千手百目は、テイワットストーリーの魔神任務、第二章・第三幕「千手百目の浮世」の第8話である。
手順[]
ゲームプレイメモ[]
- 天守閣から歩いている間、プレイヤーはカメラを操作することはできるが、旅人の頭痛を取り除く以外に旅人を操作することはできない。
- 「一心浄土」内の雷電将軍との戦いにおいて。
対話[]
ゲーム内の任務の説明
雷電将軍の武芸の前では、八重巫女の計画を実現するのは予想以上に困難だった。いっそのこと天守閣を出てから計画を立て直した方がいい…
- (天守閣を離れる)
- パイモン: 雷電将軍が、あんな簡単にオイラたちを見逃してくれるなんて考えにくいよな?
- パイモン: 空気中に漂う雰囲気がどんどん重たくなってる…雷電将軍による威圧なのか…
- 「淑女」が…死んだ。
- 淑女が雷電将軍の刀で死ぬなんて… パイモン:
- パイモン: たしかに罪はあったけど、なんか考えさせられるな…
- 執行官たちは…神の心を集めてなにがしたいんだ?
- (旅人は頭痛を抑える)
パイモン: - パイモン: おい、旅人、頭が痛いのか?
- パイモン: しっかりしろ…やっぱり早くここを離れよう。なんか…嫌な予感がする。
- 「無想の一太刀」…
- 無想の一太刀」、強すぎてわけわからなかった… パイモン: そういえば…淑女を斬ったあの「
- パイモン: あの一撃が本当に無敵なら、雷電将軍を倒すなんてできるわけない…
- 八重神子の計画…
- 神子が言ってたな、オイラたちに千手百目神像の前で、もう一回「一心浄土」に入れって… パイモン:
- パイモン: でも今…オイラたち自分の身すら守れない…計画は一旦置いておこう…
- 電気の流れる音が…息がうまくできない…
- (旅人、また頭痛を抑える)
パイモン: 空気中に - パイモン: 旅人、大丈夫か?なんでなにも言わないんだ…
- 外の音が…うるさい…
- パイモン: たしかに天守閣からざわついた声が聞こえる…なにか起きたのかな?
- パイモン: あの護衛、すごく緊張してるみたいだ…なにが起きたのか見に行ってみようぜ?
- カットシーンの旅行日誌のまとめ:
- (カットシーン開始)
- (主なき神の目はパチパチ音をたてながら地面に着地し、その色は消えていく)
- 珊瑚宮抵抗軍の隊員: いけぇ——
- ゴロー: かかれ!
- (千手百目神像の神の目が光る)
- パイモン: どうしよう…あいつらじゃ雷電将軍の相手にならない!
- (瞑想していた影が降りてくる)
- 影: またお会いしましたね
- (カットシーン終了)
- (「一心浄土」にいる雷電将軍と会話する)
- 影: いったい、何があなたを再び私のところまで来させたのでしょう?
- 影: その愚かな勇気は、人々を庇うため?それとも…私に謁見するのが目的ですか?
ファデュイが雷電将軍を誘導した。
目狩り令は発令されるべきじゃなかった。
- 影: おや?よもやそんなことを言うために、私を永遠の冥想から呼び起こしたとでも言うのですか。
- 影: だとすれば私も見くびられたものです。目狩り令に関することはもちろん知っていますよ。
外のことも知ってるの?
- 影: いいえ、私が知っているのは「永遠」についてのみ。
- 影: 目狩り令の発令も、私が黙認したことです。
- 影: あのファデュイたちの行いは、「永遠」の脅威にはなっていません。さもなければ…とっくに粛清していますよ。
でも目狩り令は…
稲妻の民はたくさんのものを失った。
- 影: 願いとは元々「永遠」にそぐわないものです。
- 影: あなたはまだ気づいていないかもしれませんが、願いを追い求めるというのは…たくさんのものを失うことなのです。
- 影: 神の目を接収すること自体は、命を奪うことではありません…
- 影: 命を落としたのは、むしろ願いを追い求めた者たちではありませんか?
哲平…
- 影: 旅人さん、あなたは確かに特別な存在として私の目に映っています。
- 影: あなたの身には数え切れないほどの不確定要素があります。言い換えれば、あなたは「永遠」から最もかけ離れた存在。
- 影: であれば、私は別にあなたに理解してもらおうとは思いません。あくまでも世のために「永遠」の道を歩んでいく、ただそれだけです。
ここは将軍の「一心浄土」…
(君君/
あなたあなた)の意識で構成された空間だよね?
- 影: そう、そんなことも知っているのですか…
- 影: まあ別に構いません。おおかた…私の意志を動揺させる隙を探っているのでしょう?
もう言葉は意味がなさそうだ。
直接この手で「論破」する。
- 影: ……
- 影: いいでしょう、「永遠に背く者」。あなたの覚悟を…見せてもらいます。
- (戦闘開始時、以下のいずれかのセリフが発声される)
-
- 影: 「永遠」の敵になりますか、旅人さん。
- 影: あなたが来てから、ここにも騒がしい音が増えてきました。
- 影: 願望の誇張は、破滅をもたらすでしょう。
- (HP75%前後またはチームメンバー3人死亡時)
- 「目狩り令」の権能が再び現れた…抵抗者の決意があれば、もしかしたら「転機」が訪れるかもしれない…
- (約40秒後、ムービーが始まる)
-
- (旅人が雷電を攻撃しようと走り込んでくるが、この時旅人は倒れない)
- (八重神子から受け取った鳴神大社の御守りがキラキラしていることに気づいた旅人。)
- (突然、八重神子が現れる)
- 八重神子: なんじゃ?
- 八重神子: 今さら思い出したのか
- 影: 神子
- 影: これはあなたの計算ですか…
- 八重神子: 意識を物体に憑依させる技…
- 八重神子: 誰に教わったか忘れたとは言わせぬ
- 八重神子: もしや汝
- 八重神子: 己の「願い」だけで
- 八重神子: 影の意志に勝てるとでも?
- 八重神子: 汝はここにいるが
- 八重神子: 「彼ら」の願いは
- 八重神子: とっくに汝に宿っておる
- 八重神子: じゃから
- 八重神子: 目を閉じるがよい…
- (旅人は目を閉じる)
-
- (人々の野望が「一心浄土」に輝き始め、領域を照らす)
- (哲平、旅人の位置に一瞬だけ現れる)
- (旅人は、人々の野望を背負い、黄金のオーラを身にまとっている)
- 「『目狩り令』を…廃止して欲しいです!」
- (雷神が微笑み、戦いが再開する)
- (雷電将軍を倒したとき)
- 八重神子: 汝の負けじゃ、影。
- 影: ……
- 影: …ええ、私の負けです。
- 八重神子: どうして自らの民を、彼らの願いの力を信じてやれぬのじゃ?
- 八重神子: あれらの願いは、距離や空間、さらには時間をも越え、すでに何人にも止められぬもの。
人々が全力で進む時…
神の予想すら超えることができる。
そして、神に取って代わることさえも。
- 八重神子: それが汝が璃月の旅で得た収穫か?
うん。
- 八重神子: 人間が前へ進み、神が後ろに置いて行かれる国か…
- 八重神子: しかして、なぜ妾たちがそう自分勝手に…前へ進むことを一方的に放棄させることができる?
- 影: …前に進むことで生じた損失を、あなたも共に見てきたはずです。
- 影: 永遠…そう、永遠にのみ…
- (カットシーンが始まる)
- カットシーンの旅行日誌のまとめ:
- 影: 雷光が閃く場所には
- 影: 影ができます
- 影: 私は影
- 影: 「無想」をもって
- 影: 稲妻の前に立ちふさがるすべての障害を取り除きます
- 影: しかし…
- 影: 一歩前へ進むたび
- 影: 何かを失っていきました
- 影: そして最後には…
- 影: 「彼女」さえも…失ったのです
- 影: あれらの事跡は今も
- 影: 雷櫻の木陰で語り継がれています
- 影: しかし…
- 影: 「失ったもの」がこの国に残した烙印は
- 影: 今なお燃え続けています
- 影: 「探しましょう」
- 影: 「たとえそれが須臾の光だとしても」
- 影: 「少なくとも私たちには…」
- 影: 「『今』があるのですから」
- 影: 「彼女」はそう言いました
- 影: しかし
- 影: 必死に前へ進む国が
- 影: 天理を前にしてすべてを失ったのを私は見ました
- 影: 雷光を保つためには
- 影: 時を止めるしかないのかもしれません…
- 影: 「今」とは
- 影: 儚い幻想であり
- 影: 「永遠」のみが 天理に最も近づけるのです
- 影: 私はもう…
- 影: 影ではありません
- 影: 「此の身こそ」[Note 1]
- 影: 「いと尊き存在」
- 影: 「天下を泰平せし者」
- 影: 「臣民に夢を与えると誓いましょう」
- 影: 「未来永劫」
- 影: 「不変の『永遠』を…」
- (ムービー後)
- 八重神子: 天理…妾にとっては皆目見当もつかぬものじゃ。
- 八重神子: 兎にも角にも、汝は自分の愛する稲妻を永遠に守り続けたいだけなんじゃろう?
- 影: その言い方はあまりにも軽薄です。
- 八重神子: しかしこの国は、果たして永遠に存在する価値のあるものなんじゃろうか?
- 八重神子: 願いを失い、変化を失い、ただ存在するだけの国。そんなものは抜け殻にすぎぬ。
- 八重神子: ふっ、であれば、滅んでも問題はないじゃろう?
- 影: 神子、その妄言を撤回してください。
- 影: 未来永劫変わることのない永遠、私が臣民に誓った約束です。
- 八重神子: しかし汝の臣民が必要としているのは、汝の約束などではなく、汝の「眼差し」じゃ。
- 影: …神の目ですか。
- 影: 人の寿命は百年のみ、彼らに過去を背負えるほどの力はありません。
- 影: 私はすべてを経験したからこそ、彼らを正しい「永遠」へと導くことを選んだのです。
- 八重神子: はぁ…
- 八重神子: …じゃが「永遠」は汝にとって、あまりにも残酷すぎるぞ、影。
- 影: 私?
- 八重神子: 汝は俗世の者どもに目を向けぬようになっただけでなく、己すら見つめることをやめた。
- 八重神子: 何百年もの間、ここで一人…寂しかったじゃろう。
- 影: しかし、これは必要なことで…
- 八重神子: 前へ進まなければ、逃すものも多いじゃろう…ここで永遠に留まる汝も、失い続けていると言えるのではないか?
- 八重神子: そんな孤独に耐えながら、その時間軸を永遠のために無限まで伸ばすなんぞ…
- 八重神子: 妾に話せ、なぜここの空がかつてあれほどまでに暗く淀み…そしてなぜ、いま再び光を放っているのか。
- 八重神子: ここは汝の「一心浄土」、汝の内なる世界。
- 八重神子: であれば…もうとっくにここの孤独に耐えられず、本心では妾に会えて嬉しく思っておるのではないか?
- 影: 私は…何も言うことはありません…
- 八重神子: ふふ、妾にはあるぞ、数えきれぬほどの話が。そうじゃ、せっかくじゃからここ数百年間の出来事を汝に話そう。
- 影: 数百年もの出来事を話すなんて、どれほどの時間を使うつもりですか?
- 八重神子: 仙狐の記憶力はいいんじゃ。数百年の些細なことまで覚えておるぞ。
- 八重神子: じゃから、話すのにも数百年かかるじゃろう。
- 影: ふ…ふふっ…神子、実はもう…こうして会うことは二度とないと思っていました。
- 影: あなたに会えたのは、永遠の中に生じた変数であり…驚きでもあります。
- 八重神子: ふふ、やっと素直に認めおったか、なら引き続き友でいてやってもいいぞ?
- 影: まったく、子供じみた会話ですね。
- 影: ですが、あなたたちの計画に負けたからには、あなたたちの意志に従って、目狩り令を廃止しましょう。
- 影: しかし「永遠」について、この国が果たして前へ進むべきかどうかについては、再び考える必要があります。
- 八重神子: ふふ、最初から最後まで、子供じみていたのは汝の方じゃったな。
- (ムービーが始まる)
- カットシーンの旅行日誌のまとめ:
- 八重神子: その後
- 八重神子: 雷電将軍は 目狩り令を廃止した
- 八重神子: 人々の願いは
- 八重神子: あやつの閉ざされた心の扉を開けたんじゃ
- 八重神子: 「一心浄土」以外に
- 八重神子: あやつは人々の目に「永遠」を見た
- 八重神子: 願いがひときわ強く輝いた時
- 八重神子: 神はその者に眼差しを送る
- 八重神子: ある願いは
- 八重神子: 痛みを拭い
- 八重神子: …勝機をもたらし
- 八重神子: 希望を呼び起こす
- 八重神子: ある願いは
- 八重神子: たとえそれを持つ者の身が滅び
- 八重神子: 魂が天に帰ろうと
- 八重神子: 生まれた時と変わらず
- 八重神子: 真摯に…熱く燃えゆく
- 八重神子: そう…
- 八重神子: 「永遠」に…
- (ムービー終了)
- (ムービー後)
- パイモン: 雷電将軍の「一心浄土」でなにやってたんだ?
- パイモン: 目狩り令が本当に廃止になるなんて。
八重神子のおかげ。
人々の願いが届いた。
- パイモン: そうなのか…オイラ心配してたんだからな。
- パイモン: さっき神子がオイラたちのことを呼んでたぞ、お礼を言うためかな?えへへ…早く行ってみようぜ。
カットシーン[]
サウンドトラック[]
No. | サウンドトラック名 | アルバム | 再生 |
---|---|---|---|
04 | 風雅の里 | 寂々たる無妄の国 | 千手百目 (カットシーン) 場所、塵歌壺 |
08 | 勝利に向けて | 真珠の歌2 | 千手百目 (カットシーン) |
09 | 轟く疾雷 | 真珠の歌2 | 千手百目 (カットシーン) |
10 | 苦渋の凱旋 | 真珠の歌2 | 千手百目 (カットシーン) |
— | 名前のない千手百目サウンドトラック1 | — | 千手百目 (天守閣を退出) |
注釈[]
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | 千手百目 Senjuu Hyakume[!][!] |
中国語 (簡体字) | 千手百眼 Qiān Shǒu Bǎi Yǎn |
中国語 (繁体字) | 千手百眼 Qiān Shǒu Bǎi Yǎn |
英語 | The Omnipresent God |
韓国語 | 천수백안 Cheonsubaek'an |
スペイン語 | La Diosa Omnipresente |
フランス語 | La divinité omniprésente |
ロシア語 | Всевидящее божество Vsevidyashcheye bozhestvo |
タイ語 | The Omnipresent God |
ベトナム語 | Trăm Mắt Nghìn Tay |
ドイツ語 | Der Allgegenwärtige |
インドネシア語 | The Omnipresent God |
ポルトガル語 | A Deusa Onipresente |
トルコ語 | Alemüstü Tanrı |
イタリア語 | La divinità onnipresente |
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脚注[]
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