ドリーはスメールで活躍する旅商人だ。彼女の一番好きなものは、キラキラ輝くモラ。
彼女の優れた話術をもってすれば、手持ちの奇妙で不思議なアイテムの数々を高値で売り付けることができる。—公式サイトより抜粋[1]
性格
神出鬼没の旅商人。一番好きなものは、キラキラと輝くモラ。
—ゲーム内のキャラクターステータスとプロフィールページの紹介文
ドリーはスメールで高い評価を得ている商人で、謎めいたサプライチェーン(アリスも含まれる)を通して良質の商品を手に入れることができる、最も機知に富んだ商人とみなされている。彼女は非常に裕福で、モラに非常に執着しており、あらゆるものを利益を得るための手段として見ている。彼女のモーラへの執着は、姉が病気を患い、当時家族が治療費を払えなかったことに起因している。奔放な外見と言葉遣いで客の心を揺さぶり、法外な値段にもかかわらず商品を買わせる。
何でもモラで稼ごうとするドリーは、闇市場にも手を出し、マハマトラの目を引いている。そのため、彼女は自分、従業員、潜在的な顧客が責任を問われるのを防ぐため、すべての潜在的な顧客を審査するプロトコルを導入した。
容姿
ドリーは背の低い女性モデルを使っている。白い肌、金色の瞳、ピンクのショートヘア。また、赤みがかったレンズと金色の菱形のフレームの小さな眼鏡をかけている。
公式紹介
どんな希少な実験材料も、ドリーのところなら購入できる。一体どこから仕入れているんだろうね…そうだ、彼女のところで何か買うなら、値段に気をつけなよ。会計の度に、心臓をチクチク刺されるみたいな痛みを味わうハメになるから。
—ティナリ
神出鬼没なドリーは、数え切れないほどのお宝を保有している。
スメールで「最も人脈の広い」大商人として、珍しい宝石や、在庫僅かな希少薬材、さらには前代未聞の不思議なアイテムまでも、彼女は手に入れる手段を持っている。
そして、当然それは——決して容易く受け入れられるような値段ではない。いつも温かい笑顔を見せてくれるドリーだが、その見積もりにはいつも舌を巻いてしまう。
彼女を「窮地から救ってくれた恵みの雨」だと言う者もいれば、「混乱の中で一稼ぎしようと企む悪徳商人」だと言う者もいる。
だが、これらの議論をドリーの耳に入れることは難しいだろう。何せ、アルカサルザライパレスに響くのは常に、モラのぶつかり合う澄んだ音だけなのだから。
キャラクターストーリー
キャラクター詳細
「ドリー·サングマハベイ——アルカサルザライパレスの主にして、すべてを有する万能なる大商人!」
ドリーの名刺を手に取ると、そのような文言が堂々と書かれている。
事実、彼女はスメールに数いる商人の中でも最も特別と言える人物だ。
すでに数え切れないほどの富を有しているが、それでもモラを稼ぐことに高い情熱を注いでいる。
彼女は名高いキャラバンを数隊所持しているものの、自らの足でスメールを回り、品物を売っている。
そんな彼女が扱う商品は、実にバラエティに富んだものだ。特製の旅行バッグ、野外用乾燥機、全自動雪玉ランチャーなど…その品揃えの良さは、モラさえあれば何でも買うことができるほどである。
キャラクターストーリー1
好感度Lv. 2
「あらあら、お客様は砂漠を目指していますの?では、こちらの上質な品はいかがでしょう?」
「雨林は湿度が高く、毒蛇や猛獣がたくさんいますわ。万全の準備をするに越したことはありませんの。さあさあ、こちらの道具はいかがでしょう!今ならちょうど20%オフのセール中ですの!」
「おや、お待ちください、お客様。まさか、ここを通るおつもりで?この先には魔物がうようよといますの。護身用に武器を買ってはいかがでしょう?」
「アクタモンエプタ王遺跡に行きたいと?でしたら、私に聞いて正解ですの。まずは採水道具一式が必要になるかと。ふふっ、ちょうど私が扱っていますの。」
スメールを旅する者の間では、このような話が伝わっている。
危険な場所に足を踏み入れようとすると、まるで待っていたかのように小さな人影が現れる、と。
険しい山脈、不毛な砂漠、暗い雨林、そして魔物が跋扈する無人地帯、どんなところに行こうとも彼女の微笑む姿が見られる。
そして、彼女はいついかなる時も、旅する者を苦境から助ける不思議なお宝を持ち歩いているそうだ。
——もちろん、値段は決して安くない。
「絶望的な状況から助かること」と「大量のモラを失うこと」という全く異なる二つの感情がぶつかるため、旅をしている者は彼女に対して愛憎両方の複雑な感情を持っているようだ。
そしてドリーはいつも、彼らの悩む顔を無視して、受け取ったモラをパンパンに膨らんだ財布に詰め込むと笑顔で帰っていく。
「毎度ありですわ、うふふっ。」
キャラクターストーリー2
好感度Lv. 3
他人から見れば、ドリーの商売は順風満帆に映るだろう。だが、誰も想像できないような問題に何度も遭遇してきたことを、ドリーだけは知っている。
ある時、スメール各地からドリーに注文が殺到したことがあった。しかし、ドリーはそれほどの量の品を予定通りに納品することができなかったのだ。
その理由は、周辺の貿易ルートに大量の物資を運べるような広さがなかったからである。
商隊のメンバーは、一部の注文を断るようドリーを説得した。仮に断ったとしても安定した収入があり、このまま続けていればやがて大金持ちになるのは間違いない。
だが、ドリーは非常にリスクのある行動に出た。妙論派と提携をして、危険なエリアに新しい貿易ルートを開拓したのだ。
彼女はこれら新しいルートを周辺の商隊に開放すると、それを機に商会を設立して資源の統合を行い、ついには問題を打開したのである。
今ではドリーの新しい貿易ルートはスメールの各地で見られる。「サングマハベイ様」の名声は高まる一方となった。
それと同時に広まったのが、当時ドリーがキャラバンのメンバーに放った言葉だ。
「注文を諦めるなんて、おバカなキノコしかやらないことですわ。」
「稼げるモラは余すことなく稼ぐ、なぜならそこにモラがあるからですの。」
キャラクターストーリー3
好感度Lv. 4
かつてドリーは、ひどい不眠症に悩まされたことがある。特に理由はないのに夜になっても眠れず、次の日には濃いクマを目の下にこしらえて商会に行くことがよくあった。
もっとも腕の立つ医者に診てもらっても原因が分からず、精神を安定させるお香を焚いても眠れない——むしろ咳が止まらなくなったほどだ。
そんな時、通りすがりの医師がドリーにこう言った。
「砂時計をベッドの横に置いて、砂が落ちる音を聞きながら眠りにつく人がいるそうだ。」
ドリーはそれを何日か試してみたが、それも効果はなかった。だが、ふとひらめいて彼女は特大の砂時計を特注する。
その中身は砂ではなく光り輝くモラ。
夜、モラがぶつかる音を聞くことで、ドリーはぐっすりと眠ることができた。
それ以降、ドリーは「不眠症」への対策を完璧に理解した。
「ぐっすり眠る秘訣は、自分を安心させることですわ。」
キャラクターストーリー4
好感度Lv. 5
モラへの思いが人一倍強いからか、ドリーはモラ以外にも「モラをもたらしてくれる存在」に興味を示す。
例えば、彼女の商隊が荷物を運ぶのに使っているのは主に駄獣だ。そこでドリーは駄獣が休んでいる間、自由に走り回れる「楽園」を作った。
そして彼女は、駄獣たちが強く美しく育つよう、栄養バランスの良い上質な餌を厳選した。
もちろん、敏腕商人である彼女は商機を一切見逃しはしない。
種類の異なる駄獣が共に遊んでいるのを見て、この楽園は面白いものだと気づいた。ドリーは楽園に観光客を呼び込み、チケットや飲食物、お土産を販売して早々に元金の回収に成功したのだ。
彼女の駄獣への愛情は本物であり、それで小さな儲けを得たのも事実である。
この点においてもっとも説得力を持つのは、ドリーのランプに潜んでいるジンニーだろう。最初はドリーに騙されてランプの中に入ってしまったが、今ではずっと離れず傍にいる。
戦いのたびにドリーに呼び出されるが、戦いが終われば、ドリーはジンニーの願いを叶えている。
ジンニーはたまにこう思う、言い伝えにある物語は逆ではないかと——
ランプの中にいるのが強靱な戦士で、ランプの持ち主こそが願いを叶える精霊なのだと。
キャラクターストーリー5
好感度Lv. 6
ドリーとアリスの出会いについて、その経緯を知る者はいない。だが、確かにこの二人は商人たちが嫉妬するほどのビジネスパートナーだ。
世界中を旅しているアリスが、スメールに長居することはない。そのため、アリスは人に頼んで自分の新しい発明品を時々ドリーに送っている。
そして、ドリーはその発明品を売った後、何らかの方法でアリスを探してモラを渡していた。
アリスはたまに手紙を一緒に送ることがある——私はいま危険な場所にいるから、モラはとりあえずドリーのところで預かっておいて。
それでもドリーは人を手配して、アリスにもっとも近い安全地帯までモラを届ける、彼女が一刻も早くモラを受け取れるようにだ。
人件費、輸送費、保険費など…あらゆる費用がかかるが、ドリーは決してそれをケチることなく、前払いする。
「大善人であるドリーは、決して支払いを滞らせたりしませんの。」
「それに、アリスさんの出費は決して少なくないもの。モラで困ることがないように、保証しなければなりません。」
ドリーはいつもこのような言葉を口にし、モラが届いたかどうかを何度も確認する。
アリスがドリーの唯一の仕入れ先でなくなった今でも、彼女はこれをもっとも重んじている。
おそらく彼女は、出会った日に交わした約束をずっと胸に刻んでいるのだろう。
「数え切れないほどのモラが欲しい?ええ、いいわよ。不思議な道具をたくさんあげる。でも、売れるかどうかはあなたの腕次第よ。」
「心配不要ですわ。この私がいい値で売って、モラを大量に稼ぎますの。そして、できるだけ早くあなたに分け前を届けますわ…私はあなたの最高のビジネスパートナーになりますの。」
モラオルゴール
好感度Lv. 4
モラの美しい音をより心地よく聴くため、ドリーは自ら「モラオルゴール」を特注した。
オルゴールの上部には、モラがちょうど通る大きさの穴が空いている。
そこからモラを入れることで、内部の複雑なからくりに沿って転がっていき、時折軽快な衝突音を響かせながら美しい音楽を奏でる。
ドリーも音楽に合わせて、広々としたアルカサルザライパレスの中で踊るのだ。
「モラ、モラ、キラキラとしたモラ。」
「モラ、モラ、数え切れないモラ。」
「美しいモラは私のモラ。」
「他人のモラも、私のところへおいでまし。」
何度耳にしても、この曲は決して飽きることがない。
曲が終わるタイミングで、ドリーはいもしない観客に向かって深々とお辞儀する。
それと同時に、モラはオルゴールの底へと辿り着き、モラの山にぶつかる——
「チャリン」という軽妙な音を響かせ、無事に幕を閉じるのだ。
だが一回だけでは聞き足りないドリーは、よくモラをもう一枚オルゴールに投入する。
神の目
好感度Lv. 6
年の近い二人の少女が手を繋ぎ、少し変調の歌を口ずさみながら、無邪気な日々を共に歩んでいた。
春になると野花を折って互いの耳を飾り、夏の小川を裸足で走った。
秋には黄金色の砂丘を一緒に滑り降り、冬には太陽の下で寄り添いながらで同じ本を読んだ。
時間が長く感じられ、いつまでもずっと終わらないように思えた。
だが時が過ぎ、少し年上の姉が突如咳き込むと吐血した。それから、家の中には見知らぬ大人がたくさん集まるようになった。
大人たちは自分には理解の及ばない病状を真剣な面持ちで説明した後、家の中で首を横に振り、ため息を吐いた。
事情を知らない妹は、毎日姉の様子を見に行った。姉はいつも明るい笑顔でこう言っていた。
「大丈夫、少し休めば元気になるから。」
その笑顔を見て、純粋な妹は期待の表情を浮かべ、次こそは一緒に外で遊ぶのだと胸を躍らせた。
しかしある日、自分の認識が甘かったことに彼女は気付く。物語を話す姉が突然、妹の胸元をぎゅっと握り締めてきたのだ。
その痩せこけた体がベッドの上に倒れ込む。手を差し伸べた妹は初めて気付いた。姉の体が驚くほど軽いことに。
…まるでそれは羽毛のようで、誰も触れることのできない彼方へとゆっくり漂うかのようだった。
その後、姉の枕の下からくしゃくしゃになった紙を見つけた。
それは医師が記した処方箋——そのほとんどが根絶した薬材であった。いずれも数少ない個人コレクターしか有していない代物ばかり。
購入するには少なくとも数千万モラが必要だろう。貧しい家庭では想像もつかない額だ。
いつも笑顔で提案を断っていた姉は、恐らく夜中に隠れて処方箋を眺めては、「生きる」というわずかな希望を夢見ていたのだろう。
妹は処方箋を服のポケットにしまうと決心した。
「モラをたくさん稼ごう。」
「もう二度と親しい人の悲しみに満ちた笑顔を見ないためにも。もう二度とモラがないせいで何かを失わずに済むように…」
神の視線が注がれたのは、その瞬間かもしれない。
しかし、「野心」が急激に膨れ上がった彼女にとって、「神の目」を手に入れたことはほんの始まりに過ぎなかった。
それからの無数の日々、彼女は「冷静であるよう」自分に言い聞かせ、心の中で自分を励まし続けた。
「執念を持つだけではダメですの。私は、最後の力を使い果たすまで、欲しいもののために働き続けますわ。」
「サングマハベイ様にできないことなんてありませんの。」
名刺の飾り紋
ドリー・魔法のランプ | |
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取得: ドリーの好感度がLv.10に到達の獲得。 記述: 渡された魔法のランプをこすって、渡す予定のモラをこすったら、どんな願いでも叶う…かな? |
命ノ星座
ランプ座 | ||
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意味: 光源 |
任務とイベント
魔神任務
イベント
キャラお試し
キャラクター紹介
キャラストーリー
キャラクター | ストーリー |
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キャラボイス
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メール
豆知識
- ドリーは光る装飾品を持つキャラクターの一人だ。デフォルトコスチューム『アイ・ラブ・モラ』を着用時、ドリーの元素爆発の準備が整うと、帽子の前面にある灰色の石が神の目と一緒に光る。また、ドリーの元素爆発で召喚したランプの精とつながっている場合も光る
- ドリーが初めて言及されたのは、アーロイのチュートリアル動画の記述の中で、アリスが自分自身を指すのに使っている称号のひとつが「かの有名なサングマハベイ様のサプライヤー」である。
- ドリーはアルカサルザライパレス内では「主」と呼ばれ[2][3]、正式には「サングマハベイ様」と呼ばれる。
- ドリーは以下の1点の調度品の説明で記載されている:
その他の言語
キャラ称号: 夢の庭に隠せし財宝
言語 | 正式名称 |
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日本語 | 夢の庭に隠せし財宝 Yume no Niwa ni Kakuseshi Zaihou |
中国語 (簡体字) | 梦园藏金 Mèng Yuán Cáng Jīn |
中国語 (繁体字) | 夢園藏金 Mèng Yuán Cáng Jīn |
英語 | Treasure of Dream Garden |
韓国語 | 꿈의 정원에 감춰진 보물 Kkum-ui Jeongwone Gamchwojin Bomul |
スペイン語 | La Magnate Acaudalada |
フランス語 | Trésor du jardin onirique |
ロシア語 | Сокровище сада снов Sokrovishche sada snov |
タイ語 | ห้วงฝันมหาเงินตรา |
ベトナム語 | Kho Báu Vườn Mơ |
ドイツ語 | Schatz im Schlummerland |
インドネシア語 | Treasure of Dream Garden |
ポルトガル語 | Tesouro do Jardim dos Sonhos |
トルコ語 | Rüya Bahçesi Hazinesi |
イタリア語 | Tesoro del giardino dei sogni |
脚注
ナビゲーション
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