原神 Wiki
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経津伝が命を受けて鍛造した名刀。その波濤を彷彿させる佇まいから、「波乱」と名付けられた。

らんげっぱくは、稲妻片手剣である。元は経津「真砂丸」政芳が鍛えたものである。

突破とステータス[]

突破素材の切り替え
突破段階レベル基礎
攻撃力
会心率会心率
✦01/20467.2%
20/2012212.7%
突破費用 (0 → 1)
鳴神御霊の恩恵 5
暗晦の彫刻 5
古びた鍔 3
✦120/4015312.7%
40/4023518.5%
突破費用 (1 → 2)
鳴神御霊の歓喜 5
✦240/5026618.5%
50/5030821.4%
突破費用 (2 → 3)
鳴神御霊の歓喜 9
黒夜の彫刻 9
影打の鍔 9
✦350/6034021.4%
60/6038224.4%
突破費用 (3 → 4)
鳴神御霊の親愛 5
✦460/7041424.4%
70/7045727.3%
突破費用 (4 → 5)
鳴神御霊の親愛 9
名刀の鍔 9
✦570/8048827.3%
80/8053230.2%
突破費用 (5 → 6)
鳴神御霊の勇武 6
✦680/9056330.2%
90/9060833.1%
合計費用 (0✦ → 6✦)
モラ 225,000 モラ

ストーリー[]

たたら砂の目付である御輿長が編纂した『稲妻名物帳』に載っている御腰の物。
刀の流派である経津伝が命を受けて鍛造した月白経津には、「波穂」と「波乱」という二振りの刀がある。
そのうち「波乱」は名工・真砂丸が生涯で唯一、刀に銘を残した傑作だ。

人々はよく、刀剣には刀鍛冶の魂が宿っていると言う…
『名物帳』も、そのような言葉から始まっている。
言い伝えによると、「波穂」という刀は経津伝三代目惣領である経津実の手によって鍛造されたものだ。
薄く青い刀身と波のような刃文を持つ華麗な名刀は、将軍の近侍の腰によく下げられていたという。
その後、鬼人の運命を左右する真剣試合で刃こぼれし、それは鍛え直されることとなった。
だが酒や古傷、祟り神の遺恨に長いこと苛まれた経津実は、その頃すでに「焼きなまし」がされていない刃のように、心が折れてしまっていた。
若き四代目、経津弘芳の技術も母と比べればまだまだ劣る。
そこで彼の義兄である経津政芳──人呼んで「真砂丸」が、
この刀を鍛え直し、経津伝の傑作を再びこの世に送り出した。
月白経津の見た目は二振りとも酷似しているが、その気質は全く異なる。

真砂丸が銘を残したのは生涯でこの一作だけだが、その理由は至極単純なものである。
彼は昔、三代目惣領に引き取られた孤児であったのだ。読み書きができず、生まれつき口もきけなかった。
「波穂」の美しさを再現する命を受けたため、彼は同じように銘を刻んだのだ。

経津実が亡くなってからの数年間、真砂丸は弘芳に鍛造技術を教えた。
一説によれば、三代目は彼に跡を継がせたかったようだが、恩人からの頼みを彼は幾度も断ったという。
「波乱」を鍛造したことで、彼は一躍有名となった。その影響は四代目を継ぐ弘芳にまで及んだ。
ゆえに、義弟が一人前になった後、真砂丸はひとり故郷を離れることを選んだのであった。
その後、彼は他の鍛造流派に足を運び、多くの名匠から優れた技術を学んだ。
晩年の彼は楓原景光丹羽長光赤目実長の三人の愛弟子を抱え、
その三人はやがて、一心伝の「一心三作」を生み出した。

「あの頃の私は口のきけない、醜く汚れた捨て子に過ぎなかった。」
「寒い夜は暖を求める蛾のように、鍛刀場の炉を眺めていた。」
「そこにいたのは、自由奔放でひねくれていると噂の経津三代目の女職人。」
「しかし、彼女は他の人と違って私を追い出そうとはせず、空腹を満たす玄米まで与えてくれた。」
「鉄砂まみれの私の姿を見て、彼女は『真砂丸』と名付けたんだ。」

口がきけず思慮深い真砂丸は、多くの物語を心に隠しているのだろう。
それらの口にできぬことは、やがて沈んでいき、また波に呑まれて消えてしまう…

「話せない私に対し、三代目は静かに色々と語ってくれた。」
「体の半分を覆う古傷や、母と兄上の願望について、」
「身に纏うことの出来ぬ緋袴や、やがてすべてを飲み込む津波のこと…」

ある夜、子供が恐る恐る鍛刀場に忍び込み、気ままに生きる名匠の姿を見た。
彼女は涙を頬に伝わせながら、懸命に鉄の塊を鍛えていたという…
「さっき見たものは忘れろ、分かったな?」
彼が慌てて頷くと、彼女は突然手を叩いて笑い出した。
「忘れてたよ、あんたが口の堅い友人だってことを!」

「酒に溺れた、気まぐれな人──噂の大半は本当だったようだ。」
「今にして思えば、師匠の誘いに乗って一杯やっておくべきだった…」

『名物帳』には、月白経津の異なる姿が記録されている。
経津実が鍛え上げた傑作であり、夜の澄み切った優美な海面のようであることから名付けられた「波穂」。
そして、言葉を持たぬ政芳が鍛え直した刀は、荒れ狂う嵐のような覇気を持っていることから、「波乱」と呼ばれている。

プレビュー[]

ギャラリー[]

固有効果

入手の可能性[]

イベント祈願[]

波乱月白経津3イベント祈願にPUされている:

祈願 PU排出 期間 Ver

神鋳賦形 2.6
波乱月白経津 波乱月白経津 波乱月白経津
2022/03/30 – 2022/04/19 2.6

神鋳賦形 3.3
波乱月白経津 波乱月白経津 波乱月白経津
2022/12/27 – 2023/01/17 3.3

神鋳賦形 4.2
波乱月白経津 波乱月白経津 波乱月白経津
2023/11/28 – 2023/12/19 4.2

集録祈願[]

波乱月白経津集録祈願には含まれていない。

豆知識[]

語源[]

  • この武器の名前の後半部分である「経津」は、日本神話に登場する武神「経津主神(ふつぬしのかみ)」に由来する。
    • 経津主神は、日本神話に登場する雷神であり剣神であるタケミカヅチと密接な関係がある。
  • 経津(futsu)という単語の使用は、「乱気流」を意味する波乱(haran)に対して、「停止」を意味する同音異義語の不通(futsu)をもじったものだろう。

その他の言語[]

波乱月白経津

言語正式名称直訳の意味 (英語)
日本語らんげっぱく
Haran Geppaku Futsu
中国語
(簡体字)
波乱月白经津
Bōluàn Yuèbái Jīngjīn
Turbulent Moon-White Futsunushi
中国語
(繁体字)
波亂月白經津
Bōluàn Yuèbái Jīngjīn
英語Haran Geppaku Futsu日本語: Turbulent White Moon Futsunushi
韓国語하란 월백월백 후츠
Haran Wolbaek-ui Hucheu
Haran Moon-White Futsu
スペイン語Luna Ondulante de FutsuUndulating Moon of Futsu
フランス語Lune ondulante de FutsuUndulating Moon of Futsu
ロシア語Харан гэппаку фуцу
Kharan geppaku futsu
タイ語Haran Geppaku Futsu
ベトナム語Haran Geppaku Futsu
ドイツ語Haran Geppaku Futsu
インドネシア語Haran Geppaku Futsu
ポルトガル語Maremoto da Lua de FutsuSeaquake of the Moon of Futsu
トルコ語Haran Geppaku Futsu
イタリア語Haran Geppaku Futsu

白刃流転

言語正式名称直訳の意味 (英語)
日本語白刃流転
Hakujin Ruten
White-Blade Flow Turning
中国語
(簡体字)
白刃流转
Báirèn Liúzhuǎn
White-Blade Flow Turning
中国語
(繁体字)
白刃流轉
Báirèn Liúzhuǎn
英語Honed Flow
韓国語흐르는 칼날
Heureuneun Kallal
Flowing Blade
スペイン語Influjo afiladoSharp Influence
フランス語Flux aiguiséSharpened Flow
ロシア語Поток клинков
Potok klinkov
Stream of Blades
タイ語Honed Flow
ベトナム語Bạch Nhẫn Lưu Chuyển
ドイツ語Fließendes SchwertFlowing Sword
インドネシア語Honed Flow
ポルトガル語Fluxo Aperfeiçoado
トルコ語Bilenmiş AkımHoned Flow
イタリア語Flusso affilato

変更履歴[]

ナビゲーション[]

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