原神 Wiki
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月昇の時[]

ゲーム内の任務の説明

稲妻の漁師である「鯨井椛」 は頼み事があるらしい…

稲妻の漁師「鯨井椛」は伝説の大魚「海中月」を追い続けている。彼女は自分の旧友と旅人をこの月を追う旅へ招いた…
(鯨井椛と会話する)
鯨井椛:海中月」…
「海中月」ってなに?
鯨井椛: あっ、こんにちは!君がその…冒険者協会から来た釣り人なんだね?私は鯨井椛、稲妻の漁師よ。
鯨井椛: すでに釣り協会から君のことについて聞いてるよ。今日会ってみて、若くて才能のある人だと分かった。やっぱり私は間違ってなかったわね。
鯨井椛: 私は近ごろ伝説の大魚を探してるの。「海中月」といって、伝説では、人々の願いを叶えることができるらしい。
パイモン: えっ——願いを叶える大魚!オイラの好きな伝説の物語だ!
鯨井椛: うん、みんなはただの物語だと思うかもしれないけど…私は本当のことだと思ってる。
鯨井椛: なぜなら、何年か前、私は「海中月」に本当に遭遇したから…
じゃあ願いは叶った?
鯨井椛: まあ…そうと言ってもいいわね。詳しいことを説明すると…
鯨井椛: 何年か前、それぞれの願望をもとに、私は嘉瑋ナンタックという二人の友達と一緒に海に出て、伝説の「海中月」を捕まえに行った。
鯨井椛: だけどその旅路は順調なものじゃなく、私たちは雷雨に見舞われた。漁船はなんとか持ちこたえたけど、コンパスが完全に壊れて、私たちは未知の海域で遭難してしまったの。
鯨井椛: 何日か経っても、家に帰る方法を見つけられず、真水も底を突いた。みんな口には出さなかったけど、心の中では絶望しきっていたよ。
鯨井椛: しかもある日の夜中、嘉瑋のやつ…こっそり遺書を書いて、漂流瓶に入れて海に投げようとしてた。
鯨井椛: 彼は私たちがまだ寝ていなかったことを知らなかった。私たちがそれに気付いて、彼を止めたの。そしてその時、海面の下に巨大な影が現れた。
鯨井椛: その影は淡い光を放ち、星のように輝いていたの。まるで、月を砕いて海に落としたかのようにね。
鯨井椛: あれが「海中月」だったのかな?行き場のなかった私たちは、慌てて願ったよ。その場所から無事帰れますようにと。
鯨井椛: そう、あとは君にも分かるわよね。私たちは生き残った。あの影は、まるで魔力があるかのように遠くへと泳ぎ、私たちはそれに続いた。それが、私たちの帰った道だったの。
パイモン: わぁ——すごく感動できる伝説物語だな!
鯨井椛: これは本当のことよ!私を信じて。私たちは必ずもう一度それを見つけるわ。
どうすればいい?
鯨井椛: まずは私の二人の旧友を訪ねるといいわ。彼らは経験豊富な漁師だから、彼らの手助けがあればだいぶ楽になるはず。
鯨井椛: 嘉瑋は璃月港にいる。その時帰ってからまだどこにも行ってないのは知ってるわ。彼もきっと「海中月」に会いたいと思ってるはずよ。
鯨井椛: ナンタックはあれから海洋作家になったって聞いたわ。君たちが嘉瑋に会ったら、ナンタックがどこにいるか聞いてみて。
(再び鯨井椛と会話する)
鯨井椛: 嘉瑋とナンタックには会えた?

(嘉瑋と会話する)
嘉瑋: 海は美女と同じで、たまに会えればそれでいい…
(‍/あなたあなた‍)が嘉瑋?
嘉瑋: ああ、何か用か?
嘉瑋に事情を話した。
嘉瑋: おお——「海中月」!「海中月」のことか!あの時の経験は、本当に印象深いものだった。
嘉瑋: 鯨井のやつ、やっぱり忘れてなかったんだな。それもそのはず、あいつの願いは…うん!
嘉瑋: だったら、俺も君たちを精一杯祝福しよう。成功を祈ってる!
パイモン: えっ?オイラたちはおまえを誘いに来たんだ。一緒に行かないのか?
嘉瑋: はぁ、むかし海に出た時に、危うく命を失くしかけたんだ…海ってのはな、美女と同じで、たまに会うだけでいいんだよ…
嘉瑋: それに、もう家庭を持つ男として、家族を放っておくわけにはいかないだろ?夫としての責任を全うしないといけない!
嘉瑋: あれほど努力して、汗水たらして、やっと…あんな寛大で裕福な嫁と結婚できたんだ!だから、すまない…
旧友ががっかりすると思う。
嘉瑋: そんなこと言わないでくれ…そうだな…
嘉瑋: 俺は加入できないが、他の方法で君たちを手助けしよう。俺の釣り技術と経験をすべて君たちに授ける。
嘉瑋: 「海中月」は伝説の生き物だ。簡単に釣れるもんじゃない。
嘉瑋: だから、俺の訓練を受け、俺の意志を引き継ぎ、神秘的な大魚を追ってくれ!
嘉瑋: そうだ、君たち、ナンタックを探してるんじゃないか?慌てなくても、あいつは冬眠中の老いたウミガメのように、ずっとモンドにいるよ。確か、本を書いてるって言っていた。
嘉瑋: だから今はまず、俺から繰り出される鬼の釣り訓練に集中するんだ!訓練が終わったあとに彼を訪ねればいい。

心は通じず[]

ゲーム内の任務の説明

嘉瑋をチームに招待できなかったが、ナンタックの方はうまくいくだろうか?

嘉瑋を招待できなかったあなたたちは、もう一人の仲聞――モンドの漁師「ナンタック」を探しに行く。この旅は順調に行くだろうか?
(ナンタックと会話する)
ナンタック: 若い釣り人、会えてうれしいよ。どうしたんだ、何か手助けが必要か?
ナンタック: さあさあ、遠慮せず。私が君の釣り講師となろう、なんでも言うといい。
ナンタックに事情を話した。
ナンタック: まさか「海中月」のことだったとは。鯨井はまだそのことに執着しているのか。無理もない、彼女の願いは…
ナンタック: はぁ、もし彼女が「海中月」の真相を知ったら、きっと失望するだろう。
真相って?
ナンタック: 実は当時帰ってから、私は「海中月」についての調査をずっと行っていた。そして古い書籍から手がかりを見つけたんだ。
ナンタック: その手がかりをもとに、現地へ行って調査した。そうしたら、驚きの事実が発見したのさ。
ナンタック: それらをすべて私の作品に書き込んだ。最近はけっこう売れてるんだ。
ナンタック: ふむ、ちょうど編集が残していった見本がある。君たちに見せてあげよう。「海中月」に関するすべての真相が書かれてあるはずだ。
パイモン: どれどれ、オイラもみたいぞ!
パイモン: 『「海中月」の真相が大ウミガメだった件について』…長い書名だな…ってえっ!?
パイモン: 大ウミガメ?「海中月」は大ウミガメだったのか?
ナンタック: そうだ、「海中月」は大ウミガメなんだ。
ナンタック: あの日の夜、私たちが見たのは、背中にイグサのような光る植物が生えた大ウミガメだったんだ。
ナンタック: あれは妊娠した母親で、岸に上がって産卵しようとしていたから、我々もちょうど帰る道を探し出せた。
ナンタック: だから、帰ったら私の話を鯨井に伝えてほしい。何はともあれ、人は現実に向き合わなければならない。
確かに説明がつくけど…
ナンタック: その表情、やはり信じられないか?だが私の研究には証拠がある。
ナンタック: 古い書籍によれば、「海中月」は一種の古代生物だ。遥か昔、ほとんどの生物がまだ陸の上で生活をしていた頃。
ナンタック: それらの祖先は、今でいうドラゴンスパインに生息していた。現在でも、化石が見られるよ。
ナンタック: 以前、龍眠の谷西側の採掘地でいくつか見つけた。もし信じられないなら、探しに行ってくるといい。
(3つの鉱滓を収集した後)
パイモン: なんだ、ほとんどが鉱滓だ。まるで、中のものを誰かに取られたみたいだな。
パイモン: あれ!?あいつは…宝盗団?
パイモン: あいつらが鉱石の中のものを取ったのか?
パイモン: 早く追いかけよう。きっと近くにあいつらの拠点があるはずだ。鉱石の中にあったものもきっとそこにある!
行こう。
パイモン: こっそり、こっそりだぞ。見つかるなよ。
(宝盗団を追う)
(捕まれば)
老黒七: だ、誰だ!?
(プレイヤーが老黒七から遠すぎる場合)
パイモン: あっ、遠くに行っちゃったぞ!見失わないように、早く追いかけよう。
(プレイヤーが老黒七からさらに離れている場合)
(パイモンとの会話に戻る)
(拠点まであと半分)
老黒七: この丸い石、宝物なんじゃないか?拠点に持って帰ろうぜ!
パイモン: なんか石を見つけたみたいだぞ!追いかけよう。
(宝盗団を追って拠点に戻った後)
老黒七: おいお前ら、このボロい石、価値があると思うか?こんな鉱石の中にあるなんて、珍しいな。
林逃山: おいおい冗談だろ、これはボロい石なんかじゃねぇ、学校で学ばなかったのか?これは化石だよ、化石。
林逃山: とんでもなく価値のあるものだ。これ一つで璃月港の半分は買える!お前は帰って勉強でもするんだな!
巴子: 本当か?そんなに価値があるのか?じゃあこの拠点にあるやつ全部足したら、俺たち億万猛者に!?
林逃山: 「億万長者」だ!お前も帰って勉強しろ!
パイモン: おい!そこのやつ、化石を返せ!
林逃山: あ?誰だ!?クソッ…見つかったか…野郎ども、かかれ!
(化石が入った袋を入手)
(化石が入った袋を入手後)
パイモン: ふぅ——やっと手に入った!
パイモン: うーん…この丸い化石、たしかに…ウミガメの殻みたいだ!もしかして、ナンタックが言ってたのは本当だったのか…
パイモン: どうするんだよ?嘉瑋も来ないし、ナンタックも来ない…どうやって鯨井さんに言えばいいんだ…
パイモン: はぁ、とりあえず化石を彼女に見せてみよう。
(鯨井椛と会話する)
鯨井椛: やっと帰ってきたね。ん?嘉瑋は来ないのか?
家庭を持ったから。
鯨井椛: 家庭を持った?はははっ!確かに彼らしいわね。
鯨井椛: だって、それが彼の願いだったから…まあ、その理由なら許すわ。
鯨井椛: それで、ナンタックは?見つかったの?
売れている本を書いてた。
鯨井椛: えっ?本当に作家になってたの?やるわね、本の内容は?
パイモン: オイラ知ってるぞ!書名は『「海中月」の真相が大ウミガメだった件について』だ。
鯨井椛: ふーん、長い名前ね、娯楽小説かしら?悪くないわね…私も一冊…あれ?ちょっと待って。
鯨井椛: 「海中月」の真相が…大ウミガメだった件について!?
うん…実は大ウミガメだった。
鯨井椛: 何言ってるの?大ウミガメなわけないでしょ?彼はあの時一緒に見た「海中月」を忘れたっていうの?
パイモン: オイラたちも最初は信じてなかったんだけど…雪山に行って「海中月」の化石を探したんだ…この本と、化石…おまえにやるよ。
鯨井椛は本と化石を確認した。
鯨井椛: し、信じないわ…こんなの嘘よ…
鯨井椛: 私たち「鯨井」家は漁師一族なの、父も稲妻で有名な漁師だった。
鯨井椛: 父は何十年も費やして海で「海中月」を追ったの。しかも、あと一歩のところまでいったのよ。
鯨井椛: 最後はやっぱりダメだったけど、父はあきらめなかった。もし伝説の「海中月」を捕まえられれば、漁師にとって大きな栄誉となる。
鯨井椛: でもその次に海を出たきり…父は戻ってこなかった。
鯨井椛:
鯨井椛: だから、私は信じない。お願いだから私の手伝いをして!
じゃあどうするつもり?
鯨井椛: 今帰って父の残した物を探してくる。父は「海中月」を追う途中、数々の資料を残したの。その中からきっと何か方法が見つけられるはず。
鯨井椛: 君にも釣りの訓練を用意したから、その時はお願いね。良い知らせを待ってて。

明月よ、如何ともし難き[]

ゲーム内の任務の説明

鯨井椛は何か有益な情報を手に入れた、早く彼女と合流しよう…
(鯨井椛と会話する)
鯨井椛: これ見て!父の航海日誌をもう一度調べてみたの。
鯨井椛: 中に付録があって、かつて特殊な釣り餌の配合を研究した記録が書かれてる。
鯨井椛: 父たちが「海中月」に会った時、海草と魔晶鉱を混ぜた特殊な釣り餌を使ってた。
鯨井椛: もし私たちもそれが作れたら、「海中月」を引きつけることができるかも。
鯨井椛: 海草は今けっこう持ってるけど、魔晶鉱は…
結構あるから大丈夫。
鯨井椛: えっ?ホント?荒海の方で採掘したやつ?
鯨井椛: 父の日誌に書かれてたんだけど、魔晶鉱は必ず荒海にある廃墟で採掘する必要があるんだって。
鯨井椛: 普通の魔晶鉱となんの違いがあるかは知らないけど、やるからには慎重にいかないと。書かれた通りにやった方がいいと思う。
鯨井椛: でも、荒海には魔物がたくさんいて危険だから、冒険者協会で依頼を出してくるね。
大丈夫、こっちで解決するから。
鯨井椛: そうね…君がとても強い冒険者だってことを危うく忘れるところだったよ!
鯨井椛: 君がいて本当に助かったわ。じゃあお願いね!
鯨井椛: 私は餌を作る工具を取ってくる。あとで荒海西側の砂浜で落ち合いましょう。
(特殊な魔晶鉱を3個集めた後)
パイモン: この3つあればいいんだよな?帰って鯨井さんに見せてあげよう。

任務の説明の更新

工夫を凝らした甲斐があった、鯨井椛は使えそうな資料を見つけたらしい、早く彼女と合流しよう…
(鯨井椛と会話する)
鯨井椛: こんなに早く見つけたの?さすが実力のある冒険者ね!
これで足りる?
鯨井椛: ええ、あとは私に任せて。これをこうして…こうやって…こう。
(鯨井椛がユニークな餌作りを始める)
鯨井椛: できた、これよ。
パイモン: あとは釣り餌を撒いて、「海中月」を待つだけでいいんだよな?
鯨井椛: そうよ。この場所もしっかり考えて選んだの。あの時私たちが岸に上がったのもこの場所だった。
鯨井椛: 私たちの帰り道を指してくれた「海中月」も、ここで消失したの。
鯨井椛: だから、みんな準備はいい?「海中月」に会ったら願いを祈ることを忘れないでね。
もし失敗したら?
鯨井椛: ……
鯨井椛: そんなこと言わないで。きっと成功する。「海中月」はきっと来る。
パイモン: おう!きっと大成功だ!ちゃんとかかってくれよ!頼むぜ!
鯨井椛: 見て見て!水の下に光が!何かこっちに来る!
パイモン: 本当か?本当に「海中月」が来たのか?
パイモン: うわっ——遺跡守衛だ!
パイモン: なんでこいつが!
(遺跡守衛を撃破後)
鯨井椛: どうして…まさか、父が残した釣り餌の配合でもダメだったっていうの?
パイモン: そう落ち込むなって…全部あの遺跡守衛のせいだ!きっとあいつが「海中月」を驚かせちゃったんだ!もう一回やってみようぜ!
うん、もう一回試してみよう。
鯨井椛: ……
鯨井椛: ……
鯨井椛: ちょっと休憩、疲れたわ。もしかしたら、ナンタックの言ったことが正しかったのかも。
鯨井椛: はぁ…今は外で気晴らしに行きたい気分ね。これからのことをよく考えないと。
鯨井椛: はいこれ、報酬よ。何はともあれ、手助けありがとう。
パイモン: 鯨井さん、一人で落ち着きたい気分みたいだな。しばらく経ってからまた来よう。

盈月の刻[]

ゲーム内の任務の説明

鯨井椛に再び招待された。彼女はもう納得したのかもしれない…
(鯨井椛と会話する)
鯨井椛: 来たんだね。また頼むことになって悪いわね。
今日は元気みたいだね。
鯨井椛: あははっ、ありがとう。やっと考えがまとまったって感じかな。
鯨井椛: 強引に求めても仕方ないこともあるわね。
鯨井椛: 夜になったら一緒に西側の砂浜に行かない?君たちに送りたいものがあるの。
パイモン: おお!海のお宝か!
鯨井椛: 行ったら分かるわ。

任務の説明の更新

海中月」を引き寄せる計画が失敗した後、鯨井椛はがっかりした様子で海辺を離れた。しかし今日、あなたたちはまた彼女の招待を受けた。もう諦めたのか? それとも他の計画が?
(浜辺に近づく)
パイモン: ここだよな。
(夜の海辺で鯨井椛と会話する)
鯨井椛: ここよ。当時、父が最後に海に出た場所がここなの。今日と同じような夜でね、あの日以来、父には会えてない…
パイモン: そっか、それは寂しいな…鯨井さんの願いはお父さんにもう一回会うことか?
鯨井椛: あははっ、確かに会いたいけど、海の民はいつの日か海に帰るの。
鯨井椛: 私の願いは、父を超える漁師になることよ。
鯨井椛: 小さい頃、父と一緒に海に出たいと思ってたの。でも父はいつも母に私を預けてた。時には近所の男の子を連れて行くこともあったのよ。それなのに、私を連れて行こうとはしなかった。
鯨井椛: 父はいつもね、こう言ってたの。「椛、海辺に来てないで、女の子らしいことをやりなさい。」「船の上ではしゃぐよりも、そのお金で袴でも買いなさい。」と…
鯨井椛: 私は悔しかった。なんで?女の子らしいことって何?
鯨井椛: 飴を買ったり、花を摘んだり、お姫様ごっこしたり?
鯨井椛: じゃあなんで冒険に行ったり、海に出たりしちゃいけないの?
鯨井椛: 私はそんなのいや。だから父が離れてから、私は漁師の生業を始めた。
鯨井椛: 父が探索できなかった海域は、私が探索する。父が捕まえられなかった大物は、私が捕まえる。
鯨井椛: 「鯨井」流の釣り技術は、私が継ぐ。「鯨井」家の漁師の名は、私が轟かせる。
鯨井椛: たとえ「海中月」がただの伝説だとしても、私は歩みを止めない。
うん、きっと成功するよ。
鯨井椛: ありがとう。
鯨井椛: 伝説の魚がいないなら、願いを海に捨てるわ。きっと、父も見届けてくれる。
鯨井椛: 君たちは、何か願いはある?一緒にやってみない?願いを書いて、漂流瓶に入れて力強く投げるの。きっといつの日か叶うわよ。
パイモン: えっ——そういうのもあるのか?
パイモン: でもオイラ、願いがいっぱいあるから…どれを書いたらいいか悩む!
最後、あなたたちは願いの書かれた漂流瓶を海に投げ込んだ。
鯨井椛: 手助け本当にありがとう!感謝してもしきれないわね。これはほんのちょっとのお礼よ、受け取ってもらえると嬉しい…
パイモン: わぁ——見ろよ、なんだあれ!
パイモン: すごく大きな魚の群れだ!しかも光ってる。オイラたちの漂流瓶を気に入ったみたいだ!
パイモン: みんな集まってると、なんか海の中に、でっかい月があるみたいだな!
鯨井椛: こ…これは、「月光魚」…
鯨井椛: あっ!分かった…分かったわ!なるほど、これが「海中月」だったのね!
パイモン: えっ?これが「海中月」なのか?
鯨井椛: そう、忘れもしない。このキラキラと輝く月光…あの時の「海中月」も、嘉瑋が漂流瓶を投げてから現れたの!
鯨井椛: 道理でこんな長い月日、誰も「海中月」を捕まえられなかったのね!
鯨井椛: だってそれは、「月光魚」の群れだったから。
鯨井椛: でも意外ね、「月光魚」って…こんな漂流瓶が好きだったの?
パイモン: えへへ、もしかしたら、人々が漂流瓶に託した願いが好きなのかもな。
鯨井椛: あははっ!だったら、私、鯨井椛が全部釣り上げてみせるわ!
パイモン: オイラも!オイラも!
鯨井椛: それなら、私の釣り竿を君たちにあげるわ。これは鯨井家が「海中月」を捕まえるために作った特製の釣り竿よ。
鯨井椛: 感謝の気持ちを表すにはほど遠いけど、心からのお礼よ。
鯨井椛: それを使って、「月光魚」を全部釣り上げてちょうだい!

(挑戦完了後)
パイモン: よかったな。かつて「海中月」を追いかけてた人たちが、みんな自分の願いを叶えられた。
みんな叶えられた?
パイモン: ほら、嘉瑋は裕福なお嫁さんをもらっただろ?
パイモン: ナンタックは「海中月」の秘密を書いた本を出して、人気作家になった。内容は違ってたけど。
パイモン: 鯨井さんは稲妻で一番すごい釣り師になった。しかも今日、お父さんが捕まえられなかった「海中月」を捕まえた!
パイモン: だからオイラも、(旅人)の願いが叶えられるって信じてる!えへへ!
パイモンはどんな願い事を祈ったの?
パイモン: 言わないぞ!言葉に出したら叶えられないって言うだろ!
「海中月」はそんなケチじゃないのに。
パイモン: うぅ——わかったよ、いいか、一回しか言わないからな!
パイモン: オイラの願いは、おまえの願いを叶えることだ。
声が小さい、なんて?
パイモン: ふんっ、一回しか言わないから、聞こえなくても関係ない!オイラ、飴買いに行くぜ~ふふん~

釣り餌補充計画[]

ゲーム内の任務の説明

蛍草餌を使いきってしまった、鯨井椛にもっと作ってもらおう…
(鯨井椛と会話する)
「蛍草餌」を使い切った。
鯨井椛: あら、前に君が材料を補充してくれて助かったわ。予備のをたくさん作っておいたわよ。
鯨井椛: はい、これを持って行って。使い終わったらまた来てね。