世界の果てまで は陽夏!悪龍?童話の王国!のイベントストーリーである。
手順[]
- 翌日の午前中まで待つ(8時~12時)
- オルビット城の駅に行く
- 「海上列車」に乗って、世界の果てへと向かう
- 乗換駅に到着し、乗り換えの準備をする
- 魔物を倒し、車両を繋ぐ
- 第1フェーズ:
ヒルチャール暴徒・炎斧 ×1
ヒルチャール・炎矢 ×1
ヒルチャール・氷矢 ×1
ヒルチャール ×1
- 第2フェーズ:
ヒルチャールレンジャー・水 ×1
ヒルチャール・炎矢 ×1
ヒルチャール・射手 ×1
- 第1フェーズ:
- 乗務員と会話し、出発の準備をする
- 「海上列車」に乗って、引き続き世界の果てへと向かう
- みんなと会話する
- 龍の鱗を探す
- 龍の鱗を手に入れる
- みんなと会話する
- 悪龍が棲む滝の近くに行く
- 龍の鱗を使って滝に入る
- 悪龍の巣窟の奥へと進む
- 耳元で響いた声を聴く
- 悪龍の巣窟の奥へと進む
- 悪龍の巣窟の奥へと進む
- 砕けた海に戻り、みんなと会話する
ゲーム進行備考[]
- ステップ14~17の間、操作可能なキャラは旅人、放浪者、ニィロウ、ナヴィアで固定されます。
お試しキャラ[]
WLWL | キャラクター & 武器 |
天賦 & 聖遺物 | ステータス |
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7 |
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8 |
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WLWL | キャラクター & 武器 |
天賦 & 聖遺物 | ステータス |
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WLWL | キャラクター & 武器 |
天賦 & 聖遺物 | ステータス |
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ダイアログ[]
ゲーム内の任務の説明
「その時わしは舞い、皆の足元に続く軌道を千の星に還すだろう…」
そして、後世にこのような叙事詩が残された——
英傑たちが遥かなる雲を見上げれば、明かりの灯る車、城を巡り、千の星還りて風立ちぬ。後に残るは、孤独なる悪龍の影のみ。
書籍の端に付けられた注釈:あの長靴を履いた猫又にもこんな詩を贈るべきだな。
注釈に付けられた注釈:なら、後日追記しておこう。ところで君たち、私のグラスに一体何を入れたんだ?
注釈の注釈に付けられた注釈:分からない。俺じゃない。
注釈の注釈に付けられた注釈:僕でもないよ。
- (時間経過後)
- パイモン: いよいよ悪龍の討伐だな。緊張してるか?
- パイモン: 世界の果てがどんなところかもわからないし…早く駅に行こうぜ。
- (オルビット城の駅に行く)
- ホイール: 車両チェック…完了、車軸チェック…完了、動力チェック…
- ニィロウ: おはよう、ホイールさん。
- ホイール: ええ、おはようございます。シムランカの英雄の皆さん。
- パイモン: 今日の運転手はまたホイールなんだな。へへっ、見慣れた顔で安心したぜ!
- モンタナ: 本当に我々が同行せずともよろしいのですか、国王陛下。
- ナヴィア: いいって。悪龍討伐はあたしたちに任せておきなさい。それにあたしの相棒は、過去に龍を退治した経験があるんだから。
いや~、それほどでも…
二、三匹はやっつけたかな…
- ビゼルト: さすがは国王陛下のご友人。このような英雄の皆さまがご一緒なら、我々がとやかく言う必要もないでしょう。
- ナヴィア: ええ。じゃあ、オルビット城は任せたよ。
- モンタナ: 承知しました。
- ビゼルト: ご心配なく、国王陛下。
- ナヴィア: こっちの準備もだいたい完了したみたいだし——さあ、出発よ!
- パイモン: へへっ、次の駅は——世界の果てだ!
任務の説明の更新
異世界の勇者とその仲間が、この世界に新たな平和をもたらすだろう…
- (「海上列車」に乗って、世界の果てへと向かう)
- ナヴィア: あはっ!おもちゃの列車に乗るのってこんな感じなのね!
- パイモン: ナヴィアってほんと、どんな場所でも楽しめるよな…
- ニィロウ: あ…前の方、霧が濃くなってきたよ…
- (乗換駅に到着し、乗り換えの準備をする)
- ホイール: 乗換駅に到着しました。乗客の皆さん、足元に気をつけてお降りください。
- ニィロウ: 別の列車に乗り換えるみたいだね…あれ?
- パイモン: ヒルチャールだ!あいつら、ホームを占領してるぞ!
- ホイール: そんな!ど…どうすれば…?
- ナヴィア: ホイールさん、ここはあたしたちに任せて隠れててちょうだい。
- (乗務員と会話し、出発の準備をする)
- ナヴィア: ふぅ、これでおしまいっと!
- ホイール: お疲れ様でした。列車の点検をしますので、しばしお待ちを…
- ホイール: …車両に細かな傷はあるものの、全体的にそう大した被害はありません。先頭車両の動作も正常です…問題ありません、動かせます。
- ナヴィア: よかった。じゃあ、旅を続けましょう。
- (崖の斜面に近づく)
- (ムービー開始)
-
- (ムービー終了)
- 「この世界を見ておいで、あたしの…」
- 「…みんなと仲良くなりなさい。」
- 「…お願いね。」
- (旅人旅人): ……
- ナヴィア: ニィロウさん、大丈夫?
- ニィロウ: 私は大丈夫だけど、旅人が気を失ってるみたい…
- ナヴィア: …この人が受け止めてくれてよかった。じゃなきゃ、あのまま落ちてただろうね。
- ???: …ふん、軟弱だね。この程度のことで気絶するなんて。
- ナヴィア: そんな風に言わないであげて。旅人はここ二、三日ずっと大変だったんだから。このまましばらく寝かせてあげましょう。
- ニィロウ: えっ?でも…今…私の膝の上にいるし…ちょっと…くすぐったい、かも…
- ニィロウ: 笠っちさん…どうしてそこの芝生の上に寝かせてくれなかったの?
- 放浪者放浪者): …は?訳も分からないまま落ちてきた四人を助けた上に、負傷者を寝かせる場所にまで気を遣えと?こんな理不尽な要求、聞いたことない。 (
- 旅人旅人): ... (
- パイモン: おっ、目を覚ましたぞ!
- 放浪者放浪者): おはよう、寝坊助。さぞいい夢を見てたんだろうね。君が喜んでくれてるようで僕も嬉しいよ。 (
さっきは…
何があったの…
- 放浪者放浪者): 君たちが突然滝の上から落ちてきたんだよ。しかも、そのうちの一人は情けないことに気絶してるときた。 (
- 放浪者放浪者): 念のため言っておくけど、高いところから落ちて異世界に行くような展開は、稲妻のくだらない娯楽小説でしか通用しないから。 (
- パイモン: 下ろしてもらった後、おまえはニィロウの膝枕でしばらく眠ってたんだ。で、今やっと起きたところだぞ。
- ニィロウ: パ…パイモン…!
ご…ごめん…
- ニィロウ: えっと…大丈夫…あ…あなたが無事でよかった。
- ナヴィア: どこかぶつけたりしてない?目まいは?
もう大丈夫…
誰かが頭の中で話してたような…
- ナヴィア: 頭の中?なんて言ってたの?
「この世界を見ておいで…」
「みんなと仲良くするようにね…」
- 放浪者放浪者): ここの霧は人に幻覚を見せる。あの悪龍の仕業らしい。恐怖のあまり息が上がって、吸い込みすぎたんじゃないか? (
- 笠っちさん」はあんたたちの知り合いなの? ナヴィア: ところで…こちらの「
- 学院祭で知り合ったんだ。笠っちさんはその時、因論派の代表だったの。 ニィロウ: あっ、うん。笠っちさんはスメール教令院の学生で、
- ナヴィア: はじめまして、あたしはフォンテーヌの「棘薔薇の会」の会長ナヴィア、よろしくね。みんな「笠っち」って呼んでるみたいだし、あたしもそう呼んでいい?
- 放浪者放浪者): ご勝手に。 (
- ニィロウ: あれ?笠っちさん、その腰にある剣って…
- 放浪者放浪者): ふん、目が覚めたら差してあったんだ、邪魔くさい。遠くに捨ててもしばらくしたらまた戻ってくるし、ほんといい迷惑だよ。 (
- 放浪者放浪者): もし気に入ったんなら、彼にあげてもいいよ——この「勇者の剣」。 (
- パイモン: 待った…その剣のこと、今なんて言った?
- 放浪者放浪者): まったく、勇者に与えられるべき「勇者の剣」を、最も相応しくない者が持ってるなんてね。 (
- パイモン: ええっ!?ってことは、おまえがこの世界の勇者だったのか?
- 放浪者放浪者): は?こんな馬鹿げた称号ひとつに、何をそんなに驚いてるんだい? (
- パイモン: いや…今までずっと、オイラたちが預言の勇者だと思ってたから…
- 放浪者放浪者): へぇ、そんなにやりたいなら、君たちにやらせておくのが良さそうだ。 (
そこまで気にしてたわけじゃないけど…
- パイモン: でもおまえが「勇者」なら、どうして今までずっと姿を見かけなかったんだろ?
- 放浪者放浪者): 僕はただ、外に出る方法を探していただけだ。 (
- 放浪者放浪者): この近くに他の世界に行ける舟があると聞いて、調べに来たんだけど… (
- 放浪者放浪者): 見てくれ、このひどい有り様を——灯台は倒れ、舟も動かない。この方法は使えないと考えたほうがよさそうだ。 (
- パイモン: おまえがここで目を覚ましたとき、誰かに話しかけられなかったか?これまでと同じなら、どうすればいいか教えてもらってるはずだけど…
- 放浪者放浪者): は?そんなわけの分からない声に、僕が耳を貸すはずないだろ? (
- パイモン: おい!待てよ、どこに行くつもりだ?
- 放浪者放浪者): この場所を滅茶苦茶にしたやつに会いに行くのさ——ここの連中が言う「災いの元凶」、この世界の巨龍のところにね。 (
- ナヴィア: えっ?あたしたちと同じじゃない。だったら、一緒に行かない?
- 放浪者放浪者): …ふん。そこの龍の鱗を拾っておくといい。あとで役に立つ。 (
- パイモン: えっと、どこに龍の鱗があるんだ?それになんで知ってるんだよ?なんの役に立つんだ…?
- 放浪者放浪者): いちいち質問に全部答えてたら、次の学院トーナメントが開催されるくらい時間が経ってるだろうね。 (
- パイモン: むっかぁ…!なんなんだよもう…久しぶりに会ったっていうのに、相変わらず口が悪いぞ!
- (龍の鱗を手に入れる)
- パイモン: これでいいのか?不思議な鱗だな。触れたものが積み木みたいになっちゃうなんて。オイラたちには効かないみたいだけど。
- ナヴィア: 毒を吐き、触れたものを汚染する…どうりでこの世界の人たちが「悪龍」って呼ぶわけね。
- ホイール: 国王陛下!それから妖精殿と勇者殿も!
- 放浪者放浪者): なぜこっちを見る?呼ばれてるのは君だ。 (
- ニィロウ: ホイールさん!大丈夫?どこか怪我してない?
- ホイール: いえ、ありがたいことに、そちらの笠をかぶった親切な人に助けていただきましたので。
- 放浪者放浪者): ふん… (
- ホイール: この辺りはかつて積み木鉱山で働いていた者たちや、私たち同様、悪龍を討伐しに来たものの帰れなくなった者たちが住む村のようです。
- ニィロウ: そうなんだ。ひとまずみんな無事でよかった。私が魔法でボートを折って、ここの村人たちを送り届けようか?
- ナヴィア: うん、その時はあたしも手伝うよ!でもまずは悪龍をやっつけましょう。もしあたしたちが助けてる間に、そいつが邪魔してきたら大変だしね。
- 悪龍の巣は滝の裏側にあるようです。そこに飛び込んでいくのをよく見ると言っていました。 ホイール: ここの住民によると、
- パイモン: じゃあ、その滝の裏側に行く道がないか周りを探してみようぜ!
- ホイール: では国王陛下と英雄の皆さん、くれぐれもお気をつけください。私はここで皆さんの凱旋をお待ちしております。
- (悪龍の悪鱗悪龍の悪鱗 悪龍の悪鱗を入手)
- (悪龍が棲む滝の近くに行く)
- パイモン: 滝まで来たけど…水の勢いがものすごいな。通り抜けるなんて絶対無理だぞ…
- 放浪者放浪者): 龍の鱗を出せ。 (
- パイモン: ん?なんでだよ…あ、いや!おまえにはもう聞かないぞ!オイラが自分で考える…えっと、龍の鱗は触れたものを積み木に変えるから…そっか!これの力を使って滝を防ぐんだな!
- パイモン: へへん!おまえに聞かなくても、オイラ一人でわかったぞ!
- (Approach the marker)
- ニィロウ: ……
- パイモン: どうかしたか?ニィロウ。
- ニィロウ: あっ…ううん、何でもないよ。ただ…強い魔力を感じて…
- ナヴィア: この奥に悪龍の巣があるのよね。
- パイモン: あれ?ナヴィア、いつの間に帽子なんかかぶったんだ?
- ナヴィア: ん?だって戦いに行くんでしょ?だったら、いつもの慣れた格好のほうが動きやすいじゃない。ほら、笠っちも腰の剣をしまってるし。
- 放浪者放浪者): 邪魔だったからね、さっさと消えてなくなってほしいよ。 (
- パイモン: お…おまえはなにか準備しなくていいのか?みんな急に本気になってるし、オイラもちょっと緊張してきたぞ。
特にないから、出発しよう。
- (秘境に入る)
ちょっと待って…
- ナヴィア: ええ、万全を期してから進みましょう。
- (「ちょっと待って…」を選択した場合:(放浪者放浪者)、ニィロウ、ナヴィアに話しかける)
- 放浪者放浪者): まだかい?いつまで待たせるつもりだ? (
特にないから、出発しよう。
- (秘境に入る)
ちょっと待って…
- ナヴィア: ええ、万全を期してから進みましょう。
- (悪龍の巣窟の奥へと進む)
- パイモン: あれ?前に誰かいるみたいだぞ…
- ナヴィア: あっ、落ち着いて!あたしたちと一緒に行きましょう!
- パイモン: 行っちゃった…急いで追いかけようぜ。
- パイモン: うわっ!なんの音だ!じ…地震か?
- パイモン: あれ?あ…あいつらは?
- 放浪者放浪者): まったく、勇敢と無謀を履き違えてるようだ… (
- (中央の空間に近づく)
- ニィロウ: 見て。前のほう、開けてるみたい…
- パイモン: まるで龍が寝るための場所みたいだな…
- パイモン: うわっ!う…後ろの道が崩れ落ちてってるぞ!
- 放浪者放浪者): 前方に注意しろ!やつが来る! (
- シムランカの「悪龍」: ——!
- (悪龍の攻撃を回避する)
- パイモン: デ…デカい!なんで問答無用で攻撃してくるんだ!
- (一定時間の経過後)
- 地面が足元から崩れ落ちるような無重力感とともに、黒い霧の中へと落ちていく…
- 女性の声: ほら、生まれた。
- もう一人の女性の声: この世界にまた新たな仲間が増えたね。
- 女性の声: でも…彼の運命がそうなるのは確かなの…?
- もう一人の女性の声: ああ、わしの計算に間違いがあるとでも?
- 女性の声: あたしは好きじゃない、そんな物語…
- もう一人の女性の声: だったらおまえが言ったように——おまえの童話の中で、こいつ自身に「自分の物語」を探させるんだね。
- 女性の声: ふふっ、君の言う通りだね。いいかい、あたしの子よ…君の名は——
- ???: ……?
…ここはどこ?
- ???: ……
あれは…水?
- ???: ……
- ???: ……!——!
- ???: ……
…これは、オルビット城の空?
- 王都の住民: あ…悪龍よ!積み木鉱山を破壊した悪龍だわ!
- 王都の住民: 助けて——!助けてくれ——!
- 「王都の衛兵」: おい、兵士たち!武器を取れ!あいつを退治しろ!
- ???: …!
- ナヴィア: ……
- ニィロウ: ……
- 放浪者放浪者): …まったく、あと何回君たちを助けてやればいいんだ? (
- ニィロウ: ありがとう、笠っちさん…
- パイモン: うぅ…頭がくらくらするぞ…なぁみんな、なんか変なものを見なかったか?まるで…えっと…
- 放浪者放浪者): 「悪龍」の記憶か? (
- ナヴィア: うん…どうやらみんな見たみたいね。
- パイモン: あの龍、オイラたちが思ってたのと違うみたいだった。見てるうちに、なんだか悲しくなってきて…
- ナヴィア: この世界で起きてることは、そう単純な話じゃないみたい。
- ニィロウ: 次にあの龍に会ったら、話ができないか試してみない?
- パイモン: うん、オイラもそれがいいと思うぞ…ところで、オイラたちが落ちてきたここってどこなんだ…?
- ナヴィア: もし上が童話の世界だとしたら、あたしたちはまるで次のページに落っこちちゃったみたいね…
- 放浪者放浪者): とにかく先に進むとしよう。遅れるなよ。 (
- パイモン: あっ!おい、置いてくなって!
- (条件欠落)
- パイモン: わぁ——ここの景色、上の龍の巣とはだいぶ違うな。
- (条件欠落)
- シムランカの「悪龍」: (こっちに来るんじゃない——!)
- ニィロウ: 怒ってるみたい。
- ナヴィア: あたしたちはあんたと話がしたいの——!
- シムランカの「悪龍」:(これ以上、僕に近寄るなぁ——!)
- (右手前にある閉ざされた扉に近づく、任意)
- 閉ざされた扉: 龍が…あの龍がまた来た!
- (左にある最初の閉ざされた扉に近づく、任意)
- 閉ざされた扉: ノックするな、中には誰もいない!
- (右奥にある閉ざされた扉に近づく、任意)
- 閉ざされた扉: うぅ…いつになったらオルビットの街に帰れるの…
- (条件欠落)
- 霧の中の影: 私たちの家は…あの悪龍に…
- 霧の中の影: 星が!城の星が奪われた!
- 霧の中の影: 嫌だ…もう家に帰りたい…
- 霧の中の影: お…俺たち、悪龍に食われなかったのか?
- 霧の中の影: あの悪龍…俺たちをここに放置していったのか…?
- (条件欠落)
- ニィロウ: …笠っちさん!
- パイモン: おまえ一人で前に出すぎだぞ!
- 放浪者放浪者): …… (
- 放浪者放浪者): やつはすぐ目の前だ。 (
- ニィロウ: 私たちが来るのを待ってるのかな?
- ナヴィア: というより、あたしたちがここまで追い詰めたって感じじゃない…?
- パイモン: …オイラたちはただ、あいつと話をして、なにが起こってるのか聞きたいだけなのに…
- 放浪者放浪者): ここに来るやつらは全員、あの龍を討つことが目的だった——それがずっと続いてたんだ、当然の反応だろう。 (
- ニィロウ: 何とかして落ち着かせる方法はないかな?
- 放浪者放浪者): その希望は持たないことをお勧めするよ。これまでの攻撃は「警告」と見ることもできたけど、今のやつは相当腹を立てている。 (
- 放浪者放浪者): 戦いに備えておけ。時には…一発殴ってやらないと目が覚めないこともある… (
- (悪龍と戦う)
- パイモン: 閉じ込められたぞ!
- 放浪者放浪者): チッ…話を聞かないやつだ。そんなに叩きのめされたいのか? (
- パイモン: うわっ!あいつ、口を大きく開けたぞ!
- 放浪者放浪者): …爆弾で口をふさいでやらなきゃ満足しなそうだね? (
- 放浪者放浪者): 気を付けろ! (
- 放浪者放浪者): もう落ちても助けないからな! (
- シムランカの「悪龍」: ——!
- パイモン: こんなの落ち着かせることできるのかよ!
- パイモン: また二匹出てきたぞ!
- 放浪者放浪者): あっちも本気ってことか…うまく避けなよ! (
- パイモン: 見ろ!あそこに爆弾があるぞ!
- パイモン: さっきみたいに、爆弾を口に入れよう!
- 放浪者放浪者): 何をためらってる? (
- パイモン: 口を開けたぞ!今だ!
- (口に2回爆弾を入れた後)
- パイモン: チャンスだ!
- 放浪者放浪者): ……!待て! (
- シムランカの「悪龍」: ……
- 放浪者放浪者): ……? (
- シムランカの「悪龍」: ——!
- 放浪者放浪者): チッ…! (
- 放浪者放浪者): ここは…やつの黒い霧の中か… (
- 放浪者放浪者): …ん?なんだ?前に何か… (
- (テーブルに近づく)
- 女性の声: …本当にこの子を創るつもりかい、M。この子の「運命」はもう教えたはずだよ。
- "M": ……
- 女性の声: この子は自身の創造主に見捨てられ、最後には…
- "M": 分かってるよ、B。君はあたしに物語の悲しい結末を教えてくれた。でもそれは現実の世界で起こったことでしょう?
- "M": だからこそ、あたしはこの子に別の世界で、幸せな結末を迎えて欲しい。この子は心に「愛」を秘めている子だから。
- "B": 分かったよ、アンヤ。でも、おまえがこの子にその名を与えれば、この子の「シムランカ」での運命は、多かれ少なかれ現実の「鏡像」となる…
- "M": でも、絶対ではないでしょう?少しでも可能性があるなら、この子は別の人生を歩むべきだと思う。
- "M": ただ…その時には、他の人の助けが必要になるかもしれないけど。
- "B": 好きにするがいい。わしはもう何も言わんよ。
- "B": それと、そこまで固執するなら、おまえに一つ秘密を教えてやろう…
- 放浪者放浪者): ふん…またくだらない「運命」か… (
- (椅子に近づく)
- シムランカの「悪龍」: ……
- シムランカの「悪龍」:(お母さん…)
- "M": …ごめんね、あたしの子。
- "M": あたしの寿命は友人たちほど長くはないし、この絵本のようにも長くはない…だから、ずっと君の傍にはいてあげられないかもしれない。
- シムランカの「悪龍」: ……
- "M": 大丈夫、大丈夫よ。あたしが死んでも、シムランカの星になって君たちを守ってあげる。だから寂しくなったら、空を見上げて。
- シムランカの「悪龍」: ……
- "M": この世界を見ておいで、あたしの子よ…みんなと仲良くなりなさい…
- "M": 近い将来、君にはきっと素敵な友達ができる。これはあたしから君への祝福。
- "M": この世界を…お願いね…
- シムランカの「悪龍」: ……
- 放浪者放浪者): …… (
- 放浪者放浪者): 結局、君も「裏切られた」のか… (
- (リスに近づく)
- 子モモンガ: こんにちは、大きな龍さん。食べ物を持ってきたよ。お腹を空かせてるんでしょう?
- シムランカの「悪龍」: ……
- 子モモンガ: しーっ…!大きな声を出さないでね。他の人に聞かれたらマズいの。みんなは悪い龍だって言うけど、あなたはわたしの遊び相手になってくれたし、すごく高いところにあるお花も摘んでくれたでしょ。
- シムランカの「悪龍」: ……
- 子モモンガ: 大丈夫、あなたはここに隠れてて。わたしが明日…
- モモンガの母: きゃあ——子供が!
- モモンガの母: 誰か!うちの子を助けて!悪龍があの子をさらおうと…!
- 子モモンガ: 違うの!ママ!わたしの話を聞いて…!
- シムランカの「悪龍」: ——!
- 放浪者放浪者): …… (
- 放浪者放浪者): 君もみんなから「嫌われている」のか… (
- シムランカの「悪龍」: ……
- 放浪者放浪者): …そうか。それが君の叶えたい「願い」か。 (
- 放浪者放浪者): …「自分の存在を歴史から消し去りたい」だなんて、いい願いとは言えないね。 (
- (ムービー開始)
-
- 放浪者放浪者): 何者も君を定義はできない… (
- 放浪者放浪者): 何者も君の心を否定はできない… (
- 放浪者放浪者): さあ、その名を思い出せ—— (
- 放浪者放浪者): ——ドゥリン (
- 放浪者放浪者): もう大丈夫だ… (
- (床が崩れる)
- ナヴィア: 気をつけて!
- (ムービー終了)
- ナヴィア: ふぅ、危なかったぁ!みんな、怪我はない?
…綺良々のおかげで助かった。
- 綺良々: お城の人たちからみんなが巨龍の討伐に行ったって聞いて、追いかけて来たんだ。やっと追いついたと思ったら、旅人が落っこちてくるんだもん。
- 綺良々: あっ、そうだ。さっきもう一人、下に落ちたみたいだけど大丈夫かな?
- パイモン: 笠っちは飛べるし…たぶん大丈夫だよな…?
- ニィロウ: そういえば、笠っちさんがあの龍の名前を呼んでたような…
- 放浪者放浪者): ——ドゥリン。それが彼の名前だ。 (
- ナヴィア: よかった、無事で!あの龍…えっと、ドゥリンは?
- 放浪者放浪者): 彼も無事だよ。 (
- パイモン: ドゥリンって…モンドの悪龍の名前じゃなかったか?トワリンに倒されて、ドラゴンスパインに落っこちたやつだよな。オイラの記憶だと、あいつは確か…
「黄金」のレインドット…
- パイモン: そうそう、「黄金」のレインドットの創造物だ…
- 放浪者放浪者): 創造物…ふん… (
- パイモン: それで一体なにがあったんだ?おまえさっきから変だぞ。
- 放浪者放浪者): …… (
- (放浪者放浪者)はあなたたちに霧の中で見た光景を話した…
- ニィロウ: それがシムランカの「悪龍」の真実だったんだね…
- ナヴィア: 霧の中のあれらは幻覚じゃなく、巨龍の記憶だったのね…
- (旅人旅人): (俺が落下中に聞いたのは、ドゥリンの記憶の中にあった言葉だったんだ…)
- 綺良々: どうりでおかしいと思ったよ。砕けた海にいるみんなは確かに家に帰れなくなってるけど、巨龍に村を襲われたなんて話、一度も聞いたことなかったからね。
- ニィロウ: 私たちがこれまでに会ってきたのは、たぶん過去に鉱山にいた方や「悪龍」の討伐に来た方たちなんだと思う…ドゥリンは仕方なく、みんなをその場に放置したんじゃないかな…
- 放浪者放浪者): 僕がこの世界に来たとき、頭の中の声はこう言っていた——「勇者となって、この世界の巨龍を救え」と。 (
- パイモン: 結局、それっていったい誰の声なんだ?オイラたち、なんでこの世界に連れて来られたんだろ?
- 放浪者放浪者): ついて来い、下にすべての答えがある。 (
- (下に飛び降りる)
- ナヴィア: ここって…書斎?
- 放浪者放浪者): ああ、「運命の女神」の書斎さ。 (
- パイモン: えっ!?「運命の女神」って、シムランカを創造したっていう伝説の三女神だよな?
- 放浪者放浪者): 正確には「魔女会」のコード「M」という魔女だ。 (
- パイモン: 「魔女会」だって…!?
- パイモン: あれ…オイラ、さっきから質問ばっかしてないか…まぁ本当に驚いてるから仕方ないんだけど…
- 放浪者放浪者): 彼女は「ドゥリン」の物語を——正確にはシムランカの「ドゥリン」の物語を創造したのさ。 (
- 放浪者放浪者): 残りの女神の正体を含めて、ここの書物にはいろんなことが記載されてる。自分たちの目で確かめてみるといい。 (
- (「古びた日記」を調べる)
- 古びた日記: 「…あたしの姓と名は頭文字が両方とも『A』なのに、アリスは先着順だと言い張って、あたしのミドルネームから強引に『M』を取ったの。ふふっ、彼女には本当に参ったよ。」
- 古びた日記: 「でも、アリスの魔法にはいつも驚かされる。彼女はあたしが適当に折った紙のカエルをしゃべらせたんだから。」
- 古びた日記: 「あ、そうだ…折り紙の動物を主役にした物語を書きましょう——むかしむかし、彼らは魔法の森に住んでいました…」
- 古びた日記: 「バービーは未来を見るのが好きで、それを頼りにシムランカの生き物たちの軌跡を定めた…けど結末が分かっている物語は面白くない…」
- 古びた日記: 「だったら彼女と賭けをしましょう。あたしはいつか、シムランカの民が自分の道を選ぶと信じている。」
- 古びた日記: 「…彼女が城に自分の彫像を建てるって?ふふっ、相変わらず流行を追うのが好きなのね。」
- (「黄ばんだ手紙」を調べる)
- 黄ばんだ手紙: 「親愛なる姉妹たち、あたしはもうこれ以上書けそうにないみたい。君たちに手紙を書くこの手すら、あまり言うことを聞かなくなっている…あたしの物語を愛し、この世界を作ってくれてありがとう…」
- 黄ばんだ手紙: 「あたしは君たちと素晴らしい青春を過ごした。ふふ、そう。君たちと一緒にいるとき、あたしはいつも自分が若いままだと感じていたの…」
- 黄ばんだ手紙: 「『A』はあたしが死んだ後も、シムランカの運命の女神は健在で、今のようにみんなの願いを叶えてくれると言った。うん、それも悪くない…」
- 黄ばんだ手紙: 「君たちがおしゃべりをしたくなったら、神像の下へ来てちょうだい。でも変な願いごとはしないでね…」
- (古びた手紙と黄ばんだ手紙を調べた後)
- ナヴィア: これは…シムランカのドゥリン?彼が見上げてるのは、星…?
- ニィロウ: どうやら…これは「M」さんが居なくなった後のことみたいだね…
- ニィロウ: これは…鉱山の洞窟?
- 綺良々: もしかして、積み木鉱山の作業員が深く掘りすぎて、次のページの世界まで貫通しちゃったのかな?
- ニィロウ: そういえば…このランプ、前のページの星と似てるような…
- ニィロウ: 祝福の森…この本、シムランカで起きたことをずっと記録してるんだね…
- 綺良々: 一つの場所に落っこちただけで、こんなに大きな足跡が残るなんて…みんなが彼を恐れるのも無理はないかもね…
- ナヴィア: …これがあんたが星を捕まえる理由?ママに会いたいのね。
- パイモン: ん?あれって…オルビットのとはまた違う神像か?
- 放浪者放浪者): 「運命の女神」の神像だ。 (
- ドゥリン: ぐっ、うぅ…
- 放浪者放浪者): …… (
- 放浪者放浪者): …もう大丈夫だ、ドゥリン。ここには君を傷つけるやつなんていない。 (
- ドゥリン: なぜ…なぜそんなことが言える?誰かを傷つけてしまう恐れがあるのは、僕のほうなのに…
- パイモン: そんなこと言うなよ。確かにさっきまでおまえのこと誤解してたけど、落ち着きさえすれば、こうして話し合えるだろ?
- ドゥリン: いや…無駄だ。たとえ君たちが僕と話す気になったとしても…依然として上の世界の連中は、僕を恐れたままだからな…
- 放浪者放浪者): それであんな願いごとをしたのか…チッ…なんて愚かなんだ… (
- ドゥリン: うぐっ…
- パイモン: おい…!
- 放浪者放浪者): 君がここの連中と一緒にいたいのは、誰の目にも明らかだ。 (
- ドゥリン: ……
- 放浪者放浪者): 友人のように話したり、遊んだりしたい…自分を受け入れて欲しい、あるいは…少なくとも「謝罪」を受け入れて欲しい、そう思っているんだろう? (
- (旅人旅人): (でも…シムランカの民はまだ、これほど大きな隣人を迎える準備ができてないかもしれない…)
- ナヴィア: あんたは誰も傷つけたことがないし、誰かを傷つけようと思ったこともない!驚かれることは多いかもしれないけど、それはみんながあんたのことを知らないからよ。
- 綺良々: うん、ちゃんと話をすれば分かってもらえるはずだよ。
- ドゥリン: だが、この「呪い」を受けた体がある限り、永遠に皆とは暮らせない…
- ドゥリン: 僕が触れたものはすべて積み木になる…僕が休んだ場所は、草すら生えないんだ…
- (旅人旅人): (分かってても…どうしようもできないんだ…)
- ニィロウ: ……
- ニィロウ: 呪い…
- パイモン: ん?どうしたニィロウ…?
- ニィロウ: …シムランカのみんなと一緒に暮らすことが、あなたの本当の願いなんだよね?
- ドゥリン: ……
- ドゥリン: …ああ。
- ニィロウ: じゃあ目を閉じて、運命の女神に願ってみて。私たちが手伝うから。
- ドゥリン: いや、しかし…どうやって…
- ニィロウ: 私を信じて…
- ドゥリン: ……
- ニィロウ: ……
- ニィロウ: 私、ニィロウは——森の妖精として祝福を授け、あなたが森の一員となることをここに認める…
- (旅人旅人): (……!これって!)
- ニィロウ: 願わくば、皆があなたを受け入れ、あなたがここで自分の居場所を見つけられますように…
- ナヴィア: あたし、ナヴィアはオルビットの国王として祝福を与えん!あんたが王国の一員になることをここに認める!
- 綺良々: わたしもこの世界の…えーと、長靴を履いた猫又として!あなたに祝福をあげる!
- (旅人旅人): (光が…ゆっくり集まってく?)
- パイモン: ……!一体なにが起きてるんだ?
これってもしかして「言葉」の魔法…
- 放浪者放浪者): …… (
- 放浪者放浪者): …この世界の勇者として、君に祝福を。君がシムランカの一員であることを認め、この世界に受け入れられることを願わん。 (
- 放浪者放浪者): 同時に…君の友人として、君が前に進む道を見つけられるよう願っている… (
- (旅人旅人):(…!(放浪者放浪者)…)
- 旅人旅人): 俺は数多の世界を渡り歩いた旅人として、祝福を与える。君がどこにいようと、仲間と善意が共に寄り添いますように。 (
- ドゥリン: ……
- ドゥリン: お母さん…
- この世界を…お願いね…
- ドゥリン: …ん?どうしたの?なんでみんな揃ってボクを見てるんだ?
- ドゥリン: …えっ!ボ…ボクの爪が!?翼としっぽも?もしかして…ボクの体…!
- ナヴィア: あら!かわいいじゃない!さっきまでとは全然雰囲気が違う感じね!
- ナヴィア: あっ…ええと、前が悪かったっていう意味じゃないからね、ただ…ほら、ね?
- ニィロウ: どう、今の姿は?気に入ってくれたかな?
- ドゥリン: だ…誰か、花を持ってない?なければこの世界の水でも紙でもいい!
- 綺良々: あっ、ちょうど持ってるよ。はい——
- ドゥリン: 本当に…本当に変わらない!触ってももう変わらないんだ!
- パイモン: よかったな!へへっ、これで空飛ぶ仲間がもう一人増えたぜ!
- ニィロウ: これなら、シムランカのみんながあなたを恐れることもなくなるよね。
- ドゥリン: いや…でも…ボクが過去にやったことは…
- 放浪者放浪者): 大人しく「罪を償い」に行きなよ。君が残した足跡を埋めるんだ。それから砕けた海にいるやつらを家に帰してあげるといい。 (
- ドゥリン: その…一緒に行ってくれないかな、笠っち。
- 放浪者放浪者): は?なんでそんなことにまで付き合わないといけないんだ? (
- ドゥリン: えっ?だってさっき…友達になるって…
- 放浪者放浪者): …それは!…ふん…嫌なら行かなければいい! (
- ドゥリン: そんな、ボクは…うぅ…
……
笠っち…
- 放浪者放浪者): …チッ。分かったよ、一緒に行けばいいんだろ。 (
- ドゥリン: …いいの?
- 放浪者放浪者): こんなことで君を虐めるつもりはない。 (
- ドゥリン: ありがとう!笠っちははじめてボクの名前を呼んでくれた友達だ。
- 放浪者放浪者): …… (
- 放浪者放浪者): 上に戻ろう、ここにいても息が詰まるだけだ… (
- パイモン: へへっ、やっとあいつにも苦手な相手ができたみたいだな。
パイモン…
人が困ってるのに喜ばないの…
- パイモン: うっ、わかったよ。でも、なんか新鮮だったからつい…
- ナヴィア: じゃ、あたしたちも上に戻りましょう。
- ドゥリン: ……
- ニィロウ: 心配しないで、ドゥリン。私たちがそばにいるから。
- ドゥリン: うん、みんな祝福をありがとう。ボクにとって今日は…これまでの長い一生の中で一番幸せな日だ!
- (砕けた海に戻り、みんなと会話する)
- ???: じゃじゃーん!サプラ~イズ!
- パイモン: うわっ!街灯がしゃべった!?
- ???: 街灯…?あらあら、何度もお話ししてきた仲なのに、私のこともう忘れちゃったの?
- ドゥリン: この声は…お母さんの友達だ!
アリスさん…?
- アリス: どうも~、旅人と新しい友達の皆さん。そしてあなたもね、ドゥリン。ずいぶん変わったじゃない。
- ちびドゥリンって呼んだほうがいいかしら? アリス: その姿なら…今は
- ちびドゥリン: ちびドゥリン…うん、ボクもいいと思う。それに「小さい」ほうがいいからね。
- ニィロウ: もしかしてあなたは、この世界の三女神の一柱、「創世の女神」ですか?
- アリス: ええ、その通り。まぁ、この名前だけを聞くとちょっとすごそうな感じがするけど、当時の作業量は三人ともさして変わらなかったのよ。
- アリス: もしMの物語を読んだことがあるなら、彼女の描く世界がどれほど魅力的かを知ってるはず。自分の足で歩き、自分の目で見てみたいと思うほどのものだってね。
- アリス: だから私はBを誘い、Mの許可をもらって、このシムランカという世界を作ったの。
- パイモン:待て待て!なんでいきなりここの由来を話し始めてるんだよ。それより、どうしておまえがここに現れたのか…いや、なんでオイラたちがここに来ることになったのか説明すべきだろ?
- アリス: ふふっ、全部教えてあげるから焦らないで。あなたたちは冒険を乗り越えた大英雄——魔女に質問する権利がちゃんとあるからね。
- アリス: さて、まずは私のことから話そっか。さっき本の中からとても強い魔力を感じたの。だから、つい我慢できなくなって様子を見に来たんだ。
- ナヴィア: あたしたちがちびドゥリンを祝福した時かな?
- アリス: ええ、その時よ。童話の世界では、時に言葉や感情がどんな呪文よりも強力な魔法になるの。
- アリス: あなたたちの魔法のおかげで、ちびドゥリンは今の姿になれた。さ、私にもあいさつしてくれない?…まぁ、かわいい。
- 綺良々: もしかして、わたしたちがこの世界に現れたのって、どれも仕組まれたことだったの?
- アリス: 「仕組まれた」って言葉はちょっと好きじゃないかな。私に言わせれば、これはなるべくしてなった「運命」だもの。
- アリス: シムランカのドゥリンが運命の女神に願ったとき、ちょうどMの童話を手に持つ異世界の友人が何人かいた…
- アリス: しかも、彼らはみんな高潔で善良な魂の持ち主。だから運命の女神に選ばれ、このシムランカという世界を救うことになったの。
- ナヴィア: 言われてみれば…確かに何日か前に本を読んでたような…あっ、そうそう!サーンドル河の子供たちに童話を読んであげてたんだ!
- 綺良々: わたしは…古い本を拾って、それを箱の中に敷いて寝てたような…えへへ…
- パイモン: そんな偶然があるなんて…
- パイモン: あれ?でもおかしくないか…他のやつらは物語上の役があるのに、オイラたちにはないぞ?確かここに来る前は…
- パイモン: あっ…!思い出した!オイラたち、差出人の書かれてないヘンテコな本を受け取ったんだよな。で、とりあえず開けてみたらここに来てたんだ!そっか、あれっておまえが送った本だったんだな!?
- アリス: ん?そうだったかな?ふふっ、あなたたちがそう言うなら、たぶんそうなのかもね?
結局、俺たちはどうしてここに?
- アリス: うーん…なんででしょね?いい物語は誰かに読んでもらわないともったいないって思ったからかな。あなたは多くの世界を旅してきた旅人で、見届ける者。あなたを欠かすことなんてできないでしょ?
- アリス: 私には感じるの、あなたがちびドゥリンに与えた祝福はとても特殊なものだって。この「物語の外」の祝福があれば、彼はもしかしたら他の世界を見て回ることだってできるかもしれない。
- 放浪者放浪者): テイワットのことか? (
- アリス: ええ。実はシムランカを創造したとき、Mは私たちにこう言ったの——「ここの住民にはいつか外に出て、もっと広い世界を探索して欲しい」。
- アリス: 「すべての物語には結末があるけど、物語が現実のものとなれば、自分の道を選ぶ権利が彼らにも生まれる」ってね。
- ナヴィア: つまり、この世界の住民が頼りにしてるレールは…いずれ消えてしまうってこと…?
- パイモン: あれ?あいつらが別の世界に行けるってんなら、オイラたちも外に出られるってことだよな?どうやって出ればいいんだ?
- アリス: あなたたちはいつでも外に出られたじゃない。
- パイモン: えっ?
- ボートに乗るときも、預言の崖の大きな栞に触れるときも、行きたい場所を心の中で念じれば、いつでも外に出られたのよ。 アリス: 砕けた海の
- パイモン: そんなこと、まったく教えてくれなかったじゃんかよ!?
- アリス: あら?そうだったっけ?ふふっ…でもあなたたちほどの実力があれば、ここから出るくらい朝飯前でしょ?
- アリス: 他の友達をここに呼んでいることも、たぶん運命の女神があなたたちにより物語を楽しんでほしくてあえて言わなかったんだと思うよ。
- アリス: 彼女はMの投影だから、おそらく物語を書くときに伏線を張るクセまで受け継いじゃったんでしょうね?
- アリス: さて、これで話すべきことは全部話せたかな?あなたたちはこれからどうする?
- ちびドゥリン: …ボクは、まずここの住民に謝りに行きたい…そしてお母さんに言われたように、この世界を守るんだ。
- パイモン: うーん…いつでも帰れるってわかったし、そう急いでここを離れなくてもいい気がしてきたな…
- 綺良々: うん、せっかくこんな不思議な世界に来たんだもん。わたしも色々と見て回りたいな。
- アリス: ふふっ、気に入ってもらえたみたいで嬉しい。だったら、他のお友達もここに誘ってみようかな…
- アリス: そうそう、ちびドゥリン。あなたに新しい友達ができたこと、私もすごく嬉しかった。Mもきっと、あなたを誇りに思ってるはずだよ。
- アリス: 最後に、私の祝福も受け取って。Mが書いた多くの物語のように、あなたの未来も豊かで色鮮やかなものになりますように。
- ニィロウ: …消えちゃった。
- パイモン: ってことは、今回の勇者の冒険は一段落したってことでいいよな?
- ナヴィア: ふふん、でも新しい冒険は始まったばっかりよ!ちびドゥリンと、その仲間たちの冒険がね!
- ちびドゥリン: えっ?ボクの…?
- ニィロウ: うん、私も早くちびドゥリンを森の仲間たちに紹介してあげたいな。今までは誤解があってすれ違ってたけど、今度はきっと歓迎してくれるはずだよ。
- ちびドゥリン: ……
- 放浪者放浪者): ハァ、何を見てるんだ?付き合ってやるって言っただろ。 (
- 綺良々: わあっ!みんな見て!
- ニィロウ: きれいな星空…
- ナヴィア: きっと、この世界の三女神がちびドゥリンにプレゼントしてくれたのかも!
- ちびドゥリン: ……
- ちびドゥリン: ありがとう…お母さん…
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言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
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日本語 | 世界の果てまで Sekai no Hate Made | |
中国語 (簡体字) | 直至世界尽头 | |
中国語 (繁体字) | 直到世界盡頭 | |
英語 | Until the End of the World | — |
韓国語 | 세계의 끝까지 Segyeui Kkeutkkaji | |
スペイン語 | Hasta el fin del mundo | Until the End of the World |
フランス語 | Jusqu'à la fin du monde | Until the End of the World |
ロシア語 | До конца мира Do kontsa mira | |
タイ語 | ไปจนถึงสุดขอบโลก | |
ベトナム語 | Cho Đến Tận Cùng Của Thế Giới | |
ドイツ語 | Bis ans Ende der Welt | |
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ポルトガル語 | Até o Fim do Mundo | |
トルコ語 | Dünyanın Sonuna Kadar | |
イタリア語 | Fino ai confini del mondo |