原神 Wiki
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古の国が時間を測るために使った日時計。目盛りの一つには、細かく観察しないと見えない小さな印が残されている。

大業を成す刻は、遂げられなかった想いセットの聖遺物である。

説明[]

古代遺物を研究する多くの者を困惑させたものがある。
それは、埃を被った古城の廃墟から掘り出された多くの日時計の上に、
タガネで刻まれた跡が見つかった点だ。それもまったく同じ位置にである。

峡谷から来た者はそれをこう考えた、信仰を失った者が再び黒曜石の柱を灯した時刻だと。
その日、部族の主の代理人である鉱山の娘サックカが、彷徨う魂たちを夜の国へと還した。
懸木の里から来た者はそれをこう考えた、契約を捨てた者が再び六族のたちと契約を結んだ時刻だと。
その日、戦士たちに信頼された勇士である寡黙な英雄ユパンキは、竜の首に繋がる鎖をで断ち切った。
流泉の源から来た者はそれをこう考えた、過去を忘れた者が再び波音に耳を傾けた時刻だと。
その日、双子の英雄の兄である饒舌なアタワルパは、過去の栄光に対する人々の渇望に再び火を灯した。
沃土の大陸から来た者はそれをこう考えた、抑圧されてきた人が再び大地の上に立った時刻だと。
その日、双子の英雄の弟であるチャンピオンのワスカルは、先頭に立って漆黒の洪水に相対した。
山頂から来た者はそれをこう考えた、檻に囚われた者が再び自由を取り戻した時刻だと。
その日、赤い瞳の英雄が神の怒りを呼び、侵食された都市を焼き尽くして、部族に平和を取り戻した。

その場にいた謎煙の地から来た者、秘密を知る若者だけが沈黙し、
一人で純白の巻物に描かれた情景を思い出していた。あれは暗闇が太陽を覆いつくした時だったと言われている。
この時のために準備をしてきた英雄たちは、機を逃さず、玉座にいる理性を失った君王を倒した。
野史の記述によると、計画を立てたのは名前を知られていない職人だったとされている。

「だが職人は、部族の権力を部族に返す戦争で言葉を残さなかった。」
「そしてその後、幾重ものベールに包まれた古い物語の中でひっそりと姿を消した。」

若者は、その多くの日時計に刻まれた同じような痕に触れた。
数えきれないほどの日没前、そして計画の日程が決まった後——存在しないかもしれない手と、
その手の持ち主がタガネで日時計に痕を刻んだ時刻に思いを馳せながら。

他の言語[]

言語正式名称
日本語大業を成す刻
Oowaza wo Nasu Toki
中国語
(簡体字)
举业的识刻
中国語
(繁体字)
舉業的識刻
英語Moment of Attainment
韓国語대업의 시간
Daeeobui Sigan
スペイン語Momento de Aprehensión
フランス語Instant de réalisation
ロシア語Момент обретения
Moment obreteniya
タイ語Moment of Attainment
ベトナム語Thời Khắc Của Đạt Thành
ドイツ語Augenblick des Erfolgs
インドネシア語Moment of Attainment
ポルトガル語Momento de Conquista
トルコ語Zafer Anı
イタリア語Momento di conquista

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