危険だらけは、テイワットストーリーの魔神任務、間章・第二幕「険路怪跡」の第3話である。
手順[]
- 翌日まで待つ
- 拠点に戻る
- このステップは、任務開始時にプレイヤーが巨淵の深部にいない場合にのみ表示される。
- みんなと会話する
- 探索を続ける
- 任務秘境に入る: 兆候隠遁の城
- 秘境内の状況を確認する
- 踏み台の裂け目のところに行く
- 裂け目に飛び込む
- 旅人のみがチームに参加する
- 目の前の不思議な門を調査する
- 荒瀧一斗と会話する
- 門に入る
- その場から脱出する
- 光っている床を調べる。
- みんなと会話する (0/3)
- このステップでは、パイモンはオープンワールドに残り、プレイヤーが巨淵の深部にいる間は、パイモンメニューを開いてもパイモンは表示されない。
- 煙緋が言った場所へ向かう
- 煙緋と会話する
- 魈との連絡を試みる
- このステップの間、煙緋はプレーヤーを追い回す。
- 任務ナビゲーション機能を使おうとすると、「音を追うまたは元素視角を使用して、魈を探す」と表示される。しかし、任務マーカーは残っている。
- 魈と会話する
- 夜蘭と会話する
- みんなと会話する (0/4)
ゲームプレイ注釈[]
対話[]
ゲーム内の任務の説明
脱出するために、一行は休息をとり、出口を探すことにした…
- (翌日まで待つ)
- あれから時間が経った…しかし、その感覚は曖昧で、どのくらい経ったのかははっきりしない…
- パイモン: うぅ、なにもすることがない、ヒマだ…
- パイモン: 外の世界を自由に走り回りたいぞ!
飛んでるでしょ?
- パイモン: じゃあ、自由に飛び回りたいぞ!とにかく、外に出たい気持ちでいっぱいだ!
あっという間に一日が過ぎた…
- パイモン: 一日?オイラは何か月も経ってる気がするけど…
- パイモン: いや、何か月は大袈裟でも、少なくとも二十日以上は経ってるだろ?
- 荒瀧一斗: よぉ、こんなところでダベってたのか。
- パイモン: 来たな、牛使い野郎。
- 煙緋: みんな、さっき辺りを一周してみたんだが、今日も収穫はなかった。
- 久岐忍: そうか、とりあえず水を飲んで一休みしたほうがいい。
- 煙緋: ありがとう、忍。水分補給を忘れてた…助かるよ。
- 荒瀧一斗: アァ——!こっから出て、町ん中を転げ回りてぇ、それか虫相撲をしてぇ!
- 久岐忍: 親分、恥ずかしいことはやめてくれないか。
- 荒瀧一斗: こんなクソみてぇなところで毎日を無駄にするなんて、虚しすぎんだろ!外に行けばラーメンを食って、花見だってできんのによ…
- 煙緋: ラーメン?待てよ…
- 煙緋: 旅人、ラーメンといえば、腹は減っているか?
減ってないけど。
- 煙緋: 私もだ。質問を変えよう、この面子の中で一番食いしん坊なのは誰だ?
- 久岐忍: 私ではないと思う。
- 荒瀧一斗: 何じろじろ見てやがる。俺様なわけねぇだろ、きっとこいつだ、こいつ。
- パイモン: え?ど…どうしてオイラを見るんだよ?
- 煙緋: パイモンはお腹が空いたか?
- パイモン: えっと、そうでもないけど、どうしたんだ?
……
- 久岐忍: …なるほど…
- 荒瀧一斗: は?なるほどって、何がだよ?
パイモンは二十日以上経ったと感じている。
- 煙緋: 私もさっき聞こえた。二十日経っても空腹を感じない…そんなこと、あり得るだろうか?
しかも(俺俺/
私私)は、一日しか経ってない気がする。 - 久岐忍: そこも問題だな。人によって時間の経つ感じ方が違う…個人差があるとはいえ、これはいくら何でも差が大きすぎる。
- 荒瀧一斗: そういや、俺様は三日から五日くらい経ってる気がすんのに、喉が渇いてねぇし、腹も減ってねぇ。
- 久岐忍: 食べ物を焼いたのも、飢えのせいではなく気分転換のためだ。元々食糧は節約しようと考えていたが、不思議とあれから腹は減っていない。
- 久岐忍: 腹が空かないだけじゃない、体も大して疲れていないようだ…寝ようが寝まいが、それもあまり影響していない気がする。
- 煙緋: 私も同じだ。休んでも体は元の調子のまま…かといって疲労感も増えていない。まるで体の状態が停滞しているかのような、妙な感覚だ。
- パイモン: なんだか、ますます不気味になってきたぞ…うぅ、考えただけで背筋がゾッとする!
- (旅人): (反応のない魈も同じ状況に陥っているのかもしれない…)
- パイモン: どうしたんだ?なにか思いついたのか?
- 魈が返事しないことを一行に伝えた…
- 荒瀧一斗: そりゃおかしいな…それが本当なら、あのあんちゃんは危険な状況にあんのかもしれねぇ。
- 久岐忍: あの方は仙人だ、滅多なことでは危機に陥らないはず。恐らく…ここでは私たちの想像を絶するような事態が起きているのかもしれない。
- 夜蘭: みんな、ついに見つけたわ。
- 夜蘭: あっちに新しい道があったの。どこか別の場所に繋がっているかもしれない。
- 荒瀧一斗: 出口か?よし、でかした!
行ってみよう。
- パイモン: 出口出口~、これでやっと外に出られそうだな!
- 久岐忍: いや、そう簡単にはいかないはずだ。気を引き締めて行動したほうがいい。
- パイモン: う~ん…特に変わったところはなさそうだけど。
- 夜蘭: さっきこの石の壁を調べた時に、妙な違和感があったの。
- 夜蘭: おそらく、これには隠蔽の術がかけられているわ…この奥にある通路を隠すためのね。
- パイモン: 本当に道があるぞ!
- 荒瀧一斗: だいぶ苦労したが、ようやく出られるってわけか。
夜蘭のおかげ。
- 久岐忍: 夜蘭さんの洞察力と意志の強さには感服するな。ここ数日、ほとんど休んでいなかったんじゃないか?
- 夜蘭: 大丈夫よ、別に疲れてないから。
- 夜蘭: それじゃあ、全員揃っていることだし、中に入ってみましょう。
- パイモン: おう、早く行こう。オイラ、こんなところさっさと脱出したいぜ。
任務の説明の更新
脱出するために、一行は休息をとり、出口を探すことにした。しかし、話し合いを重ねていくうちに、次第に多くの異変に気づく。この道は、本当に外と繋がっているのだろうか。
- (秘境に入る)
- (最初のルーンフロアに降り立った後)
- ???: …舎…なの…か…?
- パイモン: おい、いま声がしなかったか?なんだか、怖くなってきたぞ。
- (ルーン2階に着地後)
- ???: …ちが…はずは…気を…かり持て!よく見ろ…
- ???: 我に手を…させるな…!
- 煙緋: 戦っているようだ!いったい誰が…
- (ルーン3階に着地後)
- ???: ちが…お前…生きて…たら…こんな…には…
- ???: 我は…お前を傷つける…できない…
- パイモン: この声はきっと魈だ!たぶん、なにかあったんだ!
- 荒瀧一斗: 戦ってるみてぇだな…俺たちが助けてやんねぇと!
- パイモン: でも、どうやって探せばいいんだ!
- (4つのルーンをすべてアンロックした後)
- パイモン: 光はもう片方の土台を指しているみたいだ。行ってみようぜ。
- (マークされたエリアに近づく)
- パイモン: 地面が…溶けた?この下になにがあるんだ…
- 荒瀧一斗: あの魈ってあんちゃんが下にいんじゃねぇか?早く助けてやんねぇと!
- 夜蘭: 待って!何かおかしいわ…
- 夜蘭: …これは…
- 煙緋: ふむ…小さな裂け目のようだな?
- 荒瀧一斗: ま、生身の人間が入ってるわけねぇよな、ガーッハッハッ…はァッ!?
- 煙緋: 降魔大聖!?
- パイモン: 魈?魈なのか!
- 魈: ……
- 荒瀧一斗: おいおい、びっくりさせんじゃねぇよ!
- パイモン: あれ?これって幻か?透き通ってて触れないぞ…
- 煙緋: 降魔大聖、私たちの声は聞こえるか?
いったい何があったの?大丈夫?
- 荒瀧一斗: おい、あんちゃん、しっかりしろ!
- パイモン: 反応がない、そんな…
- 魈: …お前たち…
- パイモン: 喋った!
- 荒瀧一斗: おおっ!
- パイモン: オイラたち音を頼りにずっとおまえのこと探してたんだぞ。本当にここにいたんだな!でもどういうことだ、なんでおまえに触れないんだよ…まるで影みたいだぞ?
- 魈: 影?
- 荒瀧一斗: しかし、なんつう偶然だ。あんちゃんが行方不明だって知ってすぐに、戦ってる音が聞こえてきたんだ。運がいいな、ハハッ。ケガはねぇか?
- 魈: 偶然だと?待て…
- 魈: 何か妙だ…ゴホッ!この秘境は異常だ、お前たち…一刻も早くこの場から去れ。
待って、ケガしてるの?
- 夜蘭: 急いで、合流したほうがいいわね。
- 煙緋: 降魔大聖、いったい何が起きたんだ?今、どこにいる?私たちが迎えに行くから、そこで待っててくれ。
- 魈: いや、それよりもお前らの身の安全を優先しろ。この空間は、どうやら…
- 煙緋: なっ!?消えた…
- パイモン: いったいどこに行ったんだ?ケガしてるみたいだし、早く助けに行かないと!
- 久岐忍: この近くで探索できるところとなると、恐らく…この穴の先しかないだろう。
- 荒瀧一斗: まさか怪我人に警告されるとはな。俺たちは別に危険な目に遭っちゃいねぇってのに。
- 荒瀧一斗: で、この穴ん中に秘密が隠されてんだよな?心配すんなよ、あんちゃん、この俺様がすぐに助けてやる!
- 久岐忍: 親分、一人で突っ走るのはやめてくれ。犬じゃないんだから。
- 荒瀧一斗: 心配無用、俺様は無敵だからな——ぐはぁっ!俺様のケツが——!
- 久岐忍: …どうやら、穴はかなり深い。みんな気をつけてくれ。
- (裂け目に飛び降りた後、一斗と会話する)
- パイモン: 牛使い野郎、お尻は大丈夫か…
- 荒瀧一斗: どうってことねぇ…俺様のケツは頑丈だからな…
- 久岐忍: 痛かったら泣いたらいい。私は笑いをこらえるから。
- 荒瀧一斗: 笑うのかよ!?同情するところだろ、ここは!
- 久岐忍: 同情すれば、それは親分の威厳に対する冒涜になってしまうだろ。それに、痛いのは私じゃないから。
- 荒瀧一斗: ひぃぃぃぃぃッ!!
- パイモン: ぷっ…
- 煙緋: パイモン、笑ってはいけないぞ…くくっ…
- 久岐忍: 大丈夫だ。好きなだけ笑ってくれていい。
- 荒瀧一斗: 忍、お前は鬼か?心っつうもんがねぇのか…
- 夜蘭: 待って。
- 夜蘭: 恐らく、降魔大聖はここにいない。それよりも…
あれって門?
- パイモン: こんなところに門があるなんて…
- 荒瀧一斗: なるほどな、ありゃあ遭難者用の小屋だ。絵本で読んだことがあんぜ、危険地帯に小屋を建てる良いやつがいるってな。困ってる人がいたら、そこで休めるようになってるらしい。
- 荒瀧一斗: あんちゃんはきっとあの中にいる、そんな気がしねぇか?
- パイモン: なるほど、それだ!
- 久岐忍: いや、危機感のある人なら、そんな楽観的な考えはしない。
- パイモン: 牛使い野郎、手下と意見が分かれたみたいだな。
- 荒瀧一斗: お前も頷いてたろ。つまりお前も同類ってことだ、なに喜んでやがる!
- 荒瀧一斗: だがなぁ、忍、そこがお前が俺様より劣っているところだ。分かるか?お前らには門を開ける度胸がねぇってことだろ。ならば、この俺様が開けてやる。
- 荒瀧一斗: ほら、どいたどいた!
- 荒瀧一斗: これを開けりゃあ、外に出れるはずだ。ーータァッ!
- (荒瀧一斗は門を開けようとするが、うまくいかない。彼はその仕掛けに気づき、それを使って門を開ける。)
- 伶一: 悪鬼退散…悪鬼退散…
- 荒瀧一斗: うおっ!
- 煙緋: 私の目がおかしくなったのか?門の中に人がいたような…
- 荒瀧一斗: んなわけねぇだろ?きっと見間違いだ!
- パイモン: もう一回開けてみたらどうだ?
- 荒瀧一斗: おう…分かった…何度だって開けてやらぁ!
- (荒瀧一斗が再び門を開ける)
- 伶一: 毎日遊んでばかりで、うちの子までたぶらかして、退散、退散…
- 荒瀧一斗: ひぃぃぃぃぃッ!!
- 夜蘭: あの人たち、豆の入ったお椀を抱えてたけど…いったいどういうこと?
- 久岐忍: あれは豆を撒いて鬼を退治する人たちだ。親分は鬼だからな。
- 稲妻人がいんだよ? 荒瀧一斗: なんつう恐ろしい光景だ。そもそも、なんでここに
- 煙緋: 落ち着け、お前も稲妻人だろ。
- 荒瀧一斗: 俺様は稲妻の鬼だ、人間じゃねぇ!
- 久岐忍: それよりも、この門はもしかして稲妻へ通じているのか?
- パイモン: そんなわけないだろ…この場所、どんだけおかしいんだよ。怪奇現象が起きてるとしか思えないぞ!
もう一回開けてみたら、変わるかも。
- 荒瀧一斗: 開けたいやつは開けりゃあいい、俺様は御免だぜ。次は誰だ?おい、パイモン、次はお前がいけ!
- パイモン: むりむり!オイラ怖いから…だ、誰かが代わりに…
- 久岐忍: 私がやろう。
- 荒瀧一斗: おう、気張れよ!門の中のやつらに負けんな!
- 久岐忍: ああ、中がどうなっているのか私が見てやろう。
- (忍が門を開ける)
- 女性の声: 忍、また本を読んでいるの?そんなことばかりかまけていないで、私の言う通り鳴神大社の巫女になりなさい。お母さんがあなたのために見つけたいい仕事よ…
- 久岐忍: ……
- パイモン: 今の誰だ?いったいなにが起きたんだ?
- 荒瀧一斗: おい、さっきの人って、まさか…?
- 久岐忍: …恥ずかしながら、今のは、私の母の声だ。
- 久岐忍: まさか…このようなところにまで来て、また聞かされるとは。
- 煙緋: さっき、巫女になれと言われていたようだが?
- 久岐忍: 私は巫女になりたくなくて、璃月の学校に通い始めたんだ。けど、家族はそれを認めてくれなかった。稲妻へ帰った後も、鳴神大社で働くよう私に望んでいるんだ。
- 宮司のことだったらオイラも知ってるぞ。巫女って、かなりいい職業なんだろ。 パイモン:
- 久岐忍: 家の中で飼える猫もいれば、野生でしか生きられない猫もいる…私は絶対的な自由を必要とする人間だ。巫女の仕事は悪くないが、私には向いていない。
- 荒瀧一斗: そうだな、お前にはやっぱり荒瀧派のほうが向いてる。見ろよ、今のお前のその堂々とした姿を…お前らもそう思うだろ?
- 煙緋: ああ、私も今のままでいいと思うぞ。仕事とは、やはり興味のあるものに就くのが一番だ。
- 夜蘭: その点については、私も同意見よ。
- 荒瀧一斗: どうやら、この門は開けたやつの苦手なもんが現れるみてぇだな。こんなの誰が開けられるってんだよ?
- 荒瀧一斗: あのあんちゃんが助けを待ってるはずだ、ここでぐずぐずしてるヒマはねぇってのに。
- 久岐忍: 他の人も試してみたらどうだ?
- 夜蘭: 遠慮するわ。心の中で恐れているものが現れるのなら、私には試せない。この中に門を開けられる人がいるとしたら、それは私じゃないわ。
- パイモン: どうしてだ?
- 夜蘭: この原理自体がおかしいと思わないかしら?私は1ミリも信じていないの、だから何かが起きるはずもないわ。
- 荒瀧一斗: 確かに、お前って夢とかもなさそうだもんな…
- 煙緋: なら、私がやってみよう。
- 荒瀧一斗: おお!さすが俺様の恩人、いい度胸してんぜ!
煙緋は怖いものとかあるの?
- 煙緋: 恐らくあるとは思うが…思い出せないんだ。
- 煙緋: でもこの門を開ければ、それを知ることができる。
- (煙緋が門を開ける)
- 如意: まったく今日一日、何やってたの?4キロあった塩のうち、売ったのは1キロだけ。残りの1.5キロは人にあげて、もう1.5キロは酒と交換するなんて。それでいくらの稼ぎになったか分かる?
- 広竹: は?店の商品を適当に売っていいと言ったのは、あんただろ。なのに、人にあげて何が悪い?
- 如意: このバカ!隣の爺さんに塩を取りに来させたでしょ。その時、途中で転んで足を折ったっていうじゃない!しかも、そこの息子が慰謝料を求めてんのよ。あんたって人は、まったく…
- 煙緋: ……
- 煙緋: なるほど…民事訴訟か…
- パイモン: さっきのは誰だったんだ?
- 煙緋: 誰でもない、ただ私を悩ませた民事訴訟の縮図だ。
- 夜蘭: ふーん?つまり、日常で起こるいざこざが怖いってこと?
- 煙緋: いや、ただつまらないことで争う人が苦手なだけだ。先ほどの案件も、良かれと思ってしたことが大きな災いを招いている…
- 煙緋: 善意のつもりが、ケガの原因になってしまうとはね。はぁ、実に残念な結果だよ。
- 煙緋: 私は世に起きた問題を少しでも解決するため、この仕事に就いた。だが、人の心の複雑さだけは、今もまだ上手く掴めていない。
- 久岐忍: 分かるよ…人の心ほど複雑で傷つきやすいものはない。
- 煙緋: …さて、他にも試してみたい人はいるか?
- 夜蘭: 私を見ないでちょうだい、絶対にやらないから。
- 荒瀧一斗: 夜蘭よぉ、ここにいる全員は仲間だろ。試したくないっつっても、ちゃんとした理由がなきゃなぁ?
- 夜蘭: …なるほどね。じゃあ、正直に言うけど。
- 璃月七星の天権・凝光の下で働いているの。仕事の内容は、璃月の重要な秘密に関わっているわ。 夜蘭: 私は
- 夜蘭: この門を開けて、もし秘密に触れてしまったら、ここにいる全員を口封じのために処分することになるかもしれない。この理由で、満足いただけたかしら?
- 荒瀧一斗: おう、そうか…すげぇじゃねぇか…それよりも忍、天権凝光って誰だ?
- 久岐忍: 秘密を探っていることがバレたら、生きたまま層岩巨淵から帰してくれないかもしれない人、それが凝光だ。
- 久岐忍: 親分、この世界について、本当に何も知らないんだな?
- 荒瀧一斗: 知らねぇと何か問題あんのか?俺様は自由気ままな鬼だぞ。
- パイモン: 夜蘭って、凝光のとこで働いてたのか…
- 煙緋: はははっ、彼女が言わないから私も秘密にしていたんだ…なら、夜蘭はこの門を開けないほうがいいだろう…
- 煙緋: 旅人はどうだ?試してみないか?
- パイモン: そうだな。この門を開けたら、オイラたちの探してる人がいるかもしれないぞ!行方不明の魈がこの中にいる可能性もゼロじゃない。
- 荒瀧一斗: やってみようぜ。あんちゃんが中で待ってるかもしんねぇ。
……
行方不明…
- (旅人): (…そうだ、(俺俺/
私私)も人を探しているところだった。) - (旅人): ……
- パイモン: えっ?中になにがいるんだ…?
- (旅人): (これは…アビス!?)
- (旅人): (もしかして、これが(俺俺/
私私)の恐れているもの…?) - (旅人): (出口が突然消えた!?まさか…(俺俺/
私私)を閉じ込めようとしている?)
- (脱出後チームに戻る)
- パイモン: うわぁ!(旅人)、ここにいたのか、びっくりさせるなよ!
- パイモン: おまえが入った後、門が開かなくなったんだ。みんな心配してたんだぞ…大丈夫か?
- 煙緋: 旅人、何か見つかったか?
- 荒瀧一斗: 助けなきゃならねぇ人は?あんちゃんはこの中にいたのか?
…いなかった。
- 夜蘭: その重苦しい表情、何か不快なものでも見たようね。
…うん。
門の中にあったのは…
家族を奪ったアビスの闇だった。
- パイモン: …そんな…
- (妹妹/
お兄お兄)さんならオイラが一緒に探してやるから、元気出せ!
パイモン: うぅ…大丈夫だ。おまえの - 荒瀧一斗: …くそっ、この妙な門め!ぶん殴ってやりてぇ!
- パイモン: 疲れてさえなかったら、オイラも一緒に殴ってやったぞ…ふぅ…
- 荒瀧一斗: おい、どうした、元気ねぇじゃねぇか。
- パイモン: …うぅ…
- 夜蘭: つまり、あの門を通っても降魔大聖は見つからなかった。それだけでなく、目をそらしたくなるものまで見てしまった。
- 夜蘭: この秘境、なんだか嫌な感じがするわ。常に変化しているみたいな…しかも、私たちにとって不利な方向に…
- パイモン: どういう意味だ?
- 久岐忍: 私もそう感じた。ここは一筋縄ではいかない場所だ。軽率な行動は控えたほうがいい。
- 煙緋: ああ、私たちは降魔大聖の後を追って降りてきたというのに、ここには奇妙な門がひとつあるだけだった。
- 煙緋: その門の中も異様だ。自身の恐れているものを見せられる。私たちはきっと、常識から外れた空間にいるのだろう。
- 久岐忍: それに色々とあったせいか、少し疲れを感じる。ここでは疲労が溜まらないはずなのに…
- 夜蘭: けど、まだ致命的なものではないはずよ。でなければ、何も食べていないのに餓死しないことの説明がつかないわ。
- 久岐忍: 私たちの状態の変化が、空間にどう影響を与えるかが心配だな。空腹感や疲労感に急に見舞われないよう、食事と休息はしっかり取っておいたほうがよさそうだ。
たしかに。
- パイモン: はぁ…オイラ、急に疲れてきたぞ。いろんなことがあり過ぎて、心に余裕がなくなってきたのかも…
- 荒瀧一斗: 喋ってたら、なんだか俺様も疲れてきた…いやいや!こんなのきっと気のせいだ!考え過ぎねぇほうがいい。
- パイモン: うぅ…手足に力が入らなくなってきた…
- 煙緋: これまでの推測では、私たちが疲労や空腹を感じないのは、この空間にいることで体の状態が停滞すると考えたからだ。
- 煙緋: だが、今の状況から判断するに、精神的な疲弊は避けられないようだな…
- 煙緋: まだ降魔大聖は見つかっていないが、とりあえず体調と精神状態を整えるのを優先したほうがいい。人助けをする前に、自分が倒れてしまっては本末転倒だ。
- 荒瀧一斗: そうだな、休めるとこまで戻ろう。おいチビ助、大丈夫か?俺様がおぶってやろうか?
- くまなく探索した結果、元の場所に戻る近道が見つかった。一行は拠点へと戻り、体を休めることにした…
任務の説明の更新
脱出するために、一行は休息をとり、出口を探すことにした。しかし、話し合いを重ねていくうちに、次第に多くの異変に気づく。この道は外に繋がっていないばかりか、状況をより複雑にしている。もちろん、一人で行動している魈の身の安全も心配だ…
- (久岐忍と会話する)
- 久岐忍: こんなことが起こるとはな…
あの門で起きたことについて…
- 久岐忍: ああ、あれのことか。見られてしまった以上、隠してもしょうがない。まさに、あれが私の心に潜む一番の恐怖だ。巫女だけにはなりたくない。巫女として歩む人生は、あまりにも退屈だからな。
- 久岐忍: 長いこと荒瀧派にいると、様々な場面に遭遇する。問題の後始末をする時には、今まで学んできたあらゆる知識を活かすことができるんだ。
- 久岐忍: まあ、面倒事が大半を占めてはいるが、少なくとも荒瀧派にいる私は、紛うことなく自由だと言える。
- 久岐忍: みんなと一緒に町を歩いたり、焼きたてのスミレウリを手に郊外で座り込んだり…なんだか、バカみたいだろ?でもきっと、それが私の望む人生なんだ。
- 久岐忍: …笑わないでくれよ。もし笑ったら、殴らないなんて保証はできないからな。
この後はどうする?
- 久岐忍: あんたも最初と比べて、元気がないようだ。あの門が見せた光景が、気分を悪くさせているみたいだな?
- 久岐忍: いいか、よく聞いてくれ。もっとも重要なのはいつだって「今の選択」だ。
- 久岐忍: 次の一歩を踏み出す勇気が出るまで、ゆっくり休んでおくといい。
- 久岐忍: 一度決めたら、振り返ってはいけない。自分の選択を信じるんだ。
邪魔しないでおくよ。
- 久岐忍: ああ、あんたもよく休んでくれ。
- (荒瀧一斗と会話する)
- 荒瀧一斗: 丑雄、あの門をもう一度見つけてくれねぇか?
- 丑雄: モォー…
あの門で起きたことについて…
- 荒瀧一斗: いいところに来てくれた!ちょうど丑雄とそのことについて話してたところだ!
- 荒瀧一斗: 門の中にいたやつが豆を投げてきたことは、まあ大目に見てやる。だが、お前にまで妙な真似をしたのは許せねぇ。
- 丑雄: モーモー…
- 荒瀧一斗: ん?もう手は尽くしただと?兄弟、そんなに早く諦めんじゃねぇって。
- 荒瀧一斗: もう一度試してみてくんねぇか?それでもダメなら、別の門でもいい。外の世界に直接つながる門を探してくれ。
この後はどうする?
- 荒瀧一斗: おう、いい質問だ。
- 荒瀧一斗: だが、皆目見当もつかねぇ。
- 丑雄: モ…モモー!
- 荒瀧一斗: あっ、おい、怒るなって。俺様は正直に言っただけだ。
- 荒瀧一斗: 強引に壁を掘って道を作ることも考えたが、ここは奉行所の牢屋よりも硬ぇ…
- 荒瀧一斗: 丑雄が突進してもビクともしねぇんだ。俺たちを出す気がないってのが、ひしひしと伝わってきやがる。
- 荒瀧一斗: 今、俺様にできることは…そうだな…この気力を失ったチビ助を世話してやることだけだ。
- 丑雄: モモ!モー。
- 荒瀧一斗: おう、そうか。丑雄も役に立ちたいんだな。
邪魔しないでおくよ。
- 荒瀧一斗: 気にすんな。よく覚えとけ、たとえ空が崩れ落ちても、この俺様が支えてやる!だから安心しろ、チビ助は俺様に任せとけ。
- (煙緋と夜蘭と会話する)
- 煙緋: 今までずっと休んでいないのだろう?本当に大丈夫なのか?ここは予想以上に危険な場所だぞ。
- 夜蘭: 問題ないわ。私は集中力を必要とされる重労働が得意なの。
- 夜蘭: それに、君も何か新しい考えがあるんでしょ?
- 煙緋: 気付いてたのか?
- 夜蘭: 人の表情を読むのも、私の仕事よ。
- 煙緋: ああ、そうだったな。だが、今はまだ初歩的な段階に過ぎない…ちゃんと整理して形になってから伝えることにする。
- 夜蘭: そうね、そのほうがいいわ。
- 夜蘭: 私もいくつか考えていることがあるの。確認できたら、改めて言うわね。
頼もしい会話だね。
- 夜蘭: ふふっ、そうかしら?
- 煙緋: 今は皆で解決策を考えないといけないからな。
- (みんなと話した後)
- 煙緋: そうだ、旅人。もし時間があったら、少し付き合ってくれないか?話したいことがあるんだ。
- 煙緋: あそこでまた会おう。
- (マーカーに近づく)
- 煙緋: (旅人)、来てくれたか。
- 煙緋: 今、この空間について考えていたんだ。未知の脅威が潜んでいる以上、悠長に構えている暇はない。一刻も早く降魔大聖と合流すべきだろう。
(俺俺/
私私)もそう思う。 - 煙緋: しかし、都合が良すぎると思わないか?お前から降魔大聖のことを聞いてすぐに、あの空間から彼の声が聞こえてきただろう?
- 煙緋: まるで、故意に仕組まれたもののようだ…降魔大聖がその場にいると錯覚させ、未知の場所まで誘い込まれたかのような…
……
- 煙緋: 一つ、私には推測がある。だが、いきなりそれを皆に伝えては、怖がらせてしまうだろう。
- 煙緋: 先ほど見た降魔大聖の反応から察するに、恐らく彼は私たちと別の空間にいるはずだ。だが、その声も姿も、私たちのいる空間にまで届いた…
- 煙緋: …もしかすると、この空間は元より錯綜しているのではないだろうか?
錯綜って、どういうこと…?
- 煙緋: ここにいるはずのない人、そして霊まで見えている。
- 煙緋: 空腹を感じないのは、体の状態が停滞しているのが原因だ。つまり…私たちの「時間」が止まってしまっているということ。
- 煙緋: もしこの推測が正しければ、私たちは非常に不合理な場所にいることになる…
- 煙緋: つまり、様々な情報が一つの可能性を示している。
- 煙緋: ——この地下空間は、時間と空間が錯綜しているということだ。
そういえば、あの日、秘境の入口で…
魈は(俺俺/
私私)たちと同じ道を選ばなかった… - 煙緋: しかし、そのように錯綜とした空間だからこそ、どこにいるのか分からない仲間の声を捉えることができた。実に不条理だな…
- 煙緋: もちろん、この空間がそれを私たちに「聞かせた」のであれば話は別だ。
- 煙緋: そして、先ほど降魔大聖の身に起こったことについて、一つ考えがある。
- 煙緋: 私たちは彼に会ったのではなく、別の場所にいた彼の姿が何らかの空間の変化により伝わり、それを見たのではないだろうか。
- 煙緋: (旅人)、先ほどの門の中でアビスを見たと言っていたな?
- 煙緋: あの門は、一見すると意地の悪いイタズラにしか見えない。あそこで私たちは、怖いものを見せられただけだ。だが、もしその中に入るよう誘導するものがあったら…
- 煙緋: …門の向こうに何があるのかは、誰にも見当が付かない。最初は冗談のようなイタズラで油断を誘い、次に真の脅威によって覗いた者を捕らえる。
- 煙緋: この空間は手強い相手だ。私たちの思考を読んで、手の平で転がすように操っている。
- 煙緋: それでも、私はただ黙って待っているつもりなどない。覚えているか?あの溶けた地面の横に、小さな空間の裂け目があったのを。
そういえばあったね。
あれって空間の裂け目だったんだ。
- 煙緋: ああ。あれからは空間に干渉する術に近いものを感じた。だが、そこに秘められた力は、通常のものより遥かに強力だった。
- 煙緋: 降魔大聖の出現は、私たちと彼の空間が交わること、ましてや私たちに彼の声が聞こえ、姿が見えることなど想定していないような印象を受けた。
- 煙緋: この空間は私たちを罠にはめるためのものだと思う。だから、わざと降魔大聖の声をここに送ったんだろう…
- 煙緋: だが、この変化が空間に裂け目を作ることを、予期していなかったように感じる。つまり、私たちが降魔大聖と会話したことは、「それ」にとっても予想外の状況だったということだ。
だから、遮られたのか。
- 煙緋: そうだ。あれから、私は戻って辺りをじっくりと調べてみた。このような混沌とした空間が交わり続ければ、あらゆる事象が起こり得る…
- 煙緋: だが、私はこれをチャンスだとも思う。もし空間が私たちの心を利用し、惑わす現象を作るのならば…旅人、私と同じように想像をしてみてくれ。
- 煙緋: 心を落ち着かせて、耳を澄ますんだ…もしかしたら、もう一度降魔大聖の声を捉えられるかもしれない。
- 煙緋: ……
- 煙緋: この感じ…ふむ…そこか。
- 煙緋: …ハァッ!
- 煙緋: ふぅ!夜蘭の幻像を破る技を真似てみた。ふふっ、こうも上手くいくとは思わなかったがな。
- 煙緋: 声はこの幻像の奥から聞こえるようだ、入って確認してみよう。
- (もう一度煙緋と会話する)
- 煙緋: 心を落ち着かせて、耳を澄ますんだ…もしかしたら、もう一度降魔大聖の声を捉えられるかもしれない。
- (トンネルを通って進む)
- 煙緋: 声がはっきり聞こえるようになった!
- ???: 違…、ここ…層岩…最下層…浮…ここ…何を経験した…?
- ???: もし…五百年前の…で死んだ…やつはなぜ…ここに現…
- ???: あの視認できぬ者が…なのか?夜叉の…誇り…
- (マークされたエリアに近づく)
- 煙緋: 声がより鮮明に聞こえるようになった。恐らくこの辺りだ。
空間の裂け目だ!
- 煙緋: 降魔大聖、聞こえるか?煙緋だ、(旅人)と共に貴方を探している。
魈、そこにいるの?
- 魈: …旅人?煙緋?
- 煙緋: よし、上手くいった!
- 煙緋: そちらの状況はどうなっている?
- 魈: 我なら問題ない。
戦いの音がする…
何が起きたの?
- 煙緋: よく聞いてくれ。この空間は錯綜し混沌としている。私たちは同じ空間にいない可能性がある。だが、音であればまれに飛び越えることができるようだ。つまり、別々に分かたれた空間が交差する瞬間があるということだ。
- 魈: …我がいる場所は、一切が混沌に満ちている。
とにかく、こっちに来る方法を見つけて。
- 魈: 否。
- 魈: 夜叉の身に宿る穢れは、人間にとって有害だ。
- 煙緋: いや、その危険を上回るほどに今の状況は切迫しているんだ。この空間は仲間を探そうとする心理を利用し、罠を作り出してくる。
- 煙緋: 貴方が一緒にいなければ、貴方を探そうとする私たちは常に危険な状況に身を置き続けることになるんだ。
(俺俺/
私私)たちのところに(来てくれ来てくれ/ 来て来て)。 - 魈: お前たちも危機に遭遇したと?
- (旅人): (「も」って言った…)
- 魈: …我のことは探さなくていい。
- 煙緋: 私たちは貴方が心配なんだ。先ほども、(旅人)が罠に掛かって、危険な部屋に入ってしまった…
本当のことだ。
- 魈: ……
- 魈: どうやって合流する?
- 煙緋: 降魔大聖、私たちの声がどこから聞こえるか探してくれ。もっとも鮮明に聞こえるところを見つけて、そこで何かすれば、上手くいくかもしれない。
- 魈: …そうか、混沌ゆえに交錯する空間…
- 魈: …何かをすれば…なるほど…
- 煙緋: 急いでくれ!この機を逃せば次はないかもしれない!
- 魈: ……
魈?
- 魈: …下がれ。
- 煙緋: ……!
!!
- 魈: ハァ…くっ…
- (旅人): (まずい…傷が深いみたい。)
- 煙緋: とにかく彼を拠点へ!
- (旅人、煙緋、魈が拠点に戻る)
- 魈: ……
- 魈: これでお互いを見失わずに済む。
- 夜蘭: あら?
ありがとう。
- 煙緋: こちらも色々なことが起きた。しかし、これは私たちの安全のためだけではない。ケガをしている貴方を放っておくわけにはいかないだろう?
- 魈: たかが怪我だ、大したことはない。それに足を引っ張るのは御免だ。
- 煙緋: 足を引っ張るなどと思っていない。みんな、貴方を必要としているんだ。私たちのためだと思って、ここに残ってくれないか?
- 魈: …わかった。
- 夜蘭: ケガをしているのですから、ひとまず休んでください。他のことはまた後にしましょう。
ケガが良くなってからにしよう。
心配はいらない。
- 魈: ああ。
- (旅人): (魈は目を閉じて休んでいる。けど、眠りについたかどうかは分からない。このような光景を見ることになるなんて、思いもしなかった。)
- (旅人): (決して警戒を緩めない夜叉も、夢を見るのだろうか?)
- (もう一度魈と会話する)
- (旅人): (魈は目を閉じて休んでいる。けど、眠りについたかどうかは分からない。このような光景を見ることになるなんて、思いもしなかった。)
- (旅人): (決して警戒を緩めない夜叉も、夢を見るのだろうか?)
- (夜蘭と煙緋に近づく)
- 夜蘭: そう…やはり簡単なことではなかったのね。
- 夜蘭: あら、旅人。
- 煙緋: ふむ、ちょうどいい、話したいことがあったんだ。
一緒に情報をまとめよう。
- 夜蘭、煙緋と知っている情報を共有した…
- 夜蘭: 私もこの空間そのものに狙われているような、そんな感じがしていたの。でも、それを逆手に取るなんて、さすが煙緋ね。
- 煙緋: 時間と空間が錯綜しているという事実は、先ほどの試みで確認が取れた。となれば、この空間が生み出す罠に警戒する必要がある。
- 煙緋: 降魔大聖も見つかったことだし、あとは出口を探すのみか。
- 夜蘭: さっき、もう一度秘境を探索してみたの。新しい道を見つけることはできなかったけど、多少収穫はあったわ。
- 夜蘭: 私の一族は代々法術の修練を積んでいてね。かつて一族の人間のみが使える法器を発明したんだけど…
- 夜蘭: 実は、あの秘境でそれと似たものを見たのよ。残念ながら、近づいた途端に跡形もなく消えてしまったけれど。
幻影だったってこと?
- 夜蘭: 恐らくね。けど、それを判断するのは難しいわ。私も断言はできない。
- 夜蘭: でも…あれが何かを知っているのは、この中では私だけよ。つまり、この空間は本当に私たちの心を読んでいるってことね。
- 煙緋: あの門もそうだった。まるで生きているかのように、私たちを試している感じがした。
- 夜蘭: 人の心を読み、それを現実に作り出す…すべては、私たちの警戒心を緩め、疲弊させるために。
- 夜蘭: ただ仮にそうだとしても、その最終的な目的はなんなのかしら。死ぬまで私たちをここに閉じ込めるため?
……
- 煙緋: …最悪の事態に備えつつ、諦めずに行動しよう。
うん。
- 夜蘭: 層岩巨淵に秘密が隠されているのは知っていたけれど、このようなことは七星でさえ聞いたことないと思うわ。
- 煙緋: そういえば夜蘭、最初に外で会った時「仕事がある」と言っていたが、あれは何の仕事だったんだ?
- 夜蘭: ……
- カーンルイアの魔獣が侵入した時の真実を探しているの。 夜蘭: 私は、
- (旅人): (……カーンルイア!?)
- 夜蘭: ここからの話は、すべて他言無用よ。決して他の人に話さないこと。さもなければ…
- 煙緋: ああ、重々承知している。
- 夜蘭: 五百年前のことよ、カーンルイアから来た漆黒の獣たちにテイワット大陸の七国が襲われたの。当然、璃月もその被害を免れなかったわ。
- 岩王帝君の命により千岩軍は陣を敷き、死闘を繰り広げると、戦線を層岩巨淵近郊で食い止めた。けど、魔獣はあまりに凶暴だった。その戦いは、かつてないほど熾烈なものとなったそうよ。 夜蘭:
- 夜蘭: ただ、何者かが機を見計らって、魔獣を引き離したの。それにより、膠着していた戦況はこちらが有利となった。
- 夜蘭: 最終的に、この戦いに勝利したのは璃月人だったわ。けど、帰らぬ人となってしまった者も大勢いた。
- 夜蘭: 私の先祖に、その戦いに参加した人が二人いるの。でも生きて帰って来れたほうは正気を失い…おかしくなってしまった。
- 夜蘭: 今の七星も、これについてはほとんど知らないはずよ。当時、層岩巨淵から生きて帰れた人はごく僅か。真実を知りたければ、機会を待つしかない状況だった。
- 夜蘭: 層岩巨淵の周囲の封鎖が解かれたあの日、私は当時の真相を探るため、この地への異動を申請したわ。
- 夜蘭: だけど、私たちが今いるこの場所、これから直面するかもしれない危険は…私の想像をすべて上回るほど恐ろしいものだった。
- 煙緋: ……
- 夜蘭: …でも、諦めてはいけないわ。今の私たちにとって、生きて帰ることこそが最優先にすべきことだもの。
- (旅人): (層岩巨淵、カーンルイア…五百年前、いったい何が起きたのだろうか?)
- (旅人): (そして、魈はあの空間で何を見て、誰と戦っていた?)
- (旅人): ((俺俺/
私私)たちは…本当に無事、ここから出られるのだろうか?)
- (荒瀧一斗と会話する)
- 荒瀧一斗: なあ、丑雄。このチビ助、眠ってんだよな。どんな夢見てんだろうな?
- 丑雄: モ?モォ。
- 荒瀧一斗: 普段は威勢のいいチビだが、こんな風に元気がなくなることもあんだな…はぁ、かわいそうに。
- 荒瀧一斗: それに、あのあんちゃんも、だいぶ弱ってるみてぇだ。二人とも心配だな。
- 丑雄: モモモー。
- 荒瀧一斗: 俺様が牢屋にいる時もこんな感じで寝てるって?冗談はよせって。俺様の寝姿は世界で一番カッコイイに決まってんだろ…
- 荒瀧一斗: おっ、(旅人)か!ったく、いつからいたんだよ?
- (久岐忍と会話する)
- 久岐忍: あまり旗色が良くないようだな。まだ転機は訪れないということか。
- 久岐忍: 大丈夫だ、具体的に何が起きたのかは、私に教えなくていい。
- 久岐忍: ……
- 久岐忍: たまに親分を羨ましく思うよ。
- (煙緋と夜蘭と会話する)
- 煙緋: ……
- 夜蘭: どうしたの?急に黙り込むなんて、普段の君らしくないわね。
- 煙緋: しっ、話は後だ。今、これまでの手がかりをまとめているところだ。
- 煙緋: 突破口は私が見落としてしまった細部に隠れているかもしれない…だから、一から見直さないと…
- 夜蘭: じゃあ…
- 煙緋: ああ、心配はいらない。お前が言った内容は紙に記録しないから。
- 夜蘭: そうじゃなくて。つまり、そのことについて考えるなら、私も混ぜてちょうだい。
- (魈と会話する)
- 魈: ……
- (旅人): (魈は両目を固く閉じ、音を発することなく静かにしている。そっとしておこう。)
チュートリアル[]
- 「符印」について
動画ガイド[]
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
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日本語 | 危険だらけ Kiken Darake |
中国語 (簡体字) | 危机四伏 Wéijīsìfú |
中国語 (繁体字) | 危機四伏 Wéijīsìfú |
英語 | Danger All Around |
韓国語 | 사방이 위험해 Sabang-i Wiheomhae |
スペイン語 | El peligro se acerca |
フランス語 | Danger omniprésent |
ロシア語 | Опасность повсюду Opasnost' povsyudu |
タイ語 | อันตรายรอบทิศ Antarai Ron Tid |
ベトナム語 | Nguy Hiểm Rình Rập |
ドイツ語 | Gefahren ringsum |
インドネシア語 | Bahaya dari Segala Arah |
ポルトガル語 | Cercado por Perigos |
トルコ語 | Tehlike Her Yerde |
イタリア語 | Pericolo, pericolo, pericolo |
変更履歴[]
ナビゲーション[]
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