謎の占星術師の少女、自分のことを「偉大なる占星術師モナ」と言い、その肩書きに相応しい実力を持っている。博学であり高慢。
貧困生活を送っているが、彼女が占いをお金稼ぎの道具として使うことは決してない…
そのこだわり故、モナは生活に困っている。—公式サイトより抜粋[1]
性格
謎の占星術師の少女、自分のことを「偉大なる占星術師モナ」と自称し、その肩書に相応しい実力を持っている。博学であり高慢
—ゲーム内プロフィールより
モナは自分の情熱を真剣に受け止めている占星術師。彼女はこのテーマについて非常に詳しい部分があり、尊敬すると同時に彼女の師匠を恐れてもいる。彼女は占星術の技術と水術を組み合わせており、まだ成長途上ではあるが有名な占星術師となっている。占星術のおかげもあって、モナは人が嘘をついているかどうかを見分けることができ、一目見ただけで相手の意図を感じ取り、運命を見通すことができ、命ノ星座を知っただけでその人の特徴を正確に推し量ることができる。
占星術に夢中になっていることはモナにプライドを与えるが、それは諸刃の剣でもあり、手に入れたモラは費用に関係なくすぐに占星術関連の材料に使ってしまう。モラを使い果たしたことに気付くのが遅く、時には何日も寝食を共にしないこともある。特に食事にはうるさく、外食では質素なものを好み、料理をするときは買えるものを最大限に活用する[2]。彼女は自分を軽んじる者を許さない[3]。また、自分にないものを指摘されると、否定ばかりしてしまう。
容姿
モナモナはミディアムの女性モデルを使っている。白い肌、淡いシーグリーンの瞳、腰まであるダークパープルの髪は毛先が少し赤くなっている。前髪は不揃い。
公式紹介
『アストローギスト・モナ・メギストス』先生の文章は面白すぎる!よく分からないけど、すごく面白いの。
—『蒸気鳥新聞』の熱心な読者「紫微」は敬意を込めながらそう話した。
「これはプライド、つまり心の問題です。占星術ならどんな問題でも解決できると思っていたら、占星術師はいずれ星空に見捨てられてしまいます。」
キャラクターストーリー
キャラクター詳細
テイワットの人は、皆生活に奔走している。商人は貨物を運輸し、騎士は街を巡回し、農民は耕作に励んでいる。
もしモナ——神秘的かつ誇り高い占星術師——が何に奔走しているかと聞かれたら、「生活」という名の帳簿の計算と答えるだろう。
彼女本人は「貧乏」であることを認めず、以下の弁解を口にする。
「綺麗過ぎるものは、素朴な真実を覆い隠します。
美味しすぎる食べ物に拘ると栄養が疎かになります。
質素な生活を送ることで、世界の真実を覗くことができるのです」
貧しい生活は真実への修行なのです…これは、モナ本人がずっと言っていることだ。
テイワットの人は皆生活に奔走している。神秘的な占星術師も例外ではない
——おや、吟遊詩人だけは、本当に何もしていないようだ。
キャラクターストーリー1
好感度Lv. 2 •
この世の星空の外
最近、モナの師匠、強い魔力を持つ老いた女術師は、モナに大事な任務を任せた。
師匠にはモンド在住の「敵にして友」の故人がいる。彼女はモナに、その旧友の継承者から極秘の箱を取り戻してくるよう伝えた。
「その箱の中身を勝手に覗いたら、どうなるか分かっているね」
出発する前、モナはこのような警告を受けた。
意外なことに、旧友の継承者というのは、モンドの「火花騎士」ことクレーだった。
箱は健在だったが、クレーや一連の「意外な出来事」によって…モナは箱の秘密を見てしまった。
「しっ、しまった。中身は少女時代のおばばが書いた日記だったなんて。このまま戻ると、おばばに殺されてしまいます…」
仕方なくモナはモンドに留まり、貧乏かつ豊富な生活を始めた。
キャラクターストーリー2
好感度Lv. 3
モナが占星に使うのは、水占式の占星術である。彼女はかつて、その原理を説明したことがある。
「星空の輝きは人の運命です。水面に映った幻象を通せば、「真実」が現れるのです」
人々には、その原理の意味は分からないが、彼女には認めざるを得ない実力があった。
だが、その実力は人々から少し嫌われていた。
彼女の占星術は非常に正確である。同時に、彼女は嘘を吐くことも、占いの結果を隠すこともしない。
「あなたの息子さんが、将来立派な人間になるというのは嘘です」
「彼とはうまくいきませんよ。もうすぐ彼は、遠いところへ行きます」
——残酷で知る必要のない現実でも、ありのまま人々に伝える。
この点だけは、たとえ冷たい人だと思われても、モナは譲らないのだ。
だが、晴れの日の夜は時折、高い丘で彼女の姿を見かけられる。
手が届きそうな星空を見るモナの顔は、とても優しい。彼女はそこで、誰も知らない歌を口ずさむのだ。
キャラクターストーリー3
好感度Lv. 4
研究経費の援助がないため、モナはいつも衣食の問題で困っている。
食費を節約するため、一ヶ月間、野生キノコだけを食べていたこともあった。途中、偶然にも助けを差し伸べられ、辛くも一命を取り留めたのだ。
実は、モナには、少しだけまとまった金がある。収入がないとは言え、食費を引いても多少は手元に残るのだ。
ならば、そのモラはどこへ行ってしまったのだろう?モナの研究室に行けば答えが分かる。そこには、たくさんの占星の工具と資料がある。
実際、モナの研究室にある研究装置は、どれも非常に高価だ。璃月の古書、スメールの占星の盤…送料だけでもかなりの出費だろう。
つまり、モナがお金に困るのは必然とも言える。
生活費を稼ぐため、モナはライターの仕事を始めた。『スチームバード新聞』の星座コーナーへの寄稿が、彼女の安定した最大の収入源だ。
毎月決まった収入を得られるようになり、やっと貧困生活に別れを告げられそうだ。しかし、占星術師として、知識への渇望を止めるわけにはいかない。
原稿料が入ってくると、モナはすぐにたくさんの占星資料を購入する…こうして、また貧困な生活に戻ったのだ。
このようなことが、毎月繰り返し起こっている。
そして今日も、モナはモラに頭を悩ませている。
キャラクターストーリー4
好感度Lv. 5 •
この世の星空の外
時折、モナはクレーとアルベドと一緒に食事をする。一番の目的はタダ飯を食べること。
そして、二番目の目的がアルベドとの学術的交流である。
世界の理を探求する者であり、偉大な師を持つ者同士である二人。共に競い合い、高め合うのは当然の結果だろう。
アルベドの前では、モナは師匠のイメージを極力守ろうとする。
ただそれと同時に、彼女は「おばば」と呼ばれる師匠の皮肉をいつも口にしていた。
「キミの師匠の実力はただ者ではない。彼女は『頑固で愚かなおばば』。一体どっちのが正しいのかな?」
アルベドは、それをモナに聞いたことがある。しかし、モナ自身はこれについて考えたことがなかった。
彼女は顎に手を置き、考え始める。
「ふむ、この学問は実に奥深いものですが、私からすれば、おばばは話になりません。
あの人は卵やバター、小麦の相場さえも知らないんですよ?その点を考えると、私は既におばばを超えたと言っても過言ではないしょう。」
キャラクターストーリー5
好感度Lv. 6
師匠から教わった抽象的な法則は、全ての物の運行規律を解釈するものだ。
人の心は規律と法則にとらわれる。しかし強大な推算能力を有すれば、この複雑な世界を正確に読み取ることもできる。
——かつてモナはこう考えていた。
しかし、自力で衣食住を調達し、人間らしい生活を始めた時、彼女は戸惑った。
この世界にいる全員が、豊かな生活を過ごしているわけではない。食べ物と着る物に困り、物乞いのような生活を送る人もいる。
モナは山菜や果物を採取している途中、このような貧しい冒険者に出会ったことがある。彼は気前よく、自分の食料を半分をモナに分け与えた。
「故郷を離れた者は助け合うんだ」
このような、世界の運行規律に載ってない出来事は、次から次へと彼女の近くで起きた——どろぼうの誠実、強盗の優しさ、臆病者の勇気、悪人の良心…
これらのことにモナは疑問を抱く一方、心に落ち着きを感じていた。
再び星空の下で考え始めたモナは、自分の研究に、こんなにも多くの漏れがあったことに気付いた。
恐らく、彼女は生きている限り、この世界の理の研究を止めることはないだろう。
「星座相談」
好感度Lv. 4
フォンテーヌ廷の主流新聞『スチームバード新聞』には、様々なコーナーがあり、七国の情報からゴシップまで、なんでも書かれている。
モナが担当している『星座相談』は、星占いのファンと専門家のために設けられた星座コーナーだ。この機会を得たのは偶然だった。
前にこのコーナーに寄稿していた作家が旅をしている時、たまたま「変わった占星術師」の情報を耳にした。星占いファンとしての好奇心に駆られるまま、彼はモナを訪問した。
モナに会い、会話を交わした作家は、モナの知識量に惹かれた。
ちょうどその時期、作家は引退について考えていた。お金に困っているモナを助けようと、作家は『スチームバード新聞』の編集長にモナを紹介した。
モナの最初の記事『占星術入門』が発表されて以来、気軽に楽しめる『星座相談』の雰囲気が一変した。
毎回、半分以上の内容が「星体運行」のような難しい話題で占められ、参考文献やたくさんの注釈に加えて、手描きの星の挿絵まで描かれていた。
学術研究のような書き方は、読者に受け入れられないのではと、編集長は心配した。たが意外なことに、新聞社に読者からたくさんの手紙が届いた。
「本当にすごいね。よくわからないけど、とにかく面白い。今日から私は『アストローギスト·モナ·メギストス』先生のファンだ」
編集長から、寄稿継続の連絡をもらったモナは、ほっと息を吐いた。
——お祝いに初めてもらった報酬で、ずっと欲しかった最新のプラネタリウムを買うことにしよう。
神の目
好感度Lv. 6
モナにとって、「神の目」はただの神の眷属の証であり、特に気にするほどのものではない。
しかし、その価値は「魔力を引き出す外付け器官」に留まらない。
力を持つこと自体は悪いことではない。ただ、偉大なる「理」に比べ、「武力」は微小な概念に過ぎないのだ。
神ですら、この世界の規律に捕らわれている。そして、モナが求めるのは遠い星空の中にある世界の究極の真理だ。
神から認められた証や力の源である「神の目」に、彼女は媚びない。
とは言え、この実用性のない「神の目」は彼女の大切なものだ。
これは、彼女が師匠からもらった道具であり、師匠と一緒に過ごした日々の唯一の証だ。
女の子がアクセサリーを身に着けるように、彼女はこの精巧な道具とその中に秘められた記憶と共に、いくつもの日々を過ごしてきた。
そしてある日、彼女の「神の目」は突如、この古い道具に降臨した…
名刺の飾り紋
モナ・天星 | |
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取得: モナの好感度がLv.10に到達後獲得。 記述: 満天の星が水の中に映り、少女は俯いてその中の喜びと悲しみ、巡り合いと別れを見ている。 |
命ノ星座
映天座 | ||
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伝説の章: 映天 意味: 空を映す |
任務とイベント
伝説任務
イベント
Webイベント
キャラお試し
任務
キャラクター紹介
キャラボイス
キャラクター | ボイス |
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メール
豆知識
- モナは、法器を武器として使用する最初の星5キャラクターである。
- モナは現在プレイアブルキャラクターの中で、旅人が別の世界から来たことを認めている(あるいは気づいているように見える)数少ない人物の一人である。彼女は占星術でこのことを知ることができた。
- モナは装飾品が光るキャラクターの一人である。デフォルトの衣装「星命流転」、または別衣装の「星と月の約束」を着ているとき、モナの元素爆発の準備が整うと、帽子、脚、おさげ髪の装飾品の赤い部分が神の目と一緒に光る。
- モナは占星術で危険を察知し回避することができ、「嘘を見抜く」ことができると主張する。
- モナの待機モーションの中で、彼女が見ている星座はランダムで小兎座(アンバー)、砂時計座(リサ)、仔獅子座(ジン)になる。彼女が見る星座は、彼女の視点から鏡のように映し出される。これは、彼女が占星術の方法として水占の術を使っているからだろう。
- モナが専門としているのは、カトロプトロマンシー(カプトロマンシー、エノプトロマンシーとも呼ばれる)である。κάτοπτρον katoptron, "鏡"とμαντεία manteia, "占い"。この種の占いは、鏡や水のような光を反射する面を使うことで、その人の未来を予言したり、過去を発見したりするものである。古典ギリシアや古代ローマでは一般的であった。
- ゲーテから万葉、辛炎まで、モナの名字である「メギストゥス」を他の登場人物が発音するのが難しいというギャグがある。英語圏のプレーヤーにとっては、メギストゥスの発音は難しくないので、このギャグは理解しにくいかもしれないが、中国語では、梅姬斯图斯 Méijīsītúsī, "メギストゥス"の発音は難しいかもしれない。
- 英語の「初めまして…」のボイスも、モナが旅人に自分の名前を覚えるように要求するだけで、中国語のボイスはモナが旅人に「一回で全部正確に言うように」と要求するので、それを軽視している。
- モナには、以下のような別名や称号がある。
- Centennial Genius
- メギストス卿(フィシュルとオズによる)
- サマータイムオデッセイイベントで、いにしえの蒼星 (秘境)をクリアした後、モナの部屋内の幽体離脱パズルの答えがモナの星座になる。
- モナは、凝光とともに、主なき神の目を受け取ったのではなく、復活させた唯一のプレイアブルキャラクターである。
- モナは両親がドーンマンポートに移住した後、モンドで生まれ、やがてバルベロスと旅をした後、モンド城に定住した。パイモンは彼女がフォンテーヌの予言の影響を受けないことを知って安心した[4]。
- モナはバーベロスの弟子になったとき、現在のメギストス姓を名乗るようになった[4]。
- モナは以下の1点の調度品の説明で記載されている:
- モナは韓国人声優のウ・ジョンシンをディオナと共有している。
語源
- 彼女の名前の由来はいくつか考えられる。
- 英語名「Mona」は、ゲール語の「muadh」(高貴な)に由来する。
- 北欧の名前、「Monica」の別形態。
- 古英語の「mona」(月)は、彼女が占星術師であったことに由来していると思われる。
- 「モナリザ」の最初の要素は、イタリア語で「私の女性」を意味する「madonna」に由来する。
- 彼女の星座「Astrolabos」は、ラテン語で「アストロラーベ(天体観測器)」を意味する。
- 「Megistus」という名前は、古代ギリシャ語の形容詞μέγιστοςに由来している可能性が非常に高い、これは形容詞μέγαςの最上級で、「大きい、偉大な」という意味である。
- モナは自分の苗字が一般的に「偉大な」という意味であることを確認している[4]。
その他の言語
キャラクター称号:星天水鏡
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | 星天水鏡 Seiten Mizukagami[!][!] |
中国語 (簡体字) | 星天水镜 Xīngtiān Shuǐjìng |
中国語 (繁体字) | 星天水鏡 Xīngtiān Shuǐjìng |
英語 | Astral Reflection |
韓国語 | 별하늘의 물거울 Byeolhaneul-ui Mulgeoul |
スペイン語 | La Observadora de los Astros |
フランス語 | Réflexion astrale |
ロシア語 | Звёздное отражение Zvyozdnoye otrazheniye |
タイ語 | เงาสะท้อนดวงดาว |
ベトナム語 | Thủy Kính Thiên Tinh |
ドイツ語 | Abbildung der Sterne im Wasser |
インドネシア語 | Astral Reflection |
ポルトガル語 | Reflexão Astral |
トルコ語 | Astral Yansıma |
イタリア語 | Riflesso astrale |
注釈
脚注
ナビゲーション
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