ありし日の春庭は、「サマータイムオデッセイ」イベント期間中のイベント任務である。其の二の中編である。
手順[]
- 周囲を探す
- 宝箱を守る敵を倒す
ヒルチャール暴徒・雷斧 ×1
ヒルチャール暴徒・炎斧 ×1
ヒルチャール暴徒・木盾 ×1
アビスの魔術師・炎 ×1
アビスの魔術師・雷 ×1
- 精巧な宝箱を開け、築山原岩(左)と築山彫刻道具を入手する。
- 宝箱を守る敵を倒す
- 山石を盆景に入れる
- 煙山霧閣の任務秘境に入る: ありし日の春庭・其の二
- みんなと会話する
- 出口を探す
- 道に沿って進む
- 道場に入って相手を倒す
- 装置を利用して新エリアに入る
- 出口を探す
- 道に沿って進む
- 道場に入って相手を倒す
- 音を追う
- 「万葉」に近づく
- 最後の部屋へ入る
- 未知の空間を通り抜ける
- 旅人が操作できるのは移動キーのみで、カメラの操作はできない。
- 万葉を探す
- みんなと会話する
対話[]
ゲーム内の任務の説明
盆栽に触れると、一行は不思議な幻境に入った。古びた屋敷、長年眠っていた家族の過去…この場所は、楓原万葉と切っても切れない関係にある。
- (秘境に入る時)
- パイモン: わぁ、また違う空間だぞ!
- オズ: 前回と同じく、万葉殿だけがいませんな。
- 辛炎: よし、ここはアタイたちに任せとけ。
- (マークされたエリアに近づく)
- 楓原景春: …これでよし。万葉、ちょうどいいところに来てくれた。見ろ、この石をどう思う?
- 楓原万葉: 精巧で趣深いでござる。
- 楓原景春: ははは、これは本にあった山の景色なのだ。異国には雲の中にそびえ立つような、名のある山がたくさんある。機会があれば、外に出て見てみたいものだな。
- 楓原万葉: 父上にその気さえあれば、いつでもお行きになれよう。
- 楓原景春: そんなことを言ってはならぬ。この父は楓原家の現当主だ。今や楓原家は衰退したが、やるべきことは昔と一つも変わらぬのだ。
- 楓原景春: ただ…そうだな。このように父上の道を貫き、没落した家に全てを捧げることに、果たして意味はあるのであろうか?
- 楓原万葉: 父上、拙者には…分かりませぬ。
- 楓原景春: …万葉、一つだけ覚えておいてくれ。
- 楓原景春: 家族は大切なものであるが、ゆめゆめ縛られてはならぬ。
- 楓原景春: 人のため、家はあるのだ。己が楽しく暮らせねば、家族を幸せにすることもできまいよ。
- 楓原景春: 過去の一件は家に大きな影響を与えたが、それは子孫にまで負わせねばならぬような重荷ではない。
- 楓原景春: …もしいつか、其方が退屈な人生に飽いたら、全てを置いて外に出なさい。生活に縛られるな。
- 楓原万葉: あい分かった。
- (道場に入る)
- ???: ご高名はかねがね。今日は楓原殿にお会いするために参った。お手合わせ願う!
- 楓原久通: お主のような武士と戦えるとは、万葉も光栄に思うことであろう。万葉、しかと備えよ。
- (マークされたエリアに近づく)
- 楓原万葉: 拙者には解せぬ!
- 楓原景春: 万葉、約束を忘れたのか?
- 楓原万葉: 本当にすべてを諦めるのでござるか?確かに今は大変な時ではあるが、父上には拙者がいるであろう。拙者は何の役にも立たぬのか?
- 楓原万葉: 確かに父上ならば、拙者の歳にはすでにお祖父様のお力になっておられただろう。拙者が無能なあまり、父上を失望させたのでござるか、それとも…
- 楓原景春: 万葉!
- 楓原景春: …はぁ、其方にそのようなことで己を責めさせるとは、父として失格だ。
- 楓原景春: 楓原家は、過去の過ちのためにあまりにも多くの代償を支払った。そしてついに、其方の曽祖父様の代から今に至るまで、この翳りを抜け出せなかった。
- 楓原景春: 刀鍛冶は我が一族の責務であるが、家業だけがお主の全てではないのだ。それは忘れてくれるな。
- 楓原景春: ケガをした獣が罠から抜けようとすれば、挟まれた後ろ足を切り捨てる苦痛に耐えねばならぬ。もしそれを損と思うならば罠を離れずともよいが、恐らくそれはより致命的な結果を招くであろう。
- 楓原景春: もうよいのだ、万葉。当主でありながら一族を復興できず、其方に名門士族の若君としての暮らしを与えてやれなかった。なのに、其方は拙者を責めぬ。父はもう、それだけで充分なのだ。
- 楓原景春: 何世代にも渡った苦痛は…今日で終わりにしよう。これからは、重荷を降ろして生きてゆくのだ。
- 楓原景春: 家業を捨てる悪名は、この父が背負えばよい。
- 楓原万葉: …父上…やめてくれ。当主としての能力がないなどという悪名を、父上が背負うべきではござらぬ。
- 楓原万葉: それに、もしその日が本当に来たら、拙者も矢面に立つ。
- 楓原万葉: しばし待たれよ。楓原家はいずれ拙者が継ぐのでござろう。その時になれば、拙者が片づければよい。
- (道場に入る)
- ???: おい、俺様と勝負しようぜ。ん?返事がねえな。まさか、ビビってんのか!?
- 楓原万葉: …お主らごときが、楓原家を相手どる資格はない。
- (マークされたエリアに近づく)
- 楓原万葉: ——楓原家は衰退してしまった……
- パイモン: 万葉の声だ!
- (万葉のイメージに迫る)
- パイモン: いや、違う。見た目はそんなに違わないけど…オイラたちの声が聞こえてないみたいだな。
- パイモン: こいつは多分ただの幻影で、オイラたちと一緒に来た万葉じゃないんだ。
- (未知の空間を進みながら)
- 万葉: もし拙者がもっと優れた武芸を有していれば、きっと父上の力になれたであろうに…はぁ…
- 万葉: ならぬな…家のことで頭がいっぱいで、またうっかりやってしまった。
- 万葉: 「春の野に霞たなびきうら悲しこの夕かげに鶯鳴くも」
- 万葉: できぬと知りながら為そうとされているが、それでも行き詰まっておられたことはない…それが父上の領域でござる。
- (未知の空間を抜けた後)
- パイモン: やっぱり、またここに閉じ込められてたんだな。
- 楓原万葉: はは、これも法則によるものかもしれぬな。
- パイモン: オイラたち、また幻境の迷宮に入ってしまってたんだ。でも今回はなんだか、前回とちょっと違ったような気がするけど。
- 今回見聞きしたものを話した…
- 楓原万葉: 人気はすっかり減り、調度品も昔のような華麗さではなかったと…ふむ、無理からぬことだ。
- 楓原万葉: お主らが見たのは恐らく、衰退の一途を辿る楓原家でござろう。
- パイモン: でも、幻境の中の万葉はなんだか、まるで影みたいだった。とにかく、今のおまえとはちょっと違うんだ。
- フィッシュル: それには、わたくしも同意するわ。
- オズ: 今の万葉殿と比べれば、あの幻影は多くの迷いを抱え、重い運命に悩んでおられるようでしたな。
- モナ: 確かに、重い運命を背負っていました。
- 楓原万葉: それは今の拙者が成長したということ。皆に未熟な己を見られようとは、恥じ入るばかりでござる。
- 楓原万葉: 稲妻を離れてから、拙者は長く各地を流浪していた。しかしそれは悪いことばかりでもござらん。そのおかげで成長できたのだ。
- 楓原万葉: 昔の自分に会えれば良かったのであるが。今の拙者を見れば、あの頃の拙者にもきっと分かった。
- 楓原万葉: ——人生の道のりは長い。それゆえ、拙者は旅に出るのでござる。
- (秘境移行が発生する)
- 楓原万葉: 拙者の思っていた通り、幻境の鍵は盆景でござる。
- パイモン: それじゃ、築山探しを続けようぜ。
その他の言語[]
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
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日本語 | ありし日の春庭 Arishihi no Haruniwa | The Olden Days' Spring Garden |
中国語 (簡体字) | 春庭景如旧 Chūn Tíng Jǐng Rú Jiù | Scenery of the Spring Courtyard in the Past |
中国語 (繁体字) | 春庭景如舊 Chūn Tíng Jǐng Rú Jiù | |
英語 | As the Courtyard in Spring Once Appeared | — |
韓国語 | 변함없는 봄의 정경 Byeonhameomneun Bom-ui Jeonggyeong | Unchanging Sunlight of Yard of Spring |
スペイン語 | Jardín primaveral de antaño | Spring Garden of Old |
フランス語 | La cour printanière d'antan | The Vernal Courtyard of Yesteryear |
ロシア語 | Весенний дворик прошлых лет Vesenniy dvorik proshlykh let | Spring Courtyard of Past Years |
タイ語 | ดั่งย้อนวิวทิวทัศน์สวนวสันต์ Dang Yon Wio Thiothat Suan Wasan | As Yesteryear in the Spring Garden |
ベトナム語 | Vườn Xuân Cảnh Như Xưa | |
ドイツ語 | Der Frühlingshof, wie er einst war | The Spring Courtyard as It Once Was |
インドネシア語 | Bagaikan Pekarangan Musim Semi yang Dulu Pernah Ada | Like the Spring Courtyard That Once Existed |
ポルトガル語 | Jardim Primaveril de Outrora | Spring Garden of Yore |
トルコ語 | Bahar Bahçesinden Manzaralar | |
イタリア語 | Come appariva un tempo il cortile in primavera |