マウシロの音を聴くは、稲妻に登場する世界任務である。霧海紀行の第2部にあたる世界任務シリーズである。
手順[]
前の任務をクリアしてから1日(デイリーリセット)後に墨田の最後の場所に近づくと任務開始。
- 墨田と会話する
- 鶴観に入る
- ルーと会話する
- ルーについて行く
変わった羽毛を入手。
- 目的地にいって「羽毛」を使う
- 幻影と会話する
- 埋められた物を発掘してみる
マウシロを入手
- 「祭場」に行く
- 地元の人たちの会話を聞く (0/3)
- ワクカウ浜に行く
- 「羽毛」を使って手がかりを探す
- 「石」の謎を解く
- 幻影と会話する
- オイナ海岸に行く
- 「羽毛」を使って手がかりを探す
- 幻影と会話する
- 「石」を復元して謎を解く
- 同じ石種を持つタイルの前で止まるまで石を移動させる。
- 幻影と会話する
- アウタケ平原に行く
- 「羽毛」を使って手がかりを探す
- 幻影と会話する
- 手がかりを探し続ける
- 「羽毛」を使って手がかりを探す
- 欠けた「石」を探す (0/3)
- アウタケの石 ×3を入手する。
- 仙霊3体を追いかけ、それぞれのアウタケの石を拾う。石を入手後、仙霊は元の場所に戻ってくる。
- 「石」を元の場所に戻す
- 「石」の謎を解く
- 柱に書かれた文字と同じ順番で石を打つ(上から下へ)。
- 幻影と会話する
- 「祭場」に戻る
- 墨田と会話する
注釈[]
- 鶴観に戻ると、天地万象のアチーブメント「Nihil Sub Caligine Novum」を獲得できる。
対話[]
ゲーム内の任務の説明
前回墨田と接してからしばらく時間が経った。依頼を受けた人たちを探し、情報を交換してもらいたいと彼女は言っていたようだ。稲妻城で墨田を探し、状況を確かめに行こう。
- (任務が始まると)
- パイモン: そういえば、墨田さんのほうはどうなったんだろう?
- パイモン: 見に行ってみようぜ!
- (墨田に近づく)
- 珊瑚: まったく、こんな遠くまで来させるなんて…「百年に一度の難事件」があるって言うから来たものの…
- 墨田: えっ?「万端珊瑚」の店先から少ししか離れてないと思いますが…
- 珊瑚: 店先じゃない。
- 墨田: 店先じゃ…ない…?
- 珊瑚: 万端珊瑚は、この私にとっての「智慧の宮殿」。万端珊瑚が世界を目指すんじゃなくて——世界が万端珊瑚を目指しているの。
- 龍二: 出た、珊瑚所長の「いつか言ってみたいセリフ」第七位!
- 龍二: 普段は皆さん、自分からお店に来ることが多いので、なかなか言う機会がなかったのでしょう…
- 珊瑚: よ、余計なこと言わないで!
- ロアルド: コホンッ…鶴観に関することだと言うが…
- 墨田: あっ、来ました。さっそくですが紹介しますね。この方が伝説の(旅人)さんです。
「伝説の」は余計。
- パイモン: オイラはパイモンだ!
- ロアルド: この人があの伝説の(旅人)だったのか…
そんなに有名なの?
- ロアルド: 君の活躍は、そこらの冒険者をはるかに超えているからな。君の冒険譚は、すべての冒険者の憧れなんだ。
鶴観について…
- 墨田: 本題に入りましょう。皆さんをここに呼んだのは、「鶴観」の情報を共有していただきたいと思ったからです。
- 墨田: これは私が最近書いている…
鶴観の謎を調査するために。
マウシロが消える原因を調査するために。
- 龍二: やはり(旅人)さんは頼もしいですね。
- ロアルド: 同感だ。墨田さんの話が脱線することをすぐに阻止する判断力と胆力がある。
- パイモン: (なんか、墨田さんがかわいそうに思えてきたぞ…)
- 墨田: うぅ…ごめんなさい…
- 墨田: は、話を戻しましょう。かつて私の依頼を引き受けて、「あるはずのマウシロが消えていた」という状況に遭遇した方が…
- 墨田: だから万端珊瑚の探偵さんとロアルドさんを呼んだんです。
- 龍二: たしかに、マウシロを手に入れられなかったのは事実です。
- 珊瑚: 謎は解けた!ただ単に龍二が失くしただけでしょ。
- 龍二: 違います。鶴観に着いてから、何度も霧の中をさまよいはしましたが、最終的に島の空き地でマウシロを見つけています。
祭場のことだね。
- 龍二: ですが、具体的なことは…あまりよく覚えていないんです。
- 龍二: なんだか、頭の中に霧がかかったような感じで…鶴観で起きたことについて、何も思い出せない状態でして。
- 墨田: その…鶴観って霧海の中にある島ですよね。もしかしたら、龍二さんは霧を多く吸い込んでしまって、頭の中にそれが溜まってしまったのではないでしょうか…
- 龍二: ……
- 珊瑚: ……
……
- ロアルド: 私の体験とは少し違うようだな。当時、私は離島から出ることができず、そこで立ち往生してしまった。
- ロアルド: 墨田さんが私に、「鶴観へ向かい、マウシロを探す」依頼を出したんだ。
- パイモン: つまり、ロアルドさんは正式な通行許可を持ってないってことか…?
- ロアルド: シーッ…!規則を破ってるんだから、大きな声を出さないでくれ…
カマって凄いんだね。
- 墨田: 頼まれたことを必ずやり遂げるんです、カマは。
- 墨田: ですが頼まなければ、何もやりません。
- ロアルド: 龍二と同じで、私も少ししか思い出せない。
- ロアルド: 当時、カマの忠告に従って、大きな扉から鶴観の濃霧に入った…そこにはとても親切な子供がいて、祭典もあった。
- パイモン: 子供って…ルーだったか?
- ロアルド: 「ルー」…?あまりよく覚えていない。急いでいたし、日誌も離島に置いてきてしまった。
- ロアルド: 記録によると、鶴観の文明は完全に消滅しているはず。しかしそこにはまだ子供がいた。
- ロアルド: その後色々あって、マウシロを手に入れたような記憶はある。
「ような」?
- 珊瑚: ロアルドは依頼された物を手に入れたと思い、墨田に報告に行った。しかし、その物は手の中になかった。「ような」って言ったのはそれが原因ね。
- ロアルド: ああ、すまない…普段日誌を書いているのも、記憶力に自信がないからなんだ。
- ロアルド: まあ、日誌もよく失くすのだが…
- パイモン: (そういえば、オイラたち冒険の途中で色んな日誌とかノートを見つけたよな?記憶力が悪い人ってけっこういるのかな…?)
- 珊瑚: だけど今回の事件で、私が一番気になっているのは、マウシロの消失じゃなく「鶴観で現地人に遭遇した」ことよ。
- 珊瑚: 『遠海物語』の記録によれば、鶴観が数千年前に滅びたのは紛れもない事実…
- 珊瑚: 鶴観を滅ぼした雷の魔梟は、セイライ島の天雲峠で雷神によって消滅された。浅瀬神社は、その巨梟が残した力を抑制するために建てられたの…
- パイモン: 「梟」…前に聞いた「雷鳥」のことか?
- 龍二: 珊瑚所長、これは案件とは無関係かと…
- 珊瑚: いいえ、関係あるわ。たしかに私はセイライを訪れたことがない…でも、あれが死した時に放つ力が天雲峠の今の現象を作ったのなら、「地脈異常」と組み合わせて見れば…
- 珊瑚: そこから導き出せる結論は一つしかない。そしてその結論こそ事実よ。それは——君たちが遭遇した「異常現象」は、鶴観と深い繋がりがあったってこと!
- パイモン: わぁ…
面白い考えだけど…
- パイモン: 役に立つ情報がなにもないじゃないか!
役に立つ情報がない…
- パイモン: でも、けっこう面白い考えだよな!
- パイモン: 珊瑚所長って、本当に博識なんだな!
- 珊瑚: もちろん。だって私は万端珊瑚の珊瑚だから。人々のためにあらゆる事を代行するには、当然ながら知識も必要なの。
- 墨田: ええ…皆さんで集まっても、有意義な結論には至りませんでしたね…
- 墨田: ロアルドさんと万端珊瑚さんを除いて、過去に依頼した人たちは皆、鶴観には特異な地脈異常や幽霊があると考え、関わり合いを持つことを避けるようになるんです。
- 墨田: やはり今回も依頼を取り下げにした方がいいですね。私は小説を書くのに向いてない運命なのかもしれません…
- パイモン: それはダメだ!
- パイモン: 墨田さんからこんなにたくさんの『霧海紀行』を聞いたんだ、このあとの展開がすっごく気になるぞ!
- 珊瑚: 探偵として、「運命」っていう言い方は納得がいかない。
- 珊瑚: すべての現象には原因がある。すべての事件には論理がある。この世界に、「運命」なんて存在しないの。
何が起きたのかさえ分かれば…
- パイモン: そうすれば…あれ、オイラたちの目的ってなんだったっけ?
墨田さんを励ますこと。
- パイモン: いや、そうじゃないだろ!
- ロアルド: マウシロを探して、墨田さんに渡せば、依頼完了となる。そうだろう?
マウシロを探すこと。
- パイモン: それに、墨田さんが依頼を取り消したら、オイラたちも無駄働きになっちゃうだろ!
それが一番の原因。
それがパイモンにとって一番の原因。
(俺俺/
私私)も鶴観について気になる。 - パイモン: だから墨田さん、鶴観のことはオイラたちに任せろ!
- 墨田: はい…あなたたちの言う通りです。まだあきらめるのは早かったですね。
- 墨田: たとえ名作家の瀧澤京伝さんでさえ、33年間も苦しい人生を送ってきました。それから彼はある本を読み…
- 龍二: 墨田さん、作家についての話はまた次回聞くことにします。では、我々はこれで。行きましょう、珊瑚所長。
- 珊瑚: ええ。本当に疲れた。やっぱり万端珊瑚の方が居心地が良いわ。
- ロアルド: 冒険者として、私も再度鶴観の霧に挑戦する。鶴観の奥深くで会おう。星と深淵を目指せ!
- 墨田: どうやら、私は文章力を鍛える以外にも、人と会話することを学ぶ必要がありますね…
- パイモン: 気にするな、マウシロはオイラたちに任せろ!
- (もう一度墨田と会話する)
- 墨田: 人への話し方を反省しなければいけませんね…
- (マークされたエリアに近づく)
- パイモン: うん…たしかカマが、その扉から入れって言ってたな…
- (2番目のマークされたエリアに近づく)
- パイモン: ん?あれってルーじゃないか?
- (ルーに近づく)
- ルー: あっ…
- ルー: (お兄さんお兄さん/
お姉さんお姉さん)とパイモン… - ルー: 急にいなくなったから、他の人たちと同じかと思った…
他の人?
- ルー: 昔、他にも鶴観に来た人たちがいた。でも、最後はいなくなった、戻って来なかった。
- ルー: 緑色の服を来たおじさん、自称「探偵」のお兄さん…あの人たちはどうなったんだろう…
- パイモン: それって…ロアルドさんと龍二だよな?
彼らは大丈夫。
- パイモン: ついこの間会ったばかりだぞ!
- ルー: よかった…霧海の中で迷子になって、犬の魔物に食べられちゃわないか心配してたんだ…
- パイモン: そんなことにはならないぞ!あいつらはけっこう実力があるんだ、たぶん。
- パイモン: でも、この前ルーと別れたあと、不思議なことに遭遇したんだ…
- パイモン: オイラたちの見つけたマウシロが、いつの間にかどっか行っちゃったんだ。
- ルー: マウシロ?マウシロなら、君たちが持ってるはずだよ。君たちの体からその力を感じる。
- パイモン: えっ?
- ルー: 昔、マタおじいちゃんから聞いたことがある…
- 世界に闇が広がった後、雷鳥は鶴観を守るため、霧を撒き散らした。
しかし、霧の中で鶴観の人々は太陽も、月も、星も見ることができなかった。
親戚、友人、子供、さらに飼育している鵜猿獣がどこにいるのかさえもわからない。
その時、流れ星のようにまばゆい紫色の雷鳥が、空洞となったカンナ山から羽ばたいた。
- 空気を切り裂くような羽の鋭い音が聞こえ、初代祭司は雷鳥の羽根を拾った。
息を吹きかけると、硬い羽根が優しい音を鳴らした。
このようにして、人々は霧海の中で自分の位置を他人に伝え、迷っている者を自分のところへと導いた。
その後、木片を使って、この音を真似るようになったのだ…
- パイモン: …つまり、雷鳥の羽毛が最初の「マウシロ」だったのか?
- ルー: そうだよ。その力を…君たちの体から感じるんだ。
- パイモン: 羽毛なら…ちょっと心当たりがある…
前に天雲峠で…
セイライ島の依頼で…
- パイモン: おう、たしかそんなこともあったな…
- パイモン: あれ?なにか光ってるぞ…
- パイモン: わっ…
- (変わった羽毛が光る)
すごく不思議。
奇妙だね。
- ルー: これが一番いい「マウシロ」だよ。
- パイモン: でも、これは墨田さんのほしいものじゃないと思うぞ…
- ルー: 人造のマウシロはこのような力はないけど、マウシロの「原物」として、特別な力を有しているはず。過去の魂を見ることもできると思う。:パイモン: 信じられないって言いたいけど、不思議なことならこれまでたくさん経験してきたからな…
- ルー: うん…じゃあ試してみよう。
- (変わった羽毛を入手)
- ルー: 僕について来て!
- ルー: ここで「羽毛」を使ってみて!
- (変わった羽毛で神秘的な彫刻を発動)
- パイモン: わっ、なんか怖いぞ…冥ちゃんと同じ感じだ…
冥ちゃんを悪者扱いしちゃだめ。
冥ちゃんと同じなら、怖がる必要ない。
- パイモン: うぅ、それもそうだな。冥ちゃんごめん!
- ルー: あっ、カマお兄ちゃんだ。今どうしてるのかな。
- パイモン: えっ?カマ?
- (もう一度ルーと会話する)
- ルー: カマお兄ちゃんはどうしてるんだろう…
- (「カマ」と会話する)
- 「カマ」: …ここに埋めよう。僕たちが出会った場所だ。
- 「カマ」: 当時君に渡せなかったマウシロを、ここに残そう。
- 「カマ」: この未知の場所に別れを告げる時…何も持っていくことはできない——君は出発前、そう僕に言ったね…
- ルー: あっ、もう鶴観を離れたのか…
- ルー: 彼が元気でいることを願ってるよ…
- ルー: ……
- ルー: うん!でも今日は祭典の日だから、気が滅入るようなことを考えるのはやめよう。
- ルー: もうカパッチリとも約束してあるんだ。あとでカパッチリに会う。みんなも僕のために準備してるから、もう行くよ。
- ルー: 止まり木のことは、(旅人)(お兄さんお兄さん/
お姉さんお姉さん)とパイモンに感謝してるよ!(お兄さんお兄さん/ お姉さんお姉さん)たちがいるから、今回の祭典はきっとうまくいくよね。 - パイモン: ふふん、もちろんだ!
- ルー: うぅ…もし(旅人)(お兄さんお兄さん/
お姉さんお姉さん)が嫌じゃないなら、祭場に行ってマタおじいちゃんに会いに行ってみて。 - ルー: 止まり木のことは解決したけど、まだ他に手伝わないといけないことがある。祭典はとても重要なことだから、準備がたくさん必要なんだ。
- パイモン: うぅ…そうか?この前オイラたちが止まり木に奉納をした後、どっか行っちゃったみたいだぞ…
- ルー: それはないよ。重要な祭典だから、そこから一歩たりとも離れることはない。何しろ…
- ルー: あっ、なんでもない。とにかく、お願い!
- パイモン: しょうがないなぁ…(旅人)、どうする?
分かった。
別に大丈夫。
- ルー: ありがとう、(旅人)(お兄さんお兄さん/
お姉さんお姉さん)。ありがとう、パイモン! - ルー: じゃあ、あとでまた!
- パイモン: じゃあ…(旅人)、さっき「カマ」が掘ってた場所を、オイラたちも見てみよう!
- (現場を掘る)
- (マウシロを入手)
- パイモン: これは…もしかして…
マウシロだね。
前よりだいぶ便利。
- パイモン: おう、じゃあ依頼は完了したってことか?
とりあえずは。
- パイモン: でもルーと約束したし、やっぱり祭場に行ってみよう。
- パイモン: 子供との約束を破ったらいけないからな!オイラはそんな大人にはなりたくないぞ!!
パイモンは大人なの?
- パイモン: どっちかというと、そうかもな…?
冥ちゃんは子供だけど、「年齢」は大人。
- パイモン: うぅ…なんかややこしいな。詳しいことはあんまり気にするな!
- パイモン: ルーと約束したし、やっぱり祭場に行ってみよう。
任務の説明の更新
前回は鶴観の祭場で何も見つからなかったが、ルーのおかげで「マウシロ」を再び手に入れた。ルーと約束したから、祭場に行ってみよう。地元の人たちの話を聞いて、何か役に立つことがないか探してみよう。
- (祭場に到着)
- パイモン: あれ、誰かいる…
- パイモン: ルーもああ言ってるし、他の人たちの話を聞いてみよう。
- (アペとウナの会話を聞く)
- アペ: 私はただ…あの子に元気でいてほしいだけなんだ…
- アペ: もうどれくらい会ってないのだろうか…
- ウナ: さあね…でも本当にかわいそうだよ。
- ウナ: サヨは彼を置いて霧海を出ていった…もう…
- パイモン: あまり役に立てないかもな…
- (アペとウナの会話をもう一度聞く)
- ウナ: 何はともあれ、じいさん、あんたはまずキノコの世話をしていればいい。
- アペ: あの「ユウトウタケ」は本当にいいものだ。
- アペ: 祭典が終わったら、お前のところにも持っていこう。
- ウナ: じゃあ頼んだよ。じゃないと、視力だけじゃなくて、頭も悪くなっちゃうからね。
- ウナ: キトとキナの見分けもつかなくなってしまうよ。
- ウナ: だけど、カマ家のことは、あまり関わらないほうがいい…
- アペ: ああ、分かったよ。
- (キナとキトの会話を聞く)
- キト: ほら、おかしいでしょ?それに、上に描かれてる祭司像も、マタおじいちゃんたちに似てない。
- キナ: 確かにおかしい!
- パイモン: こんにちは!
- キト: 一つ推測がある!
- パイモン: オイラたちを無視してるぞ。。
何を言ってるか聞いてみよう…
- キナ: おお、キトお兄ちゃんの推測だ!今回はどんな大胆な考えなんだろう?
- キト: あれらの壁画は霧海が出現する前の時代に描かれたもの。はるか昔、世界にはまだ霧がなかった。だからみんな何がそこにあったのか見えてたのさ!
- キト: そこには、丸いもの、星型のもの、山のようなものがあった!だから古代の壁画には、そういうものが描かれていた!
- キナ: キトお兄ちゃんの想像力は本当に豊富だね!
- キト: ふふん。
- キナ: でも、絶対にマタおじいちゃんとウナおばあちゃんに聞かれちゃだめ!じゃないと、また叱られちゃう。
- キト: おう、わかってるさ!
- パイモン: 丸いもの、星型のもの…あいつらが言ってた壁画にあった形って、月と星かな?ここの濃い霧じゃ、たしかに見えないな。
- パイモン: 鶴観の子供はこんな風に考えてたんだな…他にどんな考えがあるのかな?
- (キナとキトをもう一度聞く)
- キト: ふむ…だけどもう一つ推測がある。
- キナ: 二つも推測を思いつくなんて…す、すごい…!
- キト: シーッ…小声で話そう…
- キト: (マタおじいちゃんって、実はそんな昔のことは知らないんじゃないか?)
- キナ: (えっ!そうなの?)
- キト: (キナ、たしか…マタおじいちゃんはこう言っていたよね。はるか昔、暗黒が降臨したあと、雷鳥様は霧海で僕たちを守った。)
- キト: (でも、そんな昔のこと、マタおじいちゃんは見たことがないはずだ。あそこにある形も、外の世界も…)
- キト: (だから、「雷鳥様が霧で僕たちを守った」ことは、嘘なのかもしれない!)
- キナ: (キトお兄ちゃん想像が大胆!でも、ありえなくない!)
- (チセとマタの会話を聞く)
- マタ: 今回の祭典…雷鳥様が満足するといいんだが…
- マタ: 何しろ、彼女がこれまでに好意を寄せてきた子供は、あの子だけ…
- チセ: 祭司様、ルーがまだ来ていません。
- マタ: …もう最後の日だ。外で遊ばせても構わない。
- チセ: しかし、雷鳥様はすでにカンナ山に戻っています…!
- マタ: そうか、ならばもう時間はない…
- パイモン: なにかオイラたちに手伝えることはあるか?ルーはオイラたちの友達なんだ。
- マタ: そうか。ワクカウ、オイナ、アウタケ…
- マタ: これらの場所に行ってみてくれ。ルーはそこにいるかもしれない。
- パイモン: おう、オイラたちに任せろ!きっとルーを見つけてくるぜ。
- チセ: ワクカウ浜、オイナ海岸、アウタケ平原か…
- チセ: 失礼ですが、これらの場所は子供の行く場所ではありません…
- マタ: ああ。だがどれもあの子の好きな場所だ。
- チセ: ルーはアウタケ平原で、雷鳥様に会った…そうですよね?
- マタ: ああ。一緒にいた頃、あいつはよくイペと一緒にワクカウの海辺で釣りをしたことを話していた。それとカマ家のお兄さんとサヨと一緒に、オイナで貝殻を拾っていたことも。
- チセ: サヨ…あの余計なことを言う女…いつも霧海の外の世界についてぶつぶつと…やはりあの時、3日分の水と食料を与えて霧海の外に追放するべきだったんです。
- チセ: ああしていれば、カマもあのようには…
- マタ: …もう過去のことだ。これ以上言うな。
- マタ: 私はまだ雷鳥降臨に関する準備がある。では、頼んだぞ。
- チセ: 分かりました。
- (3つの会話をすべて聞いた後)
- パイモン: うーん…またルーを探しに戻らないといけないみたいだ。
- パイモン: あいつらの言い方だと、ルーはワクカウ浜、オイナ海岸、アウタケ平原にいるかもしれない…
- パイモン: うぅ…鶴観の地名って読みづらいな…
一番近いのは…
- パイモン: 方向から見て、ここより一番近いのは、ワクカウ浜だな。
- パイモン: よし、じゃあそこから始めよう!
- パイモン: でもなんか騙された感じだよな。ルーがオイラたちをここに呼んだのに、今度はルーを探しに行かなきゃいけないなんて…
鶴観をもっと知るいい機会。
宝が見つかるかも。
- パイモン: うぅ…そこまで言うなら、そうするしかないな!
- パイモン: マウシロも手に入れたし、もう消えることもないはずだ。
- (ワクカウ浜に近づく)
- パイモン: ルーはいなかったな…
- パイモン: この前見た彫像と同じだ。「羽毛」を使えばなにかわかるかもしれないぞ?
- (神秘的な彫刻をアクティブにする)
- パイモン: わっ!前と同じ…この人は手がかりがあるかな…
- 「イペ」: …それか。釣りの秘訣なら、忍耐力だ。
- 「イペ」: ……
- 「イペ」: いや、まったくつまらなくないぞ。釣りは好きだからな。
- パイモン: 誰かとしゃべってるぞ…
- 「イペ」: ……
- 「イペ」: 魚は歌を歌えないが、お前の歌なら、魚もきっと聞いてくれるだろう。
- 「イペ」: まあ、結局食べられてしまうんだがな。
- 「イペ」: ……
- 「イペ」: 大丈夫。お前が大きくなったら、釣りを教えてやる。
- 「イペ」: だが、大きくなったら、俺にもイシネ文字の秘密を教えてくれ。何せ、お前たち祭司家に代々伝わる知識だからな。
- 「イペ」: 例えば、あれらの石にある文字…
- パイモン: この人、独り言を言いながら消えたぞ…まだ近くに他の手がかりがあるかもしれない。
- (謎解きに失敗する)
- パイモン: あれ?光が消えた…灯す順番が違うのかな?
- (また謎解きに失敗する)
- パイモン: 違うみたいだ…でもこっちにもこんな彫像があるぞ。「羽毛」を使えばなにか手がかりが見つかるかもしれない…
- (岩の謎解きの横にある神秘的な彫刻をアクティブにする)
- パイモン: わっ!これ、雷霊とかいうやつだろ…こいつの後ろを着いて行けば、なにか手がかりがあるかもしれない。
- (雷霊について行く)
- パイモン: こんな彫像があちこちにあるけど、なにか意味があるのか…?
- (雷霊ノ庭の横にある神秘的な彫刻をアクティブにする)
- パイモン: 山壁にあった記号はあの石に書いた文字と関係あるのかな?「イシネ文字」って言うんだっけ?
- (謎解きを解く)
- パイモン: わっ!出た!
- 「イペ」: イシネ文字にはそんな力が…地脈と関係があるのか。想像もしてなかった。
- 「イペ」: ……
- 「イペ」: 確かにその通りだ。過去の祭司は、冗談の分かる者だった。
- 「イペ」: …なんで釣りが好きかって?そうだな…
- 「イペ」: しいて言うなら、霧海の外には行けないが、この海が外の世界と繋がってるのを考えると、ここもそんなに小さいと思わなくなるんだ。
- 「イペ」: それに、なんと言うか…釣りをしてる時、他の収穫もあるのさ。
- 「イペ」: 例えば、ルーが隠れて歌を歌うのが好きだってことを知れた。
- パイモン: えっ?ルーとしゃべってるのか?
ルーと話せる人がいるなんて…
見えない人と話すのは別に普通。
- パイモン: そ、そうだな…オイラたちも色んなことを経験してきたし。
- 「イペ」: …恥ずかしがることはないんだ。お前の歌は悪くない。なんだか幸運をもたらす気がしてな。
- 「イペ」: ……
- 「イペ」: マキリに歌ってあげる?俺は別にいいが、どうして俺に聞くんだ?
- 「イペ」: ……
- 「イペ」: ああ。オイナ海岸に行くのなら、カマによろしく言ってくれ。
- 「イペ」: 気をつけろよ、霧の中で迷子になったら、マウシロを吹くといい。俺が探しに行ってやる。
任務の説明の更新
ワクカウ浜で収穫なし…とはいえない。幻影の会話の相手からみれば、ルーはここに来たことがあるようだ。とにかく、次はオイナ海岸に行ってみよう。
- パイモン: 次はオイナ海岸に行ってみようぜ!
- (オイナ海岸に近づく)
- パイモン: ルーはここにはいないみたいだ…
- パイモン: しょうがないな、近くに手がかりがないか探してみよう。
- (神秘的な彫刻をアクティブにする)
- 「サヨ」: よっ。
- 「カマ」: ルーか。
- パイモン: あっ、前に会った変な「カマ」ってやつだ…
- 「サヨ」: すまない、がっかりさせちゃったな。今日の貝は、もう私たちが全部拾ったよ!
- 「カマ」: 別に、元々彼のために拾って——
- 「サヨ」: おい!
- 「カマ」: あっ。
- 「サヨ」: でも、ふふん、ちょうどいい時に来たね…
- 「サヨ」: ほら、ここに…なんとか文字っていう石がある。
- 「サヨ」: たしかルーが言っていた、序列が重要だって。だから、石の順序を乱せば…
- 「カマ」: イシネ文字だ。でも、前にも言ったように、これはいい考えじゃない。
- 「カマ」: それに、ルーも来た。祭司家の子供なら、これは許されないだろう…
- 「カマ」: ……
- 「カマ」: 君も参加したいの…?
- 「サヨ」: やっぱり、ルーはそんな古くさいやつじゃなかった!
- 「サヨ」: よし、じゃあ始めよう!
- 一行は疑問を抱きながら何かをやった…
- 「サヨ」: 未来の祭司はきっと、記録を辿ってここの石に触れるが、何も思いつかない。そんな様子を思い浮かべると、実に愉快な気持ちになる。
- 「カマ」: やっぱり正しいとは思えない。
- 「サヨ」: ふんっ、本当につまらないね。まだキトとキナたちと遺跡を探索する方が楽しかったよ!
- 「カマ」: そういえば、ルー、君は彼らとも仲が良いんでしょ。今度は君からも、安全に気をつけるよう彼らに言ってあげて。
- 「カマ」: 僕は、霧海の外には緑地があって、人もいると思ってる。雷鳥よりも前、そこには人と歴史が存在していた。僕たちの村のことも、誰かが記録するべきだよ。
- 「サヨ」: ふんっ、つまらないやつね。
- 「サヨ」: まあ、ルー、早く大きくなりなさい。
- 「サヨ」: 祭司が君だったら、みんなを霧海の外に連れ出して、外の世界を見ることができる…
- 「サヨ」: 私、その日まで待てるかな?
- 「サヨ」: ……
- 「サヨ」: そうだ、カマが言ってたけど、この前アウタケ平原で君を見たそうだよ。
- 「サヨ」: あそこは霧が最も濃い場所なんだ、うっかり崖から落ちたら大変なことになる。くれぐれも安全には注意して。
- 「カマ」: うん。もし行くなら、僕も呼んで。
- 「サヨ」: カマは頭が石と同じくらい固いが、方向だけは頼りになる。ただの石じゃないってことだ。
- パイモン: あの人たちの話だと、石の位置は変わってないみたいだ…なにか手がかりはあるかな…
- (謎解きを解く)
- 「サヨ」: ルー…
- 「サヨ」: サヨお姉さんと一緒に行かないか?
- 「サヨ」: ……
- 「サヨ」: 本当なんだぞ。霧海の外の世界は、本当に存在するんだ。
- 「サヨ」: 私はもう外から来た人に会ってる。昔、私たちの島に迷い込んで、霧の中でケガをした人がいる。
- 「サヨ」: その人から外のことをたくさん聞いた。彼は、海にある他の島から来たらしい。その島には霧がなく、辺り一面緑地だったそうだ。それに青い空と金色の太陽も。
- 「サヨ」: 彼が言うには、雷鳥はいつも私たちの島から彼の島に飛んでいくらしい。だから私たちの島のことが気になって、見に来たんだそうだ。
- 「サヨ」: ……
- 「サヨ」: そうだろう!私も不思議だと思ったんだ。
- 「サヨ」: どうだ、私と一緒に行かないか?ここは少し暗すぎるだろ。
- 「サヨ」: マタおじいちゃんは別に悪者じゃない。彼はただ先祖の話を疑う勇気がないんだ。でも私はやっぱり見に行ってみたい、外の世界を。
- 「サヨ」: それに、人を雷鳥に捧げるなんてこと…私は嫌いだ。雷鳥もそんなの好きじゃないだろ?
- 「サヨ」: ……
- 「サヨ」: カマも…そうだな。彼を一人にしたら…
- 「サヨ」: でも、分かったよ。君がここに残るというのなら、きっとここも君のおかげで良くなる!
- パイモン: ルーはいなかったな…
- パイモン: アウタケ平原にいるかもって言ってたし、そこに行ってみよう。
任務の説明の更新
オイナ海岸でルーを見つけられなかったが、前に見たあの幻影「カマ」を見かけた。このことを記録すべきだ。後でカマに話を聞けるかもしれない。とにかく、今はアウタケ平原でルーの痕跡を探しに行くべきだ。
- (アウタケ平原に近づく)
- パイモン: うぅ、この霧…あっ、あれって前と同じような彫像じゃないか?
- (神秘的な彫刻をアクティブにする)
- パイモン: あっ!ルーだ!
- 「ルー」: ここで歌えば、誰にも気づかれないよね…?
- 「ルー」: よし…もう少し深くに行ってみよう。
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アウタケ平原でルーに似ている「幻影」を見かけた。さらに調査する価値はあるだろう。
- パイモン: さっきの…ルーに似てたぞ!
- パイモン: でも、なんか変だぞ…近くに手がかりがないか見てみようぜ?
- (さらなる神秘的な彫刻に近づく)
- パイモン: あれ?ここにも雷鳥の彫像が…(旅人)、あの「羽毛」を使ってみようぜ!
- パイモン: それと、そばにある「石」もなんか足りないみたいだ…対応する石を見つけて、正しい位置に戻せば、なにかわかると思うぞ。
- (神秘的な彫刻をアクティブにする)
- パイモン: あっ、仙霊だ!それに三つも!
- (東の石に近づく)
- パイモン: 石を見つけたぞ!でも、なにが原因であの台座から外れたんだろう?
- パイモン: うぅ…わからない…
- (南の石を拾う)
- パイモン: よし、見つけた。
- パイモン: オイラたちの旅って、なんだかいつも物を探してるよな…
- (西の石を拾う)
- パイモン: この石ってたしか…「イシネ文字」だったか…鶴観の祭典の言語かな?
- パイモン: じゃあ、あいつらが交流する時は、石を投げ合うのか?なんかヒルチャールみたいだな。
- (すべての石を集め終わる)
- パイモン: …でも、欠けた「石」も見つけたし、早く戻ろうぜ!
- (謎解きを解く)
- ??: 面白い曲調だ。小さき人の子よ、お前は雷と雨が怖くないのか?
- パイモン: あれ?ルーが誰かとしゃべってるぞ…
- パイモン: あっ、いなくなった…
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人探しで無駄足を踏んだが、とりあえず祭場に戻ってみよう。
- パイモン: 全部ハズレだったな…ルーは見つけたけど、オイラたちの探してるルーじゃなかった…
- パイモン: なんかこんがらがってきたぞ…とにかく、まず祭場に戻ってみよう。
- (祭場に戻る)
- パイモン: ……
- パイモン: みんないなくなったぞ…
ちょっと期待してたのに…
まあ予想通りだった。
- パイモン: オイラたち、他の島で妖狸に会っただろ。これも妖狸のしわざなんじゃないか!?
- パイモン: うぅ、なんかややこしくなってきた!
状況を整理しよう。
- パイモン: おう、もちろんだ!
- パイモン: ずっと「あやふや」じゃだめだからな!
(俺俺/
私私)たちはマウシロを手に入れた。 - パイモン: おう、消えるかどうかはわからないけどな…
- パイモン: 今回こそは、マウシロを墨田さんに届けてあげたいな!
カマに似てる人がいた…
- パイモン: 名前も姿も似てたな。なんだか、怪しいな…
鶴観の時間がおかしい…
- パイモン: あっ、そういえば…
- パイモン: ルーと話してた時、なんだかおかしいって思ってたんだ。なんだかあいつの時間とオイラたちの時間が違うような気がして…
- パイモン: あっ!そうだ、ルーは龍二とロアルドさんにも会ってたよな。
鶴観の人は(俺俺/
私私)が見えないみたい。 - パイモン: えっ?そうなのか?たしかにオイラも、あの人たちとしゃべってる時、なんだか変だなって思ってた…
- パイモン: こっちを見向きもしないなんて、失礼なやつらだな!
- パイモン: …これくらいだよな?
- パイモン: うぅ、考えるのって疲れるぜ…
考えてるのはこっちなんだけど。
- パイモン: オイラも頑張って考えてたんだ!
戻ろう。
ここにいても意味がない。
- パイモン: おう、墨田さんのところに戻ろう。
- パイモン: カマに会ったら、ちゃんと事情を聞こうぜ。
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最近鶴観で経験したことは一言では言い尽くせない。だが、「マウシロ」を手に入れた。この後は稲妻城に戻って、これを墨田に渡せば依頼を完了できるはずだ。
- (墨田に近づく)
- パイモン: あっ、ちょっと待てよ。
うん、まずは確認してみよう。
- パイモン: おう!マウシロがまだあるかどうか見てみようぜ。
どうしたの?
- パイモン: マウシロがまだあるかどうか確認してみようぜ!
- パイモン: じゃないと、また無駄足になっちゃうからな。
- パイモンと一緒にバッグの中身を確認した。
マウシロはまだある。 - パイモン: よし、よかった。今回は失くしてない。
- パイモン: 行こう!墨田さんのところに!
- (墨田と会話する)
- 墨田: おかえりなさい。
- 墨田: 今回こそはマウシロを手に入れているといいのですが…そうでなければ…
- 墨田: そうでなければ、いつまで経っても小説が完成しませんので。
- パイモン: もちろんだ!これしきの依頼、オイラたちにとっちゃ朝飯前だ!
- パイモン: (旅人)、マウシロを墨田さんに渡してくれ!
- パイモン: 早く依頼を終わらせて、報酬をもらって、木南料亭で美味いもんを…
- パイモン: あれ…?
- パイモン: なんかこの会話、前にもあったような…気のせいか?
マウシロ…
確かに手の中にある。
- パイモン: よかった!
- 墨田: わ、私は本当に…マウシロを手に入れられるのですか…
- 墨田: マウシロ…これは本当に『霧海紀行(仮)』の貴重な鍵となります…
- (マウシロを提出する)
- 墨田: あ…これが…マウシロですか…
- 墨田: …なんだかがっかりです。
- パイモン: えっ?
えっ?
…へっ?
- 墨田: あっ、すみません…なんだか、足りないんです…なんというか、「宿命感」でしょうか?
- 墨田: これは数千年もの時を経たものであり、人々の笑顔や歌がもう存在しない廃墟から取り出された遺物…それをこんな簡単に手に入れてしまうなんて…
……
ちょっとひどい。
嫌なら自分で鶴観に行って探して。
- パイモン: オイラたち、大変だったんだぞ。当たり前みたいに言うなよ!
- 墨田: ご、ごめんなさい!
- 墨田: さ、さすがは伝説の(旅人)…!
- パイモン: オイラは?
- 墨田: それと伝説のパイモンさん!
- 墨田: 名高い冒険者や探偵が成し遂げられなかった依頼を、こんなにも簡単に完了してしまうとは…
- 墨田: 本当に凄いです!小説は『霧海紀行』ではなく、『(旅人)とパイモン紀行』にしましょう!
- 墨田: …(旅人)とパイモン紀行…(旅人)とパイモン紀行…なんだか、あまり読み慣れない響きですね…編集に却下されるかもしれません…
- 墨田: あっ、でしたら!あなたたち二人とも、名前を「霧」と「海」に変えてみてはどうでしょう?
- パイモン: ?
?
……
- 墨田: いえいえ、もちろん冗談ですよ!まあ、話を戻しますが、百戦錬磨の異国傭兵ですら手に入れられなかったマウシロが、今やあなたたちの手中にあります。本当に素晴らしい。
- 墨田: ええ…何しろ、たとえ『三匹の小姓』で最強とうたわれている「新蝉」でさえも、あなたたちに劣るでしょう。
- 墨田: もちろん、中には「白州斎」こそが実力最強だと思う人もいますが、その前の作品である『牢屋敷仕業人』を熟読すれば…
お世辞はいいから。
じゃあ、依頼は完了ってこと?
- 墨田: …ええ、まあそうですね。
- パイモン: 「まあ」?
- 墨田: はい…実は私、あなたたちの鶴観冒険の経験を聞いてみたいのです。
- 墨田: きっと波乱万丈な経験をなされたんでしょう?その中の物語、きっと書き下ろすに値すると思うんです…
- パイモン: うぅ…実はオイラたちも話したいことがある…
- ここ数日の冒険の話を墨田に伝えた。
- 墨田: そうだったんですね…
- 墨田: 鶴観は滅びましたが、その中の人や時間は、異常な速さで再生されています。そう、まるで「幽霊」のように。それだけでなく、霧の中の時間の流れは、外界とは大きく異なるんです。
その話じゃなくて…
- 墨田: しかし彼らは一般概念の幽霊ではなく、「現象」の再生なんです。だから主人公の訪れを感知することができませんでした。そしてその中には、謎の少年が…
- パイモン: 「主人公」?
- 墨田: 以前依頼を受けた者はマウシロを手にすることができませんでした。なぜなら、彼らが見つけたのは偽物である「幽霊マウシロ」だったから…
- 墨田: なるほどなるほど、大体把握しました。
- 墨田: なんだか、あなたたちには小説を書く才能があると思います!
- 墨田: 面白いですね、ただところどころ堅苦しい場所もあります。「設定」の発展にもよくないでしょう。ですがなんと言っても…
「設定」?なにそれ?
- 墨田: 気にしないでください。この物語、時間をかけてきちんと仕上げれば、きっと売れるはずです!
- 墨田: 荒谷さんはこういう風格の物語を好むでしょう…これなら、八重堂と契約を結べるかもしれません!
- 墨田: ああ、私が「墨田先生」と呼ばれる時代がついに来るのでしょうか…あっ、いえ、まだ筆名を考えていませんでした…しかし常先生のように本名を使うのもかっこいいですね…
- 墨田: ……
- パイモン: 墨田さんがさっきから変なこと言ってるぞ…おかしくなったんじゃ…
- 墨田: …いいえ、私の依頼はまだ終わっていません。
- 墨田: 真偽はどうあれ、私にはさらなる鶴観の物語が必要です。
- 墨田: …それに、彼…カマについてのことも、もっと知りたいです。
- 墨田: 何せ、彼は頼りになる仲間ですので。私たちはかつて、伝説の赤穂百目鬼左衛門と蛇目権兵衛のように、雷の中を一緒に船で…
危うく死にそうになったあのこと?
紫色のものを吐いたあのこと?
- 墨田: …伝説では、赤穂百目鬼も何度も蛇目に助けられていたと聞きます。
- 墨田: カマのことについて、もっと知りたいのです。
- 墨田: 彼には…なんだか、「実力を隠している、神秘的な感覚、物語の後半に主人公一行に加わる」という感じがするのです。物語にはぴったりかと。
- パイモン: 確かに不思議だけど…
その依頼、引き受けた。
(俺俺/
私私)も鶴観の深くに入ってみたい。 - 墨田: ありがとうございます…!
- 墨田: では、引き続き鶴観で行動してください…
- (任務完了)
- (もう一度墨田と会話する)
- 墨田: 「ボン!」
- 墨田: マウシロの音が…おかしいですね…
- 墨田: その、なんと言うか…もしかしたら、パイモンさんの言う通り、何か音を作ったほうがいいかもしれません。
ギャラリー[]
イシネ文字の謎解き[]
動画[]
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | マウシロの音を聴く Maushiro no Oto wo Kiku |
中国語 (簡体字) | 倾听木簧笛的八音曲 Qīngtīng Mùhuángdí de Bāyīnqū |
中国語 (繁体字) | 傾聽木簧笛的八音曲 Qīngtīng Mùhuángdí de Bāyīnqū |
英語 | Octave of the Maushiro |
韓国語 | 마우시로의 선율 Mausiro-ui Seonyul |
スペイン語 | Octava del maushiro |
フランス語 | Octave de maushiro |
ロシア語 | Октава маусиро Oktava mausiro |
タイ語 | ฟังโน้ตอ็อกเทฟของ Maushiro |
ベトナム語 | Lắng Nghe Khúc Nhạc Của Maushiro |
ドイツ語 | Oktave der Maushiro |
インドネシア語 | Oktaf Maushiro |
ポルトガル語 | Ouça a oitava da Maushiro |
トルコ語 | Maushiro Oktavı |
イタリア語 | L'ottava del Maushiro |