愚忠と愚勇は、テイワットストーリーの魔神任務、第二章・第三幕「千手百目の浮世」の第6話である。
手順[]
待機名言[]
九条裟羅の後を追って天領奉行本部へ向かう際、この任務に登場するNPCのうち、特定の人物が特別な待機の言葉を発することがある。
- 矢田幸喜: 「九条裟羅様!」
- 渡辺: 「当主様からの命で…」
- 御輿源次郎: 「お待ちを!」
対話[]
ゲーム内の任務の説明
天領奉行が幕府を裏切った証拠は既に手に入れた。九条裟羅の立場はこれで変わるのだろうか?
- (鳴神大社に到着すると)
- 九条裟羅: 八重宮司様、約束通り来ました。ご安心を、配下は連れてきていません。それにここへ来ることは誰にも知らせていません。
- 八重神子: 約束通り来るとわかってたぞ、それに汝…ここ数日の間、胸がざわついて夜も眠れなかったのではないか?
- 九条裟羅: わ…私が当主様を疑うことなどありません。それは憶測です。
- 九条裟羅: それで、証拠はどこに?
ここ。
- 八重神子: ほぉ~、もう一人約束をしてた者も来たようじゃな。
- パイモン: これを手に入れるために、苦労したんだぞ。
- 八重神子: 裟羅に渡すといい、自分で判断せい。
- 九条裟羅: これは…
- (天領奉行上奏文書が表示される)
- 九条裟羅: …たしかに当主様の官印が…偽物ではない…
- 抵抗軍、珊瑚宮、前線…どれも一言も触れていない… 九条裟羅:
- 九条裟羅: 前線で命を落とした兵士、人々が受けている苦痛、どれも言うに値しないものとでもいうのか!
- 九条裟羅: 命をなめている…どうしてこんな隠蔽を…
- 目狩り令を順調に遂行するためじゃ。それらを将軍が知って、目狩り令が廃止になったらならんからのう? 八重神子: もちろん
- 九条裟羅: 天領奉行は…わざと将軍様に隠蔽を?
- 八重神子: うむ。目狩り令の遂行で得するのが誰なのか…もう少し考えることじゃな。
ここに手紙が一通ある。
- ファデュイの間で交わされてた手紙だ。九条家の当主が隠してたものらしいぞ。 パイモン: 天領奉行と
- 九条裟羅: ……
- 八重神子: どうじゃ?汝の見たかったもの、見たくなかったもの、すべて目の前にあるぞ。
- 八重神子: よもや…見て見ぬふりはできぬじゃろう?
- 九条裟羅: 私が今まで続けていたことは…こんな…こんな…くそッ!
- 当主に会って直接話してきます! 九条裟羅: 裏切り行為を許すわけにはいきません…
- (九条裟羅の退場)
- パイモン: 九条裟羅すごく怒ってたな、こちら側に引き込むことは成功したみたいだ。
幕府軍もこれで暫く指導者がいなくなった。
彼女についていけば雷電将軍に会えるかも。
- パイモン: おう、彼女を追ってみよう。
- 八重神子: 待て、童。まだ話したいことがある。
- パイモン: ん?
- 一心浄土」に入ったのは、千手百目神像の前じゃったな? 八重神子: 汝が初めて「
うん。
- 八重神子: あの日の情景を再現するんじゃ。
- 八重神子: 千手百目神像の前で、雷電将軍の「心を開かせれば」、勝機は必ずやってくる…
最善を尽くす。
- 八重神子: これを持っていけ、餞別じゃ。
- (八重神子が旅人に浮かぶ御守りを贈る)
- パイモン: これは…?
- 八重神子: 鳴神大社の御守り、御利益のあるもので、汝のために特別に残しておいたんじゃ。
ありがとう…
大事にする。
- 八重神子: ふふ、絶体絶命の状態でそれを取り出せば、危機から抜け出せるかもしれぬぞ。
- 八重神子: もちろん、妾に会いたいと思った時に取り出してくれても構わぬ。ひょっこり出てくるやもしれぬな?
- パイモン: こんな大事な時に冗談はよしてくれよ、狐お姉さん。
- (鳴神大社の御守りを入手)
八重神子: ふふふ…悪いな。では、妾の愚鈍な友は、汝らに任せるぞ。
- (八重神子ともう一度会話する)
- 八重神子: 妾の愚鈍な友は、汝らに任せるぞ。
- (九条裟羅に追いつく)
- 九条裟羅: お前たちも来たのか?度胸はあるようだな。
- 九条裟羅: お前たちには証人になってもらう。当主への審問が終わるまで、捕らえられることはないと保証しよう。
- 九条裟羅: だが…もしお前たちの言っていたことが誹謗であった場合、お前たちは帰れないどころか、罪を背負うことになる、いいな?
望むところ。
道を案内して。
- 九条裟羅: ふんっ、いいだろう。
- (天領奉行府に入ると)
- 天領奉行の護衛: 九条裟羅様、当主様からの命により、何人たりともこの先に踏み入ることは許されません!
- 九条裟羅: どけ、私は当主に会わなければならないんだ。容赦はせんぞ!
- (天領奉行の護衛を全て倒した時)
- 九条孝行: やめろ!裟羅、気が狂ったか!私の禁令を無視するとは!
- 九条裟羅: 当主様…
- パイモン: 聞きたいことがあるんだろ?気迫に押されるな!
- 九条裟羅: チッ…孝行様、私は…奉行府の上奏とファデュイへの手紙を見ました。どうか…ご説明を!
- 九条孝行: 遺失した上奏と手紙は、お前が盗んでいたのか?ふん…
- 九条裟羅: では…あれらがすべてあなたの直々に書いた物であり、偽装ではないと認めるのですか…?
- 九条裟羅: どうか私に教えてください、当主様、天領奉行は…本当に幕府を裏切ったのですか!!
- 九条孝行: ふん…私は確かにファデュイと連絡を取り合っている。お前が見た上奏も私が直々に書いたものだ。
- パイモン: あっさり認めた…
- スネージナヤの使節と約束した利益を手に入れられるんだ… 九条孝行: 目狩り令の発令と遂行に助力すれば、
- 九条孝行: 昔から九条家の地位を狙っているヤツらは多くいた、我々を陥れようとする家門も数え切れないほどいる。
- 九条孝行: 他国勢力の支持が得られる上に、目狩り令を通して敵の戦力を削れる…
- 九条孝行: これほど割のいい取引はない。ただ、お前に知らせる必要がなかったと判断したまで、それだけだ、裟羅。
- 九条裟羅: あなたは…あれほどまで将軍様のことを崇拝していたのに、どうして裏切ったことをそんなに軽々しく言えるのですか!
- 九条孝行: 裏切る?これのどこが裏切りだと言うのだ?
- 九条孝行: あのファデュイたちは私に利用されているにすぎない、ヤツらに何ができるという?
- 九条孝行: 稲妻の国土において、天から雷が降り落ちれば、ヤツらは身を震わすことしかできないアリにすぎん。逆らうことなどできるものか。
- 九条孝行: なぜなら——
- 無想の一太刀」があるのだから! 九条孝行: 我々には天下無双の雷電将軍が、あの「
雷電将軍を裏切ったんじゃなくて…
雷電将軍の武力を過剰に信じてるだけ…
- パイモン: おう…こいつが崇拝していたのは雷電将軍というよりも、彼女の武力と「無想の一太刀」みたいだ。しかも、狂信に近い…
- 九条裟羅: では、忠義の心はどこに行ったのですか、当主様…
- 九条裟羅: 私が九条家に引き取られて以来、あなたから臣下としての忠義の道を教わってきました…
- 九条裟羅: 今思えば、それはただ私に九条家への忠誠を誓わせ、将来裏切ることがないようにするためだったのですね?
- 九条裟羅: 先ほど言った道理は、自身の醜さと私欲を隠すための詭弁でしかありません!
- 九条孝行: 私欲?私は九条家の永遠を守ってきたんだぞ。将軍様はきっと理解してくれる、前当主様もきっと…きっと理解してくれるはずだ。
- パイモン: 言いたくなかったんだけど、九条家は自分たちの力を過信しすぎじゃないか?ファデュイはそんな簡単にやっつけられる相手じゃないぞ…
このまま話しても埒が明かない…
九条裟羅の態度次第で状況が変わる。
- 九条裟羅: 目狩り令が本当に正しいものかどうか…私も内心疑ったことはありました。私の心にある道義に背いてもやらなければいけない事なのか、と。
- 九条裟羅: しかし、それが将軍様の示す道である限り、最後まで善し悪しを判断することは誰にもできない、私はそう思ったのです。
- 九条裟羅: けれど今になって分かりました、永遠の道に終わりはないと。そしてその道は…すでにあなたたちの私欲によって穢されています。
- 九条裟羅: したがって、それを正すとしましょう。少なくとも、今まで私のしてきた決心に報いるためにも!
- 九条孝行: 余計なことを考えおって…
- 九条孝行: 行きたければ行くがいい、九条家の地位を揺るがすことは誰にもできん。お前が情勢を変えることはないだろう。
- 天守閣で、スネージナヤの使節を迎えている。そう——「淑女」と呼ばれている執行官だ。 九条孝行: 将軍様はいま
「淑女」!
- パイモン: 稲妻の背後で起きたすべての元凶は、「淑女」だったのか!
- 離島を離れた時、千里さんから言われたことがあったな…勘定奉行が身分の高そうな女性と会っていたって…あの時に気づけたはずなのに… パイモン:
- 九条裟羅: スネージナヤの使節…ちょうどいい、このままこの稲妻から立ち去れると思うなよ!
- 天守閣に乗り込む気なのか? パイモン: 九条裟羅が行っちゃったぞ。
(俺俺/
私私)たちも、「淑女」に借りを返さないと。 - パイモン: そうだ!
- パイモン: オイラたちも行こう!
- (九条孝行ともう一度会話する)
- 九条孝行: 「無想の一太刀」があれば、稲妻に危機は訪れない。裟羅はそんなことも見抜けないのか…ふん。
サウンドトラック[]
No. | サウンドトラック名 | アルバム | 再生 |
---|---|---|---|
13 | 際どい小道 | 風と牧歌の城 | 陰の下のモンド、ガイアの収穫、モンド城の飛行者、本探し、送仙、腐植の剣 (任務)、神に匹敵する存在、望まれない供犠、愚忠と愚勇、そして世の声に耳を傾ける、氷雪の過去、鬼の誇り、星と月を仰ぎ、山河を隈なく歩く、百年一夢、神のみもとにあるように、意識の舟が行き着く処、墜落の夢、バラバラの証言、黒く染まった赤い絹、影に隠されし真相、生まれ変わりの契機、フレームの内と外に映る虚実 (任務) イベントゲームプレイ |
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | 愚忠と愚勇 Guchuu to Guyuu[!][!] |
中国語 (簡体字) | 愚忠与愚勇 Yúzhōng yǔ Yúyǒng |
中国語 (繁体字) | 愚忠與愚勇 Yúzhōng yǔ Yúyǒng |
英語 | Blind Loyalty, Reckless Courage |
韓国語 | 맹목적인 충성, 무모한 용기 Maengmokjeogin Chungseong, Mumohan Yonggi |
スペイン語 | Lealtad ciega y valor temerario |
フランス語 | Loyauté aveugle et témérité imprudente |
ロシア語 | Глупая верность, бездумная храбрость Glupaya vernost', bezdumnaya khrabrost' |
タイ語 | ภักดีอย่างโง่เขลาและกล้าหาญอย่างเบาปัญญา |
ベトナム語 | Trung Dũng Mù Quáng |
ドイツ語 | Blinde Loyalität, Rücksichtsloser Mut |
インドネシア語 | Kesetiaan yang Bodoh, Keberanian yang Tak Berguna |
ポルトガル語 | Lealdade Cega e Coragem Absurda |
トルコ語 | Kör Sadakat, Kayıtsız Cesaret |
イタリア語 | Fedeltà cieca, coraggio avventato |
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