原神 Wiki
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普段はのんびりとした果樹園のお世話係。しかし、ひとたび闘志が燃え上がると、独特な仮面をつけて、まるで伝説の英雄のような気迫を見せる。

—公式サイトより抜粋[1]

性格

のんびりまったりした「豊穣の邦」の戦士で、果樹園のお世話係。強い英雄に憧れており、食べることが大好き。

—ゲーム内のキャラクターステータスとプロフィールページの紹介文

ヴァレッサは飽くなき食欲の持ち主で、特に毎日のエクササイズの後、競争食を楽しんでいる。第242回「バーニングストマック」に出場し、温泉タイムを80人前を完食して優勝した[2]。八十人分の注文をした料理を一人で食べたと知り、マーヴィカも少し驚いている[3]。第243回大会の予選では、食べることが好きなあまり、他の種族の予選に参加した[4]

強力で熟練したファイターである一方、ヴァレサは友人や他のナタ人にとても親切である。脅威から国を守るという共通の目標があるため、ヴァレサは仲間との戦いを真剣に受け止めることができず、その結果、実力があるにもかかわらず帰火聖夜の巡礼からすぐに脱落してしまった。若いころは臆病で恐れを抱いていたが、成長したら英雄になろうと決意した。彼女はまた、自分の力を正しく使う方法を理解しており、怒りに屈して他人を傷つける可能性を避けている。

容姿

ヴァレサは中背の女性を改造したようなモデルを使っている。ピンクの髪をバブル三つ編みにし、先端をシアン色にフェードさせ、前髪を作っている。 先端が模様になった大きな角と、こげ茶色の牛の耳、それに合わせたピンクの尻尾が生えている。 目は濃い紫色に水色のアクセントがあり、瞳孔は白い。

公式紹介

ヴァレサはアタシにとって特別な教え子なんだ…あのマイペースさは、他の人には真似できない。どこに行ってもピクニックに出かけた子供みたいに、ご当地グルメのことばかり考えてるし、ぐっすり眠れそうなキャンプ地を探してる…でも、ヴァレサと一緒にアビスの魔物と戦うとなったら、気をつけたほうがいいぞ。仮面をつけたヴァレサの突進は…かなり荒々しくなるからな。

—イアンサ

ナタの民が「豊穣の邦」の人々について語るとき、まず最初にそのたくましさを称える。次に脳裏をよぎるのは、そこで育てられた果物や野菜の新鮮さと甘みだ。力と豊穣は、この部族を象徴する「名刺」のようなものだが、その中でもひと際輝くのが「ヴァレサの家の果樹園」という存在である。

「ヴァレサの家の果物、いかがでしょうー?」という掛け声とともに、彼女はナタ最東端の「こだまの子」から最北端の「花翼の集」まで売り歩く。そのおかげで、各部族の老若男女は健康的で美味しい作物を存分に味わえるようになった。果物は頬が落ちるほど甘く、野菜は少しかじるだけで瑞々しさが口いっぱいに広がる。やがて、人々は遠くにヴァレサの姿を見かけただけで、美味しいものがやって来たのだと笑みをこぼすようになった。

また豊穣の邦といえば、そこに暮らす子供たちの間でこんな噂が広まっている——悪人や魔物が出没したとき、雷光をまとった「仮面の英雄」が現れ、ライノ竜の三倍もの威力を誇るタックルと、火山から降ってくる岩のごとき豪快な蹴りで悪党たちを懲らしめると。その英雄が必殺技を繰り出すときの掛け声は子供たちに大人気で、去り際のスピードは「英雄の速さ」として手本となっている。

その英雄について詳しく調べてみると、あることに気付くだろう——噂の「仮面の英雄」が正義を振るうエリアは「豊穣の邦」の輸送ルートと高確率で重なっていることに。

パトロール隊のメンバーが職務の一環として、似た人物を見かけたことはないかと同僚のヴァレサに尋ねると、彼女はぽかんとした表情で首を傾げた。

「なんだか、わたしのことみたいだねぇ~?」

メンバーたちが「やっぱり」と頷く中、ヴァレサは少し遅れてからハッとして、恥ずかしそうに大きく首を振った。

「次はもっと頑張って、みんなに見られる前に悪者を退治するよ!と、とりあえず…今はごはんに行ってくるね!」

キャラクターストーリー

キャラクター詳細

「ヴァレサ、トレーニングの時間だぞ!」

毎朝、雷のようなコーチの声が轟くと、果樹園の方からは土煙が立ちのぼる。

「豊穣の邦」パトロール隊の中心メンバーにして人気果樹園のお世話係——今日も朝寝坊なヴァレサは、ジャムを塗りたくったパンを咥えたまま、あわててトレーニングエリアに転がり込んだ。

この時、ヴァレサはまだ覚醒していないため、寝ぼけた表情のままぼーっとコーチの指示を待つ。そして、大人しくウォーミングアップを始め、手順通りに力を呼び起こしていくのである…

たまに「何だそのジャムは!糖分が高すぎる!」とコーチに罰を課せられることもある。そして、半分寝たまま家を飛び出したがために、健康志向の食材ではなく大好きなジャムをパンのお供に選んでしまった失態にようやく気づくのだ。

そういう時、ヴァレサは他の者たちから向けられる敬意と羨望、驚愕の入り混じった視線の中、しょんぼりしながらとんでもない大きさのバーベル台に向かう。そして一般人ならば腰痛に半月苦しむような、限界重量のプレートで軽く準備運動を済ませ、選りすぐりの戦士にとってすら「致死量」となる訓練を始める。

そんな常人の想像を絶する訓練の中で、ヴァレサはようやく覚醒していく。両目はどんどん情熱を帯びて行き、最終的には笑みをこぼすことさえある。

ゆえに…強さの頂点に挑み続ける「豊穣の邦」だが、最も負けず嫌いの屈強な男でさえヴァレサに挑もうとはしない。

ヴァレサのもとを訪ね、彼女の強大な力の源を調査すれば、彼女の日常生活があまりにも穏やかなことに気がつくだろう。

の仲間ワナナと共に果樹園の世話をして真面目に働き、豊作の時は簡易的な出店を開いてのんびりと果物を売る…生活リズムは眠くなってしまうほどゆったりとしており、そこには何の秘密も隠されてない。

どう見ても、近所にいるごく普通の少女なのである。

唯一特別といえるのは、ヴァレサの食欲だろう。

「豪華な肉料理ちょうだい!」「調味料たっぷりで!」「量が多ければ多いほどいいなぁ!」

三十人前から五十人前の料理を軽々と平らげるのが、彼女の日常だ。ヴァレサの大食らいは、「熱闘の宴」のような大食い大会でも、彼女のためにわざわざ特別な部門が設けられるほどすさまじい…

そして人々はこんな疑問を抱く——

「才能型の選手って…単にたくさん食べるのが強さの秘訣なのかも…?」

キャラクターストーリー1

好感度Lv. 2


ヴァレサは毎日楽しそうにしている。

「ヴァレサが生まれる前後のかなり長い間、トゥラン大火山の噴火さえ止まっていたんだよ」というのが両親の口癖である。

ヴァレサは魔神のような伝説的な人物ではない。なのでもちろんトゥラン火山の気分を左右することはできないし、「ずぅっと長い間」も誇張された表現に過ぎない。

だが、生まれた時は自然災害が少なかったことは、確かに幸運だと言える。

肥沃な土地に恵まれた「豊穣の邦」に生まれ育ったヴァレサは、割と経済的余裕のある家庭で、物資に困窮することなく、たっぷり愛情を注がれて育った。両親の願いは、彼女が健康で幸せに育つこと。そして大きくなったら果樹園を継いでくれれば、それで満足だという。

父が果樹園で作業をしている時、母はヴァレサをワナナの背中に乗せて一緒にお手伝いをした。父がうっかり果物を落としそうになったら、ヴァレサはいつも素早くキャッチし、両親の褒め言葉とワナナのすりすりの洗礼を浴びたものだった。

屋台を出して果物を売る時は、父の隣に母がヴァレサを抱いて座り、ウォーベンを広げて読み聞かせたりした。ほのぼのとしたちび竜の童話や、古代の英雄の胸が高鳴る物語はヴァレサを夢中にさせた。知らずのうちに、籠いっぱいに入ったケネパベリーを一つ残らず平らげることもしばしば。父は苦笑いするしかなかった。

なに不自由ない子供時代がヴァレサにもたらしたのは、穏やかで優しく、寛容な性格だった。

「豊穣の邦」では、誰もが力に憧れる。子供とて例外ではない。体が大きく力が強い子は羨望の対象となった。

そこに、普通の体格と言えるヴァレサが仲間入りした。自慢顔で子供用バーベルを持った「がき大将」を持ち上げては、なんと「たかいたかい」をしたのだ。

それで「ガキ大将」の座はヴァレサに引き渡されたはずだが、本人はまったく興味がないようだ。

英雄のようにみんなを仲良くさせ、一緒にお腹いっぱい食べることこそ彼女にとって大事だった。

家においしいものがあったら、一緒に食べる!面白いものを買ってもらったら、一緒に遊ぶ!

いじめっこはつまみ出す!おもちゃとマンガウォーベンを独り占めするやつは引きずり出す!

わざといたずらするような意地悪な子には、まず一発お見舞いする…

…あっ、だめだめ、一発で何週間も寝たきりにさせちゃうんだった…軽~くデコピンぐらいにしておこう。

とにかく、みんな意地悪はだめ、なかよしこよしだよ!些細なことで喧嘩しちゃだめだし、わがままを言って迷惑をかけるのはもっとだめ!

ヴァレサの才能はこの時期に遺憾なく発揮されたが、いささかやりすぎな面もあった。

ある時、体の弱いお友達がヴァレサに言った。「集落の北にね、甘酸っぱい果物が実る木があるんだって!」

聞くなり、ヴァレサはなんとその木を根こそぎ引っこ抜いて、友達の家の前まで運んだのだ。

その後、母親は幼いヴァレサに果樹や、平和に生きる生命を傷つけてはいけないと優しく教え、一緒にその木を元の位置に丁寧に植えなおした…

またある時、族長から知らせがあった。「近頃、集落の周りに落石が非常に多いため、外出する際は気を付けるように」と。

ヴァレサは、すかさず近くの高所によじ登り、腰に手を当てては真剣な面持ちで見張りを始めた。転がり落ちる岩を見つけるや、飛んでいって蹴り飛ばし、見事進路変更に成功!

それを知った父は、ヴァレサを連れて山に登り、落石の出所を見つけては、一緒に土を盛って固めた。これでしばらくは安全なはずだ…

こういうことが起こる度、人々は首を傾げる——「どうして子供があんな凄まじい力を…?」

しかし、幼いヴァレサの屈託のない笑顔と、彼女によって平穏を保つ子供社会を見た大人たちは、ヴァレサの力が暴走することを不安に思うこともなくなった。

キャラクターストーリー2

好感度Lv. 3


みなの判断は間違っていなかった。暴走したのはヴァレサの食欲だけだった。

それはまるであの桁外れのパワーに対する「代償」であるかのように、ヴァレサはあんよを始めた頃から健康的な少年と同等の食事量を摂取していた。そしてちょうど背丈が父親の膝ほどになった頃、彼女の一食の食事量は、両親とワナナ一日の食事量の合計と同等だった。

だが幼いヴァレサが食べた分を消耗する場は限られており、日が経つにつれ、「遠くから見るとヴァルベリーに見える」と言われることも。超肥満の線を越えようとする娘を両親は心配した。

ヴァレサの健康のため、そして彼女を仕事に慣れさせるため、両親は彼女に一緒に果樹園の世話をさせ、労働によって余分なエネルギーを消費させた。

果樹園の手伝いを始めてから、ヴァレサはいろいろ気づき、反省した——

「お父さんとお母さん、ワナナは毎日これだけ働いてて、ちょっとしか食べない。なのに、わたしは大した仕事もしてないのに、食べてばかり…」

「食べた分だけ働かなきゃ。まずは真面目に働いてから、ご飯の事を考えよう!」

そしてヴァレサは両親の期待通り、ぐんぐんと仕事を覚えていった。

最初ヴァレサは進んで力仕事に精を出していた。成年ライノ竜の如き怪力で荷物や農具、細々とした道具をひょいひょいと運んでいく彼女にとって、力仕事なんてお茶の子さいさいであり、まるで食後の散歩のように、過剰な体力を消費するだけであった。

そして母に教わりながら、心を据えてじっくり観察し、土の耕し方や肥料の配合、水やりの方法など、細かい作業も覚えた。

果樹園の未来の主として、お手伝いをする竜よりもはるかに多くの仕事をこなせるまでになった。

ウォーベンを読むことや技術の原理を理解すること、それから帳簿や数字の処理することを苦手とする以外、はじめてのおつかいができるようになった歳には、ヴァレサは大人顔負けなほど一人前に果樹園の管理をできるようになっていた。

彼女の肥満体質も徐々に解消され、体格も「スリムとは言えないが、問題ない」程度に安定した。

しかし、ヴァレサ本人が暴飲暴食の本能を抑え、節制したつもりでも…彼女の食事量は、相変わらず常軌を逸していた。

そのため、ヴァレサの両親はずっと前から彼女を連れて医者を訪ね、専門的な診察してもらっていたが、ただ医者に「健康でよろしい、何でもおいしく食べれるのが一番だ」と褒められるばかりで、ずっと原因は不明のままだった。

むしろ、ヴァレサの様子をしばらく観察した族長のアカトルが導き出した結論のほうが、納得のいくものだった。その結論とは、およそ以下の通り。

——「テテオカン」の豊かな土は優れた作物を生み出すだけでなく、力強い戦士を育てることもできる。しかし体質の違いにより、誰もがが食べ物に含まれるエネルギーを完全に発揮できるわけではない。同じ量の昼食を食べたとして、ペンチプレス十回で体力が底をつく者もいれば、同じ重量のバーベルを持って山頂まで登り、ひと踊りできる者もいる。

知る人ぞ知る伝説にこんな話がある。「テテオカン」には一定期間ごとに特殊な体質をもった戦士が生まれる。食べたものに含まれるエネルギーを必要な時はほぼ百パーセント引き出せるのだ。桁違いのパワーと、同じく桁違いの食欲の持ち主だが、もしかしたら、ヴァレサもその一人かもしれない。

全員が全員、古名の継承者や天地に名を馳せる英雄になれるとは限らないが、船の竜骨や建物の礎な存在で、影で皆を支えながら役割を全うしている。そしてチャンスが来た時に、輝かしい功績を残すのだ。「英雄の予備軍」と言っても差し支えないだろう——

族長の推測を聞いて、少なくとも娘に重大な健康問題はないと確信できた両親は、ようやく胸をなでおろした。

その時、物心がついたばかりのヴァレサは最後に聞いたあの特別なあだ名だけを覚えてしまった…

「じゃ、わたしも『英雄の予備軍』ってこと?」

キャラクターストーリー3

好感度Lv. 4


「英雄の予備軍」という言葉が幼いヴァレサの脳裏に刻まれた。やがて、もう少し背伸びしたくなってきた——

「わたしが特別な存在っていうなら、もっともっと頑張れば、本当の英雄にもなれるよね?」

ただ、英雄という言葉の重みは、幼いヴァレサが想像していたそれを遥かに超えていた——

物語の中で英雄たちが敵を倒す場面は数行にも満たず、背後に隠された血と涙は童話やマンガウォーベンによって美化される…

雄叫びをあげながら向かってくる敵や魔物と生死を賭けた戦いを繰り広げる凄惨な場面は、ヴァレサが見たどのレスリングの試合よりも遥かに恐ろしかった。

ヴァレサが初めてアビスに襲われた時、彼女はまだ五歳だった。本能的に果樹園に侵入した最初の魔物を蹴り飛ばすことができたとはいえ、彼方から川のように押し寄せる黒い波を見たヴァレサは、怯えてへたり込んでしまい、大声で泣き出してしまった。

駆けつけてくれた父が死に物狂いで敵を退いてくれた。そしてヴァレサと母を担ぎ、ワナナを連れて町の外れにある地下室に潜り込み、入口をしっかり塞いだ。大声で泣き出さないよう、なんとかヴァレサをなだめながら耐え忍び、やっとパトロール隊に救助されたのだ。

荒れ果てた果樹園と、不幸にも怪我を負って意識を失っている部族の戦士を見て、幼いヴァレサは涙を止めた。そして爪が肉に食い込んでも気づかぬほど、小さな拳を力強く握りしめた。

ヴァレサは敵が何を思っているか知らないし、知りたくもなかった。ただ、自分の家がこいつらに荒らされたことと、自分の果物を買いに来てくれるおじさんおばさんたちが、もう二度と目を覚まさないかもしれないほどの怪我を負ったことだけを知った。彼女は、自分が物語の英雄のように、アビスの魔物が視界に入った瞬間になぎ倒せたら…と切実に願った。

両親と共に果樹園の引っ越しと再建を苦労して済ませた後のヴァレサは、もう以前の天真爛漫な子供ではなくなった。

ヴァレサはお父さんとお母さんの許可を得た後、小さな仮面をつけ、トレーニングエリアで最も重いダンベルを引きずって、レスラー場の控室の石の扉をこじ開けた。そして、その場にいるレスラーたちに格闘技術を教えて欲しいと頼み込んだ。

「英雄の予備軍」たる者、己の弱さと向き合い、自分の怪力を部族を守る力に昇華させなければ、という一心で。

少々横柄なレスラーはヴァレサをただのがきんちょだと思い込み、面倒くさそうに彼女を追い払おうとした。ヴァレサは問答無用に戦士の足を掴んでリングに引きずりだし、彼らの表情をこわばらせた。そして軽く押してバランスを崩させ、リングから転がり落とし、自分が大人に負けない力を持っていることを証明した。

戦士たちと噂を聞いて駆けつけてきた族長アカトルは、少し話し合った後、満場一致でヴァレサの頼みを受け入れた。

勇猛な「豊穣の邦」で大人を超える力を見せることができたヴァレサは、部族の大人と見なされた。

それから、ヴァレサは多くの戦士に指導してもらうこととなった。彼女は自分にどのような戦闘スタイルが合うかわからなかったため、英雄たちのイメージを頼りに色んな戦い方を試し、自分にとっての最適解を探すしかなかった。

座学と実戦訓練を織り交ぜた訓練に何年も励んできたヴァレサだが、いざ敵を前にすると、緊張のせいか、あるいは戦慣れしていないせいか、本能に任せたたタックルと幼少期から記憶に刻まれた飛び蹴りにばかり頼ってしまう。剣も刀も斧も、ヴァレサの手に握られれば投擲武器と化す。

そのため、一部のヒルチャールはヴァレサの突進に対して武器を投擲することで対抗するようになった。しかし、それが丁度サポートに来たイアンサを誤って傷つける事件が発生した。この出来事は、トップコーチのイアンサがこの特別な後輩を責任もって指導する決心を固めた。

ヴァレサの潜在能力を引き出すため、イアンサは強力かつ効率的な訓練カリキュラムを制定した。そして、イアンサはヴァレサの才能がすべての学生の中でもぶっちぎり第一位であることに気づいた。彼女は直感に頼るだけで「理論派」の学生が長い時間鍛え続けた末に発揮できる力を出せるのだ。

この子はいつか自分を超える人材となる、とイアンサは確信した。期待に胸を躍らせながら、「絶対に負けないからな」と宣言するコーチの前で、ヴァレサはすっかりうろたえてしまったものだ。

訓練中、ヴァレサが撃退した敵の数は四桁に上る。しかし、壊した武器の数も三桁はあるし、もうお手上げだと言う戦士の人数も二桁はいた。いよいよ、イアンサはトレーニング方針を大きく変えることにした。

ヴァレサは確かに怪力の才を持っている。しかし力が強すぎるため、一般的な近接武器の使用は避け、レスラーなどの武器を使わない流派を参考にし、自身の長所を最大限発揮するべきだ。

イアンサの紹介を経て、ヴァレサは部族のパトロール隊に正式に加入した。各戦線で頻繁に出動し、そこで戦闘スキルを磨き始めた。

そしてパトロール隊加入二ヶ月目に、ヴァレサは再び厳しい試練に立ち向かうことになった。

魔物の波が再び押し寄せてきたのだ。三日も続く波の様な攻勢に戦士たちは次第に疲弊してしまった。そのなかでヴァレサは危うく命まで落としかけた…

しかし災い転じて福となし、ヴァレサはこの戦いで表彰された。そして、彼女の攻撃の勢いは増していった…

キャラクターストーリー4

好感度Lv. 5


厳しい戦いを経て、ヴァレサの心は次第に落ち着きを取り戻していった。戦場経験が日々増えていくうちに、危険な状況にあわてふためくことが無くなったのだ。

そして家業を継いだ後、彼女の生活リズムは子供時代のようにのんびりとしたもの戻った。

根っからののんびりやさんとして、この結果は彼女のあるべき姿と言える。彼女の言葉を借りれば、「楽しく、気楽に生きることが一番」であるからだ。

普段はのんびりと果樹園の手入れをして、ワナナのお世話して、手押し車で各部族に果物や野菜を売りに行って、ついでにいつもと違う昼食と夕食を食べてみる。もし「バーニングストマック」の名を狙う「豪宴熱闘」に行き当たればなお良し、ご飯をお腹いっぱい食べれる!

イアンサコーチが組んでくれたメニューは、十八種のトレーニング器具を使っての訓練に、三種の自重トレーニングを三百回ずつ、それを三セット、三万歩の持久走を三往復などなど…すべて項目を毎日クリアすること。時間は決まっておらず、朝や夜の好きな時間でやる。まあ、夜外を歩く人を驚かせないよう気を付ける必要はあるが…

そして集合の号令を受けてパトロールに出る時は、食料でいっぱいの荷物を背負って、遠足のようにぶらりとまわり、新しい野営地を探す。普通の魔物に出会ったら、仮面を被ってウォーミングアップでもするかのように蹴り飛ばせば、戦闘なんてすぐに終わる。

厄介なアビスに出会ったときだけ、ヴァレサは闘志を燃やし、戦意を完全に解き放つ。

この性格のせいで、ヴァレサはたまに損をすることがある。その最たる例が「帰火聖夜の巡礼」での出来事だ。

「豊穣の邦」の有名な戦士として、ヴァレサには大いに期待が寄せられていた。みな「帰火聖夜の巡礼」で彼女がいい順位を勝ち取ることを願っていたのだ。

しかし、ヴァレサは戦いを学びはじめた時から今まで、他の部族の戦士を敵として想定したことが無かった。ナタの同胞を前に実力を発揮できなかった彼女は、試合において…まるでただの賑やかしのようだった。

迷いながら突進してきたヴァレサを、「セイタードの砂刃」が武器で跳ね返すと、その勢いで山の洞窟に突き飛ばされ、しばらく行方不明となる始末。やっとユムカ竜のガイドで会場に戻ってきた頃には、団体戦はもう終わっていた。

「花翼の集」のベテラン戦士ヌスタの絢爛な「空中拳法」なる技を目の当たりにしたヴァレサは、思わず熱烈な拍手を送っていた。その隙に背後に回ったヌスタの仲間に聖火を持ち去られたことに気付いた時は…時すでに遅しだった。

とくに最強だった相手は「マリポ」のキィニチであった。瞬間的なスピードこそはヴァレサに及ばないが、彼は小回りが利いた。縦横と動き回ることでキィニチはヴァレサの攻撃をことごとく避けきり、彼女が力尽きたところで聖火を奪った。

結局、ヴァレサは計五回出場したが、団体戦で敗退した。

これに対して、コーチのイアンサと族長アカトルは肩をすくめるしかなかった。対して親や友人たちは何も残念がることもなく、ヴァレサが戻るたびにごちそうを用意して労った。

並外れた実力を持つ戦士が、幾度もあっけなく脱落してしまえば、周りから非難されることもあるだろう。しかし、ヴァレサの性格をよく知っている「豊穣の邦」の皆はもちろん、対戦相手の他部族の戦士でさえ、彼女に理解を示してくれた。

ヴァレサの果物を買う時、皆彼女と雑談をしたことがあるからだ。ヴァレサは普段からまったりと落ち着いて行動し、目の前にいる人全員を友達として扱う。少な目に払う人や、しばらくツケておいて欲しい人、理由を付けて返品を望む人にも、ヴァレサは穏やかに接する。彼女の優しさとのんびりさは、彼女と会話した人全員に安らぎを与えることができる。

つまり、ヴァレサはどうしても同胞を相手に怒りを露わにできないのだ。

戦いの場で彼女に全力を出させる「燃料」は、怒りの感情かもしれない。なら、その貴重な「燃料」は、一番重要な戦闘のために取っておこう。パトロール隊の中堅メンバーとして、ヴァレサは職務を全うしている。入隊以来一度もしくじったことなく、「豊穣の邦」の要地をアビスの脅威から守り抜いてきたのだ。

しかし、本当に今のままでいいのだろうか?ヴァレサは自問したりもする。

夜巡者の戦争」に参加し、アビスの主力と対峙する。これはヴァレサ英雄生涯において必ずいつかは満たすべき実績である。

邪悪な勢力は蠢き続けている。敵が攻めてきた時に阻止するだけでは、得策とは言えない。

自分の欠点を克服しない限り…己の力の解放と、怒りの感情に任せての戦いを正確に区別できない限り、英雄の境地に辿り着くことは不可能だろう——とヴァレサは思った。

キャラクターストーリー5

好感度Lv. 6  •  灼烈の反魂の詩


テントの隣に座ってぱちぱちと燃える焚火を眺めながら、ヴァレサは繰り返し考えた。「英雄」とは自分にとって、一体何を意味するのか?

戦場に出たばかりのヴァレサは、恐怖と怯えに苦しめられていた。その時、彼女は仮面を被り、「名を照らす炎よ、闇を滅せよ!」と叫ぶことで、血を滾らせ、怒りを燃やし、軟弱さを打ち破った。

そして、このやり方は彼女の戦闘中のルーティーンとなった。仮面を使って普段とは異なる感覚を手に入れることで、ヒーローとして何も気にせず戦えるようになるのだ。

しかし、やることなすこと全てを伝説の英雄と同じにすれば彼女になれると、本当に言えるのだろうか?

何より、完全に他人である英雄になる必要が、本当に自分にあるのだろうか?

自分は英雄みたいにかっこよく、人々に讃えられるような戦績を残し、敬われたいのか?

それとも、狂暴な戦士たちと怒りを分かち合い、自分の拳と脚から放たれる一撃一撃を強くしたいのか?

そして最大の危機が落ち着き、ナタが輝かしい勝利を勝ち取った後、「トゥマイニ」の話を聞いたヴァレサは、いろいろなことを考え直した…

そして、彼女はゆっくりと、自分は栄誉を重視しているわけでもないし、復讐に支配されているわけでもないことという思いに至った。自分には、「敵」が必要だったのだ。

彼女が憧れを抱いていたのは、英雄たちのくじけぬ心と鋭気、そしてアビスとの戦いにおける勇敢な姿勢だった。

英雄たちの信念で自分を鼓舞し、己の正義を貫き、平和な生活を守り、みんなが楽しく、不安のない生活を送れるようにする。

彼女は唯一無二の「ヴァレサ」として戦うべきであり、仮面の下に隠れる必要などなかったのだ。

目下一番大事なのは、自分の弱さに打ち勝ち、雑な戦い方を直すこと。

ヴァレサはイアンサの「コントロール強化訓練」を受けながら、更に自分自身に厳しく挑戦していっていった。戦闘中に仮面をつけず、自分を特定の英雄に想像しないようにするのだ。

顔が晒された状態で敵に挑むことを始めたばかりの時、普段との感覚の違いに、ヴァレサは自分の新兵時代のパニックを思い出してしまい、戦闘の要領を忘れてしまった。

幸い、数えきれないほど重ねた激しい戦いの記憶は体に刻み込まれていた。思うように力を発揮できず、動きが鈍いうえ、おどおどしすぎるがあまり敵の手前で敵の前で転んでしまうのも、そこまで問題ではない。

絶対的な力の優位性を利用して、地面に衝撃を与えることで相手のバランスを崩す…これも一種の戦術だ。

ヴァレサは確実に新しい戦闘スタイル慣れ始めている。自分の状態を見極め、自分なりの方法で戦場に溶け込み、最もかっこいいと思う戦闘スタイルで戦う。

できるだけ「怒り」の闘志をきちんとした「勇気」に変え、正々堂々と敵と向き合う。戦況がピークに達した時、過去の英雄の栄光で戦いを彩り、輝かしい勝利を手にする。これこそが戦士ヴァレサの完成形だ!

英雄の仮面

好感度Lv. 4


ヴァレサが最初に知った英雄であり、彼女に最も影響を与えた歴史上の人物は、フィエテナという。

芸術作品の中に描かれたフィエテナは、赤い仮面を被って戦う。素早い突進と華麗な近接戦を得意としており、唯一無二の戦闘スタイルで知られている。

「豊穣の邦」出身のフィエテナは、何度も手柄を挙げ、故郷の安寧を守っただけでなく、他部族の救援に百回以上も赴いた。そしてフィエテナは「花翼の集」の戦士と恋に落ち、「花翼の集」に嫁いだ後、夫と共に二つの部族の交流を深めるきっかけとなった。

一世を風靡した、古名を受け継ぐ六大英雄ほどではないが、人々の尊敬を集めたレジェンドであることは疑う余地もない。

ナタのラクガキ文化と外国の流行作品の融合により、英雄の物語にも絶えず新たな要素が加えられてきた。ヴァレサの好きな「マンガウォーベン」というジャンルにも、誇張的な芸術的表現で胸が熱くなるようなストーリーを描いた名作が目白押しである。一味違った経歴を持つフィエテナは作者の間で大人気のキャラクターとなった。

フィエテナが登場する「マンガウォーベン 」は全部で十二作あるが、描かれた容姿も様々で、五つのバージョンがある。

ヴァレサは「こだまの子」を訪れるたびに職人たちから鍛造の技術を学び、その技術でフィエテナが被っていた五種類の仮面を作った。

そのうち四つはヴァレサ自身のコレクションに加えられた。残りの一つは、フィエテナが夜巡者の戦争に二回目に参加した時に被っていたものとされ、一番特別だ。

壮大なストーリーが込められた仮面だが…登場人物が多く、スケールの大きい戦闘シーンを描くことは至難の技だったのだろう。フィエテナは横から見た姿が数回登場しただけで、正面の姿はどこにも描かれていなかった。

したがって、ヴァレサは自分の直感に従って仮面の模様を補完した。そして、それを自分が全力を出して戦う時のトレードマークとした。

実は、ヴァレサが自由に補完しすぎたがあまり、彼女の仮面はフィエテナの仮面とはかなり違うものとなっていた。

ゆえに人々がヴァレサの仮面を見るたびに思い浮かべるのはフィエテナではなく、ヴァレサ本人となってしまった。

みんなの反応を聞いた当初、ヴァレサはがっかりし、落ち込んでしまった。

だが、「豊穣の邦」と周辺地域の安全を守るパトロール隊の一員として任務を完遂して戻ってくると、いつもお礼が届けられた。

ヴァレサの大好きな食べ物や、綺麗な手芸品とともに感謝の意が綴られた手紙も。

そして、みんな約束でもしたかのように手紙に描かれた小さな仮面のマーク。いつの間にか、ヴァレサのトレードマークとして人々に認識されているようだ。

コーチのイアンサは満足げに頷いて言った——

「フィエテナの功績はいつまでも人々の記憶に刻まれることだろう。だが、ヴァレサが日々の努力であげた功績はアンタのものだ。あの仮面のマークはみんなの心からの賛辞として受け入れたらどうだ?」

イアンサのアドバイスを聞いたヴァレサは、新たな目標を定めた。

「もしいつか…みんなに認められる英雄になって…物語に登場したり、わたしを主人公にしたマンガウォーベンとかも描かれたりするようになったら…この仮面を正式に『ヴァレサの仮面』と名付けよう!」

神の目

好感度Lv. 6


ヴァレサはよく自分がかつて見た悪夢の話をする。夢の中で自分はアビスと戦っていたが、敵は尽きることを知らず、倒しても倒しても次が襲い掛かり、攻勢が弱まらないのだ。

だが、部族の多くの戦士は知っている——それは夢などではなく、実際に起きた凄惨な戦いであったことを。

あの時、狡猾なアビスはトゥラン大火山の活動が活発な時期を狙って、三つの方角から「豊穣の邦」目がけて波状攻撃を仕掛けてきた。部族の戦力を分散させ、逐一殲滅していく魂胆だったのだろう。

あまりに突然の出来事だったため、「懸木の民」から数名の伝達使が全速力で駆けつけてくれたものの、「豊穣の邦」はほぼ孤軍奮闘するしかなかった。

限られた兵力を均等に敵に当たらせると、各所の防衛がどうしても手薄になってしまう。部族の指導者たちは慎重に話し合った結果、メリハリをつけた防衛線を可能な限り遠くまで張ることで、兵力を整える時間を稼ぐ策に出た。貴重な「懸木の民」の援軍は戦闘には参加させず、登攀の技を十分に活かし、高所に行ってもらう。

そして、「豊穣の邦」の精鋭戦士で反撃部隊を作り、いつでも動けるように待機させた。

一方、防衛線に配置された戦士たちは、アビスを足止めする役割を担う。アビスの大軍を完全に阻止するには至らないが、敵の陣形を崩し、進軍を遅らせることができる。

そして相手の攻勢が弱まった時を狙って次の戦略に移り、指揮を執る魔物の頭領を「懸木の民」の使者に見抜いてもらい、狙いをつける。

この時、待機中の反撃部隊が敵陣に突撃し、魔物の頭領を叩き切る。そして指揮を失った敵軍を着実に囲い込んで、じっくりと消耗させる…

パトロール隊に入ったばかりのヴァレサは、反撃部隊に入れば敵の頭領と直接対決できると聞き、すぐさま名乗りを上げた。

アカトルとイアンサは躊躇ったが、兵力不足の切迫した戦況とヴァレサの実力とを勘案し、最終的に承諾した。

しかし、明快な戦術でも、実践となれば簡単にはいかなかった。

一回目の反撃で敵陣に突入できた戦士は十数人ほどであった。彼らと完璧に連携したヴァレサは頭領を勢いよく突き飛ばし、叩き潰した。

続いて二回目の反撃。敵の頭領の前にたどり着いたのは、ヴァレサを含む六人の戦士だけだった。暴徒が斧を振り回してくる。普段戦士たちにおもちゃだと笑われていた武器だが、この時は確実な脅威となってきた。

そして、最後の反撃が始まった。防衛線の柱であるイアンサが死闘の末、敵陣に風穴をあけて振り返ると、そこに駆けつけたのは、ヴァレサ一人だった…

満身創痍のヴァレサは、右手で全身が骨折したらしいヒルチャール暴徒を引きずり、左肩で力尽きた先輩を担いでいた。右手のそれを敵陣に向かって投げ飛ばすと、ぶつかった先で魔物が飛沫のごとく空へ飛び上がった。

先輩をイアンサに引き渡したヴァレサの目はどこか虚ろに見えた。意識は朦朧になってきたが、怒りと責任感に突き動かされる体はフル運転していた。

震える手でポケットから取り出しのは、ボロボロになった仮面。それをやっとのことで顔につけると、低く呟いた。

「もう昔の臆病な子供じゃない。わたしだって、英雄みたいに戦えるよ。」

イアンサの制止を振り切り、ヴァレサは山石を踏み潰し、茜色の光となって敵陣を切り裂き、最後の頭領に向かっていった。

しばらくして、魔物の波の奥で突如として炎のように明るい轟雷がはじけた。そして敵の頭領の残骸は綺麗な放物線を描き、上空で消し炭となって散っていった…

全てが終わった後、イアンサは必死の捜索の末、崩れた戦場の奥で眠ったように意識を失っているヴァレサを掘り出した。神の目は未だまばゆい光を放ち続けており、ヴァレサの周りには雷が舞っていた。

その後、半月も続いた昏睡状態からやっと目が覚めた彼女は、あの激戦のことはもう覚えていなかった——極度の疲労のせいなのかもしれない。だが、怪我はきれいに治っており、体も普段通りに動けるようになったのは奇跡というしかないだろう。

周りから押し寄せる賞賛、突如として授かった神の目、自分のために開かれる慰労会…これらを前にしてヴァレサはほっとした——長い眠りにつく前、それなりに役割を全うできたのだろう。少なくとも、皆の期待を裏切ってはないようだ。

「あれこれ考えてもしょうがないし、とりあえずお腹いっぱい食べよっと!」

名刺の飾り紋

ヴァレサ・力の源
取得:
ヴァレサ好感度がLv.10に到達後獲得。
記述:
彼女の体に秘められた強大な力の源は何なのだろう?もしかしたら、この世界よりも大きい胃袋…かも?

命ノ星座

任務とイベント

キャラお試し

キャラクターの紹介

キャラボイス

キャラクターボイス
  • ヴァレサについて… 
    キィニチ:これまで何度か危険な魔物を退治する依頼を受けてきたが、ある依頼の時にちょうど彼女が通りかかって手を貸してくれてな。ヴァレサの戦闘スタイルは…どう言ったらいいか、すごくシンプルだ。主にスピードとパワーで相手を圧倒して戦う。ストレートに言うと…単純とも言える。
    アハウ:おいおい、その続きはどうした?ハハッ!キィニチのやつ、お礼に「懸木の民」の特別メニューをヴァレサにおごってやったんだ。そしたらよ、あいつ「ドキドキポンポン」を三十人前も注文してな。しかも全部平らげちまった!三十人前だぞ!?どケチなキィニチの顔が真っ青になってたぜ!ハーッハッハッハ!

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履歴

豆知識

語源

  • Varesaはズールー族の豊穣の女神ムババ・ムワナ・ワレサにちなんで名付けられたのかもしれない。
  • 他の可能性としては、ヴァレサはアヴェスター語で髪を意味する「vareca」から名付けられたのかもしれない。
    • この言葉は、ゾロアスター教で「聖なる雄牛」として知られるVarasyoまたはVarasyajiの語源でもある。ヴァラシャジは、いくつかの神話や宗教で有名な聖なる雄牛のひとつである。

その他の言語

キャラ称号: おっとりパワフル!

言語正式名称
日本語おっとりパワフル!
Ottori Pawafuru!
中国語
(簡体字)
悠暇豪劲
Yōuxiá Háojìng
中国語
(繁体字)
悠暇豪勁
Yōuxiá Háojìng
英語Strength in Serenity
韓国語부드러운 괴력
Budeureoun Goeryeok
スペイン語La Heroína Sosegada
フランス語Force tranquille
ロシア語Безмятежная сила
Bezmyatezhnaya sila
タイ語พลังแกร่งแห่งสันติ
ベトナム語Sức Mạnh Nhàn Nhã
ドイツ語Gelassene Stärke
インドネシア語Strength in Serenity
ポルトガル語Ócio Vigoroso
トルコ語Dinginlikte Yatan Güç
イタリア語Forza nella serenità

脚注

  1. 原神公式サイト: ヴァレサ
  2. 、「黄金の夕暮れ」の告知板: 「バーニングストマック」
  3. マーヴィカのボイス: ヴァレサについて…
  4. 、「草臥の家」の告知板: 「バーニングストマック」

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