年の瀬になると…… | |
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送信者 | 鍾離 |
時間 | 2023-12-31 (Ver.4.3期間中) |
最近は暇があったので、翹英荘に行っていた。歳末を迎えようとしているこの時期に、気分転換を兼ねて、親族や友人に年明けの贈り物を用意しようと思ってな。
そびえ立つ山々に澄み切った水―沈玉の谷は実に散策に適した地だ。もし時間ができたら、お前もぜひ自分の目でこの景色を見てくれ 。散策に夢中になっていたが、気付けば方々で竈の煙が立ち昇り、お茶の香りが漂う時間になっていた。 年も終わりに近づくと、寒くなり、万物は引き籠りがちになってしまう。こういう時こそ友を招いて暖炉を囲み、茶を淹れて昔話に花を咲かせるに限る。 それに冬の茶は、湿邪を取り除いて体を温め、精力を養ってくれるんだ。 ただ、残念ながらここの茶葉は長旅での保存に適していない。君が来るのを待って淹れることにしよう。 | |
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