原神 Wiki
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狼に育てられた捨て子のだとか、オオカミ神の化身だとか…モンドのちまたでは彼に関する噂が絶えない。
鋭利な爪と蒼雷が飛び交い、狼は荒野と永遠にともにある。
今でもオオカミ少年の彼はその野獣のような鋭い直観力を駆使し、狼の群れと狩りをしに森を駆け回っている。

—公式サイトより抜粋[1]

性格

人間の町から離れて、モンド地域の奔狼領で狼と暮らす少年。勘が鋭く、動きが俊敏。

—ゲーム内プロフィールから

狼の群れを家族とみなし、他者から傷つけられると激怒する、お人好しな性格の持ち主。狼の家族を愛しているが、自分が狼の群れのリーダーであるアンドリアスに引き取られた幼児であるため、彼らと完全に同じではないことを嫌っている。奔狼領の恐ろしさを知っているため、奔狼領を旅する仲間にはほとんど会わないが、出会った少数の人間を友人とみなし、自分や群れの夕食を犠牲にしてでも危険から守ろうと考えている。また、レザーは頭の回転が速く、クレーが奔狼領に遊びに行くたびに、その災害を解決することができる。[2]

レザーは、人間の生活に触れる機会が少ないため、正直で率直な性格をしている。話すことに慣れておらず、短い言葉やフレーズしか話さないため、面倒くさがりだが[3]、それでも続けている。

他のオオカミの家族と同様に、レザーは肉を食べるのが好きで、ほとんどの野菜に嫌悪感を示し、唯一ジャガイモを好む。そのためベネットとは仲が良く、2人はほとんどの時間を会話に費やしている。

容姿

レザーはミディアムの男性モデルを使用している。長くとがった灰色の髪、真っ赤な目、青白い肌が特徴。左頬と腕に数カ所の傷跡があるが、これは狼の家族と野生で暮らしていたときのものと思われる。

公式紹介

とも、だち。

—レザーが騎士団大団長ファルカから覚えた最初の人間の言葉。[4]

狼に育てられた捨て子だとか、オオカミ神の化身だとか…
モンドのちまたでは彼に関する噂が絶えない。

キャラクターストーリー

キャラクター詳細

レザーは奔狼領で暮らしている謎の少年だ。彼の姿を目撃したモンドの住人は多くない。

数少ない目撃者によると、レザーは五感が鋭く、体つきは逞しく、素早く木々の間を駆け抜け、よく狼の群れと共に行動し、自ら人間に近づくことはないらしい。

更に、彼は狼に育てられた捨て子、実は少年の姿に化けた狼の神様、などといった噂まである。

これらの噂は「狼少年」のイメージをより謎めいたものにした。

そして話題の「狼少年」である本人は、今日も丘の上で日向ぼっこをしている。

キャラクターストーリー1

好感度Lv. 2


レザーはいつも狼の群れの中で暮らしている。

どの狼とも仲がよく、例えば、誰の吠え声がよく通るか、誰が奇襲に適しているのかなど、レザーが知らない狼はいない。

レザーは風の感情が読め、遠い先のにおいや様々な花草の用途も分かるが、唯一、本当の両親のことだけは分からなかった。

一体どんな人だったのか、いくら頑張っても思い出せない。

物心がついた頃から、彼はと一緒に暮らしていた。狼は彼を「ルピカ」——「家族」のように扱っている。

キャラクターストーリー2

好感度Lv. 3


空を、小さな歌う生き物が飛んでいる。

雲は長くふわふわで、狼のしっぽみたいだ。

レザーの世界はとても単純だった。

晴れの日に思い切り狩りをして、熟した果物を取る。雨の日は樹洞に隠れ、狼のしっぽを腕に抱き、葉っぱの上で眠る。

肉を頬張って水をごくごく飲む。熱くなったら湖に飛び込んで泳ぎ、喉が乾いたら甘い果物を探す。

レザーは自分の体と腕を見て、そして「狼」の体と腕を見る。

自分は「狼」とは違うと、彼は知っていた。

<

それでも、今の暮らしをレザーはとても気に入っている。

キャラクターストーリー3

好感度Lv. 4


ある日、背の高い男が山に入ってきて、レザーの穏やかな生活に終わりを告げた。

レザーは彼のことを知らないが、「人類」の一員だということだけは分かっていた。困惑したレザーに、相手は優しい微笑みを見せた。

「坊主、一緒にモンドに戻らないか?」

男はそう言って手を伸ばしてきた。

レザーも狼たちも、その意味が分からなかった。レザーに近寄らせまいと、狼たちは前に出た。

狼のしっぽの間に隠れたレザーは自分の体と腕を見て、そして狼たちの毛の隙間から「人」の体と腕を見る。

自分は賢くないと知っていたが、あの時、彼の中に一つの疑問が生まれた。

「オレは狼?それとも人間…?」

キャラクターストーリー4

好感度Lv. 5


「レザー」という名前は、あの男につけられたものだ。

単純な狼少年は、人間の言葉を理解できなかったが、男の顔を見て、なんとなくそれが自分の名前だと分かった。

「レ、ザー」

奔狼領の木の影が短くなり、また長くなる。

男はレザーに剣を振る方法を教えた。「鉄の爪」は重いが、木を裂けるほど鋭い。

「これで友達を守るんだぞ」

「とも、だち」

レザーは男の言葉を繰り返したが、その意味は分からなかった。そもそも、名前というものが大事かどうかすらも分からなかった。

あの男の名前を、レザーは最後まで告げられる事はなかったからだ。

キャラクターストーリー5

好感度Lv. 6


「師匠、友達とは、なんだ?」

レザーは決して豊富とは言えない語彙の中から、なんとか言葉を見つけて、新しく知り合った師匠に質問した。

じゃがいもを調理する方法から、夏の夜空で一番輝く星の名前まで、紫色の師匠は何でも知っている。しかしリサはその質問にひとつ欠伸をして、笑顔を見せるだけだった。

レザーは考えた。風の日も、雨の日も、ググプラムが髪にくっつくまで考えた。しかし答えは分からなかった。

それからしばらくして、レザーは赤い、熱い女の子に出会った。

彼らは一緒に風に吹かれ、雨に打たれ、ググプラムだらけの灌木帯の側を転がった。

女の子の名前はクレー。彼女と一緒に遊んだ時、レザーは小さい頃、狼たちとじゃれ合った時の楽しさを思い出した。

「友達は、ルピカみたいだ」

レザーは世の中のことをあまり理解できないが、彼には獣のような原始的で率直な忠誠さがある。

「——じゃあ、ルピカのように、命をかけて守るべき人だ」

狼の群れが遠いところで吠えている。帰ろうと呼んでいるのだ。

レザーは今でも自分は狼なのか、それとも人間なのか分からない。

しかし、この暮らしをレザーはとても気に入っている。

レザーの木箱

好感度Lv. 6


気をつけて開けなければ、指を傷付けてしまうくらい粗末な木の箱に、レザーの宝物が入っている。

割れた大剣の柄と『風車アスターと狼』という童話集と枯れた四葉のクローバー。

世の中のことをあまり理解できないレザーにとって、これは「友達」が送ってくれたプレゼント、彼の大切な宝物である。

神の目

好感度Lv. 6


神の目」を手に入れた時のことは、レザーが思い出したくないことの一つである。

あれは雷雨の日であった。アビスの魔術師が、背後からレザーを襲った。レザーを救おうと、狼の群れは恐れずにアビスの魔術師に攻撃を仕掛けたが、全滅させられたのだ。

仲間の惨死をただただ見ることしかできなかったレザーは、野獣のように苦しく咆哮した。

——「ルピカ」。

憤怒の雷電が彼の体にまとわりつき、限度を超えた元素力が、彼の身体中に流れた。

守りたい、復讐する。

彼は鎖を断ち切り、武器を持ち上げた。

アビスの魔術師は、この乱れた雷電の力に倒された。だが、倒れた仲間は護れなかった。

……

「神の目」を得たが、その時のレザーはまだこの力の使いこなせなかった。あれから長い月日を経て、ある日、彼は薔薇の魔女であるリサと出会い、彼女から人類の知識を教わった。

「もう仲間を傷つけさせない」

レザーの「神の目」の扱い方は、日に日に上達している。彼は密かに決意した。もっと強くなる、誰よりも強くなる。

危険なことに遭っても、彼は彼の「ルピカ」を守り抜くと。

名刺の飾り紋

レザー・奔狼
入手:
レザー好感度がLv.10に到達後獲得。
説明:
レザーが狼の群れと一緒に晩ごはんを作る姿はとても颯爽だ。ただしこの情景をクレー旅人に見せてはいけない。

命ノ星座

狼座
伝説の章:

意味:

任務とイベント

魔神任務

伝説任務

イベント

Webイベント

キャラお試し

任務

腕試しイベント

キャラクター紹介

キャラボイス

キャラクターボイス
  • レザーについて… 
    パイモン: (旅人旅人)、毛筆を知ってるか?
    (旅人旅人): 動物の毛で作った筆で、字を書くのに使うものでしょ?
    パイモン: (‍うん、正解うん、正解/ああ、正解だああ、正解だ‍)!いい毛筆は璃月商人(‍のほうでのほうで/‍)高値で売れる(‍/ってって‍)聞いたぞ!
    (旅人旅人): パイモンも毛筆を作りたい?
    パイモン: おう!でも野生の狼は狂暴だからレザーの毛で作ろう!
    パイモン: レザーはモフモフしてるし、きっといい狼の毛筆ができるはずだ!そしたらオイラたちもお金持ちになれるぞ!
    (旅人旅人): その材料だと筆に雷元素が含まれてて使えない(‍と思うけどと思うけど/でしょでしょ‍)
    (旅人旅人): それにレザーは狼じゃないし、そもそも高価な毛筆は狼じゃなくて狼毫の毛を使って作ったものだから…
    パイモン: え——だって字で書くと狼って文字が入ってるじゃんかよ!
    (旅人旅人): ほら、シードル湖もシードルでできてるわけじゃない(‍だろだろ/でしょでしょ‍)
    パイモン: ああ——たしかに!

メール

豆知識

  • レザーに名前を与え、両手剣の使い方を教えたのは、大団長ファルカだ[5]
    • レザーの名前は両親が決めた[6]
  • リサの中国語「レザーについて…」ボイスのセリフで、の中で、彼女は彼のことを"Little Wolfie" (中国語: 小狼狼 Xiǎo Lángláng, "小さな狼-狼")と呼んでいる。英語では単に名前で呼んでいる。
    • 彼女は巧みなる錬金経営のイベント中、英語ボイスで彼のことを「小さな狼の子」と呼んでいる。
  • レザーの中国語名の雷泽 Léizéは「雷の池」を意味し、雷元素「神の目」を連想させる。
  • レザーに関する情報はキャッツテールの掲示板のメッセージの1つに記載されている。
  • レザー、セノ、そして雷元素に共鳴した男性旅人は、現在ゲーム内でプレイアブルな唯一の男性の雷キャラクターである。
  • あるムービーでレザーの両親の幻影の中で、二人とも冒険者協会のメンバーであることが明かされる[6]
    • レザーは母親から白髪を受け継いだようだ。
  • レザーは、伝説任務週BOSSを紹介する唯一のキャラクターだが、魔神ではない。

その他の言語

キャラクター称号:狼少年

言語正式名称
日本語狼少年
Ookami Shounen
中国語
(簡体字)
狼少年
Láng Shàonián
中国語
(繁体字)
狼少年
Láng Shàonián
英語Wolf Boy
韓国語늑대소년소년
Neukdae-Sonyeon
スペイン語El Niño-lobo
フランス語Enfant-loup
ロシア語Инстинкт стаи
Instinkt stai
タイ語ลูกหมาป่า
Luk Ma-pa
ベトナム語Thiếu Niên Sói
ドイツ語Wolfsjunge
インドネシア語Wolf Boy
ポルトガル語Lobo Jovem
トルコ語Kurt Çocuk
イタリア語Ragazzo lupo

脚注

  1. 原神公式サイト: レザー
  2. クレーのボイス: レザーについて…
  3. レザーのボイス: レザーの悩み…
  4. 原神公式Twitter: キャラクター紹介
  5. レザーのボイス: ファルカについて・知らない
  6. 6.0 6.1 任務: 往昔より漂う酒の香り (任務)

ナビゲーション

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