原神 Wiki
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冒険者協会モンド支部の数少ない若い冒険者、常に「不運」にまとわりつかれている。
彼が作った「ベニー冒険団」は「不運」の影響でメンバーが減り続け、現在は団長一人のみ在籍し解散寸前。
ベネットにお願いされて、冒険者協会モンド支部の看板娘キャサリンは「ベニー冒険団」の登録を消さずに、団員たちがとうに辞めたという事実も口外しないようにした。

—公式サイトより引用[1]

性格

モンドの冒険者少年、その優しさとそぐわない不運を持っている。

—キャラクターステータスとプロフィールページのテキスト

ベネットは不運に見舞われながらも、冒険者協会のメンバーとして強く、勤勉に働いている。楽観的で礼儀正しく、冒険への情熱に溢れている。不運に見舞われることが多いものの、冒険中に直面した問題に対してさまざまな解決策を編み出すなど、創意工夫も忘れない。

ベネットは自分の「神の目」を神々からのサインだと考えている。それは、彼が親しみを込めて「パパ」と呼ぶギルドの老練な冒険者たちや引退した冒険者たちが、自分を見捨てないというのと同じである。

容姿

ベネットはミディアムの男性モデルを使用している。淡いアッシュグレーの髪、明るい褐色の肌、明るい緑色の目をしている。様々な不運や不運に見舞われ、傷を負い続けているようだ。左肩に目立つ傷がある。

公式紹介

ベネットと逆の選択をすれば、すべての冒険は順調に進む。

—これはモンド城の元冒険者・ヘルマンの経験則である。[2]

情熱にあふれた心優しいモンドの少年、冒険者協会モンド支部の数少ない若い冒険者。
偉大な冒険者になることを夢見ている。

モンド出身の冒険者少年。冒険に対し永遠の情熱を抱いているが、彼の冒険にはいつも不運が伴う。
「不運体質」により、彼と共に冒険したがる人は非常に少ない。しかしベネットはそんなことではくじけない。いくら傷を負おうが、ベネットの炎のような意志が消えることはない。
さあ、宝は目の前だ!「ベニー冒険団」、出発!

キャラクターストーリー

キャラクター詳細

ベニー冒険団」は、冒険者協会モンド支部の一つの特例である。

「冒険団」というのは互いを支え合い、リスクの発生率を下げるために作られたシステムで、通常3から4名のメンバーがいる。

しかし、ベネットが団長を務める「ベニー冒険団」は、長い間団長一人だけの状態を維持している。

団員減少の最大原因といえば、それは団長ベネットの「不運体質」である。

しかし、冒険に対して常に情熱あふれるベネットは、団員がいないことを寂しいと思っていない——

いや、心の片隅で、たまに1、2回くらいは思うことはあったかもしれない。

キャラクターストーリー1

好感度Lv. 2


冒険者ジャックは、かつての「ベニー冒険団」の最初の被害者である。

あの日、宝物まであと数歩という距離で、彼らは百年に一度発生するかどうかの岩元素乱流に巻き込まれ…一行と宝箱は深い溝で隔たれた。

「近いのに遠い…恋みたいだ。」

ジャックはそのアクシデントでかすり傷しか受けてなかったが、このことはまるで失恋のように、彼の冒険人生に大きな打撃を与えた。

団員ロイスは、秘境探索中「よいしょっ」という声を聞いた直後、盛大に響き渡る音の中で意識を失った。

その後、犯人のクレーは7日間も反省室に閉じ込められた。爆弾を投げた理由は、冒険者たちが探索している秘境を大きいウサギの巣だと思ったかららしい。

ヘッケラーは、「ベニー冒険団」に加入してから1週間も腹を下した。食中毒だと医者に言われたが、本人はかたくなに団長の不運体質のせいにしたという。

「あいつらはすぐに戻ってくるって…だから、ベニー冒険団の登録を削除しないでくれ…」

ベネットの頼みに対してキャサリンはため息をつき、団員たちはとうに辞めたという事実を告げないことにした。

キャラクターストーリー2

好感度Lv. 3


かつて、攻略不可能とされる秘境があった。

ある年寄りの冒険者がこの秘境へ足を踏み入れた。

烈火に皮膚を焼かれ、雷鳴に鼓膜を刺され、狂風に魂が引き裂かれそうだった。

この地獄のような旅の終点で彼を待っていたのは、なんと赤子だった。

自分こそがこの「絶境」に足を踏み入れた最初の生き物だと、冒険者は思っていた。だからこそ、目の前の光景を理解できなかった。

「この赤ん坊は…世界に捨てられた子なのだろうな」

ふと彼の頭に浮かんだ考え、それが真実なのだと彼は信じた。

伝説の武器や数えきれない程の黄金は手に入れられなかったが、老人の顔に落胆の表情が浮かぶことはなかった。彼にとって、目の前で必死に生きようとする赤子こそが「宝物」であったからだ。

「この冒険にはきっと意味があるのだろう」そう思いながら、老人は赤子を抱きしめた。

たとえそれが世界の意思に背くことだったとしても。

キャラクターストーリー3

好感度Lv. 4


老人はあの冒険を誰かに話す前に、「絶境」から救った子供を残して、この世を去った。

彼は亡くなる直前、「意志」「冒険」「終点の宝物」という言葉を残した。

冒険者協会モンド支部には、まだ妻子のいないベテラン冒険者が数人いた。彼らはその子供をベネットと呼び、我が子のように育てた。幼い頃から物わかりのいいベネットも、彼らを「オヤジ」と呼んでいる。

「オヤジ、入れ歯が茶碗に入ってたよ」「オヤジ、なんでまだそれ着てるんだよ?オレが買ったシャツは?」「雨の日はオレから離れたほうがいいぞ、オヤジ。雷が落ちてくるからな!」

今となっては、ベネットは冒険以外の時間を全て「オヤジたち」の世話に使っている。

「あいつらいい宝を拾ったな、ハハッ。」モンド支部長のサイリュスは笑いながら、ベネットの背中を叩いた。

自分は不運だけど、少なくとも愛する人たちに幸運をもたらすために頑張ろう——ベネットはそう思っている。

不運の冒険者ベネットは今日も「幸運」を象徴する宝物を探している。

キャラクターストーリー4

好感度Lv. 5


フィッシュルの眷属、鴉のオズはベネットのことを「世界で一番頑強な少年」と呼ぶ。

ベネットの体にある傷跡を見れば、彼が今までどれほどの不運を経験してきたかわかる。

怪物の襲撃、遺跡の崩壊、崖からの転落…どんな状況に遭遇しても、「不運経験」が十分にあるベネットはいつもすぐ対応策を思いつく。

大聖堂の祈祷牧師バーバラも、脱臼の応急処置に慣れているベネットには驚いたものだ。

不運がもたらしたもう一つの贈り物は「病的」な戦闘方法だった。

「あの子の動き…痛みを感じていないのか?」ベネットの戦い方を見た騎士団の大団長ファルカはそう思った。

痛みを感じないわけではないが、体はとうに痛みに慣れて、日常の一部となっている。

激しい痛みはベネットにとって、鼻にツンとくる匂いや眩しい光みたいなものだ。

だからこそ、人体の極限を超えた戦い方と何をも恐れない攻撃の動きは、冒険者ベネットのトレードマークになったのだ。

キャラクターストーリー5

好感度Lv. 6


死ぬって一体何なんだろう?いつも死の瀬戸際にいるベネットは、考えずにはいられなかった。

自分を「拾った」冒険者の「オヤジ」が死んだ後でも、その冒険伝説が語り継がれていることをベネットは知っている。

妻子のいない冒険者の葬式には涙がなく、旧友たちの乾杯する音だけが響くことをベネットは知っている。

モンドの冒険者にとって最高の終わり方は、宝物や大地の秘密を追い求めた道の先でその身を捧げ、風神の手で魂を故郷へ連れていってもらう事だとベネットは知っている。

かつての彼は死を恐れていた。

しかし何度も考えた後、冒険者にとって死はむしろ幸運なことかもしれないとベネットは思うようになった。

——まあ、幸運はオレとは関係ないけどな。

「行こう!宝物を探しに!」そしてベネットは、ネガティブな考えをやめた。

絆創膏

好感度Lv. 4


骨折や出血が多い怪我をした時、ベネットは大聖堂に行って、牧師のバーバラに治療してもらう。

「またオレだ…わりぃな」と言いながら頭を掻くベネット。

バーバラはただ首を横に振り、「擦り傷も手当してね」と、絆創膏を渡した。

このさりげない優しさは、ベネットにとってまるで宝物のようだった。彼は勲章をつけるように絆創膏を傷口につけ、バーバラに情熱的な感謝を述べた。

ベネットが冒険する時は、いつもポケットにたくさんの絆創膏を入れている。オヤジさんたちの、バーバラさんの、キャサリンさんの…または怪我した後に出会った冒険者たちからもらったもの。

小さな気遣いを集めて、ベネットだけの触れられる幸運に変わる。

「少なくともオレにはみんながいるから、不運も大したことないみたいだな」

神の目

好感度Lv. 6


ベネットの冒険への熱意を止められるものはない。

彼は「オヤジ」たちのように情熱を持って探索し続け、挑戦し続け、冒険に人生の全てを捧げる。

だが、今回のベネットは本当の危機に直面した。

オヤジたちが若い頃にあったような絶体絶命の危機。

「この出血量は…ヤバいぞ」

でもベネットは足を止めなかった。「このまま帰るわけにはいかない」彼はこう思った。

何故か分からないが、ベネットは過去に経験した全ての不幸が、この瞬間を突破するための試練だと思えた。

だが、地獄のような旅の終点で待っていたのは——何もなかった。

「収穫なしも冒険…の一部だからさ、き…気にすんな…」

強張った緊張感が弛緩した途端に、傷だらけのベネットは倒れた。

目を覚ました時、なぜか傷口が不思議の炎に焼かれた気がした。出血が止まり、痛みも感じなかった。

一枚の温かい宝珠が彼の手のひらで、冒険者の心拍に合わせて脈打っていた。

それは世界の慈悲や運命の憐憫ではなく、彼の炎のような意志に相応しい「終点の宝物」だった。

名刺の飾り紋

ベネット・認可
取得:
ベネット好感度がLv.10に到達後獲得。
記述:
ベネット冒険団の認可。

命ノ星座

岐路座
意味:
わかれ道

任務とイベント

伝説任務

デートイベント

イベント

Webイベント

キャラお試し

イベント

腕試しイベント

キャラクター紹介

キャラストーリー

キャラクターストーリー
「呪いに見舞われた冒険者」として:

キャラボイス

キャラクターボイス

メール

豆知識

  • ベネットの誕生日2月29日の閏日にあたる。閏年でない年は、ベネットは2月28日に誕生日を迎える。
  • 英語版声優のクリスティーナ・ヴァレンズエラは行秋と兼任している。
  • 祈願イラストの中でベネットは黎明の神剣を使っている。暁の先触れのパッシブはキャラクターのHPが90%の時にのみ発動するが、ベネットはHPを70%までしか回復できないため、ベネット自身はこの武器の効果を発動することができない。
  • ベネットはキャッツテールの掲示板に匿名でメッセージを書き、冒険者協会の「オヤジ」たちの面倒を一人で見るのは大変だと告白している。
  • ベネットは以下の1点の調度品の説明で記載されている:

語源

  • ベネットの名前は、ラテン語で「祝福された」を意味するBenedictusに由来している[3]。また、Bennett's Fracture(親指の過伸展による手根足根関節の骨折)のことである可能性もある[4]
  • 彼の星座はRota Calamitasはラテン語で「災いの輪」を意味する。

その他の言語

キャラクター称号: 運命の試金石

言語正式名称
日本語運命の試金石
Unmei no Shikinseki
中国語
(簡体字)
命运试金石
Mìngyùn Shìjīnshí
中国語
(繁体字)
命運試金石
Mìngyùn Shìjīnshí
英語Trial by Fire
韓国語운명운명 시금석시금석
Unmyeong-ui Sigeumseok
スペイン語El Tentador del Destino
フランス語Prince de la guigne
ロシア語Испытание огнём
Ispytaniye ognyom
タイ語ไฟแห่งโชคชะตา
Fai haeng Chok Chata
ベトナム語Thử Thách Của Vận Mệnh
ドイツ語Prüfling des Schicksals
インドネシア語Trial by Fire
ポルトガル語Julgamento por Fogo
トルコ語Ateşle İmtihan
イタリア語Prova del fuoco

注釈

脚注

  1. 原神公式サイト: ベネット
  2. 原神公式Twitter: キャラクター紹介
  3. Wikipedia: Bennett (name)
  4. Wikipedia: Bennet's fracture

ナビゲーション

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