薬舗「不卜盧」の薬採り兼弟子。
「仙人との縁」がきっかけで不死身になり、行動する時は自身に勅令を下す。
七七は記憶力がかなり悪く、日常生活をスムーズに送るため、彼女は様々な注意事項を書いたノートを持ち歩いている。しかし、調子の悪い日の七七は「ノートを確認する」ことすらも忘れてしまう…—公式サイトより抜粋[1]
性格
薬舗「不卜盧」の薬採り兼弟子、紙のように白い顔色で不死身。口数が少なく、あまり表情がない。
—ゲーム内のキャラクターステータスとプロフィールページの紹介文
薬屋を訪れる客に対して、物静かで礼儀正しい態度で接する。キョンシーであるため記憶を保持することが難しく、常に相手の印象を強化し、大切な人を守るために「神の目」を使わなければ、すぐに相手のことを忘れてしまうことがある。また、キョンシーであるため、声も平坦であり、感情を伝えることができない。暑い場所は死を連想させ、長くいると肉が腐り始めるため、寒い場所を好む。
キョンシーは覚醒すると命令を出さなければならないが、七七は自らそうしていたため、レアケースである彼女は自ら命令を出さないと任務が遂行されない。この職務はキャンセルすることができず、最後までやり遂げるか、十分な誠意を持って彼女に抱きつくことで強制的にキャンセルさせなければならない。その日やるべきことを細かく書き込んだノートを持ち歩き、忘れ物をしたときの備忘録にもなるなど、真剣に職務に取り組んでいる。また、忘れ物が少なくなるように自己研鑽に励んでいる。しかし、特に体調の悪い日は手帳を確認するのを忘れてしまうことも。
みんなと仲良くしているが、胡桃が現れたり、その話題になるとキレてしまい、「殴れそうな顔」と発言し、彼女を完全に軽蔑し、彼女を封印することに固執するため、胡桃を冷蔵庫に放り込むつもりであることを表明する。例外を与えて甘やかしても、七七はまだ胡桃を恨んでいる[2]。普段は白朮のことを忘れていることが多く、白朮が自分に下心を持っていることを自覚しているが、白朮の気遣いを大切にしているため、上司の下にいることを気にしていない。
容姿
七七は背の低い女性をモデルにしている。色白の肌、マゼンタ色の瞳、薄紫の髪は、後頭部の腰のあたりまである部分を除いて顎まである。
キョンシーであるにもかかわらず、七七は上司の白朮よりも体調がいいと言っている。死後硬直を防ぐために毎日体操をしているが、そうしないと体を動かすために飛び跳ね続けなければならなくなる。
公式紹介
朝は薬剤の仕分け、午後は薬剤を煎じ、夜は柔軟体操。
—七七がノートに書いた毎日のやるべきこと。
「雪だるま作りたい…付き合ってくれる?」
キャラクターストーリー
キャラクター詳細
キョンシーなのだから、表情が固いことも許されるだろう。
キョンシーではあるが、七七はきちんと体を鍛えている。
記憶力は極めて悪い。それは、七七が人に対して冷たい理由の1つだった。
七七の外見は、ずっと亡くなった時のままであるため、実年齢は推測不可能である。
キョンシーを動かすには、勅令が必要だ。しかし、ある原因で七七は自分で自分に勅令を下しているのだ。
キャラクターストーリー1
好感度Lv. 2
通常、キョンシーの体は冷たく硬いため、飛び跳ねるようにして動く。
普通の人に近い状態を保つため、七七はいつも柔軟体操をしている。
「往生堂」の七十七代目堂主である胡桃は、これをよく思っていなかった。彼女は七七と会う度に、熱心に提案する。「私に葬られた方が楽だよ」
もちろん、七七は葬られたくはない。そのため、彼女はいつも人気のない夜に、体を鍛えているのだ。
不死身の七七は、記憶力が一般の人よりも悪い。
記憶力の強化練習を常にしていなければ、3日も経たないうちにすっかり忘れてしまう。
だが、これはいいことなのかも知れない。苦痛な思い出を持つ人にとって、忘却は解放でもある。
七七にとって、現在最も記憶する必要がある人は…殴りたくなるような顔で、毎日彼女の目の前に現れる。
そのため、七七は特に「記憶力が悪い」ことを気にしていないのだ。
キャラクターストーリー2
好感度Lv. 3
体は小さいが、七七は凄まじい戦闘力を持つキョンシーだ。小さな体は不利になる所か、むしろ高速で移動できる利点を持つ。
戦闘中の七七は、日常的に意識していた制御を止め、体をキョンシーの状態に戻す。すると、力も速度も普段より格段に上がるのだ。
「死んだ」
無表情に敵を仕留めた後、七七は筋肉を制御し、普段の状態に戻る。
一人で薬採りに行く時、「宝盗団」に狙われたこともある。
一人でいる小さな女の子は、どう見ても格好のターゲットだ。
しかし、ごく普通に見えるこの女の子が…相手全員をボコボコにするなんて、誰が予想できたのだろう?
だから忘れてはいけない。人は見かけによらないのだ。それは、キョンシーも同じである。
キャラクターストーリー3
好感度Lv. 4
通常、キョンシーが行動するには、自身を呼び起こした者の勅令が必要だ。しかし、厳密に言うと、七七は誰かに呼び起こされたわけではない。
そのため、彼女はこの世界では珍しい、自分で自分に勅令を下すキョンシーになったのだ。
「敵を倒す」などの簡単な任務なら、特に問題はない。
だが、「絶雲の間の険しい崖での薬採り」のような任務の場合、七七は時折、崖の途中で引っかかってしまう。しかし、彼女は登ることに失敗しても諦めない。
もちろん、勅令を解除する方法はある。しかも、とても簡単な方法だ——後ろから七七を抱きしめ、「大好きだよ」の類いの言葉を言ってやれば解除できる。
白朮はいつも感情を込めずにやるから、効果はいまいちだ。
もしいつか…このような言葉は、軽い気持ちで人に言ってはいけないことを知っていて、もじもじしながら、七七の勅令を解除してくれる人が現れたら…
七七はどんな反応をするのだろう。
キャラクターストーリー4
好感度Lv. 5
この古い物語は、とっくに人々に忘れられていた。
七七というごく普通の薬採りの娘が、誤って仙境に入り右足を怪我した。怪我を処置するため、彼女は慌てて洞窟に入った。
傷口に包帯を巻いていると、彼女はこの世界に存在しないものの声を聴いた。まさか、巨大な音がした後、自分が永遠に生死の境を彷徨う存在になるとは、彼女は思ってもいなかった。
仙と魔、正義と邪悪…どちらも、彼女はただ巻き込まれてしまっただけの犠牲者であるとわかっていた。
これは、天の意思かもしれない。瀕死の彼女はなんと「神の目」を手に入れ、仙魔大戦を終結させた。
彼女を不憫に思った仙人たちは、各々の仙力を七七の体内に注ぎ、彼女を復活させようとした。
しかし、甦った七七は体内の仙力を制御できず、暴走し始めた…
この騒動を治めるために、「理水畳山真君」は仕方なく、この不幸な娘を琥珀に封印した。
キャラクターストーリー5
好感度Lv. 6
数百年後、琥珀に封印されていた七七は、やっと人々に発見され、埋葬するため「往生堂」へ送られた。
険しい山道を行く途中、琥珀はあっちこっちにぶつけられた。加え、長い年月の中で、七七の封印は今にでも解かれそうな状態であった。
ある夜、七七は完全に覚醒し、こっそり琥珀を打ち破り逃げ出した。
生前の習慣の影響により、七七は山森に向かった。
途中で偶然出会った薬舗「不卜廬」の店主白朮が彼女を引き取った。
白朮は医術に優れているが、誰でも救う聖人ではない。
しかし、たとえ七七の記憶力が悪く、薬材の分別に間違いがあっても、彼は七七を引き取ると決めた。
七七に対する寛容は、彼が個人的に追い求めているものと何らかの関係性があるらしい。
七七の動きは遅いが、頭の回転は遅くない。七七はとっくに白朮の狙いに気づいていたが、あまり心に留めてはいなかった。
経験し過ぎたのか、それとも孤独な時間が長過ぎたのか…たとえ、この「善意」の裏に何らかの企みがあったとしても、七七は彼を感謝している。
「不死身向けの旅に関する実用書」
好感度Lv. 4
七七はいつもノートのような物を持ち歩いていた。
七七は記憶力が悪い。それは、日常生活に支障をきたさないようにするための必需品だ、
中身は数百年前の字体で書かれており、字はとても綺麗だった。
最初のページには、柔軟体操の練習方法が書いてある。
次のページからは、様々な薬草についての詳細や「勅令」について書いていた。
七七は自分に勅令を下す必要があるため、勅令については特に詳しく書いている。
毎日やるべきこともきちんと書いてある。
最近は、「脳トレ」や「記憶力増強方法」に関する内容も追加された
こうして、このノートのような物は、旅の実用書のような本になった。
ただ、もしいつか、七七がこれを見ることすら忘れてしまったら…それこそおしまいだ。
神の目
好感度Lv. 6
七七の「神の目」は、死ぬ直前に授かったものだ。
時を止めて、過去の日々に戻りたいと思った時。
死への恐怖、生存への渇望、そして家族への思い…この全てが「氷」の模様になった。
「もし過去に戻れたらいいな…」
涙が瀕死の娘の目からこぼれ落ち、突如現れた「神の目」に落ちた。
「三眼五顕仙人」たちは、彼女の「三眼」としての正当性を認めた——過ぎ去った日々への渇望も、守護の意志の一つだ。
名刺の飾り紋
七七・冷蔵 | |
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取得: 七七の好感度がLv.10に到達後獲得。 記述: 冷蔵が必要なもの?白先生の薬剤、ココナッツミルク…あと胡桃。 |
命ノ星座
法鈴座 | ||
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意味: 儀式の鈴 |
任務とイベント
魔神任務
イベント
Webイベント
キャラお試し
キャラクター紹介
キャラストーリー
キャラクター | ストーリー |
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キャラボイス
キャラクター | ボイス |
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メール
送信者 | メール |
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メール
豆知識
- 七七のゾンビ化のタイプは、中国の伝説では「飛び回るゾンビ」であるキョンシーのものとして描かれている。
- キョンシーは一般的に、額からお守り片をぶら下げた丸い帽子をかぶった生き返った死体として描かれ、死後硬直(死後、手足が硬直すること)に苦しむ。七七は死後硬直を防ぐために毎日体操をしている。
- 七七は白朮の緋雲の丘告知板のメッセージで言及されている。胡桃はその返事の中で、彼女を埋葬することを申し出た。
- 中国版によると、七七の剣術は古代の雲来剣法であり、刻晴を師とする璃月武術の流派である。
- スチームバード新聞の「テイワット食べ物ノートs」コラム(中国公式サイトのブログ記事で、ゲーム内の食べ物の実際のレシピが掲載されている)は、「ハスの花パイ」の投稿を紹介している[3]。また、この投稿ではココナツミルクベースのカクテルのレシピも紹介されている。ただし、「旅人(コラムニスト)」は七七のグラスからアルコールを除いている。
- 七七は、『崩壊学園2』のテレサ・アポカリプス、『崩壊3rd』のテレサ・アポカリプスとELFブラッドエンブレイスと同じ日本語の声優を担当している。
- 七七は、ノエルや蛍と同じ中国人の声優、Yanningを起用している。
- 七七と見知らぬ神は同じ英語版声優、Christie Cateを起用している。
- 七七とナヒーダは、同じ日本語の声優である田村ゆかりを起用している。
- 七七はこのような別名や称号で知られている。
- 救苦度厄真君[4]
- 彼女のコインの形をした髪飾りは、おそらく中国の埋葬金 (中国語: 冥钱 míng qián, 直訳"暗銭")、つまり墓に納められる貨幣の模造品だろう。中国の葬儀の伝統では、亡くなった人が冥界の裁判官=支配者に賄賂を贈るために埋葬される最も一般的な墓用品のひとつだった(古代ギリシャやローマのカローンのオボルスに似ている)。
- 彼女のオリジナル料理「アシタナシ」にもコインの形をした食材が使われている。
- アーロイ(キャラクターお試しを欠いたクロスオーバーキャラクター)と旅人を除けば、七七はこれまでのキャラクターお試しで一度も星5の武器を使ったことがない、たった二人の星5キャラクターのうちの一人である。この特徴を持つもう一人の星5キャラクターはアルベドである。
NPCの言及
- 華々しき流年のイベント中、ティアは七七と白朮を見かけた。彼女は、軽策荘の患者を見舞わなければならない七七は、白朮に屋根に登って花火を見ることを禁止され、自由の身である自分はまだ屋根に登ることを許されていないと指摘する。
語源
- 「Qiqi」 ((七七)は、文字通り「七(回)七」であり、東アジア仏教におけるやや古めかしい葬送儀礼の名称である。この儀礼は、完全に執り行われた場合、人の死後49日間続き、7日目ごとに法要が行われる[5][6]。
- 彼女の英語の星座「Pristina Nola」は、ラテン語で「古代の鐘」を意味する。
その他の言語
キャラクター称号:冷たき黄泉帰り
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | 冷たき黄泉帰り Tsumetaki Yomijikaeri[!][!] |
中国語 (簡体字) | 冻冻回魂夜 Dòngdòng Huíhúnyè |
中国語 (繁体字) | 凍凍回魂夜 Dòngdòng Huíhúnyè |
英語 | Icy Resurrection |
韓国語 | 차가운 환혼의 밤 Chagaun Hwanhon-ui Bam |
スペイン語 | La Resurrección del Hielo |
フランス語 | Renaissance gelée |
ロシア語 | Ледяное воскрешение Ledyanoye voskresheniye |
タイ語 | ความหนาวเย็นคืนชีพ |
ベトナム語 | Đêm Hồn Về Lạnh Giá |
ドイツ語 | Eisige Nacht der Wiedergänger |
インドネシア語 | Icy Resurrection |
ポルトガル語 | Ressurreição Gélida |
トルコ語 | Buzul Diriliş |
イタリア語 | Rinascita glaciale |
脚注
ナビゲーション
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