日本語中国語英語韓国語
主要記事:旅人/ボイス
ボイス[]
題名 | 詳細 | |
---|---|---|
空 | 蛍 | |
こだまの子の宝石について… (About the Children of Echoes' Gems...) | ||
パイモン:そういえば、ここら辺の谷ってキラキラの宝石がたくさんあるよな! パイモン:せっかくだから、近くを掘ってみようぜ。運がよければ、超すごい宝石を掘りあてられるかもだろ。そうなったらもう二度とモラ不足に悩む必要がなくなるぜ! (旅人):へえ、パイモンって宝石を見分けられるの? パイモン:そ、それは…キラキラしてるなら、いい物に決まってるだろ!うん、きっとそうだ! (旅人):童話によく出てくる財宝集めが好きな悪龍みたいだね。 パイモン:ふふん、ここはナタなんだから、「悪龍」じゃなくて「賢龍」だろ! パイモン:「勇気と知恵を持つ旅人よ。この賢龍が超すごい宝石の在処を教えてやろう——」 (旅人):宝石の種類も見分けられないのに? | ||
懸木の民について… (About the Scions of the Canopy...) | ||
パイモン:懸木の民のみんなって、見るからに危険なアウトドアスポーツが好きなんだな。 パイモン:防具もなしに素手で岩を登ったり、高いとこを板に乗って滑ったり、火山で走って跳んであちこち移動したり、命綱をつけて崖から飛び降りたり…考えただけで心臓がバクバクするぞ! (旅人):そうか?俺たちの冒険だって危ないだろ。凍るような風の吹く雪山に、痺れる轟雷、砂の舞う砂漠、不毛な死域… パイモン:うぅ…そういわれると、確かにオイラたち、本当に大変な旅をしてきたんだな… (旅人):でも、そこそこ強いおかげで、一般人にとっての「冒険」も、俺たちは普通にやれてるからなあ。懸木の民の人たちも同じなんじゃないかな。 パイモン:いやいや!オイラはおまえみたいに勇ましくないんだから、同じように扱われたら困るぞっ! パイモン:そういう認識はおまえたちみたいな強いやつの間だけにしといてくれ。もし本当にやばい状況になったら、オ…オイラ、やっぱりおまえの後ろに隠れるぞ。 | ||
ナタの温泉について… (About the Hot Springs of Natlan...) | ||
パイモン:「流泉の衆」のみんなって、本当にのんびりしてるよな。温泉ばっか入ってるし… (旅人):温泉に入る時、特別に音楽家まで雇って心地良い音楽を演奏してもらう温泉愛好家もいるらしいよ。そのほうが身も心も完全にリラックスできるんだって。 パイモン:わぁ…オイラも試したくなってきたぜ… (旅人):パイモンが次に温泉に入るとき、俺がアランナラの音楽を演奏してあげよっか。 パイモン:えっ、でも、オイラはまだ楽器が弾けないぞ。おまえが入る番になったらどうすればいいんだ… (旅人):じゃあ、パイモンには歌を歌ってもらおうか。そうだな…フォンテーヌの歌劇とかはどう? パイモン:難しすぎるだろ!聞いたらリラックスできるどころか、かえって頭が痛くなって熱が出るかもしれないぞ! パイモン:なんならナタ風のラップとかはどうだ?最近覚えたんだ。ちょっと披露してやるぜ。コホン—— パイモン:「よう!おまえの面前、パイモンごきげん、色んな冒険経験したオイラはもう悠然…」 パイモン:「ちぇけら!万水ブクブク、海獣プクプク、噂の古華派はカンフー…」 (旅人):躍動感がすごい! (旅人):温泉に浸かりながら水面を叩いて、ハデに伴奏したくなるね。 パイモン:音楽パーティーができそうだな!後から来たやつも温泉に滑り込んで、みんなのリズムに加われるぜ! (旅人):あれ?ちょっと待って…温泉ってリラックスするためのものじゃなかったっけ… | ||
豊穣の邦について… (About the Collective of Plenty...) | ||
パイモン:あのさ。仮面を被った戦士って設定、すごくかっこいいと思わないか? (旅人):確かに。ミステリアスでかっこいい感じがするね。 パイモン:だろ!オイラも仮面をつけて豊穣の邦で格闘技をしたら、名を上げられるかな? パイモン:決め台詞も考えたんだ。「竜戦士は決して仮面を外しはしない!」ってな。 パイモン:昼は有名な冒険者、夜はめちゃくちゃ強い竜戦士。どうだ?かっこいいだろ? (旅人):かっこいいけど、一つ問題があるよ。 パイモン:え?なんの問題だ? (旅人):体型を見られたら、一発でバレちゃうんじゃないかな… | ||
ウォーベンについて… (About Woven Goods...) | ||
パイモン:ナタの伝説と物語の大部分は織物に織られてるんだよな。他の国の本を読むのとはだいぶ勝手が違ったぞ。 (旅人):そうだね。最初は部族の歴史と伝説を記録するために、「謎煙の主」のシャーマンたちが織物を使い始めたらしいよ。その後、織物がさらに色んな物語の記録に使われるようになって、題材も少しずつ豊富になっていったとか。 パイモン:へへっ、オイラたちの旅の物語も記録するか?いつかおまえが「旅人」って名前の部族を作ったときに、歴史書物に事欠かなくなるぜ! パイモン:普段はマントにしちゃえば風をしのげるし、野営の時は敷物になるしな… (旅人):文字通り「風雪に耐えた」冒険譚だね。 | ||
豊穣の邦と花翼の集について… (About the Collective of Plenty and the Flower-Feather Clan...) | ||
パイモン:豊穣の邦の人たちって、みんなムッキムキらしいぞ。 (旅人):じゃあ、パイモンも入ったらムキムキパイモンになるのかな。 パイモン:オイラはそんな姿になりたくないぞ! (旅人):じゃあ、花翼の集に入ってみるのはどうだろう?飛ぶのが上手な部族だから、パイモンの飛行技術も向上するかも。 パイモン:ええ、飛ぶのなんて、ひゅーって跳べるだけで十分だろ?技術なんて必要か? (旅人):俺を乗せられるようになってくれたら十分かな。 パイモン:体格に差がありすぎるだろ!どう考えてもあり得ないぞ! (旅人):だから、先にムキムキパイモンになればいいよ。 パイモン:おい!結局おまえはムキムキになったオイラが見たいだけだろ! | ||
竜を喜ばせる方法について… (About Ways to Make Friends With Saurians...) | ||
パイモン:へへっ、ナタには可愛い竜がいーっぱいいるから、オイラみんなと仲良くなるんだ! (旅人):へえ、随分自信ありげだね。 パイモン:もちろんだ!そのための秘策だってあるぞ! (旅人):秘策って、どんな? パイモン:簡単だぞ!まずは褒めてやるんだ。そしたらこっちの好意を感じ取って警戒心を解いてくれるだろ。次は優しく頭をなでてやるんだ。きっと仲良くなれるぜ。 パイモン:それから最後に…一番重要なのは、美味しい食べ物だ!美味しい食べ物を分かち合えば、もう友達みたいなものだからな!どうだ?すごいだろ! (旅人):——うーん、何だか…パイモンにも通用しそうな気がするね… パイモン:おい!オイラにそんな手段を使うのは禁止だぞ! (旅人):え?パイモンってナタの小さな竜たちと同じくらい可愛いって意味だったんだけど。 パイモン:ふん!うまいこと言って、誤魔化そうとしてるだけだろ!信じるもんか! (旅人):本気でパイモンのことを褒めてるのに、怒るなんて思わなかった…じゃあ、お詫びに鳥肉のスイートフラワー漬け焼きを奢ってあげるっていうのはどうかな? パイモン:本当か?やった、ごちそうだぜ!今すぐ食べたいぞ! パイモン:あれ、なにニヤニヤしてるんだよ?オイラ、無意識になにかしちゃったか? | ||
考古学について… (About Archaeology...) | ||
パイモン:こだまの子で考古学の研究をするには素早さがすごく問われるんだってさ。なんでなんだろうな? (旅人):古代の遺物が多すぎるからじゃないかな… パイモン:えっ?でも、それっていいことだろ! (旅人):遺物が多ければ多いほど、競争相手も増えるからね。例えば、パイモンがすごくいい石板を見かけて、翌日家まで運ぼうって思ってたのに…次の日には他の人に先を越されちゃってる、とか。 パイモン:うーん…やっぱりピンとこないな… (旅人):言い方を変えよう。パイモンが昨日の夜、こっそり残りのおやつを独り占めにしようと思ったら、一個足りないってことに気付いて… パイモン:そんな!確かに怖いぞ! パイモン:——いや、待てよ。なんでオイラのおやつが昨日一個なくなってたのを知ってるんだよ! | ||
争いを解決する方法について… (About Resolving Conflicts...) | ||
パイモン:ナタでは、筋肉を使わずに争いを解決する方法があるって聞いたぞ。 (旅人):戦争の国なのに、そんな方法もあるの? パイモン:そうだぞ。こだまの子には、踊りで争いを解決する伝統が一部に残ってるらしいんだ。 (旅人):踊りの対決?それって、時間と場所を事前に決めて… パイモン:うんうん! (旅人):派手な技を競い合って… パイモン:そうそう! (旅人):片方が力尽きるまで勝負を続けるってこと? パイモン:その通りだ! パイモン:——あれ、なんだよ!結局筋肉頼りじゃないか! | ||
儲け話について… (About Ways to Make a Fortune...) | ||
パイモン:へへっ、聞いてくれよ!とんでもない大商売のチャンスだぞ! (旅人):へぇ、どんなの? パイモン:聖火競技場には毎日あれだけの人が出入りしてるだろ。あそこでなにか商売ができたら、ぼろ儲けできるに違いないぜ! (旅人):ふーん、何を売るの? パイモン:モンドの錬金ポーションなんかどうだ? (旅人):似たようなものを売ってる人がすでにいたけど… パイモン:じゃあ、璃月の鉱石ならどうだ?あれなら確実に儲かると思うぞ! (旅人):それってこだまの子の人たちの生業でしょ… パイモン:確かにそうだった…あっ!思いついたぞ。スメールのタペストリーならどうだ!きっと人気が出ると思うぜ! (旅人):残念。今度は「謎煙の主」と被ってるよ。 パイモン:じゃ、じゃあ、聖火競技場を柵で囲んでやろうぜ!これからは、試合参加者だろうが観客だろうが、全員に通行料を払ってもらうんだ。 (旅人):柵が完成する前に逮捕されちゃいそうだね… パイモン:そんな——儲けるって本当に難しいぜ。 | ||
竜のヘアスタイリストについて… (About Saurian Stylists...) | ||
パイモン:ナタに来たばっかの頃に出会った三種類の竜って、みんなすごかったよなあ。 パイモン:頭がぷにぷにのちびテペトル竜、背中がすべすべのちびコホラ竜、そして、耳と頭がもふもふのちびユムカ竜! (旅人):もふもふのちびユムカ竜か…抱きしめながら寝るときっと気持ちいいよね… パイモン:そういえば、毛の長い動物っていっぱいいるけど、動くのに邪魔じゃないのか? パイモン:例えば、ユムカ竜の耳と頭の毛がもし長く伸びちゃったら、目にかかって前が見えなくなちゃうだろ。危ないぞ… (旅人):もしそんな子がいたら、パイモンがユムカ竜のためにヘアスタイルを整えてあげたら? パイモン:えっ?オイラがか? (旅人):ナタ中に名を馳せる竜のヘアスタイリストになって、大儲けできるかもしれないよ。 パイモン:確かに!そんな方法で儲けるなんて考えもしなかったぜ! パイモン:ナタ中のユムカ竜のヘアスタイルを全部オイラが仕上げてやるぜ。へへっ、モラが… パイモン:っていやいや。モラなんて二の次だぞ。ナタ中のユムカ竜と友達になれたら、きっとめちゃくちゃ楽しいよな! (旅人):でも、ユムカ竜ってすごーく大きいから、普通のハサミを使ってたら時間がかかりすぎて、丸一日かけても一匹しか仕上げられないかもね。 (旅人):竜のカリスマヘアスタイリストになるには、鍛錬が必要そうだね。少なくとも…無鋒の剣くらいの大きさのハサミを使いこなせるようにならなくちゃ! パイモン:無鋒の剣って…おまえの武器じゃないか。 (旅人):俺たちは最高の仲間だからね。さっそく行こう、初レッスンをしてあげる。 パイモン:鍛錬を名目に魔物の処理をオイラに押し付けるなよな! | ||
「古名」について… (About Ancient Names...) | ||
パイモン:大霊に認められて選ばれたナタの戦士は「古名」を手に入れるんだってさ!羨ましい限りだぜ…オイラにも自分だけの「古名」があったらなぁ… (旅人):えっ?でも、パイモンはすでに色んな称号を持ってるよね? パイモン:あれ?確かにな! パイモン:オイラはおまえの「最高の仲間」にして「頼もしいガイド」、そんで「名誉上級研究員助手」で、「スタイリッシュ飛行家」で、「シルバー伴星」でもあるんだもんな…こう考えてみると、オイラってとんでもない大英雄なんじゃないのか! パイモン:ナタの人がおまえとオイラのここでの冒険を記録に残してくれるなら、こういう称号を全部使いたいぜ! (旅人):えっ?長すぎない? (旅人):考えてみて。ただでさえ、ナタ人がそれぞれの称号を全部使ってたら、織物の記録はこうなっちゃうんだよ—— (旅人):「ある日、『こだまの子』ナナツカヤンの『ウッサビーティ』のカチーナとその親切な友人『流泉の衆』メツトリの『ウモジャ』のムアラニが、『謎煙の主』ミクトランに行く途中、『懸木の民』ウィッツトランの『マリポ』のキィニチとそのずる賢い仲間である『クフル・アハウ』に出会い…」 パイモン:ストップストップ!そんな風にダラダラ書いてたら、聖火競技場まで行って帰ってこれるくらいの長~い文章になっちゃうぞ…話がぜんぜん進まないじゃないか! パイモン:うぅ、称号を一つだけしか選べないなら…やっぱり「最高の仲間」だな! | ||
聖火競技場について… (About the Stadium of the Sacred Flame...) | ||
パイモン:ここだけの話、聖火競技場でずっと気になってたところがあるんだ。 パイモン:あそこの試合ってポイント制だろ?チーム戦が終わったら、決まった順番で一対一の勝負をして、最後はポイントによってランキングが決まる… パイモン:なんでこんなルールになったんだろうな? (旅人):ワクワク感を最後までとっておきたいからじゃないかな。観客はみんな、逆転劇が好きなものなのかも。 パイモン:確かにな。でも、互角の実力を持つ二人だけが大会に参加したときに、勝負がつかなくなっちゃう状況を避けるためってこともあるかもしれないぞ… (旅人):うーん…そうなると一時休戦するしかなさそうだね… パイモン:だろ!ライノ竜とユムカ竜が一対一で勝負してる光景を想像してみろよ!ライノ竜は猛攻を仕掛けるのが得意だけど、ユムカ竜は回避が得意だから、丸一日経っても試合が終わらないんだ… パイモン:観客もお腹が空いちゃうから、いったん試合は一時停止になる。 パイモン:でも、再開した後も勝負がつかなくて、それどころか、ルール違反をしたユムカ竜の不意打ちを食らったライノ竜が怪我をして、またまた試合が中止されちゃうんだ。 パイモン:結局、『ライノ竜VSユムカ竜』、『続・ライノ竜VSユムカ竜』、『ライノ竜VSユムカ竜:ドラゴンリターンズ』、『ライノ竜VSユムカ竜:アクロス・ザ・ボルケーノ』…みたいに連続で試合をすることになって—— パイモン:あれ?シリーズ映影にできそうだな!大儲けできるんじゃないか!? (旅人):確かに悪くないアイデアだね。でも…自分たちの仲間の竜が悪役になるのを、懸木の民たちは黙って見ていられないんじゃない? パイモン:うまいたとえが見つからなかっただけだぞ! | ||
ナタの冒険者について… (About Natlan's Adventurers...) | ||
パイモン:ナタ人って普通、ナタを出ないよな? (旅人):うん、ワケあってね。 パイモン:うーん。それって、冒険者になりたいってナタ人がいたら、すごく不便なんじゃないか? パイモン:想像してみろよ。他の国に行けないってことはつまり、受けられる依頼がかなり限られちゃうだろ…未知の遺跡を冒険できないと、モラも大して稼げないと思うぞ。かわいそうだ… (旅人):一理あるように聞こえるけど、実際そうでもないみたいだよ。 パイモン:えっ? (旅人):「流泉の衆」には「探検家」を名乗る人たちがいるんだって。ナタの地理や遺跡に詳しいから、他の国の冒険者がナタに来たら、まずはその人たちをガイドとして雇うみたい。 (旅人):要するに、冒険者は最終的にお宝を見つけられたかどうかにかかわらず、必ずガイドに報酬を支払わないといけないんだ。だから長い目で見れば、冒険者より儲けてるかも。 パイモン:そうなんだ…待てよ。もしそいつらが本当にそこまで遺跡に詳しいなら、なんで自分でお宝を探しに行かないんだ? (旅人):こういう可能性はないかな?実は、最初からお宝なんてなくて…? パイモン:うわあ、なんだかとんでもない裏事情に触れちゃった気がするぜ… | ||
ラクガキについて… (About Graffiti...) | ||
パイモン:ナタ人ってラクガキを残すのが好きだよな。そこらじゅうにあるぜ。たしか、燃素なんとかって… (旅人):「燃素銘刻」だよ。ただ、本物は特殊な石碑に刻まれたものだけだから、ここにあるのは単なる落書きだと思う。 (旅人):例えばこれとか。「おい、ここは俺たちの縄張りだ。『こだまの子』最強!」って感じの絵。 パイモン:なんだか面白そうだな!オイラたちもラクガキしてみようぜ。 (旅人):いいよ。何を描く? パイモン:もちろんテイワット大陸最高のガイドの肖像画を残すに決まってるだろ!へへっ、あっちの石壁がよさそうだな… (旅人):そうなると、絵を描くのは俺だね。うーん、パイモンを描くなら、まずは怒りっぽいほっぺに… パイモン:そうそう…って違うだろ!やっぱりいいや。また今度、ナタの画家にオイラたちの肖像画を描いてもらおうぜ。 | ||
ナタの竜の仲間について… (About Saurian Companions...) | ||
(旅人):ナタの人たちって、本当に竜を仲間として見てるんだね… パイモン:そうだぞ。まるでおまえとオイラみたいだぜ。どこに行こうとずっと一緒だぞ! (旅人):パイモンは俺の仲間で、竜はナタ人の仲間でしょ。もしパイモンと竜が対決したら、どっちが勝つと思う? パイモン:なんでいきなりそんな奇天烈な発想になるんだよ! (旅人):でもよく考えてみたら、パイモンはテペトル竜みたに地に潜ることも、クク竜みたいに空を早く飛ぶこともできないか… パイモン:ち、違う角度で見たらどうだ!例えば、オイラはテペトル竜より飛ぶのが早いし、クク竜よりも…えっと、クク竜よりも鳥肉と野生キノコの串焼きの美味しさ鑑定に長けてるぞ! (旅人):何より重要なのは、パイモンが俺の傍にいてくれた時間は、どの竜よりも長いってことだね。 パイモン:そうだそうだ!ふふん、なにせ、オイラはテイワット最高のガイドだからな—— (旅人):じゃあ、最高の仲間と今日の冒険をそろそろ始めようかな。 パイモン:あー、美食鑑定の舌がなまってる気がするなー。ってことで、鳥肉と野生キノコの串焼きを一本食べてから出発しようぜ! | ||
アハウについて… (About Ajaw...) ![]() | ||
パイモン:ずっと聞きたかったんだけど…おまえは気にならないのか?アハウのあの姿… (旅人):何か問題がある? パイモン:問題しかないだろ!あいつは他の竜たちのどれとも違うじゃないか!めちゃくちゃ喋るし、いつも地面を歩かずにキィニチの傍をふらふら飛んでるだろ。そ・れ・に!あんな変なグラサンをかける竜なんているかよ! (旅人):ふーん… パイモン:な、なんでいきなりオイラを見つめるんだよ… (旅人):それを言ったら、パイモンだってよく喋るし、飛んでるし。フォンテーヌでは変わったメガネを付けてただろ? パイモン:おい…そういう意味じゃないぞ! パイモン:そのことはともかく、オイラが一番気になってるのは、あいつの段ボールみたいにペラペッラな体だぞ…めちゃくちゃ平べったいだろ…ナタのやつら、気にならないのか? (旅人):確かに。でも、もう慣れたのかも。 (旅人):出自とかプライベートにかかわる話だから、アハウ本人に聞くしかないかもね。 パイモン:でも、あいつが正直に話してくれると思うか?あいつのことだから、適当な話でオイラたちを誤魔化しそうだけどな… パイモン:それか…オイラたちを誤解させて、平べったい段ボールになっちゃう罠にかけようとしてきたりして… (旅人):平べったいパイモンか…ちょっと見てみたいかも… パイモン:な、なんでまたオイラをじっと見つめるんだよ!平べったいパイモンなんてごめんだぞ!——もう! | ||
ナタ人のボディーペイントについて… (About Natlan's Body Painting Practices...) | ||
パイモン:そういえば、ナタ人の体には色んな模様の…えっと…油絵?イラスト?があるよな。具体的な意味はよく分からないけど、すごくカッコイイぜ! (旅人):そうだね!ある種の塗料で描かれてるって聞いた。燃素を原料にして作った、特別な塗料なんだって。 パイモン:えっ、そうだったのか? (旅人):興味があるなら、たしか観光客向けのお試しサービスもあったと思うよ。使ってるのは普通の塗料だけどね。 パイモン:本当か!「郷に入っては」って言うし…それなら… (旅人):はいはい。お気に入りの色や模様のスタイルは人それぞれだし、パイモンも好きなものを選んでみたら。 パイモン:そうだな…えっと…むむむ…!それぞれ良いところがあって、ぜんぜん決められないぜ! パイモン:ふんっ。どれか一つだけっていうのは子供のやり方だ。オイラはぜんぶ選ぶぞ! (旅人):わぁ…パイモンって「マキシマリスト」なんだね…他の人は変って思うかもしれないけど、俺は絶対パイモンの味方だから! パイモン:一気に全部塗るとは言ってないぞ。日替わりで、六日ごとにローテーションしていくんだ! (旅人):なんだ、残念…腕に刺青をいっぱい入れたパイモンは頭の中で想像するしかないか… パイモン:残念がるなよ!変な想像もやめろ! | ||
竜との共生について… (About Living With Saurians...) | ||
パイモン:ナタ人って竜とすごく仲がいいんだよな。一緒に暮らしたり、一緒に戦ったり、一緒に飛んだりさ… (旅人):俺とパイモンの関係みたいだよね。でも、パイモンはこれ以上育たないし、俺を乗せて空を飛ぶこともできない…あれだけ鳥肉と野生キノコの串焼きを食べてるのにね。 パイモン:ふんっ。でも、竜はおまえのガイドはやれないし、お喋りだってできないだろ。 (旅人):実は遥か昔、人間と竜が生存環境を奪い合う時代もあった。今のような平和な状態になるまでに、きっと色々あったんだろうね。 パイモン:もしオイラが竜なら、食べ物をいっぱいくれれば、ケンカなんてしたくなくなると思うぞ。 (旅人):でももし、パイモンは鳥肉と野生キノコの串焼きを一日百本食べたいのに、人間がそれだけの量を提供できなかったらどうする? パイモン:それなら、五十本でも… (旅人):それか、人間とパイモンが一緒に狩りをするって約束したら、より沢山の食材を手に入れられるし、二人ともお腹いっぱいになるまで食べられるね。 パイモン:おう!平和のポイントはより多くの肉ってことだな! | ||
火山について… (About the Volcano...) | ||
パイモン:ナタってどこからでもあの巨大な火山が見えるんだな。あのボコボコ湧き出てるマグマはいったいどこから来たんだろう? (旅人):こんな話があるみたいだよ——ナタの地下の一番深いところには、古の巨大な炎龍が眠っていて、その体内には世界で最初の炎がある。それが龍の体内で燃え続けるせいで、龍の背中には穴がたくさん空いちゃって、周期的に炎を吹き出すようになった…そして、その炎が地上に湧くマグマになったってね。 パイモン:まじかよ。それじゃ、その炎龍が目を覚ましたら、ナタはヤバいんじゃないのか? (旅人):そうだよ。だから炎神は各部族の力を結集させて、定期的に炎龍を鎮めてるんだ。炎龍にずっと夢を見ていてもらうためにね。 パイモン:んんっ!?炎神が対抗してるのはアビスの侵食だろ! (旅人):実はこの話、露店で買った織物に書かれてたんだ。 パイモン:どうりでおかしいと思ったぜ… | ||
夜の呪いについて… | ||
パイモン:むかーしむかし、呪われた偉大な騎士がいた。昼はだらしない酔いどれおやじの姿にしかなれないけど… パイモン:夜が深まり、世界が静まり返ると——その時だけ、彼は成熟した勇敢なプロの騎士としての本来の姿を取り戻せるんだ… (旅人):呪いを解く方法はないの? パイモン:心からの尊敬のみが、酔いどれおやじの呪いを解くことができるんだぞ。 (旅人):じゃあ、俺が呪いを解く人になるよ。 パイモン:じゃじゃーん!呪いが解けた!ファルカ大団長は今、酔いどれおやじと頼りになる騎士のどちらかの姿を選べるようになった! パイモン:しかしファルカはこう言った——すまんな、俺は元々だらしない酔いどれおやじなんだ。すると、昼も夜も酔いどれおやじになってしまった! (旅人):やばすぎる! パイモン:ナタのほうにはこんな物語があるぞ。呪われた女の子がいて、昼は上から目線な大人げないおばあさんだけど、夜になると純粋な少女に戻れるんだ。 パイモン:呪いを解く方法は…えっと、そいつの好きな話題について一緒に話してやるしかないんだ。 (旅人):物語の結末が分かったかも。それがファルザン先輩なら、きっと「ふん、年をとっておることの何が悪いというんじゃ。若造め、何か文句があるか?」って言うよ。 パイモン:そうだな。もしそれがシトラリなら—— (旅人):シトラリなら、動揺して「ワタシ、もともと普通の女の子なんだけど!?」って言うね。 パイモン:…これ、別に呪われてなくないか? | ||
スピリットウェイについて… (About Spiritways...) | ||
パイモン:五百モラ…千モラ…千二百モラ… (旅人):何してるの? パイモン:うわっ!び、びっくりした! パイモン:へへっ、実は…最近ちょこっと貯金ができたんだ。それで、「流泉の衆」の集落に行ってサーフボードを買おうかなって! パイモン:そしたら、きっとオイラもムアラニみたいに「スピリットウェイ」をカッコよく滑れるぜ。 (旅人):パイモンがサーフィンを… パイモン:なんだよ…その「オイラのことを信じられない」みたいな目は? (旅人):これまで一緒に旅をしてくれてありがとう。楽しかったよ… パイモン:おい!オイラがもう生きて帰ってこないみたいな言い方するなよ! パイモン:準備はバッチリだ!それにオイラは飛べるから、落っこちても問題ないぜ! パイモン:でも、あんなに急で高いところにあるスピリットウェイをムアラニはどうやって滑ってるんだろうな? (旅人):ムアラニにとっては大したことじゃないのかも。難しいポーズも余裕の笑みでこなしてるしね。 パイモン:ん?ドジなオイラには無理だって言ってるのか!? | ||
炎神について… (About the Pyro Archon...) | ||
パイモン:「帰火聖夜の巡礼」で炎神が選ばれるなんて、思いもしなかったぞ! パイモン:もしオイラが試合に勝ったら、新しい炎神になれるのかな? (旅人):自信満々だね。 パイモン:フフン、オイラを甘く見るなよ。神たちの「技」をいっぱい身につけてきたんだからな。 (旅人):そうなの? パイモン:例えば、あの有名な真・風神ヒュッツポットだろ、とろ火で煮込んだ腌篤鮮に、ハルヴァマズダ。それにプル・ラ・ジャスティスも! (旅人):もしかして料理の技の話? パイモン:もちろん!ナタが平和になったら、帰火聖夜の巡礼の種目に料理対決を入れるのを提案するつもりだ! パイモン:炎神の「火を操る腕前」を見せてもらうのが楽しみだぜ。 | ||
休憩について… (About Taking a Break...) ![]() | ||
パイモン:そういえば、しばらくシロネンに会ってないよな。この前、あいつが木の上で寝てるところは見たけど。 (旅人):その前はサングラスをかけて屋根の上で日向ぼっこしてたよね。 パイモン:そのまた前は自作のロッキングチェアでジュースを飲んでたぞ… パイモン:…あいつ、休んでばっかりじゃないか!? (旅人):普段、真面目に仕事してる分、休んでる時の姿が悪目立ちするのかも。 パイモン:そうなのか?それを言うなら、オイラだって仕事を頑張ってるぞ。 パイモン:ほら!前にテペトル竜を追いかけた時も、頑張って高く飛んで、おまえを案内しただろ? パイモン:あと、「懸木の民」の伝達使を手伝って小包を探したり、ショコアトゥルの種を集めるのを手伝ったり…ほんとに大変だったんだぞ。 パイモン:フン、これから任務の時はオイラもサボってやる!おまえにだって絶対にバレないようにやってやるんだからな! (旅人):うん、気づかないフリをしておくから、しっかりサボってて。 パイモン:おまえ、優しいな。じゃあ、おまえがサボるときも気づかないフリをしてやるよ。 パイモン:っていうか、一緒にサボればいい話じゃないか! パイモン:よし!じゃあ、今から絶対にバレないおさぼりタイムだ!早く寝転がって日向ぼっこしようぜ。 |