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凱旋した英雄のようには、テイワットストーリーの魔神任務第三章・第三幕「迷夢と虚幻と欺瞞」の第1話である。

手順[]

  1. スメールシティキャサリンと会話する
  2. 場所を変えて、ナヒーダと会話を続ける
  3. ナヒーダの言う通り情報を集める
  4. ナヒーダと会話する
  5. 翌日の午後まで待つ(12時~18時)
  6. 市場に行って、ナヒーダの計画を実行する
  7. セタレについて行く
  8. ナヒーダが住民の意識に入った後、セタレと会話する
  9. セタレについて行く
  10. ナヒーダが住民の意識に入った後、セタレと会話する
  11. 翌日の夜まで待つ(19時~24時)
  12. ナヒーダと会う
  13. 教令院に行く
  14. これまでの情報を整理する

ゲームプレイメモ[]

  • 手順1が完了すると、この任務がクリアするまで、キャサリンはスメールシティのいつもの場所にはいない。
  • この任務の手順14ではワープが禁止されている。
  • ナヒーダの所持を完了すると、天地万象のアチーブメントゴーストインシェルを獲得する。
  • 任務を完了すると、天地万象のアチーブメント架空の凱旋式を獲得する。

対話[]

ゲーム内の任務の説明

「花神誕日の輪廻」事件から長い時間が経ったが、ナヒーダはまだ元気を取り戻せていない。そのため、分かっていないこともまだ沢山ある。この日、いつも通り冒険者協会に行くと…
(ログイン時)
Media:vo xmaq101 1 paimon 01.ogg パイモン: そういえばオイラたち、スメールシティに随分いるけど…ナヒーダと別れてから、ずっと音沙汰がないよな…
Media:vo xmaq101 1 paimon 02.ogg パイモン: うぅ…このままぼーっと待ってても仕方ないし、キャサリンのところで依頼でも受けて、なにかしたほうがよくないか?
(キャサリンと会話する)
Media:vo xmaq101 1 katheryne 01.ogg キャサリン: 星と深淵を目指せ。お二人とも、またお会いしましたね。
Media:vo xmaq101 1 paimon 03.ogg パイモン: キャサリン、なにかオイラたちにいい依頼はないか?
Media:vo xmaq101 1 katheryne 02.ogg キャサリン: 依頼ですか…そうですね…
Media:vo xmaq101 1 katheryne 03.ogg キャサリン: 本日の午後、教令院で行われる学術報告会にて愛の詩を詠む…こんな依頼はいかがでしょうか。
Media:vo xmaq101 1 paimon 04.ogg パイモン: な、なんて?
Media:vo xmaq101 1 katheryne 04.ogg キャサリン: さらに、詩を詠んだ後の皆さんの反応も写真機に収めてきてください。
Media:vo xmaq101 1 paimon 05.ogg パイモン: なんでそんな依頼があるんだよ?
想像しただけで気まずい。
凄い反応になりそう。
Media:vo xmaq101 1 katheryne 05.ogg キャサリン: そうですか…どうやらこの依頼はお気に召さなかったようですね。
Media:vo xmaq101 1 katheryne 06.ogg キャサリン: でしたら…オルモス港にいるエルマイト旅団の団員を、孤児院で働くように説得してきていただけませんか。
Media:vo xmaq101 1 paimon 06.ogg パイモン: なんだよそれ!
殴られると思う。
傭兵に孤児院はさすがにちょっと。
Media:vo xmaq101 1 katheryne 07.ogg キャサリン: ええ、傭兵たちの反応もきっと面白いものになるでしょう。
Media:vo xmaq101 1 paimon 07.ogg パイモン: ちょっと聞きたいんだけど…これってどんなやつからの依頼なんだ?
Media:vo xmaq101 1 katheryne 08.ogg キャサリン: 依頼人ですか?ええと、実は…単にあなた方がこういうことをするのを私が見たいだけです。
(‍/あなたあなた‍)、キャサリンじゃないでしょ?
今はナヒーダなの?
Media:vo xmaq101 1 nahida 01.ogg ナヒーダ: ふふっ、もうバレちゃった。実際に依頼を引き受けてくれるのを期待してたのに。「人間観察」をする絶好の機会だわ…
Media:vo xmaq101 1 paimon 08.ogg パイモン: ナヒーダだったのか!オイラもキャサリンがそんな変な冗談を言うわけないって思ったぜ。ナヒーダ、いつの間にキャサリンの意識に入ってたんだ?
Media:vo xmaq101 1 nahida 02.ogg ナヒーダ: うん…「星と深淵を目指せ」からかしら?
Media:vo xmaq101 1 paimon 09.ogg パイモン: それ、始めっからってことじゃないか!
Media:vo xmaq101 1 paimon 10.ogg パイモン: それで…おまえ、もう十分休めたのか?
Media:vo xmaq101 1 nahida 03.ogg ナヒーダ: ええ、前にあなたたちと別れてから、ずっと深い眠りについて…長い夢を見ていたわ。
アーカーシャも神の夢は奪えないんだね。
どんな夢を見たの?
Media:vo xmaq101 1 nahida 04.ogg ナヒーダ: やっぱり花神誕祭の夢だったけど、今回のは良い夢だった。
Media:vo xmaq101 1 nahida 05.ogg ナヒーダ: 夢の中で私は花壇の中央に座っていて、スメールシティの人々が手を繋ぎながら、私を囲んでくるくる回っていた…みんな、楽しそうだったわ。
Media:vo xmaq101 1 nahida 06.ogg ナヒーダ: 私は飾り付けられた巨大なフロート車の上で花の騎士ファーリスに高く抱え上げられて、子供たちにヤルダーキャンディを投げてあげていた…
Media:vo xmaq101 1 paimon 11.ogg パイモン: ナヒーダ…もしかしたら本来の花神誕祭は、その夢と同じ感じだったのかもな。みんな楽しくおまえの誕生日を祝って…
うん…
でも現実は…
Media:vo xmaq101 1 nahida 07.ogg ナヒーダ: あら?私はとても楽しい夢の話をしているのに、どうしてそんな表情をするの。もしかして…これが「同情」というもの?
Media:vo xmaq101 1 paimon 12.ogg パイモン: いやいや…同情だなんて、もっとかわいそうに見えちゃうじゃないか!ナヒーダ自身が悲しくないならそれでいいんだ。
Media:vo xmaq101 1 paimon 13.ogg パイモン: そういえば、ドニアザードの様子は見に行ったか?今あいつ、どうなってるんだ?あれからフーマイ家の人が部外者の立ち入りを禁止したせいで、会う機会がずっとなかったんだ。
Media:vo xmaq101 1 nahida 08.ogg ナヒーダ: ええ、目覚めた後、彼女の「お見舞い」に行ったわ。そのときはちょうど休んでいたようだったけどけど。
Media:vo xmaq101 1 nahida 09.ogg ナヒーダ: 病状は安定しているとはいえ、人の身に生じる「死域」とも言える魔鱗病は、世界樹の枯凋問題を解決しない限り、根本的に治せはしない。
Media:vo xmaq101 1 nahida 10.ogg ナヒーダ: でも今の状況からすれば、賢者たちが何をしているのか、何を計画しているのかをはっきりさせることが最優先よ。
Media:vo xmaq101 1 paimon 14.ogg パイモン: おう、万が一「花神誕日の輪廻」みたいな事件がまた起こっちゃったら、どうなるかわからないもんな。
Media:vo xmaq101 1 nahida 11.ogg ナヒーダ: ええ、賢者たちを調査し計画を阻止することを一番に考えましょう。具体的にどうするかは、場所を変えて話したほうがよさそうね。ここは冒険者がたくさんいるから。
Media:vo xmaq101 1 paimon 15.ogg パイモン: だな。冒険者たちのみんな!悪いけど、看板娘のキャサリンはオイラたちがちょっと借りてくぜ~!
(ナヒーダと会話する)
Media:vo xmaq101 2 nahida 01.ogg ナヒーダ: さあ、ここで話しましょう。
Media:vo xmaq101 2 paimon 01.ogg パイモン: 賢者たちの計画をどうやって調べるか、ナヒーダはもうなにか思いついたのか?
Media:vo xmaq101 2 nahida 02.ogg ナヒーダ: 実はすでにいくつかの方法を試みているの。ただ、今はまずあなたたちの考えを聞きたいわ。
重要人物の体に「憑依」するのは?
Media:vo xmaq101 2 nahida 03a 1.ogg ナヒーダ: その方法はすでに試した。けれど、教令院の者は内部の重要人物から「三十人団」の護衛まで、みんなアーカーシャ端末を意図的につけていなかったの。
Media:vo xmaq101 2 nahida 03a 2.ogg ナヒーダ: 彼らはかなり早い段階から、アーカーシャ端末による情報漏洩を避けていたようね。もちろん、私の存在を意図的に警戒している可能性も否定はできないわ。
Media:vo xmaq101 2 paimon 02a 1.ogg パイモン: 賢者たちはもうおまえのことに気づいてるのか?
Media:vo xmaq101 2 nahida 03a 3.ogg ナヒーダ: まだ気づいていないと思うけど、もし彼らが私に関するうわさに注意を払っていたら、警戒しても不思議じゃない。
Media:vo xmaq101 2 nahida 03a 4.ogg ナヒーダ: だから、彼らの意識を直接占拠することはできないの。
(オプション選択に戻る)
学生に「憑依」して賢者の事務室に入る?
Media:vo xmaq101 2 nahida 03b 1.ogg ナヒーダ: ダメよ、リスクが大きすぎる。
Media:vo xmaq101 2 paimon 02b 1.ogg パイモン: 見つかるリスクのことか?
Media:vo xmaq101 2 nahida 03b 2.ogg ナヒーダ: ううん、そうじゃない。私が言ってるのは、関係のない学生を巻き込んで、彼らの人生を狂わせてしまうリスクのことよ。
Media:vo xmaq101 2 nahida 03b 3.ogg ナヒーダ: そんな方法、己の目的のために民の安全を蔑ろにする賢者たちと同じになってしまうじゃない。
Media:vo xmaq101 2 paimon 02b 2.ogg パイモン: それもそうだな、さすが神様だぜ。
(オプション選択に戻る)
賢者側の人を捕まえて聞くのはどう?
Media:vo xmaq101 2 nahida 03c 1.ogg ナヒーダ: 相手の本当の狙いが定かでない今、暗がりに潜む私たちがリスクある行動をとることはとても危険なの。どんな結果を招くか到底分からないわ。
Media:vo xmaq101 2 nahida 03c 2.ogg ナヒーダ: 何せ、今はスメールシティの民すべてが人質の身なんだもの。
(オプション選択に戻る)
(3つのオプションをすべて選択した後)
もう良い方法が思いつかない。
Media:vo xmaq101 2 paimon 03.ogg パイモン: うぅ…もうどうしようもないのか?
Media:vo xmaq101 2 paimon 04.ogg パイモン: ナヒーダ、実はまだ方法があるんだよな?おまえはすっごく頭がいいんだし…なあ、もったいぶらないで言ってくれよ。
Media:vo xmaq101 2 nahida 04.ogg ナヒーダ: 実行不可能な案を先に否定しておくことで、これから出す実際の計画に重みを持たせる。これが教令院の因論派における主流な考え方よ。
Media:vo xmaq101 2 paimon 05.ogg パイモン: わかってるって。でもおまえは知恵の神だし、こんなことしなくたってオイラたちはおまえの話を重視するぞ。
Media:vo xmaq101 2 nahida 05.ogg ナヒーダ: あら、そうなの。私の考えはこうよ…現状、重要人物の意識に直接憑依することも、一般市民を巻き込むこともできない…
Media:vo xmaq101 2 nahida 06.ogg ナヒーダ: だったら…「無実」でないうえに、はっきりとした立場を持っていない人を見つけて、協力してもらいましょう。
Media:vo xmaq101 2 paimon 06.ogg パイモン: それって、「内通者」を作り出すってことか?たしかに良い方法だな。
Media:vo xmaq101 2 paimon 07.ogg パイモン: オイラたち、前にアルハイゼンってやつと知り合ったんだけど、いつも一人で行動してて、教令院に隠れて色々するのが好きなんだ。たぶん、教令院の仲間じゃないと思うぜ。。
Media:vo xmaq101 2 nahida 07.ogg ナヒーダ: 実は、もう人選は決めてあるの。セタレという女学者を覚えているかしら?
Media:vo xmaq101 2 paimon 08.ogg パイモン: セタレ…あっ、覚えてるぞ!たしか、いっつも教令院の大賢者の後ろにいた部下だよな?
Media:vo xmaq101 2 paimon 09.ogg パイモン: 「花神誕日の輪廻」を過ごすたびにあいつに会ってたからな。知り合いと言っても過言じゃないぜ…
Media:vo xmaq101 2 paimon 10.ogg パイモン: たしか、いっつも偉そうに、キツイ喋り方でニィロウに話しかけてたよな。
Media:vo xmaq101 2 nahida 08.ogg ナヒーダ: ええ。私は普段、色んな人々を観察することが好きなのだけれど、中でもセタレは特に特殊な人物の一人なの。
Media:vo xmaq101 2 nahida 09.ogg ナヒーダ: 彼女は砂漠地帯出身なんだけど、学問の天才なのよ。その才は砂漠の民の中でも一番。そんなわけで特別に教令院に入り、賢者たちの傍に仕える助手となった。
Media:vo xmaq101 2 paimon 11.ogg パイモン: 砂漠の民だったのか、たしかに珍しいな。スメールシティの近くで見かける砂漠の民って、ほとんど傭兵だけだったもんな。
Media:vo xmaq101 2 nahida 10.ogg ナヒーダ: セタレという名前には「星」という意味が込められているの。砂漠の中の彼女はまるで、夜空で最も輝く星のようだった。
Media:vo xmaq101 2 nahida 11.ogg ナヒーダ: その後、太陽は彼女を選んだわ。彼女は星という身分で白昼の空を訪れ、太陽の光を引き立たせていた…
Media:vo xmaq101 2 nahida 12.ogg ナヒーダ: でも、ほどなくして彼女は灼熱の太陽が大地を燃やし、数多の災害をもたらすのを見た。
Media:vo xmaq101 2 nahida 13.ogg ナヒーダ: 星はためらい始めたわ。こんな太陽に協力するよりも、夜に帰って星空を照らしたほうが余程よいのではないかと。
Media:vo xmaq101 2 nahida 14.ogg ナヒーダ: でも結局、彼女は白昼の光に執着するあまり、恥じる思いを心の奥底に隠してしまった…そうして、星は目を閉じたの。
今回のは単純な比喩じゃないよね…
それがセタレの本心なの?
Media:vo xmaq101 2 paimon 12.ogg パイモン: 今の話だと、セタレはここの学術環境に執着してるみたいだったけど…
Media:vo xmaq101 2 paimon 13.ogg パイモン: でも本当は教令院のやり方には反対してるんだろ?しかも心の中じゃ、故郷の砂漠に負い目を感じてるみたいだし…問題から逃げてるだけじゃないか。
Media:vo xmaq101 2 nahida 15.ogg ナヒーダ: 確かに、複雑な問題に直面したとき、大部分の者は耳をふさぎ、取り返しのつかない事態になるまで流れに身を任せることを選んでしまうものよ。
Media:vo xmaq101 2 nahida 16.ogg ナヒーダ: たとえ彼女が罪悪感を抱いていたとしても、知らず知らずのうちに彼女も賢者たちの「共犯者」になっている——だから、咎めを免れることはできないわ。
確かにとても良い人選。
Media:vo xmaq101 2 nahida 17.ogg ナヒーダ: ええ、もう一度セタレに問題を直視してもらうために、方法を考えないといけないわ。
Media:vo xmaq101 2 nahida 18.ogg ナヒーダ: 上手く行けば、彼女から情報を得られるだけでなく、彼女自身も贖いの機会を得られる。
Media:vo xmaq101 2 nahida 19.ogg ナヒーダ: 私の見ていた限りでは、セタレは十日に一度休暇を取って教令院を離れ、一人でシティに来て買い物をするの。
Media:vo xmaq101 2 nahida 20.ogg ナヒーダ: そしてちょうど、明日の午後が彼女の「ショッピングデー」。つまり、チャンスよ。
Media:vo xmaq101 2 nahida 21.ogg ナヒーダ: 下準備にまずは彼女がいつも行く場所へ行き、そこの人々と話をしておきましょう。

(ナビヤの屋台に近づく)
Media:vo xmaq101 3 nahida 01.ogg ナヒーダ: ここがセタレのよく来る占い屋よ。
Media:vo xmaq101 3 paimon 01.ogg パイモン: セタレに関する情報を聞き出すのか?
Media:vo xmaq101 3 nahida 02.ogg ナヒーダ: いいえ、セタレに関する情報はもう十分だわ。今は、店主の「話し方」と「重要な情報」に注意を払うのが肝要よ。
Media:vo xmaq101 3 paimon 02.ogg パイモン: 「話し方」と「重要な情報」?
Media:vo xmaq101 3 nabiya 01.ogg ナビヤ: 迷える子羊たちよ、自らの運命に戸惑っているのかしら?
Media:vo xmaq101 3 nabiya 02.ogg ナビヤ: 神の叡智溢れるお声は、時に私の耳を訪れる。もしもあなた方が神の慈悲を受けているのなら、あるいはあなた方を導くことができるかもしれない。
Media:vo xmaq101 3 paimon 03.ogg パイモン: えっ、そうなのか。ナヒーダ、よくこいつにこそこそ話でもしてるのかよ?
Media:vo xmaq101 3 katheryne 01a.ogg Media:vo xmaq101 3 katheryne 01b.ogg ナヒーダ: シーッ…コホンッ、私の友達が未来について迷っているので、どうか(‍/彼女彼女‍)を占っていただけませんか。
Media:vo xmaq101 3 nabiya 03.ogg ナビヤ: ふふふふっ、いいわ、なら…
ナビヤの猫: ギニャー——!
Media:vo xmaq101 3 nabiya 04.ogg ナビヤ: おや、どうやらハールートとマールートは、あなたのことがあまり好きじゃないみたいね。何か神に失礼なことでもした?
Media:vo xmaq101 3 paimon 04.ogg パイモン: 風神の悪口を言ったり、岩神にご飯をたかったり、雷神と大立ち回りを演じたり…それくらいか?
Media:vo xmaq101 3 nabiya 05.ogg ナビヤ: ん?
Media:vo xmaq101 3 katheryne 02.ogg ナヒーダ: なんでもありません。さあ、占いのテーマを選んでください。
健康運を占って。
Media:vo xmaq101 3 nabiya 06a 1.ogg ナビヤ: 健康運ね、わかったわ。
Media:vo xmaq101 3 nabiya 06a 2.ogg ナビヤ: ……
Media:vo xmaq101 3 nabiya 06a 3.ogg ナビヤ: ふふふふっ…聞こえた、聞こえたわ。
Media:vo xmaq101 3 nabiya 06a 4.ogg ナビヤ: あなたの寿命…寿命は…えっ?な、何万年も先ですって?あ、ありえないわ…
恋愛運を占って。
Media:vo xmaq101 3 nabiya 06b 1.ogg ナビヤ: 恋愛運ね、わかったわ。
Media:vo xmaq101 3 nabiya 06b 2.ogg ナビヤ: ……
Media:vo xmaq101 3 nabiya 06b 3.ogg ナビヤ: ふふふふっ…聞こえた、聞こえたわ。
Media:vo xmaq101 3 nabiya 06b 4.ogg ナビヤ: あなたと縁のある者は…えー…ん?こ、こんなにたくさん!?多すぎるわ…
Media:vo xmaq101 3 nabiya 07.ogg ナビヤ: ハールート、マールート、あなたたちが占いの邪魔をしたの?こんなふざけた結果、見たことないわ。
猫: にゃう?
Media:vo xmaq101 3 paimon 05.ogg パイモン: えーっと、占いが合ってるって可能性は考えないのか?
Media:vo xmaq101 3 nabiya 08.ogg ナビヤ: はぁ…わかったわ。今日は調子が良くないみたい。特別に、今回はお代をいただかないわ。
Media:vo xmaq101 3 katheryne 03.ogg ナヒーダ: そうでしたか、それなら仕方ありませんね。
Media:vo xmaq101 3 nabiya 09.ogg ナビヤ: 今度は猫のエサでも持ってきてちょうだい。ハールートとマールートに喜んでもらえたら、あるいは運勢が変わるかもしれなくてよ?
(もう一度ナビヤと会話する)
Media:vo dialog xmaq101 nabiya 01.ogg ナビヤ: ハールートとマールートがこんな態度をとるなんて、珍しいわね…

(アキムの屋台に近づく)
Media:vo xmaq101 4 paimon 01.ogg パイモン: セタレはよくこの店に来るのか?
Media:vo xmaq101 4 nahida 01.ogg ナヒーダ: ええ、セタレがスメールシティに来たばかりの頃、よく店主のアキムに世話になっていたのよ。だから暇さえあればここに来ているみたいね。
Media:vo xmaq101 4 nahida 02.ogg ナヒーダ: あとで彼と話をするから、会話の細かいところまで詳しく聞いておいてちょうだい。
Media:vo xmaq101 4 akim 01.ogg アキム: お客さん、陶磁器を見てかないか?
Media:vo xmaq101 4 katheryne 01.ogg ナヒーダ: ええ、ちょうど見に来たんです。腕が良いとお聞きしたものですから。
Media:vo xmaq101 4 akim 02.ogg アキム: おっ、君のことは知っているよ。冒険者協会のキャサリンさんだろ。こいつはどうやら、大仕事の予感だな。
Media:vo xmaq101 4 katheryne 02.ogg ナヒーダ: お聞きしたいのですが、造形はどちらで学ばれたのですか?
Media:vo xmaq101 4 akim 03.ogg アキム: 親父から習ったのさ。実は親父が左官でな、造形を学ぶ中で、泥細工に興味を持ち始めたのがきっかけだった。
Media:vo xmaq101 4 akim 04.ogg アキム: やがて親父に隠れてこっそり陶磁器を作り始めたんだが、これが結構いい出来だったんで、そのまま転業したんだ。ただ残念ながら、アーカーシャから提供される知識はあまり生かせなかったがな。
Media:vo xmaq101 4 paimon 02.ogg パイモン: 自分の好きなことをやるのっていいよな。
Media:vo xmaq101 4 katheryne 03.ogg ナヒーダ: そうですね…お父様は今も左官を?
Media:vo xmaq101 4 akim 05.ogg アキム: いや…何年か前、作業してたときに屋根から落ちて足を折ってしまってな。どうせ一生分の金は稼いだってんで、思い切りよくオルモス港で隠居生活を送ってるよ。
Media:vo xmaq101 4 katheryne 04.ogg ナヒーダ: そうだったのですね。お父様が幸福な老後を送られることを祈っています。
Media:vo xmaq101 4 katheryne 05.ogg ナヒーダ: 今度、また日を改めて協会の後方勤務員にここの品物を見に来させますね。本日はこれで。
Media:vo xmaq101 4 akim 06.ogg アキム: そうか。安心してくれ、きっと満足のいく品物が揃ってる。
(もう一度アキムと会話する)
Media:vo dialog xmaq101 akim 01.ogg アキム: キャサリンさんと話すのは初めてだったもんで、結構緊張したよ。はははっ…

(綺珊に近づく)
Media:vo xmaq101 5 nahida 01.ogg ナヒーダ: ここが最後の場所よ。セタレは教令院にいるとき、いつもこのレストランの味を恋しく思っているみたい。だからシティに来るたび、ここへ寄るの。
Media:vo xmaq101 5 paimon 01.ogg パイモン: すごく詳しいんだな、ナヒーダ。
Media:vo xmaq101 5 nahida 02.ogg ナヒーダ: ふふっ、スメールの民を見守ることが私の義務だもの。
Media:vo xmaq101 5 katheryne 01.ogg ナヒーダ: あなたを、港口の辺りで見たことがあるような…
Media:vo xmaq101 5 qishan 01.ogg 綺珊: へっ?そうなんですか?
Media:vo xmaq101 5 katheryne 02.ogg ナヒーダ: ええ、他の方と船舶の設計についてお話しされていたようでした。
Media:vo xmaq101 5 qishan 02.ogg 綺珊: あ~!あの時ですか。昔から、船舶に関する技術的な問題に興味があって。
Media:vo xmaq101 5 qishan 03.ogg 綺珊: 私は璃月港で育ったものですから、小さい頃から船が行き交う様子を眺めるのが大好きだったんです。その後スメールに留学したんですが、あいにく才能もなく落第してしまって…
Media:vo xmaq101 5 qishan 04.ogg 綺珊: ですがそれでも、いつも各界の学者と関連問題を議論したり、レストランの地下室で勉強と研究をしたりしています。次の教令院の試験には、必ず受かる自信がありますよ!
Media:vo xmaq101 5 katheryne 03.ogg ナヒーダ: なんと素晴らしい学問の精神でしょう、感服します。
Media:vo xmaq101 5 paimon 02.ogg パイモン: みんなすごく努力してるんだな。
Media:vo xmaq101 5 katheryne 04.ogg ナヒーダ: ここのレストランに地下室があるなんて、知りませんでした。
Media:vo xmaq101 5 qishan 05.ogg 綺珊: ああ、そうなんですよ。でも普段はお客さんには開放していません。ほとんどは、店員の休憩用とか、プライベートなイベントを開くときに使われてます。
Media:vo xmaq101 5 katheryne 05.ogg ナヒーダ: そうだったんですね…なるほど…綺珊さんの学問が順調にいくことを願っています。
Media:vo xmaq101 5 qishan 06.ogg 綺珊: あははっ、ありがとうございます。私は教令院の正式な生徒になれればそれで満足ですよ。
(もう一度綺珊と会話する)
Media:vo dialog xmaq101 qishan 01.ogg 綺珊: キャサリンさんの話し方ってこんなんでしたっけ…?うーん、私の記憶違いかな…?

(ナヒーダと会話する)
Media:vo xmaq101 6 paimon 01.ogg パイモン: これで全員か?
Media:vo xmaq101 6 nahida 01.ogg ナヒーダ: ええ、セタレの顔見知りが三人もいれば十分ね。
Media:vo xmaq101 6 paimon 02.ogg パイモン: でも、こんなにたくさんの情報、なんの役に立つんだ?どうやってセタレに自分の立場の問題を直視させるのか、ナヒーダはまだ話してくれてないよな?
Media:vo xmaq101 6 nahida 02.ogg ナヒーダ: セタレは逃避することに慣れてしまってる。まずは彼女の心理的防御を取り払う必要があるわ。
Media:vo xmaq101 6 nahida 03.ogg ナヒーダ: 前にも言ったでしょ?オルモス港のエルマイト旅団が、キングデシェレトの復活が近いって言い広めてること。
Media:vo xmaq101 6 nahida 04.ogg ナヒーダ: たとえデタラメでも、こういう砂漠地帯の信仰は、彼女の弱みを突くにはちょうどいいのよ。
Media:vo xmaq101 6 paimon 03.ogg パイモン: あっ、わかったぞ。セタレの故郷に対する罪悪感を利用するんだな?
Media:vo xmaq101 6 paimon 04.ogg パイモン: あいつは砂漠の民を助けるべきだって思ってるけど、実際はまったくの逆で、教令院の賢者たちと悪いことをしてるから…
キングデシェレトの名のもとに責めれば…
キングデシェレトの名のもとに要求すれば…
Media:vo xmaq101 6 paimon 05.ogg パイモン: でもそれって具体的にどうやってやればいいんだ?
Media:vo xmaq101 6 nahida 05.ogg ナヒーダ: まず、本物のキングデシェレトを出すことは不可能。次に、セタレはとても頭がいい…
Media:vo xmaq101 6 nahida 06.ogg ナヒーダ: 単にキングデシェレトの信徒を装って交渉するんじゃ、きっと警戒されて望んだ結果を得られないわ。
Media:vo xmaq101 6 nahida 07.ogg ナヒーダ: でも、もし私たちが彼女の知り合いを「借りる」なら…その限りではないかもしれない。
Media:vo xmaq101 6 paimon 06.ogg パイモン: セタレの知り合いに「憑依」するってことか?
Media:vo xmaq101 6 nahida 08.ogg ナヒーダ: ええ、アーカーシャを通じて「憑依」したあと、キングデシェレトの信徒であるフリをする。そして、偽物の「キングデシェレトの意志」を伝えるの。
Media:vo xmaq101 6 nahida 09.ogg ナヒーダ: 自然に振る舞えれば、きっとセタレの心理的防御を突破できるわ。彼女が私たちの「方法」に気づくことはないはずだから。
Media:vo xmaq101 6 paimon 07.ogg パイモン: 憑依がバレないようにあの人たちの情報を集めてたのか。たしかに、本人たちに似せないとダメだもんな。
Media:vo xmaq101 6 nahida 10.ogg ナヒーダ: そう、だから彼らの真似はあなたたちに頼んだわよ。
Media:vo xmaq101 6 paimon 08.ogg パイモン: えっ?オイラたちが?で、でも、オイラたち「憑依」なんてできないぞ!
Media:vo xmaq101 6 nahida 11.ogg ナヒーダ: 大丈夫よ、私が憑依してから感覚をあなたに共有するわ。結果から見れば、憑依の力を得たも同然よ。必要なのは、アーカーシャ端末をつけることくらいね。
Media:vo xmaq101 6 paimon 09a.ogg パイモン: そんなに簡単だったのか。でも、なんでこいつじゃなきゃだめなんだ?ナヒーダは自分でやらないのか?
Media:vo xmaq101 6 nahida 12.ogg ナヒーダ: 私、人間の観察はずっとしてきたけど、真似るのは得意じゃないの…
Media:vo xmaq101 6 paimon 10.ogg パイモン: ああ、たしかにそれは気づいてたぞ。キャサリンの真似、けっこうぎこちなかったもんな…
分かった。
試してみる。
Media:vo xmaq101 6 nahida 13.ogg ナヒーダ: はぁ…できれば、あの民たちの意識を占有なんてしたくなかったのだけど…事情が事情だし、今は気にしていられないわ。
Media:vo xmaq101 6 paimon 11.ogg パイモン: そうだな。これもみんなのためなんだ…ちょっとのあいだ借りるだけだし、そんなに気にしなくていいと思うぞ。
Media:vo xmaq101 6 nahida 14.ogg ナヒーダ: ええ。では、明日の午後に動き始めましょう。

(翌日ナビヤに近づく)
Media:vo xmaq101 7 paimon 01.ogg パイモン: 来たぞ、セタレだ!やっぱり現れたぞ!
Media:vo xmaq101 7 nahida 01.ogg ナヒーダ: まずはこっそりついて行って、セタレが知り合いと話してるときに、隠れた場所を見つけて「憑依」しましょう。
Media:vo xmaq101 7 nahida 02.ogg ナヒーダ: どんな話でセタレを動揺させるかについては、あなたに任せるから。信じているわ。
Media:vo xmaq101 7 paimon 02.ogg パイモン: 緊張するぞ…行こうぜ!
Media:vo xmaq101 7 paimon 03.ogg パイモン: 話が始まったみたいだぞ、隠れた場所を見つけて「憑依」しようぜ?
Media:vo xmaq101 7 setare 01.ogg セタレ: …そうね、確かに恋愛に関することは無理にとは言えないし、私の周りにいる人も私と身分が違いすぎるから…
Media:vo xmaq101 7 setare 02.ogg セタレ: ねえ?聞いてるの、ナビヤ?
Media:vo xmaq101 7 nabiya 01.ogg ナビヤ: ああっ、聞いてるわよ、恋愛の悩みでしょ、聞こえてたわ。
Media:vo xmaq101 7 setare 03.ogg セタレ: そう。さっき、ボーっとしてたから…
猫: キシャー——!
Media:vo xmaq101 7 setare 04.ogg セタレ: あら?猫ちゃんたちが君に威嚇してるようだけど、どういうこと?
Media:vo xmaq101 7 setare 05.ogg セタレ: この子たち、普段は結構温厚だったわよね。名前はなんだったっけ?
ハーマールとトーマール。
Media:vo xmaq101 7 setare 06a 1.ogg セタレ: あら、そんな名前だった?そうだったような違うような…
Media:vo xmaq101 7 nabiya 02a 1.ogg ナビヤ: ああ——実はいくつか名前があるのよ。その日の気分によって呼び方を変えてるの。
Media:vo xmaq101 7 setare 06a 2.ogg セタレ: そうだったの、結構大変なのね。
ハールートとマールート。
Media:vo xmaq101 7 setare 06b 1.ogg セタレ: そうそう、ハールートちゃんにマールートちゃんね。本当に可愛いわ。
Media:vo xmaq101 7 nabiya 03.ogg ナビヤ: そうだ、今日は何を占いたいの?神のお声を聴くために来たんでしょ?
Media:vo xmaq101 7 setare 07.ogg セタレ: それが…また恋愛運を占って欲しかったんだけど、正直、最近は心が乱れてて…
Media:vo xmaq101 7 nabiya 04.ogg ナビヤ: 乱れてる?
Media:vo xmaq101 7 setare 08.ogg セタレ: いっそのこと、私の「プロジェクト」がいつ完了するのかを占ってくれない?本当に一刻も早く終わらせたいの…
Media:vo xmaq101 7 nabiya 05.ogg ナビヤ: そう…わかったわ、神にお答えを聞きましょう。
Media:vo xmaq101 7 nabiya 06.ogg ナビヤ: ……
ふふふふっ…聞こえたわ!
ほほほほっ…聞こえたわ!
Media:vo xmaq101 7 setare 09b 1.ogg セタレ: ぷっ…ほほほっ?ごめん、聞き慣れないから…あまりにおかしくて、我慢できなかったわ…
Media:vo xmaq101 7 nabiya 07b 1.ogg ナビヤ: まあまあ、そんなことは気にしないで。
Media:vo xmaq101 7 nabiya 08.ogg ナビヤ: 神はこう言っているわ…
Media:vo xmaq101 7 nabiya 09.ogg ナビヤ: 「セタレ、なぜ家に帰らない?」
Media:vo xmaq101 7 setare 10.ogg セタレ: 家に帰る…?まさか神は本当に私の考えがわかるの…?
Media:vo xmaq101 7 nabiya 10.ogg ナビヤ: 「セタレ、なぜ家に帰らない!」今度は強めに問いただしてるみたい。すごく怒ってるみたいよ。
Media:vo xmaq101 7 setare 11.ogg セタレ: あっ!ご…ごめんなさい。神様、ごめんなさい…私の代わりにお詫びの意志を神様に伝えてくれる?怒りを鎮めて下さるよう言って…
Media:vo xmaq101 7 setare 12.ogg セタレ: ねえ、聞きたいんだけど…ナビヤ、君の耳元で話してるのは、どの神様なの?
Media:vo xmaq101 7 nabiya 11.ogg ナビヤ: ふんっ、幼稚で無礼な問題ね。もちろん、最も偉大で最も英明なる「キングデシェレト」様に決まってるじゃない。
Media:vo xmaq101 7 setare 13.ogg セタレ: キングデシェレト!?道理でそのことを…い、いえ…キングデシェレトは遥か昔に亡くなっているはずよ…
Media:vo xmaq101 7 setare 14.ogg セタレ: 確かに最近、キングデシェレト復活のうわさが広く流れているけど、あれはすべて教令院がわざと流した偽情報だもの…キングデシェレトがまだいるはずがないわ。
(キングデシェレト復活の噂は教令院が?)
Media:vo xmaq101 7 nabiya 12.ogg ナビヤ: 無礼な!私はキングデシェレト様の最も忠実なる信徒。その私の耳に届いた神のお声を否定するっていうの?
Media:vo xmaq101 7 setare 15.ogg セタレ: いいえ…私はただ、キングデシェレト様の恩恵がここまで広まっていたなんて知らなかったから、砂漠の民として光栄に感じていただけなの…
Media:vo xmaq101 7 setare 16.ogg セタレ: キングデシェレト様のお言葉について、しっかりと反省しておくわ…ごめん、それじゃあ今日はもう行くわね。
Media:vo xmaq101 7 nabiya 13.ogg ナビヤ: あっ、待って…
Media:vo xmaq101 7 paimon 04.ogg パイモン: 小走りで行っちゃったな。すごく慌てた様子だったぞ。
Media:vo xmaq101 7 nahida 03.ogg ナヒーダ: 悪くなかったわ。セタレも怪しんではいないようだった。
Media:vo xmaq101 7 nahida 04.ogg ナヒーダ: 心の中でずっと避けていた事柄について、ここに来て急に問いかけられるなんて…さぞ心に響いたことでしょう。
Media:vo xmaq101 7 paimon 05.ogg パイモン: ナヒーダ…おまえって人の心が結構わかってるみたいだな。
Media:vo xmaq101 7 nahida 05.ogg ナヒーダ: これは実践に欠ける知論派の理論に過ぎないわ。まあ、あなたたちと過ごす中でこの理論の多くが間違ってるってことに気づいたから、よくわからなくなってるけど…
Media:vo xmaq101 7 nahida 06.ogg ナヒーダ: さて、そんなことは置いておいて、セタレを追いましょう。
(カットシーン後)
Media:vo xmaq101 8 paimon 01.ogg パイモン: やっぱりアキムのところに来たな。はやく「憑依」の準備をしようぜ!
(ナビヤと会話する、オプション)
Media:vo dialog xmaq101 nabiya 02.ogg ナビヤ: えっ?ハールートとマールート、どうしたの。急に私のことを怖がったりして…

(アキムの屋台に近づく)
Media:vo xmaq101 8 setare 01.ogg セタレ: …さっき、ちょっと予想外のことに遭遇しただけ…大丈夫よ。
Media:vo xmaq101 8 setare 02.ogg セタレ: そういえばこのあいだ、仕事の紹介をして欲しいって言ってたわよね。何の仕事だったかしら?
庭師だ。
Media:vo xmaq101 8 setare 03a 1.ogg セタレ: 庭師?君って草とか花が一番嫌いなんじゃなかったの?前なんて君に贈った盆栽もこっそり捨ててたし。私、そのことで君に怒ったわよね。
Media:vo xmaq101 8 akim 01a 1.ogg アキム: その…と、友達が言ってたんだが、得意じゃないことをあえて克服することで、男気が磨けるんだ。
Media:vo xmaq101 8 setare 03a 2.ogg セタレ: …そうなの。まさか君にそんな一面があったなんてね。
左官だ。
Media:vo xmaq101 8 setare 03b 1.ogg セタレ: ああ、そうそう。お父さんの跡を継ぐのよね。私ったら、こんなことを忘れるなんて。
Media:vo xmaq101 8 setare 04.ogg セタレ: そういえば、お父さんの具合はどう?少しは回復した?
前より歩けるようになった。
Media:vo xmaq101 8 setare 05a 1.ogg セタレ: ふぅ、よかったわ。実は私、君のお父さんのことがずっと心配だったの。今度休みが取れたら、私もお見舞いに行きたいわ。
物を持ち上げられるようになった。
Media:vo xmaq101 8 setare 05b 1.ogg セタレ: あら?お父さんは足の怪我を治してるんじゃなかったの?腕の方は歳を全く感じさせないほど力強かったわよね。
Media:vo xmaq101 8 akim 02b 1.ogg アキム: ああっ——実はちょっと前、自分の強さを見せびらかそうってんで腕まで痛めちまったんだ。てっきりもう知ってると思ってたよ。
Media:vo xmaq101 8 setare 06.ogg セタレ: そういえば…お父さんはまだオルモス港にいたわよね?
Media:vo xmaq101 8 akim 03.ogg アキム: ああ、オルモス港のほうで悠々自適に暮らしてるよ。
Media:vo xmaq101 8 setare 07.ogg セタレ: じゃあ、機会があったら手紙でも送って、注意するよう伝えてあげて…最近、オルモス港を中心に、キングデシェレトの信仰が拡散してるの…
Media:vo xmaq101 8 setare 08.ogg セタレ: 君のお父さん、けっこう気が強いでしょ。しかも草神の信徒だし、信仰の違いでキングデシェレトの信徒と衝突しないか心配なの…
Media:vo xmaq101 8 akim 04.ogg アキム: ほう?それで、セタレはどっちの立場なんだ?教令院か?それともキングデシェレト様か?
Media:vo xmaq101 8 setare 09.ogg セタレ: そ、それは…
Media:vo xmaq101 8 akim 05.ogg アキム: はぁ、君は砂漠の民だもんな、羨ましいぜ。だが残念ながら…君はキングデシェレト様を裏切って、教令院のやつらと一緒にいることを選んだ。
Media:vo xmaq101 8 setare 10.ogg セタレ: アキム…?まさか君も…キングデシェレトの信徒だったの?
Media:vo xmaq101 8 akim 06.ogg アキム: 英明なるキングデシェレト様を信仰することが、そんなにおかしいか?と言うか——おかしいのは立場のはっきりしない君の方なんじゃないのか?
Media:vo xmaq101 8 setare 11.ogg セタレ: 立場が…はっきりしてない…
Media:vo xmaq101 8 paimon 02.ogg パイモン: わぁ、おまえにこんな才能があったなんてな。
いつの間にか役に入っちゃってた。
ちょっと言い過ぎたかな?
Media:vo xmaq101 8 nahida 01.ogg ナヒーダ: これでさらに問題に目を向けさせることができた。とてもストレートなやり方だったわね。まあ、確かにセタレが少しかわいそうだったけど…
Media:vo xmaq101 8 nahida 02.ogg ナヒーダ: でも、事が終わったら、いつか彼女の意識に入って、すべてを説明するつもりよ。さて、引き続き彼女を追いましょう。
(カットシーン後)
Media:vo xmaq101 9 paimon 01.ogg パイモン: セタレがもう綺珊と話し始めてるぞ、はやく行こう!
(アキムと会話する、オプション)
Media:vo dialog xmaq101 akim 02.ogg アキム: うぅ…どういうことだ?今、セタレと話してた気がするが…セタレはどこ行ったんだ?

(セタレに近づく)
Media:vo xmaq101 9 setare 01.ogg セタレ: …綺珊は最近、シティで何かおかしなことを見なかった?
Media:vo xmaq101 9 setare 02.ogg セタレ: その…誰かが布教しに来るとか。
いえ、暇な時は地下室で勉強してましたから。
いえ、暇な時は屋根裏で勉強してましたから。
Media:vo xmaq101 9 setare 03b 1.ogg セタレ: 待って、屋根裏?確かそんなものはなかったはずよね。いつも地下室で勉強してるんじゃなかったの?
Media:vo xmaq101 9 qishan 01b 1.ogg 綺珊: …その…実は最近、屋根裏を新設したばかりで。光の入り方も丁度よかったので、そこで勉強しているんです。
Media:vo xmaq101 9 qishan 02.ogg 綺珊: ところで、最近起きたおかしなことですが…
Media:vo xmaq101 9 qishan 03.ogg 綺珊: そうですね…変と言えば、何度も「花神誕祭」の日を繰り返し過ごしたことでしょうか。
Media:vo xmaq101 9 setare 04.ogg セタレ: なっ——!待って、君がそれに気づくはずは…ありえないわ、報告にあったのとまったく違う…
Media:vo xmaq101 9 qishan 04.ogg 綺珊: 教令院の小細工ですべての民を騙そうだなんて、元から無理なお話なんですよ。まだ分からないんですか?
Media:vo xmaq101 9 setare 05.ogg セタレ: ……
Media:vo xmaq101 9 setare 06.ogg セタレ: …綺珊、まさか…君もキングデシェレトを信奉しているの?
Media:vo xmaq101 9 qishan 05.ogg 綺珊: おかしな聞き方ですね。まるでキングデシェレトの信徒であることが悪いことみたい。
Media:vo xmaq101 9 qishan 06.ogg 綺珊: 私からしたら、教令院に協力して、シティの民たちを実験台にしているあなたのほうが…よっぽど悪いと思うんですけど?
Media:vo xmaq101 9 setare 07.ogg セタレ: それ以上…言わないで!
Media:vo xmaq101 9 paimon 02.ogg パイモン: ここまで来たのに、セタレはまだ逃げることを選ぶのか…
言い方が怖すぎたかな。
Media:vo xmaq101 9 nahida 01.ogg ナヒーダ: いえ、彼女の心理的防御は崩れ始めているわ。
Media:vo xmaq101 9 paimon 03.ogg パイモン: あっ、衛兵のところに行ったぞ!どうするんだよ?
Media:vo xmaq101 9 nahida 02.ogg ナヒーダ: ここが肝心よ、憑依の準備を!
Media:vo xmaq101 9 setare 08.ogg セタレ: …ねえ傭兵さん、君は「三十人団」の人よね?今すぐマハマトラにシティの状況が非常に危険だって伝えてちょうだい…
Media:vo xmaq101 9 rima 01.ogg リマ: 落ち着いてください、何が起こったのか詳しく説明してください。
Media:vo xmaq101 9 setare 09.ogg セタレ: 異教の勢力がシティ内に浸透してきていて、群衆の中で拡散し始めてるの…
Media:vo xmaq101 9 rima 02.ogg リマ: 異教?どのような異教でしょうか?
Media:vo xmaq101 9 setare 10.ogg セタレ: キングデシェレトよ!私の知り合いの多くが、突然キングデシェレトの信徒になったの。でもキングデシェレトは遥か昔に亡くなっている…こんなのありえないわ…
Media:vo xmaq101 9 rima 03.ogg リマ: ありえないことはありませんよ…セタレさん。
Media:vo xmaq101 9 setare 11.ogg セタレ: どうして…私の名前を?
Media:vo xmaq101 9 rima 04.ogg リマ: キングデシェレト様は永遠に滅びたりしません。そして自分勝手に無謀な行為をする者は、必ずや代償を払うことになるでしょう。
Media:vo xmaq101 9 rima 05.ogg リマ: もう逃げるのはおやめなさい、セタレ。今のあなたは流砂に呑まれているのと同じ。たとえその両の目を閉じていても、教令院はあなたの足に絡みつき、深く沈め続ける。
Media:vo xmaq101 9 rima 06.ogg リマ: あなたのいるべき砂漠はここではないのです、キングデシェレト様の民よ。
Media:vo xmaq101 9 setare 12.ogg セタレ: ……
Media:vo xmaq101 9 setare 13.ogg セタレ: はぁ…今日はどこに逃げても、君たちみたいなキングデシェレトの信徒に会うのね…この感覚、何だか懐かしいわ…
Media:vo xmaq101 9 setare 14.ogg セタレ: 確かに、私はずっと罪悪感から逃げてた。賢者たちに協力している事とか、故郷の村の子供たちから来た手紙を無視してる事とか…
Media:vo xmaq101 9 setare 15.ogg セタレ: でも…どれだけ逃げても、罪悪感は私を襲う。どうしても払拭することはできなかったわ。
心に従うべきです。
今振り返ってもまだ間に合います。
Media:vo xmaq101 9 rima 07.ogg リマ: 問題を直視することが、必ずしも今の研究環境を奪われる結果に繋がるとは限りませんよ。それに、苦痛の中で研究を続けることが、あなたの望みではないでしょう?
Media:vo xmaq101 9 setare 16.ogg セタレ: どうして私のことをそんなに知っているの。君はただのキングデシェレトの信徒よね…?それとも、まさか当のキングデシェレトなの?
Media:vo xmaq101 9 rima 08.ogg リマ: そんなことよりも重要なのは、私たちが教令院と賢者を罰し、間違いを正すということです。
Media:vo xmaq101 9 rima 09.ogg リマ: あなたがこれに協力してくれるというならば、それもまたご自身の贖罪となるでしょう。
Media:vo xmaq101 9 setare 17.ogg セタレ: 実は、私は神を信仰していないの。でも、「巡り合わせ」についてはずっと信じてきたわ。君たちが現れたことは、きっと私の現状を打破するきっかけになるに違いないと思う。
Media:vo xmaq101 9 setare 18.ogg セタレ: 今、私が君たちのためにできることは何?
(よし、やっと説得できた。)
Media:vo xmaq101 9 rima 10.ogg リマ: コホンッ…今の賢者たちがしていることについて、どれだけご存じなのですか?
Media:vo xmaq101 9 setare 19.ogg セタレ: 私はただ「夢境量産」過程の設計者の一人に過ぎない…そう、あの花神誕祭の時に起きた出来事のことよ。
Media:vo xmaq101 9 setare 20.ogg セタレ: 「プロジェクト」の全容については知らないわ。恐らく核心に近い人員しかあれの「機密ファイル」には接触できないのでしょう…
Media:vo xmaq101 9 setare 21.ogg セタレ: 私は大賢者の要求に従って、手元の仕事を終わらせていただけよ。
Media:vo xmaq101 9 setare 22.ogg セタレ: でも…確かに気になることはあったわ。聞くところによると、教令院に追放されたある学者が戻ってきたらしいの。しかも賢者たちは彼を恐れているようだった…
(賢者たちでさえ恐れる追放者…?)
Media:vo xmaq101 9 rima 11.ogg リマ: 教令院に対抗するため、私たちは彼らが何をしているのか具体的に知る必要があります。先ほど言った「機密ファイル」について、手に入れる方法はありませんか?
Media:vo xmaq101 9 setare 23.ogg セタレ: リスクを冒してもいいなら、チャンスはあるわ。私はこれでも大賢者の助手だから、プロジェクト以外のことは私が処理することも多いの。
Media:vo xmaq101 9 setare 24.ogg セタレ: ただ、機密ファイルを手に入れても、それをアーカーシャを通して君たちに送ることはできない。賢者たちはアーカーシャの内部を常に監視しているから。
Media:vo xmaq101 9 setare 25.ogg セタレ: そうね、一番原始的な方法を使いましょう。明日の夜、教令院の入り口に人を送って、取りに来て。
Media:vo xmaq101 9 rima 12.ogg リマ: 教令院の入り口…それはいくらなんでも目立ち過ぎでは?
Media:vo xmaq101 9 setare 26.ogg セタレ: 安心して。罠じゃないかと心配しているのなら、考え過ぎよ。
Media:vo xmaq101 9 setare 27.ogg セタレ: こっそり抜け出したりしたら、それこそ疑われる可能性が高くなるでしょう。だから、少しのあいだ衛兵の気を逸らして、引き渡しを一刻も早く終わらせることが一番リスクの低いやり方なの。
Media:vo xmaq101 9 rima 13.ogg リマ: 分かりました、信じましょう。
Media:vo xmaq101 9 setare 28.ogg セタレ: ところで…この計画を終わらせれば、私は「罪を償った」と考えていいのかしら?
Media:vo xmaq101 9 rima 14.ogg リマ: それは…草神に聞く他ありませんね。。
Media:vo xmaq101 9 setare 29.ogg セタレ: 草神…そうね、今回の件で危険に晒されたのはほとんどが草神の民だもの…知恵の神として学者たちを審判して導くのも…草神。
Media:vo xmaq101 9 setare 30.ogg セタレ: …もしかしたら私も、そろそろ神を信じるべきなのかもね。
Media:vo xmaq101 9 paimon 04.ogg パイモン: 本当にナヒーダの言った通り、セタレの説得に成功したな…
Media:vo xmaq101 9 nahida 03a.ogg Media:vo xmaq101 9 nahida 03b.ogg ナヒーダ: 旅人の「攻勢」は実に巧妙だったわ。(‍/彼女彼女‍)こそ一番のお手柄よ。
Media:vo xmaq101 9 nahida 04.ogg ナヒーダ: 時間は明日の夜と決まったし、今はセタレの方が順調にいくことを祈るしかないわね。
Media:vo xmaq101 9 paimon 05.ogg パイモン: 祈る?そう言ったって、学者たちに加護を与える知恵の神はおまえだろ!
Media:vo xmaq101 9 nahida 05.ogg ナヒーダ: 私?それは違うわ。学者たちに加護を与えるのは「真理」であるべきだと私は思っているの。さて、それじゃあ明日の夜、冒険者協会で会いましょう。
(もう一度綺珊と会話する)
Media:vo dialog xmaq101 qishan 02.ogg 綺珊: ふぁあ——眠っちゃってた。昨日夜遅くまで勉強してたからかな…あっ、すみません、何かご用ですか?

(次の夜、キャサリンに近づく)
Media:vo xmaq101 10 paimon 01.ogg パイモン: キャサリン、オイラたちだぞ。あっ、待てよ、おまえは…「あの」キャサリンだよな?
Media:vo xmaq101 10 nahida 01.ogg ナヒーダ: ええ、あなたの思っている「あの」キャサリンでしょうね。
はっきりナヒーダって呼べばいいんじゃ。
Media:vo xmaq101 10 paimon 02.ogg パイモン: シーッ…!今晩は隠密行動しないとなんだぞ、「キャサリン」のフリを守らなきゃダメだろ!
Media:vo xmaq101 10 nahida 02.ogg ナヒーダ: パイモンの言う通りよ。今晩の「引き渡し」が罠である可能性も、まだ完全には否定できていないわ。
Media:vo xmaq101 10 nahida 03.ogg ナヒーダ: 万が一予想外の事が起きた場合、おそらく私の存在だけが、私たちの唯一の「切り札」となる——
Media:vo xmaq101 10 nahida 04.ogg ナヒーダ: 私の意識が外部にいることは、教令院もまだ確信を持てていないのだから。
Media:vo xmaq101 10 paimon 03.ogg パイモン: お、おう!そうだよな!そうだろうと思ってたんだ!
パイモンがそこまで考えてたとは思えない。
Media:vo xmaq101 10 paimon 04.ogg パイモン: う…まあ、とにかくそういうことだ。うん、気をつけたほうがいいと思うぞ!
そういえば…
何かおかしいと思わない?
Media:vo xmaq101 10 paimon 05.ogg パイモン: おかしい?なにがだ?
辺りが異常なまでに静か。
Media:vo xmaq101 10 paimon 06.ogg パイモン: 夜なんだから静かで当然だろ。もう疑心暗鬼になってるのかよ?
Media:vo xmaq101 10 nahida 05a.ogg Media:vo xmaq101 10 nahida 05b.ogg ナヒーダ: (‍/彼女彼女‍)の言う通りよ、確かに普段より静かね。
Media:vo xmaq101 10 nahida 06.ogg ナヒーダ: 言われてみれば、街の人も明らかに少ないわ。これがシティ全体に起こっている現象なのかどうかは、まだ分からないけど。
Media:vo xmaq101 10 paimon 07.ogg パイモン: えぇ…じゃあ、本当に偶然じゃないのか?まさかセタレは衛兵を引き離しただけじゃなく、シティにいる人をさっさと寝かせてオイラたちに道を開けることまでやってのけたのかよ?
Media:vo xmaq101 10 nahida 07.ogg ナヒーダ: 違和感の原因は、私にもまだ分からない…でもここまで来たんだから、とりあえず約束の場所に行きましょう。
Media:vo xmaq101 10 paimon 08.ogg パイモン: おう!おまえがいるから、ちょっとは安心できるぜ。
(教令院に向かう途中)
Media:vo xmaq101 11 paimon 01.ogg パイモン: 本当に人が少ないな…教令院の入り口もこれくらい静かで、衛兵もセタレに引き離されてるといいんだけど…

(教令院に近づく)
(ムービー再生)
カットシーンの旅行日誌のまとめ:
約束通り「キャサリン」と共に教令院前まで来ると、多くの民衆が何者かを待っていることに気づいた。彼らは喜びに満ちた顔で、誰かの到着を心待ちにしているようだ。そしてその民衆と共に待っていたのは、なんとファデュイ執行官第二位の「博士」だった。
現在の奇怪な状況を作った張本人は、彼だったのだ。彼はアーカーシャ端末を改造することで、情報を人々の潜在意識に投入した。今、人々はあなたが世界を救ったヒーローであると信じ切っており、熱意を持ってあなたに飛び付く。目の前にいるのは罪なき一般市民であり、なかなか手出しはできなかった——その時、キャサリンの体に意識を憑依させていたナヒーダが動いた。民衆の意識を支配して彼らの動きを止め、逃げるチャンスを作ってくれたのだ。しかし同時に「博士」もまた、「キャサリン」の身体にある秘密に気付いてしまった…
(教令院入り口に向かうスロープの両脇に並ぶ応援の民衆たち)
パイモン: こんな時間に…なんでこんなに人が集まってるんだ?
(男がスロープを下り始める)
「博士」: 凱旋した英雄を迎える歓迎の儀ほど
「博士」: 盛大なものはなかろう?
ナヒーダ: あなたは…
ナヒーダ: 教令院の追放者
「博士」: いかにも
「博士」: だが今は皆に
「博士」: 「博士」と呼ばれている
「博士」ドットーレ、Omega Build — 十一人のファトゥス 第二位
「博士」: あの女研究員ならとっくに監禁室だ
「博士」: 自身に仕掛けられた盗聴器にすら気付けないとは…
「博士」: 一学者として持つべき慎重さを欠いていると言わざるを得んな
ナヒーダ: スメールの民に…
ナヒーダ: 一体何をしたの?
「博士」: 潜在意識に情報を投入できるよう
「博士」: アーカーシャ端末を少しばかり改造しただけだ
(住民たちはゆっくりと旅人たちに向かって歩き始める)
「博士」: 熱狂的な民たちは
「博士」: この旅人が世界を救ったばかりの英雄だと信じ切っている
「博士」: 実験は成功だ
(住民はさらに躁状態になったようで、旅人は後ずさりする)
「博士」: そして人々は今にも
「博士」: 自らの情熱を抑えきれなくなりそうだ
パイモン: ど…どうするんだよ
パイモン: みんな一般市民だぞ…
(「キャサリン」は旅人と群衆の間に立つ)
ナヒーダ: 行って シティの外へ
パイモン: でも…あいつはファトゥスなんだぞ
パイモン: おまえを置き去りになんか…
ナヒーダ: 私も
ナヒーダ: スメールの民を放ってはおけない
(ナヒーダが民衆のアーカーシャ端末を制御し、民衆を意識不明に陥らせる)
ナヒーダ: 大丈夫
ナヒーダ: シティの外で会いましょう
(旅人とパイモンは去る。「博士」は依然として人々を支配しているナヒーダに迫る)
「博士」: ほう?
「博士」: 自らの意識を使い…
「博士」: 全員の思考を占拠したか
「博士」: それほど強大な意識体とは…
「博士」: なるほど——
「博士」: 知恵の神だな?
(ムービー終了)

Media:vo xmaq101 11 paimon 02.ogg パイモン: ここまで来れば安全だよな。ふぅ…よかったぜ。
Media:vo xmaq101 11 paimon 03.ogg パイモン: ナヒーダ、大丈夫かな…オイラたちはナヒーダのおかげで逃げられたけど…
意識転移ができるから、無事なはず。
分からない…相手も恐ろしい実力だった。
Media:vo xmaq101 11 paimon 04.ogg パイモン: まさか、こんな所で今まで会ったこともないファデュイの執行官に会うなんてな…しかも順位も第二位って…かなり高いぞ。
Media:vo xmaq101 11 paimon 05.ogg パイモン: 「博士」…名前は前に聞いたことあるよな。セタレも、かつて追放された学者が教令院に帰ってきたって言ってたし…
Media:vo xmaq101 11 paimon 06.ogg パイモン: 賢者たちですら恐れるっていうのは、どうやら「博士」のことを言ってたみたいだな。
この件の規模を甘く見てたかも。
この件の複雑性を甘く見てたかも。
Media:vo xmaq101 11 paimon 07.ogg パイモン: そうだな。こうなると、スメール教令院が単体でなにかを計画してるって言うより、ファデュイと教令院が手を組んでなにか悪いことをしようとしてるってことか?
Media:vo xmaq101 11 paimon 08.ogg パイモン: でも、今度はいったいなにをしようとしてるんだ?やっぱり、また神の心か…?
ナヒーダと合流しないと。
Media:vo xmaq101 11 paimon 09.ogg パイモン: おう、ナヒーダの力があれば、色々便利だしな。
Media:vo xmaq101 11 paimon 10.ogg パイモン: あのとき「シティの外で会おう」って言ってたけど、まさかこのままなにもしないで待つわけにもいかないよな?
調査を続けよう。
他の関係者を探そう。
Media:vo xmaq101 11 paimon 11.ogg パイモン: えっ?それって…
ティナリ。
Media:vo xmaq101 11 paimon 12.ogg パイモン: あっ!そうか、オイラたちがアビディアの森にいたとき、ちょうどあいつを「プロジェクト」に誘う賢者を見たんだよな。たぶん、おんなじ件だぞ!
Media:vo xmaq101 11 paimon 13.ogg パイモン: あのときティナリはきっぱりと断ってたけど、なにか知ってる可能性もある。
Media:vo xmaq101 11 paimon 14.ogg パイモン: そうと決まれば、はやくガンダルヴァー村に行こうぜ。

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その他の言語[]

言語正式名称
日本語凱旋した英雄のように
Gaisen Shita Eiyuu no You ni
中国語
(簡体字)
如凯旋的英雄一般
Rú Kǎixuán de Yīngxióng Yībān
中国語
(繁体字)
如凱旋的英雄一般
Rú Kǎixuán de Yīngxióng Yībān
英語Like a Triumphant Hero
韓国語승리 돌아온 영웅처럼
Seungni Hu Doraon Yeong'ungcheoreom
スペイン語Como (‍un héroeun héroe/una heroínauna heroína‍) triunfante
フランス語(‍Tel un héros triomphantTel un héros triomphant/Telle une héroïne triomphanteTelle une héroïne triomphante‍)
ロシア語Словно торжествующий герой
Slovno torzhestvuyushchiy geroy
タイ語ประหนึ่งวีรชนผู้ยิ่งใหญ่
ベトナム語Như Anh Hùng Khải Hoàn
ドイツ語Wie ein triumphierender Held
インドネシア語Seperti Pahlawan Penakluk
ポルトガル語Como (‍um Heróium Herói/uma Heroínauma Heroína‍) Triunfante
トルコ語Muzaffer Bir Kahraman Gibi
イタリア語Come un eroe che trionfa

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