予期せぬ客は、テイワットストーリーの魔神任務、間章・第二幕「険路怪跡」の第1話である。
手順[]
対話[]
ゲーム内の任務の説明
層岩巨淵の状況が気になるため、パイモンと共に調査へ向かった。そして、そこで思いがけない人物と出会うことに…
- (ログインまたは必要な任務を完了すると)
- パイモン: そういえば、層岩巨淵の底にあった穴を覚えてるか?落ちてきた柱の衝撃でできた穴があっただろ?
- パイモン: あの時、あそこを離れる前に確認したんだけど…あの穴から光が見えたんだ。なんだか、おかしいと思わないか?
- パイモン: うーん…やっぱりおまえも同じことを考えてたみたいだな。時間がある時に、もう一度見に行ってみようぜ。
- (場所に近づく)
- パイモン: うわぁ…相変わらず不気味なところだな…調べる必要がなかったら、オイラ絶対にこんなところ来なかったぞ。
- パイモン: うん?見ろよ、誰かいるぞ!
- (煙緋に近づく)
- 煙緋: ん?おや、(旅人)とパイモン?まさか、こんなところで会うとは。
- 璃月港で仕事してるだろ。なんでまた、こんな人のいないところに? パイモン: どうして、煙緋がここにいるんだ?いつもは
- 煙緋: ああ、実は今回、少し特殊な仕事を受けたんだ…だが、層岩巨淵の底がこんな風になっていたとはね。私もこの目で見るのは初めてだ。
- 煙緋: ああっ!それよりも二人にお願いがあるんだ…何者かが私のことを探していてな。もし私のことを聞かれたら、見ていないと答えてくれないか!
- パイモン: え?なにがあったんだ?
煙緋、まさか(君君/
あなたあなた)… 法を破ってはいけない…
- 煙緋: 違うんだ、でも説明すると長くなる。
- 煙緋: とにかく、上手く誤魔化してくれ。じゃあ、またな。
- パイモン: あっ、おい…煙緋のやつ、ホントに行っちゃったな…どうしよう、オイラなんだか急に怖くなってきたぞ…
- パイモン: あいつ、法を破ってここまで逃げてきたんじゃないよな?まさか…なにか恐ろしい事件を起こしてたり…
煙緋は法律家だから、それはないと思う。
- パイモン: 考えが甘いぞ!世の中はな、すっごく複雑なんだ。最悪の事態を想定しておかないと、万が一なにかあったら、オイラたち煙緋の共犯者になっちゃうぞ!
- パイモン: ああ、いや、ここは煙緋をかばってやるべきか、それとも…うぅ、悩ましい…
パイモンは内心複雑だけど純粋だね。
- 荒瀧一斗: おい!そこのお前!
- パイモン: あっ!ホントに誰か来たぞ!
- パイモン: でもこの声、どこかで聞いたことあるような…
- 荒瀧一斗: ガーッハッハッ、まさか、こんなところでお前らに会えるとはな。なんだ、休暇でも満喫中か?
一斗だ。
- 荒瀧一斗: おっ!お前たち、その様子からして、相変わらず愉快に過ごしてるみてぇだな!俺様もだぜ、ガーッハッハッハ。
- パイモン: あれ、おまえの後ろにいる人って…?
- 荒瀧派の久岐忍です。 久岐忍: はじめまして、
- 荒瀧一斗: へへへッ、忘れるところだったぜ。紹介してやる、こいつは俺ら荒瀧派の中でも一番のやり手、忍だ!
- パイモン: おおっ!荒瀧派の人だったんだな!
- 花見坂で活動する凄腕なんだぜ。荒瀧派に入んのも当然の流れだな。しかもだ、荒瀧派の厄介事はいつも忍がやってくれてる。なんなら、お前たちの面倒も忍が見てやってもいいぞ。 荒瀧一斗: こいつは
- 久岐忍: 親分の友人ならば、私の友人でもある。(旅人)にパイモン、二人とも会えて光栄だ。
- パイモン: おお、いいやつだな!じゃあ、オイラも忍って呼んでいいか!
忍、初めまして。
- 久岐忍: ああ、今後ともよろしく頼む。実は…近いうちに、二人には世話になりそうな予感がするんだ。
- パイモン: でも一斗、さっき荒瀧派の厄介事は忍がやってくれてるって言ったよな?それなら、忍のほうが親分にふさわしくないか?
- 荒瀧一斗: 馬鹿なこと言うんじゃねぇ、パイモン。親分はこの俺様に決まってんだろ!天上天下花見坂荒瀧派の親分は、この俺様以外にありえねぇ!
- パイモン: なるほど、ダメ親分と凄腕の部下ってとこだな…
- 荒瀧一斗: おい!ふん、まあいい、お前のその小さな脳みそじゃ、理解できないのも無理ないこと。ここは俺様が大人になってやる。
- 荒瀧一斗: それよりも本題に入ろう。お前ら、桃色の髪をした法…なんとか家を見なかったか?物知りで、小柄で、変な帽子を被ってるやつなんだが。
- パイモン: はわっ…!
- 久岐忍: 璃月の法律家で、名を煙緋という。二人なら知ってると思ったんだが。
- パイモン: いや、見たことも会ったこともないぞ!知り合いだなんて、そんなことありえない!
パイモン…
さっきの「はわっ…!」は認めたも同然。
- 荒瀧一斗: ほう、会ったことあるみてぇだな。
- パイモン: オイラ、な、なにも言ってないぞ!デタラメ言うなよ!
- 荒瀧一斗: ビクビクしてんのが見え見えだぜ。どうやら図星のようだな。
- 久岐忍: 嘘をつく時、人は無意識に目が泳ぐものだ、パイモン。
- 久岐忍: だが安心してくれ、私たちに悪意はない。
- パイモン: おまえら、煙緋のことを知ってるのか?
- 荒瀧一斗: 知ってるもなにも、そいつは俺様の命の恩人なんだ。
- パイモン: 命の恩人?あれ…そういえば、二人はなにしに層岩巨淵まで来たんだ?
ごめん、パイモンって気付くのが遅いんだ…
- 鎖国令が解除されたことは知ってるか? 荒瀧一斗: 最近、稲妻の
- 荒瀧一斗: 忍は卒業証書を取りに璃月に来たんだ。だが、一人で遠出するのは危険だろ?だから、俺もついてきたってわけだ。
- パイモン: 卒業証書?璃月の学校にでも通ってたのか?
- 同文学塾で法学を学んでいた。ただ残念ながら、卒業前に一度実家へ帰ったところ、ちょうど鎖国が始まってしまってな…それで卒業証書を貰うのが数年遅れてしまったんだ。 久岐忍: ああ、璃月の
- 千岩軍と揉めはじめてな。連行されそうになった親分を、通りがかった煙緋さんが助けてくれたんだ。 久岐忍: 璃月港で用事を済ませるため並んでいたところ、親分が
- 荒瀧一斗: あの恩人の助けがなけりゃあ、今頃は璃月の牢屋ん中だ。だから、その礼に彼女を手伝ってやりてぇんだよ。
- 荒瀧一斗: だが、手伝いは不要だと言われちまった。そんなことあり得ると思うか?生きてりゃあ、何かしら困ったことに遭遇するもんだろ。だから、彼女の後を追って、いざという時に助けてやろうと思ったんだ。
強引過ぎじゃない?
- 荒瀧一斗: 待て待て、俺様は本当に彼女を守ろうとしてるだけなんだ!何やら重要な仕事で急いでるみてぇだったからよ。
- 荒瀧一斗: この世で何か偉業を成し遂げるには、困難は避けて通れねぇ。そんくらいお前も分かんだろ?俺様は良かれと思ってしてんだ!
鬼も恩返しするの?
- 荒瀧一斗: 鬼婆婆が言ってたんだ、漢なら恩に報いるべきだってな。たとえ剣の山に登り、火の海に飛び込むことになろうとも、この荒瀧一斗、あの法律家を助けると心に固く決めたんだ!
- パイモン: じゃあ、もし煙緋がおまえの助けを必要としてなかったら、どうするつもりなんだ?
- 荒瀧一斗: そ…そんなこと…ハハッ、あり得ねぇな。絶対にあり得ねぇ。
- 久岐忍: (旅人)。
(忍がこちらに合図を送ってる?)
- 久岐忍: ……
(一斗を煙緋から遠ざけようとしてる…?)
煙緋はあっちへ行った。
- 荒瀧一斗: おお、そうか、恩に着んぜ!んじゃ、俺たちは探しに行く!出発すんぞ、忍。
- 荒瀧一斗: 恩人さん、俺様が駆けつけるまで持ちこたえろよぉ!
- 久岐忍: ありがとう、じゃあまた。
- パイモン: さっき、わざと一斗に嘘ついただろ?たぶん、忍はおまえの言ったこと信じてなかったと思うぞ。
- パイモン: それか、一斗があまりにしつこいから、煙緋に迷惑かけないように忍も配慮したのかも…あの忍ってやつ、なかなか切れモノだな。
- パイモン: これでもう煙緋を探すやつはいないはずだ。あとで本人に会ったら、このことを教えてやろうぜ!
- パイモン: よし。じゃあ、オイラたちは柱がぶつかったところに行こう。
- (柱の根元に近づく)
- パイモン: 見ろよ、ちょうど煙緋がいるぞ!
- パイモン: 煙緋、おまえの後をつけてたやつらは追っ払ってやったぞ。
- 煙緋: なんと、さすがは旅人とパイモン。あの派手な見た目をした兄ちゃんだが、あまりに情熱的で困っていたんだ。普段なら友達になれたかもしれないが、あいにく今日は用事があってな。
- パイモン: うーん…わざわざこんな変なところに来るなんて、いったいどんな用事なんだ?まさか、おまえも冒険者になりたいとか?
- 煙緋: 私は法律家だ。たまに遠くへ出張することもある。今回、この層岩巨淵に来たのも、ある「遺言」のためだ。
- パイモン: 遺言…?
- 煙緋: ああ。とある古書にあったのを見つけたんだ、昔の貴人が残したものだと思う。それによると、失った法宝を取り戻したいらしい。
- パイモン: 法律家ってそんな仕事もするのか、大変なんだな。
- 煙緋: 遺言の内容を執行することも法律家の仕事のひとつだ。もちろん、このような依頼は多くない。それに、層岩巨淵もそう滅多に来られる場所ではない。
- ???: あら?知っていたのね。
- パイモン: うわっ!誰だ!
- 煙緋: おっと、やはりここにいたか。
- ???: 名のある法律家が層岩巨淵にまでやって来て、私の意見を聞く必要なんてないと思うけど。
- 煙緋: 夜蘭がいるところで、私みたいなのが好き勝手出来るわけがないだろう?
- パイモン: こ、こいつ、いったい何者なんだ?
- 夜蘭、璃月の…ふむ、一応総務司に務めているってことでいいのか?とにかく、私の友人だ。 煙緋: 彼女は
- 夜蘭: ええ、それで構わないわ。この辺りにはたまたま仕事で来ていたの。君たちとは、ちょっとした縁で結ばれたというわけね。
- 夜蘭: 君たちは私のことを知らないかもしれないけど、私は旅人とパイモンのことをいろいろと耳にしているわ。
その、璃月には友達がたくさんいるから…
- 夜蘭: 私の仕事は層岩巨淵を監察することよ。君たちがここで何かするなら、規則により私も同行させてもらう。
- 夜蘭: ただ、今回は他にも仕事があるの。だから、残念だけど最後までは付き合えないかもしれない。くれぐれもトラブルを起こさないよう、慎重に行動してちょうだい。
- 煙緋: これは参ったな。頼みたいことがあったんだが…
- 煙緋: 昔のよしみで、この遺言のために少し時間を割いてくれないだろうか?
- 夜蘭: そのお願いを聞くからには、誠意を見せてもらわないとね。
- ピンばあやからいい茶葉をもらってね。よければ、お茶をご馳走させてくれ。 煙緋: ああ、もちろんだとも。ガイドの依頼料はもちろんだが、たまたま
- 夜蘭: ふふっ、とりあえず、今回の目的を教えてくれるかしら…
- ???: おい!お前ぇら!
- パイモン: どうして、一斗がここに!?
- 荒瀧一斗: クソッ、わざと違う方向を教えたな!(旅人)、俺様の味方じゃなかったのかよ?
だって二人とも友達だから…
- 夜蘭: 待ちなさい。
- 荒瀧一斗: ん?誰だお前?
- 夜蘭: 悪いけど、ここ一帯は層岩という名の要地、部外者は立ち入り禁止なの。
- 荒瀧一斗: ふざけんな!警告も柵もねぇくせに入るなだと?
- 夜蘭: 本当に危険な場所は、注意喚起するような掲示を行わないものよ。
- パイモン: ここって、そんな重要な場所だったのか!
確かに特殊な場所ではある…
- 煙緋: ああ、ここは気軽に出入りできる場所ではない。だからこそ、二人についてきてほしくなかったんだ。あれほど断ったというのに、無視されるとは残念だ…
- 夜蘭: 璃月に対して数々の貢献をしてくれた旅人、璃月の法律家として名高い煙緋。私はこの二人の立場と行動を信頼しているから、ここでの活動を阻止しなかった。でも、君たちの場合…
- 荒瀧一斗: あぁん、どういう意味だ?この俺様が有名じゃないと?それともなんだ、俺様が何か企んでるとでも思ってんのか?
- 夜蘭: 君の素性が不明だから、行動を制限させてもらうだけよ。それに、煙緋は君の助けを必要としているように見えないけど?
- 荒瀧一斗: ハッ!そんなの、どうして分かんだよ?お前はこいつの母ちゃんか?
- 夜蘭: そんなこと一目瞭然じゃないの。君のほうこそ、稲妻から璃月に来たからには、郷に従ってもらいたいものね。
- 荒瀧一斗: お前…!
- 久岐忍: 落ち着いてくれ、親分。彼女の言い分は正しい。
- パイモン: おいおい、ケンカになりそうだぞ…
- 煙緋: なんとも面倒な…夜蘭とは正面からぶつかってはいけないというのに。
- 久岐忍: 私たちはこの地の事情を知らなかったんだ。そこまで言うのなら、早々に離れよう。ただ、本当に危険な場所なら、警告文ぐらいは出したほうがいいと思うがな。
- 夜蘭: ご意見ありがとう、考えておくわ。
- 荒瀧一斗: もし俺たちがここを離れないと言ったらどうする?
- 久岐忍: 親分!
- 夜蘭: あらそう。じゃあ、不愉快なことが起きるかもしれないわね。
- 荒瀧一斗: あぁ?俺たち二人相手に勝てると思ってんのか?いい度胸じゃねぇか。
- 夜蘭: 旅人と煙緋の友達とはいえ、私の忠告は聞いたほうがいいわよ。
- 荒瀧一斗: ハハッ…面白れぇ、俺様は人に指図されんのが大嫌ぇでなぁ。そんなに自信あんなら、お手並み拝見といこうじゃねぇか!
- 久岐忍: 待ってくれ、親分。ここで争う必要なんかないだろ!
- 荒瀧一斗: いや、こうなりゃ意地でも中に入ってやる。それを、こいつに何ができるってんだ?
- 夜蘭: ふんっ…この私がただのジョークを言っているとでも?
- パイモン: まずい、ホントにケンカするつもりだぞ!
- 煙緋: ちょっと待った。事の発端は私にも原因がある、ここは私の顔を立てて…なっ!?
(地面が…揺れてる!?)
- 煙緋: まずい、これは…あっ!
- 荒瀧一斗: 話を逸らすな!俺様は…くっ!?
- カットシーンの旅行日誌のまとめ:
- (地面が崩れ、一斗は悲鳴を上げる)
- (地面が崩れた後)
- パイモン: いたたた…
- パイモン: いったいなにが起きたんだ!おい、大丈夫か?
大丈夫。
ここまで…落ちてきたみたい。
- 煙緋: くぅぅ…本を下敷きにしただけでは、衝撃を防げなかったか…
- 夜蘭: これは…
- パイモン: ど、どこなんだ、ここ…
- 荒瀧一斗: いっつつ…おい、みんな!大丈夫か!?
- 久岐忍: ふぅ…とんだ災難に見舞われたものだな。
- パイモン: オイラたち、いったいどれくらい落ちてきたんだ?
- 夜蘭: ……
- 夜蘭: 先ほどの口論中に地盤が崩れたようね。もしかしたら、元素力が作用して…
- 荒瀧一斗: 俺様のせいじゃねぇぞ。あんなひでぇ言われ方したら、誰だって腹立つだろ。
- 夜蘭: 部外者の侵入を阻止する、それが私の仕事よ。責務を貫くのが酷いというのなら…君の心、いくらなんでも弱すぎるわ。
- 荒瀧一斗: てめぇ…俺様は屈するのが嫌いなだけだ。
- 久岐忍: 親分、口で勝てない相手に反論しても、意味ないと思うよ。
- 荒瀧一斗: 忍、お前どっちの味方なんだよ!?
- 久岐忍: 事実を言ったまで。気持ちは分かるが、すぐに頭に血が上ってケンカばっかり…それで周りに迷惑をかけるのは、どうかと思うんだが。
- パイモン: 一斗のやつ、口では夜蘭に負けるし、忍にも叱られてる。完全に立場ないな…
忍と一斗は(俺俺/
私私)とパイモンみたいな関係だね。 - パイモン: むかー、なんだとぉ!オイラと一斗を一緒にするなよ!
- 荒瀧一斗: おいおいおいおい、そりゃどういう意味だ?ケンカ売ってんのか!
- パイモン: オ、オイラは事実を言っただけだぞ。一斗がバカだってことは常識だろ。
- 荒瀧一斗: この俺様が…バカ、だと?じゃあ、お前なんか空飛ぶチビ助だ。
- パイモン: 空飛ぶチビ助!?このぉ…なら、オイラだってダサいあだ名をつけてやる…そうだな、おまえは牛使い野郎だ!ふん、今度から牛使い野郎って呼んでやる。
- 煙緋: 私たちはだいぶ高いところから落ちたようだ。上の状況がまったく見えない。
- 夜蘭: この高さ、直接登るのは不可能ね。他の道を探さないと。
- 夜蘭: みんな、お喋りに夢中なところ止めちゃって悪いけど、伝えておかなきゃいけないことがあるわ。
- 夜蘭: 「層岩巨淵」は璃月でも神秘に包まれた地で、数年前の採掘事故によって封鎖された場所。ここでは「見ない」、「聞かない」、「質問しない」を守って行動してくれるかしら。知らないほうがいいことも、あるものなの。
- 夜蘭: 原則として、私は皆を敵に回すようなことはしない。どうか君たちも、守秘義務がある私を困らせないでほしい。もちろん、出口を探すため、私も尽力するわ。
- 荒瀧一斗: は?なんであいつ行っちまったんだ?
- 煙緋: きっと出口を探しに行ったんだろう。夜蘭は私たちの中でも、もっとも危機的状況の対処に長けた人物だ。ここは黙って行かせよう。
- 煙緋: 基本的に遺言の内容を関係者以外に公開することはできない。だから、本当のことを二人には伝えられなかったんだ…すまない。
- 煙緋: 私は遺言に書かれていた太威儀盤を手に入れるため、この層岩巨淵にやってきた。その法宝は何年も前に、いずれ必要な場所で役立つようにと、私の依頼主が志士に渡したものだ。
- 煙緋: そして目撃者によると、その法宝を受け取った男は層岩巨淵へ向かった後、行方不明になったという。
- 煙緋: 層岩巨淵は歴史上、数多くの戦争が起きた場所だ。たとえその者が争いの中で亡くなっていたとしても、私は法宝を取り戻すのに最善を尽くしたい…依頼主の願いを叶えるためにもな。
- 煙緋: さっき夜蘭が話したこともすべて事実だ。層岩巨淵には危険が潜んでいる…お前たちも身をもって体感しただろう。今はこんな状況なんだ、力を合わせて突破口を探すしかない。
- 荒瀧一斗: 恩人がそう言うんなら…まあ、ここは顔を立ててやってもいい。こっからは全員仲間だ。一応、あいつも…仲間として見てやる。
- パイモン: 夜蘭って総務司で働いてるんだよな?なんだか、妙にすごそうな人だったけど…総務司の仕事って、ああいった能力まで必要なのか?
- 煙緋: まあ、世間一般には総務司で務めているといって間違いない…彼女の身分については、あまり多くを明かせないんだ。ただ、この仕事は彼女にしかできないってことは確かだ。
- 荒瀧一斗: いったいどんな仕事なんだよ。こんなシケた場所で働かないといけねぇなんて。
- パイモン: オイラ、知ってるぞ!冒険者だろ!
?
- パイモン: なんだよ、その顔。オイラたちも同じような感じだし、間違ってないと思うぞ!
冒険者は(俺俺/
私私)で、パイモンじゃない。 - パイモン: おまえ、なんだか最近ケチになったな。肩書きぐらい借りたっていいだろ。
- 荒瀧一斗: そうだぞ、(旅人)。お前はパイモンの親分だろ。親分なら親分らしく、子分を可愛がってやらねぇと。
- パイモン: オイラたちは、そんな関係じゃないぞ!
- 久岐忍: パイモン、親分の突拍子もない発言は気にしないでくれ。
- パイモン: ふん、忍がそう言うなら…許してやる。
- 荒瀧一斗: おい…はぁ、親分はこの俺様だぞ。俺が譲歩してやったんだ!
- 夜蘭: ……
- 夜蘭: まさか、ここは記録にないもう一か所の封印の内側なのかしら……いったい、ここには何が……
- 久岐忍: 食料と水は持ってきている、もし必要なら言ってくれ。
- パイモン: おお、さすがだぜ!牛使い野郎は賢くないけど、おまえの部下は頼もしいな!
- 荒瀧一斗: ガーッハッハッハッ、俺様もそう……って、んだと!俺様だって賢いっつーの!
- 夜蘭: 前方に何やら入口があるようね、奥に道が続いているみたいだわ。
- パイモン: どこに繋がってるんだろう?行ってみようぜ。
任務の説明の更新
層岩巨淵の状況が気になるため、パイモンと共に調査へ向かった。そして、そこで思いがけない人物と出会う。様々な思惑が交錯する中、突如として崩れる地面。皆と協力して出口を見つけなければ…
- (夜蘭に近づく)
- パイモン: こんなところに秘境の入口があるなんて、不思議だな…
- 荒瀧一斗: 入口があんなら出口もあるはずだ。入ってみようぜ。
- 煙緋: ふむ、本で読んだものと同じだ、周囲にあるのは古くから存在する璃月の岩石だろう。この秘境、恐らくかなり昔からあるようだな。
- 夜蘭: ……っ!
- 夜蘭: (音?)
- ???: ……
……!
- パイモン: おおっ!魈!
- 煙緋: 降魔大聖?どうしてこんなところに?
- 夜蘭: ……
- 魈: 今しがた降りてきたところだ。轟音が聞こえたゆえ、確かめに来た。
- パイモン: うっかり落ちちゃったのか?なら、オイラたちと一緒に行動しないか?
- 魈: 遠慮する、我には他にすべきことがあるからな。
大事なことなの?
- 魈: …人探しだ。
- 魈: ここはお前たちが来るような場所ではない、早々に立ち去るがいい。
- パイモン: 相変わらず風のように現れて、風のように去っていくな…
- 荒瀧一斗: さっきのあんちゃん、かなり気合い入ったやつだったな。この俺様と互角にやり合える手練れみてぇだった。
- パイモン: 牛使い野郎のくせに、その自信どっから来るんだよ…
- 久岐忍: あの方を一人で行かせて、本当にいいのか?
- パイモン: あいつは一人で行動するのが好きなんだ。それに、人の話なんか聞かないしな…でも、すごいやつだから、放っておいても大丈夫だと思うぞ。
- 夜蘭: みんな、気を引き締めてちょうだい。この先、何があるか分からないわ。周囲によく注意して、常に心構えをしておいて。
- 荒瀧一斗: お前らを仲間と認めはしたが…俺様にはずば抜けた才がある。こいつの注意も案内も俺様には必要ねぇ。
- 久岐忍: 親分。
- 荒瀧一斗: ああ——ちっ、分かった、分かったよ!
- パイモン: オイラは夜蘭がいると、安心感が増すけどな。牛使い野郎、外国から来たんだから、みんなと仲良くしないとダメだろ。
- 荒瀧一斗: 空飛ぶチビ助、お前はこの国のやつじゃねぇだろ。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | 予期せぬ客 Yokisenu Kyaku |
中国語 (簡体字) | 意外之客 Yìwài zhī Kè |
中国語 (繁体字) | 意外之客 Yìwài zhī Kè |
英語 | The Unexpected Guest |
韓国語 | 의외의 손님 Euoe-ui Sonnim |
スペイン語 | Un visitante inesperado |
フランス語 | Un touriste inattendu |
ロシア語 | Нежданная гостья Nezhdannaya gost'ya |
タイ語 | ผู้เยี่ยมเยือนที่คาดไม่ถึง Phu Yiamyeuan Tee Kad Mai Theung |
ベトナム語 | Vị Khách Bất Ngờ |
ドイツ語 | Unerwarteter Gast |
インドネシア語 | Tamu Tak Terduga |
ポルトガル語 | Um Convidado Inesperado |
トルコ語 | Beklenmedik Misafir |
イタリア語 | L'incontro inaspettato |
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