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活路を開けは、テイワットストーリーの魔神任務間章・第二幕「険路怪跡」の第5話である。

手順[]

  1. 夜蘭と会話する
  2. 戻って留守の仲間たちと合流する
  3. みんなと会話する
  4. の言った場所に行く
  5. 魈と会話する

ゲームプレイメモ[]

対話[]

ゲーム内の任務の説明

仲間たちと果敢に挑み、間一髪のところで地下から脱出できた…
(秘境を離れる)
Media:vo cyaq005 1 yelan 01.ogg 夜蘭: なるほど…そういうことだったのね…
Media:vo cyaq005 1 paimon 01.ogg パイモン: おっ、なにか新しい発見があったみたいだな。
(夜蘭は『得体の知れない紙切れ』の内容をみんなと共有する。)
Media:vo cyaq005 1 yelan 02.ogg 夜蘭: この情報は、伯陽という名の術師が残したものよ。彼は…私が調べている行方不明になった先祖なの。
Media:vo cyaq005 1 paimon 02.ogg パイモン: こんなに…これ、全部おまえの先祖が残した情報なのか?
Media:vo cyaq005 1 yelan 03.ogg 夜蘭: 数百年前、とある貴人が私の先祖に太威儀盤を渡したようね。彼ら兄弟は二人でこの法宝を持って、カーンルイアの魔獣を倒すため層岩巨淵に来たみたい。
Media:vo cyaq005 1 yelan 04.ogg 夜蘭: 出発した時は二人だったけど、帰って来たのは一人だけ。その上、理性を失ってしまった。
Media:vo cyaq005 1 xiao 01.ogg 魈: …業障か。
Media:vo cyaq005 1 yelan 05.ogg 夜蘭: ええ。彼らは夜叉の浮舎と肩を並べて戦った。その時に、業障の力に染まってしまったんでしょう。神の目を持たない彼らは、長く耐えることができなかったのね。
Media:vo cyaq005 1 yanfei 01.ogg 煙緋: 記録を見てみろ。この記録を残した者の末路だが…永遠にここに残ることになったとある。
Media:vo cyaq005 1 yelan 06.ogg 夜蘭: ……
Media:vo cyaq005 1 yelan 07.ogg 夜蘭: …そんな、もう他に方法はないというの?
Media:vo cyaq005 1 paimon 03.ogg パイモン: どうしよう。オイラたち、本当にこんなところで死んじゃうのか?そんなの嫌だぞ!
カットシーンの旅行日誌のまとめ:
パイモンは恐怖のあまり混乱し、太威儀盤にぶつかって落としてしまう。それを拾おうと夜蘭と魈が手を伸ばした触れた瞬間、太威儀盤が反応した。その光景を見た煙緋は、何かに気付いたようだ…
(カットシーンが再生される)
Media:vo cyaq005 1 cs paimon 01.ogg パイモン: こんなところにずっといるなんて…嫌だぞ!
Media:vo cyaq005 1 cs yelan 01.ogg 夜蘭: 今のは…
Media:vo cyaq005 1 cs yanfei 01.ogg 煙緋: まさか…!
(カットシーン終了)
Media:vo cyaq005 2 yanfei 01.ogg 煙緋: 一つ思い出したことがある。待っててくれ、すぐ確認する。
Media:vo cyaq005 2 yanfei 02.ogg 煙緋: うむ…ふむ。うん。
Media:vo cyaq005 2 yanfei 03.ogg 煙緋: (旅人)、新しい情報を見つけた。ここに来る道中、私はあの遺言を調べはしたんだが、それがどんな書籍に挟まっていたのかを考えていなかった。
Media:vo cyaq005 2 yanfei 04.ogg 煙緋: すべて覚えている訳ではないが、私はその書籍を読んだことがある。中には、こんな話が書かれていた。
Media:vo cyaq005 2 yanfei 05.ogg 煙緋: 千年前、仙人は悪獣を封印するため法宝を作った。後に人間の友を作ると、法器に用いるため法宝をその者に譲った。
Media:vo cyaq005 2 yanfei 06.ogg 煙緋: 数年後、山に大きな災いが降りかかった時、人間と仙人はこの法器を使い、力を合わせて妖魔を退治したそうだ。
Media:vo cyaq005 2 yanfei 07.ogg 煙緋: それだけではない。本にはこうも書いてあった、「仙人と人間の力が一体となれば、天地の威を操り、斗転星移が可能となる。器を証に、人と仙が共存し、天地が一体とならん。」
Media:vo cyaq005 2 yanfei 08.ogg 煙緋: もし、仙人と人間の混血である私の力があれば…
Media:vo cyaq005 2 yanfei 09.ogg 煙緋: 効果ありだ!十分な力ではないため、一瞬で効果は消えてしまったが…考え方は正しいのだろう。
Media:vo cyaq005 2 yanfei 10.ogg 煙緋: 太威儀盤の中で、何かが起動したようだ…
Media:vo cyaq005 2 together 01.ogg 羅盤からの音: 黄天の威、五方の神。夜叉と人類は、共に璣衡を握らん…
Media:vo cyaq005 2 yelan 01.ogg 夜蘭: 封印の呪文だわ。浮舎と私の先祖は…この空間の最上層を封印したのね。
Media:vo cyaq005 2 xiao 01.ogg 魈: ……
Media:vo cyaq005 2 yanfei 11.ogg 煙緋: …そういうことか、分かったぞ。
(旅人): (待った。そうなると、以前層岩巨淵の底で見た巨大な晶鉱…)
(旅人): (…あの時、晶鉱が遺跡サーペントにぶつかって…何かの力を相殺していた。)
(旅人): (まさか、その力の相殺がこの空間の覚醒を遅らせてしまい、(‍/‍)たちはそれが原因で呑み込まれた?それとも、その衝撃で地上の入口が緩んだのだろうか?)
(旅人): (…それに、(‍/‍)たちはこの空間でアビスの魔物を見かけていない…これらには、何か因果関係があるのだろうか?)
Media:vo cyaq005 2 yanfei 12.ogg 煙緋: みんな!今はまず一斗と忍のところに戻ろう。そこで提案したいことがある。
Media:vo cyaq005 2 paimon 01.ogg パイモン: もう動けない…ここに残りたくないし、死にたくもない、うぅ…(旅人)、オイラから離れないでくれ…
Media:vo cyaq005 2 yanfei 13.ogg 煙緋: パイモン、もう少しの辛抱だ。私を信じてくれ、まだチャンスはある。
Media:vo cyaq005 2 xiao 02.ogg 魈: ゆくぞ。

(久岐忍と会話する)
Media:vo cyaq005 3 yanfei 01.ogg 煙緋: 忍、一斗、戻ったぞ!
一斗の様子はどう?
Media:vo cyaq005 3 shinobu 01.ogg 久岐忍: ひどく消耗したから、まだ目覚めてはいない。だが、命に別状はないから、安心してくれ。
Media:vo cyaq005 3 shinobu 02.ogg 久岐忍: それよりもその表情、何か発見したんだな…しかも、あまり喜ばしくないこと、そうだろ?
Media:vo cyaq005 3 paimon 01.ogg パイモン: うぅ…
Media:vo cyaq005 3 yelan 01.ogg 夜蘭: 私たちは太威儀盤を見つけたの。その中には先人の残した情報が入っていたわ。ただ、どうやら…この空間から脱出するすべはないようなの。
Media:vo cyaq005 3 yelan 02.ogg 夜蘭: 前にこの法器を手にした人も、永遠にここに取り残されたみたい。
Media:vo cyaq005 3 shinobu 03.ogg 久岐忍: …そうか。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 02.ogg 煙緋: だが、まだ続きがある。さっき試したところ、太威儀盤に力を注入すると反応があった。
Media:vo cyaq005 3 yelan 03.ogg 夜蘭: でも、それはあくまで封印された時の記録を呼び起こしただけで…
Media:vo cyaq005 3 yanfei 03.ogg 煙緋: いや、肝心なのは内容ではなく方法だ。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 04.ogg 煙緋: 書籍にあった内容を思い出してみてくれ。「仙人と人間の力が一体となれば、天地の威を操り、斗転星移が可能となる。」
Media:vo cyaq005 3 yanfei 05.ogg 煙緋: 仙人と人の力を合わせることで、太威儀盤の力を最大限に引き出すことができるんだ。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 06.ogg 煙緋: 太威儀盤は混血である私に反応した。それはまだ動作していることを証明している。そして、私たちの中にはちょうど、純粋な仙人と術法を受け継いだ人間がいる。
Media:vo cyaq005 3 yelan 04.ogg 夜蘭: …面白いわ、そんな発想があったなんて。
魈と夜蘭が力を合わせるってこと?
Media:vo cyaq005 3 shinobu 04.ogg 久岐忍: 仙人と人間が同時に力を注入する、ということか?
Media:vo cyaq005 3 yanfei 07.ogg 煙緋: その通り。もし私の考えが正しければ、太威儀盤に最大限の力を注入することで、完全な活性化、あるいは反転させることができる。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 08.ogg 煙緋: この法宝は最後、この空間と層岩巨淵の繋ぎ目を塞ぐのに使われていた。つまり、もし反転させることができれば…
Media:vo cyaq005 3 shinobu 05.ogg 久岐忍: それで出られる。
Media:vo cyaq005 3 paimon 02.ogg パイモン: やったぞ!オイラたち、助かるんだな?
Media:vo cyaq005 3 yanfei 09.ogg 煙緋: その通り。
Media:vo cyaq005 3 xiao 01.ogg 魈: …その考え、筋は通っている。
Media:vo cyaq005 3 yelan 05.ogg 夜蘭: じゃあ、ひとまず今は休みましょう。準備ができたら、その方法を試すということで。
休憩後…
Media:vo cyaq005 3 paimon 03.ogg パイモン: うぅ、オイラ、ドキドキしてきた…
大丈夫、きっと上手くいく。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 10.ogg 煙緋: 夜蘭、魈、準備はいいか?
Media:vo cyaq005 3 yelan 06.ogg 夜蘭: ええ、準備は万全よ。
Media:vo cyaq005 3 xiao 02.ogg 魈: 最善を尽くそう。
Media:vo cyaq005 3 yelan 07.ogg 夜蘭: 煙緋、一つ覚悟しておいて欲しいことがあるの。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 11.ogg 煙緋: うん、なんだ?
Media:vo cyaq005 3 yelan 08.ogg 夜蘭: 法宝太威儀盤は、恐らく外に持ち出すことができないわ。たぶん、この秘境にあるものすべてが、時空と記憶の乱れによる結果にすぎないんだと思う。
Media:vo cyaq005 3 yelan 09.ogg 夜蘭: 私たちはそれぞれ異なる目的を持っている。そして、この空間に現れるものは、私たちの想像と推測に反応してくる。それは恐ろしいことであり、奇妙なことでもあるわ。
Media:vo cyaq005 3 yelan 10.ogg 夜蘭: ここはもう単なる空間ではない。どんな高次元の力が影響しているか分からないけど…私たちのことを読み、幻像をもって応えてくる。
Media:vo cyaq005 3 yelan 11.ogg 夜蘭: 層岩の歴史によれば、この空間は恐らく大昔から存在していた。いったい、どのようにして誕生したのか…
たしか、空間の外側に巨大な蛇がいた…
Media:vo cyaq005 3 yelan 12.ogg 夜蘭: ああ、あれのことね。あの時、私もあそこにいたのよ。
Media:vo cyaq005 3 paimon 04.ogg パイモン: え?ちょっと待て…もしかして、あの弓矢はおまえが放ったのか!?
Media:vo cyaq005 3 yelan 13.ogg 夜蘭: 私以外、他に誰がいるのよ?
晶鉱で巨蛇を攻撃した…
地面の裂け目と関係あるのかな?
Media:vo cyaq005 3 yelan 14.ogg 夜蘭: あの巨大な蛇はカーンルイア文明の遺産のはず…晶鉱は予想以上に有効だった…もしかしたら、二つの力は相殺する関係にあったのかもしれないわね。
Media:vo cyaq005 3 yelan 15.ogg 夜蘭: もしそうだったとしたら…ごめんなさい、私はみんなの今の境遇に責任を持つべきかもしれないわ。
Media:vo cyaq005 3 paimon 05.ogg パイモン: そんな、オイラたちのために色々解決しようとしてくれただろ!おまえのせいじゃないぞ。
Media:vo cyaq005 3 yelan 16.ogg 夜蘭: …そう、かしら。
Media:vo cyaq005 3 yelan 17.ogg 夜蘭: この空間の活動はまるで生物のようで、あらゆる幻覚で私たちの目をくらませた。実際、私たちが見た人や通った道は…五百年前に既に無くなったもののはずよ。
Media:vo cyaq005 3 yelan 18.ogg 夜蘭: それに、ここにあるほとんどのものは静止している。そうなると、本当に脱出できたとしても、時が流れ始めれば…太威儀盤は消えるでしょう。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 12.ogg 煙緋: 実は私もそう思っていたんだ。でもそれだからこそ、太威儀盤に出会えたのは奇跡だと思う。
Media:vo cyaq005 3 xiao 03.ogg 魈: これらすべては、存在しないはずの槍で桎梏を壊したかのようなものだ。
Media:vo cyaq005 3 yelan 19.ogg 夜蘭: あり得ない話に聞こえるけど、これも残された最後の可能性…いったい誰の思いがこの法宝を呼んだのかしら。
(‍/‍)たち全員なのかもしれない。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 13.ogg 煙緋: ああ。でも、もう一つの原因の可能性もある。それは、お前の「探し求める」ことに対する強い執念だ。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 14.ogg 煙緋: 見つかったのがお前の家族じゃなかったことは残念だが…でも、もしその者がここにいたら、きっとお前が助かることを心から願っていただろう。
…うん。
Media:vo cyaq005 3 yelan 20.ogg 夜蘭: こうしてみんながここに偶然集まったことは、とても興味深いことよ。
Media:vo cyaq005 3 yelan 21.ogg 夜蘭: もしこれも運命なら、私たちの手でそれを変えましょう。
Media:vo cyaq005 3 shinobu 06.ogg 久岐忍: こちらはいつでも大丈夫だ、親分は私と丑雄に任せてくれ。
Media:vo cyaq005 3 yelan 22.ogg 夜蘭: 旅人、パイモンのことは頼んだわよ。煙緋、助けが必要になったら私を頼ってちょうだい。
Media:vo cyaq005 3 yanfei 15.ogg 煙緋: 了解。
分かった。
Media:vo cyaq005 3 xiao 04.ogg 魈: ……
Media:vo cyaq005 3 yelan 23.ogg 夜蘭: ……
カットシーンの旅行日誌のまとめ:
夜蘭と魈が太威儀盤を発動した。魈は全力で法陣を維持し、夜蘭は引き寄せられる黒い影に対抗する。戦闘のさなか、ある記憶が蘇り、その光景が微かに見えた。そして魈も、鍾離に別れを告げたことを思い出す…
力が増すにつれ、法陣によって光の道が開かれて行くが、それは一行を危険にさらすことにもなった。得体のしれない奇妙な力がぼやけた人の影と化し、襲いかかってきたのだ。これ以上長引くと危険が増すと悟った魈は、最後の力を振り絞って一行を外に送り出すが、自身は疲れ果てて地の底へと落ちていくのだった——しかし、間一髪のところで、魈はある力に救われた。何故魈は脱出できたのか、誰の助けによるものか、知るよしもない。ただ、遠く離れた層岩巨淵の上層には、静かに去っていく人影があった…
(カットシーンが再生される)
夜蘭: 星羅雲布 威霊降臨
夜蘭: 群魔邪獣 雷霆壊滅
夜蘭: 神鬼服従 正気流行
夜蘭: 帝敕符命 長居不能
夜蘭: 急急如律令!
パイモン: 光った!
煙緋: やはり… 太威儀盤は増幅させる法宝
煙緋: この力を維持できれば まだ希望はある
魈: 力の維持は我に任せろ
夜蘭: 分かりました
魈: 全員下がれ
浮舎: 「我が身で陣を守りて この地を封印する」
魈: …我ら夜叉一族 世の為に戦わん
魈: 金鵬大将
魈: 参る!
(地表に向かって移動中、影のような人型の霧がパーティーの周りに集まり、攻撃しようとする)
夜蘭: 危ない!
(夜蘭は何匹かの影を切り倒す。危険を察知した魈は、装置にさらにパワーを注ぎ込み、層岩巨淵に到着する直前のミーティングを思い出す)
鍾離: …危ういと知りながら
鍾離: どうしても行くのか
魈: 此の地を守り百余年 勝手に離れたことはありません
魈: 無名夜叉の件だけは…
魈: どうか帝君のお赦しを
(煙緋と旅人はさらに影を切り倒すが、地表に近づくにつれ、巨大な闇の塊が彼らを包み込もうとする。魈はその力を使って突破する。)
魈: はぁ——!
(力を使い果たした魈は、もはや足場を維持することができず、亀裂が入り始めた。)
煙緋: このままでは 貴方の力が…
(シャオは最後の力を振り絞り、他の仲間たちを先に地上に送り出した。)
パイモン: 魈!
(足場はついに砕け散り、魈は深みへと落ちていった。気がつくと、魈はみんなと一緒に地上にいた。近くの崖から見守っていた鍾離は、その場を去った。)
(カットシーン終了)

ようやく危機を脱した一行は、一息つくことができた…
Media:vo cyaq005 4 yanfei 01.ogg 煙緋: さっきは間一髪だった!魈が中に残ってしまうのではとヒヤヒヤしたが…無事でよかった…
Media:vo cyaq005 4 xiao 01.ogg 魈: …ああ。
Media:vo cyaq005 4 yelan 01.ogg 夜蘭: さっきの行動は…
Media:vo cyaq005 4 yelan 02.ogg 夜蘭: まあいいです。その心にある思いはきっと、一朝一夕で形成されたものではない。簡単には曲げられないものなのでしょう。
Media:vo cyaq005 4 yelan 03.ogg 夜蘭: 結局、私たちの方針は最後まで一致しませんでした。ですが、あそこから脱出できたのは、あなたのおかげです。救っていただき、ありがとうございました。
Media:vo cyaq005 4 xiao 02.ogg 魈: ……
Media:vo cyaq005 4 xiao 03.ogg 魈: いや、我だけの力ではない。
夜蘭もありがとう。
Media:vo cyaq005 4 yelan 04.ogg 夜蘭: 感謝されるほどのことはしていないわ。
Media:vo cyaq005 4 yelan 05.ogg 夜蘭: みんな疲れているけど、ケガはなさそうね。ゆっくり休んでちょうだい、急いで出る必要はないから。
Media:vo cyaq005 4 yelan 06.ogg 夜蘭: 私は先に、周りに異常がないか確認してくるわ。
Media:vo cyaq005 4 paimon 01.ogg パイモン: 行っちゃった…お礼を言おうと思ったのに…
Media:vo cyaq005 4 yanfei 02.ogg 煙緋: 夜蘭は本当に自分が何かしたとは思っていないのだろう。彼女は魈がみんなを救ってくれたと心から思っている…恩恵を受けた以上は、もう何も言えなかったんだ。
Media:vo cyaq005 4 yanfei 03.ogg 煙緋: 魈もそう容易く説得されるような人じゃない。夜蘭も彼の心を変えるのをついに諦めたわけだ。
Media:vo cyaq005 4 paimon 02.ogg パイモン: 魈、叩かれてるみたいだぞ。
Media:vo cyaq005 4 yanfei 04.ogg 煙緋: そうではない!
Media:vo cyaq005 4 xiao 04.ogg 魈: 確かにその言葉に誤りはない。
Media:vo cyaq005 4 xiao 05.ogg 魈: お前たちの意見も、心に留めておく。
少しは柔らかくなったみたい。
Media:vo cyaq005 4 yanfei 05.ogg 煙緋: 本当か?良かった、なんだかすごいことを成し遂げた気分だ。
Media:vo cyaq005 4 yanfei 06.ogg 煙緋: 今回、誰か一人でも欠けていたら脱出できなかっただろう。それほどに危険な状況であったといっても過言ではない。途中で誰も失わずに済んだのは実に僥倖だったよ。
Media:vo cyaq005 4 paimon 03.ogg パイモン: そういえば、牛使い野郎がまだ起きてないけど、このままずっと眠ってるなんてことないよな?
そんな。
Media:vo cyaq005 4 paimon 04.ogg パイモン: はやく見に行ってみようぜ!
Media:vo cyaq005 4 itto 01.ogg 荒瀧一斗: くはぁ——!ぐっすり寝たぜ…んっ?なんだ、何を見てやがる?
Media:vo cyaq005 4 shinobu 01.ogg 久岐忍: 体は大丈夫か?
Media:vo cyaq005 4 ushio 01.ogg 丑雄: モォ、モォ!
Media:vo cyaq005 4 paimon 05.ogg パイモン: 頭は?どこかにぶつけておかしくなってないか?
Media:vo cyaq005 4 yanfei 07.ogg 煙緋: つらかったら言うんだぞ。
Media:vo cyaq005 4 paimon 06.ogg パイモン: 今でも十分バカなのに、もし頭でも打ってたら…
Media:vo cyaq005 4 itto 02.ogg 荒瀧一斗: なに言ってやがる、俺様はピンピンしてるぞ!逆によく眠れたから、今は力がみなぎってるぐれぇだ!
Media:vo cyaq005 4 itto 03.ogg 荒瀧一斗: つうか、なんか忘れてるような…そうだ!おい、俺たち地下にいたんじゃなかったのか?どうやって出てきた?
Media:vo cyaq005 4 yanfei 08.ogg 煙緋: 話すと長くなるから、またあとで教えよう。
Media:vo cyaq005 4 yanfei 09.ogg 煙緋: 一斗、私たちが脱出できたのは、お前と忍と丑雄のおかげだ。
Media:vo cyaq005 4 yanfei 10.ogg 煙緋: 私のせいでみんなを巻き込んでしまった、できれば謝らせてくれ!
Media:vo cyaq005 4 itto 04.ogg 荒瀧一斗: んなこと言うなって。俺たちを助けてくれたんだ、これくらい、当然ってことよ。
Media:vo cyaq005 4 itto 05.ogg 荒瀧一斗: もしお前がいなかったら、俺たちは今頃、璃月の牢屋にいたかもしんねぇんだからな。
Media:vo cyaq005 4 shinobu 02.ogg 久岐忍: それはちょっと違う。親分が牢屋で、私は外にいるのが正しい。
Media:vo cyaq005 4 ushio 02.ogg 丑雄: モォ。
Media:vo cyaq005 4 yanfei 11.ogg 煙緋: はははっ、そうか。それなら、新たな友を作る良い機会だと思って、お祝いに璃月港を案内し、食事に行くのはどうだろうか?
Media:vo cyaq005 4 itto 06.ogg 荒瀧一斗: おお、そりゃあ最高だな!さっそく、くっ…腹が減った…もう一歩も歩けそうにねぇ…
Media:vo cyaq005 4 shinobu 03.ogg 久岐忍: 私もお腹が空いた。では早速出発しよう、先輩。
Media:vo cyaq005 4 paimon 07.ogg パイモン: オイラも!オイラも行く!
(‍/‍)たちにはまだやり残したことがある。
Media:vo cyaq005 4 paimon 08.ogg パイモン: えっ?うぅ、分かったよ…
Media:vo cyaq005 4 yanfei 12.ogg 煙緋: じゃあ、稲妻の二人は私に任せてくれ。今回は大変だったから、お前も早く帰って休んだほうがいい。
うん。みんな、おつかれ。
楽しんできて!
Media:vo cyaq005 4 yanfei 13.ogg 煙緋: そうだ、夜蘭はいなくなったことだし…お茶をご馳走するという話はなしにしておこう、ふふっ。
Media:vo cyaq005 4 ushio 03.ogg 丑雄: モ!モォモォ、モー!
Media:vo cyaq005 4 itto 07.ogg 荒瀧一斗: ん?ああ。そうか、ふむ…よし、代わりに伝えてやる。
Media:vo cyaq005 4 itto 08.ogg 荒瀧一斗: (旅人)、空飛ぶチビ助、丑雄が伝えたいことがあるらしい。
Media:vo cyaq005 4 paimon 09.ogg パイモン: なんだなんだ?
Media:vo cyaq005 4 shinobu 04.ogg 久岐忍: 私も聞きたい。
Media:vo cyaq005 4 yanfei 14.ogg 煙緋: なら、私も混ぜてもらおう!
一斗は丑雄が言ったことをみんなに訳した…
Media:vo cyaq005 4 paimon 10.ogg パイモン: なるほど、そうしよう!
うん。
Media:vo cyaq005 4 paimon 11.ogg パイモン: 丑雄のやつ、こう見えて思いやりのあるやつなんだな。意外だったぜ。
Media:vo cyaq005 4 ushio 04.ogg 丑雄: モォ。
Media:vo cyaq005 4 shinobu 05.ogg 久岐忍: 一見、奥の深そうな道理でも単純なことは多い。だから、丑雄の言葉は役に立つだろう。
Media:vo cyaq005 4 paimon 12.ogg パイモン: おう、この件はオイラたちに任せろ。
Media:vo cyaq005 4 yanfei 15.ogg 煙緋: じゃあ一斗、忍、丑雄、出発しよう。
Media:vo cyaq005 4 itto 09.ogg 荒瀧一斗: おう!メシだメシ!
Media:vo cyaq005 4 ushio 05.ogg 丑雄: モォ!
Media:vo cyaq005 4 shinobu 06.ogg 久岐忍: また会おう。
Media:vo cyaq005 5 xiao 01.ogg 魈: ……
魈。
Media:vo cyaq005 5 xiao 02.ogg 魈: 終わったか?
Media:vo cyaq005 5 paimon 01.ogg パイモン: 大したことをしてきたわけじゃないぞ、ただ友達を見送っただけだからな。
Media:vo cyaq005 5 yelan 01.ogg 夜蘭: あら、まだいたの。
Media:vo cyaq005 5 yelan 02.ogg 夜蘭: さっき、稲妻の二人が煙緋と一緒に離れていくのを見たわ。璃月港に行くのね。
Media:vo cyaq005 5 yelan 03.ogg 夜蘭: 君たちは行かないの?
Media:vo cyaq005 5 paimon 02.ogg パイモン: オイラたちは魈と話がしたいんだ。
Media:vo cyaq005 5 yelan 04.ogg 夜蘭: ふふっ、そうだと思ったわ。
Media:vo cyaq005 5 yelan 05.ogg 夜蘭: 周囲はすでに確認した。今のところ異常はない、これで一件落着ね。
Media:vo cyaq005 5 yelan 06.ogg 夜蘭: 次は秘密保持の問題かしら。ふふっ…遠方から来たあの二人には、この事件について黙っていてもらわないと。
Media:vo cyaq005 5 paimon 03.ogg パイモン: うわぁああ、待て待て!あいつらにはオイラたちから言っとくから、手を出すなよ。
Media:vo cyaq005 5 yelan 07.ogg 夜蘭: あら、そう?
夜蘭はたまにいじわるになるよね。
Media:vo cyaq005 5 yelan 08.ogg 夜蘭: バレた?ふふっ、じゃあ冗談はここまでにするわ。
Media:vo cyaq005 5 yelan 09.ogg 夜蘭: 今回、みんなにはお世話になったわね。このことは忘れず胸に刻んでおく。
Media:vo cyaq005 5 yelan 10.ogg 夜蘭: あの奇妙な地下空間はどうやって誕生し、どうやって長い間存在し続けたのか…
Media:vo cyaq005 5 yelan 11.ogg 夜蘭: それらについては、これからも調査を続けるつもりよ。なんとなく、これにはより深刻で…人には明かせない理由があると思うの。
Media:vo cyaq005 5 yelan 12.ogg 夜蘭: それに、最後は誰かが助けてくれたようだった…それ自体は別にいいのだけれど、私には、その存在が何者なのか見当も付かない。力のある者なのは、間違いないでしょうけど。
Media:vo cyaq005 5 xiao 03.ogg 魈: ……
Media:vo cyaq005 5 yelan 13.ogg 夜蘭: まぁ、今はそれを調べている場合じゃないわ。後片付けや報告の仕事があるもの。私もいったん璃月港に戻るから、それじゃあ、さようなら。
Media:vo cyaq005 5 paimon 04.ogg パイモン: 夜蘭、じゃあな!
…もう大丈夫。
Media:vo cyaq005 5 xiao 04.ogg 魈: 我が待っていることに気付いてたのか?
うん、すぐに分かった。
Media:vo cyaq005 5 xiao 05.ogg 魈: ……そうか。
Media:vo cyaq005 5 xiao 06.ogg 魈: 行きたいところがある。時間があるのなら、一緒に来るか。
Media:vo cyaq005 5 paimon 05.ogg パイモン: どこに行くんだ?
Media:vo cyaq005 5 xiao 07.ogg 魈: 夜叉に関するところだ。

(マークされたエリアに近づく)
Media:vo cyaq005 6 xiao 01.ogg 魈: もう少し進めば、銅雀のために建てられた寺に着く。
Media:vo cyaq005 6 xiao 02.ogg 魈: …この地へ来たのは、何か感ずるものがあったからだ。
Media:vo cyaq005 6 paimon 01.ogg パイモン: それって、あの地下空間でなにかを感じたってことか?
何を感じたの?
Media:vo cyaq005 6 xiao 03.ogg 魈: 上手くは説明できぬ。浮舎と会い、過去に戻ったかのような錯覚に陥った。
Media:vo cyaq005 6 xiao 04.ogg 魈: …夜叉の一生とは、良く言えば勇猛であり果敢だが、その実は殺戮によって占められている。
Media:vo cyaq005 6 xiao 05.ogg 魈: 壮絶な戦いを経て死ぬことは、浮舎にとっては本望であろう。
Media:vo cyaq005 6 xiao 06.ogg 魈: 我もそうだ。我は長く生き過ぎた…人を救うために死ぬのなら、それも悪くない。
でも、実際は必ずそうでもない。
Media:vo cyaq005 6 xiao 07.ogg 魈: ああ。あるいは…我のような考えは、ある種の狂気と違わないのかもしれない。
Media:vo cyaq005 6 paimon 02.ogg パイモン: おい、そんなこと言うなよ…
魈、伝えたいことがある。
Media:vo cyaq005 6 paimon 03.ogg パイモン: そうだった!丑雄に託された大事なことなんだ。
Media:vo cyaq005 6 xiao 08.ogg 魈: なんだ?
Media:vo cyaq005 6 paimon 04.ogg パイモン: 丑雄には鬼を祓う力があって、鬼から身を守るためにあいつは使われてきたんだ。でも一斗に会ってからは、ずっと一緒にいる。
Media:vo cyaq005 6 paimon 05.ogg パイモン: 丑雄には理屈とか道理とか、そういう難しいのは分からない。ただ、一緒に生きると一番楽しい、そう思った人について行くだけなんだ。
Media:vo cyaq005 6 paimon 06.ogg パイモン: 本来、この世界で生きることに、決まりなんてそんなにないんだと思う。だから…夜叉の力が人に害を与えるとしても、みんなと一緒にいられない理由にはならない。
共に戦ってくれる仲間は常にいる。
Media:vo cyaq005 6 paimon 07.ogg パイモン: そうだ、たとえば神の目を持ってたら、多少はその力の影響を受けなくて済むんだろ?それに…えっと、とにかくおまえのことを気にしてるやつはいっぱいいるってことだ!
Media:vo cyaq005 6 xiao 09.ogg 魈: …ふん、その言葉、まるで浮舎たちのようだな。
Media:vo cyaq005 6 xiao 10.ogg 魈: やつらはいつもそのように言っていた。世が康寧となれば、人間たちと共に生活するのだと。そう思わなかったのは…我だけであったようだ。
Media:vo cyaq005 6 xiao 11.ogg 魈: 太威儀盤にあった浮舎の姿は狂気に満ち、常に「金鵬」や「弥怒」といった称号で周りの者を呼んでいた。それら名はすべて五夜叉を指す。
Media:vo cyaq005 6 xiao 12.ogg 魈: 金鵬とは我のこと、そして弥怒とは心猿大将のことだ。
Media:vo cyaq005 6 xiao 13.ogg 魈: 他にも螺巻大将・伐難、火鼠大将・応達がいる。世の者は我ら五人を「仙衆夜叉」と呼ぶそうだ。
Media:vo cyaq005 6 xiao 14.ogg 魈: 浮舎と夜蘭の先祖は地下に取り残された。つまり、二人が最期に抱いた思いも、あの空間によって読まれたということ。
Media:vo cyaq005 6 xiao 15.ogg 魈: 夜蘭の言葉はいずれも事実だ。我と彼女の策には双方欠点と正しいところがあった。ただ、あの空間の力が我らを遥かに上回っていた。
Media:vo cyaq005 6 xiao 16.ogg 魈: お前らの協力がなければ、ここに来ることはできなかっただろう。最後の瞬間、渾身の力を振り絞り、辛うじて一瞬の突破口を作ることができた…
Media:vo cyaq005 6 paimon 08.ogg パイモン: それでも十分すごかったぞ!
Media:vo cyaq005 6 xiao 17.ogg 魈: …煙緋も夜蘭も間違ってはいなかったが、我は常に最悪を想定していた。その思考は根深く…それでも、思いつく限りの策だった。
Media:vo cyaq005 6 xiao 18.ogg 魈: あの時、もし帝君が手を差し伸べてくれていなければ、我は生きてあそこを出られなかっただろう。
やはりあれは、鍾離先生が力を行使したんだ…
Media:vo cyaq005 6 xiao 19.ogg 魈: 結局は、迷惑をかけてしまった。
Media:vo cyaq005 6 paimon 09.ogg パイモン: でも、それが普通じゃないのか?おまえと鍾離…じゃなくて、おまえと岩王帝君は深い付き合いなんだろ。おまえもいっぱい助けてきたんだし、帝君の方がおまえを助けてもおかしくないだろ?
パイモンの言う通り。
お互いに支え合ってこそ生きていける。
Media:vo cyaq005 6 xiao 20.ogg 魈: …うん。
Media:vo cyaq005 6 xiao 21.ogg 魈: あの空間から脱した瞬間、浮舎の記憶を微かに感じた。今回得られたものがあるとすれば、それだ。
(‍/‍)もなんとなく感じた。
Media:vo cyaq005 6 xiao 22.ogg 魈: 一人でも多くの者がやつの記憶を持つのも、悪くない。
カットシーンの旅行日誌のまとめ:
層岩巨淵の地下深部の暗闇の中、夜叉の浮舎と術師の伯陽は、かつて互いに支え合いながら生きていた。とうに狂った浮舎は自分が何者で、何をしていたのか忘れてしまい、時折伯陽を戦友と勘違いした。時が経つにつれ、伯陽はもう二度と家族と会えないこと、そしてここで唯一の仲間である浮舎が人生の終わりを迎えようとしていることを悟る。…あれは幻覚だったのだろうか。ある時、浮舎は岩壁で過去の仲間の姿を見た——四人の仙衆夜叉の影が、ろうそくの灯りを手に浮舎の前を通り過ぎたのだ。満身創痍の最期の瞬間、夜叉の浮舎はついに自分の名と過去を思い出した。浮舎の意味、それは——浮生は散り、万般を舎す。
(カットシーンが再生される)
浮舎: …弥怒 どこへ行っていた?
伯陽: 夜叉の兄弟よ
伯陽: また忘れたか?
伯陽: 何度も言うが
伯陽: 俺は伯陽 あんたと共に層岩で戦ってる術師だ
浮舎: 伯陽…
浮舎: 伯陽?
浮舎: お前が伯陽なら 我は何者だ?
伯陽: こっちも名前で呼びたいんだがな
伯陽: 一緒に残ったのに 名前も分からないなんて
伯陽: 残念だよ
浮舎: …ここに残るだと?
浮舎: ならん お前は出ろ
伯陽: 夜叉の兄弟 馬鹿を言うな
伯陽: ずっと地下に残るって話だろ?
伯陽: おい 今さら後悔するなよ!
伯陽: 封印は解けないからな…
浮舎: 封印…
浮舎: …そうか
浮舎: 我は 戦うためにきた夜叉
伯陽: …兄弟?
伯陽: おい!大丈夫か?
浮舎: …この傷をみろ
浮舎: 我はもう長くはない…
伯陽: もう俺たち二人しかいないんだぞ
伯陽: 死ぬな!
伯陽: …今日 この地下で家族を見たんだ
伯陽: ってことは 俺も狂い始めたんだろうか?
浮舎: 伯陽 お前は家が恋しいか?
伯陽: 兄弟の戎昭を地上に残すって決めたんだ
伯陽: そんなの…
伯陽: …恋しいに決まってる
浮舎: 我にも… 家族がいるのだろうか
伯陽: 兄弟とかか?
伯陽: いるんじゃないのか
浮舎: 兄弟か…
浮舎: 我はいったい何者で
浮舎: 家族は どこにいるのだろうか
伯陽: …兄弟?
伯陽: どうしたんだ 死ぬな…!
伯陽: もう俺とお前だけなんだ
伯陽: 逝かないでくれ…
浮舎: …金鵬…お前なのか?
伯陽: 誰が金鵬だ
伯陽: まだ覚えてないのか…お前…
浮舎: …我はもうこのざまだ 合わせる顔がない
伯陽: 兄弟…兄弟ッ!
浮舎: …見ろ…そこに人が…
浮舎: 彼らは…いったい…
浮舎: 我の…
浮舎: 我の…
(浮舎は、伐難が弥怒を突き刺した記憶、業障の負債に屈した応達が叫んだ記憶、魈が戦場で叫んだ記憶、そして5人の夜叉が一緒に歩いた記憶を持っている)
浮舎: 思い出した お前たちは…
(浮舎は、伐難、応達、魈が見守る中、4本の腕を持つ浮舎が困惑する中、弥怒が紫の両腕のローブを着るよう説得する場面を思い出す。伐難、応達、魈が見守る中、浮舎は魈が眠っている間に魈の顔に絵を描いていた。)
浮舎: …我の兄弟たちが迎えに来てくれたぞ 伯陽
伯陽: 正気に戻ったのか?
伯陽: せめて…
伯陽: せめて名前を教えてくれ!
応達: 兄者!
伐難: 浮舎の兄者!
弥怒: おい 浮舎!
金鵬: 浮舎!
浮舎: 我は…
浮舎: 我の名は 浮舎
浮舎: その意味は
浮舎: 「浮生は散り 万般を舎す」
(カットシーン終了)
Media:vo cyaq005 6 xiao 23.ogg 魈: 今日は少し話し過ぎた。だがお前と話す時は、あまり隠さずに済む。
Media:vo cyaq005 6 xiao 24.ogg 魈: お前は一度でも天命を感じたことはあるか?生の可能性、死の到来…何でもいい。
Media:vo cyaq005 6 xiao 25.ogg 魈: 今に至って我は理解した。天命とは、夜叉がもっともこの身に感じる厄災だ。それは紛うことなき悲愴だが…我らは恐れぬ。
Media:vo cyaq005 6 paimon 10.ogg パイモン: …魈…
そんなこと教えてくれて、大丈夫なの?
Media:vo cyaq005 6 xiao 26.ogg 魈: 構わん。帝君はお前を「見届ける者」だと言っていた。世の中のことは、お前と語るべきだろう。
Media:vo cyaq005 6 xiao 27.ogg 魈: 伐難、弥怒、応達は命を落としたが、浮舎だけは行方不明のままだった。これは棘のように我の心に刺さっていた。それゆえ、危険を承知で層岩へと向かったのだ。
Media:vo cyaq005 6 xiao 28.ogg 魈: …これでようやく、かつて層岩巨淵で起きたことを知り、区切りをつけることができた。
Media:vo cyaq005 6 xiao 29.ogg 魈: あの時、空間を出る前に石を手に取った。もし上手く持ち出せていたら、この石を浮舎の代わりに、銅雀を弔う寺に置くつもりだったのだが…
Media:vo cyaq005 6 xiao 30.ogg 魈: 残念ながら、それは残らなかった。
Media:vo cyaq005 6 xiao 31.ogg 魈: 我ら五人の誰よりも若かった銅雀は、千年前の魔神戦争で死んだ。あいつが戦死した時、浮舎は深く悲しんでいた。
Media:vo cyaq005 6 xiao 32.ogg 魈: 夜叉は死傷と隣り合わせだ、まるで空を飛ぶ鳥のように各地へと散った。伐難曰く…夜叉の魂には帰る場所がないという。
Media:vo cyaq005 6 xiao 33.ogg 魈: 浮舎、伯陽、そして将士たちは…
そんなこと言わないで、みんな英雄だ。
Media:vo cyaq005 6 xiao 34.ogg 魈: 英雄か…
Media:vo cyaq005 6 xiao 35.ogg 魈: …いい言葉だ。
Media:vo cyaq005 6 xiao 36.ogg 魈: 厄災は尽きぬが、俗世には情がある。たとえ修羅であろうとも、思慮する存在がある。
Media:vo cyaq005 6 xiao 37.ogg 魈: お前の言う通りだ。ここから先、世の英雄たちは互いに支え合っていくべきだろう。
(もう一度魈と会話する)
魈: ……
(魈を観察する…)
誰も口を開くことなく、ただ時が流れた…: (魈はそれ以上、何も言わなかった。彼は少し複雑な表情をしながら、銅雀の寺を眺めている。)
誰も口を開くことなく、ただ時が流れた…: (悲哀、遺憾、達観…これらの感情が生じるも、いずれも僅かなものであった。)
誰も口を開くことなく、ただ時が流れた…: (その表情は、風雪に耐えながら長き旅をし、多くのものを見てきた者がようやく、雪をしのぐための屋根を見つけたかのようであった。)

カットシーン[]

サウンドトラック[]

No.サウンドトラック名アルバム再生
45予期せぬ怪事真珠の歌2活路を開け (カットシーン)
46命の綱渡り真珠の歌2活路を開け (カットシーン)
47夜叉の追想真珠の歌2活路を開け (カットシーン)

豆知識[]

  • 「羅盤からの音」が語る「五方の神」とは、中国の民間宗教で最高神である天の神の五重の姿を指す五方上帝 (中国語: 五方上帝)のことだろう。その5つの地域とは、北、南、東、西、中央である。
  • 『羅盤からの音』は、中国語の原文では太威儀盤を渾天儀 (中国語: 玑衡 jī héng)」と呼んでいる。岩王帝君と夜叉に関する古文書である『璣衡経』の中国語名は"Armillary Sphere Scriptures" (中国語: 玑衡经)であり、凝光の星座である『璣衡儀座』は"Armillary Sphere Apparatus Constellation" (中国語: 玑衡仪座)である。{

太威儀盤の呪文[]

「太威儀盤」を発動させるために、夜蘭は道教の呪文の形式で4×8文字の呪文(オーソドックスな結びの言葉付き)を唱える:

English Localization Chinese Incantation Translation
Stars align, bestow your light 星罗斗布,速降威灵。
Xīng luó dǒu bù, sù jiàng wēilíng.
The myriad stars laid out as the Big Dipper, swiftly bestow your divine power.
Evil purged by thunder's might 群魔邪异,尽解雷霆。
Qúnmó xiéyì, jǐn jiě léitíng.
Multitudes of demons, evils, and aberrations, all scattered by thunderclap.
Spirit curbed, pneuma surge 摄神收鬼,真炁流行。
Shè shén shōu guǐ, zhēnqì liúxíng.
Apprehend gods and spirits, allow the continued flow of the world's essence.
By dictum divine, heed these words 帝敕符命,不得久停。
Dìchì fúmìng, bùdé jiǔ tíng.
By Emperor's edict and fulu's decree, do not linger here for long.[TN • 1]
Do as I command! 急急如律令!
Jíjí rú lǜlìng!
Urgently do as I command![TN • 2][TN • 3]
Translation Notes
  1. The "Emperor" mentioned in the verse is often considered "Son of Heaven" (天子 Tiānzi) thus bears heavenly and rightful power, and is a common cameo in Taoist incantations; the fulu (talisman) are charms believed to channel magical power, a common concept in exorcism. Notably, the character also appears in Zhongli's title, 岩王帝君 Yánwáng Dìjūn, "Rex Lapis".
  2. This is a common Taoist incantation used to ward off evil spirits. The incantation is originally a common concluding remark of the official documents of the Han Dynasty, to emphasise the urgency of the documents. Later, it was used by Taoists, Onmyoji, and shamans as an orthodox concluding remark in exorcism.
  3. Many of the verses used in the incantation are derived from real-life Taoist scriptures, such as the Lingbao Wuliang Duren Shangjing Dafa (中国語: 灵宝无量度人上经大法), Taishang Sandong Shenzhou (中国語: 太上三洞神咒), and the Lingbao Yujian (中国語: 灵宝玉鉴). Two of the aforementioned texts originate from the Lingbao School (中国語: 灵宝派 Língbǎo-pài) of Taoism.

その他の言語[]

言語正式名称
日本語活路を開け
Katsuro wo Hirake
中国語
(簡体字)
绝处逢生
Juéchù-féngshēng
中国語
(繁体字)
絕處逢生
Juéchù-féngshēng
英語At Tunnel's End, Light
韓国語구사일생구사일생
Gusailsaeng
スペイン語Luz al final del túnel
フランス語Une lumière au bout du tunnel
ロシア語Свет в конце тоннеля
Svet v kontse tonnelya
タイ語พบโอกาสในวิกฤต
Phop O-kat nai Wi-krit
ベトナム語Chuyển Nguy Thành An
ドイツ語Licht am Ende des Tunnels
インドネシア語Cahaya di Ujung Terowongan
ポルトガル語Luz no Fim do Túnel
トルコ語Tünelin Sonundaki Işık
イタリア語La luce in fondo al tunnel

変更履歴[]

ナビゲーション[]

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