この記事では魔神任務について説明しています。ジュニャーナガルバの日に関する伝承については、「アーカーシャ」 § ジュニャーナガルバの日をご覧ください。
ジュニャーナガルバの日は、テイワットストーリーの魔神任務、第三章・第五幕「虚空の鼓動、熾盛の劫火」の第3話である。
手順[]
- 翌日まで待つ(8時~12時)
- 教令院の外で、アルハイゼンと合流する
- アルハイゼンと教令院に入る
- 知恵の殿堂に入る
- アルハイゼンと会話する
- しばらく隠れて機会を待つ
- パイモンと会話する
- ナヒーダと意識を繋げてみる
- ナヒーダの意識と会話する
- シェイクズバイルと会話する
- 教令院のほうへ行く
- パイモンと会話する
- 幕間・ディシアとラフマンの会話
- 教令院の衛兵を罠に引き寄せる
- 幕間・大賢者アザールの疑念
- 幕間・大賢者アザール、スラサタンナ聖処へ
- パイモンと会話する
- スラサタンナ聖処に行く
- ナヒーダと会話する
- スラサタンナ聖処を離れる
ゲームプレイメモ[]
- 手順5から手順9まで、プレイヤーは「特殊ストーリーモード」に入る。このモードを抜けると(手順7でエリアから出るか、死亡した場合も含む)、手順の「知恵の殿堂」の入り口にワープされる。このとき、現在のチームは以下の制約を受ける:
- 特殊ストーリーモードを抜けて、再び「知恵の殿堂」に入ると、次のようなストーリーレビューが表示され、任務は抜けたところから続行される。
- あなたとアルハイゼンはナヒーダを解放する方法を探すため、大賢者アザールの執務室に行く。
しかし、用意周到な大賢者はあなたを幽閉し、アルハイゼンを追放する。しかし、すべては計画通りに進むかに見えたが……
(手順6の後に追加)
監禁室で、あなたは改造アーカーシャ端末を使ってナヒーダの封印された意識を目覚めさせることに成功する。
(手順7の後に追加)
一方、ニィロウは教令院の外でダンスを踊り、アルハイゼンがアーカーシャに埋め込んだ偽の命令が発動され、教令院の警備員全員が街に突入する。
- あなたとアルハイゼンはナヒーダを解放する方法を探すため、大賢者アザールの執務室に行く。
- この任務をクリアすると、天地万象のアチーブメント「史上最長の作戦」を獲得できる。
お試しキャラクター[]
WLWL | キャラクター & 武器 |
天賦 & 聖遺物 | ステータス |
---|---|---|---|
8 |
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対話[]
ゲーム内の任務の説明
やっと「ジュニャーナガルバの日」が訪れた。準備し、計画したのはすべて、たった一つの目標——「草神救出」のため。
- (時間を経て)
- パイモン: ついに教令院の「ジュニャーナガルバの日」だな?いよいよ計画を実行する日が来たぞ。
- パイモン: アルハイゼンはきっとオイラたちを待ってるはずだ。さっそく教令院に行って、あいつと合流しようぜ?
- (アルハイゼンに近づく)
- アルハイゼン: 来たか、ちゃんと休めたか?
- パイモン: オイラはよく眠れなかったぜ…今日やることを考えてたら緊張しちゃって、夜が明ける頃になってようやく眠れたんだ…
- パイモン: おまえはどうなんだ、アルハイゼン?
- アルハイゼン: 前日の夜の休息も計画の一部として見なしている。それに、体力も重要な資源だ。当然、俺はしっかりと休んだ。
- パイモン: お、おまえ、自分が冷静だってことを自慢したいだけだろ!
- アルハイゼン: 計画を実行する前に、緊張感をほぐすのも重要なことだからな。
- パイモン: ただ人をおちょくってるだけじゃんかよ。緊張なんてほぐれてないぞ!
- アルハイゼン: まあいい。それより俺たちがこれからやることについて、もう一度説明は必要か?
念のため説明して。
もう一度確認したい。
- アルハイゼン: 俺たちの目標は大賢者アザールの執務室だ。その執務室には歴代の大賢者だけが利用できる操作台がある。これは、教令院内部の人間なら誰もが知っていることだ。
- アルハイゼン: 数多の機密指令や操作がそれにより行われ、中にはクラクサナリデビの解放に関する命令もあるだろう。
- パイモン: そういえばずっと聞きたかったんだけど、賢者たちはどんな技術を使って神を閉じ込めたんだ?
- アルハイゼン: 当然だが、学者たちの力だけでは無理だ。だが、スラサタンナ聖処の中には、元々マハールッカデヴァータが単独で瞑想する時に使っていた、外界と遮断するための装置がある…
- アルハイゼン: そして五百年前の大賢者がその装置を改造し、内部から操作できないようにした。つまり、神の技術で神を閉じ込めたというわけだ。
- パイモン: それで、どうやってその大賢者の執務室に近づくつもりだ?
- アルハイゼン: 今日は「ジュニャーナガルバの日」だ。教令院にとってもっとも重要な日と言っても過言ではない。
- アルハイゼン: ここ最近の教令院の研究成果や法令などを、缶詰知識の形でアーカーシャに記録するんだ。ゆえに、賢者たちと教令院の中核メンバーたちは準備に追われている。
- アルハイゼン: 各学派の学者たちは多忙を極め、教令院に出入りする人も格段に複雑になっているだろう。つまり、紛れ込んで潜入するには絶好の機会と言える。
- アルハイゼン: 大賢者が執務室から離れ、自ら缶詰知識の記録を監督に行く時、操作台で草神を解放するチャンスが訪れるはずだ。
なんというか…
ちょっと強引すぎない?
- アルハイゼン: 当然だ、なにせこれは「表の計画」だからな。
- アルハイゼン: 過去の経験からして、この時間帯なら既に教令院が「ジュニャーナガルバの日」の準備を開始しているはずだ…
- パイモン: 神を救うために集まったみんなも、それぞれ位置についたはずだ。オイラたちが先陣を切ろうぜ!
- アルハイゼン: ああ、行こう。
- パイモン: えっと、オイラたち…このまま正門から堂々と入って大丈夫なのか?
- アルハイゼン: そうだ、こそこそする必要があるか?
- パイモン: うっ…なにも言い返せない…まあ、もしなにかあったら、アルハイゼンに任せるからな。
- (教令院に入る)
- ヴィラフ: …しょ、書記官?
- ヴィラフ: お待ちください、アルハイゼン書記官ですよね?
- パイモン: ひぅっ!
パイモン、落ち着いて…
- アルハイゼン: 俺だが、どうした、急いでるんだが。
- ヴィラフ: あっ…いえ、ただ突然あなたがここに現れるなんて驚きまして。最近、賢者の方々があなたを探しているようです。何の用かは分かりませんが…
- ヴィラフ: その、それと…どうか部外者を教令院の中に連れ込むのはご遠慮いただけると。
(まずい…)
(やっぱり気付かれた…)
- アルハイゼン: 部外者?君はどのようにしてそんな結論を出したんだ?根拠もない推論を口にすれば、君が所属している知論派の恥だぞ。
- ヴィラフ: そ、それはどういう意味ですか…私は知論派でもトップクラスの学生です。前回の院内論理学の答弁でも学派の三位を取ったんですから、見くびらないでください!
- アルハイゼン: 何も見くびってるわけじゃない。ただ知論派の先輩として、ある程度の思考能力を備えたほうがいいと思っただけだ。
- (彼ら彼ら/
彼女たち彼女たち)がここにいる理由も、すべて一目瞭然だろ?
アルハイゼン: それに君が把握している情報から考えれば…俺が帰ってきた目的も、それに - ヴィラフ: そ、そうなんですか…ちょっと待ってください、考えてみますので。まだ答えを言わないでくださいね!
- ヴィラフ: 賢者の方々があなたを探している…金髪の旅人…部外者…
- ヴィラフ: まさか…賢者の方々はあなたではなく、最初からこちらの旅人を探しているということですか?そして、あなたが教令院からこんなに長く離れていた理由も…
- アルハイゼン: しっ——そこまででいい。さすがは知論派の優等生だ、君の推測に間違いはない。
- ヴィラフ: やはりそうなのですね!先ほども言ったように、つい驚いてしまったので頭が回っていなかったんです、どうかお許しを。先輩からの励ましに感謝します。
- アルハイゼン: 礼はいい、俺たちはこれで失礼する。
- ヴィラフ: はい、教令院への貢献ありがとうございます、書記官!
- パイモン: さっきのはなんなんだ…あの学者、なにが分かったんだ?
- アルハイゼン: さあな。
- パイモン: おまえも分かってないのかよ?
- アルハイゼン: ああ、彼がどんな理由を思いついたにせよ、自分自身を説得できるものだったんだろう。
- アルハイゼン: いわゆる学者のプライドというやつだ。学術のことで指摘された途端、すぐ知ったかぶりをして面子を保つ。
- アルハイゼン: 今の教令院には、そういった学者が数多く存在している。自分を賢く見せてるんだ。その姿がどれほど愚かなのかも知らずにな。
- パイモン: なるほど、賢い人を相手にする時は、それ専用のテクニックがあるんだな。こっちで言い訳を考える必要もないなんて…
- アルハイゼン: 無駄にできる時間はない。タイミングを逃せば面倒なことになる、さっそく入るとしよう。
- (知恵の殿堂に入る)
- パイモン: ここって教令院の図書館だよな?
- アルハイゼン: ああ、教令院の「知恵の殿堂」だ。テイワット最大の図書館と言えるだろう。
- パイモン: ここって結構学生たちが通るんだよな?こんな堂々と入ってほんとに大丈夫なのか?
- アルハイゼン: もともと教令院の日常はペースが早い。さらに今日は「ジュニャーナガルバの日」だ、全員自分の仕事に追われている。
- アルハイゼン: 自然に振舞えばいい、急ぐぞ。
- (衛兵の前を通り過ぎる)
- パイモン: 前にあるこの台って…なにに使うんだ?
- アルハイゼン: これは教令院内部のリフトだ、高層階に通じている。
- パイモン: 大賢者の執務室も上にあるんだよな?じゃあ、これに乗っていくのか?
- アルハイゼン: いや、まだ大賢者と鉢合わせする可能性を排除できない。とりあえず近くで観察しよう。
- パイモン: 大賢者がこのドアから出てくるってことか?
- パイモン: それで…こっそり忍び込むんだな?なんだかスリルいっぱいだな…
- アルハイゼン: どうなるかは知らん。だがアザールが今どこにいるのか確認できれば、今後の行動は一気に安全になる…
- アザール: …では、お前たちにヒントをやろう。私の居場所を知りたければ、後ろを見てみるといい。
!?
まさか見抜かれてた…
- パイモン: っ…おまえは大賢者アザール、どうしてここに!?
- アルハイゼン: チッ…
- アザール: こんなに長いこと姿を消していたのに、教令院がまだお前のことを完全に信頼しているとは思わなかっただろう…書記官?
- アザール: ずいぶんと前からお前の目撃情報が寄せられていた。だからこうして、私自らお前をわざわざ迎えに来たんだ。
- アルハイゼン: まさか大賢者様が、そんなにも俺に関心を持っていてくれるなんてな、身に余る光栄だ。
- アザール: ああ、だがお前よりもっと関心があるのは…そちらのお二方。旅人とパイモン…そうだろう?
- アザール: お二人はスメールの賓客、惜しむらくは今日になってようやく会う機会に恵まれたこと。おもてなしが不十分になってしまった。
話し合おう。
今ならまだ手を引くことができる。
- アザール: 実にいい。回りくどいことをせずに、直接交渉を持ち掛けるか…現状をよく理解していて、無謀な抵抗をするつもりはないということだな。
- (旅人と仲間は二階に連れて行かれます)
アザール: いいだろう。だがここは人がよく通る、話し合いには向いていない。私の執務室まで来てもらおうか。
- パイモン: 外も中も衛兵で囲まれてる。オイラたち、本当に逃げられないみたいだ…
- アザール: では、旅人。私と何を話したいのかね?
- アザール: 今日は「ジュニャーナガルバの日」だ。私にはまだ処理すべき仕事がたくさんある。お前たちを取り押さえるまで、そう世間話をしている時間はない。
ファデュイは信じられない。
ファデュイは何か企らんでる。
- アザール: なるほど、こちらがしていることをだいぶ把握しているようだな…
- アザール: だというのに、我々の「偉業」を賛美せず、そんな些末な気がかりで私を揺さぶろうとするとは…
- パイモン: 些末…?
- アザール: では、ファデュイが私から何を得ようとしているのか、言ってみたまえ。
神の心?
…多分、何かしらの「利益」。
- アザール: …話にもならん。
- アザール: まったく話にならんよ。利益、神の権利…お前はこんな卑俗な言葉で私たちの偉業を汚している。
- アザール: 神を創る…我々は人類の知恵をもってして神を創っているんだ!
- アザール: もし人類が「全知全能」に届かないのであれば、神を創ってそれを公示すればいい!これこそが人類が到達できる知恵の頂点。
- アザール: 我々は神の導きを再びこの手にする。もう二度と意識と知恵の暗闇で、当てもなく彷徨う必要がなくなる…
- アザール: たとえ世界樹の危機であろうとも、最後にはあっさり解決できるだろう。
- アザール: これは学術都市の最終的な夢、そのためにはあらゆるものを代償にする価値がある。
人類の知恵の頂点なんて…
結局、最後は神頼みってことでしょ…
- アザール: 神が自分の手から誕生するその喜びを、お前では永遠に味わえないだろう。お前の知恵では…この感情を理解するには不十分だからな。
じゃあ、クラクサナリデビは?
(君君/
あなたあなた)たちには神がいるのに。 - アザール: 一つだけ言うならば、神は人類よりも遥か高みにある存在でなくてはならない。クラクサナリデビ…彼女に何ができる?
- アザール: 民をなだめる?砂塵への対策?それとも荒唐無稽なおとぎ話でも作ることか?そんなの教令院でも簡単にできる。ならば私たちも神なのか?
- アザール: 我々はマハールッカデヴァータ様の恩恵を受けた民。この眼で見たことがなくとも、我々の先祖たる学者たちは「真の知恵」を見た。
- アザール: だが、今のクラクサナリデビは神の座にいても、学者たちに迷いをもたらす——「あれが真の知恵なのか」?
- アザール: ならば、彼女にずっとスラサタンナ聖処にいてもらったほうが、学術環境もより安定する。
- パイモン: そんなの屁理屈だぞ。それじゃあ、とても賢いやつとか、とても強いやつだけがいい神になるってことだろ?
(もう手の施しようがない。)
(これが学者の驕りなんだろう…)
- (彼彼/
彼女彼女)らは確かに危険な存在…
アルハイゼン: やはり大賢者様の判断と同じ、 - アルハイゼン: 教令院に反発しようとしただけでなく、その思想も学者たちの考えを歪める。俺の任務は確かに価値があったようです。
- パイモン: アルハイゼン…?オイラたちのことを言ってるのか?
- アルハイゼン: とにかく、命令通りにこいつらを教令院まで連れてきました。少しばかり手間取り、だいぶ時間が掛かってしまいましたが。
- アルハイゼン: ああ、それからご要望の調査報告も。
- (彼彼/
彼女彼女)と一緒に過ごして、まとめてきたものです。どうぞお目通しを。
アルハイゼン: 旅人に関するあらゆる情報を詳細に記載しました。俺がこれまで - パイモン: アルハイゼン!おまえ…やっぱり教令院側の人間だったんだな!
- パイモン: オイラたち、やっとおまえのことを信頼したのに…
本当にしてやられた。
アルハイゼン、(君君/
あなたあなた)は… - (アザールが神の缶詰知識を調べる)
- アザール: ……
- アザール: よくやった。とても詳細にまとめられている、それに指摘するような箇所もない…さすがは書記官、実にレベルの高い報告だ。
- アザール: 今日はちょうど「ジュニャーナガルバの日」、その情報も一緒にアーカーシャへ入れよう…これが何を意味するか知っているだろう?
- パイモン: …セノみたいになるのか?
- アザール: アーカーシャの演算能力により、お前の行動はすべて「予測」される。その正確さは少なくとも98%以上、しかも視覚情報からリアルタイムに修正される…
- アザール: つまり…どこへ行こうとも形のない檻がお前を囲っているということ。これがスメールにおける「信用に足らない人物」に対する最高の待遇だ。
信用に足らない人物…
…(君君/
あなたあなた)たちの大マハマトラも? - アザール: 権力を与えると同時に、同じ程度の疑惑を持つ、こんなことも理解できないのか?
- アザール: とにかく、お前はスメールの外から訪れた最大の「変数」、お前を「縛る」ことでリスクが大幅に下がる。
- パイモン: やり方が卑劣だぞ!
- アザール: 卑劣?お前たちから見れば、確かにそうかもしれないが、しかし…もう覚悟はできていたんだろう?
どういう意味?
- アザール: ここで旅人を「犠牲」にするのが、お前たちの計画じゃないのか?
- パイモン: えっ…
- アルハイゼン: …アザール様、言いたいことは分かりました。俺はずっとあなたの計画通りに動いてきたというのに、今になって俺を疑うというのですか?
- アザール: ふん、わざわざ私が計画を暴かなければならないのか?まあいいだろう、説明してやる。
- アザール: まず、お前と旅人はキャラバン宿駅に姿を見せた。しかしすぐに砂漠に入り、監視の目から逃れたという情報を私は受け取った。
- アザール: タイミングから察するに、離反して砂漠に逃亡した大マハマトラのセノと合流したのだろう…私が言っていることに間違いはないか?
- パイモン: まさか…オイラがさっきセノの名前を言っちゃったから…?
- アザール: 長い間、教令院はお前から情報を受け取っていなかった。その上、お前の周りにはクラクサナリデビとかなり親交のある旅人、さらには教令院と敵対する大マハマトラのセノまでいる…
- アザール: 彼らの煽動のもと、お前が教令院を裏切る確率はいかほどだろうな?合理的に考えて…五割?いや、七割か?どう思う?
- アルハイゼン: いくら言葉を並べようとも、それはただの推測。俺が旅人をあなたの前へ連れてきたのも、約束通り報告を提出したのも、事実として目の前にあること。
- アザール: そう、それは唯一敬意を払えるところだ。旅人は部外者であるにもかかわらず、お前たちの計画のために犠牲になろうとしている…
- アザール: 私の推測が正しければ、クラクサナリデビを救うため、そして我々の「偉業」を打ち砕くために…お前たちはおそらく二つの策を用意したのだろう。
- アザール: まず「ジュニャーナガルバの日」に教令院へと紛れ込み、アルハイゼンの書記官という身分を利用すれば、クラクサナリデビを助ける方法を直接見つけられる可能性も高いだろう。
- アザール: もしお前たちの作戦が見抜かれたら、アルハイゼンは「トカゲのしっぽを切る」ように、旅人を犠牲にして身の潔白を証明する。そして、教令院に潜んで引き続き方法を探すというわけだ。
- アザール: セノは…アーカーシャの計算によると、近いうちに教令院に戻って私と対峙することになるだろう。おそらく、これもお前たちが想定していた計画の一部なんじゃないか?
- アルハイゼン: …チッ、では俺が今さら何を言おうと、裏切者として扱うということか?
- アルハイゼン: たとえそれが冤罪だとしても、そっちに大した損失はないというわけか。
- アザール: いやいや…アルハイゼン書記官を失うのは、教令院の正常な運営においても、スメールの未来の学術建設においても、取り返しのつかない痛手…
- アザール: ただ現状から見るに、我々の神創りの「偉業」にとっては…確かに取るに足らん。
- アルハイゼン: 教令院を裏切ったと言うが…アザール、君はこのスメールを裏切り、神に背いた者だろう!
- アザール: ふん、足掻くのを諦め、牙をむいたか。さて、衛兵たちよ…
- (ムービーを再生)
- カットシーンの旅行日誌のまとめ:
- (アルハイゼンは狂乱状態になり始め、アーカーシャ端末が赤くなる)
- アルハイゼン: アザール…
- (アルハイゼンから神の缶詰知識が落ちる)
- アザール: 失われた神の缶詰知識は…
- アザール: お前の手中にあったのだな
- アルハイゼン:アザール… 裏切者め…
- アザール: いかに理性的な学者でも
- アザール: 絶望の淵にいれば神を頼ろうとする
- アザール: お前も私と同じではないか アルハイゼン
- アザール: ただ残念ながら 神がお前を救うことはない
- アルハイゼン: アザール————!
- (アルハイゼンは2人の衛兵を抜き去り、アザールに向かって突進する)
- (別の衛兵が彼をブロックし、彼はアザールの机の上に落ちた)
- (アルハイゼンは衛兵との戦いを続ける)
- アザール: やつはもう完全に狂った
- (衛兵がウダイで彼の頭を殴り、意識を失った)
- アザール: マハマトラに引き渡し アアル村に追放しろ
- アザール: それからこの旅人を監禁室に連れて行け
- アザール: 処置は後で決める
- ウダイ: はっ!
- ウダイ: 大賢者様 ジュニャーナガルバの日の準備が整いました
- ウダイ: 缶詰知識の記録を開始できます
- アザール: よかろう 始めよう
- (アルハイゼンがスメールシティ内で護送されている間に、彼のアーカーシャ端末が緑色に変わる)
- (ニィロウの横を通り過ぎるとき、彼は彼女に知っているような微笑みを向ける)
- (ムービーを終了)
- パイモン: うわぁーーオイラたちを閉じ込めないでくれよ!ここから出してくれぇぇぇ!
- パイモン: うぇえええんーー!
…はいはい、パイモン。
衛兵にはもう聞こえないから。
- パイモン: あれ、そうなのか。えへへ…ちょっと役に入り込み過ぎたみたいだぜ。オイラのさっきの芝居、よかっただろ?
すっごく素晴らしかった。
(俺俺/
私私)と比べたら少し下手だけどね。 - パイモン: へへ、ここまでの動きは順調だな。オイラたちちゃんと監禁室に入れたし、アルハイゼンもやるべきことをやれたもんな?
ハラハラしたけど、なんとかなった。
とりあえず一息つける。
- パイモン: あの大賢者アザールまで見事に惑わされるなんて、アルハイゼンの計画ってとんでもないな。
- パイモン: で、これからなにするんだっけ?緊張してたせいか、オイラあんまり覚えてなくって…
「作戦会議」の内容を思い出してみよう。
- (フラッシュバックが始まる)
パイモン: おう!たしかこんなことを言ってた気がするぞ…
- アルハイゼン: …これ以外にも、第一段階の行動にはもう一つ目的がある。それが旅人を監禁室へ送りこむことだ。
- パイモン: えっ!わざとこいつを閉じ込めるのか?なんでだよ?
- (彼彼/
彼女彼女)は賢者にとってもっとも警戒すべき対象であり、計画を脅かす最大の敵であることを、やつらは誰よりも知っている。
アルハイゼン: - アルハイゼン: しかも旅人の拘束に成功すれば、おそらく賢者たちはすべてを掌握したと思うだろう…
- アルハイゼン: やつらの警戒心が下がれば、俺たちの今後の行動は成功率が一気に高まる。
- セノ: お前がそう言うと、あいつらの得意気な顔が目に浮かんでくる。
- パイモン: 心理的なものってことか?でも、なんだか割に合わない気がするぞ…
- アルハイゼン: もちろん、それだけではない。監禁室にいる君には、もっと重要な任務がある。
- アルハイゼン: ラフマンに捕まった教令院の学者たちによれば、クラクサナリデビはアーカーシャで意識を博士に捉われた後、自身の意識を封鎖し始めたという…
- アルハイゼン: …博士たちが、その中から更なる情報を得るのを避けるためにだ。
- アルハイゼン: つまり、たとえ俺たちがスラサタンナ聖処をどうにかできたとしても、クラクサナリデビの意識を呼び起こすには時間が掛かる。だからこの件は、前もって手を打っておかなければならない。
- パイモン: じゃあ、オイラたちがナヒーダを呼び起こす担当ってことか?なんだか、やりがいがありそうだな!
- アルハイゼン: 監禁室は教令院内部にある。スラサタンナ聖処からもそう遠くはない。その上、完全に閉鎖された邪魔の入らない空間だ…
- アルハイゼン: とりあえず、ラフマンのところにいる学者たちに協力を仰ぎ、君のアーカーシャ端末を改造しよう。その後、君たちはクラクサナリデビに近い場所から意識を訪ねてくれ。
- (フラッシュバックが終わる)
アルハイゼン: しかし…彼女を呼び起こせるかどうかは、俺たちの運次第だろう。
- パイモン: おお~!だから今日ずっとアーカーシャ端末を着けてたのか。これがアルハイゼンの改造したバージョンなんだな?
- パイモン: ここに閉じ込められる時、アーカーシャ端末も回収されるんじゃないかと思ったぜ。あいつら油断してたのかな?
油断したんじゃなくて学者の慢心。
アーカーシャを掌握できてると思っている。
- パイモン: それで、オイラたちは今からどうすればいいんだ?
まず信号が良好な場所を見つけよう。
それでナヒーダとの接続を試みよう。
- パイモン: 聞いた感じ、そう難しくなさそうだな。久しぶりにまたナヒーダと話せるのか…へへ…早くやろうぜ!
- (カットシーン後)
- パイモン: アーカーシャ端末が光ってるぞ。えっと…ランプの点滅が速ければ速いほど信号が良好ってことだよな?
- (間違った場所を調査する)
- パイモン: あれ!モラだ、モラがあるぞ…って、違う違う、オイラたちは宝探しに来たわけじゃなかった。
- (
モラ ×100を入手)
- (間違った場所を調査する)
- パイモン: ここか?うーん、信号がまた途切れたぞ。なにかの妨害を受けたのかな?
- (正しい場所を調査する)
-
- (旅人が手を伸ばすと、近くの木から新芽が生えた)
- パイモン: えっと、今回はあたりか?どうだ?
なんだかうっすらと…捕捉できそう。
意識に接続する準備ができた。
- (旅人は気が付くと真っ暗な場所にいる)
パイモン: ああ…うまくいくといいな!
- (旅人): (ここは…意識の空間?)
- (旅人): (ナヒーダが微動だにしない。やっぱり自我を封印したんだ…早く起こさないと。)
- (旅人): (これは…何だろう?見えない…バリア?)
- (旅人): (ナヒーダは、このバリアを頼りに外部の意識を遮断しているみたい…)
- (旅人): ナヒーダ!
- ナヒーダ: ……
- (旅人): 目を覚まして、ナヒーダ!
- (旅人): (だめだ、まったく反応がない。彼女はこちらを感知できていないみたいだ…)
- ナヒーダ: ……
- (旅人): ——!!
- (旅人の叫びは結界の向こうでは聞こえない)
- ナヒーダ: 始まりはいつだったかしら…
- …ええ、そうだわ。生まれたあの瞬間から始まったのよね。
- 私は一人前の神になりたかった。
- そのためにずっと勉強して…
- 民の心の声に常に耳を傾け…
- 世界樹を助ける方法を探し続けて…
- あの後ろ姿に追いつこうと願った。
- マハールッカデヴァータに追いつきたくて。
- だけど、私はスラサタンナ聖処に軟禁されている…
- 賢者たちが創造する新たな神が、私に取って代わろうとしている…
- 仕方なく、私はこの意志を果てのない暗闇に閉じ込めなければならなかった。
- (旅人): ナヒーダ!!
- (旅人): (どうすれば…本当にどうにもできないのだろうか?)
- (旅人): (でも…彼女はすぐそこにいる、そう簡単に諦めるわけには…)
- (旅人): (博士が現れた時、すでに彼女を一回見捨てたんだ。また見捨てるなんて…)
- (旅人は、ナヒーダがキャサリンとして博士の影響下で市民を抑制したときのことを思い出す)
- (旅人は結界に旋風の剣を使い始める)
(旅人): ナヒーダーー!!
- ナヒーダ: ……
- ここは…静かね。
- そういえば、自分の声をちゃんと聞いたことがなかったわ…
- 神にも心の声はあるのかしら?
- 神に心の声はあるべきなのかしら?
- 私の行いはすべて正しいの?
- 私は…本当に必要とされていないの?
- 私自身…本当はどう思っているの?
- ……
- ここは…静かね。
- もしあなたが「知恵の神」なら…
- さっきの質問の答え、最初から知っているでしょ?
- あなたは…誰?誰の声…懐かしい…
- ………………
- …でも、あなたの言う通り。
- 私はもう…自分の声を無視したくない。
- (旅人): ——!!
- (旅人): ——!!
- (バリアが壊れる)
(旅人): ナヒーダーー!!
- ナヒーダ: あっ…
- (旅人): ナヒーダ?
- ナヒーダ: あなたが呼び起こしてくれたの?ありがとう、でもどうしてここに…
- (旅人): 助けに来た…大丈夫?
- ナヒーダ: 大丈夫よ、ただ…
- ナヒーダ: 私の身に起きた数々のことを思うと、今はなんだかすごく怒っているみたい。
- (旅人): ……
- (旅人は意識の空間から目覚める)
(旅人): …だいぶ前から怒るべきだよ。
- パイモン: あれ?意識が戻ったのか、状況はどうだ?
上手くいった。
ナヒーダはもう起きた。
- パイモン: よし、いい知らせだな!本当に良かった、オイラたちが捕まったのも無駄じゃなかったぜ!
- パイモン: ナヒーダを呼び起こしに行ってる間、オイラずっと外の音に耳を澄ましてたんだけど…
- パイモン: 学者たちの歩き回る足音がだいぶ減ったみたいだ。かなり時間が経ってるし、賢者たちはもう「ジュニャーナガルバの日」の作業を終わらせたんじゃないか?
おそらく缶詰知識への記録は完了してる。
- パイモン: だな、そしたら…次はニィロウの出番だ。
- (一方スメールシティでは)
- シェイクズバイル: ニィロウ、本当にやるつもりか?あいつらのためにこんなリスクを冒すなど…
- ニィロウ: うん、行ってくるよ。私がどんな上演の機会も逃したくない人だって知ってるでしょ。それに、今回のステージはとても意味があることだもん。
- シェイクズバイル: はぁ…分かった、どうやら君はあの者たちをとても信頼しているようだ。俺から言うことは何もない。
- シェイクズバイル: しかし、万が一のことがあった時、俺たちでは助けられないかもしれん。
- ニィロウ: 安心して、あの人たちは危ない状況を解決できる実力者ばかりだから、大丈夫っ!
- シェイクズバイル: ああ、分かったよ。だが…もし君が本当に捕まったら、俺たちは命を賭けてでも絶対に助けよう。俺たちのためを思って、本当に気を付けてくれ。
- ニィロウ: えへへっ、ありがとう、ズバイルさん。みんな本当にいい人だね。
- (もう一度シェイクズバイルと話す)
- シェイクズバイル: 覚えておいてくれ、君の安全が一番なんだ。「ズバイルシアター」の柱であることを自覚してほしい。
- (プレイヤーが反対方向に歩いた場合)
- ニィロウ: こっちは教令院へ向かう道じゃないよね。とりあえず以前話した計画通りに動こう。
- (フーシャングとファルハードに近づく)
- フーシャング: ニィロウ!どうだ、緊張してないか?
- ニィロウ: たしかに普段のステージよりは緊張してるかな。でも、単に上手く踊れるかが不安なだけだから。
- ファルハード: うん、ステージに集中すればいい。他のことは劇場のみんながやってくれる。
- フーシャング: お前ってやつは、ほんと口が上手いな。一緒に手伝いに来たのに、なんでいいところは全部お前が持っていくんだか。
- ニィロウ: えっと…ひと段落したら、みんなにご飯を振る舞うよ!みんなの気持ちには本当に感謝してるから。
- フーシャング: おっと、こんなラッキーなことがあるなんてな。分かった、その時は絶対に遠慮しないぞ、はははっ…
- ファルハード: はいはい、まじめな話に戻ろう。ニィロウさん、俺たちはとりあえずここで教令院に行こうとする人を止めて、通行人がステージの邪魔をしないようにする。
- フーシャング: ああ、俺は教令院で変な実験が行われていて、魔物が逃げ出したって言う。とても危険だから、絶対に行くなってね。
- ファルハード: はぁ…もっと別の理由はないのか?まあいいや、教令院なら本当にそういったことをやりそうだし。
- ニィロウ: ふふっ…私もその理由がいいと思うよ。じゃあ、あなたたちに任せるね!
- フーシャング: 安心しろ、お安い御用さ!
- (もう一度フーシャングまたはファルハードと会話する)
- フーシャング: お前ってやつは、本当にニィロウの前だと出しゃばるよなぁ。
- ファルハード: もういいだろ、そんなの気にしてる場合かよ。
- (ヴィハルに近づく)
- ヴィハル: いらしたんですね、ニィロウさん。こちらはまだ取り込み中ですが、「無料のヤルダーキャンディを配布して、広場にいる邪魔な人を誘導する計画」はかなり順調です。
- ヴィハル: そうだ、よかったらおひとつどうです?どうせ配り切れないでしょうし。
- ニィロウ: 本当にお疲れさま、ヴィハル。花の騎士の格好までしてくれて。
- ニィロウ: キャンディなら大丈夫。上演前は体形を維持するために、しばらく甘いものを控えるようにしてるの。もうすぐステージが始まるし、なおさらだね、へへっ。
- ヴィハル: ははっ、そうでしたね。「ステージ」は空けてあります、準備もすべて済みました。いつでも上演を始められますよ。
- ニィロウ: 本当にありがとう、あなたのおかげだね。じゃあ、「ステージに上がる」準備をしてくるよ!
- ヴィハル: どういたしまして。こんなに近くであなたのステージを見られるんですから、得したのは私のほうです。
- (ムービーが再生)
- カットシーンの旅行日誌のまとめ:
- (教令院の前で踊り始めるニィロウ)
- 男性学者: こんなパフォーマンスは見たことがない
- 男性学者: なんというか… 言葉じゃ表せないな…
- 女性学者: そうね… でもこういった公演はもう固く禁止されてるはずよね
- 女性学者: それでも行うなんて…
- (アザールの執務室内)
- ウダイ: 大賢者様 外の状況が…
- アザール: ふんっ 実にくだらん…
- アザール: 先ほど記録した「芸術禁止令」を発布しろ
- アザール: どうすべきか分かるはずだ
- (アカ教令院ミヤ前)
- 衛兵A: 俺たち… 止めたほうがいいんじゃ…
- 衛兵B: もう少しだけ見ていよう…
- (衛兵はアーカーシャ端末で命令を受ける)
- アーカーシャ端末: 禁止令:スメールシティ内における公演について…
- (テキストがすぐに他のテキストに置き換えられると、テキストが表示され始める)
- アーカーシャ端末: クラクサナリデビがスラサタンナ聖処から脱走した 直ちにシティへ向かい身柄を確保せよ
- (衛兵が彼女の横を走り抜ける中、ニィロウはダンスを終える)
- (ニィロウは安堵のため息をつく)
- (ムービー終了)
- パイモン: おい、今の聞こえたか?衛兵がたくさん、慌てて走っていくような音がしたぞ。
- パイモン: これって、計画が次の段階に進んだ証拠だよな?
その可能性は高い。
ニィロウも任務を完了したみたい。
- パイモン: おう、そうだな。うまくいってるみたいだ。
- パイモン: そういえば、アルハイゼンはいつの間に、もうすぐアーカーシャに記録される缶詰知識をすり替えたんだろう?
神の知識に汚染されたふりをした時に…
大賢者に襲い掛かったのを覚えてる?
- パイモン: あの時か!
- パイモン: オイラ、すっごく緊張してたから、ぜんぜん気づかなかったぞ。
- パイモン: そういえばアルハイゼンのやつ、前にオルモス港でも同じようなことをしてたよな。みんなが緊張しているすきを狙って、傭兵のボスからこっそり神の缶詰知識を奪ってた。
- パイモン: あいつにとって、何度やっても成功する技ってことか…
場が混乱している時、彼は誰よりも冷静。
だから、あんなことができる…
- パイモン: ふん、なんであいつを褒め始めてんだよ。確かにちょっとは頭が回るけど、すーーーっごいムカつくやつだろ。
- パイモン: それより、もう一回この段階の計画を思い出してみようぜ。どうせやることもないし、少しは心も落ち着くだろ。
- (フラッシュバックが始まる)
パイモン: ニィロウの任務は、たしかこういう段取りだったはずだ…
- アルハイゼン: …今、クラクサナリデビの意識は閉ざされるまで追い込まれ、教令院の中心人物と衛兵たちはまたアーカーシャ端末を着け始めた。
- アルハイゼン: 多分「博士」の技術を後ろ盾に、何も恐れなくなったのだろう。
- セノ: あんなやつを頼るとは、醜悪の極まりだな。
- アルハイゼン: しかし、それが俺たちのチャンスでもある。
- アルハイゼン: 「芸術禁止令」に関する缶詰知識の内容は、俺が教令院にいたころ起草を要求されたもの。
- アルハイゼン: それは今、大賢者の机の上にあるはずだ。次の「ジュニャーナガルバの日」にアーカーシャへ記録されるだろう。
- パイモン: 賢者たちは本当に芸術の一切を禁止にするのか?そんなのあんまりだぞ…
- アルハイゼン: 俺はそれに似せた缶詰知識を作る。ただ今回は、その中に偽の情報を「忍ばせ」よう。
- アルハイゼン: そして隙を見つけ、二つの缶詰知識をすり替え、「ジュニャーナガルバの日」に登録させる。その後、「芸術禁止令」に違反する人物が現れれば…
- アルハイゼン: 賢者は必ず「芸術禁止令」をアーカーシャで公布するはずだ。偽の情報も警備を担当する者たちの脳内へと伝わる。
- ディシア: ややこしいな…だがその工程さえうまくいけば、何の代償もなく教令院内のセキュリティを無効化できる…
- ディシア: なかなか良くできた策だ。これが頭脳戦ってやつか?
- ディシア: ただ一つ気になるんだが、偽の情報を脳内に送り込んだところで、衛兵たちは絶対に信じるのか?
- アルハイゼン: アーカーシャに依存することに慣れてしまった者は、好奇心が次第に薄れていく。そうなれば情報の分別能力もかなり落ちる…やがて、アーカーシャからの情報を真理とみなすようになるだろう。
- セノ: アーカーシャは人を「機械」にする、何度も見てきた光景だ。
- ディシア: なるほど…幸い、あたしはスメールシティで働いてた時、そう長く着けてなかった。あたしも最初は100%良いものだって思ってたよ。
- ディシア: ああ、そうだ。この計画には「芸術家」の参加が必要不可欠ってことだよな?
- アルハイゼン: 誰か当てがあるのか?
- ディシア: ニィロウだよ、ズバイルシアターのニィロウ。結構仲がいいんだ、あいつなら絶対に信頼できる。
- ディシア: ただ、こんな危険な計画に参加させるのはちょっと気が引けるけどな。ひとまず彼女に直接会って、ニィロウの意見を聞いてみよう。
- アルハイゼン: ああ。教令院内のセキュリティを無効化したら…
- (フラッシュバックが終わる)
ディシア: 分かってる。そこからはあたしとあの「密航」野郎たちの番、だろ?
- (ランバド酒場の近く)
- ディシア: おい、見ろ、ラフマン。あいつら、こぞって教令院から出てきたぞ。
- ラフマン: (ピュウ——)
- ラフマン: シティに長いこと潜伏して、この瞬間を待ってたんだ。野郎どもも動き始めてる。
- ディシア: ははっ、教令院の中にいられちゃ手出しできないが、教令院から出さえすれば…あたしたちの狩り場だ。
- ラフマン: お前みたいな雌獅子がいるなんて、あの獲物たちもツイてねぇな、ハハハッ。
- ディシア: なるべく早くシティでやつらを片付けないとな。賢者たちに気づかれたら、計画が水の泡になる。
- ラフマン: 給料をもらっていい暮らししてる連中なんて、たかが知れてる。毎日砂漠で鍛えてるオレたちに比べたら、有利なのは人数くらいだろう?
- ディシア: そういえば教令院の六大賢者直属の衛兵たちは、大半が「三十人団」の傭兵だが、その評判はかなり悪い。
- ディシア: 賢者たちの言いなりで、傭兵としての理念もまったくない…ここは同業者として、今日はしっかりやつらを懲らしめてやらないと。
- ラフマン: そうだな。「罠」はすでに張った、あとは人を誘い出すだけだ。
- ディシア: ああ、お前とあたしで二手に分かれて、散り散りになった衛兵たちをもう一度集める。ただ…衛兵の注意を引けるかどうかはイザーク次第だ。
- ラフマン: こんな重要な任務をあのガキに任せて…危険な目に遭わないのか?
- ディシア: 大丈夫さ。それにイザークがどうしても手伝いたいって言うんだ、あの子を信じよう。
- ディシア: それにあいつが捕まったとて、衛兵たちは彼に手出しできない…彼らもクラクサナリデビの本当の姿を見たことないだろう?
- ラフマン: 確かにな。もう人が見えてきた、オレたちも出発しよう。
- ディシア: ああ、じゃあな。
- (スメールシティ入口付近)
-
- (イザークはナヒーダに扮装)
- イザーク: …この服、うぅ…
- ターニナ: イザーク、自分のやるべきことは覚えてる?衛兵たちが来たら、クラクサナリデビに扮して、彼らの前から逃げるのよ。
- イザーク: うん…もちろん覚えてるよ。でも、ちょっと緊張してて…
- ターニナ: リラックスして。自分が捕まるかどうかなんて考えなくていい。たとえ捕まっても、私たちが必ず助けに行くから。
- ターニナ: イザークはどうやってあれら衛兵の気を引くかだけに集中して。彼らをグランドバザールまで誘い込んだら、後は私たちに任せてちょうだい。
- イザーク: うん、わかった。おれ、「おじいちゃん」の代わりにクラクサナリデビ様に恩を返すために来たんだ。だから、逃げたりしないよ。
- マクリン: おいっ、あいつらが来たぞ!教令院の衛兵だ!
- (自動スクロールセクションの開始)
ターニナ: よし!時間だ、イザーク。呼吸を整えて…行け!がんばれ!
- (イザークが走っている間)
- イザーク: (なんであっちにも衛兵が…まさか、もう先回りされたの…)
- イザーク: (計画とちょっと違うけど、もう時間がない。はやく決断しないと…)
田んぼに隠れる
- 教令院衛兵: ん?今…何か通り過ぎたような。
- 教令院衛兵: 一応、見てみるか…
- 教令院衛兵: 俺の見間違いか…
- ???: ジジー…
- 教令院衛兵: あそこに隠れてないか見てみるか。
こっそり右に移動する
- '教令院衛兵: ここには誰もいないようだな。念のため、もう少し近くを調べるか。
田んぼから離れる
- イザーク: (見つからなくてよかった。あと少しだ…はやく次の行動を起こそう。)
- 教令院護衛隊長: おいっ!クラクサナリデビがあっちにいるぞ、待て!
- 教令院衛兵: えっ、クラクサナリデビ?なんでさっき気づかなかったんだ!
- イザーク: (まずい、見つかった。どの方向に行こう?)
街の方へ逃げる
- イザークは教令院の追手から逃れられたものの、作戦は失敗した…
グランドバザールへ逃げる
- 教令院護衛隊長:' クラクサナリデビらしき目標がグランドバザールに逃げ込んだ。すぐに集合し、やつを捕まえろ!
- (次のセクションに進む)
シティの出入り口へ逃げる
- イザーク: (そんな!ここにも教令院の衛兵がいるなんて。まずい…)
- イザークが衛兵に捕まった。作戦失敗…
家屋の後ろに隠れる
- 教令院衛兵: ふむ…家屋の後ろを見てみよう…
- イザーク: (次はどうしよう?)
左側に隠れる
- 教令院衛兵: うーん、誰もいないか。時間の無駄だったな。
- イザーク: (木の後ろまで来なくてよかった。次はどうしよう?)
家屋の後ろに戻る
- イザーク:' (衛兵がすごく警戒してるみたい。次はどうしよう?)
タイミングを見計らって出ていく
- 教令院衛兵: ここは…何も異常はないようだな…
- 教令院衛兵: おいっ、待て!見つけたぞ!逃げられると思うなよ!
- イザークが衛兵に捕まった。作戦失敗…
引き続き待つ
- イザーク: (やっと衛兵が離れていったみたい、はやく行こう。)
- 教令院護衛隊長: おいっ!クラクサナリデビがあっちにいるぞ、待て!
- 教令院衛兵: えっ、クラクサナリデビ?なんでさっき気づかなかったんだ!
- イザーク: (まずい、見つかった。どの方向に行こう?)
田んぼの方へ逃げる
- イザーク: (そんな!ここにも教令院の衛兵がいるなんて。まずい…)
- イザークが衛兵に捕まった。作戦失敗…
街の方へ逃げる
- イザークは教令院の追手から逃れられたものの、作戦は失敗した…
グランドバザールへ逃げる
- 教令院護衛隊長: クラクサナリデビらしき目標がグランドバザールに逃げ込んだ。すぐに集合し、やつを捕まえろ!
- (次のセクションに進む)
- (クイックタイムイベントが欠落した場合)
- 教令院衛兵: おいっ、待て!見つけたぞ!逃げられると思うなよ!
- イザークが衛兵に捕まった。作戦失敗…
- (衛兵をグランドバザールに誘い込んだ後)
- 教令院護衛隊長: …どこへ行った…消えた?まさか見失ったのか?早く探せ!
- 教令院衛兵: おい?お前たちの隊がどうしてここにいるんだ?分かれて捜索するはずだったろ?
- 教令院護衛: …早く追え!ん?ここは…どうしてお前たちがここに?
- ラフマン: そうだな、本当に珍しいこともあるもんだ。揃いも揃ってここに集まるなんて…一体どういうことだろうな。
- ラフマン: これで全員か?
- 教令院護衛隊長: 誰だ!?まさか貴様ら、わざと…何をするつもりだ?
- イザーク: ハァ…ハァ…本当に大変な役回りだったよ。あと少しで追いつかれるところだった。
- 教令院護衛隊長: ガキ…まさかクラクサナリデビじゃない?貴様たちはいったい何者だ…砂漠にいるエルマイト旅団か?
- ディシア: ちょっとした同業者さ。商売敵でもいいし、個人的な恨みだと思ってもいい…
- ディシア: だが、あたしたちの罠に掛かったからには、自分を「狩人」だと思わないことだ。ちゃんと「獲物」になってもらわないと。
- ラフマン: (ピュウ——)
- (グランドバザールにさらに多くのエルマイト旅団が登場)
- 教令院護衛隊長: 待ち伏せだと!くっ…ここはスメールシティの中だというのに、砂漠の傭兵たちに待ち伏せされたのか?
- ディシア: ずっと教令院にこもって出てこないからさ。ここはとっくのとうにあたしたちの狩場だ、観念しろ!
- (知恵の殿堂で)
- アザール: ふむ…この感じ…
- アザール: 「ジュニャーナガルバの日」の儀式が先ほど終わったことにより、やっと少し静かになったか。ただ普段と比べて、いささか静かすぎる。
- アザール: 衛兵はどこだ?今までいた衛兵たちはどこへ行った…衛兵!衛兵はいるか——?
- ウダイ: 大賢者様、どうなされましたか?
- アザール: 私が呼んだのは衛兵だ、お前が来てどうする?
- ウダイ: あっ…も、申し訳ございません、大賢者様。
- ウダイ: 現在、教令院内にいる衛兵は全員命令に従い、身柄確保のためにシティへ向かっています。大賢者様はご存知だと思っていたのですが…
- アザール: 身柄確保?何を捕まえると言うのだ…?
- アザール: (なんだ、この嫌な予感は…)
- ウダイ: それは…クラクサナリデビですが…違いましたか?
- アザール: クラクサナリデビ?クラクサナリデビがいなくなったと言うのか?
- ウダイ: あ、はい。このような重要なことを冗談で言えるわけありません…
- ウダイ: 今は皆さん混乱していて…クラクサナリデビが我々に報復をすると言っている人も少なくありません…
- アザール: (どういうことだ、いったい何が起こっている…)
- アザール: (クラクサナリデビが逃げただと?まさかアルハイゼンたちが救出に成功したのか?)
- アザール: (いや、ありえん…今日の警備は特に厳重なはず。クラクサナリデビを解放する命令もセキュリティは絶対的なものだ。それに、アルハイゼンと旅人はすでに捕まっている…)
- アザール: (やつらはいったい何をしたんだ。クラクサナリデビが急に消えるわけが…)
- アザール: (消える…待てよ…)
- アザール: おい、身柄確保の命令はどうやって衛兵たちに出された?
- ウダイ: 少し前にアーカーシャによって出されました。このような情報を発信する権限はあなた様の手にしかありませんので…てっきりあなた様が下された命令なのかと…
- アザール: …待て、いま確認する。
- アザール: ……
- アザール: 「クラクサナリデビがスラサタンナ聖処から脱走した。直ちにシティへ向かい身柄を確保せよ」…
- アザール: (アーカーシャには確かにこの情報があり、脳内にも明晰に浮かんでくる。)
- アザール: (…やつらは一体どうやって私の権限をかいくぐり、この情報を発信したのだ。)
- アザール: (まさか、アルハイゼンの提出した旅人についての報告か?)
- アザール: (いや、私がそれをアーカーシャに記録する前、あの缶詰知識は念入りに調べたはず…もしや…あれは私の注意を引くためだけのものだったのか?)
- アザール: (まあいい、今それが分かっても何の意味もない。肝心なのはクラクサナリデビの状態を確認することだ…)
- アザール: お前たちはクラクサナリデビが本当に脱走したかどうか、スラサタンナ聖処に行って確認したか?
- ウダイ: 確認?いえ、していませんが…
- ウダイ: そ、その…失礼かもしれませんが…大賢者様のおっしゃっていることは、いささかおかしいような…
- ウダイ: アーカーシャの情報が偽りである可能性はないはずです…これは我々にとって疑いようもない常識…
- ウダイ: もしも、アーカーシャの情報と知識でさえ自らの確認が必要なのだとしたら…
- ウダイ: で、では、初めから自分で知りに行くのと何の違いがあるというのでしょう…マハールッカデヴァータの貴重な遺産も、意味を失ってしまうのではないでしょうか…
- アザール: 確かに、当時お前たちにアーカーシャとマハールッカデヴァータの遺産を信じて疑うなと言ったのはこの私だ…つまりお前は今、その言葉をもってして私を疑おうとしているのか…?
- ウダイ: い、いえ…大賢者様、あなた様の言葉を信じているからこそ、疑問に思ったのです。決して反論しようという考えはございません…
- アザール: ふんっ…お前はここを守っていろ。近くに怪しい者がいないかよく見ておけ…スラサタンナ聖処には、私が直々に向かう。
- ウダイ: 大賢者様…
- 大賢者アザールは一人でスラサタンナ聖処を訪れた…
- アザール: (「クラクサナリデビがスラサタンナ聖処から脱走した。直ちにシティへ向かい身柄を確保せよ」…)
- アザール: (そんな馬鹿な…もうこの可能性は考えるな、考えてはならん…おそらくやつらが何か小賢しい真似をしたのだろう。私がこの目で確かめればきっと…)
- (アザールの視点からは、ナヒーダの檻は空に見える)
アザール: なっ…
- アザール: …馬鹿な、こんな馬鹿なことはあり得ない。私の目が狂ったのか…
- アザール: ……
- (アザールの視点から、ナヒーダがゆっくりと現れる)
アザール: なっ?また現れただと…一体どういうことだ…
- セノ: 実に滑稽な姿を見させてもらったよ、アザール。
- アザール: …!!
- セノ: アーカーシャによって脳内へ何らかの考えを植え付けられると、たとえ大賢者でも目の前の物事を正しく認識できなくなるのだな。
- セノ: お前たちはいつも自らの脳内にある世界と、自らの思う世界しか見てこなかった。
- セノ: だからこそ、お前たちはクラクサナリデビの存在を無視した…
- セノ: 彼女が聡明な神であるにもかかわらず。
- アザール: セノ…お前はずっとこのような機会を待っていたのか。
- アザール: お前が再び私と対峙することをアーカーシャが予測していたが、このようなシナリオになるとは思ってもいなかった。私の油断が招いた結果か。
- セノ: 自らの過ちを認めてまで、アーカーシャの問題だとは言いたくないか。やはり相変わらずだな。
- アザール: プライドの高いお前がアルハイゼンや旅人たちと手を組むとは、確かに予想外だ…
- セノ: 人は変わるぞ、アザール。アーカーシャはもう俺の行動を予測できない、そろそろ認めたらどうだ?
- アザール: ふんっ。お前たちが何を調べ上げたのか、言ってみるがいい…
- セノ: 時間稼ぎか?ここはスラサタンナ聖処だ。お前自身が定めた規定により、教令院の者がここへ入ることは禁止されている…誰も助けになんて来やしない。
- セノ: 調べ上げたことについてだが…少なくともお前が神に逆らったという重罪を犯したのはもう知っている。
- アザール: それがどうした?まさか私にお前の目の前で罪を認めろとでも?大マハマトラ殿?
- セノ: いや、神の前で罪を認めろ。
- セノ: お前はかつて、俺にお前を審判する権利はないと言ったが…今、神の名においてならどうだ?
- (監禁部屋で)
- パイモン: うぅ…あとどれくらい待てばいいんだよ。外がどうなったのか知りたいぞ。
- パイモン: もうだいぶ長いこと外に動きがないみたいだけど、まさかなにか起こったんじゃないか?
今は考えないで。
仲間を信じることが基本。
- パイモン: それはそうだけど、ここにずっと閉じ込められるのは怖いだろ?
- パイモン: そう考えると、少なくともオイラにはおまえがいるから、まだこうして話ができるけど…
- (ゲートが開く)
パイモン: ナヒーダは、ずっと一人でスラサタンナ聖処に閉じ込められてたんだよな。本当にかわいそうだぞ…
- ディシア: よっ!救世主が来てやったぜ。
- パイモン: ディシア!えへへっ、おまえなら絶対助けに来てくれるって思ってたぜ!
さっきまで心配してたくせに。
- ディシア: おう、ちゃんとあたしに感謝するんだな。ここの鍵を手に入れるのに、いったい何人の衛兵を身体検査したか…あいつらを倒すより大変で、本当に疲れたぜ。
- パイモン: 大変だったんだな。オイラが肩でも揉んでやろうか?
- ディシア: い…いや、それだけは…遠慮しておこう。
- パイモン: なに慌ててるんだよ?もしかして、くすぐったいのが苦手なのか?
- ディシア: うぅ…まあまあ、今はそんな話をしてる場合じゃなくてだな…
外の状況はどうなった?
ナヒーダはどうなった?
- ディシア: シティの状況だが、セノのほうも順調だ。教令院から送られた衛兵たちも、全員片づけたぜ。
- アスファンドさんに連絡を取った。彼らもとっくの昔から、人をあごで使う賢者たちにうんざりしてたようだな。 ディシア: 防衛を担当する「三十人団」についても、すでに
- ディシア: 雇用契約に違反しないことを前提に、今回の件を見なかったことにしてくれるらしい。
- パイモン: これも、おまえたちがシティの「三十人団」と昔から知り合いだったおかげだな。それで、セノのほうはどうなったんだ?
- ディシア: 大賢者はすでにセノが取り押さえた。セノの手に落ちることがどれだけ怖いか、あたしでさえ知ってるぜ。おそらく、大賢者もそれを理解しているはずだ。
- ディシア: クラクサナリデビを解放するようセノが命令したら、やつはそれに従うしかないだろうな。
- ディシア: だから、早くスラサタンナ聖処に行くといい。うまくいっていれば…
- ディシア: …あたしたちは神を救ったってことだ。
凄いことをしたんだね。
(俺俺/
私私)たちが神を救った。 - ディシア: まさか神を救うために結成された臨時のチームが、こんなにも頼もしい存在だなんてな。
- ディシア: 早く行くといい。シティの後片付けはあたしがやる。後でまた落ち合おう。
- (スラサタンナ聖処に入る)
-
- (ナヒーダの周囲の結界が消える)
- パイモン: ナヒーダ…
- ナヒーダ: 「初めまして」と言ったほうがいいかしら?
- ナヒーダ: 現実で会うのはこれが初めてだったわね。前はずっと夢の中や、意識の中、あるいは他の人の体にいた状態で会っていたから。
やっと会えた、ナヒーダ。
- ナヒーダ: ええ。私を助けに来てくれて本当にありがとう。同時に、あなたたちには謝らなければならないわ…
- ナヒーダ: ここ最近、ずっと反省していたの。今の局面は、私の自分に対する悲観と教令院に対する譲歩によるもの。そのせいであなたたちには、数々の迷惑をかけてしまった。
大丈夫、ナヒーダにもたくさん助けられた。
ナヒーダは救われるべきだよ。
- パイモン: そうだぞ。オイラたちはナヒーダがいい神で、友達だからこそ、ここに来たんだ。
- ナヒーダ: ふふっ…そう言ってくれてありがとう。
- ナヒーダ: ふぅ…本当に不思議な感覚だわ。自分の体で籠から出ると、こんな気持ちになるのね。
- ナヒーダ: まるでとても長い夢を見ていたかのよう。今このひと時が、夢から覚めた瞬間なのか、それともこの世に誕生したばかりなのかさえ見分けがつかないわ。
- ナヒーダ: 「私」についての概念と認識も、とても明晰なものになっている…
- ナヒーダ: でも、今はこんな感覚に酔いしれている場合ではなかったわね。
教令院の神を創る計画…
世界樹を助けること…
- ナヒーダ: ええ。本当にごめんなさい。今さっき神を一人救ったばかりのあなたたちに…これからさらに国と、ましてや世界をも救ってほしいと頼むなんて。
- パイモン: 大丈夫だ。ナヒーダがいれば、きっと解決できるぜ!
- ナヒーダ: それともう一つ…
- パイモン: なんだ?
- ナヒーダ: 教令院が私にしたこと、そして彼らが知恵の名のもとに行った愚行…そのすべてに対し、神の名においてしかるべき報復を与えるつもりよ。
- パイモン: おお…
- パイモン: よし!そうこなくっちゃな!もういじめられてばかりのナヒーダじゃなくなったってわけだ。
- ナヒーダ: ふふっ…今さらだけど、分かったの。きちんとした「神」になるには、まずきちんとした「自分」にならないと。
- ナヒーダ: 毛虫の段階からしっかりしていないと、良い蝶々にはなれないでしょ?
これはナヒーダ自身にしか悟れない知識だね。
- ナヒーダ: ええ。そういえば教令院の神を創る計画は、どこまで進展しているのかしら…
- ナヒーダ: とにかくあの「偽りの神」の誕生を防ぐには、はやく行動しないといけないわね。
- ナヒーダ: でもその前に、少し準備が必要ね。拘束から解放された今の私なら、アーカーシャの中心に直接接続して操作を行うことができるわ。
- ナヒーダ: まず、「博士」がアーカーシャの中で私にかけた封鎖を解かないと…
- ナヒーダ: それから少し調整を施して、賢者たちの権限を取り消す。アーカーシャを神のみが操作できていた原初の状態にするわ…
- ナヒーダ: …何せ、教令院はマハールッカデヴァータの信頼を裏切ったんだもの。
- ナヒーダ: これには少し時間が必要よ。その間、あなたたちも準備が必要ならしてきてちょうだい…
- ナヒーダ: もし創神計画の阻止に間に合わなかった場合、非常に厳しい戦いが待っているのは間違いないでしょうね。
オプションの対話[]
特別なストーリーモードを抜けると、教令院への橋の前に2組のNPCがいる。
- (ミルまたはアズミと会話する)
- ミル: …まさか君が「ジュニャーナガルバの日」の儀式に興味がないなんてね。外でぶらつくことを優先するとは…
- アズミ: みんなが忙しい時に、私たちは時間を作ってここで休んでいる。だからこそ、この時間の美しさが際立つんじゃない。あなたってばロマンが分らないのね。
- ミル: はぁ…分かった。君が喜んでるならそれでいい。
- (パッチまたはハビと会話する)
- パッチ: …ここで遊んだら、おこられちゃうかな?
- ハビ: なに怖がってんだよ、シェイクズバイルさんさえオレたちにお手上げなんだ、学院の人たちなんて怖がる必要ないだろ。
- パッチ: でも、あの青い帽子を被ったヒゲの長いおじいさん、本当に怖そう…出てこないよね?
手順8の後、アルハイゼンを護衛していた教令院の衛兵2人が、スメールシティを南下する道で意識を失って倒れているのを見つけるかもしれない。
- (衛兵を観察する)
- 倒れている衛兵を観察する…: (目の前にいる二人は気絶しており、アーカーシャ端末も外されている。まだ倒れて間もないようで、誰も彼らがこうなっていることに気付いていないようだ…)
- 倒れている衛兵を観察する…: (もし彼らが、気絶する前に誰かを移送していたとすれば、その人はきっと無事に脱出できただろう。)
サウンドトラック[]
No. | サウンドトラック名 | アルバム | 再生 |
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12 | シルエットと猫足 | 風と牧歌の城 | 料理の約束、料理対決、敵を知り策を決める、闇夜の英雄の伝説、獄中に咲く花、予期せぬ出会い (不審者追跡)、ウェンティの新しい計画 (隠密ミッション)、迎仙 (隠密ミッション)、ジュニャーナガルバの日 (イザークのクイックタイムイベント)、霧に隠れし孤島 (任務) (マスケット銃射撃挑戦) イベントゲームプレイ |
23 | 陰陰たる不安 | 風と牧歌の城 | 夜を飛ぶ鳥は三段へと落ちる、ジュニャーナガルバの日、戦勝の宴、誇りのない試練、送仙、西風騎士団 (任務) (カットシーンと対話)、逃亡、舞台裏の話、無風の地に閉じ込められたら (任務)、童話の夢を守る人、鬼の誇り、墜落の夢、不測の心理的防衛線、徹底調査、霧に隠れし孤島、獄中に咲く花 |
28 | 危険な計画 | 真珠の歌 | 望まれない供犠、信者のない使徒、誇りのない試練、獄中に咲く花、神のみもとにあるように、ジュニャーナガルバの日、瓊台玉閣、自業自得、黒く染まった赤い絹、最終決定、傲慢と偏見、彩を集めし流星、人生の春に刻むべし、最強の相手!最大の危機! |
ギャラリー[]
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
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日本語 | ジュニャーナガルバの日 Junyaanagaruba no Hi |
中国語 (簡体字) | 识藏日 Shícáng-rì |
中国語 (繁体字) | 識藏日 Shìcáng-rì |
英語 | Jnagarbha Day |
韓国語 | 식장일(識藏日) Sikjang'il |
スペイン語 | El Día del Jñagarbha |
フランス語 | Le Jour de Jnagarbha |
ロシア語 | День Джнагарбхи Den' Dzhnagarbkhi |
タイ語 | วัน Jnagarbha Wan Jnagarbha |
ベトナム語 | Ngày Jnagarbha |
ドイツ語 | Jnagarbha-Tag |
インドネシア語 | Hari Jnagarbha |
ポルトガル語 | Dia Jnagarbha |
トルコ語 | Jnagarbha Günü |
イタリア語 | Giorno del Jnagarbha |
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