烈炎踏歌行は、「サマータイムオデッセイ」イベント期間中のイベント任務である。其の三の後編である。
手順[]
- 島の水脈を引く (0/2)
- みんなと会話する
- 「灼火の心」に助けを求める
- 「氷封の心」を探す
- 「氷封の心」の花びらを埋める
- 「氷封の心」力を利用する
- 島の水脈を引く (0/2)
- 成果を「氷封の心」に教える
- 弦鳴列島の任務秘境に入る: 烈炎踏歌行 (秘境)
- 風が吹く山頂に行く
- ファデュイの装置の状況を確認する
- 敵を倒す
- ファデュイの城の近くへ戻る
- モナの言う島へ向かう
対話[]
ゲーム内の任務の説明
植物や楽器、音符や思い出、旧友や故郷…これらすべてが、辛炎の心の中にある「音楽」を構成する要素だ。彼女の幻境がこのような特別な島で生まれたのには、何か理由があるに違いない。
- (4つの水脈をクリアする)
- (マークされたエリアに近づく)
- パイモン: やれることは全部やったのに、残り二つの山がどうしても解けないな…
- 辛炎: 考えよう、きっと方法があるはずだ。
- モナ: 先ほど観察してみたところ、島にあるいくつかの山の内部に、水脈と植物が見られました。大半の山がそのようになっていたので、何か仕組みのようなもので、それらを結びつけていたのでしょう。
- モナ: しかし、今は山が崩れて、植物と水脈が繋がっていません。
- 楓原万葉: すべての水脈を開通させれば、互いに繋がるのであろう。さすればアルベド殿の書き置きにあったように「巨大な楽器」が完成して、島それぞれが音を奏でるはず。
- 辛炎: ああ、目的を果たすには、そうするしかなさそうだな…あの花に聞いてみよう。きっと何か方法を知ってるはずだ。
- (場面転換が起こる)
- 辛炎: なあ、島の中に植物や水脈を失ってる山があるんだけど、それらを復活させる方法を知らないか?
- 灼火の心: それなら力になってくれそうな花を知っておる。この上に仲間の氷封の心が住んでいる、彼女に聞いてみるといい。
- (氷封の心に近づく)
- 氷封の心: あなたたち、いったい何者?どうして私のところへ来たのかしら?
- 辛炎: こんにちは。アタイたち、島の山にある水脈を開通させたくて、あんたの力を借りたいんだ。
- 氷封の心: 山を?ああ、なるほど…あなたたちも、大音楽家になりたいのね?
- パイモン: えっ?そうだったのか?
- 辛炎: ああ、そうだ。
- 氷封の心: だったら、私たちは同じ志を持つ仲間ね。たとえ私の力が微かなものであろうとも、あなたたちのためになるならいいでしょう。
- 氷封の心: 私の花びらを取って、旋律の交わる先に埋めてみてちょうだい。そうすれば、地下に沈んだ山脈が音楽を響かせようと隆起するはず。音楽がある限り、大地の隅々にまで生命は流れるわ。
- 辛炎: …ああ、ありがとな。
- (任務移行が発生する)
- (「氷封の心」の花びらを埋めた後)
- モナ: よし、これでいいでしょう。
- 楓原万葉: ふむ、島が音を発しているようでござるな。
- (2つの水脈をクリアする)
- (短い音楽のテーマが再生される)
- (氷封の心と話す)
- 辛炎: 花びらを埋めてきたけど、何か感じたか?
- 氷封の心: ええ…感じたわ。太陽が照り、海が宝石のように輝き、波がクリーム色の砂浜を打つ様を。砂粒が海へと流れ、また押し戻されていたわ…
- 氷封の心: …岩に降り立った海鳥が優しくつつき、リズムを奏でている。ドンドン、ドンドンと…
- 辛炎: 音楽だ。
- 氷封の心: 音楽…そう言えば、この島そのものが巨大な楽器だったわね。あなたも音楽家なら、その中に秘められた特別な意味を理解できるはずよ。
- 辛炎: 潮風や波の花、潮の満ち引きが奏でる音楽は、この世界で一番ロマンチックなもんだ。
- 辛炎: みんな、アタイのライブを聞いてほしい。
- (場面転換が起こる)
- 辛炎: 万葉、風を感じ取れるか?どこへ向かって吹いてる?
- 楓原万葉: あそこでござる。拙者が風が吹く頂へと案内しよう。
任務の説明の更新
植物や楽器、音符や思い出、旧友や故郷…これらすべてが、辛炎の心の中にある「音楽」を構成する要素だ。彼女の幻境がこのきわめて特殊な島に生まれたのは、きっと運命だろう。音楽を愛する二つの魂よ——今こそ楽器を手に、時空を超えたアンサンブルを完成させよう。
- (マークされたエリアに近づく)
- 辛炎: ……
- 辛炎: ついに、この時が来たぜ。
- 辛炎: みんな、アタイは前、思いもよらない人とライブしたいと願った。そして今日、その答えをこの島で見つけた。
- 辛炎: それは、かつてこの島を巨大な楽器に変えた人だ。名前も顔も知らないけど、そいつは間違いなくテイワットでもっとも偉大な音楽家の一人だと思う。
- 辛炎: まさか、こんな楽器に出会えるなんて思わなかったぜ。潮の満ち引きを利用して音を奏でるなんてな。
ロックを弾くの?
- 辛炎: いや。
- 辛炎: この音楽はソウルメイトへと贈るもんだからな…原住民に合わせた方法で合奏するつもりだ。
- 辛炎: 今日はロックじゃなくて、新しいもんを見せてやるよ!
- (短いカットシーンが再生される)
-
- (髪をほどいてギターを弾く辛炎)
- (シーンは、窓の外で男性ギタリストが曲を演奏しているのを眺める幼い辛炎に移る)
- (幼い辛炎は目を輝かせ、ギターを弾いている自分の姿を想像する)
- (場面は辛炎に戻る)
- 辛炎: 過去を生きるあんたが
- 辛炎: この合奏を気に入ってくれますように
- (カットシーンの終了)
- 辛炎: …ふぅ。
- 辛炎: どうだ?なかなかいい響きだったろ?
- モナ: ええ、素晴らしかったです。
- 楓原万葉: かような音の調べ、聞いたことがない。実に興味深いものでござった。
- パイモン: それになんだか上品だったな!それから、えーっと、なんていうか…とにかく、今までとぜんぜん違ったぞ。
個性を感じる演奏だった。
味のある演奏だった。
- 辛炎: へへっ、あんがとな、みんな。
- 辛炎: これでアタイの願いも叶った。
- モナ: 他にやりたいことはないのですか?
- 辛炎: ああ、ねぇな。今夜はぐっすり眠れそうだ。
- 楓原万葉: 皆、これでしばらく時間が空いたと思う。そこで一つ提案があるのでござるが…
- 楓原万葉: ファデュイの拠点に行って、もう一度状況を確認しようと思うのだが、どうでござろう?
- モナ: おや?あなたたちもファデュイの拠点を見つけていたのですか。
- 楓原万葉: ふむ、まさかお主も?
- モナ: 私は天才占星術師ですからね。それに前にも言いましたが、水占の盤が少し回復してきています。今なら占いで、ここの状況を感じ取ることだってできますよ。
- 辛炎: えっ?ここにもファデュイがいるのか?
- モナ: ええ。それから、今日フィッシュルと別れる際にこのことを伝えておきましたから、彼女の心配はいりません。仮にファデュイに遭遇していても、身を隠すでしょう。
- 楓原万葉: なるほど、それではこちらも情報を共有しよう。
- 上陸時に見たファデュイの拠点と奇妙な装置のことを伝えた…
- モナ: 奇妙な装置に、取り乱すファデュイ…それがあの幻境と関係しているということでしょうか?
- 楓原万葉: 断言はできない。だが、まったく無関係とは思えぬでござるよ。
- 辛炎: 確かに可能性はあるな。なら、さっそく拠点に行ってみようぜ。
- (ファデュイの装置に近づく)
- パイモン: うわっ、どこから出てきたんだ!?
- (敵を倒した後)
- パイモン: おかしいな。島にいるのは魔物だけで、ファデュイがいないぞ。
- モナ: 駐留していた痕跡や装置はまだ残っていますが、誰もいません…妙ですね。
- (旅人): (今回の幻境は、ファデュイの装置と関係している気がする。この装置が壊れているのが、事の元凶なのかもしれない。)
- (旅人): (…もし装置が幻覚を見せているのなら、なぜ彼らは姿を消したのだろうか?あるいは、他に何か秘密があるのだろうか?)
- (旅人): (彼らが消えたのか、それとも(俺俺/
私私)たちを避けているのか…) - モナ: まあいいです、占ってみましょう。
- (モナは占いを試みる)
- モナ: ……
- モナ: ふむ?これは…力が流れている?
- モナ: 皆さん、ファデュイの痕跡を占うことはできませんでした。それに水占の盤がまた濁ってしまったようです。ただ、とある力が集結して形になっていくのを感じます。
- モナ: 集まっている先は…あの島です。
- (モナはフタフタ島を見る)
- 辛炎: 次の幻境は、誰に関係してるんだろうな?
- モナ: はぁ…まずは行ってみましょう。手がかりがあるかもしれません。
- (マークされたエリアに近づく)
- 楓原万葉: 着いたでござるな。
- モナ: あれ?フィッシュル?
- フィッシュル: ……
- パイモン: ホントだ!おーい、フィッシュル——!
- フィッシュル: …ふん、来たわね、愚かな臣下たちよ。
- オズ: お…おや、お久しぶりです!
- 辛炎: ん?そんなに経ってないと思うけど?
- オズ: あっ…その、お嬢様と私はある気配を察知し、すぐさまこの地へと駆けつけたのです。皆様が来るのを待っていたところ…思ったより早くご到着されたので。
- パイモン: なんか、オズのやつ緊張してないか?オイラの気のせいかな?
- フィッシュル: 幽夜浄土の到来を目前にして、わたくしは祝福の儀典を準備しなければならない。
- オズ: お嬢様、また…
- フィッシュル: 一人で行動できるわ、オズ。もし深き夜の襲撃に厭忌の情を抱いたのなら、白日に燃え盛りし光へと退きなさい。
- オズ: お嬢様、そのようなお言葉を私に言わないでください。私はあなたの従者であり、目でもあります。決してお嬢様から離れることはありません。
- フィッシュル: …詮索するような目で見ないでちょうだい!と…とにかく、まだ説明をする時ではないわ。
- オズ: お嬢様!
- オズ: 皆様、申し訳ございません。お嬢様は機嫌が悪いようでして、どうかお気になさらないでください。それでは、失礼いたします。
- モナ: …はぁ、別行動を取り始めてからずいぶんと経ってるのに、まだ機嫌が悪いようですね。
- モナ: フィッシュルの様子を見た感じ、この辺りに現れる幻境は彼女と関係があるのかもしれません。
- 楓原万葉: うむ。拙者と関係する幻境に近づいた時も、かすかに親しみのある気配を感じたでござるよ。
- 辛炎: アタイもだ。理由は分かんねぇけど、何か面白いことが起こりそうな予感がしたぜ。
- モナ: ええ、フィッシュルとオズが何かを感じ取ったということは、その予感も当たっているということです…自分の幻境と向き合いたくないから、フィッシュルはあんなにイライラしているのかもしれませんね。
- パイモン: そんな、どうして…
- モナ: たぶん、彼女の幻境には他の人に知られたくない秘密があるのかもしれません。
- モナ: 皆さん、一旦ここで休みましょう。幻境が現れれば、謎も解けるはずです。
- (任務終了)
任務後[]
これらの対話はすべて時間制限付きで、幽夜の黙示録が開放になる前に烈炎踏歌行をクリアしたプレイヤーのみが使用可能だったからだ。
- (辛炎と会話する)
- 辛炎: 今もまだ、さっきの旋律が頭ん中で響いてる。本当に不思議な体験だったな!
- 辛炎: アタイの願いは叶ったけどさ、他の人の幻境も上手いこといくかな…
- 辛炎: とりあえず、今はしっかり休んどこうぜ!どんな状況になっても、仲間を支えられるようにな。
- (楓原万葉と会話する)
- 楓原万葉: 不安を煽らぬようあえて黙っておったが…ファデュイが姿を消したことについて、引っかかる点があるでござる。
- 楓原万葉: だが、あの様子を見て…理解した。今は一旦休むでござる。
- 楓原万葉: 拙者はこのまま目を凝らし、耳を澄ましておこう。
- (モナと会話する)
- モナ: フィッシュルが向き合いたくない幻境とは、一体どのようなものなのでしょうか?
- モナ: もしかして…幻影が大量に現れるとか?それから、自分こそは幽夜浄土の主であり、漆黒燼滅の支配者であるフィッシュル・ヴォン・ルフシュロス・ナフィードットとか名乗りはじめて…
- モナ: しまいには、意味の分からない言葉であれこれ言い争いを…ひぃ。
- モナ: やめましょう。わざわざ自分を怖がらせる必要なんてありません…
サウンドトラック[]
No. | サウンドトラック名 | アルバム | 再生 |
---|---|---|---|
51 | 華夢の組曲 | 真珠の歌2 | ありし日の春庭 (下) (カットシーン)、烈炎踏歌行 (下) (カットシーン)、幽夜の黙示録 (下) (カットシーン)、いにしえの蒼星 (下) (カットシーン) |
豆知識[]
- 5つの山それぞれの水脈をクリアしたときと、その後に海面で対応する岩のペダルを踏んだときに鳴る音と、その結果得られる最終的なメロディーは、Ver.1.6で壁画湖の謎解きを解いたときに鳴ったものと同じ、北東のペダルと山だけは、Ver.1.6のときよりも一段高くなっている。
- カットシーンの音楽冒頭の5分音符の曲は、中国語音声の「ホラガイの追憶 VII: 島の過去 - 満潮来たる」の冒頭で流れる満潮アラームと一致する。また、カットシーンに続く曲の簡略版であり、島で日中に流れるOSTの1つの冒頭でもある。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
---|---|---|
日本語 | 烈炎踏歌行 Retsuen Touka-kou[!][!] | Blazing Trails of Round Dance[※][※][• 1] |
中国語 (簡体字) | 烈火踏歌行 Lièhuǒ Tàgē-xíng | Blazing Trails of Round Dance[• 1] |
中国語 (繁体字) | 烈火踏歌行 Lièhuǒ Tàgē-xíng | |
英語 | Blazin' Trails | — |
韓国語 | 뜨거운 노래의 길 Tteugeoun Norae-ui Gil | Passionate Road of Songs |
スペイン語 | Canción ardiente | Blazing Song |
フランス語 | Chanson endiablée | Wild Song |
ロシア語 | Пламенная песнь Plamennaya pesn' | Fiery Song |
タイ語 | ขับขานบทเพลงที่แผดเผา Kabkarn Bot Plaeng thi Paedpao | Echoes of Blazing Song |
ベトナム語 | Hành Trình Lửa Và Nhạc | Journey of Fire and Music |
ドイツ語 | Flammende Pfade | Flaming Paths |
インドネシア語 | Jalan yang Membara | The Burning Road |
ポルトガル語 | Caminhada Dançante Pelo Fogo Ardente | Dancing Walk Through The Burning Fire |
トルコ語 | Alevli Yollar | |
イタリア語 | Scie infuocate |