原神 Wiki
原神 Wiki
12,786
ページ

慈水怒濤の翼は、フォンテーヌ評判レベル10に到達して得られる風の翼である。

ストーリー[]

伝説では、原初の海の成分は血液に似ていて、生命は最古の海水に浸ると一つに溶け合ったと言われている。陸と空に足を踏み入れるべく、生命は血管を進化させ、そうすることで原初の海を体内に留めようとした。そして原初の海すなわち血の海を支配した心臓こそが、原初の水の龍である。心臓の鼓動が聞こえるたび、あらゆる生き物が繰り返し立ち上がり、そして跪くという。
——もちろん、これらは水のヴィシャップが言い伝える物語に過ぎず、信じるに値しない。他のヴィシャップの物語はまったく異なる内容かもしれない。一方、純水精霊の間ではこのような後日譚が伝えられている。

元々の心臓が取り除かれた後、天空の島使者であり、聖霊を創造する使命を背負った統率者は、原初の海に別の心臓を創り出した。龍の如き気高さがありながら見た目は龍にあらず、神の如き威厳を纏いながら神聖な使命を持たない。君主の手で創られたが、素材と性質はこの世界に由来し、外来する要素は一つもない。
彼女は胎海に滴る涙の一滴である。交流と理解を追求し、それ故に涙を流す。まさにその慈悲の心のせいで、純水の生命が軽々しく口にはできないような原罪を犯す。

さらにその後の物語については人間が言い伝えるとおりだ。とは言っても研究者たちの間だけだが。
偉大なるレムスがフォンテーヌにやってくると、彼の幻視の中には偉大なる永遠の都、レムリアがあった。彼は人々に教えを説き、ついには自身の夢の一部に手を触れる。続いて告げられたのは予言者による、悪意のない、しかしこの上なく恐ろしい宣告だった。輝かしい楽章にはいずれ終わりが訪れ、レムリアは滅亡するであろう、と。
「英雄が故郷に帰る時、死ぬのでなければ必ずや暴君となる」とはよく言われる。レムリアが運命から逃れるために施した正義は、あまりの甚だしさについには暴政へと転じた。そして暴政は民衆たちによる怒涛の反乱を招く。偉大なるレムス、愚かなるレムス、思慮深きレムス、孤独なるレムス、そのどれもが姿を消した。

人々は後ろめたさから審判を渇望し、渇望ゆえに喜捨を望んだ——人は常に神の存在を求めるのだ。こうして胎海の心臓、慈心のエゲリア原初のかの人物のピースを授かり、魔神の格および遅れて与えられた神聖な使命を抱くことになる。果たして人々の願いは天に届いたと言ってよいものか、それとも新たな陰謀の幕開けと言うべきか。

これはお前以外に誰も知り得ない物語だ。目が覚めた時、この翼はこれらの物語と共に枕元に現れるだろう。あらゆる種族に証拠を求め、彼らの間で伝わる物語の真偽を確かめることはできる。だが誰もお前を信じはしない。なぜならこの風の翼が、物語と共に何も無いところから現れることなどあり得ないからだ。

ギャラリー[]

その他の言語[]

言語正式名称
日本語慈水怒濤の翼
Jisui Dotou no Tsubasa
中国語
(簡体字)
慈水怒涛之翼
Císhuǐ Nùtāo zhī Yì
中国語
(繁体字)
慈水怒濤之翼
Císhuǐ Nùtāo zhī Yì
英語Wings of Merciful, Wrathful Waters
韓国語자애로운 물과 성난 파도의 날개
Jaaeroun Mulgwa Seongnan Padoui Nalgae
スペイン語Alas del Oleaje Magnánimo
フランス語Ailes des tumultes miséricordieux
ロシア語Крылья милосердных и гневных вод
Kryl'ya miloserdnykh i gnevnykh vod
タイ語Wings of Merciful, Wrathful Waters
ベトナム語Cánh Từ Bi Và Phẫn Nộ
ドイツ語Flügel der barmherzigen Wut der Wellen
インドネシア語Wings of Merciful, Wrathful Waters
ポルトガル語Asas das Águas Tormentosas
トルコ語Merhametli ve Öfkeli Suların Kanatları
イタリア語Ali d'acque furenti e misericordiose

変更履歴[]

ナビゲーション[]