石原が、抵抗軍が無想刃狭間付近に押し寄せていると言っているのを耳にする。パイモンは、抵抗軍の拠点が無想刃狭間にあることを確認する前に、その情報を確認することを提案する。続けて、二人は一組の旅人、坂本と治一郎を見つける。坂本は戦場より安全な緋木村に行きたいと言い、治一郎は名椎の浜に行ったばかりで、そこが大混乱していると訴える。パイモンは浜に行ってみることを提案する。
到着後、幕府軍に襲われている抵抗軍兵に気づく。彼らと対峙し、抵抗軍兵を救出した彼は、シャコ小隊の哲平だと名乗る。抵抗軍の大将であるゴローは、同じ志を持つ仲間を探しており、神の目なしで元素を使える旅人の存在が抵抗軍の助けになることを説明する。そして哲平は、将軍の目的は「永遠」であり、そのために並外れた力を操る九条裟羅の力を借りているのだと説明する。
無想刃狭間に到着した哲平は、ゴローに旅人を紹介し、彼らが自分を助け、神の目なしで元素を使用したことを話す。ゴローは、本当に参加するのか、必要なら自分の命を犠牲にしなければならないのかと問う。旅人は、目狩り儀式について話し、ゴローは、雷電将軍がいるにもかかわらず、儀式に乱れが生じたと聞いたと言う。そして、自分たちがその張本人であることを告げられ、驚くが、倒した幕府の侍の賞金首の紙が彼らのものと一致したことを思い出し、彼らを仲間に迎え入れることにする。
哲平は、旅人を抵抗軍陣営に紹介したいと申し出る。二人は、哲平の仲間を紹介するため、負傷兵営に行く。哲平は旅人に、薬になる材料を選んでほしいと頼む。材料を集めた後、徳田は旅人に射撃場を案内するよう勧める。そこで哲平は旅人を仲間に紹介し、仲間は旅人に射撃の使い方を教えてほしいと頼む。
久彦と正二は、射撃の腕前を証明し、旅人に礼を言う。二人は、以前は平和な暮らしをしていて、戦争など頭になかったが、目狩り令で変わったと説明する。そして、神の目を持たない者でも戦えるのではないかと考え、自分たちの力を証明するために抵抗軍に参加することにした。そんな彼らのもとに突然、幕府軍が拠点を破ったという伝令使がやってくる。
撃退した哲平は、幕府軍がここまで来るはずがないと言い、内通者がいるに違いないと結論づける。すると、伝令使が戻ってきて、城壁の一部が破損しており、そのため幕府軍が攻めてきた可能性があることを知らされる。城壁の修復を命じるとともに、今後このような襲撃がないように見張りを二重にすることを提案し、去っていく。そして、哲平は旅人とどちらが早く城壁を修理できるか勝負を始める。
壁を修復した哲平は安堵の表情を浮かべるが、前線に異動して戦闘を楽しみにしていたのに、また後方勤務をしなければならないことに不満を漏らす。メンバー全員がリスクを承知で戦っているのだから、最前線で自分の存在価値を示すべきだと主張する。ゴローに報告しに行くが、ゴローの姿はない。海田は、裟羅の率いる幕府の大軍が本陣に進軍していることを知り、ゴローに知らせた。このままでは抵抗軍は全滅し、再び撤退を余儀なくされ、士気がさらに低下してしまうと心配する。旅人と哲平は、少しでも力になれるよう、前線に向かうことを申し出る。
幕府と抵抗軍の対決の場に到着した二人は、抵抗軍のリーダーが幕府に迷惑をかけていると裟羅に訴えられる。旅人が抵抗軍に身を寄せていることを知った裟羅は、抵抗軍が旅人を渡せば停戦を命じるとゴローに持ちかけるが、ゴローは仲間を裏切るつもりはないと拒否する。
旅人が到着すると、裟羅はすぐに彼らに気づき、その勇気に拍手を送る。彼女は旅人に取引を持ちかける。抵抗軍の代表として、名誉ある戦いに参加するのだ。ゴローは、一騎打ちの試合には双方が最も優れた戦士を選び、勝利すれば弱い側の士気を高める重要な役割を果たすと説明する。ゴローは、自分たちを捕らえようとしているのだと言うが、旅人は彼女の申し出を受け入れる。しかし、裟羅の代わりに幕府の兵士と戦わせ、全員を倒した。
裟羅はその強さに感心し、決闘に応じ、実戦を開始する。幕府軍は抵抗軍に多大な損害を与え、戦線を維持するよう命じたゴローは悔しがる。戦いの最中、水のバブルが現れ、抵抗軍のリーダーである珊瑚宮心海の到着を告げる。傭兵の大群に加え、北斗と万葉の両名も加わり、戦場の圧力を緩和して流れを変えることに成功する。悔しがる裟羅は、幕府軍に撤退を命じた。
心海は旅人に自己紹介し、抵抗軍に参加することになるとは思わなかったと言い、旅人に現在の計画を聞く。すぐに行動に移せない心海は、珊瑚宮での保全活動の継続を依頼する。海祇島をよく知る哲平が来てくれるという。彼女はまだ計画が終わっていないことをゴローに伝えるが、今後の幕府の攻撃を阻止するため、傭兵と万葉は陣地に残ると約束する。また、旅人には海祇島で待っているから、準備ができたら哲平に知らせるようにと言い残し、去っていく。
アチーブメント[]
無念無想、泡影を滅すから獲得できるアチーブメントは3つ:
アチーブメント | 集 | 記述 | ![]() ![]() |
---|---|---|---|
雷光に立ち向かえ | ![]() |
「目狩り令」の標的になる。 | 5 |
異邦人一揆 | ![]() |
無事抵抗軍に加入する。 | 5 |
無念無想、泡影を滅す | ![]() |
「無念無想、泡影を滅す」をクリアする。 | 10 |
サウンドトラック[]
No. | サウンドトラック名 | アルバム | 再生 |
---|---|---|---|
02 | 妙策急襲 | 真珠の歌2 | 抵抗する者の名において (カットシーン) |
03 | 雷霆の判決 | 真珠の歌2 | 審判の雷鳴の中で (カットシーン) |
04 | 裁決や如何に…? | 真珠の歌2 | 審判の雷鳴の中で (カットシーン) |
豆知識[]
- 任務数でいうと、第二章・第二幕は、ゲーム中で最も短い魔神任務の幕であり、その下にある任務は2つだけである。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | 無念無想、泡影を滅す Munen Musou, Houei wo Messu |
中国語 (簡体字) | 无念无想,泡影断灭 Wúniàn Wúxiǎng, Pàoyǐng Duànmiè |
中国語 (繁体字) | 無念無想,泡影斷滅 Wúniàn Wúxiǎng, Pàoyǐng Duànmiè |
英語 | Stillness, the Sublimation of Shadow |
韓国語 | 무념무상, 포영의 절멸 Mu'nyeommusang, Poyeong-ui Jeolmyeol |
スペイン語 | Quietud, la sublimación de la sombra |
フランス語 | Quiétude, la sublimation de l'ombre |
ロシア語 | Забвение, исчезновение теней Zabveniye, ischeznoveniye teney |
タイ語 | ไร้พะวงปลงคะนึง Rai Phawong Plong Khanueng |
ベトナム語 | Tâm Vô Tạp NiệmTâm Vô Tạp Niệm, Bất Sinh Bất DiệtBất Sinh Bất Diệt |
ドイツ語 | In der Stille verschwinden die Schatten |
インドネシア語 | Kekosongan Pikiran, Kemusnahan Bayangan |
ポルトガル語 | Permanência, a Utopia Eterna |
トルコ語 | Dinginlik, Kasvetin Yok Oluşu |
イタリア語 | La quiete, sublimazione dell'ombra |
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