執念と虚飾からの解放は、謎境一騎イベントの3つ目のイベント任務である。
手順[]
- 翌日(8時~12時)まで待つ
- 辛炎と会う
- 「報仇激動の寮」に入る
- 「式大将」と会話する
- 「報仇激動の寮」に入る
- 「式大将」の「拓本」を回収する
- 「式大将」と会話する
- 「報仇激動の寮」に入る
- 「報仇激動の寮」の深部へ向かう
- 「報仇激動の寮」に入る
- 「式大将」と会話する
- 「報仇激動の寮」を離れる
対話[]
ゲーム内の任務の説明
最も重要な戦いが迫ってくる。「訣籙陰陽寮」に戻って「公子」と「式大将」に会い、すべての謎を解き明かそう…
- (08:00 - 12:00まで待つ)
- (渡部と会話する)
- 渡部: 情勢は落ち着いてきた…これで、九条裟羅様も急がずに済む。
- 渡部: いや、やはり安全を考慮して、九条裟羅様が城内の事務を処理し終えたら、もう一度攻撃を仕掛けてこの秘境を一挙に制すべきだろう!
- パイモン: こいつらやる気満々だぞ、急がないと…
- (辛炎と会話する)
- 辛炎: 旅人、最近駐留してる兵士からいい知らせを聞いたぜ!
- 辛炎: 九条裟羅さんが城内の事務に追われてて、彼女の部下も当分は動けないらしい。
- 辛炎: 結局のところ、この秘境からはもうずっと魔物が出てきてないから、あいつらもこの重要な扉を守るだけで、焦って秘境内に入る必要もないみたいだ。
- 辛炎: おかげで結構な時間稼ぎになってくれてるぜ。
- パイモン: じゃあ早く入ろう、あの二人きっと待ちくたびれてるぞ!
- (試練に参加する)
- 「式大将」: みんな、戻ってきたのか!
- 「公子」: 人も揃ったことだし、最後の答えを探しに行く時が来たね。
- 辛炎: あんたらは、なかなか辛い一戦をしてたみたいだな。
- 「公子」: 一戦?アハハッ…もう何戦したかすらも覚えていないよ。
- 「公子」: 俺が本領を発揮した姿も悪くなかっただろ、「式大将」!
- 「式大将」: タルタリヤさんはこの秘境にすごく詳しくて、どんなに強い魔物でも完璧に対応できていた。
- 「式大将」: 僕たちなら、この秘境の最深部まで辿り着けると思う。
- パイモン: おっ?一緒に何日かいて、けっこう仲良くなったみたいだな。
- 「公子」: ハハッ、もう戦友さ。
- 「公子」: 再構築の間、「式大将」から聞いたんだけど、一番重要とも言える拓本の出現を感じたらしい。すぐ近くにあるみたいだ。
- 「式大将」: あの「拓本」に込められた符術の力は、他のものを遥かに超える。回収がうまくいけば、この秘境の真相を思い出すことができるはずだ。
- パイモン: 近くにあるだろ?なんで取りに行ってないんだ?
- 辛炎: 「式大将」…あんた、アタイたちを待ってたのか?
- 「式大将」: みんなのおかげで、僕はここまで来られた。
- 「式大将」: 僕の記憶は、君たちのおかげで少しずつ取り戻せたんだ。最後の一番重要な一刻は…みんなに見届けてもらいたい。
- (「拓本」を取得する)
- 「式大将」: ずっと散り散りになっていた記憶が、ようやく一つの形になった。
- 「式大将」: すべて思い出したよ…この「訣籙陰陽寮」の過去…そしてその本質を。
- 「式大将」: ここは「陰陽師」を実験する場所でも、邪悪なものを生む巣窟でもない。晴之介が僕とこの秘境を作った目的は…「守護」するためだ。
- パイモン: 「守護」?
- ある災害に見舞われたことがあった。それが原因で、晴之介の一番大事な人が奪われてしまったんだ… 「式大将」: 僕たちの国は、かつて
- 「式大将」: 晴之介は深く悔やんだ。その時から、彼は邪悪を制御する力を渇望するようになった。
- 仙人を訪ねた。仙法を修行し、その奥深き術と自身が長年研究してきた「神通」を組み合わせ、最古の「陰陽術」を編み出した。 「式大将」: 彼は海を渡り璃月へ行き、
- 「式大将」: その後、彼は国に尽くす有志の武士を招集し、僕とこの陰陽寮を作ったんだ。そして僕を原型にした「拓本」を数多く製作し、それらを武士に分け与えた。
- 「式大将」: 武士と「式神」が組み、符術と武道を駆使し、より確実に魔物を滅する。
- 「式大将」: 彼らは二人一組となり、外で魔物と戦った。そして戦いに負けた魔物の情報を、「式神」によって書き記した。
- 「式大将」: 秘境に戻ってから、その情報をもとに「鏡の魔物」の姿として再現し、武士たちの訓練相手としていた。
- 「式大将」: 僕は「式神」の統率者として、「拓本」たちの見聞や経験を吸収しながら、秘境の構造を調整し、武士たちにより効果的な訓練を提供していたんだ。
- 「式大将」: そして時が経てば、これらの志の高い武士たちは、とてつもなく高い武術を身に着けることができる。彼らが離れれば、また新たな新人がやって来て、新たな見聞、新たな相手…それらを繰り返していった。
演武の秘境だったの?
- 「公子」: 道理で終わらない戦いが続いていたわけだ…ここは元々訓練場だったようだね。
- 惟神晴之介がこの陰陽寮を作ったのは、武士を訓練して、より効果的に魔物に対抗するためだったってことか? パイモン: つまり、
- パイモン: じゃあそいつ、立派な良い人だったってことじゃないか?
- 辛炎: もしそうだったら、なんで秘境の奥深くに隠れる必要があるんだよ?
- 「式大将」: いや、晴之介はもうとっくに寮内にはいない。
- 「式大将」: なぜかは分からないが、晴之介はすべての武士を追い出し、この秘境を廃棄した。
- 「式大将」: その記憶…最後の欠片は、まだ思い出せていない…それどころか、晴之介が離れる時、僕に何を言ったかさえも思い出せない。
- 辛炎: 離れたってことは…まだ生きてるのか?
- 「式大将」: たぶん。少なくとも…僕はそうだと願っている。
- 「式大将」: 僕は晴之介に創造された一種の「兵器」だ。僕と陰陽寮の使命は、戦いを作り続け、自分と他人を磨き上げていくこと。
- 「式大将」: しかし今となっては、この秘境も意味のないものとなった。君たち以外、他に来る人もいない…主に見捨てられた兵器に、一体なんの価値があると言うのだろうか…
- パイモン: なんかすごく悲しそうだ…
- 「公子」: 主に見捨てられた兵器…アハハッ。
- 「公子」: 兵器になるのも悪くないんじゃないかな?戦いに沈んだ者は、みな自らの意義と価値を追い求めている。
- 「式大将」: そうなのか…?
- 「公子」: 君は俺の秘密に興味があっただろ?どうして俺が秘境の排斥に抗うことができるのか、どうして俺がこんな複雑な戦局に対応できるのか。
- 「公子」: 俺はただ「木の根」の隙間で戦ったことがあるだけなんだ。果てしない苦境、命懸けの危険…それら養分を得ることでのみ、俺はより早く強くなれる。
- 「公子」: 俺が欲しいのは勝利ではなく、磨くこと。自らを鋭利に尖らせ、恐れられる存在になる。俺も君と同じ「兵器」なのさ。
- 「式大将」: だったら…君の追い求めている戦い…その終点は一体どこにあるんだ?
- 「公子」: 終点を追い求めるのは、終わることを望む者だけさ。俺は違う。そんな無意味なことなんて、まったく気にしていない。
- 「公子」: 俺は戦うために生まれた。俺が生きている限り、終点は現れない…俺の選んだ道は、その一歩一歩がすべて極限なんだ。
- 「公子」: 戸惑いを捨てろ。悲しみと迷いを抱えたままでは、無情な兵器にはなれない。
- 「式大将」: どうやったら捨てることができる?
- 辛炎: アタイが思うに、捨てるっていうのは一種の表現じゃないか?別に本当に何かを捨てるわけじゃない。
- 辛炎: 「式大将」、あんたは何も捨てなくていい。
- 辛炎: あんたは記憶を取り戻したばかりだ。今こそ過去を拾うチャンスなんだよ。あんたにとって正しくて重要なこと、それを取り戻せればそれでいいんだ。
- 「式大将」: 正しくて重要な…こと?
- 辛炎: アタイにはあるぜ。アタイはロックが好きだ。
- 辛炎: ロックが好きなやつはあまり多くないだろ?確かに人気はないが、それでも大丈夫。楽しけりゃあそれでいい!
- 辛炎: 他のやつらが好きかどうかなんて、アタイとまったく関係ないと思わないか?アタイは自分のやりたいことしかやらないぜ!
- 辛炎: たとえ冷たい目で見られても、放っておけ!アタイの音楽は、端っから分からないやつのために聴かせるもんじゃねぇ。
- 「式大将」: 曲…たしか僕のために弾いてくれたあの「試験」。
- 辛炎: 一人寂しく道を歩き、たまに篝火のそばで人に会って、みんなで一緒に焼き魚を食べてた。そうあんたは言ってたけど。
- 辛炎: そういうのが理解できてる時点で、あんたは人の感情をよく知ってる。
- 辛炎: 人はみんな多かれ少なかれ、そういった孤独な道を歩んだことがある。あんたもそこにいる、ならあんたはアタイたちの仲間だ。だからこそ篝火のそばで出会い、友達になれたのさ。
- 辛炎: 道は険しいが、アタイたちは孤独じゃない。「式大将」、これがアタイの音楽にある言語で、正しいことを続けた収穫だ。あんたは?
- 辛炎: 何かやらなきゃいけないことがあるんじゃないか?
- 「式大将」: 辛炎さん…今はまだ君のようにはなれないけど…僕は分かっている、このまま立ち止まっていてはいけないと。
- 「式大将」: 前に進もう、みんな!最後の「拓本」を取り戻したい…いや、取り戻して、この秘境を再び掌握する。
- 「式大将」: きっと…僕にできることはまだあるはずだ。
- パイモン: おう、気を取り直して行こう!まだ戦いが残ってるぜ!
- パイモン: みんな一緒に進めば、問題ない!
- (最終部屋に入った後)
- (カットシーンが再生される)
-
- (「式大将」、旅人に続いて、パイモンと辛炎は部屋を見回る。タルタリヤは廊下で後ろで待つ)
- (「式大将」は最終拓本を吸収し、フラッシュバックで回想する)
- 名もなき侍: 惟神様
- 名もなき侍: 訓練を受けた武士の6割が負傷し
- 名もなき侍: 式神の消耗も予想を遥かに超えています
- 名もなき侍: それに…
- 名もなき侍: 外界の情勢が安定してきた今
- 名もなき侍: 我々が究極の武芸を追求する必要はあるのでしょうか?
- 惟神晴之介: どうして恐れる?
- 惟神晴之介: 小生はとっくに分かっていた…
- 「式大将」: 晴之介
- 「式大将」: はっきり言うが
- 「式大将」: 彼女はもう
- 「式大将」: 戻ってこない…
- 惟神晴之介: 小生はただ
- 惟神晴之介: 彼女の後代を助け
- 惟神晴之介: この領土を守りたいだけだ
- 惟神晴之介: 滅すべき対象がなくなり
- 惟神晴之介: 守るべき人も平和を得た今
- 惟神晴之介: 我々の使命は 終わったと言えよう…
- 惟神晴之介: 小生は
- 惟神晴之介: 時が許すなら
- 惟神晴之介: 一生ここで守護し続けられると
- 惟神晴之介: ずっと信じていた
- 惟神晴之介: このような言い方は
- 惟神晴之介: 小生自身を危うく騙してしまうところだった
- 惟神晴之介: お主は決して
- 惟神晴之介: 小生のようになるなよ
- 「式大将」: 安心してくれ 晴之介
- 「式大将」: 僕は分かっている
- 「式大将」: 君が稲妻のためにしてきたことは
- 「式大将」: 他人が意味を与えていいものじゃない
- 「式大将」: そして 僕の存在もそれと同じ
- 惟神晴之介: 当初
- 惟神晴之介: お主に「霊性」を注ぎ込み
- 惟神晴之介: 人の感情を理解できるようにさせたが
- 惟神晴之介: やはり正解だった…
- 惟神晴之介: 結局
- 惟神晴之介: 小生を啓発してくれたのは
- 惟神晴之介: お主だったな
- (晴之介がパイプを空中に放つと、パイプは拓本の群れに囲まれる)
- (拓本が集まってくると、パイプにエネルギーが注入され、その後フラッシュとともに出てくる)
- (晴之介が黄金のオーラを放ち始める)
- 惟神晴之介: 「朝に紅顔あって世路に誇れども」
- 惟神晴之介: 「暮に白骨となって郊原に朽ちぬ」
- 惟神晴之介: いい言葉だ…
- 惟神晴之介: これでもう
- 惟神晴之介: 小生に心残りはない
- 惟神晴之介: 我が友 式大将よ
- 惟神晴之介: 自らの使命をよく果たしてくれた
- 惟神晴之介: もう待つ必要もない
- 惟神晴之介: 小生は
- 惟神晴之介: 新たな意味を求めて
- 惟神晴之介: 再び…
- 惟神晴之介: 出発する時だ…
- (晴之介が明るく光って点滅する)
- (フラッシュバックが終わる)
- 「式大将」: これでさよならだ
- 「式大将」: 晴之介!
- 「式大将」: どうか…
- 「式大将」: 安寧であれ…
- (旅人、パイモン、辛炎は悲しみながら顔を見合わせる)
- 「式大将」: すべてを思い出した
- 「式大将」: 晴之介に見放されたわけじゃない
- 「式大将」: 僕は…
- 「式大将」: 僕は 彼を説得し
- 「式大将」: 彼と一緒にこの…
- 「式大将」: 心の迷宮を出たんだ
- (カットシーンの終了)
- 「式大将」: 晴之介は僕を見捨てたわけじゃない、僕が彼を啓発し、彼の抱えていた重荷を手放させたんだ。
- 「式大将」: 僕と「訣籙陰陽寮」に対し、晴之介は美しい願いを持っていた。強いて言うなら、生まれた時代を間違えただけなのかもしれない。
- 「式大将」: 武士たちは精一杯鍛錬し、その鍛錬も少しながら効果があると証明された。しかし、凡人の力には限界がある。我々が作り出した進歩は…あまりにも遅いもの。
- 「式大将」: 僕たちが修行に奮闘していた時、あの「無想の一太刀」を振るう神が、勤勉で強大な戦士を引き連れ、この土地に埋もれていた災いを根絶やしにした。
- 「式大将」: みんなの努力が突如として不要なものになった…そんな結果を受け入れられる人なんていない。
神の力は時に残酷。
- パイモン: まったく想像できない…でもどこかで似た話を聞いたような…
- 「式大将」: 僕は混乱し、落ち込み、すべてを疑った。
- 「式大将」: しかし僕たちの作った結果、僕たちの払った代価、それらがたとえどんなに小さなものでも、実際に存在していたものだったんだ。
- 「式大将」: いずれにしても、晴之介と武士たちの望んでいた「目標」は達成され、武士たちも精一杯訓練する必要がなくなった…
- 「式大将」: それは元々祝福すべきことだった。だが晴之介は情がありすぎたゆえ、世間のあらゆるものを気にかけ、自身の失ったものに固執したのだろう。
- 「式大将」: 「守護」は我々の共同の願いだった。晴之介はみんなを守ろうとした…ならば、僕は晴之介を守ろう。
- 「式大将」: 晴之介の最も満足する造物として、彼が「訣籙陰陽寮」にいた時の唯一の友として、僕は彼を導いた。
- 「式大将」: 彼は僕に言っていたよ。新たな「意義」を探しに行くと。一ヶ月かかるかもしれないし、一年、何百年かかるかもしれない。どんなに長くても、僕はいつの日か彼が願いを叶え、ここへ戻ってくることを願っている。
- 「式大将」: 来る日も来る日も待ち続け、僕は深い眠りについた…
- 「式大将」: はぁ…晴之介よ、君はもう戻っては来ないだろう。
- 辛炎: そんな悲しむなって、「式大将」…
- パイモン: 惟神晴之介はあんなに強い仙法を学んで、「神通」だって身につけてる。もしかしたら不老不死になってるんじゃないか?
- 「式大将」: みんな、もう決めたよ。晴之介がこの世にいてもいなくても、僕は彼のために生きるのはやめる。
- 「式大将」: 君たちに会ってから、一つ学んだことがある。信じることだ。晴之介は自分の道を歩んでいる、僕はそう信じる…そして僕自身も、そんな道を歩んで行けると信じてる。
- 「式大将」: この世に生まれ落ちた時から、僕たちは孤独の果てに向かって歩んでいる。だけど霧の中には火の光があり、夜空の下には新たな仲間がいる…
- 「式大将」: 僕たちの使命が、長い旅によって終わることはない。
- 「式大将」: 晴之介のやったすべてに価値がある。そして僕の「意義」こそ、僕の使命なんだ。この点についてはずっと変わらないし、奪われることもない。
- 「式大将」: 我こそは武人を補佐する「式神」が長「式大将」、この「訣籙陰陽寮」不変の寮司。
- 「式大将」: 我が責務は武人を補佐し、武道を極限まで鍛え上げる者に手を差し伸べること。
- 「式大将」: 世の中にはまだ、高き山を登る者が必ずいる。僕はその山々の綱となり、彼らの武器となり、彼らと共に頂へ向かおう。
- 辛炎: よし、その意気だぜ!
やっと答えを見つけたね。
(俺俺/
私私)もすごく啓発された。 - パイモン: 記憶が完全に戻った式大将は…なんだかすごく頼りになる感じだな!
- 「式大将」: すでに「訣籙陰陽寮」は再び制御した。今後「鏡の魔物」が逃げ出すことはない。今回のことも、これで終わりだ。
- 「式大将」: あと何日かすれば、符術の力の脈絡を整理し、「訣籙陰陽寮」を元通りに戻すことができる。
- 「式大将」: ここは予測不能でありながら、安全で頼れる試練の地。今後は僕もここをずっと守護し、武道を極める者に最も効果的な試練を与えよう。
- 「式大将」: 天領奉行もそろそろ秘境に入る頃合いだ。彼らが来たら、僕が今回の事を詳しく説明する。それについては、僕に任せてくれ。
- パイモン: わかった、つまりオイラたちは後処理をしなくてもいいんだな?ん~オイラ、こういうなにも気にしなくていい感じ、すごく好きだぞ。
- 「式大将」: 君たちのおかげで、僕は真の自分を取り戻せた。
- 「式大将」: 少しばかりの礼を用意した。みんなの恩とは比べ物にならないが、少しは役に立つだろう。
- 「式大将」は符術の力を凝集し、「拓本」を一枚作った…
- 辛炎: 「拓本」?
- 「式大将」: 彼のことは、「式小将」と呼んでくれ。
- 「式大将」: 「式小将」は他の「拓本」と違い、大陸のどこにいても、僕と連絡を取り合える。
- 「式大将」: 「訣籙陰陽寮」を離れれば、彼は「式札」と符術を使うことができなくなるが、君たちを加護することはできるだろう。
- 「式大将」: 彼を連れて各地を渡り歩けば、僕をそばに置いて連れ歩くのと同じ…
- 辛炎: (「式大将」の口調がしんみりしてきてるぞ…アタイたちともう会えないことを心配してるのか?)
- 辛炎: おい!そんなしょげたこと言うな、アタイたちはまだここにいるだろ。
- 辛炎: それに、旅人と九条裟羅さん、北斗さんのおかげで、アタイが稲妻に来るのもそこまで難しいことじゃねぇ。もしかしたら、たまにまたここに来て、あんたに会いに来るかもしれねぇぜ。
- 「式大将」: 辛炎さん…それは…君の時間をとってしまうことになる。
- 辛炎: 聞くが、ロックはどうだった?
- 「式大将」: ロック…僕にとっては、非常にいい音楽だった。
- 辛炎: それだけで十分だ。アタイは音楽の良さを知っている人にしか演奏しない。
- 辛炎: みんな、よく聴けよ、アタイが一曲奏でてやる!
- パイモン: えっ!?ここで曲を弾くのか!?
- 彷徨する輝き"を演奏) (辛炎、"
- パイモン: この曲にこんな心振るわす部分があったなんてな…
- パイモン: 公子はダンスができるんだろ?あいつと一緒に…ってあれっ?公子は?
- パイモン: おいっ——!公子!どこ行くんだよ、まさか、こっそり逃げようとしてるんじゃないよな!
- 「公子」: 逃げる?俺はただ、休憩する場所を探して、考え事をしようとしていただけだよ。
- 「公子」: 旅人、俺が調査していたことを君に教える時が来たね。
……
これまでの(俺俺/
私私)の経験と関係してる? - 「公子」: やっぱり鋭いね。君の目は人の心を見透かしてるんじゃないかって、時々疑ってしまうよ。
- (画面がフェードアウトし、フェードインする)
- 「公子」: 今回はすごく楽しかった、正直、稲妻はかなり好きだよ…些細な厄介事…そして、それがもたらす影響を考えなければね。
- 「散兵」と関係していると思い、ここへ来たのさ。だけど、彼はいなかった。 「公子」: 元々は、この秘境が
- 神の心」を持った「散兵」は俺たちと連絡を絶った…これにはおそらく何か裏がある。 「公子」: 「
- 「公子」: だが「散兵」がこんなことをするのも、俺はまったく予想していなかったわけじゃないよ。俺が戦いを求めてファトゥスになったのと同じように、ファトゥスの多くは自分の目的を持っている。
- 「公子」: あの「心」はもう少し泳がせておこう。いつか、どこに行ったのかが分かる。その時は、君ならどう選択する?旅人、君の終点はどこにあるのかな?
……
- 「公子」: ホント、もう少しここにいたかったね。長く滞在すればするほど、次に会った時の喜びも大きくなる。
- 「公子」: 夜空の星のように…君はいつも多くの驚きをもたらしてくれる、俺の相棒。
- (秘境を出る前に、「式大将」か辛炎に相談する。)
- 「式大将」: 心境が変わると、音楽がもたらす感覚も違ってくる。
- 「式大将」: 辛炎さん、僕に音楽の奥深さと寛大さを感じさせてくれてありがとう。この友情は、心にずっと銘じておく。
- 辛炎: いいってことよ。次会った時は、もっと最高なロックを聴かせてやるぜ!
サウンドトラック[]
No. | サウンドトラック名 | アルバム | 再生 |
---|---|---|---|
13 | もう一つの旅路 | 真珠の歌2 | 執念と虚飾からの解放 (カットシーン) |
— | 名前のない執念と虚飾からの解放サウンドトラック1 | — | 執念と虚飾からの解放 (辛炎のパフォーマンス) |
豆知識[]
- 惟神晴之介が出発する前に、次のような和歌を詠む: "Rosy-cheeked in the morning, bleached bones by dusk." (日本語: 朝に紅顔ありて、夕べに白骨となる。)藤原公任の和漢朗詠集第七九四番の歌で、人間の老いや人生のはかなさを歌っている。
- 花散里は、祭神奏上でも、この和歌を詠んでいる。
- 惟神とのカットシーンの舞台となった秘境の最後の部屋は、魔神任務 第三章 ・第一幕「煙霧のベールと暗き森を抜けて」の「沈黙する知の探求者」のステップ7の舞台として再利用されている。中庭は少し変更され、謎を解き、左の扉を開ける鍵となる標的のダミーが模様のある岩に置き換えられている。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
---|---|---|
日本語 | 執念と虚飾からの解放 Shuunen to Kyoshoku Kara no Kaihou | Release from Tenacity and Ostentation |
中国語 (簡体字) | 痴念虚错拂袖去 Chīniàn Xūcuò Fúxiù Qù | Sweep Away Fantasies and Falsehoods With One's Sleeve |
中国語 (繁体字) | 癡念虛錯拂袖去 Chīniàn Xūcuò Fúxiù Qù | |
英語 | Away With Obsessions and Falsehood | — |
韓国語 | 잡념과 실수는 털어버리고 Jamnyeomgwa Silsuneun Teoreobeorigo | Let Go of Distractions and Mistakes |
スペイン語 | El rechazo de las obsesiones y la falsedad | Rejection of Obsessions and Falsehood |
フランス語 | Loin des obsessions et du mensonge | Away from Obsessions and Falsehood |
ロシア語 | Долой ложь Doloy lozh' | Down With the Lies |
タイ語 | ความลุ่มหลงในคำลวง | Obsession With Lies |
ベトナム語 | Tránh Xa Ám Ảnh Và Giả Dối | |
ドイツ語 | Weg mit Obsessionen und Unwahrheiten | Away with Obsessions and Untruths |
インドネシア語 | Jauhi Obsesi dan Kepalsuan | Avoid Obessisions and Falsehood |
ポルトガル語 | Rechaçando as Obsessões e Falsidades | |
トルコ語 | Takıntılardan ve Yanlışlardan Kurtulmak |