謎に包まれし過去の影[]
主要記事:謎に包まれし過去の影
ゲーム内の任務の説明
暑くなってきたので、パイモンはアカツキワイナリーでジュースを買いたいようだ…
- (ログイン時または任務解除時)
- パイモン: 最近、めっきり暑くなってきたな。すっかり夏って感じがするぜ!
- パイモン: こういう日は、やっぱキンキンに冷えたジュースに限るよなぁ…
- パイモン: そういえばオイラたち、アカツキワイナリーの特別価格ブドウジュースを買えなかったんだよな。
- パイモン: でも、今度こそ買えるような気がするぞ。早めにアカツキワイナリーに行けば、手に入るかもしれない!
- パイモン: さっそく、今から行ってみようぜ!
- (邸宅の正面玄関に近づく)
- アデリン: ようこそお越しくださいました。お二方ともご無沙汰しております。変わらずお元気そうで何よりです。
- パイモン: アデリンメイド長、こんにちは!
- アデリン: 何かディルック様に御用でしょうか?
ブドウジュースのために…
用というほどのことでは…
- パイモン: そうだ。アデリンがここにいるなら、直接アデリンに頼んでみようぜ。
- パイモン: アデリン、実はオイラたちワイナリーの特別価格ブドウジュースをいつも買えないんだ。だから、今回は早めに来て予約しようと思って…
- パイモン: 手付金を少し多く払ってもいいから、一本予約してくれないか?
- アデリン: ええ、問題ありません。それに手付金を払う必要もありませんよ。
- アデリン: ただ、しばらくお待ちいただくことになるかと思います。アカツキワイナリーの特別価格ブドウジュースは、準備に結構な時間が掛かりますので。
- アデリン: このブドウジュースを作るため、毎年夏にディルック様が自ら上質なブドウを二樽選んでいるんです。
- パイモン: でも、なんで質のいいものを安く売るんだ?「上質なブドウ」って聞いただけで、高そうな気がするけど。
- アデリン: 旦那様は、そのことについて詳しくお話しされたことはありません。ですので、私も旦那様のお考えを推測することしかできませんが——
- アデリン: 特別価格はあくまで一つの手段なんだと思います。特別価格と書かれた品は、お客様をより多く引き寄せることができますから。
- アデリン: もしかすると、旦那様はこれによりジュースを流行らせ、人々に新しい選択肢を与えたいのかもしれませんね。
- アデリン: そうすれば、アルコール依存症の人たちは理想的な代替品を見つけることができます。酔っ払って騒ぎを起こす人もいなくなりますし、お酒を飲めない人たちにとっては新たな楽しみになります。
ワイナリーの商売に影響はないの…
つまり、業務の拡大?
- アデリン: 旦那様は、そのような些細な収益を気にするような方ではありません。ひたすら売上を上げることよりも、おそらく人々が節度を持ってお酒を飲んでくれることを願っているんだと思います。
- アデリン: 美酒と生活を楽しむと同時に、理性を保ち、他の人に迷惑をかけない…素晴らしいことでしょう?
- パイモン: ディルックの旦那は、そこまで考えてるんだな…
- パイモン: それで、いまディルックの旦那は今年のブドウを選んでるのか?
- アデリン: いえ、まだ選んでいません。旦那様は目の前の面倒事を片付けてから、その選定作業に移るとのことです。
- アデリン: もしご興味を持って下さるようでしたら、旦那様からのお声がけがあるかもしれませんね。お二方からアドバイスをいただくために。
面倒事?
- アデリン: はい、お二方もご存じかと思いますが、旦那様はよくあらぬ噂を耳にしては、その不徳で無礼なやからを「接待」しています。今回もそれと同じです。
- アデリン: 本日、旦那様が向かわれたのは鷹飛びの浜。お二方はお気になさらず、ワイナリーでしばしお休みになってください。
- アデリン: ただ、私はここであるお客様たちを待っていますので、代わりにヘイリーとモコがお二方をおもてなしします。
- パイモン: 不徳で…無礼?なんだかアデリンの言ってることがよくわからないんだけど…
ディルックさんの「副業」のことかも。
- パイモン: えっ?もしかして、やみ…
- パイモン: コホン!「やみ」で悪事を働いてるアビス教団を片付けることか?
- パイモン: なら、ディルックの旦那の仲間として、オイラたちが黙って見過ごすわけにはいかないぞ!
ワイナリーでディルックさんを待とう。
- パイモン: うぅ、ディルックの旦那が外を駆け回ってるのに、ここでぼーっとしてるだけなんて、なんだか気が引けるぞ。
- パイモン: オイラたちも鷹飛びの浜に行ってみようぜ。ディルックの旦那が抱えてる面倒事を片付けるのを手伝おう。
- パイモン: ディルックの旦那は十分強いけど、助っ人は多ければ多いほどいいはずだろ。
- アデリン: ええ、お二方が協力してくださるのでしたら、こちらとしても安心です。何しろ、お二方は旦那様に信頼されています。実力は折り紙付きですから。
- アデリン: お力をお貸しいただき、本当にありがとうございます。
- パイモン: 気にすんな!ディルックの旦那が早く用事を済ませてくれたら、オイラたちもおいしいブドウジュースを買えるようになるしな!
- パイモン: じゃ、出発しようぜ!鷹飛びの浜に行こう!
- (アデリンともう一度会話する)
- アデリン: 旦那様とお会いになった際には、よろしくお伝えください。
- アデリン: それから、お二方ともくれぐれもお気を付けを。
- アデリン: 「たとえ勝算が九割あろうとも、気を緩めてはいけない」、これは旦那様からの教えです。
- (マークされたエリアに近づく)
- パイモン: あそこに拠点があるみたいだぞ?ディルックの旦那が外に作った拠点かな?
- パイモン: でも、なんだか様子がおかしい…まさか敵があまりに手強くて、持久戦になってるとか?
- パイモン: すぐ確認してみよう!
- (拠点で本を調べる)
- パイモン: これ、ディルックの旦那のテントじゃなさそうだな。どっかの冒険者の拠点か?
- パイモン: ん?そこに紙とノートがあるぞ。読んでみようぜ。
- 誰かのノート: 「闇夜の英雄」よ、あの時と同じ異常現象が再び発生した。
- 誰かのノート: 過去に君が、完全に問題を解決したというのにだ。またも地脈が何らかの刺激を受け、記録された魔物が放たれた。
- 誰かのノート: 君はすぐに駆けつけ、最大の脅威を取り除くことだろう。
- 誰かのノート: 俺は行動規則に従い、このことを必要な人に知らせていく。
- パイモン: う~ん…この文面からすると、ディルックの旦那の知り合いみたいだな。とりあえず、こいつのことは「旦那の友達」って呼ぼう。
- パイモン: こいつは、ここでなにか大変なことに気付いたみたいだ。で、ディルックの旦那に伝言を残した後、ここから離れた…
- パイモン: でも、こいつもそそっかしいやつだな。この紙切れがもし他の誰かに見られたらどうするんだよ。それに、ノートもここに置きっぱなしだし…
- パイモン: そういえば、浜辺にあった妙な地脈の穢れって…
彼が言ってた「異常現象」のことだと思う。
- パイモン: けど、周りには魔物もいなかったし、おかしなところもなかったぞ?
- パイモン: 旦那の友達のノートを読んでみるか?
- パイモン: もし読まなくてもいいなら、直接あそこに行って、近くで見てみようぜ。
- (本と再び対話する)
- パイモン: ノートが二つあるぞ。どっちのノートから読む?
一つ目のノートを読む。
- 一つ目のノート: 過去に地脈の異常が発生し、攻撃性の高い魔物が放たれたのは、もう何年も前のことだ。
- 一つ目のノート: あの時は「闇夜の英雄」がタイミングを正確に見抜き、数回に分けてすべての魔物を空き地へと誘導して、次々と倒していった…確かにこれも一つの戦略と言えるだろう。
- 一つ目のノート: その後、重傷を負ったふりをして、黒幕のアビス教団を誘い出し、致命の一撃を与えていた。実に見事な反撃だったと思う。
- 一つ目のノート: だが、一連の行動には不確定要素が多すぎる。「闇夜の英雄」本人も、毎回このような危険を冒すわけにはいかないと言っていた。
- 一つ目のノート: 地脈の異常現象の原理を解明し、それが起こらないよう予防するのが、一番安全な方法と言えるだろう。
- パイモン: よくわかんないけど、過去のディルックの旦那の功績について書いてあるみたいだな?
二つ目のノートを読む。
- 二つ目のノート: 地脈にはまだまだ秘密がある。俺たちみたいな一般人からすれば、詳しく知る必要のないものだ。
- 二つ目のノート: だがこれから先、ずっとアビス教団と戦っていくのであれば、「闇夜の英雄」は詳しく知っておいたほうがいい。
- 二つ目のノート: 西風騎士団調査小隊の隊長は、学術において深い造詣を持っているそうだ。それに彼はリサと違って、代理団長と近しい存在じゃない。
- 二つ目のノート: 彼の意見を聞くのであれば、騎士団の人に知られる心配もないだろう。
- 二つ目のノート: 「闇夜の英雄」、地脈に関する疑問なら彼に聞いてみるといい。雪山にある彼の拠点に、俺が手紙を届けよう。
- パイモン: あれ?このノートに書いてあるのってアルベドのことだよな。もしかして、ディルックの旦那がアルベドに宛てて手紙を送ったのかな?
- (地脈に近づく)
- パイモン: わぁ!なんで急に魔物たちが現れたんだ!
- パイモン: ん?待った…あれって、ディルックの旦那だよな?
- パイモン: でも、いつもと雰囲気が違うみたいだけど…
- パイモン: なんだか勢いがあって、やる気に満ち溢れてる!まさかこれが、「正義の味方」が力を全解放した姿なのか!
かつて、ここで戦っていた彼の姿だろう。
地脈が当時の状況を記録し、再現した。
- パイモン: たしかに…よく見ると、今のディルックの旦那より若いな。
- パイモン: でも、過去になにがあったんだろ?なんでディルックの旦那はここで戦ってたんだ?
- パイモン: う~ん、あとで本人に聞いてみよう。
- パイモン: で、オイラたちはどうする?
軽率に動かないほうがいい。
まずは観察しよう。
- パイモン: じゃあ、過去のディルックの旦那の戦いっぷりを見てみようぜ。
- (相手を倒した後)
- パイモン: 終わったな。ディルックの旦那の楽勝だったみたいだ、さすがだぜ。
- パイモン: でも、今のって過去の幻影で、特に危険はなさそうだよな?
今のディルックさんがもうここに来たはず。
たとえ敵が残っていても、残党に過ぎない。
- パイモン: それってつまり、ディルックの旦那がもう仕事を終わらせたってことか?
- パイモン: オイラたちがあの異常な地脈の穢れにもう一度触れたら、また魔物が出てくるのかな?昔のディルックの旦那も?
- パイモン: 前に他の地脈の穢れでやったように、現れた魔物を全部倒せば、この異常現象も消えるみたいだけど。
パイモンは昔の彼に興味があるの?
パイモンは地脈の異常に興味があるの?
- パイモン: いや、ただちょっと心配なんだ。
- パイモン: だって、もし好奇心旺盛な通行人が調べでもしたら、魔物が「ヤァッ!」って飛び出してきて、「タァッ!」って叫びながら棒きれで殴るかもしれないだろ。そうなったら大変だ。
なにその妙な声マネ…
- パイモン: このほうが臨場感があるだろ!
- パイモン: とにかく、オイラたちはディルックの旦那に協力するため来たんだし、最後まで手伝おうぜ。ここをもう少し調べて、危険がないことを確認してから帰ろう。
パイモンも責任感が強いね。
- パイモン: えへへ、そんなことないぞ…おいしいブドウジュースのためだ。
- パイモン: よし、おまえももっと頑張ってくれよ!ブドウジュースが手に入ったら、一口多くやるから!
- (任務終了)
- (アカツキワイナリーのアデリンに再度話しかける)
- アデリン: 戻られたんですね。
- アデリン: 鷹飛びの浜の状況はどうでしたか?
- パイモン: うぅ、説明するのが難しいんだけど。
まだ結論は出せない。
もう少し観察する必要がある。
- アデリン: そうですか。戦いに関してはあまり詳しくありませんので、無理にお二方から話を伺おうとは思いません。
- アデリン: ただ、もし何か必要なものがありましたら、私に言ってください。できる限り手配いたしますので。
- アデリン: 私はここでお待ちしております。
相応しい終幕[]
主要記事:相応しい終幕 (任務)
ゲーム内の任務の説明
パイモンと共に数日間、異常な地脈の穢れ付近を警備した。数日間ほど戦ったが、そろそろアデリンに報告する時が来たようだ…
- (任務の取得時)
- パイモン: そういえば、ここで戦ってからずいぶん時間が経ったよな。
- パイモン: こっちからあの異常な地脈の穢れに触れなければ、魔物たちも出てこないみたいだけど…
- パイモン: まだよくわからないし、ディルックの旦那に話を聞いたほうがよさそうだな。
- パイモン: まずはアカツキワイナリーに行ってみよう。
- (アデリン)
- アデリン: お二方とも、やっとお戻りになられたのですね。
- アデリン: まさか、こんなに時間がかかることだとは思いませんでした。本当にお疲れ様です。
- パイモン: いやいや、オイラたちがディルックの旦那に協力するって言ったんだから、気にすんなって。
今回は鷹飛びの浜に行かずとも…
別のどこかで戦うことになるはず…
- パイモン: そういえば、ディルックの旦那は帰ってきたのか?オイラたち、鷹飛びの浜に行ったけど見かけなかったぞ?
- アデリン: 申し訳ありません。旦那様のスケジュールについて、私も正確に把握していないのです。ただ、旦那様は最近「エンジェルズシェア」に現れたと聞きました。
- アデリン: これはもういつものことですが、旦那様は面倒事を片付けた後、その後処理まできちんとされます。
- アデリン: ですので、もうじき帰ってくる頃かと。お二方も焦らず、ワイナリーでしばしお休みください。
- パイモン: 結局、ディルックの旦那とはすれ違いになっちゃったみたいだな…
- パイモン: じゃあ、ワイナリーで待ってようぜ。
(昔のディルックさんを見れた。)
(これはこれで特別な収穫とも言える。)
- パイモン: そういえば、アデリンって普段はワイナリーで忙しそうにしてるけど、なんで今日はずっとドアの前に立ってるんだ?
- パイモン: もしかして、ディルックの旦那が帰って来るのを待ってるとか?そんな風にずっと立ちっぱなしなんて大変だろ。
- アデリン: ふふっ、お気遣いありがとうございます。ただ、私には頼まれた仕事があるんです。ここで特別なお客様を迎えるようにと、旦那様より仰せつかっておりまして。
- アデリン: もし一部の特別なお客様がいらっしゃった場合、忠告してお引き取りいただくんです。
- アデリン: 今は状況が特殊なので、別の問題が起こらないように、そのお客様たちをワイナリーから遠ざけて欲しい、と旦那様はおしゃっていました。
- パイモン: えっと、アデリンの言ってることがよくわからないんだけど…でもその口ぶりからすると、すごく大事な仕事みたいだな?
(俺俺/
私私)たちに手伝えることは? (俺俺/
私私)たちならその客たちを接待できるかも? - アデリン: お二方のご理解とご協力に感謝いたします。ですが、旦那様のためにずいぶんと駆け回ってくれたのです。ここは私にお任せください。
- アデリン: ただ、もしよろしければ、この手紙を屋敷の中に持って行ってはくれませんか。ドアの右側に机がありますので、そこに置いてほしいのです。
- アデリン: その机には手紙が整理して置いてあります。これをその一番外側に置いてください。
- パイモン: これってディルックの旦那宛の手紙か?
- アデリン: はい、これは旦那様の情報提供者からの手紙です。そのため、処理と保管は旦那様の腹心にしか任せられません。
- パイモン: だったら、ディルックの旦那に信頼されてるオイラたちにぴったしだな!
- アデリン: ええ、お二方は旦那様の大切なご友人ですから。では、この手紙をお願いいたします。
- (届いたばかりの手紙を入手)
- (アデリンともう一度会話する)
- アデリン: ワイナリーでゆっくり休んでください。
- アデリン: 手紙のこともよろしくお願いいたします。
- (机と対話する)
- パイモン: うっ、机の上に手紙がたくさんあるぞ。
- パイモン: どうやら、ディルックの旦那は出かける前に、これら手紙を読んでたみたいだな。この感じからすると、かなり急いでたみたいだ…
- パイモン: う~ん、アデリンに手紙の整理を頼まれたけど、肝心の順番がわからないな。
- パイモン: 手紙を読んで、届いた日を推測するしかなさそうだ。
他人の手紙を読むのは良くないけど…
- パイモン: 確かにそうだな。だったら、手紙をきれいに並べるだけでいっか。
少し考えさせて…
- パイモン: 勝手に読むのは良くないと思ってるのか?そうだな…じゃあ、手紙をきれいに並べるだけでいっか。
- ディルック: 来ていたのか?行動が早いな。
- パイモン: うわぁ!急に現れるなよ!
- ディルック: どうしてそんなに慌てているんだ?
- パイモン: さっきアデリンにこの手紙を置いてきてくれって頼まれたんだけど、正しい順番が全然わからなくって。
- パイモン: それに、これってディルックの旦那の私物だろ。勝手に読むのは気が引けたから…
- ディルック: そう萎縮する必要はない。
- ディルック: …それに君たちのその表情、かなり興味を持っているようだが?
- ディルック: 手紙に書いてあるのは、どれも昔のことだ。情報を残すためにこれらは保管していたんだ。
- ディルック: ここ最近は、いささか特殊な状況にある。改めて詳細を確認するため、これら手紙を読み返していたんだ。
- ディルック: この件には君たちも関わっている。もし情報が知りたいのなら、読んでくれて構わない。好奇心を抱くのは、何も悪いことじゃないからね。
ディルックさん、急いでるみたいだけど?
ディルックさん、まだ何か用事があるの?
- ディルック: ……
急いでるように見える…
城内から帰ったばかりには見えない…
- パイモン: むむっ、そういえば、ディルックの旦那から山の果物の香りがするぞ…あっ!ヴァルベリーのある山に行ってたんじゃないか?
- 望風山地に行っていた。 ディルック: …なかなか鋭い。確かに、
- ディルック: 詳しいことは後で話そう。
- ディルックは足早に階段を登っていった…
- パイモン: ああ!オイラたち、まだ大事なことを言ってないぞ。それに、ディルックの旦那に聞きたいことがたくさんあるのに!
パイモン、慌てすぎだよ。
久々にディルックさんのオーラで震えた。
- パイモン: うっ…とりあえず、手紙の整理を先にやっちゃおう。
- パイモン: それと、本人も手紙を読んでいいって言ってたし、少し読んでみようぜ?
- パイモン: まずはディルックの旦那の手紙を整理しよう。
- パイモン: それと、本人も手紙を読んでいいって言ってたし、少し読んでみようぜ?
- (手紙を読む)
軽やかな筆跡の手紙
- 軽やかな筆跡の手紙: ラグヴィンド家の貴公子へ
- 軽やかな筆跡の手紙: 突然の手紙、失礼するね。あなたは私のことをもう覚えてないかもしれないけど、私たちは何度も会ったことがあるのよ。
- 軽やかな筆跡の手紙: 時には広場の近くで、時には「鹿狩り」の隣のテーブルで、時にはあなたの酒場でね…
- 軽やかな筆跡の手紙: あなたはいつも色んなことに追われていて、忙しそうにしていた。それに以前のあなたは今よりも口数が多くて、よく仲間たちと楽しそうに話していた。
- 軽やかな筆跡の手紙: 当時のあなたが私に気付かなかったのはしょうがないけど、私はあなたのことをずっと覚えていたのよ。
- 軽やかな筆跡の手紙: ええ、よく覚えてるわ。うちのクレーがあなたのブドウ畑で晶蝶を捕まえて、きれいに並んでいたブドウ棚をめちゃくちゃにしちゃったことをね…
- 軽やかな筆跡の手紙: でも、あなたはまったく怒ることなく、クレーを送り届けてくれた。その上、搾りたてのブドウジュースまでいくつかプレゼントしてくれたでしょ。
- 軽やかな筆跡の手紙: これで、私が誰なのか少しは想像できたかな。
- 軽やかな筆跡の手紙: 最近、クレーの手紙に「あの赤い髪をした変な大人に最近会ってないんだ」って書いてあったの。つい気になって、思わず他の人に話を聞いてみたんだけど…
- 軽やかな筆跡の手紙: 大変だったわね。あなたの父上のこと、お悔やみ申し上げるわ。
- 軽やかな筆跡の手紙: 聞いた話では、あなたはいつも完璧で、気品に溢れ、気鋭の名門の騎士だと誰もが言っていた。
- 軽やかな筆跡の手紙: けど、あなたは見かけよりも優しいって私は知ってる。そうでないと、あんな風にクレーと接してくれないもの。
- 軽やかな筆跡の手紙: うちの子の面倒を見てくれたから、私もあなたを自分の子供のように可愛がってあげたいの。
- 軽やかな筆跡の手紙: だから、あなたが早く暗闇から抜け出して、悲しみや後悔に明け暮れることがないように心から願ってる。
- 軽やかな筆跡の手紙: 別れはとても辛いけど、人を成長させてくれるものよ。雨宿りできる軒下を失った鳥は、他の鳥よりもっと高く、遠くへ飛ぶことができる。
- 軽やかな筆跡の手紙: 外に出てみるのはどうかしら?今は旅をするのが一番いい選択だと思うの。今のあなたには、感じて、見て、耳を傾けることが必要。そうすることで、あなたの心は癒されていく。
- 軽やかな筆跡の手紙: 親は誰しも、いつまでも子供のそばにいてあげたいと思ってる。空、海、そして星々は、その誓いを見届けるはずよ。
- 軽やかな筆跡の手紙: あなたの父上のすべては、あなたの中に受け継がれた。あなたがこの世界で感じていることは、あなたの父上が感じていたことかもしれない。
- 軽やかな筆跡の手紙: あなたが歩む風の中で、素敵な出来事に巡り会えることを願っているわ。
- 軽やかな筆跡の手紙: 気をしっかりね、私の小さなお友達さん。
爽やかな筆跡の手紙
- 爽やかな筆跡の手紙: 旦那様へ
- 爽やかな筆跡の手紙: ガイア様が休暇を取って、アカツキワイナリーに数日泊まっていきました。
- 爽やかな筆跡の手紙: 本当に珍しいことがあったものです。ガイア様は昔の自室で過ごされていました。暇な時は周りを散歩し、食事はアデリンに好きなものを作ってもらっていました。
- 爽やかな筆跡の手紙: まるで昔のように…懐かしいです。
- 爽やかな筆跡の手紙: 正直に言うと、ガイア様が数日泊まりたいと言ってきた時は大変驚きました。
- 爽やかな筆跡の手紙: ですが、私たちは断りませんでした。もし旦那様がその場にいたら、はっきりと断りはしないだろうと思ったからです。
- 爽やかな筆跡の手紙: アカツキワイナリーは静かな場所です。それは、ここに住んでいる人たちが皆、穏やかな方々だからでしょう。
- 爽やかな筆跡の手紙: …家の雰囲気は、中に住んでいる人によって変わります。ガイア様の来訪で、ここは少し賑やかになりました。
- 爽やかな筆跡の手紙: 旅に出た旦那様が元気でいらっしゃることを心より願っています。ワイナリーのみんなは、旦那様に再び会える日を楽しみにしております。
- 爽やかな筆跡の手紙: どうかご無事で。お身体にお気を付けください。
精緻な筆跡の手紙
- 精緻な筆跡の手紙: ディルックさんへ
- 精緻な筆跡の手紙: キミと地脈について議論することができて、とても嬉しく思う。
- 精緻な筆跡の手紙: ただ、ボクの研究は主に錬金術に関するもので、地脈については詳しくないんだ。だから、ボクなりの解釈を簡単に述べることしかできない。
- 精緻な筆跡の手紙: 既存の様々な文献によると、地脈は情報を保存する媒体のようなもので、特定の状況になると周りの物事を記録し始めるようだ。
- 精緻な筆跡の手紙: すべての情報は、記録と積み重ねの過程を経る。そして、一定の時間が経過すると、これら情報が地脈から放出されることがあるんだ。
- 精緻な筆跡の手紙: これはあくまでボクの大胆な推測に過ぎないが、地脈の動きを刺激する方法が存在するはずだ。それが分かれば、情報の記録と放出のタイミングをコントロールできるかもしれない。
- 精緻な筆跡の手紙: 符文とその他の情報から考えるに、一部の特殊なアビス教団のメンバーなら、そのようなことができるだろう。ただ、それをする確率は極めて低い。
- 精緻な筆跡の手紙: より深く調べるつもりなら、これらの個体がキミの突破口となるかもしれない。
- 精緻な筆跡の手紙: 数年前、地脈の動きとそれに関連する問題について考察した論文を書いた。その写しを手紙とともに送ろう。
- 精緻な筆跡の手紙: キミの役に立つことを願う。
豪快な筆跡の手紙
- 豪快な筆跡の手紙: ディルックへ
- 豪快な筆跡の手紙: ジンからの手紙を読んで本当に驚いた。俺の予想が正しければ、彼女は君にも手紙を書いたはずだ。彼女は騎士団全員を代表しているからな。
- 豪快な筆跡の手紙: クリプスはとてもいいやつだった。俺も彼のことを高く買っていた。彼の身に起きたことを聞いて、本当に心が痛んだよ。実に残念に思う。
- 豪快な筆跡の手紙: それから魔龍を退けた件は、君の父上の功績だ。彼がすべてを賭して手にした結果をイロックが奪うなんぞ、この俺が絶対に認めない。
- 豪快な筆跡の手紙: それに他者を謀り、偽りの名声を得ることを、この西風騎士団では断じて許さん。
- 豪快な筆跡の手紙: ジンには、イロックを厳重に処分するようにと伝えた。結果が出たら、騎士団がいち早く君に知らせよう。
- 豪快な筆跡の手紙: ただ最近、君は気を晴らすための旅に出たと聞いた。連絡を取ることもなかなかできないとか。この手紙が君のもとに届く保証もないだろう。だから、今回はここまでにしておく。
- 豪快な筆跡の手紙: もし届いていたら、旅の健康と安全を祈っている。何か必要なものがあれば、遠慮せず連絡してくれ。
- 豪快な筆跡の手紙: 君の鷹がこの手紙を届けてくれることを願っている。俺はあまりペンを執らないからな。
- 豪快な筆跡の手紙: 今の君にとって、これは冷たい言葉だと思われるかもしれない。だが、よく覚えておいてほしい——どんなに大きな困難でも、過ぎてゆくのだと。
- 豪快な筆跡の手紙: 俺たちはモンドで君が帰ってくるのを待っている。復帰する気があるのなら、騎士団はいつでも君を歓迎しよう(もし君がそれを望まないのなら、この話は忘れてくれ)。
秀麗な筆跡の手紙
- 秀麗な筆跡の手紙: ディルック先輩へ——
- 秀麗な筆跡の手紙: モンドにお帰りなさい。
- 秀麗な筆跡の手紙: あの事件が一段落してから少し経った。邪魔立てをしていたのがイロックだと判明し、処分もされている。
- 秀麗な筆跡の手紙: これを聞いて、少しでも先輩の心が落ち着くことを願う。
- 秀麗な筆跡の手紙: それと、また奔狼領から石門にかけてのエリアで、アビス教団の動きが活発になっていることに部下たちが気づいた。
- 秀麗な筆跡の手紙: その上、「闇夜の英雄」と呼ばれる謎の人物も現れている。彼は夜半によくモンド城の周りに出没するのだが、その目的は未だ明らかになっていない。
- 秀麗な筆跡の手紙: くれぐれも気をつけてほしい。もし妙な状況を目撃したら、騎士団に連絡を。ディルック先輩の力になろう。
- 秀麗な筆跡の手紙: 騎士団に所属していようといまいと、先輩の騎士団への貢献は、強い信念を持つすべての騎士の心に永遠に刻まれている。
- 秀麗な筆跡の手紙: どうか、お身体には気をつけて。
届いたばかりの手紙
- 届いたばかりの手紙: 「闇夜の英雄」よ、騎士団は既にモンドの各地で警戒を強めている。目立った動きはしていないため、アビス教団にも気づかれていないはずだ。
- 届いたばかりの手紙: 俺はドラゴンスパインの周辺を偵察している。ここの魔物どもはそれぞれ散らばっていて、アビス教団に集められてはいないようだ。
- 届いたばかりの手紙: モンドの南側にも、敵が活動した痕跡はない。
- 届いたばかりの手紙: もし他のエリアにも魔物がいなければ、今回の地脈の異常はアビス教団と関係がないということだろう。
- (1通の手紙を読んだ場合)
-
- パイモン: うぅ、なんのことを指してるのかさっぱりわからないぞ…
- パイモン: 他の手紙も読んでみようぜ。
- (手紙選択に戻る)
- (2通の手紙を読んだ場合)
-
- パイモン: まだ読むのか?もう整理できそうな気はするけど?
もう一通読もう。
- パイモン: わかった、届いた日をしっかり見極めよう!
- (手紙選択に戻る)
- (3通の手紙を読んだ場合)
もう大丈夫。
- パイモン: それじゃあ、手紙を順番通りに並べよう。
- パイモン: なんだか、少しわかった気がする。ディルックの旦那って、かなり苦労してきたみたいだな…
- パイモン: かつての騎士団からは誤解されて、色々な制限まで受けて…
- パイモン: 「正義の味方」も大変なんだな。
- パイモン: いつも一人で戦って、周りの人たちは現実のいざこざのせいで助けられなかった。
でも、彼本人はもう気にしていない。
- パイモン: おう、そうだな。
- パイモン: それに、今はオイラたちがいる。全力でディルックの旦那を助けてやろうぜ!
- パイモン: そう、これは友情のためだ!決してブドウジュースが飲みたいからとか、そういうんじゃないぞ!
- パイモン: って…あれ?
- ディルック: どうしたんだ?
- パイモン: ディルックの旦那、その服に着替えたんだな。それに髪も高いところで結んでるし。
- パイモン: なんだか、急にフォーマルな感じになったぞ!
- ディルック: 「その服」?これを見たことがあるのか?
- パイモン: 異常の起きた地脈で見たんだ。あれって過去の幻影なんだよな?
- ディルック: ふん、そうだ。
- パイモン: なあ、聞いてもいいか。昔なにがあったんだ?ディルックの旦那は、どうしてあそこで戦いを?
- ディルック: かつて、アビス教団が多方面から攻勢を仕掛けてきたことがあった。あいにく、やつらでは僕に敵わなかったが。
- ディルック: 当時、僕たちは鷹飛びの浜一帯で戦っていてね。その時の状況が、異常に活発化した地脈に記録されたんだろう。
- ディルック: ここ最近、また地脈が乱れている。そのせいで、当時の情景が映し出され、君たちはそれを見ることになったんだ。
なんで近くであれを見張ってなかったの?
- ディルック: 魔物たちを片付けさえすれば、自ら地脈の穢れに触れない限り、再び活性化することはない。
ディルック: いつも通り、良からぬことを企むアビス教団を片付けていただけだ。
- ディルック: だが放っておけば、必ず騎士団がこの件に介入してくる。彼らのやり方ではきっと、地脈を見張るために人を手配するだろう。
- パイモン: 騎士団が担当してくれるなら、別に悪いことじゃないよな?
- ディルック: いや、騎士団のメンバーはそのほとんどが遠征に出ている。動かせる人員が元々少ないんだ。
- ディルック: 現状、この異変がアビス教団の仕業かどうかは断定できない。だがもし事を急いて人を動かせば、どこかの守りが手薄になり、その隙を打たれるかもしれない。
- ディルック: それに僕は、騎士団の人間と交渉したくないんだ。そんなことに時間を費やすくらいなら、自分で解決したほうがいい。
- ディルック: アビスの魔術師を数名捕らえて情報を聞き出し、教団の動向を確認する。そう難しいことじゃない。
- ディルック: それから騎士団のほうには、こちらに協力するよう人を介して伝えてある。
それも騎士団との協力だと思う。
それって騎士団を手伝うってことじゃ?
- ディルック: トラブルを片付けるのが騎士団の仕事だ。実際に問題が起きた時には、彼らも現場にいるべきだろう。
- ディルック: 確かに、僕と彼らとでは理念が異なる。騎士団の人間と行動するのは好きじゃないが、このくらいであれば、互いに手を組むのもやぶさかではない。
- パイモン: うぅ、なんだかディルックの旦那の影響力が…以前よりもさらにパワーアップしてる気がするぞ。
- ディルック: 脅威を排除するには、あらゆる力を最大限まで活かす必要がある。
- ディルック: とにかく、君たちの協力に感謝する。アデリンから話は聞いた。今回の礼にこれを受け取ってくれ。
- パイモン: ブドウジュース?
- パイモン: なんだか見た目が豪華だぞ!これって、結構高いんじゃないのか?
- ディルック: これは僕が一番気に入っているブドウジュースだ。果実の中でも最高ランクのものを使用している。ちょうど未開封のものがあったから、君たちもぜひ飲んでみてほしい。
- ディルック: しかし、君たちがブドウジュースを好きだとは知らなかった。次からは特別価格の商品を待たずに、直接倉庫に行って受け取るといい。
- ディルック: 支払いは、僕にツケておいてくれて構わない。
- パイモン: おおっ、これから人に会うたびに、オイラたちはアカツキワイナリーの大切なお客さんだぞって自慢できるな!
- パイモン: だって、このブドウジュース、少なくとも数万モラはするだろ…えへへ、それをタダでもらえるなんて…
- パイモン: ディルックの旦那、ありがとな!
- ディルック: それから今夜時間があったら、一緒にディナーでもどうだ。アデリンにも既に用意を頼んである。
- ディルック: ただその前に、片付けなければならないことが残っているが…
ディルックさん、また戦いに行くの?
- ディルック: ああ、漠然とただ待つのは僕のやり方じゃない。
- ディルック: それに、さっきはアビス教団を疑っていると言ったが、調べた結果、どうやらそうでもないようだ。
- ディルック: これが自然現象なら、その後始末をすべきだろう。
- パイモン: オイラたちも…
最後まで手伝う。
(俺俺/
私私)たちも一緒に行く。 - パイモン: そうそう、なにしろ、こんなにいいブドウジュースをもらったし…
- パイモン: あっ、いやいや!「たとえ勝算が九割あろうとも、気を緩めてはいけない」からな。
- ディルック: ……
- ディルック: いい心掛けだ。
- ディルック: ならば、出発しよう。
- パイモン: よし!今回は「正義の味方」も少しは楽できるはずだよな!
- パイモン: そんじゃ、出発しようぜ!最後の戦いを終わらせて、トラブルを全部解決しよう!
- (アカツキワイナリーの絶品ブドウジュースを入手)
- (再び机と対話する)
- パイモン: これらの手紙に書いてある内容って、一つのことだけじゃないみたいだ。昔、色んなことがあったんだな…
- パイモン: 何があったのかちゃんと把握するには、細かいところまでじっくり考えて読まなきゃいけなそうだ。
- パイモン: 他に読みたい手紙はあるか?
- (手紙の選択が表示され、時系列順に並べられるようになりました)
豪快な筆跡の手紙
軽やかな筆跡の手紙
爽やかな筆跡の手紙
秀麗な筆跡の手紙
精緻な筆跡の手紙
届いたばかりの手紙
- (オプション - アデリンとガイアに話しかける)
- アデリン: ガイアさ…ガイア隊長、ようこそお越しくださいました。
- アデリン: まさか、ここにガイア隊長がいらっしゃるなんて、何か急用でしょうか?
- ガイア: …アデリン、その言い方はあまりに水臭いんじゃないか。
- ガイア: 実は、騎士団にまた「闇夜の英雄」の目撃情報が届いてな。目撃者は、その闇夜の英雄に似た人物がどこに向かったのかまでは分からなかったそうなんだが…
- ガイア: 俺は、アカツキワイナリーの近くに容疑者がいると踏んでいるんだ。
- アデリン: そうなのですか?そういえば、ガイア隊長は闇夜の英雄と同時に現れたことがありませんよね。それに、ガイア隊長はよくアカツキワイナリーに現れます、闇夜の英雄と同じです。
- アデリン: つまり、ガイア隊長こそが闇夜の英雄だと、そう考えていいということでしょうか?
- ガイア: ハハハッ、確かに一理あるな。まさか俺があの噂の闇夜の英雄だったとは!
- アデリン: 申し訳ありませんが、ガイア隊長、本日はアカツキワイナリーで火災対策の安全点検が行われるんです。
- アデリン: 日を改めてお越しください。
- ガイア: おいおい、せめて夕食にぐらい誘ってくれてもいいんじゃないか?
- ガイア: はぁ…だが、確か今日は他にも書類仕事があったんだった…
- ガイア: そうだな、ディルックにこう伝えてくれ——警戒地域の設定はもう済んだ。民衆は気付かない、相手にすぐ見破られることもないだろう。
- アデリン: ガイア隊長の言っていることは相変わらず難しいですね。ただのメイドである私では、理解いたしかねてしまいます。
- アデリン: 旦那様は本日、ビジネスパートナーと商談するためお出かけになりました。今どこにいるのかは私にも分かりません。
- アデリン: 旦那様が帰ってきましたら、ガイア隊長の言葉をそのままお伝えいたします。ただ、その中の「真意」まではちゃんと伝わるか分かりませんが。
- ガイア: そうか?昔から使ってきた暗号が分からないようじゃ、ガキの頃からの時間が全部無駄だったってことになっちまうぜ。
- ガイア: そういえば、最近ワイナリーに何か新しい商品はないのか?せっかく来たんだから、いい酒を買って帰りたいんだが。
- アデリン: ガイア隊長もご冗談を。こちらでは小売していないことをご存じですよね。
- アデリン: それでは、本日はご訪問いただき誠にありがとうございました。
- (地脈と対話する)
- (相手を倒した後)
- ディルック: これで一段落だ。
- ディルック: 少しすれば、この異常な地脈の穢れも消えるだろう。
安定した戦いだった。
爽快感のある戦いだった。
- パイモン: おう、みんなで頑張った結果だからな!
- パイモン: やっぱり、「正義の味方」にも仲間が必要なんだと思うぞ。ディルックの旦那ばっかり走り回らせてちゃダメだ。仲間は多ければ多いほどいいんだし!
- ディルック: 仲間…
- ディルック: 他の人と共に行動するのは久しぶりだったが…この感じ、悪くはない。
- ディルック: 機会があったら、また共同戦線を張ろう。
オプションの手紙[]
これらの手紙は、相応しい終幕の一部として、旅人が3通の手紙を読んだ後に入手できる。
アカツキワイナリーの手紙[]
- (部屋の反対側にある中央のキャビネットと対話し、1つ目の山「華麗な筆跡の手紙」を入手することができる)
- パイモン: あれ、ここにも手紙があるぞ?少し前に、ディルックの旦那が読んだものっぽいな…
- パイモン: どの手紙から読むか選んでくれ。
華麗な筆跡の手紙・その一
- 華麗な筆跡の手紙・その一: Dへ——
- 華麗な筆跡の手紙・その一: 騎士団内部では嵐が吹き荒れている。ファルカの腹心が、イロックとその仲間を徹底的に調査する準備を始めた。イロックは十中八九、罪に問われるだろう。
- 華麗な筆跡の手紙・その一: お前は俺からの手紙なんて見たくないかもしれないが、俺はただこのことを、いち早くお前の耳に届けたいだけなんだ。
- 華麗な筆跡の手紙・その一: 返信はしなくても構わない。
華麗な筆跡の手紙・その二
- 華麗な筆跡の手紙・その二: Dへ——
- 華麗な筆跡の手紙・その二: …お前が長い旅に出ると聞いて、この俺でさえ少し驚いた。
- 華麗な筆跡の手紙・その二: ジンは手紙でお前を説得しようとしていたが、やめておけと忠告しておいた。
- 華麗な筆跡の手紙・その二: ファルカはこのことを知らないようだ。そうでなければ、あの人の性格からして、きっとお前を酒場に誘っていただろう。
- 華麗な筆跡の手紙・その二: 行きたいのなら、早くしたほうがいいぜ。あまり周りに知られていないほうが、別れを告げる手間も省ける。感傷に浸ることのないよう、夜間に出発するのが一番いいだろう。
- 華麗な筆跡の手紙・その二: 気を付けろよ。
華麗な筆跡の手紙・その三
- 華麗な筆跡の手紙・その三: Dへ——
- 華麗な筆跡の手紙・その三: 半分悪いニュースだ。イロックはそう簡単に折れそうにない。
- 華麗な筆跡の手紙・その三: 大団長が調査を命令したことで大打撃を与えたのは確かだが、まだその勢力を根こそぎ潰せたとは言えない。
- 華麗な筆跡の手紙・その三: この件は今、ジンが担当している。あいつなら適任だろう。いずれにせよ、イロックは彼女にとって壁となるような存在だからな。
- 華麗な筆跡の手紙・その三: お前はただ朗報を待ってればいい。
- (部屋の反対側にある扉付近の棚と対話し、2つ目の山「華麗な筆跡の手紙・」を入手することができる)
- パイモン: まだ手紙があるみたいだ。
- パイモン: どの手紙から読む?
華麗な筆跡の手紙・その四
- 華麗な筆跡の手紙・その四: Dへ——
- 華麗な筆跡の手紙・その四: 最近、一部の商人たちがモンド城に戻ってきた。外での経営がうまくいかなかったから、モンドで事業を展開するらしい。
- 華麗な筆跡の手紙・その四: 俺の観察によると、そこの従業員は「エンジェルズシェア」に行くことが多い。さらに郊外の危険な場所に何度も出没している。
- 華麗な筆跡の手紙・その四: ただ中には用心に欠けたやつもいてな、そいつが落としたノートの切れ端を拾った。親切な俺は、それを「エンジェルズシェア」に届けといてやったぜ。
- 華麗な筆跡の手紙・その四: あそこに行くのは、あいつらがお前と関係があるからだろう?あいつらのノートには暗号が使われていた。情報提供者か?それとも秘密組織だろうか?
- 華麗な筆跡の手紙・その四: とにかく、片目だけであのぼやけた文字を読むのは大変だったが、頑張って読んだぜ。この秘密は俺の心にしまっておくことにする。
華麗な筆跡の手紙・その五
- 華麗な筆跡の手紙・その五: Dへ——
- 華麗な筆跡の手紙・その五: 隠すつもりはなかったんだが、まさかもうバレるとはな。
- 華麗な筆跡の手紙・その五: 失明してないと眼帯を付けてはいけないなんてルールないだろ。右目の傷を隠すために付けてたっていいんじゃないか?
- 華麗な筆跡の手紙・その五: そういえば、待ちに待った朗報が届いたぞ。
- 華麗な筆跡の手紙・その五: イロックが退団する日、あいつが荷物を片付けて去っていくのを、酒や茶を飲みながら見届けるのも面白いと思うんだが。
- 華麗な筆跡の手紙・その五: お前のことだ、そんなことはしないだろう。だから、俺が喜んで代わりにやっておいてやる。
華麗な筆跡の手紙・その六
- 華麗な筆跡の手紙・その六: Dへ——
- 華麗な筆跡の手紙・その六: まったくどんな偶然だろうな。お前がモンドに帰ってきてすぐ、街に謎の人物が現れるとは。
- 華麗な筆跡の手紙・その六: そいつは「闇夜の英雄」と呼ばれているらしい。モンド周辺の宝盗団や魔物たちを何度も懲らしめ、アビス教団の拠点にも攻め入ったとか。
- 華麗な筆跡の手紙・その六: 今のところ、彼の行動はモンドに利するものだ。だが、騎士団が独立した武装勢力の存在を認める訳にもいかない。
- 華麗な筆跡の手紙・その六: お前なら、そいつと気が合いそうだと思うんだが、知り合いになってくれないか?説得してくれたらなおいい。そして、騎士団に捕まらないように警告してくれ。
- (部屋の反対側にあるオフィス近くの机と対話し、3つ目の山「華麗な筆跡の手紙」を入手することができる)
- パイモン: ここにも手紙があるぞ。
- パイモン: よし、どの手紙を読むか選ぼうぜ。
華麗な筆跡の手紙・その七
- 華麗な筆跡の手紙・その七: Dへ——
- 華麗な筆跡の手紙・その七: 定例公務により、騎士団では関係者から証拠を集めることになった。
- 華麗な筆跡の手紙・その七: 近頃、騎士団に何件もの目撃報告が寄せられている。「闇夜の英雄」は、アカツキワイナリーの近くによく出没するらしい。
- 華麗な筆跡の手紙・その七: 大団長は、今回の任務に騎兵小隊を任命した。だから俺も、三日後にそっちを訪問する予定だ。
- 華麗な筆跡の手紙・その七: 俺たちが無理矢理にでも顔を合わせれば、関係が改善されるとあの人は思っているみたいだな。
- 華麗な筆跡の手紙・その七: もちろん、ただの形式的なものだ。俺は余計なことを言うつもりはないし、手順に沿って必要な工程を踏むだけだ。それに、三日も前に知らせたんだ、時間は十分にあるだろう?
華麗な筆跡の手紙・その八
- 華麗な筆跡の手紙・その八: Dへ——
- 華麗な筆跡の手紙・その八: 以前、アビス教団の襲撃を受けた時、「闇夜の英雄」は騎士団のために時間を稼いでくれた。
- 華麗な筆跡の手紙・その八: ジンにとって、それが皆を納得させる理由となった。騎士団もこれ以上「闇夜の英雄」を重点的にマークすることはないだろう。
- 華麗な筆跡の手紙・その八: 「闇夜の英雄」が受ける制限は少なくなるが、状況が良くなるとは限らない。
- 華麗な筆跡の手紙・その八: 切れ味が鋭いほど、折れやすくもなるもんだ。単独行動には大きなリスクが伴う。お前もよく知っているだろう?
- 華麗な筆跡の手紙・その八: とはいえ、俺はお勧めしないがな。
華麗な筆跡の手紙・その九
- 華麗な筆跡の手紙・その九: Dへ——
- 華麗な筆跡の手紙・その九: アカツキワイナリーには、何の被害もなかったと聞いた。騎士団のほうも数名の軽傷者が出たのみで、すぐに復帰できるだろう。
- 華麗な筆跡の手紙・その九: ただ、店の従業員が一人失踪した。連絡が途絶えた場所は、アビス教団の行動経路にかなり近い。
- 華麗な筆跡の手紙・その九: そいつを探すため、すでに騎士団は人を回している。
- 華麗な筆跡の手紙・その九: アビス教団のやつらは、ますます危険な存在になってきた。多方面から攻め入ってくる可能性があることも頭に入れておいたほうがいい。
- 華麗な筆跡の手紙・その九: 「闇夜の英雄」も、騎士団と協力すればリスクが減るだろう。
アルベド拠点の手紙[]
- (ドラゴンスパインのアルベドの拠点にあるアルベドさん宛ての手紙とやり取りする)
- 「アルベドさん」への手紙: アルベドさんへ
- 「アルベドさん」への手紙: 丁寧な返事に心から感謝する。君の論文を拝読させてもらった。内容も分かりやすく、なかなかお目にかかれない優れた資料だった。
- 「アルベドさん」への手紙: 関連する情報はすべて記録した。今後、これが役に立つことを願おう。
- 「アルベドさん」への手紙: 大きな危機を未然に防ぐことは、重要なスキルだ。僕も引き続きアビス教団に注意を払う。必要があれば武力行使も辞さないつもりだ。
- (ドラゴンスパインのアルベドの拠点でアリス宛ての手紙とやり取りする)
- 「アリスさん」への手紙: アリスさんへ
- 「アリスさん」への手紙: 正直なところ、あなたから手紙が来るとは思ってもいなかった。
- 「アリスさん」への手紙: おそらく、あなたは何度も僕の近くにいたのだろう。ただ、僕はそれに気づくことができなかった、申し訳ない。
- 「アリスさん」への手紙: あなたは非常に優れた魔女だと聞いた。僕がいなくても、クレーはきっと無事に帰れただろう。
- 「アリスさん」への手紙: それでも、あなたはあのような手紙を僕に送ってくれた。心から感謝する。
- 「アリスさん」への手紙: あなたの言う通り、旅に出るのが一番いいのかもしれない。この身をもって、世界を体験してみることにしよう。
- 「アリスさん」への手紙: 父の意志は、僕が受け継いでいく。
- 「アリスさん」への手紙: 僕が留守の間、クレーがアカツキワイナリーに遊びに来ても大丈夫だ。アデリンにデザートやブドウジュースを用意させて歓迎しよう。もしよければ、アリスさんも一緒にどうだろうか。
- 「アリスさん」への手紙: あなたとクレーが、いつまでも健やかであることを祈る。
騎士団執務室の手紙[]
- (ジンの執務室で代理団長宛ての手紙とやり取りする)
- 「代理団長」への手紙: ジンへ
- 「代理団長」への手紙: 気遣い感謝する、代理団長。その通りだ、あの件ならもう気にしないで済むだろう。
- 「代理団長」への手紙: 職務を蔑ろにしたイロックを処分する意味は、騎士団の犯した過ちを正すことにこそある。騎士団自身に対する意味合いのほうが大きいんだ。
- 「代理団長」への手紙: それから僕の身の安全については、騎士団が心配する必要はない。騎士団は本当に困っている人々を助け、そこに人員を割いてくれ。
- 「代理団長」への手紙: それから、僕も君の健康を祈っているよ。
- (ジンの執務室で大団長ファルカ宛ての手紙とやり取りする)
- 「ファルカ団長」への手紙: ファルカ団長へ
- 「ファルカ団長」への手紙: 僕のことを気にかけ、また哀悼の意を表してくれたこと感謝する。あなたから讃辞を受けたこと、父もきっと光栄に思ってくれるだろう。
- 「ファルカ団長」への手紙: 北風騎士団に認められたんだ。これほど嬉しいことはない。
- 「ファルカ団長」への手紙: 幸運にも、旅の途中であなたの手紙を受け取ることができた。
- 「ファルカ団長」への手紙: 当然のことながら、僕は騎士団に戻るつもりはない。だが、過去の経験を忘れはしないだろう。騎士団から教わったことは、この心に刻まれている。
- 「ファルカ団長」への手紙: 体調を崩されぬよう、どうかお気をつけて。
レンガ[]
- (近くのワープポイントの南東、西風騎士団の本部の上にある北東のドアの横にあるレンガを調べる。)
- (旅人): (このレンガ…なんだかおかしい?)
レンガを取る
- (旅人): (これは…隠し収納?中に箱がある…)
箱を開ける
- 隠し収納にある謎の箱: 箱の中にあるものは、どれもかなり古い。その中で一際目を引く紙があった。
- 隠し収納にある謎の箱: その一部は焼け焦げており、残った部分は、まるで炎から救い出された燃えカスのようになっている。
- 隠し収納にある謎の箱: その紙には、同じ内容の文章が二つ書いてある。筆跡からすると、子どもが最初に書いた後、次に大人が子供の手を握って、書き方を教えたようだ。
- 隠し収納にある謎の箱: 内容は次のようなものである。「…独眼の王エルミンの力が衰えた時、摂政として介入したのは王家の血を引かないアルベリヒ一族であったことを、常に心に留めておくように。」
- 隠し収納にある謎の箱: 「カーンルイアを復活させることはできなかったが、アルベリヒ一族は惨めに生き永らえるための余燼ではなく、儚くも、炎のように輝く存在であるべきだ。」
- 隠し収納にある謎の箱: 紙を裏返すと、裏にも文字が書いてある。おそらく注釈か何かだろう。
- 隠し収納にある謎の箱: 「これは『父』が気付いていない間に、炎の中から取り戻した唯一の記念。俺は原則を破った——家族に関することは、記録されてはならない。」
- 隠し収納にある謎の箱: 「俺にとって、この紙は何の身分証明にもならないし、俺が他のどこかに行くのを支える力にもならない。」
- 隠し収納にある謎の箱: 「今見れば、この筆跡はまるで燃え尽きそうな炎のように、悲戚が漂ってくる。モンドに住んでいる俺には、あのような字は書けないだろう。」
……
- 隠し収納にある謎の箱: 紙を取り出すと、その下に布の袋があった。中に入っているのは古い眼帯のようだ。隣の付箋にはこのような文字が書いてある——
- 隠し収納にある謎の箱: 「昔は独眼の海賊を演じて人を騙していたが、まさか片目を負傷する日が来るとはな。」
- 隠し収納にある謎の箱: 「ディルックを責めるつもりはさらさらない。義父が亡くなった日に真実を打ち明けたんだ、争いが起こるのも当然のこと。全部自業自得だろう。」
- 隠し収納にある謎の箱: 「あいつは信じていたが、俺は失明なんかしちゃいない。俺はあいつをずっと騙していたんだ…まあ、このままでもいいかもしれないがな。」
- 隠し収納にある謎の箱: 布の袋の下には、手紙が二通置いてある。いずれも差出人は「D」。手紙の保存状態は良く、裏に日付が書かれている。それは手紙を受け取った日のようだ。
- 隠し収納にある謎の箱: 手紙の筆跡は力強く、上品な感じが伝わってくる。
一つ目の手紙を読む。
- 「K」への手紙・その一: Kへ
- 「K」への手紙・その一: 分かった。手紙、感謝する。
- 「K」への手紙・その一: それから、目について書くのはやめたほうがいい。君の右目が失明していないことぐらい知っている。
二つ目の手紙を読む。
- 「K」への手紙・その二: Kへ
- 「K」への手紙・その二: 手紙、感謝する。
- 「K」への手紙・その二: 騎士団に協力することは、コインの裏表のように客観的な長所と短所がある。そのことは、僕よりも君のほうがよく理解しているはずだ。
- 「K」への手紙・その二: こちらの安全を心配する必要はない。自分を守るのは何も難しいことではないからな。むしろ難しいのは、目標に向かって突き進むことのほうだ。やはり、自分の面倒は自分で見るべきだろう。
- 隠し収納にある謎の箱: 二通の手紙の横に小さな紙の包みがある。中には貝がらが数枚入っていた。
- 隠し収納にある謎の箱: 貝がらの光沢は薄れており、かなりの時間が経っているのが分かる。
- (旅人): (……)
- (旅人): (やっぱりこの箱は戻して、すべて元通りにしておこう。)
NPCの対話[]
以下の通常NPC(イベント限定ではない)は、イベント「残像暗戦」で固有の台詞と場所を持つNPC。
マイク[]
イベント開始時から、鷹飛びの浜の北の浜辺と風立ちの地の草むらの間にいるマイクの会話が変化する。
- (鷹飛びの浜の北の砂浜と風立ちの地の草むらの間にいる場所でマイクと話す)
- マイク: こんにちは、僕は西風騎士団のマイク。少しお待ちいただけますか。
- マイク: 実は今、鷹飛びの浜の近くで騎士団の実践訓練が行われておりまして、一般市民は立ち入り禁止になっているんです。
砂浜の近くに騎士はいないみたいだけど…
- マイク: 訓練に参加する騎士たちは、これから集まるところです。まもなく到着しますので。
- マイク: どうかモンド城にお戻りください。戦闘訓練は見ていても面白いものではありません。それに、万が一ケガをされたら大変です。
砂浜の近くに魔物がいるみたいだけど…
- マイク: 見ての通り、あれこそ騎士たちが倒す目標です。
- マイク: どうかモンド城にお戻りください。戦闘訓練は見ていても面白いものではありません。それに、万が一ケガをされたら大変です。
ハリー[]
イベント開始時から、ハリーの会話が変化する。彼は望風海角の通常の場所にいる。
- ハリー: やあ!
- ハリー: 俺は西風騎士団のハリー。一般人が危険地域に近づかないよう、騎士団の命令でここを見張ってる。
- ハリー: 実は、望風山地の付近で危険な魔物が出没したという報告があってね。
- ハリー: その魔物の動向が未だ掴めてないから、騎士団が調査してるところなんだ。
他の騎士を見かけないみたいだけど…
- ハリー: 魔物の居場所を特定する前に大規模な行動を取ってしまえば、相手に気づかれてしまうかもしれない。
- ハリー: だから、調査を担当している騎士たちは目立たないよう小規模な隊を編制し、通りすがりの人たちからも見えないよう離れてるんだ。
- ハリー: とにかく、危険な目に遭わないためにも、望風山地には立ち入らないようにしてくれ。
ヴァル[]
謎に包まれし過去の影をクリアすると、ヴァルの会話が変化になり、北西側のエンジェルズシェアの横に座っていることができるようになる。
- ヴァル: うん?こんな時間に私を訪ねるなんて、まさか情報を買いに来たの?
- ヴァル: 私、最近とっても忙しいの。ある大事なお客さんが、私の仕事時間を二週間も買い取ってくれてね。
大事なお客さん?
- ヴァル: それについては詳しく言えない。でも、その人の財力ってすごいから、彼と張り合おうだなんて考えないほうがいいわよ。
仕事時間も買えるの?
- ヴァル: もちろん、そもそも仕事っていうのは自分の労働時間を売るっていうことでしょ。情報を扱う商売も同じよ。
- パイモン: んん?諜報員って…普通は一人の人間に仕えるもんじゃないのか?
- ヴァル: 情報を売るのだって商売だからね。もしパートナーが一人しかいなかったら、そのうち餓死しちゃうでしょ。
- ヴァル: それに、たとえ保守的な騎士団でも、「大規模な行動を取る際には、少なくとも二つの情報源を確保すべきだ」っていう慣習があるくらいだし。
- ヴァル: 彼らは情報に不備があったことで、苦汁を飲まされたことがあるの。だから、そういう意味で私の仕事はとても重宝されていてね。
- ヴァル: たとえば、野外のとある茂みにアビス教団が待ち伏せているとする。たった一つの偵察隊じゃ、それを把握するのは難しいでしょ。
- ヴァル: 見回りの騎士が何気なく通りかかったら、「やっ!」と魔物が一匹飛び出してきて、「わぁっ!」と棒きれで殴られるかもしれない。
なんで妙な声マネをするの…
- ヴァル: 私はただ客観的に事実を述べただけ。そうしたほうが、状況をより上手く再現できるでしょ。
- パイモン: 全然違うぞ!魔物の叫び方は「ヤァッ」と「タァッ」だろ!
- ヴァル: そう、君は自分の意見を貫けばいいの。私の情報は代案の一つとして、賢く利用すればいい。
- パイモン: うぇっ?たしかに、言われてみるとそんな気がしてきた…
- ヴァル: 話を戻すわ。買い手が複数の情報源を求めているから、情報提供者も同時に複数の顧客の対応をしてるってわけ。どう?普通のことでしょ?
豆知識[]
- ガイアの箱に入っている貝殻は、イベント「余韻の叙述」の「ホラガイの追憶 VI-よく知っている人の声だ…」に関連するもの。なお、この貝殻がいつ採取されたかは不明。
年表[]
手紙は次のような順序で送られたと思われる。ディルックの机の上にある相応しい終幕の手紙と対話すると、旅人がそれらを時系列に並べ替えたことがわかるが、その対話プロンプトの順序はニンムで最初に対話したときとは異なる。
クリプスの死後[]
- 4月30日: ディルックの18歳の誕生日は、クリプスの死、ディルックの西風騎士団からの辞職、ガイアのカーンルイアの諜報員として仕込まれたことを認めることで終わり、ディルックとガイアは戦うことになる。その際、ガイアの目が負傷し、2人は道を分かつ。
- 隠し収納にある謎の箱: ガイアは、この試合とその後の目の怪我について、「失明なんかしちゃいない」と自虐的なノートを書いている。
- 華麗な筆跡の手紙・その一: 戦いの直後、ガイアはディルックに、ファルカの腹心がイロックに関する調査を命じたことを告げる。
- ファルカの手紙(豪快な筆跡の手紙)によると、彼自身はこの時モンドを離れており、ジンの手紙を受け取ってから、この出来事を知ったのだという。
- ディルックはクリプスが身につけた邪眼の真相を追ってモンドを離れることを決意する。
- 華麗な筆跡の手紙・その二: ガイアとジンは、ディルックがモンドを離れる計画を知っている。ジンはディルックに残ってもらうための手紙を書こうとしたが、ガイアはそうしないように忠告した。ファルカまだこのことを知らないと推測し、そうでなければディルックを引き連れて直接話をするはずだからだ。ガイアはディルックに、より多くの人に知られないように、そしてディルックの旅立ちを悲しませないために、夜になったらすぐに帰るように言う。
ディルック、モンドを離れる[]
- 華麗な筆跡の手紙・その三: ガイアはディルックに、ファルカがジンにイロックの調査と処罰を委ねたことを伝える。
- 豪快な筆跡の手紙: クリプスの死とイロックの不正をジンから聞いたファルカは、ディルックに哀悼の意を表し、ファルカを罰することを約束する手紙を出す。そして、ジンにはファルカを「必要な厳しさ」で罰する権限が与えられていることをディルックに伝える。ファルカは、ディルックに西風騎士団に残ってほしいというジンの気持ちを西風騎士団も共有していると述べ、ディルックの鷹にその手紙を渡す。
- 「ファルカ団長」への手紙: ディルックはファルカからの手紙に感謝し、今は旅をしているが、「当然のことながら」西風騎士団に復帰する予定はないと言う。
- 軽やかな筆跡の手紙: ディルックの長期不在を指摘したクレーから、アリスはその件を調査され、クリプスの運命を知ることになる。アリスはディルックにクリプスの死を悼み、悲しみを癒すためにテイワット各地を旅することを提案する。
- 「アリスさん」への手紙: ディルックはアリスに、彼女の提案に応じるつもりだと伝える。そして、クレーがアカツキワイナリーに滞在することを歓迎すると言う。
- 爽やかな筆跡の手紙: アカツキワイナリーのスタッフから、ガイアが西風騎士団から休暇を取り、数日間アカツキワイナリーに滞在していたことをディルックに伝える。
- 華麗な筆跡の手紙・その四: ガイアはディルックに、モンドに戻ってきた商人の一団に気づいたと報告する。彼らの従業員はエンジェルズシェアに出入りしており、街の外側の荒野の危険な場所でも見かけることがある。ガイアは、その商人集団がディルックと何か関係があるのではないかと推理する。また、ガイアは自分の目が片方しかないことに言及する。
- K」への手紙・その一: ディルックはガイアに感謝し、ガイアの右目が実際には失明していないことをディルックは知っているので、手紙に目のことを書くのはやめるようにと言う。
- 華麗な筆跡の手紙・その五: ガイアは、ディルックに右目が見えなくなったと思われたくなかったのだと答え、ガイアはディルックに右目に傷があることを伝える。さらに、ガイアはディルックに、イロックが処罰され、退団されたことを伝える。
- K」への手紙・その一: ディルックはガイアに感謝し、ガイアの右目が実際には失明していないことをディルックは知っているので、手紙に目のことを書くのはやめるようにと言う。
ディルック、モンドへ戻る[]
- 秀麗な筆跡の手紙: ジンはディルックをモンドに迎え入れ、モンドにアビス教団の拠点が出現し、「闇夜の英雄」が現れたことを伝える。そして、ディルックに安全な場所にいること、何か不審なことがあれば騎士団に連絡することを伝える。
- 「代理団長」への手紙: ディルックはジンの心配に感謝し、イロックの悪行に対する彼女の対応を賞賛する。そして、彼のことを心配する必要はない、騎士は最も必要としている人たちに関心を向けるべきだと言う。
- 華麗な筆跡の手紙・その六: ガイアはまた、ディルックに「闇夜の英雄」について話し、モンドで宝盗団やアビス教団と戦ってきたと言う。ガイアはディルックに、独立した武装勢力は禁止されているので、騎士団に捕まらないように、「闇夜の英雄」と話をして忠告することを提案する。
- 華麗な筆跡の手紙・その七: ガイアはディルックに、西風騎士団が「闇夜の英雄」の行動に目をつけ、情報収集をしていることを伝える。騎兵隊は大団長からこの任務を命じられ、3日後にガイアがディルックのもとを訪れるという。ガイアはディルックに、口裏を合わせる、ディルックが騎兵隊の訪問に備えるには3日あれば足りるだろうと話す。
- 華麗な筆跡の手紙・その八: ガイアはディルックに、アビス教団の最後の攻撃で「闇夜の英雄」が現れたことが西風騎士団にとって有益であり、「闇夜の英雄」を捕まえることにあまり集中しないように説得したことを伝える。ガイアはディルックに一人で行動しないよう忠告する。
- 華麗な筆跡の手紙・その九: アビス教団が攻めてきたようで、ガイアはディルックに事情を話す。ガイアは西風騎士団と「闇夜の英雄」が手を組まないかと提案する。
- 「K」への手紙・その二: ディルックはガイアの申し出を断り、騎士団と手を組むことの客観的なメリットとデメリットを挙げる。ディルックはガイアに、もっと自分を大切にするように言う。
- 華麗な筆跡の手紙・その九: アビス教団が攻めてきたようで、ガイアはディルックに事情を話す。ガイアは西風騎士団と「闇夜の英雄」が手を組まないかと提案する。
- 華麗な筆跡の手紙・その八: ガイアはディルックに、アビス教団の最後の攻撃で「闇夜の英雄」が現れたことが西風騎士団にとって有益であり、「闇夜の英雄」を捕まえることにあまり集中しないように説得したことを伝える。ガイアはディルックに一人で行動しないよう忠告する。
- 華麗な筆跡の手紙・その七: ガイアはディルックに、西風騎士団が「闇夜の英雄」の行動に目をつけ、情報収集をしていることを伝える。騎兵隊は大団長からこの任務を命じられ、3日後にガイアがディルックのもとを訪れるという。ガイアはディルックに、口裏を合わせる、ディルックが騎兵隊の訪問に備えるには3日あれば足りるだろうと話す。
残像暗戦のイベント[]
「謎に包まれし過去の影」が始まる少し前:
- 誰かのノート: 何者か(おそらくディルックの情報提供者か協力者)が、地脈が再び活発化していることを「闇夜の英雄」に伝える。彼らは行動規則に従って「必要な人」に通知する。
- 一つ目のノート: 同じ人が、前回地脈に対処した「闇夜の英雄」のプランを褒めるが、そのプランには不確定要素が多すぎるという。
- 二つ目のノート: その人物は、西風騎士団に事情を知られることなく、地脈について詳しく知るためにアルベドに相談するよう「闇夜の英雄」に指示する。
「謎に包まれし過去の影」と「相応しい終幕」の間で、ディルックはアルベドに地脈について相談している。
- 精緻な筆跡の手紙: アルベドはディルックと調査した結果、自分の発見をディルックに伝える。アルベドはまた、数年前に地脈に関して書いた研究論文のコピーも送ってきた。
- 「アルベドさん」への手紙: ディルックはアルベドの説明と研究論文に感謝する。
「相応しい終幕」が始まる少し前。:
- 届いたばかりの手紙: 何者か(『誰かのノート』と同じ作者と思われる)から、西風騎士団がモンド全域の警戒を強化したことをディルックに知らされる。また、他の場所にも魔物がいないことを確認できれば、地脈の乱れはアビス教団とは無関係であると結論付けられるとディルックに伝える。