エーモンロカは、シャール・フィンドニールが陥落した際に住んでいた歴史上の人物である。
また、2600年前にバルバトスが風の七神となった後、バルバトスのモンドを創設した一族エーモンロカ家の名付け親でもある。
物語[]
エーモンロカの出自についてはあまり知られていないが、シャール・フィンドニールの人々からは異邦人と呼ばれており、[1]、この地域の出身ではないことが示されている。いつしかシャール・フィンドニールに定住し、そのシャール・フィンドニールの姫と親交を深めるようになった。
寒天の釘によって、かつて豊かだった土地の環境が大きく変化した後、エーモンロカは国を救う方法を探すために旅立った[2]。しかし、彼は手ぶらで帰ってきたが、彼が不在の間に、この国の住民は皆死んでしまったのだ。
エーモンロカは大いに悩み、幻滅し、剣である雪葬の星銀を手放して戦いの場を求めて行った。その後の消息は不明だが、彼の子孫はエーモンロカ一族となった[3]。
豆知識[]
- Imunlaukrの名前は、ノルウェーのスカルドEyvindr Finnsson skáldaspillirによるan Old Norse stanzaに由来すると思われ、その中で彼は剣のケニングとして文字通り「戦争の葱」のímun-laukrを用いている。同じスタンザでは、戦士のケニングとして「Ullr ímunlauks」(「剣のUllr」)が使われており、彼の記述と一致している。
- エーモンロカは山を離れている間に深淵の生物と戦ったようで、武器から黒い血を垂らして戻ってきたことから、モンドがエレンドリンに遠征してそこから広がる怪物に立ち向かったという記述と似ている[4]。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 |
---|---|
日本語 | エーモンロカ Eemonroka |
中国語 (簡体字) | 伊蒙洛卡 Yīméngluòkǎ |
中国語 (繁体字) | 伊蒙洛卡 Yīméngluòkǎ |
英語 | Imunlaukr |
韓国語 | Imunlaukr |
スペイン語 | Imunlaukr |
フランス語 | Imunlaukr |
ロシア語 | Имунлаукр Imunlaukr |
タイ語 | Imunlaukr |
ベトナム語 | Imunlaukr |
ドイツ語 | Imunlaukr |
インドネシア語 | Imunlaukr |
ポルトガル語 | Imunlaukr |