巡水船はフォンテーヌにある水の乗り物だ。「アクアロード」と呼ばれる専用の交通機関で運行され、景色を楽しみながら効率よく移動できる。
駅に巡水船がいない場合、プレイヤーはベンチの横にある「巡水船を待つ…」対話オプションを選択し、巡水船を呼ぶことができる。
オーガスタス・ラヴレスによれば、巡水船にはメリュジーヌのガイドが乗っており、その土地の風景を解説してくれるという。また、巡水船に乗ることは「乗船体験は本当に素敵なもの」だと述べている[1]。
巡水船の水路[]
- クレメンタイン線 — アイベルが運航し、以下の駅がある:
- フォンテーヌ廷 (セントラルポート)
- ロマリタイムハーバー (ポート・ロマリタイム)
- ナヴィア線 — エルファネが運航し、以下の駅がある:
- フォンテーヌ廷 (セントラルポート)
- エリニュス島 (ポート・マルコット)
- カーレス線 — 現在運休中で、次の駅がある:
- ルミドゥースハーバー — 近日着工の噂[2]、または運休、以下の駅がある:
- Unnamed Line — 運休
伝承[]
巡水船システムは、カーレスとフォンテーヌ廷およびフォンテーヌ科学院の協力のもとに設計されたシステムである。カーレスは、このシステムがポワソン町との関係改善に役立つと信じていたが、その費用は非常に高額だった。その結果、カーレスともう一人の棘薔薇の会のメンバーであるロムーフとの間に確執が生まれた。カーレスの妻であるクレメンタインも彼の決断を支持したため、ロムーフはカーレスとその家族に対して特に不利な条件で多くのメンバーと決裂することになり、事態はさらに悪化した。クレメンタインが亡くなった後、カーレスは巡水船の建設資金を提供し始めた[3]。カーレス線、クレメンタイン線、ナヴィア線の3本が作られ、フォンテーヌ廷からフォンテーヌ科学院、ロマリタイムハーバー、エリニュス島に就航した。
フォンテーヌ科学院がエドウィン・イースティングハウスのアルケウム研究のために爆発事故を起こし(彼は事故の責任を否定しているが)、その過程でカーレス線も破壊された。
フォンテーヌの予言が処理された後、ロムーフとその一派はナヴィアへの復讐を企て、クレマンティーヌ線の支柱を破壊して雪崩を起こし、ポワソン町を瓦礫に埋めようとした。この計画は旅人とナヴィアによって阻止され、ナヴィアはカーレス線の再建と他の路線への停車駅の追加を決定する。
対話[]
巡水船を待つ…
- (駅に巡水船がない場合)
-
- After a while...
- (駅に巡水船があれば)
- 該当航路において、航行中または未出航の巡水船があります
巡水船 航行のボイス[]
クレメンタイン線[]
クレメンタイン線 A1: セントラルポートへ向けて出発[]
- アイベル: 「巡水船」クレメンタイン線へようこそ!この遊覧船はフォンテーヌで一番重要な、壮麗なる都市——フォンテーヌ廷行きだよ!
- アイベル。ナヴィア線のエルファネ先輩ほどは頼りにならないかもだけど、説明役、頑張るから!行き届かないところがあったら、遠慮なく言ってね! アイベル: 私は今回の説明役の
- アイベル: あっ間違えた、「到着後、お申し付けください。誠心誠意ご対応いたします」だった!
- フォンテーヌ廷だよ。 アイベル: えっと、本題に戻ろう。この航の目的地は、
- スチームバード新聞』にて! アイベル: コホン!フォンテーヌが誇るイノベーションや、今流行りのグルメ、近々行われる大公判——すべての情報は『
クレメンタイン線 A2: セントラルポートへ向けて出発[]
- アイベル: 「巡水船」クレメンタイン線へようこそ!この遊覧船はフォンテーヌで一番重要な、壮麗なる都市——フォンテーヌ廷行きだよ!
- アイベル: ここの特徴の「審判」ってイメージにつられて、この国が生真面目で厳かな場所だなんて思ってたりしない?
- アイベル: 実は、フォンテーヌ廷は芸術と美食の都市でもあるんだよ。貴重な建築物や音楽、絵画に食べ物の聖地で、どれもじっくり堪能するべきものばかり…
- アイベル: なになに?どうして建築物を一番先に持ってきたかって?
- アイベル: もちろん、今回の船旅が終わる頃、何よりも先にお目にかけられるのが壮大で美しいフォンテーヌ廷だからだよ!その瞬間をお楽しみに!
クレメンタイン線 A3: セントラルポートへ向けて出発[]
- アイベル: テイワット中を探しても唯一無二の交通機関「巡水船」へようこそ。この船はポート・ロマリタイムから出発して、フォンテーヌ廷に行くよ!
- アイベル: この航路は基本的にあんまり乗客がいないから、お好きな席にどうぞ!でも、乗客マナーはちゃんと守ってね!
- アイベル: 例えば、尖った道具を座席に平らに置かないこと。それとパンパンのお弁当箱を持って乗るのもダメ…
- アイベル: そういうのが原因で、もめごとを起こした乗客がいて、殴り合いにまでなったんだよ!
- アイベル: でもここのルールは「喧嘩は決闘を申し込むべし」でしょ?二人まとめてメロピデ要塞に送られて、規則正しく礼儀正しい生活を送るようになったって…
- アイベル: いいことだけど、真似するのはお勧めしないな!
クレメンタイン線 A4: セントラルポートへ向けて出発[]
- アイベル: 出航の時間だ!出発出発!
- アイベル: 最高の乗り心地を誇るクレメンタイン線へようこそ。大好評のガイド・アイベルがサービスしちゃうよ。
- アイベル: はい、外国から来た乗客の皆さんに質問。軽くて通気性の良い服は持ってる?
- アイベル: フォンテーヌの国土の大半はぬるい水に覆われてるから、昼と夜の温度差はあまりなくて、一年中大体の時間はすごく暖かいの。
- アイベル: それに湿度も高くて、少し運動しただけで汗が出てきちゃう。暑苦しいって思う観光客もいるみたい。
- アイベル: あれ…じゃあ「国土」じゃなくて、「水域」って言うべきだったかな…
クレメンタイン線 B1: スチームバード新聞の連載小説とメリュシー村について[]
- スチームバード新聞』には面白い連載小説が沢山あるけど、特に最近完結したばっかりの長編ミステリー『名探偵ハーロック』がおすすめ! アイベル: 『
- アイベル: 最後の最後、ハーロックが本当の黒幕だった助手のヤコバさんと鈴蘭十字結社で決戦する章を読んだときなんか、触角の震えが止まらなかったな…
- アイベル: あれ?ネタバレしちゃったかも…えっと、とにかく、「巡水船」の進む方向を見てみて!私たちメリュジーヌの故郷の「メリュシー村」は、あそこの深い地下のところにあるんだ!
クレメンタイン線 B2: 「モン・オトンヌキ」について[]
- アイベル: 皆さん、まもなく「ポワソントンネル」に到着だよ。
- アイベル: フォンテーヌは水域がかなり広いとはいえ、ここには綺麗な山地や森もあるんだ。「モン・オトンヌキ」は典型的な高山の一つ!
- アイベル: 「モン・オトンヌキ」での山頂キャンプが好きな冒険者は多いみたい!
- アイベル: 私もおすすめだけど、安全のために現地の人やクロックワーク・マシナリーをボディーガードにして行ってね…
クレメンタイン線 B3: 「ポワソントンネル」の起源について[]
- アイベル: 見て見て!目の前に現れたのが「モン・オトンヌキ」だよ。港とフォンテーヌ廷の間に横たわってるんだ。
- アイベル: それほど険しくはないけど、もし山頂に水路を引いたら、「巡水船」も今とは打って変わって、刺激的なエンターテインメントに変わるだろうね!
- アイベル: 当時水路を作った人たちはフォンテーヌ科学院の専門家を呼んだの。専門家たちはデカくてすごい機械で「モン・オトンヌキ」を貫いてね…それは大規模な工事だったんだよ…
クレメンタイン線 B4: コアクロックワーク・マシナリー大量リリースについて[]
- アイベル: もうすぐくぐる「ポワソントンネル」の話をするね。このトンネルを掘った時、フォンテーヌ科学院は大型工事用マシナリーを使って、人員を大幅に削減できたんだって!
- アイベル: トンネルを新設できた実績のおかげで科学院はコアクロックワーク・マシナリーの潜在能力を証明できて、その簡易版を普及させたの。
- アイベル: 我らがクレメンタイン線も一応、フォンテーヌの重要な科学進歩の産物なんだよ!
クレメンタイン線 C1: 砂漠について[]
- アイベル: そろそろ「ポワソントンネル」だよ。よく考えると、この航路って基本的に乗ってくれる人がほぼいないんだよね!
- 沈玉の谷を通る道だしね。 アイベル: うーん…人間って砂漠があまり好きじゃないからかな?フォンテーヌを出入りする主流ルートは、璃月の
- アイベル: 聞いた話じゃ、砂の多い所だとクロックワーク・マシナリーの故障率も上がるんだって。そりゃあわざわざ暑くて乾いた砂漠を通ってフォンテーヌに来ないよね。
- アイベル: あっ、ごめんね!お客さんがおかしいって言ってるわけじゃないよ…
クレメンタイン線 C2: インデムニチウムについて[]
クレメンタイン線 C3: 「ティアストーン」について[]
- アイベル: フォンテーヌには綺麗な白い建物がいっぱいあるでしょ。こういう建物にはどれも、「ティアストーン」って石が使われてるんだ!
- アイベル: 『スチームバード新聞』のとある通俗科学の記事によると、数百年前のとある事故で、初めてこの鉱石が発見されたんだって。
- アイベル: 普段は地下に隠れててね。見た目は普通なのに、中には真珠みたいな白い成分が含まれてるんだ。正しい方法で加工するだけで、かなり頑丈な材料になるんだって…
- アイベル: でも、一体どんな事故なら、地下からこんな石をひっくり返せるんだろうね?
- アイベル: それに昔の人が石の秘密を見つけるためには、大岩を砕かないとでしょ?そんなこと、戦艦の大砲くらいでしかできないよね…?
クレメンタイン線 C4: フォンテーヌの治安について[]
- アイベル: フォンテーヌで夜遊びしてるときに、街灯のメンテナンスに遭遇したり、明かりのない街に迷い込んだりしても、心配ないよ——
- アイベル: フォンテーヌは治安が超いいからね!大声で助けを呼べば、ふつうは近くの警備ロボがすぐに助けに来てくれるはずだよ。
- アイベル: もし警備ロボのメンテナンスが出来てなかったせいで、助けにきてくれなくて、強盗されても…執律庭に訴えたり、『スチームバード新聞』に暴露したりできる。
- アイベル: そしたらすぐ、大量の賠償金が届くはずで…とにかく、損をする心配なんかないってこと!
- ヴァザーリ回廊のブラックリストに載って、何も買えなくなっちゃうんだって… アイベル: もちろん、自演はお勧めしないよ。そうやってモラを稼ごうとする人は、
クレメンタイン線 D1: オペラ座エピクレーゼとエルフェーヌについて[]
- エピクレシス歌劇場のあるエリニュス島が見えるでしょ! アイベル: コホン、ほらほら、右手をみて!
- エルファネ先輩に聞いたことがあってね。 アイベル: あのすごく高い建築物が見える?「あの高いの、何でしょー?」って
- アイベル: そしたら先輩は「知らない。物事の意味を知って何の役に立つの?」って。
- アイベル: とにかく、エルファネ先輩はとても素敵で親切なメリュジーヌなんだ。機会があればぜひナヴィア線に乗って、先輩の案内を聞いてみてね!
- アイベル: さて、私の後ろ——水路の真正面に見える街が、かの壮麗なフォンテーヌ廷だよ。降りるときは、荷物をしっかりチェックしてよね!
クレメンタイン線 D2: エピクレシス歌劇場について[]
- アイベル: 乗客の皆さん、あっちを見て!水路の外側にある天を衝くような建築物…の後ろ!これぞ、我らが誇るエピクレシス歌劇場だよ!
- アイベル: この歌劇場こそ、「審判」を行うための一番大切な場所なんだ。国の最重要建築物の一つと言っても過言じゃないよ!
- アイベル: もちろん、普段は芸術的な公演もしてるんだけど…でも演出が分かりにくいなって時々思うよ。
- ヌヴィレット様のご尊顔を拝めるんだもん…あーあ、今すぐサボって審判を見に行きたいくらいだよ… アイベル: やっぱ裁判のほうが面白いな。
- アイベル: ダメダメ、アイベル!あなたは模範ガイドなんだから、そんな無責任なことを考えちゃダメ!
クレメンタイン線 D3: 「審判」について[]
- アイベル: 「審判」はフォンテーヌで一番大切な公衆活動だよ。公開裁判の時間が来ると、みんな一張羅で綺麗に着飾って、楽しくエピクレシス歌劇場に向かうの!
- アイベル: パレ・メルモニアが公表した記事によると、「律償混合エネルギー」の生産原理は審判に関わってるんだって。
- アイベル: 「審判」がフォンテーヌ全土を動かしてるって言っても過言じゃないよ!まあ、具体的な原理は知らないけど。
- アイベル: とにかく、ヌヴィレット様の賢明な計画のおかげで、この国では安全で頼もしいエネルギーを使えるんだ!
クレメンタイン線 D4: エピクレシス歌劇場の建設について[]
- アイベル: 数百年前に歌劇場を作ったとき、パレ・メルモニアはフォンテーヌ廷全体から半分近くの職人を集めて、運ばれてきた建材は岸辺に丘を作るほどだったんだって。
- アイベル: その報酬だけで、多くの工房はしばらく食べていけるくらいのモラを稼げて、貯金を安心して他の商業活動に投入できたの。
- アイベル: それに、工事に参加した一般の職人は毎月高額な給料を貰えたから、何の憂いもなくフォンテーヌ廷をより美しい都市にすることに集中できたんだよ。
- アイベル: とにかく、エピクレシス歌劇場の建設事業は、この国の経済を救ったってわけ!
クレメンタイン線 D5: ヌヴィレット氏について[]
- アイベル: コホン!私たちの大裁判官のヌヴィレット様について話すなら——お客さん…!尊敬と讃美の気持ちをどうか惜しまないで!
- アイベル: ヌヴィレット様こそ、この国の柱だよ。歌劇場の公開審判に一度も欠席したことがない上、普段は数えきれないほどの事務を処理していらっしゃるんだ。
- アイベル: なのに、私たちメリュジーヌと接する時は…はぁ、本当に優しくって…
- アイベル: 私に言わせれば、ヌヴィレット様なしではフォンテーヌは回らないよ!
- アイベル: 私は平凡だし、ヌヴィレット様と会話する機会もそうそうないけど、お客さんなら、チャンスがあるかもね!
クレメンタイン線 D6: フリーナ様について[]
- アイベル: 私、フリーナ様が歌劇場の舞台に立つのを見たことがあるんだ!ラッキーでしょ!
- アイベル: 演出の華麗さと興奮は観客にまで伝染して…ヌヴィレット様までショックで首を横に振ってたくらいだったんだよ!
- アイベル: とにかく私はフリーナ様が大好き。お美しくて、まさに神の名に相応しいお方だと思う。
- アイベル: あの方の舞台を見ればあなたも、私の考えに賛成してくれるはず。たとえあなたが「被告人」でもね!
クレメンタイン線 E1: フォンテーヌ廷に到着[]
- アイベル: おっと!言うのを忘れてた。「巡水船」に乗ってるときは、頭や手なんかの身体とか、杖、剣、写真機みたいな道具を船の外に出しちゃダメだよ。
- アイベル: 「巡水船」の運営側は、そういうことで発生した事故や損害の責任は一切負わないからね。
- アイベル: えっと…言うの、ちょっと遅かった?まあ、航行の途中で事故がなくて良かったよ。それに今回の説明役を担当できて光栄だった、ありがとね!
クレメンタイン線 E2: フォンテーヌ廷に到着[]
- アイベル: よーし!間もなく今回の終点——フォンテーヌ廷「巡水船」セントラルポートだよ!荷物をしっかり持って、降りるときは波止場とデッキの隙間に気を付けてね…
- アイベル: 一部の国では、ジェスチャーで乗客を祝福するらしいけど、メリュジーヌにはそういうマナーはないんだ。
- アイベル: でも、一部のメリュジーヌはエリナスに向かって帽子を脱ぐよ。帽子がなくても、目線で敬意を示すんだ!お客さんたちに幸運があらんことを!
- アイベル: また会える日を楽しみにしてるよ!
クレメンタイン線 E3: フォンテーヌ廷に到着[]
- アイベル: ながーい航行の末に、「巡水船」はついに壮麗で豊かなフォンテーヌ廷へと到着したよ!
- アイベル: 皆さん荷物を忘れないようにして、焦らずゆっくり船を降りてね…
- アイベル: 長旅で腹ペコ!早くご飯食べた~いって人には、ホテル・ドゥボールがオススメだよ!
- アイベル: あそこの料理はメリュジーヌの好みには合わないし、値段もヤバいけど、観光客の皆さんからは高評価みたい。たまに店の特別演出も観れるんだって!
- アイベル: 異国のお客さんたちには絶対、行って損ない場所だと思うよ!
クレメンタイン線 E4: フォンテーヌ廷に到着[]
- アイベル: 終点に着いたよ。あれ、船でゆらゆら風に当たって、眠くなっちゃった?
- アイベル: うんうん、そりゃそうだよね!ここのモットーも、ゆったり楽しい乗船体験を、なんだよ。
- アイベル: フォンテーヌの絶景を眺めながら、メリュジーヌの面白い説明で眠るなんて、いい夢が見られそうだね…
- アイベル: うーん、私って副業のバイトもできるかも。子供に寝る前の物語を語ったり…ナレーションを録音したりとか?
- アイベル: そうだ、レシュッツのクロックワーク工房では、不思議なクロックワーク・マシナリーをいっぱい買えるよ。音声記録装置も作ってもらえるかも!
クレメンタイン線 F1: ポート・ロマリタイムへ向けて出航[]
- アイベル: ふぁあ~…よーし!みんな席について。楽しい出発の時間だよ!
- アイベル: 今回の「巡水船」はポート・ロマリタイム行きで、私はガイドのアイベル。クレメンタイン線の道沿いの景色をあなたにじっくり説明してあげるよ!
- アイベル: 昔からこの分野のプロってわけじゃないけど、フォンテーヌの重要スポットやエピソードについては、かなり知ってるよ!
- アイベル: 私の説明を聞いて、この国をもっと好きになってね。エルファネ先輩みたいに、フォンテーヌを隅々まで歩き尽くしてほしいな!
クレメンタイン線 F2: ポート・ロマリタイムへ向けて出航[]
- アイベル: 「巡水船」、出航!ガイドはアイベルが担当するよ。
- アイベル: まずは今回の「巡水船」の終点——ロマリタイムハーバーについて説明するね!この港に行ったことのあるお客さんならきっと、巨大なリフトも見たでしょ。
- アイベル: あの大きさになると、建造難易度もかなり高くなるんだって。それに、違うエネルギーを使って動くシステムも備えてるんだよ!
- アイベル: もしお客さんの知り合いに大商人がいるなら…高い建物を建てたいときは、当時のリフトを設計したチームか、継承者を雇ってもいいかもね!
クレメンタイン線 F3: クレメンタイン線にまつわる逸話[]
- アイベル: このクレメンタイン線について、こんな噂が流されてるんだ——
- アイベル: 初期、ハウス・オブ・カスパールが雇ったエンジニアは、この真下にも貨物と観光客を運ぶための航路を作ろうか悩んでたんだって。
- アイベル: そしたら最大限に水路を利用できるし、クレメンタイン線はフォンテーヌを南北に貫く巨大な血管になるんだ!
- アイベル: でも、エンジニアたちの更なる分析によると、この水路で貨物を運ぶ需要は特になさそうってことで、計画はナシになったの…
- アイベル: まあ、このままでも十分だけど!航行中に下から騒音が響いて、いい気分が台無しになっちゃうかもだしね!
クレメンタイン線 F4: ポート・ロマリタイムへ向けて出航[]
- アイベル: ハイハイ!皆さんこんにちは!この船のガイドのアイベルだよ!
- アイベル: 「巡水船年度最優秀ガイド」、「元マレショーセ・ファントム十年連続皆勤王者」、「メリュシー村文化宣伝大使」、「ヴァザーリ回廊事業推進協力の新星」…
- アイベル: 自慢してるんじゃないよ。ただ、私の話をもっと聞いて欲しいんだ。そしたらみんなフォンテーヌにあっという間に馴染んで、思いっきり食べて、遊んで、買いものできる…
- アイベル: 私のガイドが気に入ったら、またこの航路を使ってね!私の説明を聞くためだけに、何度も「巡水船」に乗ってくれる乗客もいたんだよ!
クレメンタイン線 G1: 「エリナス」にまつわる伝説[]
- アイベル: 遠くに見える山みたいにでっかいのが「エリナス」だよ。私たちメリュジーヌの故郷「メリュシー村」がある場所。小さい頃からあれの物語が大好きだったな——
- アイベル: 遥か昔、「エリナス」がフォンテーヌに来て、人々にこう尋ねたんだって——「ワタシにできることはあるか?」
- アイベル: ちょうど当時、体が小さく手も短いメリュジーヌは、ヒトのように家を建てられなくて悲しんでた…
- アイベル: それでヒトは口々に、「メリュジーヌたちの家になってあげてください」と言った。
- アイベル: そうして「エリナス」はそこに横たわり…あっという間に数百年が過ぎた…
- アイベル: やっぱり、フォンテーヌの人たちも「エリナス」も、本当に優しいよね…
クレメンタイン線 G2: エリナスのそばを通り過ぎる[]
- アイベル: 乗客の皆さん、遠くを見てみて!水路の西側に広い山地があるでしょ。あれが「エリナス」が横になった姿だよ。
- アイベル: もしこの先「エリナス」みたいなおっきい生き物が来て、なのに「エリナス」みたいに優しくなくて、暴れまわっても…
- アイベル: 「執律庭」にいる半数くらいが頑張れば、制圧できるはず!今のフォンテーヌを守ってる力はすごく強いからね!
- アイベル: もし外で手強い相手に巡り合っちゃっても、フォンテーヌまで助けを求めに来ればいいよ!
クレメンタイン線 G3: ベリル地区の伝説[]
- アイベル: 「エリナス」がまだここにいなかった遠い昔、この水路の西は広い水域だったって話があってね、船隊はそのままフォンテーヌ廷の港に入港できたんだって…
- アイベル: たまに思うんだ——「エリナス」がいなかったら、フォンテーヌはどんな姿だったんだろう?
- アイベル: クレメンタイン線はなかったかな?私はガイド以外をしてたのかな…例えば商船の船員だったりして?
- アイベル: でも、エリナスは「メリュシー村」を守ってくれてる。村のことも今の仕事も好きだから、余計なことは考えないでいいんだ!
クレメンタイン線 G4: クロックワーク・マシナリーについて[]
- アイベル: 今、私たちの前にあるのは「ポワソントンネル」。最先端のゼンマイ工学技術の結晶だよ。
- アイベル: でもまあ科学院はお金持ちだし、クロックワーク・マシナリーに頼らなくてもエネルギー供給は間に合ってる。だから普及版のはそんなにすごくないんだ。
- アイベル: 職人たちはクロックワーク・マシナリーの値段を下げるために、材料をいっぱい安物に変えるから、供給エネルギーも科学院のより低くなる…
- アイベル: だから一般大衆のクロックワーク・マシナリーには過酷な仕事ができないの。ま、ある意味いいことかもね。
- アイベル: じゃないと労働者たちは仕事をクロックワーク人形に奪われないか心配しちゃうでしょ?
クレメンタイン線 H1:第二次大水期への対処案について[]
- アイベル: はーい。「巡水船」は今、「ポワソントンネル」の中だよ…
- アイベル: 第二次大水期の危機に備えて、トンネルを掘る要領で山を空っぽにして、そこに都市を作ろうって提案した人がいた。
- アイベル: でも、水位が山頂を超えたら、中にいる人たちが酸欠になっちゃうでしょ?まさか換気のために、すごーく高い塔を作るの?
- アイベル: そしたら、超でっかくて丈夫な塔を作らないとだけど、そんなの国中の職人をみんな集めて数百年かけても無理ってことで、その案は却下されたの…
クレメンタイン線 H2: サーンドル河について[]
- サーンドル河」のことを思い出しちゃった。 アイベル: トンネルにいたら、フォンテーヌ廷にある「
- アイベル: 「サーンドル河」は謎めいてて、超面白いよ!前の仕事の時はあそこに行くたびに、新しいサプライズがあったもん!
- アイベル: 住民たちもとても個性的で、私がマレショーセ・ファントムの人間だと知るや否や、次々話しかけてきたんだ…
- アイベル: でも私の暮らしと仕事を思いやってくれてたな。相互理解は友達になるための第一歩。あなたも「サーンドル河」で友達がいっぱいできるかもね!
クレメンタイン線 H3: ハウス・オブ・カスパールについて[]
- アイベル: 「ポワソントンネル」って名前は、近くに「ポワソン町」があるからなんだ。
- アイベル: 「ポワソン町」の文明の歴史は深いんだよ。「巡水船」の水路が引けたのも、「ポワソン町」のハウス・オブ・カスパールの支持あってこそ。
- アイベル: プロジェクトの情報が出た当初、心配の声をあげてた水路沿いの住民たちも、ハウス・オブ・カスパールが参加するって聞いて静かになった。
- アイベル: これもきっと、ハウス・オブ・カスパールの人たちの頼もしくて公平な行いが、信頼を勝ち得た結果だね!
クレメンタイン線 H4: 子供たちは暗いポワソントンネルを恐れていた[]
- アイベル: クレメンタイン線が完成した当初は、このトンネルの照明っていまいちでさ、薄暗いから怯えて泣いちゃう子供までいたんだよ。
- アイベル: 子供って暗いの怖いもんね。分かるなあ。
- アイベル: この国では、枕元にマレショーセ・ファントムのメリュジーヌの人形を置いたり、あのマークのペンダントを付けたりしたら、子供は影に隠れるものを恐れなくなるんだ。
- アイベル: だって童話の中の「マレショーセ・ファントム」の職務は「影に潜む魔物を駆逐する」ことだからね!
クレメンタイン線 I1: ツアーガイドについて[]
- アイベル: うちの運営が、私たち「巡水船」ガイドの仕事はとても重要だって言ってた!
- アイベル: この街にどんな素敵なお店や、お土産にいい特産品があるか、一部のお客さんは私たちの説明くらいしか情報源がないんだって。
- アイベル: 私たちガイドの説明がうまいと、みんないっぱいモラを稼げるの!みんなが良い暮らしをできるって思うだけで、更にやる気がでちゃうな。
- アイベル: 乗客の数が少なくても…一回で説明できる内容には限りがあっても…やり続けていたら、いつかめちゃくちゃいい成果になるはず!
クレメンタイン線 I2: 新しいガラス開発について[]
- アイベル: よし、やっとトンネルを抜けたね!晴れた昼だったら、眩しい太陽の光が皆さんの目を刺してたかも?
- アイベル: エンジニアたちは今、陽射しを遮りつつも視界を邪魔しない、不思議なガラスをテスト中らしいよ。目の前につけておくのにピッタリだよね!
- アイベル: 値段は心配ご無用!クロックワーク・マシナリーの補助で作られたガラスがここにはいっぱいあるけど、ほとんどは軽くて丈夫で安いんだ。
- アイベル: 後でお客さんも、ヴァザーリ回廊でそういう商品が見られるかもね。
クレメンタイン線 I3: 「アルケウム」について[]
- アイベル: トンネルを抜けたら、ポート・ロマリタイムと壮観な大昇降機はもうすぐそこ…
- アイベル: 前にエンジニアのお客さんから、不思議な鉱石「アルケウム」のことを聞いたんだ。より大きくて重い物を持ち上げるために使えるんだって。
- アイベル: そのエンジニアさんはその技術でポート・ロマリタイムの下にある貨物船を「持ち上げ」ることで、貨物輸送の効率を上げようとしてた…
- アイベル: この国は何でもアリだし、あれはただの冗談じゃなかったのかもね!
クレメンタイン線 I4: 設計段階の「巡水船」について[]
- アイベル: 設計段階の「巡水船」の速度は、今より数倍も速かったらしいよ。コーヒーを一杯飲む時間でフォンテーヌ廷から港まで行けたって!
- アイベル: でもその後、この航路の利用客数がさほど見込めないのがわかって、いくら速くても、空っぽの船じゃ意味ないって結論になったの。
- アイベル: エンジニアたちは「巡水船」のスピードを下げて、節約した「律償混合エネルギー」をもっと必要なところに使うことにしたんだ…
- アイベル: まあ、これで良かったのかも。ビューンって観光名所をいくつも通り過ぎちゃったら、説明してらんないもんね!
クレメンタイン線 J1: ポート・ロマリタイムへようこそ[]
- アイベル: リンリンリン!終点、ポート・ロマリタイムへようこそ!ご乗船ありがとう!フィードバックやアドバイスは、「巡水船」の運営宛てに手紙を送ってね!
- アイベル: たまにお客さんの手紙が転送されてくるときは、一通一通ちゃーんと読んでるんだよ!
- アイベル: 次にこの航路を利用してくれるときは、今よりもっといいガイドになっておくから!
- アイベル: 高評価が多かったらボーナスを貰って、エルファネ先輩に美味しいものをご馳走できるかも…
- アイベル: そしたら、お客さんが今度ナヴィア線に乗るとき、もっと機嫌のいいエルファネ先輩に会えるよ!
クレメンタイン線 J2: ポート・ロマリタイムに到着[]
- アイベル: フォンテーヌの玄関口の一つ——ポート・ロマリタイムに到着!
- アイベル: 下の港で観光や散歩だけして戻ってくるつもりなら、また後で会えるはずだよ!
- アイベル: 別の船に乗ってフォンテーヌを出ちゃう人も、またフォンテーヌに遊びに来てね!
- アイベル: あっ…滞在中は『スチームバード新聞』をいっぱい買ってね!港で売り子を探し、暇があれば都市に戻って何部も買って…とっても重要なんだから!
- アイベル: だって『スチームバード新聞』は今、「巡水船」のメインスポンサー…コホン…じゃなくて、フォンテーヌの唯一無二の特産品だから、うんうん!
クレメンタイン線 J3: ポート・ロマリタイムに到着[]
- アイベル: うんうん!乗客の皆さん、終点、ポート・ロマリタイムだよ。事故なく安全にみんなが目的地に着けて、私も嬉しい!
- アイベル: 「巡水船」を離れた後も気をつけて。港って色んな人がいるから、絶対変な人に誘拐されないでね!かくいう私も前に…
- アイベル: コホン!最後に一つ。たとえ達人でも、風の翼では降りないで。やっぱりリフトを使ったほうが安全だからね!
クレメンタイン線 J4: ポート・ロマリタイムに到着[]
- アイベル: はい!のんびり気持ち良い船旅だったけど、ついにクレメンタイン線の終点「ポート・ロマリタイム」に到着だよ!
- アイベル: 降りるときは焦らないで、貴重品を船に忘れないようにね。フォンテーヌを出てから落とし物に気付いても、遺失届けは出せないから…
- アイベル: それと、当日のチケット購入はおすすめしないよ。いい席は予約で埋まってるから。
- アイベル: それに、ここの船はほとんど、整備状況のよろしくない外国の港に行くから、船が揺れたりしたら砂漠を通り抜ける気力も残らないよ。
- アイベル: だから個人的なアドバイスだけど、やっぱり港のホテルで何日か休んで、いい席が取れてから出たほうがいいよ!
クレメンタイン線 K1: アラン・ギヨタンの動力コアについて[]
- アイベル: よく見てみると、クロックワーク・マシナリーの外側にはねじれた歯車のマークが刻まれているのに気付かない?
- アラン・ギヨタンがデザインした動力コアを使ってますって意味なんだよ。そのコアは…えっと…たしかガイドハンドブックに載ってた! アイベル: このマークは、
- アイベル: 「ウーシアとプネウマが対消滅…を起こした際に生成されたエネルギーを利用できる」。うーん…対消滅って何?どっちも消えるってこと?
クレメンタイン線 K2: 人工知能について[]
- アイベル: 伝説では数百年前、フォンテーヌ科学院の創立者アラン・ギヨタンが、思考したり喋ったりできる、私よりも賢いプロトタイプを発明したんだよ!
- アイベル: そのクロックワーク・マシナリーはもう行方不明になってるけど、その伝説は長年ずっと、人工知能を創ることを目指すエンジニアや発明家たちの励みになってるんだって!
- アイベル: それでみんなもすごいマシナリーをいっぱい作った。比較的成功したマシナリーの一体は、今も警備として活躍してるんだって。
- アイベル: あれ?でももし、クロックワーク・マシナリーが私より賢くて、お喋り上手だったら…私、失業?
クレメンタイン線 K3: 第二次大水期について[]
- アイベル: 私の印象じゃ、「フォンテーヌの水位はいま第二次大水期にある」って見方は既に街中で長いこと噂になってる。
- アイベル: すっごいパニックに陥っている人とか、構えてる人もいて…そういう人々は自分の身を守るための装備まで準備し始めてるんだ。
- アイベル: 職人と商人たちはずっと新商品を出し続けてる。水中物資保存箱とか、重たーい潜水服とかね。水中もオッケーな防水の家まであるんだって…
- アイベル: もちろん、ほとんどは高い割に役に立たないでしょ。私は別に、怖がることなんてないと思うけどね。
- アイベル: メリュジーヌは水中でも、さほど変わらない生活を送れるの。一番大きな問題は、熱々の料理が作れないこと。ちょっと残念…
クレメンタイン線 K4: リネ&リネットのマジックショーについて[]
- アイベル: フォンテーヌ廷で一番好きなイベントと言えば、もちろんホテル・ドゥボールでショーを観ること!
- リネットさんとリネさんにも会えるかもしれないんだよ! アイベル: 運が良ければ、超華麗な魔術師の二人組——
- テイワット中を探したってあの二人のマジックショーに敵う相手はいないはず! アイベル:
- (『霧雨に眷恋される街』をクリアしていない場合)
-
- アイベル: 将来は、エピクレシス歌劇場で公演することになるかもしれないんだって!
- (『霧雨に眷恋される街』をクリアしている場合)
-
- アイベル: 二人のショーは無料だけど、『スチームバード新聞』がしょっちゅう出演スケジュールを漏らすから、大金で席を予約する人も出てきちゃっててね…
- アイベル: しくしく…私はそんな大金払えないから、いつも遠くから見るだけ。記念撮影にもかなり並ぶから、次の日は仕事中に居眠りしちゃうんだ…
クレメンタイン線 K5: フォンテーヌ科学院について[]
- アイベル: 実は、よく話題にのぼる「科学院」の正式名称は「フォンテーヌ運動エネルギー工学科学研究院」なんだよ。どう?長すぎて、聞くだけですごい感じがするでしょ!
- アイベル: そこにいる専門家たちはみーんな博識だよ。でも、お隣りのスメール教令院とは違って、科学院はエネルギーや機械の分野を集中研究してるから、より専門性が強いんだ!
- アイベル: 科学院の入試問題って、超計算するんだって。「ポワソンチャンティー・パイ」をどう七等分するかすら分からない私みたいなパンピーには、設問すらイミフ!
- アイベル: もちろんそこで働くのも、一般人には想像つかないくらい大変だろうけど。エルファネ先輩も言ってたよ。「自分をそこまで追い込む必要はない」って。
クレメンタイン線 K6: アイベルについて[]
- アイベル: 今はこうしてガイドをしてるけど、前はマレショーセ・ファントムで、悪い人を捕まえてたんだよ!仕事をすごく頑張ったから、ご褒美に「巡水船」に抜擢されたの。
- アイベル: 今では毎日水路で景色を堪能できるし、遠くのエリナスも眺められるし、みんなほんとに私に優しいなあって実感しちゃう。
- アイベル: だから私、いっぱい頑張って、乗客の皆さんに楽しんで貰えるよう頑張るよ!今回の航行も、よろしくね!
クレメンタイン線 K7: エルフェーンについて[]
- アイベル: 実はナヴィア線のエルファネ先輩はマレショーセ・ファントムの元エースなんだよ!警察隊と一緒に悪い人をいっぱい捕まえたんだって。まさに私たちの誇りだよ。
- アイベル: 異動になった後、ある日先輩が新しい制服でこの船に乗って言ってくれたの——「彼らがあなたをここに飛ばすなら、最早マレショーセ・ファントムに残る必要はない。」
- アイベル: おんなじ船で働いてるわけじゃないけど、エルファネ先輩と一緒の仕事ができて、本当に良かった!
クレメンタイン線 K8: シグウィンとメロピデ要塞について[]
- シグウィンみたいなメリュジーヌもいるよ!彼女はメロピデ要塞で病気や怪我をした人たちの世話をしてるんだ。 アイベル: あっ、言い忘れてたけど、
- アイベル: そうだ、まだ知らなかったかもだよね!メロピデ要塞は沢山の人が毎日真面目に働いて、規律正しい生活を過ごす良い場所だよ。
- アイベル: エルファネ先輩から聞いた話では、住民たちはメリュジーヌのことが嫌いかもって…でもまあ、お客さんは人間だし、行っても大丈夫だと思う!
クレメンタイン線 K9: ナヴィア線とクレメンタイン線の命名について[]
- アイベル: 「ナヴィア線」と「クレメンタイン線」って名前は、昔、水路を作った人がその人生で一番重要な女性たちの名前を記念してつけたんだって。
- アイベル: はー、人間ってほんとにどこまでもロマンチックな種族だね!ついこの前完結した『スチームバード新聞』の『ガニュメデの慕情』みたい…
- アイベル: コホン…『スチームバード新聞』の購読は個人的におすすめだよ!
クレメンタイン線 K10: 水中での呼吸について[]
- アイベル: そう言えば、大部分の人間は水中で呼吸ができないってこと、つい最近になってようやく知ったんだよね!
- アイベル: 噂だけど、神の目をもつ人間だけはフォンテーヌの水の中でも息したり、喋ったりできるんだって。でも、一般人は装備とボンベが必須。
- アイベル: メリュジーヌに生まれたおかげで、いつでも美味しいタイダルガとかを採って食べられるから、ほんと幸せ!
クレメンタイン線 L1: メルシネについて[]
- アイベル: フォンテーヌでは、メリュジーヌの大半は保安関係で働いてるんだよ!
- アイベル: 私たちメリュジーヌの視界は人間とちょっと違うから、より簡単に悪い人の手がかりを見つけられる。
- アイベル: でも、悪い人を捕まえるのって大変なの…私たちって人間より短足だし、走りも遅いんだもん。
クレメンタイン線 L2: メルシネスのトークンについて[]
- アイベル: 私たちメリュジーヌはふつう、「しるし」を持って生まれるの。それは私たちがこの美しい世界に来てから初めて貰える、とても重要な記念品なんだよ!
- アイベル: メリュジーヌによってしるしは違うんだけど、私のはとある剣の欠片なんだ。勇気の象徴だって私は思ってるよ!
クレメンタイン線 L3: クロックワーク玩具について[]
- アイベル: クロックワーク玩具はここの精密機械技術が一般に普及した証の一つ。性能だって改善され続けてるんだから!
- アイベル: 最近じゃ、一部の型番の性能は、制限さえしなければ、なんと旧式の警備ロボさえも超えちゃうんだよ!
- アイベル: だから、そういうおもちゃに武器をくっつけて作動ロジックを上書きした上、性能の制限も解除して、転売する賢い人もいるんだって。すごいでしょ!
- アイベル: 悪い人や魔物との遭遇が避けられない冒険者たちにとっては、すごく実用的だと思うよ!
クレメンタイン線 L4: 不誠実な商人について[]
- アイベル: この前、ヌヴィレット様のお名前の商標を申請した悪徳商人がいたんだ。大弁護士を二人も雇ってて、もう本当に大騒ぎ。
- アイベル: でも結局、申請はそもそも特許局の審査を通ってなかったの。人間の手続きって本当に複雑だよね…
クレメンタイン線 L5: 病気休暇のお知らせ[]
- アイベル: 昨日寝違えたせいで首が痛い。今日は安静のため休みをもらいます…あっごめん!同僚の休暇届けを間違えて読んじゃった。えっと、私たちって…寝違えたりするの?
ナヴィア線[]
ナヴィア線 A1:[]
- エルファネ: ナヴィア線へようこそ。私はエルファネ。
- エルファネ: 「巡水船」はまもなく出発するから、頭や手などの体の部位を窓の外に出さないで。「巡水船」の運営はこれによって起きた事故や損害に一切責任を負わないわ。
- エルファネ: それから『スチームバード新聞』を買って。私は全然読まないけど…
ナヴィア線 A2:[]
- エルファネ: 乗客の皆さまこんにちは。私は今回のガイドをするエルファネ…この船はエリニュス島行きよ。
- エルファネ: そこで審判を受けて、メロピデ要塞に送られた人は多いわ。
- エルファネ: でも、あなたたちは緊張しなくていいと思う。あそこで生活することは、一部の人にとってはいいことかもしれないもの。
ナヴィア線 A3:[]
- エルファネ: コホン。はるばる遠くから来た皆さまを歓迎するわ。ガイドのエルファネよ…
- エルファネ: 今回の「巡水船」の目的地はエリニュス島よ。尊きお二方がよく訪れるためか、そこは年中雨が多い…
- エルファネ: 雨具を用意しておくことを推奨するわ。何なら今から買いに行く?どうせこの船は年中無休で運行しているから、次の船を待てばいいわ。
ナヴィア線 A4:[]
- エルファネ: ナヴィア線「巡水船」、まもなく出航。私はエルファネ。見ての通り、普通のメリュジーヌガイドよ。
- エルファネ: メリュジーヌには乗客に見えないものまで見えるから、私のガイドは、あなたが思うようなものとは違うかもね。
- エルファネ: …心配なさらずとも、事前に用意した台本を読んでいくから、ご了承を。
ナヴィア線 A5:[]
- エルファネ: まもなく出航の時間よ。「フォンテーヌ水路交通ルール」に沿って、次の危険物を持ち込まないで…
- エルファネ: あっ…そこまで緊張しないで。私はただ手順通り規約の告知をしているだけ。ルールを違反するつもりがないことは、勘でわかるから…あなたを信じてるわ。
ナヴィア線 A6:[]
- エルファネ: 「巡水船」、まもなく出航。乗客の皆さま、ご準備を。好きな席を選んで、好きな方法で座って。
- エルファネ: 今運行中の航路はどちらもゆっくり走る巡航水路だから、船が出航するからって身構えなくても、そう簡単に転んだりしないわ。
ナヴィア線 B1:[]
- エルファネ: 今回の航行の終点はエリニュス島。行ってみる価値のある場所はルキナの泉とエピクレシス歌劇場。
- エルファネ: 左側上空には、有名なフォンテーヌ科学院。実験事故のおかげで新しい観光スポットができるなんて、ヒトの知性って本当に素晴らしいわね。
ナヴィア線 B2:[]
- エルファネ: クロックワーク・マシナリーの製造には特許法以外の制限はないわ。科学院だけでなく、民間の工房も様々な様式のマシナリーを開発している。
- エルファネ: 既存のものを改造する人がいれば、クロックワーク・マシナリーを窃盗や強盗、監視や違法探査に使う無法者もいる。
- エルファネ: そういうことに出くわしたときは、すぐ近くの法執行人に報告して。
ナヴィア線 B3:[]
- エルファネ: この国のエンジニアによるクロックワーク・マシナリーの成果が、ヒトやメリュジーヌに取って代わると心配する者がいる。
- エルファネ: でも、あなたたちは心配しないで。だってマシナリーは私たちと違って衣食住や娯楽が必要ないから、そういうことにモラを使ったりしない。
- エルファネ: この点についてだけは、私たちを越えられやしないと思うわ。
ナヴィア線 B4:[]
- エルファネ: 水路の隣はエピクレシス歌劇場よ。歌劇場のメイン舞台はとても広くて華麗。
- エルファネ: そこに出演するために、生涯をかけているエンターテイナーさえいるらしいわ。熱血モノの物語みたいね…
- エルファネ: ところで、あなたもあのお方に学んで遠い目標を掲げてみたら?そうすればあなたの人生にもモチベーションが生まれるかも…
ナヴィア線 B5:[]
- エルファネ: あの方はかつて「異なる流域の水には異なる情緒があるものだ」と言った…こんな言い方だったとは限らないけど、そういうニュアンスのことをね。
- エルファネ: 今、私たちの船はエピクレシス歌劇場に近づきつつある。あの方と同じ意見なら、この近くの水でも飲んでみれば、「フォンテーヌの百味」を味わえるんじゃない?
ナヴィア線 B6:[]
- エルファネ: あちらに佇むエピクレシス歌劇場は本国トップレベルの就職先よ。文化や芸術、礼儀作法、および法律の厳しい試験に合格しなくてはあそこで働けない。
- エルファネ: もちろん、その分給料と福利厚生も一般人には夢のようよ。興味があるなら、あなたも「パレ・メルモニア」で応募してみたら。
ナヴィア線 C1:[]
- エルファネ: さて、まもなくポートに到着よ。荷物のチェックをしっかりね。
- エルファネ: 乗客の落とし物を遺失物センターに預けるくらいはするけど、手続きが本当に大変なの。私たちメリュジーヌの手はペンを持つのに向いていないんだもの。
- エルファネ: 船を降りるときは気を付けて。今回の航行のガイドを担当できて光栄だったわ。ありがとう。
ナヴィア線 C2:[]
- エルファネ: 終点のポート・マルコットに到着よ。荷物をチェックしてから降りてね。
- エルファネ: 乗客の皆様が「巡水船」に興味があって、記念写真を撮りたい場合は、都合の良い時にクレメンタイン線のポート・フォンテーヌ廷で撮るのがおすすめ。
- エルファネ: 理由一、ポート・マルコットの雰囲気はフォンテーヌ廷ほど賑やかじゃない。二、私はクレメンタイン線のアイベルほど真面目じゃなく、あの子の船のほうがきれい。
- エルファネ: 三…メリュジーヌの手…少なくとも私は、まだ写真機を使いこなせないから…
ナヴィア線 C3:[]
- エルファネ: 長くも短くもない「巡水船」の旅はここまで。エリニュス島のポート・マルコットに到着よ。
- エルファネ: このエリアは清潔さにとてつもなく厳しい——ここでポイ捨てすると重罰を科されて、牢屋に入れられる恐れもあるから、絶対に注意して!
- エルファネ: そうね、ものを食べながら景色を堪能するのはおすすめしないわ。
ナヴィア線 C4:[]
- エルファネ: ただいま、終点のポート・マルコットに到着。エピクレシス歌劇場にて「審判」を観賞したいなら、食事を済ませてから行くのがおすすめよ。
- エルファネ: 歌劇場には食べ物持ち込み禁止という明文化されたルールがあるの。
- エルファネ: リスクを冒しておやつをこっそり持ち込んだとしても、「審判」のクライマックスでは舞台から目を離せなくなるから、ものを食べる余裕なんかないはず。
ナヴィア線 C5:[]
- エルファネ: 「巡水船」はエリニュス島エリアに入ったわ。ポート・マルコットへようこそ。
- エルファネ: エピクレシス歌劇場の最も尊きお二方に会いたいからって、ここでチャンスを待つのは非推奨。専用の移動方法をお持ちだし、この無料の船に乗ったりしないわ。
- エルファネ: あくまで推測だけど…地位の違いを強調しているんじゃなく、一挙一動が『スチームバード新聞』に分析されて、不必要な憶測を生むのを避けているのよ。
ナヴィア線 C6:[]
- エルファネ: ナヴィア線の終点、ポート・マルコットよ。これも仕事だから、心からのアドバイスをしてあげる。軽い気持ちでフォンテーヌ科学院の廃墟を探検してはだめ。
- エルファネ: 事故があってから、回収待ちの研究院の財産と未発見の危険エリアでいっぱいだから。
- エルファネ: でも、実際にお客さんには…こんな心配は杞憂みたいね。楽しい時間を過ごせるよう祈ってるわ、行ってらっしゃい。
ナヴィア線 D1:[]
- エルファネ: フォンテーヌ廷への帰還に、この航路を使ってくれてありがとう。ガイドのエルファネよ…説明は実際の景色より面白くないかもしれないけど、気にしないで。
- エルファネ: 終点はこの国の首都「フォンテーヌ廷」。この都市を「石と金属でできた巨大な鳥籠」と比喩した批判家ですら、その芸術性を否定できなかった。
ナヴィア線 D2:[]
- エルファネ: 「巡水船」はまもなく出航よ。乗客の皆さまはお好きな席にどうぞ。荷物も席に置いて。心配しなくても、この船が満員になったことなんてないから——
- エルファネ: 前…歌劇場のシャトル船が故障して、多くのスタッフがこの「巡水船」に乗って帰ることにしたのだけど——その時ですら、まだまだ空席があったほどよ。
ナヴィア線 D3:[]
- エルファネ: メリュジーヌの多くは雨に濡れることで温かみを感じる。最初、ヒトはこれを理解できなかったけど長く共にいてやっと、互いに分かり合えたの——
- エルファネ: 今では雨の日に傘を使わない人間も、わざわざ雨宿りをするメリュジーヌもいる…さて、この露天の「巡水船」はまもなく出航よ。
- エルファネ: 途中で雨に遭っても、どうかお気になさらず…
ナヴィア線 D4:[]
- エルファネ: ナヴィア線はまもなく出航よ。終点「フォンテーヌ廷」の治安はかなり厳しく管理されてるわ。
- エルファネ: もしあなたが罪を犯し、執律庭に「脅威性あり」と判定されたら、フォンテーヌ廷に入った瞬間から、専門要員の監視下に置かれることになる。
- エルファネ: その後、やむを得ずエピクレシス歌劇場の舞台に上がることにでもなれば、記録された発言や行動がみんな「審判」の証拠にされてしまうかも。
ナヴィア線 D5:[]
- エルファネ: この「巡水船」はまもなくコーヒーの香りただようフォンテーヌ廷に入る。
- エルファネ: カフェはとても大切な場所…学識ある者や芸術家がたくさん集まって、奥深い話をしているのが度々耳に入るはずよ。
- エルファネ: 単語や概念を適当にでっちあげて会話に参加すれば、使える情報を聞き出せるかもしれないわ。
ナヴィア線 D6:[]
- エルファネ: 皆さまこんにちは、ガイドのエルファネよ。この船はフォンテーヌ廷行き。
- エルファネ: テイワットで今流行りの芸術を学びたい。保守的なクラッシック芸術を学びたい。そんなあなたにフォンテーヌ廷は最善の選択…
- エルファネ: 二つの区別がついて、都市にいる半端者に悪影響を受けない人であることが大前提だけど。
ナヴィア線 E1:[]
- エルファネ: 水路の右手、空中にあるのが、かの有名なフォンテーヌ科学院よ。
- エルファネ: 科学院の職員は地位を問わず、みんな狂ったように残業しているそうよ。これもあの事故が起きた要因の一つなのかもね…
ナヴィア線 E2:[]
- エルファネ: 左手にエピクレシス歌劇場を望めるこの角度は最高…なんと壮厳華麗な建物でしょう。あの方はまさに一番肝心なところにモラを割かれているわ!
ナヴィア線 E3:[]
- エルファネ: クロックワーク・マシナリーは精密機械だから慎重に扱えと、科学院の人たちは言ってきた…でも故障した時は思い切り蹴ると、いつもすてきな成果が出るの。
ナヴィア線 E4:[]
- エルファネ: 運行中の水路二つと、事故が原因で運休中の一つ以外にも、元々計画途中だった二つの水路があったの。
- エルファネ: でもこの前またアクシデントが起きて、両方とも廃線になった…
ナヴィア線 E5:[]
- エルファネ: ある記事にこんな考え方が書いてあった…この航路の南は「安全な法律」で、北は「過激な科学」だと。ふん、対立関係を煽るだけの記事ね。
ナヴィア線 E6:[]
- エルファネ: 私には元々、エピクレシス歌劇場で働く資質があった。でも、どうしても気になってしまう後輩がいたから、前の仕事を辞めて、今の職に就いたの。
ナヴィア線 F1:[]
- エルファネ: ふう、終点に到着。皆さま、降りていただけるかしら…
- エルファネ: いえ、催促しているわけではないわ。ここには周り甲斐のあるスポットが多すぎる…急げば、より早く宝物を見つけられる可能性も…
- エルファネ: もしかしたら私もこの間に、アルエのところでコーヒーを一杯飲みながら一休みできるかも…ガイドにも気分転換が必要なのよ。
ナヴィア線 F2:[]
- エルファネ: さあ、堂々たるフォンテーヌ廷への帰還よ。皆さま、荷物をしっかり持って、「巡水船」から降りて。
- エルファネ: フォンテーヌの特産品を思いっきり買いたいなら…バーティンの珍奇館とダーモヴィル雑貨店がおすすめよ。
- エルファネ: 私みたいに懐が暖かくないなら、ヴァザーリ回廊もいいわ…バイトを募集してる店があるかも…
- エルファネ: 日払いですぐくれるところもあるから、すかんぴんの悩みからも解放よ。
ナヴィア線 F3:[]
- エルファネ: 終点、フォンテーヌ廷。一刻も早く現地の情報を集めたいなら、まずは新聞や雑誌の路上販売店に寄ってみて。あそこには色んな情報が集まるから。
- エルファネ: もちろん、他人に注意を払いすぎないよう注意してね…取り調べ対策をしてるお尋ね者みたいな人は、特巡隊に狙われやすいから。
ナヴィア線 F4:[]
- エルファネ: ナヴィア線の旅もこれで終わり。ポートを出ても、『スチームバード新聞』の記者を名乗る者と深く付き合うのは避けた方がいいわ。
- エルファネ: 外から来た乗客の皆さまは、彼らの身分を見極められないかもしれないもの。
- エルファネ: 「外国からの観光客」という身分を借りて、人を驚かせるような記事で注目を集めたいだけの者もいる。そんなのに付き合うなんて時間の無駄よ。
ナヴィア線 F5:[]
- エルファネ: 「巡水船」、まもなくポートに到着…あら、荷物をあまり持ってないみたいね。長旅の予定があるなら、ボーモント工房でエスタブレさんと会ってみてはいかが。
- エルファネ: とても頑丈な旅行ケースを作ってくれるかもしれないわ。物を持ち運べるだけじゃなく、盾や武器としても使えるから…
- エルファネ: 個人的な意見だけど、後者はより役に立ちそうよ?
ナヴィア線 F6:[]
- エルファネ: 賑やかなフォンテーヌ廷はもう目前。まもなく「巡水船」はポートに到着するわ…
- エルファネ: 乗客の皆さまは北国銀行の近くをうろうろしないようにね。「大儲け」という名目の「犯罪」に誘う者が現れるかもしれないから。
- エルファネ: 銀行って、ローンやモラがすぐにでも必要な人々と常に密接な関係を保ってるんだもの。
- エルファネ: もちろん、あなたが極めて高い経済力と道徳心を併せ持った人物で、誘惑に負けないことを祈ってるわ。
ナヴィア線 G1:[]
- エルファネ: フォンテーヌ人にとって、ルキナの泉は願いを叶えてくれる存在。噴水にモラを投げ入れるのが習わしよ。
- エルファネ: もし泉に精霊か何かがいるなら、毎日何もせずにモラを手に入れられるってことね…とにかく、ルキナの泉はとても有名だから、興味があったら見に行ってみて。
ナヴィア線 G2:[]
- エルファネ: 科学院はずっとこの国独自のウーシアとプネウマにまつわるエネルギーシステムを研究してきた。それをもとに動くマシナリーや設備も沢山開発したの。
- エルファネ: エンジニアが言うには、このエネルギーはフォンテーヌ全域にあって、生物の体内にあることさえある。
- エルファネ: 上手く使えれば、きっとこの国の大きな利益になる…極めて不安定だという問題をどうにかできたらの話だけど。
ナヴィア線 G3:[]
- エルファネ: フォンテーヌの特産品の香水は観光客に大人気。中でも「マルコット草」の入った香水はコスパが高くて、一番売れている…
- エルファネ: でも、ペットの異常行動を引き起こすかもしれないの。例えば、猫にあちこち引っかかれたり、犬に吠えられ続けたり。
経験者として…香水の使用量については注意するように心から忠告するわ。
ナヴィア線 G4:[]
- エルファネ: 海鮮スープは具材の選択肢も多くて、料理法も多種多様。代表的フォンテーヌ料理なの。
- エルファネ: でも、持ち運びには向かないわ。それに、この船や歌劇場、トイレなんかの公共の場で食べるのは法で禁止されている…うえっ。
ナヴィア線 G5:[]
- エルファネ: 昔、犯罪団体が『スチームバード新聞』の広告欄を利用して、合言葉や暗号で情報交換をしているという噂があった…
- エルファネ: そのせいで広告欄の閲覧率は大幅に上がり、一部の店や工房には調査まで入ったのよ…とにかく、『スチームバード新聞』の購読をおすすめするわ。
ナヴィア線 G6:[]
- エルファネ: バブルオレンジはここの特産で、実はほのかに甘酸っぱくて、ふっくらジューシー。ヒトには最高よ。
- エルファネ: でもメリュジーヌは酸味にとても敏感…以前、犯罪者がバブルオレンジで買収しようとしてきたけど、結局重い罰を受けていたわ…ふん!
ナヴィア線 G7:[]
- エルファネ: フォンテーヌの陸地面積は元々今よりも大きかった…でも、増水期にあちこちが水没したの…
- エルファネ: 私たちにとっては、なんてことないけどね。メリュジーヌは水中で息ができるし、メリュシー村には水中で建てられた家もあるのよ。
ナヴィア線 G8:[]
- エルファネ: フォンテーヌ料理の多くは小麦粉とクリームとバターで出来ている。食べる瞬間は最高だけど、少し経ったら眠気が襲ってくるから、お勤め人の朝食には不適切よ。
- エルファネ: もちろん、乗客の皆さまには必要ない悩みだけど。
ナヴィア線 I1:[]
- エルファネ: フォンテーヌの法執行機関は「執律庭」と「マレショーセ・ファントム」に分けられる。前者は一般的な治安維持、後者は手ごわい刑事事件の担当よ…
- エルファネ: …ええ、公式上ではそうなっている。スパイ対策の専門要員に狙われないよう、こういう情報に探りは入れないほうがいいわ。
ナヴィア線 I2:[]
- エルファネ: ここでは職責を全うできる記者が尊重される…ずっと最前線で活躍しているシャルロットさんとかね。報道の真実性を大事にしている人よ。
- エルファネ: 貴重な資料を集めるために、時々、執律庭に逮捕されそうなギリギリでうまくやってるわ。そうしているうちに、特巡隊の一部のメンバーと打ち解けちゃったのよ。
ナヴィア線 I3:[]
- エルファネ: もし皆さまが不幸にも悪事に首を突っ込んで「マレショーセ・ファントム」に狙われたら、フォンテーヌを一旦離れたほうが良い。
- エルファネ: 「マレショーセ・ファントム」から逃げるのは決して容易くないわ。彼らのやり方に人情味なんてないし、仲間に対してすら厳しいの。
- エルファネ: 「愚かさ」でさえ彼らにとっては「許されざる過ち」なんだから、審判を受けるべき罪名なら尚更だわ。
ナヴィア線 I4:[]
- エルファネ: もし不幸極まりないことに審判されることになったら、身を守るための方法は一つ——審判前に異議を申し立てて、「決闘」を申し込むことよ。
- エルファネ: 「決闘代理人」に勝てば、罪から逃れて己の名誉を守れるわ。審判だってされない。
- エルファネ: でも、あなたのオーラからして…向こうは「常勝不敗」のクロリンデ様を出してくるでしょう。
- エルファネ: あの方を相手にするなら…決闘の勝負が命より大事だなんて考えないで、としか言えないわ。
ナヴィア線 I5:[]
- エルファネ: フォンテーヌ廷の水域には、古の都市が沈んでいる…水中の廃墟はとても複雑だから、探検では気を抜かず、しっかり装備を考えたほうがいい。
ナヴィア線 I6:[]
- エルファネ: フレミネという「潜水士」がいるそうよ。そのスキルは完璧だと言われていて、「魚も行けないような場所も、思うままに動ける」と評される…
- エルファネ: そんな凄腕の「潜水士」を雇うには、一体どれほどのギャラが必要でしょうね…そもそも、外部からの依頼を受けたりしないかしら?
ナヴィア線 I7:[]
- エルファネ: たまに思うけど、私がシグウィンのようにもっと特別な体を持っていれば、仕事もより楽だったのかしら…少なくとも…
- エルファネ: ペンを持つのに苦戦して、のろのろ字を書かずとも、タイプライターで報告を書けたわ。
ナヴィア線 H1:[]
- エルファネ: 泳ぐのが好きな方は、どうか漁業資源の豊富な水域を避けて。ここにはあなたの骨に辛い思い出を残してくれそうな、「特別」な魚の類がいるから…
ナヴィア線 H2:[]
- エルファネ: 今日は「足の指の捻挫」で休暇を取ろうとしたけど、メリュジーヌに足の指なんてないだろうと指摘されてしまったわ…はぁ、ヒトの体と違って、本当に不便。
ナヴィア線 H3:[]
- エルファネ: ナヴィア線とクレメンタイン線以外に、元々はフォンテーヌ科学院行きのカーレス線というのがあったの。皆さまご存じの原因で、無期限運休中だけど。
ナヴィア線 H4:[]
- エルファネ: ナヴィア線は途中停泊なんてしない。もし途中で寄りたいところがあって、船から飛び降りるなら…
- エルファネ: 安全には気を付けて。「巡水船」は法的な責任を一切負わないから。
ナヴィア線 H5:[]
- エルファネ: フォンテーヌ廷で面白いところと言えば…地下の「サーンドル河」ね。あそこの地形はちょっと複雑で、有用なものや情報が多く残っている。
ナヴィア線 H6:[]
- エルファネ: ただ、注意すべき点が一つあるの。ペットと一緒に「サーンドル河」のほうで遊ぶなら、はぐれないようにして。探すのが大変だから…
ナヴィア線 H7:[]
- エルファネ: 「サーンドル河」の住民たちは体裁の良い生活はしてないけど、暮らしの知恵は大したものよ。前職のとき、あそこでの仕事は割と気楽だったわ。
ナヴィア線 H8:[]
- エルファネ: メロピデ要塞はいい場所よ。嵐や豪雨を心配する必要はないし、給料や家賃で悩む必要もない。ただ、外出にはとても不便なだけ。
ナヴィア線 H9:[]
- エルファネ: 前職のとき、あるエンジニアがツールを「メリュジーヌ工学」の視点から改善したいからぜひ「ハンドモデル」にと誘ってきたの。あれは進んだかしら…
ナヴィア線 H10:[]
- エルファネ: 「特巡隊」はずっと銃の性能と優雅さをアピールしているけど…あんなもの、メリュジーヌには使いこなせない…私たちの手を見れば分かるでしょう!
ナヴィア線 H11:[]
- エルファネ: 以前、フォンテーヌへの定住法を尋ねてきた乗客がいた…とても簡単…町中の警備ロボと殴り合ってみればいい。勝っても負けても結果は同じよ。
ナヴィア線 H12:[]
- エルファネ: まともな定住法は…もちろん政府に認められた正式な仕事に就くこと。「サーンドル河」で受けた仕事なんて、ただのバイトだと思ったほうがいい。
ナヴィア線 H13:[]
- エルファネ: いつ船に乗っても、私やアイベルに会える——実は、そっくりなクロックワーク・マシナリーが交代してくれてるの…ふふふっ…あら、面白くなかった?
ナヴィア線 H14:[]
- エルファネ: 運営はよく広告依頼を受けている…「巡水船」は賃料を貰えないのに、従業員へのギャラはいるからでしょうね…あなたも広告を出したい?
ナヴィア線 H15:[]
- エルファネ: 『スチームバード新聞』の記事はピンキリよ…上質なのも、読むに耐えないのもある。アイベルでさえ一目で真偽がわかる記事もあるほどだから、全てを真に受けないで…
ナヴィア線 H16:[]
- エルファネ: 運営がモラを受け取れば、私もガイドで説明しないといけない…でも、いくら宣伝しても私とアイベルの懐にモラは入らない…心からの言葉かどうかは、態度で察して。
ナヴィア線 H17:[]
- エルファネ: ルポート時計店の商品はかなり良質よ。時間が正確だし、見た目も美しく、値段に見合う商品。でもつけたまま体力仕事をするなら、メンテナンスもしてね…
ナヴィア線 H18:[]
- エルファネ: 怪しいお土産売りをうっかり殴ってしまっても、それほど緊張しなくていいわ。そういう場合は正当防衛とみなされるから。
ナヴィア線 H19:[]
- エルファネ: 「引きこもりの探偵が重大事件解決」なんて噂は大方サロン・カリタのでっちあげ。気にしないで、彼らは執律庭の予算削減を呼びかけているの…
豆知識[]
- 巡水船ラインは、棘薔薇の会の前会長カーレスと、彼の妻クレメンタイン、そして娘ナヴィアにちなんで名づけられた。
- クレメンタイン線を建設した人物の出身地は、エバルの言うようにポワソンである。彼らはまた、他のラインを建設した人物かもしれない[4]。
- 誰が巡水船の路線を建設したのか確証はなく、すべてのヒントはカーレスか、棘薔薇の会の有力者一族と密接な関係を持つ可能性のある無関係の人物のどちらかを指し示しているだけだ。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
---|---|---|
日本語 | 巡水船 Junsui-sen | Water-Circuiting Boat |
中国語 (簡体字) | 巡轨船 Xúnguǐ-chuán | Rail-Circuiting Boat |
中国語 (繁体字) | 巡軌船 Xúnguǐ-chuán | |
英語 | Aquabus | — |
韓国語 | 레일 보트 Reil Boteu | Rail Boat |
スペイン語 | Ferribús | Ferry Bus[• 1] |
フランス語 | Aquebus | Aquabus |
ロシア語 | Аквабус Akvabus | — |
タイ語 | เรือราง | |
ベトナム語 | Tàu Luân Chuyển | Circulating Bus |
ドイツ語 | Aquabus | — |
インドネシア語 | Aquabus | — |
ポルトガル語 | Hidrônibus | Hydrobus |
トルコ語 | Feribüs | Ferry |
イタリア語 | Acquabus | Aquabus |
- ↑ スペイン語: : Portmanteau of ferri "ferry" and autobús "bus"
変更履歴[]
脚注[]
ナビゲーション[]
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