氷雪の過去は、イベント白雪に潜みし影の最初の任務である。
手順[]
- モンドの錬金術店に行く
- 雪山に行く
- 寂しいジョエルと会話する
- ドラゴンスパインに行ってアンバーを探す
- 声の出所を探す
- アルべドの拠点に行く
- 足跡を追って探す
- 足跡を追う
- 山洞の入り口にある星銀鉱を採掘する (0/2)
- 任務アイテム「粗悪な星銀鉱石」1コと「上質な星銀鉱石」1コ
- 山洞の入り口に戻る
- 声の出所を探す
- 檻の鍵を探す
- ファデュイを倒す
ファデュイ先遣隊・重衛士・氷銃 ×1
ファデュイ先遣隊・前鋒軍・雷ハンマー ×1
- 「鍵」を入手
- 檻を開ける
- 戻ってアルべドを探す
- 拠点に戻る
- 拠点を片付ける (x/5)
- アルベドと会話する
ゲームプレイ注釈[]
- この任務の前にエウルアの伝説任務「言葉遣いと所作」を始めていた場合、先にそれをクリアしていないとこの任務を続けることはできない。
- ステップ15がクリアできない。
対話[]
- (ログイン時)
- ティマイオスのところに行ってみようぜ。オイラ、あいつに手伝ってほしいことがあるんだ! パイモン: そうだ、
- スクロースとアルベドもいるといいんだけど…あの二人は忙しいみたいだから、いないかもな… パイモン:
- パイモン: うぅ、とりあえず行ってみよう!
- (錬金術店に近づく)
- パイモン: おーい、ティマ…あれ、アルベドか?どこに行こうとしてるんだ?
(しかも、なんだか冷たい表情をしてる。)
(何かあったのかな?)
- ティマイオス: おや?旅人にパイモン!
- スクロース: 二人とも、こんにちは!久しぶりだね!
- パイモン: さっきなに話してたんだ?大事な話か?
- ティマイオス: 僕たちは普段からここで、最近の研究課題について話し合いをするんだ。
- パイモン: うぅ、一歩遅かったみたいだ。アルベドを呼び止められたらよかったんだけど…
- パイモン: でもさっきの表情、普段よりも冷たかったよな。なにか嫌なことでもあったのか?もしそうだったら、オイラの手伝いをしてくれないかもしれない…
- スクロース: えっと…それって、アルベド先生のことを言ってるの?
- パイモン: おう、そうだぞ。さっき見かけたけど、いつもと表情が違ってたんだ。
- スクロース: 嫌なこと…うーん、もしかして…
- ティマイオス: ど、どうして僕の方を見るんだ?
- スクロース: もしかして、ティマイオスが最近考えた研究課題があまりにもつまらなすぎて、アルベド先生を怒らせちゃったのかな?
- ティマイオス: いや、そこまでつまらなくはないだろ!
- パイモン: そんな!オイラ、ティマイオスに手伝ってもらおうと思ってたのに!
- ティマイオス: 手伝い?ハハッ、もちろんいいよ。何か僕にできることはある?
- 夕暮れの実をいくつか拾ったんだ。でもそんなに甘い果物、ぜんぶ食べるのがもったいなくて… パイモン: 実はこの前、山ですっごく甘い
- パイモン: だから、果物を入れたらジュースになる装置を、おまえに作ってほしいんだ!そうしたら、ずっと保存できるだろ!
……
まったく理屈が通らない。
- ティマイオス: それは…おそらく…
- パイモン: えっ?できないのか?
- ティマイオス: アハハッ、パイモンはさっきからとんでもないことを言ってるね…
- パイモン: スクロースはできるか?
- スクロース: ごめんなさい…あなたが欲しがってるもの、私の得意分野じゃないみたい。もし無理に試したら、あなたの大事な果物に手と足を生やしちゃうかも。
- ティマイオス: うわぁ…淡々とすごく怖いことを言ってる。幸い、僕はもう慣れてるけど…
- スクロース: だって私の研究分野は生物錬金だから…それに、ずっと新鮮さを保つことは現実的じゃないよ。もし果物やその種を改良したいのなら、私も少しは手伝えるかもしれないけど。
- スクロース: 一般的に、錬金術師には自分の研究課題があるの。例えば、私とティマイオス、それにアルベド先生は、研究の方向性がそれぞれ異なるんだ。
- スクロース: あなたの欲しがってるものは、想像力に満ちあふれてるけど…同時に私とティマイオスの能力も超えたものなの。
- スクロース: たぶん、アルベド先生ですらそのような不思議装置は作れないかも…だって、錬金術は機械技術とは大きく違うものだから。
ごめん、パイモンが無茶なこと言って。
- パイモン: そっか…オイラてっきり、錬金術って万能なのかと思ったぞ…
- スクロース: 実は、アルベド先生が現れるまでは、モンド城では誰もが錬金術を役に立たない学問だと思ってたの。
- スクロース: たとえ今であっても、錬金術は世界の謎の一つに過ぎない。決して物質を永続的に存在させるような万能法術じゃなくて…あっ!ごめんなさい、わざとあなたを責めてるわけじゃないの…
大丈夫、パイモンが悪い。
しっかりパイモンを叱っておくから。
- パイモン: オイラはただジュースが欲しいだけなんだ!なにがいけないんだよ!
- スクロース: あっ、でも、さっき話したのは私とティマイオスの主観的なものであって、もし本当にその不思議装置が欲しいなら…アルベド先生にも聞いてみて。
- スクロース: もし先生にも方法が思いつかないなら、その時は本当に無理なんじゃないかな。
- パイモン: でも今日は機嫌悪そうだったし、オイラたちに構ってくれないんじゃないか?
- ティマイオス: それはないよ、アルベド先生はそんな人じゃない。
(でも…今日のアルベド…)
(なんだか違うような…どうしてだろう…)
- パイモン: そうだ、アルベドは今どこに行ってるんだ?また雪山に行ったのか?
- スクロース: 特に説明がない限り、いつも雪山に行ってるよ。アルベド先生は雪山に思い入れがあるみたい。あんな寒さに耐えられるなんて、本当にすごいよね。
- パイモン: じゃあ、オイラたちも雪山に行ってアルベドを探そうぜ、出発だ!
- (スクロースとティマイオスと会話する)
- ティマイオス: そんな!アルベド先生は、僕の作ったこの小さな氷晶を作り出せる錬金装置がお気に召さなかったのか?僕はてっきり、悪くない設計だと思って…それをさらに改良したいと思ってたのに…
- スクロース: ティマイオス…それは完全に役に立たないわけじゃないけど…もう少し考える必要があるかも…
- ティマイオス: そ、そうか…じゃあもっと考えてみるよ…ところで、これって何に使えるんだっけ?僕にもよく分かってなくて…
- (ドラゴンスパインに近づく)
- パイモン: ん?あっちでなんか賑わってるぞ、見に行ってみよう!
- アンバー: あっ、旅人にパイモン!雪山であんたたちに会えるなんて思わなかったよ。
- パイモン: アンバーだったのか。それにサイリュス会長とパラドも…みんなで雪山に来てどうしたんだ?寒くないのか?
みんな、久しぶり。
- サイリュス: おっ?旅人も加入するのか。そいつはいいな!ハハハッ、人数が多ければ多いほどいい。
- うっかりパラド: そうだね、これで安心だ。旅人ならきっと頼れる仲間になる。
何に加入するの?
どうしてみんなここに?
- パイモン: よく見たらみんな冒険者協会の人だ。一人、偵察騎士も混じってるけど。
- サイリュス: ハハハッ…俺から説明しよう。
- サイリュス: 近頃、我々冒険者協会は雪山で冬季特訓を開催しているんだ。
- サイリュス: 君たちも知っての通り、メンバーの冒険経験はみなそれぞれ違う。もし強くなるために一人で雪山に入ってしまっては、とても危険だ。
- サイリュス: そのため、先輩たちに後輩を率いてもらうことにした。つまり、プロにルーキーの面倒を見てもらうんだ。みんなで一緒に雪山に入り、守られた環境で訓練をする。
- サイリュス: そうすれば、冒険者たちも共に進歩できるだろう。これは俺が半年もかけて練った壮大な計画なんだ!すごいだろ!
- サイリュス: (旅人)、君も優秀な冒険者として、もちろん我々に加入し、力を貸してくれるな?
えっと…アンバーはどうしてここに?
- パイモン: もしかして、冒険者協会にいる先輩の人手が足りないのか?
- アンバー: そ、それだけじゃないんだ…
- アンバー: わたしが偵察で雪山の境界を通りかかった時、ジョエルっていう子供が道に迷ってるのを見かけたの。
- アンバー: その子はずっとこの拠点に住んでるって聞いたから、ここまで送ったんだ。
その子のことは知ってる…
でもジョエルのお父さんは…
- アンバー: ジョエルのお父さんは失踪した、そうでしょ。
- アンバー: ジョエルの家族を思う気持ちはわたしもすごく理解できるの。雪山は人が少ないし、きっと孤独に感じてると思う。
- パイモン: アンバー…
- アンバー: うん、だからせめてジョエルの心を癒すためにも、あの子の好きなことをしてあげたいと思って、一緒に雪だるまを作ることにしたの。
- アンバー: そのついでに、ここにも少し立ち寄って、サイリュスさんを手伝ってるんだ。
ジョエルのことなら、(俺俺/
私私)も付き合うよ。 アンバーを手伝えるなら、(俺俺/
私私)も加わるよ。 - アンバー: えっ、ホント?ありがとう!
- アンバー: じゃあ、今からジョエルのところに行こう。実はもう一人友達を呼んでるんだ、そろそろ時間だし、彼女も今回のイベントにぴったりな人物だと思うの。
- アンバー: サイリュスさん、わたしたちは先に行ってるね。
- サイリュス: ああ、問題ない。こっちはまだ確認作業が必要だ、出発する時になったら君たちに声をかける。
- (サイリュスとうっかりパラドと話す)
- サイリュス: どうも話に入れなかった…まさか、若い女子に頼まれる方が魅力的なのか?
- うっかりパラド: そんなことないですよ、サイリュス会長。やっぱり会長が一番です!
- サイリュス: ……
- サイリュス: お前もずっとサボってないで体を動かせ!物資の準備は?準備運動は?早くやれ!
- うっかりパラド: は、はい!
- (ジョエルに近づく)
- アンバー: ジョエル、来たよ。
こんにちは、ジョエル。
久しぶり、ジョエル。
- ジョエル: こんにちは。あはは、こんなに多くの人が集まるなんて、嬉しいな。
- ジョエル: 騎士のお姉さんも、雪だるまを作りにきたの?
- エウルア: ゆ…雪だるま…?
- アンバー: あっ、ごめん、まだ紹介してなかったね。
- 西風騎士団遊撃小隊の隊長で… アンバー: この人は波花騎士のエウルア、
- エウルア: アンバー、その紹介はフォーマルすぎるんじゃない?それじゃ覚えられないわ。
- エウルア: 僕、私のことはエウルアでいいわよ。
- ジョエル: うん、エウルアお姉ちゃん!ボクのことはジョエルって呼んでね。
- エウルア: エウルア…お姉ちゃん…
- パイモン: やばい、エウルアが子供にも恨みを…
- エウルア: …まあ、いいわ。そう呼びたいのなら、勝手にしなさい。
- パイモン: ええ!いいのかよ!
- 冒険者協会の人手が足りないって言っていたから、手伝いに来たんだけど。 エウルア: ところでアンバー、雪だるまってどういうこと?私は君が
- アンバー: それはまた別のことだよ。ほら、ジョエルの年頃だとめいっぱい遊びたいはずでしょ、でも雪山にはおもちゃも何もないからさ。
- アンバー: 昔はジョエルのお父さんが、雪だるまを一緒に作ってあげてたみたいなんだけど、今はお父さんがそばにいないの。だから、わたしたちが一緒にいてあげようよ。
- アンバー: それにエウルアだって一人で雪山の冷水風呂に浸かったりしてるし、暇でしょ。
- アンバー: みんなで一緒に大きな雪だるまを作るなんて、きっとすごく面白いよ!えへへっ。
賛成。
- パイモン: そうだぞ、オイラもがんばるぜ!
- エウルア: ……
- ジョエル: エウルアお姉ちゃんは、他にやることがあるの?
- ジョエル: 大丈夫だよ、もし他に…
- エウルア: いえ、そうじゃないわ。私はただ他の考え事をしていたの。雪だるま作りも、もちろん問題ないわよ。
エウルア?
- アンバー: じゃあさっそく、手分けして素材を探そう!
- アンバー: わたしはジョエルとペアになるから、エウルアはあんたに任せるね、(旅人)。
- アンバー: ジョエル、あっちにとっても大きな木があるのは知ってる?あれをゴールにして、どっちが先にたどり着けるか競争しようよ?
- ジョエル: あっ、うん、いいよ!
- パイモン: おぉ、二人ともすごい速さで走ってったぞ…
- パイモン: あれじゃあ、どっちが遊びを楽しんでるんだかわからないな。
- パイモン: ん?おまえたち、なんでお互いを見ながら黙り込んでるんだ?
エウルアの反応が変…
エウルアが何を考えてるか考えてる…
- エウルア: コ、コホンッ…
今は人が少ないから言っても大丈夫。
ここは(俺俺/
私私)たちしかいないから話してみて。 - エウルア: ジョエル、たぶんモンド城で生活をしたことがないんだと思うわ。
- エウルア: あの子は私のことを知らなかった…ローレンス家がモンド人にとって何を意味するかさえも、理解していなかったみたいね。
- パイモン: そうだな、親しみを込めておまえのことをエウルアお姉ちゃんって呼んでたし。
パイモン。
- エウルア: …確かにそうね。あの子の目には、私はごく普通のモンド人として映っている。
- エウルア: 少し意外だったわ。でもこの感覚は嫌いじゃない。
じゃあ、一緒に雪だるま作りを楽しもう!
- エウルア: そうね。でも…
- エウルア: はぁ、そこが厄介な部分ね。自分が上手く雪だるまを作れるか、少し心配なの。
でも、他に何か困ってる事があるみたい。
- エウルア: ふんっ、鋭いじゃない。
- エウルア: 皆が会話していた時、まさかずっと私の表情を見ていたの?この恨み、覚えておくわ。
- エウルア: 実は、自分が雪だるまを上手く作れるか、少し心配なの。
- エウルア: 私は今まで、一度たりとも雪だるまを作ったことがない。家の教えが厳しかったから、小さい頃はそんな機会もなかったのよ。
- エウルア: 大きくなった今では、余計にその機会も減ったしね。
- パイモン: どうしよう、オイラ、エウルアがすごくかわいそうに思えてきたぞ。
リラックスして、ただの遊びだから。
安心して、栄誉騎士が手伝ってあげる。
- エウルア: …本当に自信があるようね、いいわ。
- エウルア: それじゃ、雑談もここまでにしておきましょう。向こうから冒険者協会のメンバーが来たわよ。
- サイリュス: 二人とも、少し厄介な状況になった。確認したところ、参加人数が奇数であることが分かった。そして今、最後の参加枠は、教官枠の一つしか残ってない。
- サイリュス: それと、人手不足の件なんだが、実は元々、フィッシュルを教官として招こうとしてたんだ。しかしあいにく、彼女は城内にいなくてな。他の冒険者に代わりに来てもらうしかなかったんだが、その冒険者もまだ来ていない…
- サイリュス: 君たちがいてくれて本当に助かったよ。はぁ…
- ジェラード: こんにちは、ジェラードと申します。新人冒険者です。
- エウルア: それじゃ…
じゃあ、エウルアが行って。
- エウルア: ……
- エウルア: いいわ、この恨みは覚えておくけど。
- ジェラード: えっ?恨み…?
エウルアはそんな感じで話すから…
エウルアの実力は信頼できる。
- ジェラード: わ、分かりました。勉強させていただきます!
- サイリュス: よし、ではそうしよう。手伝ってくれて本当に感謝する、エウルアさん。
- サイリュス: (旅人)、もし後からさらにメンバーが増えるようだったら、その時は君にお願いする。
分かった。
- パイモン: どうして参加枠をエウルアにあげたんだ?
皆にエウルアの良い所を知ってほしい。
エウルアにこんな機会は少ないから。
- パイモン: そういうことだったのか。えへへ、おまえっていいやつだな!エウルアもさっき笑ってたし、きっとおまえの考えが伝わったんだな。
- パイモン: よく考えると、普通の人が雪山みたいな寒い環境で行動するのは難しいことだろ。でもその点、エウルアはこの環境に一番適した教官だと思うぜ。
- パイモン: あっ!オイラわかったぞ、アンバーもきっと同じように考えてたんだ。だからエウルアをこのイベントに呼んだのか!
- パイモン: 素材を探すと言っても、エウルアは行っちゃったし、オイラはあんまり探し回りたくないぞ…アンバーがどうなったかも気になるし、山を登って確かめてみよう!
- (Frostbearing Treeに近づく)
- パイモン: おかしいな、あいつらここを目指して走ってたよな?誰もいないぞ。
- パイモン: もしかしてオイラたちが来るのが遅かったから、もう他のところに行っちゃったのか?
- 周囲から奇妙なざわめきが聞こえた…
何か聞こえる…
山の上から変な音が…
- パイモン: あ、あいつら…危険な目に遭ってないよな!?
- パイモン: はやく追いかけよう!
- (声の発信源をたどる)
- パイモン: 音はあっちの方からだ!
- (声に従って進み続ける)
- パイモン: ここまで来て、音が消えちゃった…
見失ったみたい。
- パイモン: でも、オイラたちの追跡技術って、これまでの旅で相当鍛え上げられてきたはずだろ?なのに見失うなんて…
- パイモン: もしかして、向こうはオイラたちの想像よりも手強いやつなのか…それっていったいどんなやつなんだ?
- ???: その声は…
- パイモン: ん?えっ?
- アルベド: どうして雪山に?
アルベドだったんだ。
- パイモン: あっ!アルベドだったのか!
- アルベド: 「だった」とは?どういう意味だい…?
- パイモン: さっきここまで来るときに、ずっと視線を感じてて、音が聞こえてたんだ。まるで周りに誰かいるような…でもまさか、おまえがここにいたなんてな。
- パイモン: あの雰囲気、オイラ背筋がぞわぞわしたぞ。まったく、あんな不気味なこともうするなよな!
- アルベド: 雪山で感じる視線と音は、動物や盗賊によるものの可能性がある。ここでは警戒を怠ってはならない。さもなければ、予想だにしない損失に遭うこともあるからね。
- アルベド: 二人は雪山に何か用があったのかい?
話すと長くなるけど…
- パイモン: 実は最初はおまえのことを探してたんだけど、そのあとアンバーを探すことになって、結局おまえと先に会って…
- アルベド: ふむ、思考と言語能力が混乱しているようだ。
- パイモン: お、おまえ!つまり!おまえを探しに来たってことだ!
- アルベド: おや?そうなのかい?
- アルベド: ならきっと重要なことだろう、きちんと話を聞こう。
実は…そうでもない…
- パイモン: なんか機嫌悪くなさそうだな?もしかしてティマイオスがバカだったことを怒ってないのか?
こっちの考えすぎだったのかも。
- パイモン: うぅ…し、知らなかったふりをしておこう!
- アルベド: 言えないようなことでも、別に構わない。雪山に散策しに来て、風景を見たかったということにしておけばいい。
- パイモン: えへへ、それじゃ本題に入るか…実はオイラたち、冒険者としての責務を全うしてる最中なんだ。
- 冒険者協会が開催するイベントの事をアルベドに伝えた…
- アルベド: なるほど、つまりキミたちは、その新人をエウルアに預け、自分たちはサボりに来たと?
- パイモン: サボりじゃなくて、譲ったって言えよ!
- パイモン: それよりも、おまえは雪山になにしに来たんだ?
- アルベド: 先日、ある友人から依頼された絵がまだできていなくてね。インスピレーションを探すためにここに来たんだ。ついでに原材料を集めることもできる。
- パイモン: なんの原材料だ?
- アルベド: 絵の具だよ。
- アルベド: 星銀鉱からは高級な銀色の絵の具が作れる。ボクの自作した絵の具が使い終わってしまったから、ここへその鉱石を採りに来たのさ。
- パイモン: 鉱石も絵の具にできるのか!
- アルベド: ああ。でも、採掘する時に注意が必要だ。
- アルベド: 不純物が多く含まれている星銀鉱は、一見すると銀色の微粒子が含まれているように見えるが、光沢が悪く、完成した絵の具の演色性も低い。こういった絵の具は、一般的に偽物や粗悪品に分類される。
- パイモン: そうなのか。絵の具以外にも、なにかインスピレーションを探す方法を教えてくれよ!オイラも学んでみたいぜ!
- アルベド: キミも絵を?
- パイモン: いや、オイラじゃなくて、こいつに学んでもらうんだ!
- パイモン: オイラたち、あっちこっちを旅してるから、時々なにもすることがない暇な夜があるんだ。そんな時、なにか思い出に残るようなことができたらなぁって思って…
- パイモン: 絵を描くのっていいことだよな。一瞬の時を留めることができる。絵を学ぶのって、絶対にいいことだとオイラは思うぞ。
つまり(俺俺/
私私)が学ぶってことね。 - パイモン: そうだぞ、いいじゃないか!オイラの絵を描けるようになるんだぞ!
- アルベド: 考え方は悪くない。二人とも絵について学びたいのなら、ボクと一緒に拠点に来てくれ。そこには画材もあって、説明しながら練習ができる。
- パイモン: いいぞ!
アンバーは…?
- パイモン: アンバーは西風騎士だし、きっと大丈夫だって。オイラたちがわざわざ心配しなくてもいいだろ、まずはアルベドの方に行こうぜ。
分かった…
- パイモン: 行こうぜ。外は寒いし、早く拠点に行って焚き火にあたろう!
- (アルベドの拠点に近づく)
- パイモン: うわっ!
これは…!?
- パイモン: 泥棒!きっと泥棒だ!
- アルベド: ……
- アルベド: ここにあった物が少し減っている。
- パイモン: 価値のある物か?
- アルベド: 価値を測るのは難しいが…
- アルベド: なくなったのはボクの錬金術ノートだ。
……
- パイモン: 錬金術ノートって、高値で売れるのか?
- アルベド: 素人にとっては、ただの紙くずに過ぎないだろう。だがその道に通ずる者からすれば…そこに記録されている知識は、宝にも勝る貴重なものだ。
- パイモン: つまり、錬金術のわかるやつが盗んだのか?でもここは雪山だぞ、冒険者と盗賊と魔物しかいない…誰が錬金術ノートを必要とするんだ?
そんな単純なことじゃないと思う。
- ヒルチャールが侵入して、ここを荒らすといった問題が発生したことがある。今ある手がかりだけで結論を下すのは難しいだろう。 アルベド: ボクも同感だよ。しかし、雪山では実際に
- アルベド: ……
- アルベド: ん?これは…
- パイモン: 足跡…?
- アルベド: まだ新しい足跡だ、どうやら犯人はそう遠くへは行っていないらしい。
- パイモン: 追いかけようぜ、泥棒を逃がすな!
- アルベド: 足跡は入り口からあっちへ向かったようだ。
- パイモン: うぅ…泥棒めぇ!
- (足跡を辿って崖へ)
- アルベド: 痕跡が上のほうに続いている。
- パイモン: 崖を登ったのか?じゃあオイラたちも行こう!
- (崖の上のヒルチャール·霜鎧の王を通過してください)
- パイモン: 雪の上の足跡は見づらいな…気をつけないと見失っちゃうぞ…
- アルベド: だからこそ急がなくては。
- (足跡をたどり続ける)
- パイモン: あれ?足跡がここで途絶えてる?
- アルベド: どうやら崖を飛び降りたらしい。風の翼の用意を、ボクたちも飛び降りよう。
- (滑翔して足跡に近づく)
- アルベド: 足跡はここだ。
- パイモン: 洞窟の中に入ったのか?このぉ…泥棒め、ずいぶんと走れるやつみたいだな!逃がさないぞ!
- パイモン: オイラたちも行こう!
うん。
- アルベド: 待て、ボクに案がある。
- アルベド: 旅人、キミは洞窟の入り口に残って見張っていてくれ。入るのはボクだけでいい。
- アルベド: この洞窟には入り口が二つある。それに内部には近道も存在する。足跡からして、まだ入ったばかりだ。ボクならその者よりも先に、もう一つの入り口まで辿り着けるだろう。
なるほど、分かった。
- パイモン: 挟み撃ちだな、いい方法だぜ!
- アルベド: 先に犯人に遭遇した方がもう一方に知らせる。そうすれば万に一つも失敗はないだろう。
- アルベド: だが、ボクたちは犯人の正体を知らない。何があっても安全を第一に、自分たちの身を守るようにしよう。
- パイモン: オイラたちなら問題ないさ!
- アルベド: では、またあとで。
アルベドも気を付けて!
- アルベド: ああ。
- アルベドが離れてから、旅人とパイモンは洞窟の外で少しの間待った…
- パイモン: アルベド、遅いな…
まだそんなに経ってない。
- パイモン: そうか?でもオイラ、待つのが苦手なんだ…暇だな…
- パイモン: うーん、この時間を使ってなにかやれることはないか?例えば…
- パイモン: あっ!さっきあそこに星銀鉱があるのを見たから、アルベドのために鉱石を採掘しておこうぜ?
- パイモン: どうせすぐそこだし、あんま離れてないから、洞窟でなにかあってもすぐに戻ってこれるだろ。
分かった。
- パイモン: えへへ、それじゃさっそく始めようぜ!
- (洞窟の入り口を調べる)
- 山洞の入り口をよく観察する…: 洞窟の入り口はやや狭く、一人がやっと通れるくらいの大きさである。アルベドはすでに犯人を追って中に入っていった。彼の指示通り外で待とう。
- (最初の星銀鉱を壊す)
- パイモン: この星銀鉱はなんだか暗いな…不純物が多いからか?
- (粗悪な星銀鉱石 ×1を入手)
- (2つ目の星銀鉱をブレイクする)
- パイモン: おう、これは悪くないな!
- (上質な星銀鉱石 ×1を入手)
- (洞窟の入り口に戻る)
- パイモン: よし、これで足りるだろ。だけど…同じ星銀鉱でも、光沢に大きな違いがあるんだな。
- パイモン: あれ?アルベド?帰ってきてたのか?
- アルベド: ああ。
犯人は?
- アルベド: すまない、追いつけなかった。相手の速度が想像よりも速かったようだ。
- パイモン: そっか…結局相手が誰なのかもわからずじまいか。こんな遠くまで無駄に走っちゃったな…
- パイモン: でも、収穫がなにもなかったってわけじゃないぜ!さっき鉱石を採掘してたんだ!
- アルベド: 鉱石の採掘?
- パイモン: 星銀鉱だ!ほら、たくさん採れたんだぜ!
- パイモン: おまえの言ってた通り、光沢の高いものもあれば、ちょっとだけしか光ってない石ころみたいなのもあったぞ。
- アルベド: …星銀鉱…
- アルベド: ハハッ、ボクがさりげなく言っただけなのに、まさか本当に掘りに行くとはね。
- パイモン: おまえがこの鉱石を絵の具にできるって言ったから、気になって探しに行ったんじゃないか!
- パイモン: そういえば、あの泥棒がいなかったら、オイラたち今ごろ絵の具を作ってたんだろうな。それか、絵を描いてるか。
- パイモン: とにかく、そいつのせいでみんなの時間が無駄になったぞ!
- アルベド: …そうだね、すべてその者のせいだ。
- アルベド: ノートはとても重要なものだ。ボクはまだ諦めたくない。歩きながら探してみよう。
- パイモン: そうだ、さっき採掘した鉱石はぜんぶ持って帰るのか?ここで選別して、いらないものを捨てようぜ?
- パイモン: ほら、質の悪い石だと微妙な絵の具しか作れないから、持って帰っても意味ないだろ。それに光沢が悪いことはオイラにもわかる、まったく役に立たないと思うぞ…
- アルベド: ……
- アルベド: 確かに、その必要はある。人間は現実的な生き物だ、良いもののみを好む。彼らは良いものと悪いものの区別がつくようになった途端、常に心の中で比較を始める。
- アルベド: いらないものは、初めから残すべきではない。
- パイモン: そうだろ、時間も節約できるし、効率第一だ!それじゃまずは石を…
- ???: …けて!助けてくれ!
- パイモン: 待った、今なにか聞こえなかったか?なんか…助けを求める声が…?
(聞き慣れた声だ!)
- パイモン: 冒険者がピンチなのかも!
行こう!
- パイモン: おう!
- (ファデュイの拠点に近づく)
- パイモン: 声はここら辺からだ!
- ???: 誰か——!助けてくれ!
この声は…
- パイモン: うそだろ、まさか…
- ???: ん?旅人とパイモンか!?オレだよ、ベネットだ!
-
- (プレイヤーがベネットにまだ会っていない場合、紹介文が画面に表示される)
- ベネット - 運命の試金石
- モンド出身の冒険者少年。冒険に対し永遠の情熱を抱いているが、彼の冒険にはいつも不運が伴う。
- 「不運体質」により、彼と共に冒険したがる人は非常に少ない。しかしベネットはそんなことではくじけない。いくら傷を負おうが、ベネットの炎のような意志が消えることはない。
- さあ、宝は目の前だ!「ベニー冒険団」、出発!
- パイモン: うわ、本当にベネットだ…
- パイモン: 早く助けよう!
- ベネット: すまない、また面倒をかけて…檻の鍵は近くにあるはずだ、悪いが探してきてくれ!
- (檻に閉じ込められているベネットと会話する)
- ベネット: 悪い、オレのせいで、また面倒をかけちまって…
ベネット、ケガはない?
- ベネット: ああ、オレは大丈夫だ、ありがとう!いま最大の問題はここから出ることだ…うぅ、寒い…ハクションッ!
すぐ鍵を探してくる。
- ベネット: おう!待ってるぜ!
- (最初のエリアを調べる)
- パイモン: わぁ…色んなものがごちゃごちゃしてるぞ…鍵はないんじゃないか?
- (2番目のエリアを調べる)
- パイモン: 気をつけろ、誰か来る!
- (ファデュイを倒す)
- (鍵 ×1を入手)
- パイモン: 鍵はあいつが持ってるみたいだ!さっきは時間の無駄だったな…
- (檻を開ける)
- ベネット: やっと出られたぜ、本当にありがとう!
- ベネット: 木々の間から石の入った雪の塊が落ちてきてな、それが当たって頭がクラクラしてたんだ。それさえなければ、あんなファデュイの罠にかかることもなかったのに…
- パイモン: 少し聞いただけで色々あったってことがわかるぜ。
- ベネット: ハハッ、なんてことない、オレの運が悪いだけだ。
近くのファデュイは追い払った。
ベネットのかたきは討った。
- パイモン: おう、ついでに片づけただけだから、そんなに感謝しなくてもいいぜ!
- ベネット: そうなのか?あははっ、お前らって本当にいいやつだな!
- ベネット: まあ、ファデュイのやつらも命令されてやってるだけだと思うけど…いずれにせよ、オレのうっぷんを晴らしてくれてありがとな!
- パイモン: ところで、おまえは雪山になにしに来たんだ?レザーは一緒じゃないのか?
- ベネット: 聞いてないのか?冒険者協会は今ここでウィンターキャンプを開いてるんだ。オレはベテラン冒険者として、新人の面倒を見に来たのさ。
- ベネット: レザーは冒険者じゃないし、オレもベニー冒険団の団長兼唯一のメンバーだから、一人で来るしかなくてな。
- ベネット: でも、こんな長い間足止めされてたから、もう約束の時間は過ぎてる…サイリュスさんが怒ってないといいんだが…
ベネットも新人の面倒を見るんだ…
- パイモン: えっ?まさか、あのジェラードっていう冒険者は元々おまえのペアだったのか?
- パイモン: もしそうだったら…たしかに一足遅かったな…あの新人ならもう他の教官と組んだぞ。
- ベネット: なんだって!?
- ベネット: 教官は人手不足なんじゃないのか?どうして他に教官が?
- パイモン: 西風騎士団の騎士がサポートしてくれることになって、教官の人数も生徒より多くなったんだ。
- ベネット: 西風騎士だったのか…だったら運の悪いオレよりよっぽど頼りになるな…
そんなことない、ベネットもいいと思う。
騎士と冒険者はまた違う。
- パイモン: そうだぞ。それに、オイラたちが言ったのは今の状況だ。もしかしたら他の地域から、新人冒険者がこのイベントに参加するかもしれないだろ!
- パイモン: それに、おまえもこんな大変な思いをして教官を務めに来たんだ、サイリュス会長もおまえを追い返すことはしないと思うぜ。
- ベネット: …本当か?
- パイモン: 本当だ!
- パイモン: あれ!ちょっと待てよ…アルベドはどこだ?
ついて来てないの?
- ベネット: アルベド?西風騎士団の錬金術師アルベドか?彼も教官を務めに来たのか?
- パイモン: いや、アルベドはたまたま雪山にいただけだ。さっきまで一緒にいたんだけど、いつの間にかいなくなっちゃったな…
- パイモン: もしかして戻って手がかりを探しに行ったのか?
- パイモン: 洞窟のほうに戻ってアルベドと合流しよう!
- (洞窟の入り口へ向かう)
- パイモン: ここに戻るまでもアルベドはいなかったな。おかしいな…どこに行ったんだ?
- ベネット: なんだか雪山が賑やかだ。こんなに人が多いことなんて、滅多にない。
- パイモン: オイラたち、さっきここを通った時に、ベネットの助けを呼ぶ声が聞こえたんだよな…?
うん。
- パイモン: その声を聞いてすぐに助けに行って、そしたらアルベドがいなくなってた…あっ!まさか、アルベドはベネットを見殺しにしようとしたのか!
- ベネット: えっ!?
- ???: 何を話しているんだい?
- パイモン: アルベド!どこ行ってたんだよ、探したぞ!
- アルベド: それはボクのセリフだよ。キミたちには入り口で待つよう言ったはずだが?
- パイモン: えっ?
- ベネット: 待つとか探すとか、もうオレこんがらがってきたぜ…そうだ、まずはあいさつしないと!
- ベネット: 悪いなアルベド、なんのことかさっぱりだが、どうやらオレは、お前たちに迷惑をかけちまったらしい…
- アルベド: いや、それは違うよ…ベネット。キミの問題じゃない、気にする必要はない。
- アルベド: 旅人、確認したいんだが、どうしてさっき入り口を離れたんだい?まさか…
- ???: 見つけたわよ!
- エウルア: 動かないで、私の質問に答えなさい。
- アルベド: …ボク?
- パイモン: あれ、エウルア?新人の面倒を見てたんじゃないのか?
- エウルア: ふん、悪巧みをする者の邪魔がなければ、確かにそれを続けていたわ。
- エウルア: アルベド、さっき君がジョエルを連れて、雪山の無人地帯へ向かうのを見たわ。あそこには魔物が多くいる、いったい何をするつもり?
- アルベド: ……
- パイモン: お、おいおい…なにが起きてるんだ?じゃなくて…もうどれくらいのことが起きてるんだ…?
- エウルア: 君がジョエルを連れ去ることを私が阻止しようとした時、君はジョエルを放り出して私に攻撃した。私が反撃すると、君は素早くその場を逃げた。自分の行動について、弁明する気はあるかしら?
- アルベド: ……
- アルベド: なるほど、実に面白い。
- エウルア: 面白いですって?
- アルベド: エウルア、キミはボクのなりすましに遭遇したのかもしれない。
- エウルア: なりすまし…?目的は何?
- アルベド: 今はまだ判断できない。だけど、奇妙な現象には必ず繋がりがある。
- アルベドは旅人に会ったことや、拠点で盗みに遭ったこと、そして犯人を追いかけたことを一行に話した…
- エウルア: 錬金術ノートが盗まれた?しかも旅人とパイモンが、君が洞窟に入るまで一緒にいたことを証言できると…?
- パイモン: おう、オイラたちが証言するぞ!
- アルベド: 現段階において、ボクがそのジョエルという少年に危害を加える理由はない。キミが目撃した人物は、ボクのノートを盗み、ボクになりすましている者である可能性が高い。
- アルベド: もちろん、キミがボクの言ったことを信じないのも至って正常なことだ。
- アルベド: 旅人とパイモンとは、犯人を追いかけていた時にしばらく離れ離れになっていた。その期間の潔白を証明することはできない。
- アルベド: しかし拠点が荒らされ、ノートが盗まれたこの二つの出来事については、旅人とパイモンが証明してくれるはずだ。
- ベネット: アルベド、誰かお前のことを仇だと思ってるやつはいないのか?そいつが復讐のためにやったとか?
- アルベド: ボクのことを仇だと思うような人はいない、誰かの恨みを買うようなこともしたことはない。
- アルベド: 現時点での手がかりでは、結論を導き出すには不十分だ。深刻な事態にある今、キミたちに言われずとも、ボクは調査を始める気だ。
- アルベド: エウルア、キミがボクを信じられないのなら、そのままボクのことを疑ってくれて構わない。だが少なくとも、同じ西風騎士であり、同僚であるボクとの縁を忘れないでくれると助かる。
- アルベド: それから旅人、パイモン、ベネット、キミたちがよければ、証人としてボクのこれからの行動を観察してくれると助かる。
- アルベド: もし向こうの標的がボクなら、遅かれ早かれボクのところに来るはずだ。その時が来れば、状況も進展するだろう。
- エウルア: ……
- エウルア: とりあえずその言い分は認めるわ。ありえないようなことだけど、ジョエルを襲ったのが君のなりすましだということを信じる。
- エウルア: 私がジョエルをしっかり守るわ。もし調査の手伝いが必要なら、私とアンバーに連絡してちょうだい。
- アルベド: ありがとう。
- エウルア: どういたしまして、アンバーの方にも私から…
- ???: エウルア!エ—ウ—ル—ア—どこに行ってたの!
- エウルア: アンバー、ここよ。
- アンバー: エウルア!旅人とパイモン、それにアルベドとベネットも!よかった、みんな一緒だったんだね!
- アンバー: エウルアを探してたんだけど、まさかベネットもここにいるなんて。サイリュスさんが言ってたよ、ずっと来ないからきっと何かトラブルに遭ってるんじゃないかって。
- ベネット: あはは…たしかにトラブルに巻き込まれてた…ありがとな。
- アンバー: うん、じゃあ後でわたしとサイリュスさんのところに行こう!
- アンバー: ところで、こんな大勢でどうしたの?何かあった?手伝いはいる?
- エウルア: 探索の途中で発生した小さなトラブルよ、もうすべて解決したわ。
- ベネット: お、おう!そ、そうなんだよ、オレの運が悪いせいでちょっとな。でも今はもう平気だ!
- アンバー: そうなんだ、解決したならよかった。一緒に山を下りよう?ベネットをサイリュスさんのところに連れて行かなきゃ。
- ベネット: ああ、いつでも出発できるぜ!
- エウルア: …ええ、行きましょう。
- パイモン: 三人とも行っちゃったな。
- アルベド: 旅人、場所を変えて話そう。キミに伝えたいことがある。
分かった。
- アルベド: それじゃあ、ボクの拠点まで来てくれ。
- (アルベドの拠点に戻る)
- アルベド: 拠点へ戻れば安心して話ができる。だがその前に…
- パイモン: うわっ…めちゃくちゃだな…
片付けるのを手伝うよ。
- アルベド: 助かる、感謝するよ。
- (最初のポイントを整理する)
- アルベド: 最近は研究に没頭してしまい、埃も溜まっていた…そろそろ片付ける必要がある。
- (拠点の片付けを終えて)
- パイモン: よし、これくらいでどうだ。きれいに整頓できたぞ。
- アルベド: ありがとう、旅人。
- アルベド: 片付けも終わったし、そろそろ本題に戻ろう。
- パイモン: 真剣な表情になったな…さっきの件の説明でもするのか?
- アルベド: ……
- アルベド: ボクは言ったはずだ、もしキミに知りたいことがあれば、ボクに聞けばすべて答えると。
- アルベド: だけど、ボクはキミを騙すことはしないとも言った。だからこそ、今までずっとそういう状況を避けてきた。
- アルベド: ……
- カーンルイアの学者、「黄金」レインドット。 アルベド: ボクはホムンクルス、つまり人造人間だ。ボクを創造したのは、ボクの母であり師匠でもある——
- パイモン: 人造人間!?ど…どうやったら人が創造できるんだよ?
- アルベド: 至高なる錬金術と無上なる知識の融合…その究極こそ、「人」の創造だ。
- パイモン: でもカーンルイアって、まさか…
- アルベド: ボクは確かに見た目よりもすこし年長だが、ボクが生まれた時、カーンルイアはすでに滅びていた。そこに関する記憶はない。
- アルベド: 師匠はボクを育てると同時にボクに知識を授けた。ボクは彼女と同じく、純粋な錬金術師であり、学術と知識のために生きている。国や身分がボクたちのすべてではない。
- アルベド: 旅人、キミはこれまで幾度も雪山を訪れたが、ここについてどう思う?ここが寒くて陰湿で、悲しい場所だと思うかい?
……
- ドゥリン。 アルベド: レインドットが創造した二大奇跡、一つがボクで、もう一つが、ここで死した魔龍
- パイモン: ドゥリン!?そ、それじゃあ…おまえたち、兄弟だったってことか?
- アルベド: 同じくレインドットの子として、ドゥリンとボクは確かに、切っても切れない関係にある。
- アルベド: もし、この人間の道徳を逸脱した現象を「誕生」と呼ぶ資格があるのなら、ボクたちは確かに親族といえよう。
- パイモン: ドゥリンといったら、たしか特殊な力を持ってたはずだ…
不気味でタフな生命力。
- アルベド: ああ。
- アルベド: だからこそ、雪山で事件が起きると、それについて深く考えてしまう。例えば、キミたちの感じた視線と耳にした音、そしてエウルアが遭遇したあの「ボク」…
さっき言えなかったことがある。
- パイモン: あっ!あれだよな!
- パイモン: オイラがさっき言わなかったのは、こいつがオイラになにも言うなっていう視線を送ってきたからなんだ。エウルアたちもいたし、おまえへの疑いがより強くならないようにするために…
- パイモン: オイラたちが遭遇した状況だと、おまえは洞窟に入ってからすぐに出てきて、犯人を捕まえられなかったって言ってきたんだ。
- パイモン: その時に、オイラたちはベネットの叫び声を聞いて、助けに行ったんだけど、おまえは来なかった。洞窟の入り口に戻った時、逆におまえがオイラたちを探してたんだ。
- アルベド: どうやら、それがボクのなりすましのようだ。
- パイモン: もし、なりすましだったら…うり二つだったぞ、まったく偽物だってわからなかった。
- パイモン: それにオイラたちと別れたあと、なんでジョエルを襲ったんだ?
- アルベド: もしかすると、ドゥリンの力は人を狂わせるのかもしれない…ざっくりとした推測だけどね。
- アルベド: ボクのなりすましをしている者、もしくはボクの偽物…これは呪いのような話だ、キミたちに背負わせるわけにはいかない。
- アルベド: だから旅人、何も用事がないのならモンド城へ戻るといい。ボクはこれから忙しくなる、キミたちをもてなすことはできないだろう。
離れるつもりはない。
パイモンと一緒に調査を手伝う。
- パイモン: そうだぞ、オイラたちも雪山のベテランだ!
- パイモン: 万が一なにかあっても、おまえを一人山に残すわけにはいかないだろ。そんなのはダメだ。
- パイモン: それに、おまえもさっきの話を他のモンド人に話せないだろ、スクロースとティマイオスも、おまえの秘密をまだ知らないし…
任せて。
- パイモン: そうだぞ、こんな時くらいよそよそしくするなって!
- アルベド: …分かった。では頼む。
- アルベド: 確かキミたちはウィンターキャンプに参加していたね?それを理由に雪山で活動できる、確かに悪くはない。
- アルベド: それじゃあ、キミたちは通常通り冒険者協会の主催するイベントに参加し、ついでにボクのために手がかりを聞いてきてくれ。もし誰かがボクを見た、もしくはボクに似た者を目撃していたら…
- パイモン: オイラたちが情報を記録しておまえに伝える、そうだな!
- アルベド: ああ。これで決まりだ。
- パイモン: よし、じゃあ手分けして情報を集めて、何日かあとにまたこの拠点で会おうぜ!
- アルベド: 問題ない。
- アルベド: そうだ、どんなことに遭遇しても、身の安全に注意するように。自身の安否を最優先にしてくれ。
サウンドトラック[]
No. | サウンドトラック名 | アルバム | 再生 |
---|---|---|---|
13 | 際どい小道 | 風と牧歌の城 | 陰の下のモンド、ガイアの収穫、モンド城の飛行者、本探し、送仙、腐植の剣 (任務)、神に匹敵する存在、望まれない供犠、愚忠と愚勇、そして世の声に耳を傾ける、氷雪の過去、鬼の誇り、星と月を仰ぎ、山河を隈なく歩く、百年一夢、神のみもとにあるように、意識の舟が行き着く処、墜落の夢、バラバラの証言、黒く染まった赤い絹、影に隠されし真相、生まれ変わりの契機、フレームの内と外に映る虚実 (任務) イベントゲームプレイ |
15 | ウッ、これは思いつかなかった… | 風と牧歌の城 | ガイアの難題、料理の約束、料理対決、偵察騎士、今日も頑張ってるかな?、モンドへ出発、よく見えない運命、帰終 (任務)、テウセルの璃月見聞録、花と雲の詩、氷雪の過去、再臨!金リンゴバカンス (任務)、遠方より来たる朋友・其の四 イベントゲームプレイ |
03 | 甘美な微笑み | 風と異邦人 | 風と共に来た騎士、風の翼、風に乗って飛ぶ、依頼人サラの心配、氷雪の過去 イベントゲームプレイ、塵歌壺 |
その他の言語[]
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
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日本語 | 氷雪の過去 Hyousetsu no Kako | Past of Ice and Snow |
中国語 (簡体字) | 冰雪往事 Bīngxuě Wǎngshì | Past of Ice and Snow |
中国語 (繁体字) | 冰雪往事 Bīngxuě Wǎngshì | |
英語 | The Snowy Past | — |
韓国語 | 눈 덮인 과거 Nun Deopin Gwageo | The Snow-Covered Past |
スペイン語 | Un pasado nevado | A Snowy Past |
フランス語 | Passé enneigé | Snowy Past |
ロシア語 | Снежное прошлое Snezhnoye proshloye | The Snowy Past |
タイ語 | อดีตของน้ำแข็งและหิมะ | The Past of Ice and Snow |
ベトナム語 | Chuyện Xưa Của Băng Tuyết | |
ドイツ語 | Vergangenheit in Schnee und Eis | Past in Snow and Ice |
インドネシア語 | Masa Lalu Bersalju | The Snowy Past |
ポルトガル語 | O Passado Gelado | The Cold Past |