原神 Wiki
Advertisement
原神 Wiki
11,835
ページ

予期せぬ客は、テイワットストーリーの魔神任務間章・第二幕「険路怪跡」の第1話である。

手順[]

  1. 層岩巨淵の下層部へ向かう
  2. 煙緋と会話する
  3. 層岩巨淵の深部へ向かう
  4. みんなと相談する
  5. 夜蘭のところへ行く

対話[]

ゲーム内の任務の説明

層岩巨淵の状況が気になるため、パイモンと共に調査へ向かった。そして、そこで思いがけない人物と出会うことに…
(ログインまたは必要な任務を完了すると)
パイモン: そういえば、層岩巨淵の底にあった穴を覚えてるか?落ちてきた柱の衝撃でできた穴があっただろ?
パイモン: あの時、あそこを離れる前に確認したんだけど…あの穴から光が見えたんだ。なんだか、おかしいと思わないか?
パイモン: うーん…やっぱりおまえも同じことを考えてたみたいだな。時間がある時に、もう一度見に行ってみようぜ。
(場所に近づく)
パイモン: うわぁ…相変わらず不気味なところだな…調べる必要がなかったら、オイラ絶対にこんなところ来なかったぞ。
パイモン: うん?見ろよ、誰かいるぞ!
(煙緋に近づく)
煙緋: ん?おや、(旅人)とパイモン?まさか、こんなところで会うとは。
パイモン: どうして、煙緋がここにいるんだ?いつもは璃月港で仕事してるだろ。なんでまた、こんな人のいないところに?
煙緋: ああ、実は今回、少し特殊な仕事を受けたんだ…だが、層岩巨淵の底がこんな風になっていたとはね。私もこの目で見るのは初めてだ。
煙緋: ああっ!それよりも二人にお願いがあるんだ…何者かが私のことを探していてな。もし私のことを聞かれたら、見ていないと答えてくれないか!
パイモン: え?なにがあったんだ?
煙緋、まさか(‍/あなたあなた‍)
法を破ってはいけない…
煙緋: 違うんだ、でも説明すると長くなる。
煙緋: とにかく、上手く誤魔化してくれ。じゃあ、またな。
パイモン: あっ、おい…煙緋のやつ、ホントに行っちゃったな…どうしよう、オイラなんだか急に怖くなってきたぞ…
パイモン: あいつ、法を破ってここまで逃げてきたんじゃないよな?まさか…なにか恐ろしい事件を起こしてたり…
煙緋は法律家だから、それはないと思う。
パイモン: 考えが甘いぞ!世の中はな、すっごく複雑なんだ。最悪の事態を想定しておかないと、万が一なにかあったら、オイラたち煙緋の共犯者になっちゃうぞ!
パイモン: ああ、いや、ここは煙緋をかばってやるべきか、それとも…うぅ、悩ましい…
パイモンは内心複雑だけど純粋だね。
荒瀧一斗: おい!そこのお前!
パイモン: あっ!ホントに誰か来たぞ!
パイモン: でもこの声、どこかで聞いたことあるような…
荒瀧一斗: ガーッハッハッ、まさか、こんなところでお前らに会えるとはな。なんだ、休暇でも満喫中か?
一斗だ。
荒瀧一斗: おっ!お前たち、その様子からして、相変わらず愉快に過ごしてるみてぇだな!俺様もだぜ、ガーッハッハッハ。
パイモン: あれ、おまえの後ろにいる人って…?
久岐忍: はじめまして、荒瀧派の久岐忍です。
荒瀧一斗: へへへッ、忘れるところだったぜ。紹介してやる、こいつは俺ら荒瀧派の中でも一番のやり手、忍だ!
パイモン: おおっ!荒瀧派の人だったんだな!
荒瀧一斗: こいつは花見坂で活動する凄腕なんだぜ。荒瀧派に入んのも当然の流れだな。しかもだ、荒瀧派の厄介事はいつも忍がやってくれてる。なんなら、お前たちの面倒も忍が見てやってもいいぞ。
久岐忍: 親分の友人ならば、私の友人でもある。(旅人)にパイモン、二人とも会えて光栄だ。
パイモン: おお、いいやつだな!じゃあ、オイラも忍って呼んでいいか!
忍、初めまして。
久岐忍: ああ、今後ともよろしく頼む。実は…近いうちに、二人には世話になりそうな予感がするんだ。
パイモン: でも一斗、さっき荒瀧派の厄介事は忍がやってくれてるって言ったよな?それなら、忍のほうが親分にふさわしくないか?
荒瀧一斗: 馬鹿なこと言うんじゃねぇ、パイモン。親分はこの俺様に決まってんだろ!天上天下花見坂荒瀧派の親分は、この俺様以外にありえねぇ!
パイモン: なるほど、ダメ親分と凄腕の部下ってとこだな…
荒瀧一斗: おい!ふん、まあいい、お前のその小さな脳みそじゃ、理解できないのも無理ないこと。ここは俺様が大人になってやる。
荒瀧一斗: それよりも本題に入ろう。お前ら、桃色の髪をした法…なんとか家を見なかったか?物知りで、小柄で、変な帽子を被ってるやつなんだが。
パイモン: はわっ…!
久岐忍: 璃月の法律家で、名を煙緋という。二人なら知ってると思ったんだが。
パイモン: いや、見たことも会ったこともないぞ!知り合いだなんて、そんなことありえない!
パイモン…
さっきの「はわっ…!」は認めたも同然。
荒瀧一斗: ほう、会ったことあるみてぇだな。
パイモン: オイラ、な、なにも言ってないぞ!デタラメ言うなよ!
荒瀧一斗: ビクビクしてんのが見え見えだぜ。どうやら図星のようだな。
久岐忍: 嘘をつく時、人は無意識に目が泳ぐものだ、パイモン。
久岐忍: だが安心してくれ、私たちに悪意はない。
パイモン: おまえら、煙緋のことを知ってるのか?
荒瀧一斗: 知ってるもなにも、そいつは俺様の命の恩人なんだ。
パイモン: 命の恩人?あれ…そういえば、二人はなにしに層岩巨淵まで来たんだ?
ごめん、パイモンって気付くのが遅いんだ…
荒瀧一斗: 最近、稲妻の鎖国令が解除されたことは知ってるか?
荒瀧一斗: 忍は卒業証書を取りに璃月に来たんだ。だが、一人で遠出するのは危険だろ?だから、俺もついてきたってわけだ。
パイモン: 卒業証書?璃月の学校にでも通ってたのか?
久岐忍: ああ、璃月の同文学塾で法学を学んでいた。ただ残念ながら、卒業前に一度実家へ帰ったところ、ちょうど鎖国が始まってしまってな…それで卒業証書を貰うのが数年遅れてしまったんだ。
久岐忍: 璃月港で用事を済ませるため並んでいたところ、親分が千岩軍と揉めはじめてな。連行されそうになった親分を、通りがかった煙緋さんが助けてくれたんだ。
荒瀧一斗: あの恩人の助けがなけりゃあ、今頃は璃月の牢屋ん中だ。だから、その礼に彼女を手伝ってやりてぇんだよ。
荒瀧一斗: だが、手伝いは不要だと言われちまった。そんなことあり得ると思うか?生きてりゃあ、何かしら困ったことに遭遇するもんだろ。だから、彼女の後を追って、いざという時に助けてやろうと思ったんだ。
強引過ぎじゃない?
荒瀧一斗: 待て待て、俺様は本当に彼女を守ろうとしてるだけなんだ!何やら重要な仕事で急いでるみてぇだったからよ。
荒瀧一斗: この世で何か偉業を成し遂げるには、困難は避けて通れねぇ。そんくらいお前も分かんだろ?俺様は良かれと思ってしてんだ!
鬼も恩返しするの?
荒瀧一斗: 鬼婆婆が言ってたんだ、漢なら恩に報いるべきだってな。たとえ剣の山に登り、火の海に飛び込むことになろうとも、この荒瀧一斗、あの法律家を助けると心に固く決めたんだ!
パイモン: じゃあ、もし煙緋がおまえの助けを必要としてなかったら、どうするつもりなんだ?
荒瀧一斗: そ…そんなこと…ハハッ、あり得ねぇな。絶対にあり得ねぇ。
久岐忍: (旅人)。
(忍がこちらに合図を送ってる?)
久岐忍: ……
(一斗を煙緋から遠ざけようとしてる…?)
煙緋はあっちへ行った。
荒瀧一斗: おお、そうか、恩に着んぜ!んじゃ、俺たちは探しに行く!出発すんぞ、忍。
荒瀧一斗: 恩人さん、俺様が駆けつけるまで持ちこたえろよぉ!
久岐忍: ありがとう、じゃあまた。
パイモン: さっき、わざと一斗に嘘ついただろ?たぶん、忍はおまえの言ったこと信じてなかったと思うぞ。
パイモン: それか、一斗があまりにしつこいから、煙緋に迷惑かけないように忍も配慮したのかも…あの忍ってやつ、なかなか切れモノだな。
パイモン: これでもう煙緋を探すやつはいないはずだ。あとで本人に会ったら、このことを教えてやろうぜ!
パイモン: よし。じゃあ、オイラたちは柱がぶつかったところに行こう。
(柱の根元に近づく)
パイモン: 見ろよ、ちょうど煙緋がいるぞ!
パイモン: 煙緋、おまえの後をつけてたやつらは追っ払ってやったぞ。
煙緋: なんと、さすがは旅人とパイモン。あの派手な見た目をした兄ちゃんだが、あまりに情熱的で困っていたんだ。普段なら友達になれたかもしれないが、あいにく今日は用事があってな。
パイモン: うーん…わざわざこんな変なところに来るなんて、いったいどんな用事なんだ?まさか、おまえも冒険者になりたいとか?
煙緋: 私は法律家だ。たまに遠くへ出張することもある。今回、この層岩巨淵に来たのも、ある「遺言」のためだ。
パイモン: 遺言…?
煙緋: ああ。とある古書にあったのを見つけたんだ、昔の貴人が残したものだと思う。それによると、失った法宝を取り戻したいらしい。
パイモン: 法律家ってそんな仕事もするのか、大変なんだな。
煙緋: 遺言の内容を執行することも法律家の仕事のひとつだ。もちろん、このような依頼は多くない。それに、層岩巨淵もそう滅多に来られる場所ではない。
たくましい人影が上から飛び降りてきた…
???: あら?知っていたのね。
パイモン: うわっ!誰だ!
煙緋: おっと、やはりここにいたか。
???: 名のある法律家が層岩巨淵にまでやって来て、私の意見を聞く必要なんてないと思うけど。
煙緋: 夜蘭がいるところで、私みたいなのが好き勝手出来るわけがないだろう?
パイモン: こ、こいつ、いったい何者なんだ?
煙緋: 彼女は夜蘭、璃月の…ふむ、一応総務司に務めているってことでいいのか?とにかく、私の友人だ。
夜蘭: ええ、それで構わないわ。この辺りにはたまたま仕事で来ていたの。君たちとは、ちょっとした縁で結ばれたというわけね。
夜蘭: 君たちは私のことを知らないかもしれないけど、私は旅人とパイモンのことをいろいろと耳にしているわ。
その、璃月には友達がたくさんいるから…
夜蘭: 私の仕事は層岩巨淵を監察することよ。君たちがここで何かするなら、規則により私も同行させてもらう。
夜蘭: ただ、今回は他にも仕事があるの。だから、残念だけど最後までは付き合えないかもしれない。くれぐれもトラブルを起こさないよう、慎重に行動してちょうだい。
煙緋: これは参ったな。頼みたいことがあったんだが…
煙緋: 昔のよしみで、この遺言のために少し時間を割いてくれないだろうか?
夜蘭: そのお願いを聞くからには、誠意を見せてもらわないとね。
煙緋: ああ、もちろんだとも。ガイドの依頼料はもちろんだが、たまたまピンばあやからいい茶葉をもらってね。よければ、お茶をご馳走させてくれ。
夜蘭: ふふっ、とりあえず、今回の目的を教えてくれるかしら…
???: おい!お前ぇら!
パイモン: どうして、一斗がここに!?
荒瀧一斗: クソッ、わざと違う方向を教えたな!(旅人)、俺様の味方じゃなかったのかよ?
だって二人とも友達だから…
夜蘭: 待ちなさい。
荒瀧一斗: ん?誰だお前?
夜蘭: 悪いけど、ここ一帯は層岩という名の要地、部外者は立ち入り禁止なの。
荒瀧一斗: ふざけんな!警告も柵もねぇくせに入るなだと?
夜蘭: 本当に危険な場所は、注意喚起するような掲示を行わないものよ。
パイモン: ここって、そんな重要な場所だったのか!
確かに特殊な場所ではある…
煙緋: ああ、ここは気軽に出入りできる場所ではない。だからこそ、二人についてきてほしくなかったんだ。あれほど断ったというのに、無視されるとは残念だ…
夜蘭: 璃月に対して数々の貢献をしてくれた旅人、璃月の法律家として名高い煙緋。私はこの二人の立場と行動を信頼しているから、ここでの活動を阻止しなかった。でも、君たちの場合…
荒瀧一斗: あぁん、どういう意味だ?この俺様が有名じゃないと?それともなんだ、俺様が何か企んでるとでも思ってんのか?
夜蘭: 君の素性が不明だから、行動を制限させてもらうだけよ。それに、煙緋は君の助けを必要としているように見えないけど?
荒瀧一斗: ハッ!そんなの、どうして分かんだよ?お前はこいつの母ちゃんか?
夜蘭: そんなこと一目瞭然じゃないの。君のほうこそ、稲妻から璃月に来たからには、郷に従ってもらいたいものね。
荒瀧一斗: お前…!
久岐忍: 落ち着いてくれ、親分。彼女の言い分は正しい。
パイモン: おいおい、ケンカになりそうだぞ…
煙緋: なんとも面倒な…夜蘭とは正面からぶつかってはいけないというのに。
久岐忍: 私たちはこの地の事情を知らなかったんだ。そこまで言うのなら、早々に離れよう。ただ、本当に危険な場所なら、警告文ぐらいは出したほうがいいと思うがな。
夜蘭: ご意見ありがとう、考えておくわ。
荒瀧一斗: もし俺たちがここを離れないと言ったらどうする?
久岐忍: 親分!
夜蘭: あらそう。じゃあ、不愉快なことが起きるかもしれないわね。
荒瀧一斗: あぁ?俺たち二人相手に勝てると思ってんのか?いい度胸じゃねぇか。
夜蘭: 旅人と煙緋の友達とはいえ、私の忠告は聞いたほうがいいわよ。
荒瀧一斗: ハハッ…面白れぇ、俺様は人に指図されんのが大嫌ぇでなぁ。そんなに自信あんなら、お手並み拝見といこうじゃねぇか!
久岐忍: 待ってくれ、親分。ここで争う必要なんかないだろ!
荒瀧一斗: いや、こうなりゃ意地でも中に入ってやる。それを、こいつに何ができるってんだ?
夜蘭: ふんっ…この私がただのジョークを言っているとでも?
パイモン: まずい、ホントにケンカするつもりだぞ!
煙緋: ちょっと待った。事の発端は私にも原因がある、ここは私の顔を立てて…なっ!?
(地面が…揺れてる!?)
煙緋: まずい、これは…あっ!
荒瀧一斗: 話を逸らすな!俺様は…くっ!?
カットシーンの旅行日誌のまとめ:
激しい揺れの後、地面が崩れ、一行は地下へと落ちていった…
(地面が崩れ、一斗は悲鳴を上げる)
(地面が崩れた後)
パイモン: いたたた…
パイモン: いったいなにが起きたんだ!おい、大丈夫か?
大丈夫。
ここまで…落ちてきたみたい。
煙緋: くぅぅ…本を下敷きにしただけでは、衝撃を防げなかったか…
夜蘭: これは…
パイモン: ど、どこなんだ、ここ…
荒瀧一斗: いっつつ…おい、みんな!大丈夫か!?
久岐忍: ふぅ…とんだ災難に見舞われたものだな。
パイモン: オイラたち、いったいどれくらい落ちてきたんだ?
夜蘭: ……
夜蘭: 先ほどの口論中に地盤が崩れたようね。もしかしたら、元素力が作用して…
荒瀧一斗: 俺様のせいじゃねぇぞ。あんなひでぇ言われ方したら、誰だって腹立つだろ。
夜蘭: 部外者の侵入を阻止する、それが私の仕事よ。責務を貫くのが酷いというのなら…君の心、いくらなんでも弱すぎるわ。
荒瀧一斗: てめぇ…俺様は屈するのが嫌いなだけだ。
久岐忍: 親分、口で勝てない相手に反論しても、意味ないと思うよ。
荒瀧一斗: 忍、お前どっちの味方なんだよ!?
久岐忍: 事実を言ったまで。気持ちは分かるが、すぐに頭に血が上ってケンカばっかり…それで周りに迷惑をかけるのは、どうかと思うんだが。
パイモン: 一斗のやつ、口では夜蘭に負けるし、忍にも叱られてる。完全に立場ないな…
忍と一斗は(‍/‍)とパイモンみたいな関係だね。
パイモン: むかー、なんだとぉ!オイラと一斗を一緒にするなよ!
荒瀧一斗: おいおいおいおい、そりゃどういう意味だ?ケンカ売ってんのか!
パイモン: オ、オイラは事実を言っただけだぞ。一斗がバカだってことは常識だろ。
荒瀧一斗: この俺様が…バカ、だと?じゃあ、お前なんか空飛ぶチビ助だ。
パイモン: 空飛ぶチビ助!?このぉ…なら、オイラだってダサいあだ名をつけてやる…そうだな、おまえは牛使い野郎だ!ふん、今度から牛使い野郎って呼んでやる。
煙緋: 私たちはだいぶ高いところから落ちたようだ。上の状況がまったく見えない。
夜蘭: この高さ、直接登るのは不可能ね。他の道を探さないと。
夜蘭: みんな、お喋りに夢中なところ止めちゃって悪いけど、伝えておかなきゃいけないことがあるわ。
夜蘭: 「層岩巨淵」は璃月でも神秘に包まれた地で、数年前の採掘事故によって封鎖された場所。ここでは「見ない」、「聞かない」、「質問しない」を守って行動してくれるかしら。知らないほうがいいことも、あるものなの。
夜蘭: 原則として、私は皆を敵に回すようなことはしない。どうか君たちも、守秘義務がある私を困らせないでほしい。もちろん、出口を探すため、私も尽力するわ。
荒瀧一斗: は?なんであいつ行っちまったんだ?
煙緋: きっと出口を探しに行ったんだろう。夜蘭は私たちの中でも、もっとも危機的状況の対処に長けた人物だ。ここは黙って行かせよう。
煙緋: 基本的に遺言の内容を関係者以外に公開することはできない。だから、本当のことを二人には伝えられなかったんだ…すまない。
煙緋: 私は遺言に書かれていた太威儀盤を手に入れるため、この層岩巨淵にやってきた。その法宝は何年も前に、いずれ必要な場所で役立つようにと、私の依頼主が志士に渡したものだ。
煙緋: そして目撃者によると、その法宝を受け取った男は層岩巨淵へ向かった後、行方不明になったという。
煙緋: 層岩巨淵は歴史上、数多くの戦争が起きた場所だ。たとえその者が争いの中で亡くなっていたとしても、私は法宝を取り戻すのに最善を尽くしたい…依頼主の願いを叶えるためにもな。
煙緋: さっき夜蘭が話したこともすべて事実だ。層岩巨淵には危険が潜んでいる…お前たちも身をもって体感しただろう。今はこんな状況なんだ、力を合わせて突破口を探すしかない。
荒瀧一斗: 恩人がそう言うんなら…まあ、ここは顔を立ててやってもいい。こっからは全員仲間だ。一応、あいつも…仲間として見てやる。
パイモン: 夜蘭って総務司で働いてるんだよな?なんだか、妙にすごそうな人だったけど…総務司の仕事って、ああいった能力まで必要なのか?
煙緋: まあ、世間一般には総務司で務めているといって間違いない…彼女の身分については、あまり多くを明かせないんだ。ただ、この仕事は彼女にしかできないってことは確かだ。
荒瀧一斗: いったいどんな仕事なんだよ。こんなシケた場所で働かないといけねぇなんて。
パイモン: オイラ、知ってるぞ!冒険者だろ!
パイモン: なんだよ、その顔。オイラたちも同じような感じだし、間違ってないと思うぞ!
冒険者は(‍/‍)で、パイモンじゃない。
パイモン: おまえ、なんだか最近ケチになったな。肩書きぐらい借りたっていいだろ。
荒瀧一斗: そうだぞ、(旅人)。お前はパイモンの親分だろ。親分なら親分らしく、子分を可愛がってやらねぇと。
パイモン: オイラたちは、そんな関係じゃないぞ!
久岐忍: パイモン、親分の突拍子もない発言は気にしないでくれ。
パイモン: ふん、忍がそう言うなら…許してやる。
荒瀧一斗: おい…はぁ、親分はこの俺様だぞ。俺が譲歩してやったんだ!
夜蘭: ……
夜蘭: まさか、ここは記録にないもう一か所の封印の内側なのかしら……いったい、ここには何が……
久岐忍: 食料と水は持ってきている、もし必要なら言ってくれ。
パイモン: おお、さすがだぜ!牛使い野郎は賢くないけど、おまえの部下は頼もしいな!
荒瀧一斗: ガーッハッハッハッ、俺様もそう……って、んだと!俺様だって賢いっつーの!
夜蘭: 前方に何やら入口があるようね、奥に道が続いているみたいだわ。
パイモン: どこに繋がってるんだろう?行ってみようぜ。
任務の説明の更新

層岩巨淵の状況が気になるため、パイモンと共に調査へ向かった。そして、そこで思いがけない人物と出会う。様々な思惑が交錯する中、突如として崩れる地面。皆と協力して出口を見つけなければ…
(夜蘭に近づく)
パイモン: こんなところに秘境の入口があるなんて、不思議だな…
荒瀧一斗: 入口があんなら出口もあるはずだ。入ってみようぜ。
煙緋: ふむ、本で読んだものと同じだ、周囲にあるのは古くから存在する璃月の岩石だろう。この秘境、恐らくかなり昔からあるようだな。
夜蘭: ……っ!
夜蘭: (音?)
???: ……
……!
パイモン: おおっ!魈!
煙緋: 降魔大聖?どうしてこんなところに?
夜蘭: ……
魈: 今しがた降りてきたところだ。轟音が聞こえたゆえ、確かめに来た。
パイモン: うっかり落ちちゃったのか?なら、オイラたちと一緒に行動しないか?
魈: 遠慮する、我には他にすべきことがあるからな。
大事なことなの?
魈: …人探しだ。
魈: ここはお前たちが来るような場所ではない、早々に立ち去るがいい。
魈は離れていった…
パイモン: 相変わらず風のように現れて、風のように去っていくな…
荒瀧一斗: さっきのあんちゃん、かなり気合い入ったやつだったな。この俺様と互角にやり合える手練れみてぇだった。
パイモン: 牛使い野郎のくせに、その自信どっから来るんだよ…
久岐忍: あの方を一人で行かせて、本当にいいのか?
パイモン: あいつは一人で行動するのが好きなんだ。それに、人の話なんか聞かないしな…でも、すごいやつだから、放っておいても大丈夫だと思うぞ。
夜蘭: みんな、気を引き締めてちょうだい。この先、何があるか分からないわ。周囲によく注意して、常に心構えをしておいて。
荒瀧一斗: お前らを仲間と認めはしたが…俺様にはずば抜けた才がある。こいつの注意も案内も俺様には必要ねぇ。
久岐忍: 親分。
荒瀧一斗: ああ——ちっ、分かった、分かったよ!
パイモン: オイラは夜蘭がいると、安心感が増すけどな。牛使い野郎、外国から来たんだから、みんなと仲良くしないとダメだろ。
荒瀧一斗: 空飛ぶチビ助、お前はこの国のやつじゃねぇだろ。

その他の言語[]

言語正式名称
日本語予期せぬ客
Yokisenu Kyaku
中国語
(簡体字)
意外之客
Yìwài zhī Kè
中国語
(繁体字)
意外之客
Yìwài zhī Kè
英語The Unexpected Guest
韓国語의외의 손님
Euoe-ui Sonnim
スペイン語Un visitante inesperado
フランス語Un touriste inattendu
ロシア語Нежданная гостья
Nezhdannaya gost'ya
タイ語ผู้เยี่ยมเยือนที่คาดไม่ถึง
Phu Yiamyeuan Tee Kad Mai Theung
ベトナム語Vị Khách Bất Ngờ
ドイツ語Unerwarteter Gast
インドネシア語Tamu Tak Terduga
ポルトガル語Um Convidado Inesperado
トルコ語Beklenmedik Misafir
イタリア語L'incontro inaspettato

変更履歴[]

ナビゲーション[]

Advertisement